JP4372479B2 - インバータカバー - Google Patents

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Description

本発明は、インバータが内部に収容せしめられる金属製容器本体の開口部を閉塞するように取り付けられるインバータカバーに係り、特に、走行用の駆動力源として電動機を用いる電気自動車において、インバータで発生する電磁波ノイズが外部に放出されるのを防止する金属製容器の一部を構成するインバータカバーの改良に関するものである。
従来から、直流・交流間の電力変換手段としてのインバータが、各種の分野において用いられてきており、例えば、電気自動車、具体的にはバッテリーから供給される電気エネルギーによって作動せしめられる電動機を、走行用の主駆動力源として、或いは補助駆動力源として備えている電気自動車においては、スイッチング動作によって、バッテリーの直流エネルギーを交流エネルギーに変換して、必要な電力を電動機に供給すべく、インバータが設置されている。
そして、よく知られているように、かかるインバータにあっては、スイッチング動作等に起因して、車載ラジオや車載無線機等の受信障害となる電磁波ノイズが発生することとなるため、そのようなインバータが設置される電気自動車等では、インバータ或いはインバータと共にバッテリーや電動機等を金属製容器内に収容して、静電シールドし、電磁波ノイズが金属製容器の外部へ漏れないようにした構造が、採用されている(例えば、特許文献1及び2参照)。
すなわち、この金属製容器を用いたインバータの静電シールド構造は、一般に、インバータが、アルミダイキャスト品等からなる所定の金属製容器本体内に収容される一方、かかる金属製容器本体の開口部が、鋼板やアルミニウム板等の金属板材からなるインバータカバーにて閉塞され、そして、それら容器本体とインバータカバーとが、それぞれの合せ面に一体形成された外フランジ部同士において、所定の取付ボルト等により、小さな抵抗接触の下において締結せしめられて、それらの間の良好な電気的導通が図られ、以て、電磁波ノイズのシールド性が確保され得るようになっているのである。
かかる状況下、近年では、従来のガソリンエンジンと共に電動機が搭載された自動車の開発、普及に応じて、そのような自動車の限られたエンジンルームのスペース内に設置されるインバータの小型化が活発に進められてきており、それに伴って、上述の如きインバータの静電シールド構造を構成するインバータカバーに対しても、その小型化が望まれている。
ところが、従来のインバータカバーにあっては、電動機のスタートや加速に際して、バッテリーから電動機への印加電圧の急激な上昇時に、インバータからインバータカバーへの放電による漏電を防ぐ上で、インバータとの間に10mm程度の隙間が必要とされており、それが小型化を図る上において大きな妨げとなっていた。従って、かかる従来のインバータカバーでは、小型化の要求を十分に満たし得る程のコンパクトな構造が、未だ実現されていないのである。
特開平7−7810号公報 特開平8−98328号公報
ここにおいて、本発明は、上述せる如き事情を背景にして為されたものであって、その解決課題とするところは、電磁波ノイズのシールド性に優れると共に、インバータからの漏電が確実に防止され得る特性が、よりコンパクトな構造において有利に実現され得るインバータカバーを提供することにある。
そして、本発明にあっては、かかる課題を解決するために、その第一の態様として、インバータが内部に収容せしめられる金属製容器本体に対して、その開口部を閉塞するように取り付けられるインバータカバーであって、天板部とその周縁部から垂下する側壁部と該側壁部の下端に周設されて側方に延出する外フランジ部とを一体的に有する、上方に凸なる形状の金属製の外側カバーと、かかる外側カバーの内側に、その天板部と側壁部の内面の全面を覆って配置された、耐熱性を有する絶縁材料からなる内側カバーとにて構成されていると共に、前記外側カバーの外側面となる面に、潤滑性塗膜が設けられて、プレス成形操作にて、該外側カバーが成形されており、更に該外側カバーの内面側の面となる、天板部及び側壁部の内面の全面及び外フランジ部の下面の全面に、導電性塗膜が形成されて、該外フランジ部において、前記金属製容器本体の開口部に重ね合わされ、該導電性塗膜を介して取り付けられるようになっていることを特徴とするインバータカバーを、その要旨とするものである。
