JP4372217B1 - 紙葉類搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】紙葉類の変形部の変形を良好に解消しうる技術を提供する。
【解決手段】送風管と、該送風管内へ紙葉類32を送り込む送り込み装置と、前記送風管内に空気流を生じさせる空気流発生装置と、前記送風管の終端部に、送風管内を搬送されてくる紙葉類32を回収する回収装置とを有する紙葉類搬送装置は、前記送り込み装置に配設され、紙葉類32の後端部を屈曲又は湾曲形に変形(変形部32b)する曲げ装置を含み、前記回収装置に配設され、送り込まれてくる紙葉類32の、屈曲又は湾曲部の内側面に当接して屈曲又は湾曲部をしごくことにより屈曲又は湾曲部を開くように規制する突起部302を有するスキージ301を含む。
【選択図】図12

Description

本発明は、紙葉類を空気流で搬送する装置に関する。
遊技場などで紙幣を搬送する場合、従来からベルトやローラを用いて搬送する搬送装置が用いられている。しかし、このような搬送装置では、面積が広い遊技場などでは装置全体が大型化してしまい、またベルトやローラを駆動するためのランニングコストも非常に高額になってしまう。
そこで、本発明者は、空気流を用いて紙幣などの紙葉類を搬送させる搬送装置を提案している(特許文献1)。このような空気流を用いた搬送装置によれば、ベルトやローラを用いた搬送装置と比較して、装置の小型化を図ることができ、またランニングコストを低額に抑えることができる。
特許第4130697号
特許文献1で開示された紙葉類搬送技術は、紙葉類の搬送方向後端部に変形部(屈曲又は湾曲部)を形成し、その変形部に風圧を加えるものである。これにより紙葉類が推進力を得て、変形部が形成された状態で紙葉類は送風管内を流れるように搬送される。また、搬送先の回収装置内に回収される際には、変形部が形成された紙葉類は、その変形部が矯正されて平坦となる(伸ばす)ような処理が行われる。
ここで、紙葉類に形成される変形部について説明する。例えば、紙葉類を搬送するために例えば屈曲又は湾曲形に形成される変形部は、紙葉類が使用された状態によって変形角度にバラツキが生じてしまう。また、送風管内で搬送される間にも、他の紙葉類との接触や追突、送風管内の内壁などに接触する等のため、紙葉類の変形部の変形度に強弱が発生してしまう。このように、紙葉類に形成された変形部は、種々の要因によって変形の度合いが異なる。
また、回収の際には、変形部を有する紙葉類を、例えば、矯正ローラ間でジグザグ曲げながら通過させて矯正するが、二つ折りのまま矯正ローラを通過した場合、紙葉類は二つ折りのまま潰されてしまい、更に強く折り目が付けられ、一辺又はその一部を強く折り畳まれたまま、すなわち矯正されないまま回収してしまうという課題が生じる。
したがって、変形の度合いの異なる紙葉類が搬送されてきたとしても、より確実に変形部を解消する技術を用いて、伸ばした状態で紙葉類を回収することが求められる。
本発明は上記要望にこたえるものであり、その目的とするところは、搬送するために形成された紙葉類の変形部を、解消しうる技術を提供することにある。
送風管と、該送風管内へ紙葉類を送り込む送り込み装置と、前記送風管内に空気流を生じさせる空気流発生装置と、前記送風管の終端部に、送風管内を搬送されてくる紙葉類を回収する回収装置とを有する紙葉類搬送装置において、前記送り込み装置に配設され、紙葉類の後端部を屈曲又は湾曲形に変形する曲げ装置を含み、前記回収装置に配設され、紙葉類の前記後端部の変形を矯正する矯正部を含み、前記回収装置の前記矯正部の手前側に配設され、送り込まれてくる紙葉類の、屈曲又は湾曲部の内側面に当接して屈曲又は湾曲部をしごくことにより屈曲又は湾曲部を開くように規制する突起部を有するスキージを含むことを特徴とする。
ここで、前記突起部の、前記送風管側の前側面が、搬送されてくる紙葉類の後端縁が当接し、屈曲又は湾曲部が開くように規制する傾斜面に形成されている。
