JP4372218B1 - 紙葉類搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】空気流によって搬送されてきた紙葉類を搬送、回収することのできる技術を提供する。
【解決手段】送風管と、該送風管内へ紙葉類を送り込む送り込み装置と、前記送風管内に空気流を生じさせる空気流発生装置と、前記送風管の終端部に、送風管内を搬送されてくる紙葉類を回収する回収装置とを有する紙葉類搬送装置において、前記送り込み装置に配設され、紙葉類の後端部を屈曲又は湾曲形に変形する曲げ装置と、前記回収装置に配設され、紙葉類を前記回収装置の内部側へ搬送する搬送ベルト100と、搬送ベルト100の裏面側に搬送ベルト100と対向して排出口が設けられ、搬送されてくる紙葉類32を搬送ベルト100に当接するように空気流を排出する排出管60と、を含む。
【選択図】図6

Description

本発明は、紙葉類を空気流で搬送する装置に関する。
遊技場などで紙幣を搬送する場合、従来からベルトやローラを用いて搬送する搬送装置が用いられている。しかし、このような搬送装置では、面積が広い遊技場などでは装置全体が大型化してしまい、またベルトやローラを駆動するためのランニングコストも非常に高額になってしまう。
そこで、本発明者は、空気流を用いて紙幣などの紙葉類を搬送させる搬送装置を提案している(特許文献1)。このような空気流を用いた搬送装置によれば、ベルトやローラを用いた搬送装置と比較して、装置の小型化を図ることができ、またランニングコストを低額に抑えることができる。
特許第4130697号
特許文献1で開示された紙葉類搬送技術は、紙葉類の搬送方向後端部に変形部(屈曲又は湾曲部)を形成し、その変形部に風圧を加えるものである。これにより紙葉類が推進力を得て、変形部が形成された状態で紙葉類は送風管内を流れるように搬送される。また、搬送先の回収装置内に回収される際には分離部によって紙葉類と空気流が分離され、紙葉類はその変形部が矯正部によって矯正されて平坦となって収納部で収納される。
しかしながら、分離部から矯正部へ搬送される前に、紙葉類が空気流と分離されて分離部で滞留してしまう場合がある。このため、後続で搬送されてくる紙葉類が重なり、分離部で詰まりが生じ、搬送、回収できない問題が生じる。
本発明の目的は、空気流によって搬送されてきた紙葉類を搬送、回収することのできる技術を提供することにある。
送風管と、該送風管内へ紙葉類を送り込む送り込み装置と、前記送風管内に空気流を生じさせる空気流発生装置と、前記送風管の終端部に、送風管内を搬送されてくる紙葉類を回収する回収装置とを有する紙葉類搬送装置において、前記送り込み装置に配設され、紙葉類の後端部を屈曲又は湾曲形に変形する曲げ装置と、前記回収装置に配設され、紙葉類を前記回収装置の内部側へ搬送する搬送ベルトと、前記搬送ベルトの裏面側に搬送ベルトと対向して排出口が設けられ、搬送されてくる紙葉類を前記搬送ベルトに当接するように空気流を排出する排出管と、前記排出口とは反対側で前記搬送ベルトと対向して配設され、搬送されてくる紙葉類の、屈曲又は湾曲部の内側面に当接して屈曲又は湾曲部をしごくことにより屈曲又は湾曲部を開くように規制する突起部を有するスキージと、を含むことを特徴とする。また、前記紙葉類は、紙幣であることを特徴とする。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、空気流によって搬送されてきた紙葉類を、より確実に搬送、回収することができる。
本発明の一実施の形態における紙葉類搬送装置の概要を示す説明図である。 紙葉類の搬送方法を示す説明図である。 回収装置をその側面側から示す説明図である。 本発明の一実施の形態における分離部の斜視図である。 分離部の一部を分解して示す斜視図である。 分離部の一部を分解して示す上面図である。 スキージの、(a)側面図、(b)上面図である。 格子板の側面図であり、(a)搬送ベルトとの位置関係を示す説明図、(b)スキージとの位置関係を示す説明図である。 搬送中の紙葉類を分離部の上面側から示す説明図である。 図9に続く搬送中の紙葉類を分離部の上面側から示す説明図である。 図10に続く搬送中の紙葉類を分離部の上面側から示す説明図である。 図11に続く搬送中の紙葉類を分離部の上面側から示す説明図である。 図12に続く搬送中の紙葉類を分離部の上面側から示す説明図である。 図13に続く搬送中の紙葉類を分離部の上面側から示す説明図である。 図14に続く搬送中の紙葉類を分離部の上面側から示す説明図である。 図10における搬送中の紙葉類を格子板の側面側から示す説明図である。
