JP4374266B2 - 無線通信装置、ハンズフリー通話装置、無線通信装置の制御方法、制御プログラム及び記録媒体 - Google Patents

無線通信装置、ハンズフリー通話装置、無線通信装置の制御方法、制御プログラム及び記録媒体 Download PDF

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本発明は、通信端末と近距離無線通信する無線通信装置、ハンズフリー通話装置、無線通信装置の制御方法、制御プログラム及び記録媒体に関する。
自動車の車室内において、ユーザが携帯電話機を把持せずとも、携帯電話機による通話(いわゆる、ハンズフリー通話)を可能にするハンズフリー通話装置が提供されている。また、最近では、携帯電話機およびハンズフリー通話装置の通信接続を有線ではなく、近距離無線によって行うものもある。
ところで、1台のハンズフリー通話装置と同時に通信可能な携帯電話機の台数は1台であるのが一般的である。従って、ハンズフリー通話装置とユーザの携帯電話機とがデータ通信しているときに、近距離無線通信機能を有した第三者の携帯電話機がハンズフリー通話装置の通信エリアに侵入してきた場合、ユーザがハンズフリー通話中であるにもかかわらず、ハンズフリー通話装置がユーザの携帯電話機とのデータ通信を終了し、第三者の携帯電話機との間でデータ通信を開始してしまうといった問題が生じ得る。
この問題を解決する従来技術として、ハンズフリー通話装置が、PIN(Personal Identification Number:暗証番号)の入力を求め、正当なPINが入力された時点で、通信エリアに在圏する携帯電話機とだけ通信接続するものがある(例えば、特許文献1参照)。すなわち、ハンズフリー通話装置は、PIN入力された時に在圏する携帯電話機とだけデータ通信するため、ユーザの意図に反してデータ通信先の携帯電話機が切り替わるのが防止されることになる。
特開2002−171337号公報
しかしながら、ハンズフリー通話装置は、車室内に設置されるものであり、そのサイズに制約があるため、ユーザインターフェースのサイズも制限される。このため、ハンズフリー通話装置の使用開始時に毎回PIN入力作業を行わなければならないのは煩雑であり好ましくない。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、ユーザが簡単に所望する通信端末とだけ通信接続させることが可能な無線通信装置、ハンズフリー通話装置、無線通信装置の制御方法、制御プログラム及び記録媒体を提供することを目的としている。
上述課題を解決するため、本発明は、通信端末と近距離無線通信する無線通信装置において、前記通信端末と近距離無線通信するための利得の異なる複数のアンテナと、前記複数のアンテナのうち、最も利得の低い前記アンテナを介して通信可能な前記通信端末が存在するか否かを、利得の高い前記アンテナから順に通信端末を検索することによって検索し、検索された場合は、その検索された前記通信端末と優先的に通信接続する通信制御手段とを備えることを特徴とする。この構成によれば、最も利得の低いアンテナを介して通信可能な通信端末と優先的に通信接続するので、ユーザは、所望の通信端末を最も利得の低いアンテナの通信エリアに配置するだけで、その通信端末を優先的に通信接続させることができる。
上記構成において、前記通信制御手段は、最も利得の低い前記アンテナを介して通信可能な前記通信端末が検索された場合は、その検索された前記通信端末を通信接続先として登録し、その後に、最も利得の低い前記アンテナを介して通信可能な前記通信端末が検索されなかった場合は、通信接続先として登録された前記通信端末との通信接続を継続することが好ましい。また、前記通信制御手段は、最も利得の低い前記アンテナを介して通信可能な前記通信端末が検索されない場合であって、かつ、通信接続先として登録された前記通信端末と通信不能な場合、或いは、通信接続先が未登録の場合は、ユーザに対して認証情報の入力を促し、入力された認証情報に基づいて通信可能な他の前記通信端末が正当か否かの認証処理を実行し、認証された場合に当該通信端末と通信接続するようにしてもよい。
また、本発明は、車両に配置され、車両内の電話端末と近距離無線通信して前記電話端末を介したハンズフリー通話制御を行うハンズフリー通話装置において、前記電話端末と近距離無線通信するための利得の異なる複数のアンテナと、前記複数のアンテナのうち、、最も利得の低い前記アンテナを介して通信可能な前記電話端末が存在するか否かを、利得の高い前記アンテナから順に電話端末を検索することによって検索し、検索された場合は、その検索された前記電話端末と優先的に通信接続する通信制御手段とを備えることを特徴とする。この構成によれば、ユーザは、所望の電話端末を最も利得の低いアンテナの通信エリアに配置するだけで、その電話端末を優先的に通信接続させてハンズフリー通話に使用することができる。