また、前記突起部の前側面は、前記突起部の、前記矯正部側の後側面に対して直角ないし鈍角である。また、前記突起部は、送り込まれてくる紙葉類の、屈曲又は湾曲部に進入する突部を有する。
また、前記突起部の前側面は、後側面より幅が狭く、前記突起部の後側面は、前記矯正部に向かって徐々に幅が広くなる。また、前記突起部の後側面が、前記矯正部に向かって二股に分岐している。
また、前記矯正部は、紙葉類をジグザク状に通過することにより、順次逆方向に曲げて前記紙葉類の変形を矯正する矯正ローラを有する。
また、前記スキージに対向する搬送ベルトが配設されている。また、送り込まれてくる紙葉類を挟むプーリおよびローラが前記矯正ローラと前記スキージの間に配設されている。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。搬送するために形成した紙葉類の変形部を、解消しうる技術を提供することができる。
紙葉類搬送装置の概要を示す説明図である。 曲げ装置の概要を示す説明図である。 送風管の断面を示す説明図である。 紙葉類の搬送原理を示す説明図である。 回収装置の概要をその上面側から説明するための説明図である。 回収装置の概要をその側面側から説明するための説明図である。 本発明の一実施の形態における分離部の斜視図である。 図7の分離部の一部を分解して示す斜視図である。 図7の分離部の一部を分解して示す上面図である。 図7の分離部が有するスキージであり、(a)側面図、(b)上面図である。 図7の分離部における分離原理を、スキージの側面側から説明するための説明図であり、(a)〜(c)の順で紙葉類が搬送される。 図7の分離部における分離原理を、スキージの上面側から説明するための説明図であり、(a)〜(d)の順で紙葉類がしごかれながら搬送される。 図7の分離部における分離原理を、スキージの側面側から説明するための説明図であり、(a)〜(d)の順で紙葉類がしごかれながら搬送される。 (a)、(b)は図10で示したスキージの変形例である。 本発明の他の実施の形態における分離部の一部を分解して示す斜視図である。 図15の分離部の一部を分解して示す上面図である。 図15の分離部が有するスキージであり、(a)側面図、(b)上面図である。
まず、紙葉類搬送装置20の全体の概要について図1を参照して説明する。22は送風管であり、図1の例では、曲折部23でU字状に曲げられている。24はブロワー等からなる送風部(空気流発生装置)であり、送出管25、連結管26を介して送風管22の入口部に接続され、送風管22内に送風することにより、送風管22内に空気流を生じさせる。
28は紙幣等の紙葉類の送り込み装置であり、送風管22内に紙葉類を送り込む。送り込み装置28は、送り込み手前側に紙幣識別装置29が配設され、奥側に曲げ装置30が配設されてなる。紙幣識別装置29は、投入された紙幣の種類および真贋を判別するもので、公知の機構のものを採用できるので詳細な説明は省略する。
曲げ装置30は、図2に示すように、例えば紙葉類32の搬送方向後端部側に、紙葉類32の平面部32aに対してL字状、アール状もしくはジグザク状に屈曲又は湾曲するなどの一時的な変形部32bを形成する。本発明者が提案した技術が開示されている特許文献1では曲げ装置が詳細に説明されている。この一時的な変形部32bに、送風管22内を流れる空気流からの風圧が作用し、紙葉類32は送風管22内を搬送されるのである。なお、一時的とは、後に平坦に矯正できるという意味である。
このような送り込み装置28は、図1に示すように、送風管22の適所に所要複数配設される。例えば、紙葉類搬送装置20は、パチンコ店における紙幣回収装置に利用されるもので、この場合、送り込み装置28は、玉貸し機における紙幣投入部に相当し、通常1台のパチンコ機の横に1台の送り込み装置28が配設される。
送風管22内を空気流によって搬送される紙葉類32は、送風管22の終端部に設けられた回収装置34によって回収される。回収装置34で紙葉類32のみが回収され、回収装置34を通過した空気流は、戻り管36によって空気流発生装置24に戻される。戻り管36には、外部空気の取り入れ口37が開口されていて、戻り空気と共に外部空気が取り入れられて、再度空気流発生装置24から送風管22内に送風されるようになっている。