また、本発明に従うインバータカバーの第二の態様によれば、前記内側カバーが、熱硬化性樹脂材料、若しくは軟化温度が150℃以上である熱可塑性樹脂材料にて構成されることとなる。
さらに、本発明に従うインバータカバーの第三の態様によれば、前記外側カバーの外面側となる面に、ポリエステル樹脂系塗料からなる潤滑性塗膜を有する一方、該外側カバーの内面側となる面に、球状のNiフィラーを配合せしめたポリエステル樹脂系塗料からなる導電性塗膜を有するアルミニウム板材を用いて、該外側カバーが形成される。
また、本発明に従うインバータカバーの第の態様によれば、前記外側カバーの内面と前記内側カバーの外面うちの何れか一方に、前記金属製容器本体への取付状態下で側方に向かって開口する凹部が設けられる一方、それらのうちの何れか他方に、該凹部内に突入可能な凸部が設けられて、該内側カバーが該外側カバーの内側に配置された状態下で、該凸部が該凹部内に突入せしめられて、該凹部に係合することにより、該金属製容器本体への取付状態下における該外側カバーの内側からの該内側カバーの脱落が阻止され得るように構成される。
すなわち、前述せる本発明に従うインバータカバーの第一の態様にあっては、金属製の外側カバーを有しているところから、インバータが収容される金属製容器本体に対して、その開口部を閉塞するように取り付けられた状態下で、それら外側カバーと容器本体との間の電気的導通性が良好に確保され得、それによって、電磁波ノイズのシールド性が、優れた特性において効果的に確保され得る。
また、このような本発明に係るインバータカバーにおいては、外側カバーの内側に、絶縁材料からなる内側カバーが、外側カバーの内面の全面を覆って配置されているため、容器本体への取付状態下で、容器本体内に収容されるインバータと金属製の外側カバーとが、それらの間に存在する内側カバーにて絶縁状態とされ、それによって、容器本体内に収容されるインバータと外側カバーとの間に、それらの電気的導通を遮断するために設けられる隙間が、従来の10mmよりも小さくとも、電動機のスタートや加速に際して、バッテリーから電動機への印加電圧の急激な上昇時に、インバータからインバータカバーへの放電による漏電が、確実に防止され得る。そして、その結果として、従来品よりもコンパクトな構造をもって、インバータからの漏電防止が有利に図られ得ることとなる。
従って、かくの如き本発明に従うインバータカバーにあっては、電磁波ノイズのシールド性に優れると共に、インバータからの漏電が確実に防止され得る特性が、よりコンパクトな構造において、極めて有利に実現され得ることとなるのである。
しかも、本発明に従うインバータカバーにおいては、内側カバーが耐熱性を有しているため、かかる内側カバーを有しない従来品と同様に、例えば、電動機と共にエンジンが搭載される自動車の、高温となるエンジンルーム内に設けられたインバータを収容する金属製容器の構成部材として、極めて有利に用いられ得る。
また、本発明に従うインバータカバーの第二の態様においては、内側カバーが、熱可塑性樹脂材料、若しくは軟化温度が150℃以上である熱可塑性樹脂材料にて構成されるところから、かかる内側カバーの成形性が有利に高められ得ると共に、内側カバー、ひいてはインバータカバー全体の重量の軽量化が、効果的に図られ得る。
しかも、かかるインバータカバーにあっては、内側カバーが、上述の如き特定の合成樹脂材料にて構成されているため、例えば、電動機と共にエンジンが搭載される自動車のエンジンルーム内に設置される場合に、高温環境下で変形するようなことが有利に回避され得て、良好な使用状態が安定的に維持され得る。
さらに、本発明に従うインバータカバーの第三の態様にあっては、外側カバーが、アルミニウム板材を用いて形成されるため、外側カバー、ひいてはインバータカバー全体の軽量性が確保され得る。また、かかるアルミニウム板材のそれぞれの面に、所定のポリエステル樹脂系塗料からなる潤滑性塗膜及び導電性塗膜が形成されているところから、その一方の面に形成された潤滑性塗膜を利用して所定の成形操作を実施し、目的とするカバー形状の外側カバーを成形性良く得ることが出来、また他方の面に形成された導電性塗膜が、外側カバー内面側となるようにすることによって、外側カバー内面の導電性が効果的に高められ得ると共に、金属製容器本体に重ね合わされる外側カバー周縁部の当接面にも、そのような導電性塗膜が存在することとなることにより、それら外側カバーと金属製容器本体との間の電気的導通性が良好に確保され得、以て電磁波ノイズのシールド性も効果的に高められ得ることとなる。しかも、外側カバーの外面と内面とに、それぞれ所定のポリエステル樹脂系塗料を用いて塗膜が形成されていることによって、耐食性も、十分に確保され得る。