本実施の形態における紙葉類搬送装置20について説明する。この紙葉類搬送装置20については、本発明者が提案した特許文献1に記載の技術を適用することができるので、相違する技術を中心に説明する。
図1に示すように、紙葉類搬送装置20は、送風管22と、送風管22内へ紙葉類を送り込む送り込み装置28と、送風管22内に空気流を生じさせる空気流発生装置24と、送風管22の終端部に、送風管22内を搬送されてくる紙葉類を回収する回収装置34とを有している。紙葉類搬送装置20では、例えばブロワー等の空気流発生装置24で発生した空気流が、送出管25、連結管26、送風管22、回収装置34、戻り管36を介して循環するように構成されている。送風管22には、循環路を構成するためにU字状に曲げられた曲折部23が形成されている。また、戻り管36には、外部空気の取り入れ口37が開口されている。これにより、戻り空気と共に外部空気が取り入れられて、再度空気流発生装置24から送風管22内に送風されるようになっている。
送り込み装置28は、紙葉類搬送装置20において、送風管22の適所に所要複数配設される。送り込み装置28は、送り込み手前側に配設される紙幣識別装置29と、奥側に配設され、送風管22と連結された曲げ装置30とを有している。
このうち、曲げ装置30は、図2に示すような、紙葉類32の搬送方向先端部の平面部32aに対して、搬送方向後端部にジグザグ状の変形部32b(屈曲部となっている)を形成するものである。この変形部32bに、送風管22内を流れる空気流(図2中、ハッチングを付した矢印で示す)からの風圧が作用し、紙葉類32は送風管22内を搬送される。本実施の形態では、紙葉類32の変形部32bをジグザグ状に形成した場合を示すが、これに限らず、変形部32bは、空気流の風圧が作用する形状であれば、L字状もしくはアール状に屈曲又は湾曲形に変形しても良い。すなわち、曲げ装置30は、送り込み装置28に配設され、紙葉類32の後端部(変形部32b)を屈曲又は湾曲形に変形する(屈曲又は湾曲部とする)ものである。
紙葉類搬送装置20が有する回収装置34は、図3に示すように、送風管22の終端部側から搬送方向に順に設けられた分離部94、矯正部96、および収納部98を含んで構成されている。回収装置34は、送風管22の終端に着脱自在に取付けられ、送風管22内を搬送されてくる紙葉類32を回収するものである。
本実施の形態における分離部94について説明する。図4は分離部94の斜視図であり、図5は分離部94の一部を分解して示す斜視図であり、図6は分離部94の一部を分解して示す上面図である。また、図6では、分離部94の空気流(ハッチングを付した矢印で示す)を排出する排出管60も合わせて示している。この排出管60の排出口は、搬送ベルト100と対向して設けられている。この搬送ベルト100は、矯正部96(矯正ローラ104)の手前に配設されている(図3参照)。
分離部94は、無端ベルトである搬送ベルト100と、搬送ベルト100が掛かる駆動プーリ103および受動プーリ103aとの組を4組有している。このうち、4本の搬送ベルト100は、回収装置34に配設され、紙葉類32を回収装置34の内部(矯正部96)側へ搬送するものである。また、駆動プーリ103は、受動プーリ103aに対して回収装置34の内部(矯正部96)側に配設され、紙葉類32を回収装置34の内部(矯正部96)側へ搬送するものである。4つの駆動プーリ103は、それぞれ回転軸が同一線上に配設されている。また、4つの受動プーリ103aは、それぞれ回転軸が同一線上に配設されている。
また、分離部94は、4つの駆動プーリ103とそれぞれ対向する4つのローラ321を有している。4つのローラ321はそれぞれ回転軸が同一線上に配設されている。4つのローラ321は、4つの駆動プーリ103(搬送ベルト100)と共に紙葉類32を挟圧し、矯正部96へ送り込むために配設されている。
駆動プーリ103は同心のギヤ332と接続され、ローラ321は同心のギヤ333と接続されている。ギヤ332とギヤ333同士が噛合しており、ギヤ332、333を回転駆動する分離部モータ101(図3参照)によって、駆動プーリ103およびローラ321は同期して回転する。これにより、駆動プーリ103とローラ321との間で紙葉類32を挟圧し、矯正部側口324から紙葉類32を矯正部96へ送り込むことができる。