紙葉類32を搬送する送風管22では、図3に示すように、断面矩形の角管に形成している。送りこまれる紙葉類32の表面(裏面を含む)に対向する送風管22のそれぞれの壁面(一方の対向壁面22a、22a)に、該壁面22a、22aから所要高さで送風管22の内方に突出すると共に、送風方向に延びる複数本のリブ40が形成されている。この両壁面22a、22aに形成されたリブ40の先端部間の間隔が、紙葉類32の変形部32bが通過しうる間隔に形成されている。また他方の対向壁面22b、22b間の間隔が、紙葉類32が変形されることなく通過可能な間隔に形成されている。したがって、リブ40先端部と他方の対向壁面22b、22b間で形成される紙葉類通過空間の断面が長方形に形成されていることとなる。
次に、紙葉類搬送装置20を用いた紙葉類32の搬送原理について図4を参照して説明する。送り込み装置28の曲げ装置30(図2参照)によって、搬送方向後端部側が平面部32aに対して、L字状、アール(円弧)状、筒状あるいはジグザグ状に変形され、変形部32bが形成された紙葉類32が送風管22内に送り込まれる。このように送風管22内に送り込まれた紙葉類32は、変形部32b側のリブ40aとは空間Aが存在し、また、リブ40a間(図3参照)を空気が流れるから、リブ40a側に密着することはない。また、その反対側のリブ40bに対しては、変形部32bの外壁に沿って空気がリブ40bとの間に流れ込み、変形部32bをリブ40bから引き離そうとする力が作用し、また、リブ40b間(図3参照)にも空気が流れていることから、紙葉類32はリブ40b側にも密着しない。
このように、紙葉類32は、両リブ40a、40bからほとんど抵抗を受けず、結局のところ変形部32bに作用する空気流の風圧により、先端部にばたつきが生じることもなく、極めてスムーズに送風管22内を移動した。観察したところ、紙葉類32は風速に近いスピードで移動することから、当初、変形部32bに作用する空気流の風圧を受けて推進力を得た後は、空気流と共に送風管22内を流れていくような状態となり、送風管22内を実にスムーズに移動し、搬送されることが確認された。
ここで、図5、図6に示す回収装置34について説明する。回収装置34は、送風管22の終端部側から搬送方向に順に設けられた分離部94、矯正部96、および収納部98を含んで構成されている。回収装置34は送風管22の終端に着脱自在に取付けられ、送風管22内を搬送されてくる紙葉類32を回収するものである。
まず、回収装置34に配設される分離部94について説明する。分離部94は送風管22の終端部に設けられ、紙葉類32と空気流を分離する。分離部94の入口には紙葉類検知センサ99が配設されている。分離部94内には、一対の搬送ベルト100が配設されている。101は一対の搬送ベルト100を駆動するための駆動モータ(分離部モータ)である。なお、106は一対の搬送ベルト100間に紙葉類32を導くためのガイド板である。また、搬送ベルト100が掛けまわされるプーリ103にはワンウエイクラッチ機構(図示せず)が介挿され、分離部モータ101が停止されても、紙葉類32は紙葉類矯正部96方向に引き抜き可能となっている。
搬送ベルト100は、対向搬送面がV字状(図5参照)に次第に狭まるように配設されて、送風管22内を搬送されてきた紙葉類32を挟み込み、前方の矯正部96に送り込むことが可能となっている。すなわち、回収装置34では、送風管22の終端部から矯正部96の矯正ローラ104までの紙葉類32が通過する通路の幅が次第に狭くなっている。
また、60は排出管であり、空気流のみを外部に排出するようにしている。排出管60は戻り管36(図1参照)に接続されて、空気流が空気流発生装置24に戻される。これによって、空気流の一部は循環して送風される。