さらに、本発明に従うインバータカバーの第の態様にあっては、外側カバーの内側の所定位置における内側カバーの配置状態が、より安定的に維持され得、それによって、例えば、容器本体への取付状態下で、容器本体内に収容されるインバータに対する内側カバーの接触が有利に回避されて、かかる内側カバーのインバータとの接触に起因する内側カバーやインバータの破損や損傷が未然に防止され得る。
以下、本発明をより具体的に明らかにするために、本発明に係るインバータカバーの構成について、図面を参照しつつ、詳細に説明することとする。
先ず、図1及び図2には、本発明に従うインバータカバーの一実施形態として、電気自動車に設置されるインバータを収容するための金属製容器の一部を構成するインバータカバーが、その斜視形態と縦断面形態とにおいて、それぞれ概略的に示されている。それらの図から明らかなように、本実施形態のインバータカバー10は、外側カバー12と、その内側に配置された内側カバー14とを有して、構成されている。
より具体的には、このインバータカバー10を構成する外側カバー12は、全体として、矩形の筐体形状を呈しており、矩形の天板部16と、かかる天板部16の四つの辺部に対して、所定高さをもって一体的に立設された四つの側壁部18a〜dとを有して、構成されている。また、この外側カバー12における各側壁部18の先端部分には、外方に延び出す外フランジ20が、一体的に周設されており、更に、かかる外フランジ20には、図示しない、インバータが収容された金属製容器本体に取り付けるための取付ボルトの挿通孔22が、所定の間隔をおいて、複数個設けられている。
そして、このような外側カバー12にあっては、特に、四つの側壁部18a〜dの高さが、従来のインバータカバーの側壁部よりも、所定寸法低くされていると共に、それら四つの側壁部18a〜dのうち、互いに対向する二つの側壁部18a,18bの長さ方向の両端部位には、例えば、それらの両端部位に対する部分的な曲げ加工等行うことによって、外方に凸となり、且つ内方に向かって開口する凹部24が、それぞれ形成されている。
また、ここでは、そのような外側カバー12が、所定厚さのアルミニウム板材からなり、このアルミニウム板材に対して、例えばプレス成形等の所定の成形操作を行うことによって得られた成形品にて構成されている。なお、この外側カバー12を与えるアルミニウム板材としては、従来からインバータカバー素材として用いられる各種のアルミニウム若しくはアルミニウム合金からなる板材が用いられ、また、その厚さも、適宜に選定されることとなるが、通常、0.5〜1.5mm程度の厚さのものが、好適に用いられる。
そして、かかるアルミニウム板材にあっては、外側カバー12の外面側となる一方の面に、所定の潤滑性塗膜が設けられ、また外側カバー12の内面側となる他方の面には、所定の導電性塗膜が設けられており、それによって、図3に示される如く、外側カバー12における天板部16の上面と各側壁部18の外側面、つまり外側カバー12の外面の全面と、かかる外側カバー12に設けられた外フランジ20の上面の全面とに対して、潤滑性塗膜26が形成されている一方、外側カバー12における天板部16の下面と各側壁部18の内側面、つまり外側カバー12の内面の全面と、かかる外側カバー12に設けられた外フランジ20の下面の全面とに対して、導電性塗膜28が形成されている。
また、このような外側カバー12の外面と外フランジ20の上面に形成される潤滑性塗膜26は、ポリエステル樹脂系塗料を用いて、外側カバー12を与えるアルミニウム板材の一方の面に、従来と同様な塗装手法により塗布されて、形成されるものであり、そこでは、炭素数が400〜1000のポリエステル樹脂を主成分として含有するポリエステル樹脂系塗料が、好適に採用されることとなる。そして、そのようなポリエステル樹脂系塗料からなる潤滑性塗膜26が、外側カバー12に、例えば、5〜30μm程度の膜厚において形成されていることによって、外側カバー12に対して、優れた潤滑特性に基づくところの有効な成形性、プレス加工性、曲げ加工性等の特性と、十分な耐食性とが、何れも有利に付与されている。