また、本発明は、通信端末と近距離無線通信する無線通信装置の制御方法において、前記通信端末と近距離無線通信するための利得の異なる複数のアンテナのうち、最も利得の低い前記アンテナを介して通信可能な前記通信端末が存在するか否かを、利得の高い前記アンテナから順に通信端末を検索することによって検索し、検索された場合は、その検索された前記通信端末と優先的に通信接続することを特徴とする。
また、本発明は、以上説明した無線通信装置及びその制御方法に適用する他、この発明を実施するための制御プログラムを電気通信回線を介して一般ユーザに配布したり、そのようなプログラムを、磁気記録媒体、光記録媒体、半導体記録媒体等のコンピュータに読み取り可能な記録媒体に格納して一般ユーザに配布する、といった態様でも実施され得る。
本発明は、ユーザが簡単に所望する通信端末とだけ通信接続させることができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。本実施形態では、自動車等の車両で用いられるハンズフリー通話装置を例示する。
図1は、本実施形態にかかるハンズフリー通話装置10を周辺構成と共に示す概略図である。なお、この図には、このハンズフリー通話装置10が配置される車両Xの車内を上面から見た概略図が示され、符号X1は運転席、符号X2は助手席、符号X3は後部座席を示している。
このハンズフリー通話装置10は、車両Xのダッシュボード等に配置され、車内に配置された携帯電話機20と近距離無線通信する無線通信装置として機能するものであり、ユーザ(運転者等)からの送話音声を携帯電話機20に送信する共に、携帯電話機20から受話音声を受信して車室内に放音してハンズフリー通話を可能にする装置である。
携帯電話機20は、移動通信網30を介して他の携帯電話機40や固定電話(図示略)と通話通信するものであり、例えば、スピーカフォンやマイクロフォン、通話通信のための通信部といった、一般的な携帯電話機が備える構成要素の他に、近距離無線通信モジュール20aを備える。近距離無線通信モジュール20aは、アンテナ、送受信信号処理部(RF部)、送受信信号のデジタル処理部(ベースバンド部)などを備え、Bluetooth(登録商標)規格に準拠してハンズフリー通話装置10と近距離無線によるデータ通信をする。なお、近距離無線通信モジュール20aは、携帯電話機20に内蔵されても良く、また、携帯電話機20に着脱自在な外部モジュールとして構成されても良い。
図2は、ハンズフリー通話装置10の機能的構成を示すブロック図である。この図において、制御部200は、CPUを備え、このハンズフリー通話装置10全体を制御するコンピュータとして機能する。近距離無線通信部201は、携帯電話機20が備える近距離無線通信モジュール20aとBluetooth規格に準拠した近距離無線通信を行うものである。
詳述すると、この近距離無線通信部201は、図2に示すように、利得の異なる2つのアンテナ201a、201bをスイッチ(SW)202により適当な時間間隔で切り替えて、利得の低いアンテナ201aにより半径数十cm程度の狭い通信エリアAを形成すると共に、利得の高いアンテナ201bにより半径数mの広い通信エリアBを形成するようになっている。さらに詳述すれば、上記アンテナ201aは、上記通信エリアAが、運転席X1周辺をカバーするように、その指向性及び設置位置が適切に設定され、また、上記アンテナ201bは、上記通信エリアBが車両Xの車内及びトランク内をくまなくカバーするように、その指向性及び設置位置が適切に設定される。なお、この近距離無線通信部201は、アンテナ以外の構成は、一般の近距離無線モジュール(20a)と同様の構成(送受信信号処理部(RF部)、送受信信号のデジタル処理部(ベースバンド部)等)をほぼ適用することが可能である。
ここで、Bluetooth規格によれば、複数の通信端末がピコネットと呼ばれる無線LANを形成し、互いにデータ通信する場合、各通信端末のうちの1台がマスタとなると共に、他の通信端末がスレーブとなる。そして、マスタを担う通信端末は、周囲に接続可能な通信端末が存在するかを周期的に探索する処理(いわゆる、Inquiry処理)を実行する。本実施形態では、ハンズフリー通話装置10がマスタとなり、携帯電話機20がスレーブになるものとし、ハンズフリー通話装置10がInquiry処理を実行するようになっている。
操作部203は、ユーザが自装置の電源投入といった基本的な操作をするための操作子や、電話番号等を入力するためのテンキー等を備えている。表示部204は、例えば液晶パネルを備え、各種情報を表示する。受音部205は、マイクロフォンやA/D変換器などを備え、ユーザの発した音声(送話音声)を収音し、音声信号に変換した後に制御部200に出力する。
放音部206は、スピーカフォンや信号増幅器、D/A変換器などを備え、制御部200からの音声信号に従って音声(受話音声)を放音する。なお、スピーカフォンは、車両Xが予め備えるスピーカフォンであってもよい。記憶部207は、例えばEEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)などのメモリを備え、制御部200によって実行される制御プログラムの他、各種データが記憶されている。