送風管22内では空気流の風圧によって搬送されてきた紙葉類32は、完全に空気流と分離されると止まってしまうので、その前に別の手段に引き継ぎ、矯正部96に送る必要がある。そこで、分離部94では、紙葉類32がプーリ103間で挟み込まれるように、一対の搬送ベルト100によって送風管22の終端部から矯正部96までの紙葉類32が通過する通路の幅を次第に狭くしている。
次に、回収装置34に配設される矯正部96について説明する。矯正部96は分離部94と収納部98との間に設けられ、紙葉類32の変形部32bを矯正する。搬送ベルト100の前方には一対の平行に設けられたガイド板107が配され、紙葉類32を矯正部96に導く。矯正部96の入口には入口センサ102が配設されている。矯正部96内には、4本の矯正ローラ104が隣接するものとの間で、紙葉類32を通過させることができるだけの隙間を存して配設されている。この各矯正ローラ104の外周面との間に一定の空間が形成されるように、各矯正ローラ104の外周を覆って断面円弧状のガイド板108が配設されている。
105は矯正ローラ104を駆動するための駆動モータ(矯正部モータ)である。矯正部モータ105の回転軸、および4本の矯正ローラ104の各回転軸に固定されたギヤが順次噛合することによって、各隣接する矯正ローラ104が互いに逆方向に回転される。これにより、矯正ローラ104間に進入した紙葉類32はジグザグ状に搬送されて順次逆方向に屈曲され、曲げが矯正されて収納部98の入口側に送り込まれる。
次に、回収装置34に配設される収納部98について説明する。収納部98の入口には、終端検出スイッチ110および一対の搬送ローラ111が配設されている。収納部98内はプレス板112により第1の室113および第2の室114の2室に仕切られている。プレス板112は、収納部モータ115により、収納部98内で移動可能となっており、一方の位置(図5では手前側)に移動した際には、入口から第2の室114内に紙葉類32を送り込み可能になり、他方の側(奥側)に移動した際には紙葉類32を第1の室113内に送り込み可能となっている。なお、116は第1および第2の室113、114内に配設された受板であり、スプリング117によって受けられている。
この回収装置34を用いた紙葉類32の回収原理について図5、図6を参照して説明する。紙葉類検知センサ99によって紙葉類32の先端(一端)が到達したことが検知されると分離部モータ101が駆動され、搬送ベルト100が駆動されて紙葉類32は矯正部96へ送り込まれる。入口センサ102によって紙葉類32が検出されると、分離部モータ101は停止され、一方矯正部モータ105が駆動されて4本の矯正ローラ104が回転され、紙葉類32は矯正ローラ104間を搬送され、その間に表裏方向に数度曲折され、これにより曲がりが矯正された状態で収納部98内に送り込まれる。終端検出スイッチ110によって紙葉類32の終端(他端)が検出されると矯正部モータ105は停止される。なお、搬送ローラ111は矯正ローラ104とともに駆動、あるいは停止される。
収納部98内では、プレス板112が一方の方向(図5では奥側)に移動しており、紙葉類32は、入口から第1の室113内に搬入される。終端検出スイッチ110によって紙葉類32の終端が通過したことが検出されると収納部モータ115が駆動され、プレス板112が第1の室113内方向に移動し、受板116に紙葉類32を押し付ける。この状態でプレス板112が停止し、入口から紙葉類32が第2の室114内に送り込み可能な状態となり、次に送られてくる紙葉類32は第2の室114内に送り込まれ、収容される。このようにして順次紙葉類32が第1の室113、第2の室114に取り込まれ、収容されるのである。
しかしながら、図5および図6に示すような回収装置34を用いて搬送されてくる紙葉類32を回収するに際して、次のような問題が生じる場合がある。
例えば、回収装置34では、搬送されてきた紙葉類32は、その後端部が屈曲又は湾曲形に変形された変形部32bの多くが、通路が次第に狭くなった(図5では、一対の搬送ベルト100によってV字状に狭くなる様子が示されている)分離部94によって、伸ばされて開いた状態となる。しかしながら、一部の紙葉類32で変形が強いものは、この通路内で紙葉類の後部全辺に亘り又は角等一部が完全に二つ折り状態のままで、矯正部96に導かれることがある。