一方、外側カバー12の内面と外フランジ20の下面に形成される導電性塗膜28も、基本的には、前記潤滑性塗膜26を与えるポリエステル樹脂系塗料を用いて、外側カバー12を与えるアルミニウム板材の他方の面に、従来と同様な塗装手法により塗布されて、形成されるものであるが、導電性塗膜28の場合にあっては、更に、そのようなポリエステル樹脂系塗料に対して、Niフィラーが配合、含有せしめられることにより、潤滑性塗膜26の有する特性に加えて、導電性が付与されている。また、このNiフィラーとしては、有利には、その短径/長径比が0.7〜1.0の範囲にある真球状に近い球状形状のNiフィラーが好適に採用され、それによって、Niフィラーが導電性塗膜28内において層状に連なることなく、その一部が導電性塗膜28の表面に露呈し、或いはそれから突出するように位置せしめられるようになっている。
かくして、球状のNiフィラーが配合されたポリエステル樹脂系塗料からなる導電性塗膜28が、外側カバー12に形成されていることにより、外側カバー12に対して、十分な耐食性に加えて、極めて優れた導電性が付与されると共に、外側カバー12における導電性塗膜28の形成面の全面が、Niフィラーによって覆われてしまうことなく、アルミニウム板の金属光沢が、充分高度に確保され、更に、外側カバー12の成形時におけるアルミニウム板材に対するプレス成形加工に際して、塗膜割れ等の問題の発生が有利に防止され得て、極めて優れたプレス成形性も実現され得るようになっている。
なお、球状のNiフィラーは、一般に、塗料中の塗料樹脂の100重量部に対して、1〜20重量部となる割合において配合せしめられ、また、その粒径としては、充分な導電性を得る上において、導電性塗膜28の膜厚に対して1倍〜2倍の大きさのものが、好適に採用される。余りにも大きな粒径のNiフィラーは、塗膜からの脱離や耐食性の低下等の問題を新たに惹起することとなるところから、避けることが望ましいのである。ここで、導電性塗膜28の膜厚としては、充分な耐食性を確保しつつ、塗装ムラの発生やプレス成形性の低下等の問題の発生を避ける等の観点よりして、1〜20μmの範囲内の膜厚が採用されることとなる。
そして、本実施形態のインバータカバー10にあっては、特に、上述の如き外側カバー12の内側に、従来品には見られない特別な内側カバー14が配置されているところに、大きな特徴が、存しているのである。
すなわち、内側カバー14は、図2に示されるように、全体として、外側カバー12と同様に、矩形の筐体形状を呈しており、矩形の天板部30と、この天板部30の四つの辺部に一体的に立設された四つの側壁部32とを有して、構成されている(図2には二つの側壁部32a,32bのみを示す)。そして、かかる内側カバー14にあっては、天板部30の上面と各側壁部32の外側面とにて構成される外面の形状と大きさが、外側カバー12の天板部16の下面と各側壁部18の内側面とからなる外側カバー12の内面に対応した形状と大きさに略一致せしめられており、それによって、内側カバー14が、外側カバー12の内側に配置された状態下で、外側カバー12の内面の全面が、内側カバー14の外面にて覆われ得るようになっている。
また、この内側カバー14における四つの側壁部32のうち、互いに対向する二つの側壁部32a,32bの長さ方向の両端部位の外側面には、外方に突出する凸部34が、それぞれ、一体的に形成されている。更に、それら各凸部34は、外側カバー12における二つの側壁部18a,18bの長さ方向の両端部位に各々設けられた前記凹部24内に突入可能な大きさを有して、それらに対応した位置に設けられている。
そして、ここでは、特に、このような内側カバー14が、所定の絶縁材料を用いて、形成されており、それによって、後述する如く、外側カバー12の内側に配置された状態下で、図示しない、インバータが収容された金属製容器本体に取り付けられた際に、インバータと外側カバー12との間を確実に絶縁し得るようになっている。