なお、本実施形態において、データ通信とは、OSI(Open System Interconnection)基本参照モデルで言うところの物理層を除いた上位層レベルを含む通信を指す。より具体的には、携帯電話機20への送話信号(ユーザが送話のために発した音声信号)の送信や携帯電話機20からの受話信号(通話相手が発した音声信号)の受信といったアプリケーション層レベルでの通信が含まれる。
次いで、本実施形態に係るハンズフリー通話装置10の動作について説明する。図3は、ハンズフリー通話装置10の動作を示すフローチャートである。同図に示すように、ハンズフリー通話装置10の制御部200は、上述したInquiry処理を実行し(ステップS1)、まず、通信エリアB内に、通信可能な携帯電話機20が在圏するか否かを判別する(ステップS2)。この判別結果がNOであれば、制御部200は、再度、通信可能な携帯電話機20を探索すべく、処理手順をステップS1に戻し、Inquiry処理を実行する。
一方、ステップS2における判別結果がYESの場合、制御部200は、通信エリアBより狭い通信エリアA内に、通信可能な携帯電話機20が在圏するか否かを判定する(ステップS3)。なお、この判定は、アンテナ201aにより携帯電話機20からの応答信号を受信したか否かを判定することにより実現される。この判別の結果、制御部200は、通信エリアA内に通信可能な携帯電話機20が在圏しない場合は処理手順をステップS1に戻す一方、通信エリアA内に通信可能な携帯電話機20が在圏する場合は、通信エリアA内に在圏する携帯電話機20を通信接続先として登録し、その携帯電話機20と通信接続する(ステップS4)。なお、通信接続とは、マスタを担うハンズフリー通話装置10とスレーブを担う携帯電話機20とがピコネット内同期をしており、データ通信を行うことが可能な状態である。
そして、制御部200は、通信接続後は、通信接続した携帯電話機20の発着信を待機する状態となり、この携帯電話機20を介したハンズフリー通話を制御する。具体的には、制御部200は、操作部203を介して発信指示や電話番号を入力すると、近距離無線通信部201を介して発信コマンド及び電話番号を送信して携帯電話機20に発信処理を行わせ、その後、携帯電話機20と音声通信することにより、携帯電話機20から受信した受話音声を放音部206から放音させ、受音部205から入力した送話音声を携帯電話機20に送信する。
また、制御部200は、近距離無線通信部201を介して携帯電話機20から着信トリガ信号(着信音の音声信号を含む)を受信することにより着信を検知し、着信音を放音部206から放音させ、操作部203を介して通話指示を入力すると、対応する制御コマンドを送信して携帯電話機20を通話状態に制御した後、携帯電話機20と音声通信する。
これにより、通信接続された携帯電話機20以外の携帯電話機20(以下、20’と表記する)が通信エリアBに入ってきても、携帯電話機20’との通信は無視され、通信接続先として登録した携帯電話機20との通信が途絶える事無く通話し続けることが可能となる。また、通信接続された携帯電話機20が通信エリアA外に移動されても、制御部200は、アンテナ201a及びアンテナ201bにより携帯電話機20と通信するため、通信接続先として登録した携帯電話機20との通信接続を維持することができる。
また、制御部200は、通信接続後も上記ステップS1〜ステップS4の処理を所定の時間間隔で繰り返し実行する。これにより、通信接続された携帯電話機20が通信エリアA外に移動された後に、別の携帯電話機20(以下、20’’)が通信エリアA内に在圏した場合は、この携帯電話機20’’が通信接続先として登録され、この携帯電話機20’’と通信接続されることとなる。すなわち、このハンズフリー通話装置10は、最後に通信エリアAに在圏した携帯電話機20と優先的に通信接続して、ハンズフリー通話を行うようになっている。
従って、ユーザ(運転者)は、自身の携帯電話機20を通信エリアA内に移動しさえすれば、PIN入力無しに、その携帯電話機20を使ってハンズフリー通話を行うことができる。
以上説明したように、本実施形態に係るハンズフリー通話装置10は、2つのアンテナ201a、201bのうち、利得の低いアンテナ201aを介して通信可能な携帯電話機20が存在すれば、この携帯電話機20を優先的にハンズフリー通話対象の携帯電話機とするため、ユーザは、所望の携帯電話機20をアンテナ201aの通信エリアA内に配置すれば、煩わしいPIN入力無しに、その携帯電話機20を使ってハンズフリー通話を行うことができ、また、ハンズフリー通話に使用する携帯電話機20をPIN入力無しに容易に変更することができる。