収納部98の手前には、矯正ローラ104間をジグザグ曲げられながら通過して紙葉類32の変形を矯正する装置(矯正部96)が設けられているので、二つ折りで通過した場合はこの矯正部96により更に強く折り目が付けられ一辺又はその一部を強く折り畳まれたまま収納部98に収容されることになる。
また、分離部94の通路で複数枚の紙葉類32が重なることがあり、そのまま矯正部96を通過する際、複数枚が折り重なる状態も発生する場合がある。この場合、矯正部96前後で紙葉類32のつまりが発生してしまう。さらに、複数の紙葉類32が重なり一体化することにより見かけ上、紙葉類の全長が長くなってしまい、収納部98に納まらず、はみ出してしまう。このため、紙葉類搬送装置20のシステム自体が停止する等の問題が発生してしまう。
そこで、以下に示す実施の形態1、2では、搬送されてきた紙葉類32を収納部98において回収する際、分離部94において紙葉類32をしごいた後、矯正部96において紙葉類32の変形部32bを矯正することを行うことを説明する。すなわち、紙葉類32の先端から終端へ押さえつけるように擦る、「しごく」ので、例えば折り畳まれた状態の紙葉類32であっても、伸ばされて開いた状態となり、その後、矯正部96で変形部32bが完全に矯正される。したがって、紙葉類32の変形部32bの変形を良好に解消することができる。また、矯正部96前後においての紙葉類32がつまることを防止することができる。さらに、搬送されてきた紙葉類32を良好に収納部98に収納することができる。このように、紙葉類32をしごく手段は、矯正部96の手前の分離部94で行うものである。
(実施の形態1)
図7は本実施の形態における分離部94aの斜視図であり、図8は分離部94aの一部を分解して示す斜視図であり、図9は分離部94aの一部を分解して示す上面図である。また、図10は分離部94aが有するスキージ301であり、(a)側面図、(b)上面図である。本実施の形態で示す分離部94aは、前述してきた紙葉類搬送装置20の分離部94と同様に、送風管22の終端部に設けられ、搬送されてきた紙葉類32と空気流を分離するものであるが一部構成が異なっている。特に、矯正ローラ104を有する矯正部96の手前側に、突起部302を有するスキージ301を配設している。なお、紙葉類搬送装置20の他の構成、紙葉類32の搬送原理などは前述した通りである。
送風管22内では空気流の風圧によって搬送されてきた紙葉類32は、分離部94aによって完全に空気流と分離されると止まってしまうので、その前に別の手段に引き継ぎ、矯正部96に送る必要がある。そこで、分離部94aでは、送り込まれてくる紙葉類32を搬送する搬送ベルト100をスキージ301と対向して配設し、さらに、紙葉類32を挟むローラ321およびプーリ103を、矯正ローラ104とスキージ301との間に配設している。分離部94aでは、紙葉類32がローラ321とプーリ103によって挟み込まれるように送風管22の終端部(送風管側口323)から矯正部96(矯正部側口324)までの紙葉類32が通過する通路の幅を次第に狭くしている。なお、ローラ321とプーリ103は、ギアを介して図6に示した分離部モータ101と接続されている。また、ローラ321およびプーリ103側には、図6に示したような排出管60が設けられている。
このように、分離部94aでは、搬送されてきた紙葉類32の入口となる送風管側口323、および出口となる矯正部側口324が設けられている。送風管側口323は送風管22の断面と同程度の大きさであって変形部32bを有する紙葉類32が通過できる程度の大きさであり、矯正部側口324は紙葉類32がその側縁部で通過できる程度の大きさである。