なお、この内側カバー14を与える絶縁材料は、その種類が、特に限定されるものではないものの、内側カバー14が、外側カバー12の内側への配置状態下で、自動車のエンジンルーム内に設置されるものであるところから、かかるエンジンルーム内で130〜150℃程度の高温環境に晒された状態下において、熱変形が何等惹起されることのない程度の耐熱性を有しているものが、公知の絶縁材料の中から適宜に選択されて、使用されることとなる。また、内側カバー14の厚さも、適宜に選定されるところではあるが、無用な厚肉化を回避しつつ、十分な絶縁性を確保する上で、通常、0.5〜2.5mm程度の厚さとされる。
そして、本実施形態においては、特に、内側カバー14を与える耐熱性を有する絶縁材料として、熱硬化性樹脂材料や、熱変形が惹起される軟化状態となる温度、即ち軟化温度が150℃以上である熱可塑性樹脂材料等が、好適に用いられており、それによって、内側カバー14に対して、優れた成形性と軽量性とが、有利に付与されているのである。なお、ここで用いられる熱硬化性樹脂材料としては、例えば、フェノール樹脂等があり、また、軟化温度が150℃以上である熱可塑性樹脂材料としては、ポリアミド6,6やポリブチレンテレフタレート等をマトリックスとしたガラス繊維強化樹脂、或いはポリアミドやポリフェニレンサルファイド等のエンジニアリングプラスチック等が、例示され得る。
而して、本実施形態のインバータカバー10においては、上述の如き構造とされた内側カバー14が、外側カバー12の内側に、嵌入乃至は圧入される等して、内側カバー14における天板部30の上面と各側壁部32の外側面にて構成された外面の略全面が、外側カバー12における天板部16の下面と各側壁部18の内側面にて構成された内面に接触位置せしめられていることによって、外側カバー12の内面の全面が、内側カバー14の外面にて覆われた状態で、内側カバー14が、外側カバー12の内側に配置されている。また、そのような配置状態下で、内側カバー14における各側壁部32の外側面に設けられた各凸部34が、外側カバー12における各側壁部18の内側面に設けられた各凹部24の対応するものの内部に、それぞれ突入せしめられて、上下方向に移動不能に係合せしめられており、それによって、外側カバー12の内側からの内側カバー14の脱落が阻止された状態で、外側カバー12と内側カバー14とが一体的に組み付けられている。
そして、そのようにして一体化されたインバータカバー10が、図2において二点鎖線で示されるように、外フランジ20の下面を、内部にインバータ36が収容される金属製容器本体38の上端部外周面に一体形成された外フランジ40の上面に接触位置せしめた状態下で、図2に明示されてはいないものの、挿通孔22内に挿通された取付ボルトにて、金属製容器本体38の外フランジ40に締結されることにより、金属製容器本体38に対して、その開口部を閉塞するように一体的に取り付けられるようになっている。
かくして、本実施形態のインバータカバー10にあっては、インバータ36を内部に有する金属製容器本体38に対して、アルミニウム板材からなる外側カバー12の導電性塗膜28が形成された面において、小さな接触抵抗の下で取り付けられ得るようになっており、それによって、金属製容器本体38との間の電気的導通性が、極めて良好に確保され得、以て、電磁波ノイズのシールド性が、優れた特性において効果的に確保され得る。
また、かかるインバータカバー10においては、前述せる如く、外側カバー12における各側壁部18の高さが、従来のインバータカバーのそれに比して所定寸法低くされて、金属製容器本体38への取付状態下で、かかる容器本体38内のインバータ36と外側カバー12との間の距離(図2において、mにて示される寸法)が、外側カバー12の内側に配置された内側カバー14のインバータ36との接触が回避され得る、例えば3mm程度の大きさとなるように構成されており、それによって、金属製容器本体38への取付状態下で、容器本体38内のインバータ36との間の距離が10mm程度とされた従来のインバータカバーに比べて、全体の高さが有利に小さく為され得て、コンパクト化が、効果的に実現され得ている。
そして、本実施形態では、外側カバー12の内面の全面が、その内側に配置された絶縁材料からなる内側カバー14にて覆われているため、上述の如く、金属製容器本体38への取付状態下において、インバータ36との間の距離が十分に小さくされているにも拘わらず、外側カバー12とインバータ36との間が良好に絶縁されて、インバータ36から外側カバー12への放電による漏電が、確実に防止され得る。