また、このハンズフリー通話装置10は、アンテナ201a、201bの両方を使って携帯電話機20と通信するため、通信接続後に携帯電話機20が通信エリアA外(例えば、トランク)に移動されても、アンテナ201bの通信エリアB内であれば通信接続を維持でき、通話が途切れることがない。
<変形例>
上述した実施形態は、あくまでも例示であり、本発明の範囲内で任意に変形可能である。以下、実施形態の変形例について例示する。
(1) 上述した実施形態において、通信エリアAに携帯電話機20が存在せず、かつ、通信接続先として登録された携帯電話機20が存在せず通信不能な場合、或いは、通信接続先が未登録の場合は、通信エリアBに在圏する携帯電話機20をハンズフリー通話対象の携帯電話機にできるようにしてもよい。この場合のハンズフリー通話装置10の構成は、第1実施形態に係るハンズフリー通話装置10と略同様であるため、その説明を省略し、異なる動作の部分についてのみ説明する。
図4は、本実施形態に係るハンズフリー通話装置10の動作を示すフローチャートである。なお、第1実施形態のハンズフリー通話装置10と同一の処理は同一の符号を付して示し、その説明は省略する。
制御部200は、ステップS3における比較の結果、通信エリアA内に通信可能な携帯電話機20が在圏しない場合、通信接続先が未登録か否かを判断し(ステップS11)、この判別結果がNOである場合(登録済みの場合)は、登録された携帯電話機20が通信エリアBに在圏して通信可能か否かを判定する(ステップS12)。
この判別結果がYESである場合、制御部200は、登録された携帯電話機20との通信接続を継続する一方、この判別結果がNOである場合、ユーザに対して、通信エリアBに在圏する携帯電話機20と通信接続するか否かのメッセージと共に、認証情報としてのPIN(暗証情報)の入力を促すメッセージを表示部204に表示させ(ステップS13)、所定時間の間(例えば、数秒乃至数十秒)PINの入力を待ち受ける(ステップS14)。
次いで、制御部200は、ステップS14においてPINの入力があったか否かを判別する(ステップS15)。この判別結果がNOである場合には、制御部200は、処理手順をステップS1に戻し、通信エリアBに在圏する携帯電話機20を検索すべく、Inquiry処理を実行する。
一方、ステップS15における判別結果がYESである場合、制御部200は、携帯電話機20からPINを取得すべく、携帯電話機20にPINの要求を送信し(ステップS16)、所定時間、携帯電話機20からのPINの送信を待ち受ける(ステップS17)。ここで、携帯電話機20は、PINの要求を受信すると、PIN入力を促すメッセージを表示部に表示する。そして、携帯電話機20は、ユーザによってPINが入力されたことを検出した場合には、このPINをハンズフリー通話装置10に送信する。
ハンズフリー通話装置10の制御部200は、ステップS17において、所定時間待ち受けた後、携帯電話機20からPINが送信されてきたかを判別し(ステップS18)、この判別結果がNOであれば、処理手順をステップS1に戻す。一方、ステップS18における判別結果がYESであれば、受信したPINと、ステップS15においてユーザによって入力されたPINとを比較して、双方が一致しているかを判別する(ステップS19)。この判別結果がNOであれば、制御部200は、携帯電話機20から受信したPINが間違っている旨を表示部204に表示させ(ステップS20)、処理手順をステップS1に戻す。
一方、ステップS19における判別結果がYESである場合、制御部200は、携帯電話機20を通信接続先として登録して通信接続する(ステップS4)。そして、制御部200は、それ以降、ユーザに対してハンズフリー通話を提供すべく、通信接続した携帯電話機20の発着信を待機する状態となる。
これにより、上記実施形態の効果に加えて、ユーザが、ハンズフリー通話に使用したい携帯電話機20を通信エリアA内に一度も置かず、例えば、車両のトランクに入れたままであっても、PINによる認証を条件として、ハンズフリー通話対象の携帯電話機とすることが可能となる。
(2) 上述した各実施形態において、近距離無線通信としてBluetooth規格に準拠する通信を例示したが、近距離無線通信であれば規格は任意である。なお、アンテナを2本使用する場合について述べたが、複数本のアンテナを具備していてもよい。また、一台の近距離無線通信部201が2つのアンテナ201a、201bを使用する場合について述べたが、アンテナ毎に近距離無線通信部を設けても良い。
(3) 上述した各実施形態では、本発明を適用する無線通信装置としてハンズフリー通話装置10を例示したが、これに限らず、それ以外の無線通信装置に広く適用することができる。また、電話端末或いは通信端末として携帯電話機20を例示したが、これに限らず、近距離無線通信機能を備えたPHS(登録商標)やIP電話等の電話端末等を広く適用することができる。