このように、分離部94に搬送されてきた紙葉類32の出口となる矯正部側口324は、紙葉類32がその側縁部で通過できる程度の大きさである。一方、分離部94に搬送されてきた紙葉類32の入口となる送風管側口323は、送風管22の断面と同程度の大きさであって変形部32bを有する紙葉類32が通過できる程度の大きさである。したがって、分離部94内では、紙葉類32が通過する通路は、送風管22の終端部から矯正部96まで次第に狭くなるように形成されている。
本実施の形態では、分離部94の通路は、搬送ベルト100と、搬送ベルト100に対向して配設され、突起部302を有するスキージ301とによって形成している。このスキージ301は、送風管側口323の縁から矯正部側口324の縁へ向かって配設されているガイド板326に取り付けられており、排出管60の排出口とは反対側で搬送ベルト100と対向して配設されている。
スキージ301の突起部302は、搬送ベルト100と並行する後側面304と、分離部94の通路を狭める前側面303とを有している。すなわち、この前側面303は、送風管22から搬送されてくる紙葉類32の搬送方向に対して傾斜面となっている。なお、スキージ301は、図7(a)に示すように、側面がY字状に形成されており、その分岐する位置で突起部302を有している(図7(b))。
本実施の形態では、図6に示すように、搬送ベルト100の裏面側に搬送ベルト100と対向する排出口を有し、搬送されてくる紙葉類32を搬送ベルト100に当接するように空気流を排出する排出管60を配設している。この排出管60の排出口には、図8に示すように、無端ベルトである搬送ベルト100で囲まれた空間部を貫通する、複数の開口331を有する格子板330を配設している。格子板330の開口331の大きさは、紙葉類32よりも小さいので、紙葉類32が排出管60から排出されることはない。
これにより、格子板330の開口331を通過させて空気流を排出することによって、搬送されてきた紙葉類32を、空気流と分離される前に、搬送ベルト100に当接することができる。搬送ベルト100に当接された紙葉類32は、搬送ベルト100の摩擦力を受け、搬送ベルト100によって搬送されることとなる。なお、本実施の形態では、搬送ベルト100で囲まれた空間部に格子板330を設けた場合について説明するが、排出管60の排出口の手前であれば、搬送ベルト100で囲まれた空間部の外に設けても良い。
送風管22内を空気流の風圧によって搬送されてきた紙葉類32は、完全に空気流と分離されると滞留してしまうので、その前に別の手段に引き継ぎ、回収装置34の内部(矯正部96)側に送る必要がある。そこで、分離部94では、搬送されてくる紙葉類32を搬送ベルト100に当接するように空気流を排出し、搬送ベルト100と対向して排出管60の排出口を、搬送ベルト100の裏側に設けている。これにより、搬送されてきた紙葉類32と空気流とを完全に分離する前に、紙葉類32を搬送ベルト100によって搬送し、矯正部96の手前に配置されているローラ321と駆動プーリ103(搬送ベルト100)に引き継ぐことができる。
ここで、本実施の形態における分離部94における紙葉類32の搬送方法について説明する。図9〜図15は搬送中の紙葉類32を分離部94の上面側から示す説明図である。図9〜図15中のハッチングを付した矢印は空気流の流れる方向を示している。また、図16は図10における搬送中の紙葉類32を格子板330の側面側から示す説明図である。図16中の紙葉類32にはハッチングを付している。
まず、分離部94の入口に配設された紙葉類検知センサ99(図3参照)によって紙葉類32の先端(一端)が到達したことが検知されると分離部モータ101が駆動される。また、図9に示すように、分離部94の送風管側口323から進入した紙葉類32は、空気流が排出管60によって排出されるため、搬送ベルト100に押しつけられるように排出管60の排出口に向かう。また、ガイド板326に取り付けられたスキージ301によって通路が狭められているため、紙葉類32は、その先端が搬送ベルト100側に寄せられながら、スキージ301の突起部302側へ向かう。このため、搬送されてきた紙葉類32は、搬送ベルト100への押圧力を受け、図10および図16に示すように、搬送ベルト100に当接し、搬送ベルト100との摩擦力によって搬送されることとなる。