従って、かくの如き本実施形態のインバータカバー10にあっては、電磁波ノイズのシールド性とインバータからの漏電防止性能とにおける優れた特性が、よりコンパクトな構造において、極めて有利に実現され得るのである。
また、かかるインバータカバー10では、内側カバー14が耐熱性を有しているため、エンジンルーム内での高温環境の下での良好な使用状態が、安定的に確保され得ている。
また、かかるインバータカバー10においては、外側カバー14が、その外面側となる面と内側面となる面とに、潤滑性塗膜26と導電性塗膜28とがそれぞれ設けられてなるアルミニウム板材を用いて形成されていることにより、優れた成形性及び軽量性と十分な耐食性、更には極めて優れた導電性を有して構成されている一方、内側カバー14が、耐熱性を有する絶縁材料のうち、特に、熱硬化性樹脂材料や、軟化温度が150℃以上である熱可塑性樹脂材料を用いて形成されていることによって、優れた成形性と軽量性とを有して構成されている。それ故、インバータカバー10全体の成形性と軽量性と耐食性とが、何れも、効果的に高められ得ていると共に、優れた導電性に基づくところの電磁波ノイズのシールド性の向上も、有利に図られ得ている。
さらに、本実施形態のインバータカバー10にあっては、外側カバー12に設けられた凹部24内に、内側カバー14に設けられた凸部34が突入、係合せしめられることによって、内側カバー14が、外側カバー12の内側に、脱落が防止され得る状態で配置されているところから、例えば、金属製容器本体38への取付状態下で、内側カバー14が、外側カバー12から脱落し、金属製容器本体38内のインバータ36に接触して、それら内側カバー14やインバータ36が損傷したり破損したりするようなことが有利に回避され得て、良好な使用状態が、より長期に亘って安定的に維持され得る。
次に、図4には、インバータカバーの別の例が、示されている。なお、本実施形態は、外側カバーの構造が、前記実施形態とは異なるものの例を示すものであり、それ故、外側カバーの構造が容易に理解し得るように、本実施形態に係るインバータカバーの一部のみを、図4に示した。また、ここでは、かかる図4において、前記実施形態と同様な構造とされた部材及び部位について、図1乃至図3と同一の符号を付すことにより、その詳細な説明を省略したことが理解されるべきである。
すなわち、図4から明らかなように、本実施形態のインバータカバー44にあっては、全体として、矩形の筐体形状を呈する外側カバー46が、それに対応した矩形の筐体形状をもって、外側に位置する第一カバー部材48と、その内側において、第一カバー部材48よりも一周り小さな矩形の筐体形状をもって、第一カバー部材48の内面に接触位置せしめられた第二カバー部材50とからなる二重構造を有して、構成されている。そして、かかる外側カバー46を与える第一カバー部材48と第二カバー部材50のそれぞれの側壁部の高さが、前記実施形態のインバータカバー10における外側カバー12の側壁部18の高さと略同一の高さとされており、それによって、外側カバー46の側壁部の高さ、つまりインバータカバー44全体の高さが、従来のインバータカバーの全体の高さよりも、所定寸法低くされている。
また、ここでは、この外側カバー46を与える第一及び第二カバー部材48,50が、何れも、表面に、溶融アルミニウムめっきが施されてなる溶融アルミニウムめっき鋼鈑を用いて、形成されている。換言すれば、本実施形態においては、鋼鈑からなる板状母材52の表面に、溶融アルミニウムめっき層54が形成された板材に対して、プレス成形等の所定の成形操作を行って得られた成形品にて、第一カバー部材48と第二カバー部材50が、それぞれ構成されており、それによって、それら第一及び第二カバー部材48,50に対して、十分な導電性が確保された状態で、優れた防錆性が、付与されている。
そして、そのような第一カバー部材48と第二カバー部材50とが、外側と内側とに位置するように互い重ね合わされた状態で、外側カバー46が形成されていることにより、かかる外側カバー46において、十分な導電性と防錆性とに加えて、優れた防音性が発揮され得るようになっている。