(4) 上述した各実施形態では、通信接続を行うための制御プログラムをハンズフリー通話装置10の記憶部207に予め記憶しておく場合について説明したが、この制御プログラムを、磁気記録媒体、光記録媒体、半導体記録媒体等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体に格納し、コンピュータが記録媒体からこの制御プログラムを読み取って実行するようにしてもよい。また、この制御プログラムを電気通信回線を介して通信ネットワーク上の配信サーバ等からダウンロードできるようにしてもよい。
本実施形態にかかるハンズフリー通話装置を周辺構成と共に示す概略図である。 ハンズフリー通話装置の機能的構成を示すブロック図である。 ハンズフリー通話装置の動作を示すフローチャートである。 変形例に係るハンズフリー通話装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 ハンズフリー通話装置
20 携帯電話機
200 制御部
201 近距離無線通信部
201a、201b アンテナ
202 スイッチ(SW)
207 記憶部

Claims (7)

  1. 通信端末と近距離無線通信する無線通信装置において、
    前記通信端末と近距離無線通信するための利得の異なる複数のアンテナと、
    前記複数のアンテナのうち、最も利得の低い前記アンテナを介して通信可能な前記通信端末が存在するか否かを、利得の高い前記アンテナから順に通信端末を検索することによって検索し、検索された場合は、その検索された前記通信端末と優先的に通信接続する通信制御手段と
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記通信制御手段は、最も利得の低い前記アンテナを介して通信可能な前記通信端末が検索された場合は、その検索された前記通信端末を通信接続先として登録し、その後に、最も利得の低い前記アンテナを介して通信可能な前記通信端末が検索されなかった場合は、通信接続先として登録された前記通信端末との通信接続を継続することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記通信制御手段は、最も利得の低い前記アンテナを介して通信可能な前記通信端末が検索されない場合であって、かつ、通信接続先として登録された前記通信端末と通信不能な場合、或いは、通信接続先が未登録の場合は、ユーザに対して認証情報の入力を促し、入力された認証情報に基づいて通信可能な他の前記通信端末が正当か否かの認証処理を実行し、認証された場合に当該通信端末と通信接続することを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信装置。
  4. 車両に配置され、車両内の電話端末と近距離無線通信して前記電話端末を介したハンズフリー通話制御を行うハンズフリー通話装置において、
    前記電話端末と近距離無線通信するための利得の異なる複数のアンテナと、
    前記複数のアンテナのうち、最も利得の低い前記アンテナを介して通信可能な前記電話端末が存在するか否かを、利得の高い前記アンテナから順に電話端末を検索することによって検索し、検索された場合は、その検索された前記電話端末と優先的に通信接続する通信制御手段と
    を備えることを特徴とするハンズフリー通話装置。
  5. 通信端末と近距離無線通信する無線通信装置の制御方法において、
    前記通信端末と近距離無線通信するための利得の異なる複数のアンテナのうち、最も利得の低い前記アンテナを介して通信可能な前記通信端末が存在するか否かを、利得の高い前記アンテナから順に通信端末を検索することによって検索し、
    検索された場合は、その検索された前記通信端末と優先的に通信接続する
    ことを特徴とする無線通信装置の制御方法。
  6. 通信端末と近距離無線通信する無線通信装置をコンピュータにより制御するための制御プログラムにおいて、
    前記通信端末と近距離無線通信するための利得の異なる複数のアンテナのうち、最も利得の低い前記アンテナを介して通信可能な前記通信端末が存在するか否かを、利得の高い前記アンテナから順に通信端末を検索することによって検索させ、
    検索された場合は、その検索された前記通信端末と優先的に通信接続させる
    ことを特徴とする制御プログラム。
  7. 通信端末と近距離無線通信する無線通信装置をコンピュータにより制御するための制御プログラムを記録した記録媒体において、
    前記通信端末と近距離無線通信するための利得の異なる複数のアンテナのうち、最も利得の低い前記アンテナを介して通信可能な前記通信端末が存在するか否かを、利得の高い前記アンテナから順に通信端末を検索することによって検索させ、
    検索された場合は、その検索された前記通信端末と優先的に通信接続させるための制御プログラムをコンピュータ読み取り可能に記録したことを特徴とする記録媒体。
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