続いて、図11に示すように、紙葉類32は、その先端が突起部302と搬送ベルト100との間を通り、搬送ベルト100によって搬送されながら、矯正部側口324へ向かう。次いで、紙葉類32は、その先端がローラ321と駆動プーリ103(搬送ベルト100)によって挟まれる(図12参照)。このローラ321と駆動プーリ103が分離部モータ101によって駆動されているので、紙葉類32は空気流と分離されても分離部94で滞留せず、矯正部96へと搬送することができる。
このように、紙葉類32は、空気流と分離されても搬送ベルト100によって引き継がれるため、分離部94で滞留しない。したがって、空気流によって搬送されてきた紙葉類32をより確実に搬送、回収することができることになる。
続いて、図12に示すように、送風管側口323から進入した屈曲した変形部32bを有する紙葉類32は、その先端がローラ321、駆動プーリ103(搬送ベルト100)に挟まれて矯正部側口324を通過し、さらに終端が突起部302を通過しようとする。図12中では、Aを終端(後端縁)、折れて曲がっている箇所を終端側からB、Cとして示している(図13〜図15でも対応させて示す)。なお、本実施の形態における分離部94では、変形部32bが、折れ曲がっているような形状に限らず、L字状もしくはアール状に屈曲又は湾曲形に変形した屈曲又は湾曲部であっても、同様に搬送することができる。
続いて、図13に示すように、屈曲した変形部32bを有する紙葉類32の終端A(後端縁)は、突起部302の前側面303と当接して抵抗を受け、図14に示すように、屈曲部(変形部32b)が開かれる。次いで、図15に示すように、突起部302によって、屈曲部(変形部32b)の内側面に当接して屈曲部をしごくことにより屈曲部を開くように規制する。その後、紙葉類32全体が、突起部302の後側面304と搬送ベルト100の間のスリット状の隙間(通路)を通過する。
スキージ301の前側面303が、搬送されてくる紙葉類32の終端A(後端縁)で当接し、屈曲した変形部32bが開くように規制する傾斜面に形成されている。このため、搬送されてきた屈曲部(変形部32b)を有する紙葉類32の終端(後端縁)が突起部302で抵抗を受けるため、紙葉類32を伸ばして開いた状態とすることができる。その後、矯正部96で紙葉類32の変形部32bが矯正されるので、紙葉類32の変形部32bの変形を良好に解消することができる。なお、本実施の形態では、紙葉類32の終端Aが突起部302の前側面303に当接する場合について説明しているが、当接しない場合であっても良い。当接しない場合は、紙葉類32が突起部301を通過する際に、すでに紙葉類32が開いた状態だからである。
このように、本実施の形態では、分離部94の通路を、搬送ベルト100と突起部302を有するスキージ301とによって形成し、また、搬送ベルト100の裏面側に搬送ベルト100と対向する排出口を有する排出管60を配設している。すなわち、分離部94に搬送されてきた紙葉類32の表面を空気流によって搬送ベルト100に当接させながら、(押し付けながら)、その空気流を排出管60によって排出している。
紙葉類32が搬送されて完全に格子板330の開口331から外れるまでは、紙葉類32の搬送方向から排出方向に方向変換した空気流の影響を受け続け、紙葉類32には搬送ベルト100に押し付けられる方向の力(押接力)が働き続けている。格子板330への飛び込み時の押圧力は最小で、紙葉類32が格子板330の開口331を全面で覆ったときが最大の押接力となり、ローラ321や駆動プーリ103により更に先に搬送され、完全に格子板330の開口331から外れる時に最小値となり、外れたときにほぼゼロになる。
このようにして、紙葉類32は、空気流の排出によって空気流と分離されつつ、搬送ベルト100へ引き継がれるため、分離部94で滞留しないで矯正部96側へ搬送される。したがって、空気流によって搬送されてきた紙葉類32をより確実に搬送、回収することができる。
図3に示すように、回収装置34の矯正部96は、分離部94と収納部98との間に設けられ、紙葉類32の変形部32bを矯正するものである。矯正部96は、4本の矯正ローラ104を有している。この矯正部96内において、4本の矯正ローラ104が隣接するものとの間で、紙葉類32を通過させることができるだけの隙間を存して配設されている。この各矯正ローラ104の外周面との間に一定の空間が形成されるように、各矯正ローラ104の外周を覆って断面円弧状のガイド板(図示せず)が配設されている。