なお、このような第一カバー部材48と第二カバー部材50の二重構造を有する外側カバー46は、例えば、第一カバー部材48と第二カバー部材50とを重ね合わせた状態で、それらを同時にプレス成形等して、目的とする形状に成形すること等によって、容易に得られることとなる。また、それら第一カバー部材48と第二カバー部材50のそれぞれの板厚は、それらの合計厚さが、例えば、0.5〜1.5mm程度となる範囲内において、適宜に選定されるところではあるが、一般には、外側に位置する第一カバー部材48が0.6mm程度とされる一方、内側に位置する第二カバー部材が0.4mm程度とされる。更に、第一カバー部材48と第二カバー部材のそれぞれの表面に形成される溶融アルミニウムめっき層54の厚さも、一般的に使用される溶融アルミニウムめっき鋼鈑の表面に形成される溶融アルミニウムめっき層の厚さと同様な厚さとされる。
而して、本実施形態のインバータカバー44においては、上述の如き第一カバー部材48と第二カバー部材50の二重構造を有する外側カバー46の内側に、前記実施形態のインバータカバー10に設けられるものと同様な構造を有する内側カバー14が、前記実施形態と同様にして、かかる外側カバー46の内面の全面を覆うように配置されて、一体的に組み付けられている。
従って、このような本実施形態のインバータカバー44にあっても、全体の高さが低くされていると共に、導電性に優れた外側カバー46の内側に、その内面の全面を覆うように、耐熱性の絶縁材料からなる内側カバー14が配置されているところから、前記実施形態と同様に、電磁波ノイズのシールド性とインバータからの漏電防止性能とにおける優れた特性が、よりコンパクトな構造において極めて有利に実現され得るといった特徴が、効果的に発揮され得るのである。
そして、かかる本実施形態のインバータカバー44においては、特に、外側カバー46が、溶融アルミニウムめっき鋼鈑を用いて形成された第一カバー部材48と第二カバー部材50とからなる二重構造を有していることによって、優れた防音性が発揮されるようになっているところから、例えば、インバータと共に電動機等が収容される金属製容器本体に対して、その開口部を閉塞するように取り付けられる場合等において、容器本体内で生ずる騒音の漏出が効果的に防止され得るといった利点が得られる。
以上、本発明の具体的な構成について詳述してきたが、これはあくまでも例示に過ぎないのであって、本発明は、上記の記載によって、何等の制約をも受けるものではない。
例えば、前記二つの実施形態では、外側カバー12,46が、それぞれの面に、潤滑性塗膜26と導電性塗膜28とがそれぞれ形成されたアルミニウム板材や、溶融アルミニウムめっき鋼鈑等にて構成されていたが、その他、表面に亜鉛めっきやクロムめっき等が施されてなる鋼鈑等、従来からインバータカバー素材として用いられる金属材料を、単独で、或いは種々組み合わせて使用して、外側カバーを構成することも、勿論可能である。
なお、溶融アルミニウムめっき鋼鈑からなるカバー部材を用いて外側カバーを形成する場合には、かかるカバー部材を三つ以上重ね合わせてなる複層構造をもって、外側カバー46を構成しても良く、また、かかるカバー部材の一つだけにて、外側カバーを構成しても良い。
さらに、そのような外側カバー12,46の全体形状や大きさも、取り付けられるべき金属製容器本体の開口部や、設置されるエンジンルーム内の形状及び大きさ等に応じて、適宜に変更され得るものであることは言うまでもないところである。
更にまた、かかる外側カバー12,46内に配置される内側カバー14の全体形状や大きさ等も、外側カバー12,46の全体形状や大きさ等によって、種々変更されることとなる。
また、内側カバー14が、外側カバー12,46の内側に、その内面の全面を覆って配置されるものであれば、外側カバー12,46の内側への内側カバー14の配置構造も、例示のものに何等限定されるものではない。
従って、例えば、外側カバー12,46の内側に、内側カバー14を、単に、嵌入したり、圧入したりして、配置するだけでも良く、また、そのような配置状態下で、耐熱性を有する接着剤等により、外側カバー12,46の内面の全面に、内側カバー14を接着しても良い。更に、内側カバー14を例示の如き特定の合成樹脂材料にて構成する場合には、公知のインサート成形手法により、内側カバー14が、外側カバー12,46の内面の全面を覆って位置するように、それらを一体成形することも、可能である。なお、外側カバー12と内側カバー14とは、必ずしも接触せしめられている必要はなく、それらの間に隙間が設けられていても、何等差し支えない。
また、外側カバー12,46と内側カバー14にそれぞれ設けられた凹部24と凸部34は、本発明において、何等必須のものではないものの、それらを設ける場合にあっては、例えば、前記二つの実施形態とは異なって、外側カバー12,46に凸部34を設ける一方、内側カバー14に凹部24を設けたり、或いはそれら外側カバー12,46と内側カバー14の両方に、凹部24と凸部34をそれぞれ設けるようにしても良い。更に、それら凹部24と凸部34の配置位置や配置個数、或いは形状等も、例示のものに、特に限定されるものでないことは、勿論である。
加えて、前記実施形態では、電気自動車に設置されるインバータを収容するための金属製容器の一部を構成するインバータカバーに対して、本発明を適用したものの具体例が示されていたが、本発明は、その他、電気自動車以外に設置されるインバータを収容するための金属製容器の一部を構成するインバータカバーに対しても、有利に適用され得るものであることは、勿論である。
その他、一々列挙はしないが、本発明は、当業者の知識に基づいて種々なる変更、修正、改良等を加えた態様において実施され得るものであり、また、そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、言うまでもないところである。
本発明に従う構造を有するインバータカバーの一例を示す斜視説明図である。 図1におけるII−II断面説明図である。 図2における要部拡説明図である。 ンバータカバーの別の例を示す図3に対応する図である。
符号の説明
10,44 インバータカバー 12,46 外側カバー
14 内側カバー 24 凹部
26 潤滑性塗膜 28 導電性塗膜
34 凸部 36 インバータ
38 金属製容器本体 48 第一カバー部材
50 第二カバー部材 54 溶融アルミニウムめっき層

Claims (5)

  1. インバータが内部に収容せしめられる金属製容器本体に対して、その開口部を閉塞するように取り付けられるインバータカバーであって、
    天板部とその周縁部から垂下する側壁部と該側壁部の下端に周設されて側方に延出する外フランジ部とを一体的に有する、上方に凸なる形状の金属製の外側カバーと、かかる外側カバーの内側に、その天板部と側壁部の内面の全面を覆って配置された、耐熱性を有する絶縁材料からなる内側カバーとにて構成されていると共に、前記外側カバーの外側面となる面に、潤滑性塗膜が設けられて、プレス成形操作にて、該外側カバーが成形されており、更に該外側カバーの内面側の面となる、天板部及び側壁部の内面の全面及び外フランジ部の下面の全面に、導電性塗膜が形成されて、該外フランジ部において、前記金属製容器本体の開口部に重ね合わされ、該導電性塗膜を介して取り付けられるようになっていることを特徴とするインバータカバー。
  2. 前記内側カバーが、熱硬化性樹脂材料、若しくは軟化温度が150℃以上である熱可塑性樹脂材料にて構成されている請求項1に記載のインバータカバー。
  3. 前記外側カバーの外面側となる面に、ポリエステル樹脂系塗料からなる潤滑性塗膜を有する一方、該外側カバーの内面側となる面に、球状のNiフィラーを配合せしめたポリエステル樹脂系塗料からなる導電性塗膜を有するアルミニウム板材を用いて、該外側カバーが形成されている請求項1又は請求項2に記載のインバータカバー。
  4. 前記外側カバーの内面と前記内側カバーの外面うちの何れか一方に、前記金属製容器本体への取付状態下で側方に向かって開口する凹部が設けられる一方、それらのうちの何れか他方に、該凹部内に突入可能な凸部が設けられて、該内側カバーが該外側カバーの内側に配置された状態下で、該凸部が該凹部内に突入せしめられて、該凹部に係合することにより、該金属製容器本体への取付状態下における該外側カバーの内側からの該内側カバーの脱落が阻止され得るようになっている請求項1乃至請求項の何れか一つに記載のインバータカバー。
  5. 前記内側カバーが、前記外側カバーの形状に対応して、天板部とその周縁部から垂下する側壁部とを有し、且つ該側壁部の下端面が、前記金属製容器本体の開口部の上面上に配置せしめられるようになっている請求項1乃至請求項の何れか一つに記載のインバータカバー。
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