矯正ローラ104を駆動するための駆動モータである矯正部モータ105の回転軸、および4本の矯正ローラ104の各回転軸に固定されたギヤが順次噛合することによって、各隣接する矯正ローラ104が互いに逆方向に回転される。これにより、矯正ローラ104間に進入した紙葉類32は、ジグザグ状に搬送されて順次逆方向に屈曲され、曲げ(変形)が矯正されて収納部98の入口側に送り込まれる。
矯正部96の入口に配設された入口センサ102によって紙葉類32が検出されると、分離部モータ101は停止され、一方矯正部モータ105が駆動されて4本の矯正ローラ104が回転される。これにより、紙葉類32は矯正ローラ104間を搬送され、その間に表裏方向に数度曲折され、これにより曲がりが矯正された状態で収納部98内に送り込まれる。なお、終端検出スイッチ110によって紙葉類32の終端(他端)が検出されると矯正部モータ105は停止される。
回収装置34の収納部98は、矯正部96によって、変形部32bの変形が矯正されて、平坦となった紙葉類32を収納するものである。図3に示すように、収納部98の入口には、終端検出スイッチ110が配設されている。また、収納部98内には、収納部モータ115によって移動可能なプレス板112と、紙葉類32を受ける受板(図示せず)が配設されている。収納部98に紙葉類32が搬入され、終端検出スイッチ110によって紙葉類32の終端が通過したことが検出されると収納部モータ115が駆動する。この収納部モータ115の駆動によりプレス板112が受板に向かって移動し、紙葉類32はプレス板112と受板との間で押し付けられて収容される。
本実施の形態では、分離部94に搬送されてきた紙葉類32を空気流によって搬送ベルト100に当接させながら(押し付けながら)、その空気流を排出している。これにより、紙葉類32は、空気流と分離されつつ、搬送ベルト100へ引き継がれるため、分離部94で滞留しないで回収装置34の内部(矯正部96)側へ搬送される。したがって、空気流によって搬送されてきた紙葉類32をより確実に搬送、回収することができる。また、矯正部96前後において紙葉類32がつまることを防止することができる。さらに、搬送されてきた紙葉類32を良好に収納部98に収納することができる。このため、不具合による紙葉類搬送装置20のシステム自体の停止を抑制し、システムの稼働率を向上することができる。
本発明は、紙葉類搬送方法を用いた紙葉類搬送装置の製造業に幅広く利用されるものである。
20 紙葉類搬送装置
22 送風管
23 曲折部
24 空気流発生装置
25 送出管
26 連結管
28 送り込み装置
29 紙幣識別装置
30 曲げ装置
32 紙葉類
32a 平面部
32b 変形部
34 回収装置
36 戻り管
37 取り入れ口
60 排出管
94 分離部
96 矯正部
98 収納部
99 紙葉類検知センサ
100 搬送ベルト
101 分離部モータ
102 入口センサ
103 駆動プーリ
103a 受動プーリ
104 矯正ローラ
105 矯正部モータ
110 終端検出スイッチ
112 プレス板
115 収納部モータ
301 スキージ
302 突起部
303 前側面
304 後側面
321 ローラ
323 送風管側口
324 矯正部側口
326 ガイド板
330 格子板
331 開口
332、333 ギヤ

Claims (2)

  1. 送風管と、該送風管内へ紙葉類を送り込む送り込み装置と、前記送風管内に空気流を生じさせる空気流発生装置と、前記送風管の終端部に、送風管内を搬送されてくる紙葉類を回収する回収装置とを有する紙葉類搬送装置において、
    前記送り込み装置に配設され、紙葉類の後端部を屈曲又は湾曲形に変形する曲げ装置と、
    前記回収装置に配設され、紙葉類を前記回収装置の内部側へ搬送する搬送ベルトと、
    前記搬送ベルトの裏面側に搬送ベルトと対向して排出口が設けられ、搬送されてくる紙葉類を前記搬送ベルトに当接するように空気流を排出する排出管と、
    前記排出口とは反対側で前記搬送ベルトと対向して配設され、搬送されてくる紙葉類の、屈曲又は湾曲部の内側面に当接して屈曲又は湾曲部をしごくことにより屈曲又は湾曲部を開くように規制する突起部を有するスキージと、
    を含むことを特徴とする紙葉類搬送装置。
  2. 前記紙葉類は、紙幣であることを特徴とする請求項1記載の紙葉類搬送装置。
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