分離部94aにおいては、4本の搬送ベルト100とガイド板326とによって送風管22の終端部から矯正部96までの紙葉類32が通過する通路の幅をV字状に次第に狭くしている(図9参照)。すなわち、回収装置34では、送風管22の終端部から矯正部96までの紙葉類32が通過する通路の幅が次第に狭くなっている。なお、矯正部側口324の前方には、図5に示したように、一対の平行に設けられたガイド板107が配され、紙葉類32を矯正部96に導く。
本実施の形態では、図9に示すように、紙葉類32が通過する通路の途中に、ガイド板326から搬送ベルト100に向かって突起する突起部302を設けている。具体的には、ガイド板326に、図10に示すような突起部302を有するスキージ301を取り付けている。この突起部302の前側面303が、搬送されてくる紙葉類32の終端(後端縁)で当接し、屈曲又は湾曲した変形部32bが開くように規制する傾斜面に形成されている。このため、搬送されてきた屈曲又は湾曲部(変形部32b)を有する紙葉類32の終端(後端縁)が突起部302で抵抗を受けるため、紙葉類32を伸ばして開いた状態とすることができる。この点に関して、以下により詳細に説明する。
図11〜図13は、分離部94aにおける搬送中の紙葉類32の様子を示す説明図である。図11では、スキージ301の側面側から見た紙葉類32が搬送される様子を(a)〜(c)の順で示している。また、図12(a)〜(d)と図13(a)〜(d)とはそれぞれ対応しており、図12ではスキージ301の上面側から見た紙葉類32が搬送される様子、図13ではスキージ301の側面側から見た紙葉類32が搬送される様子を示している。なお、図11〜図13に示す右側に向かう線状の矢印は紙葉類32の搬送方向を示している。
まず、図9および図11に示すように、分離部94aの送風管側口323から進入した紙葉類32は、ガイド板326に取り付けられたスキージ301によってさらに通路が狭められているため、空気流と分離されていく。具体的には、紙葉類32と空気流とを分離するために、空気流を搬送ベルト100方向に空気の流れを変えて排出させると共に、搬送ベルト100へ押しつけることで、搬送ベルト100への押圧力を受けた紙葉類32は搬送ベルト100との摩擦力を得て、分離されながら搬送される。このように分離されながら搬送させる紙葉類32は、突起部302と搬送ベルト100との間を通って矯正部側口324へ向かう。
スキージ301は、図10(a)に示すように、突起部302の前側面303が後側面304より幅が狭くなっており、突起部302の後側面304が徐々に幅が広くなっている。より具体的には、搬送されてきた紙葉類32の表面に対して、突起部302の後側面304が、矯正部96に向かってV字状に二股に分岐している。例えば、スキージ301をコ字状に分岐させた場合、突起部302の後側面304と搬送ベルト100との隙間(スリット状の隙間)が狭いため、その隙間を通過しようとする紙葉類32の先端縁が突起部302と衝突し、紙葉類32が詰まったりすることも考えられる。そこで、本実施の形態では、搬送されてきた紙葉類32の表面に対して、突起部302の後側面304が矯正部96に向かってV字状にスキージ301を二股に分岐しているので、紙葉類32はその先端部が中央部から角部へと徐々にスキージ301と接するように搬送され、矯正部側口324へ容易に導かれる(図11(c)参照)。
続いて、図12(a)、図13(a)に示すように、送風管側口323から進入した屈曲又は湾曲した変形部32bを有する紙葉類32は、その先端がローラ321、プーリ103に挟まれて矯正部側口324を通過し、さらに終端が突起部302を通過しようとする。図12、図13中では、Aを終端(後端縁)、折れて曲がっている箇所を終端側からB、Cとして示している。
続いて、図12(b)、図13(b)に示すように、屈曲又は湾曲した変形部32bを有する紙葉類32の終端A(後端縁)は、突起部302の前側面303と当接して抵抗を受け、図12(c)、図13(c)に示すように、屈曲又は湾曲部(変形部32b)が開かれる。次いで、図12(d)、図13(d)に示すように、突起部302によって、屈曲又は湾曲部(変形部32b)の内側面(図4で示す空間A側の面)に当接して屈曲又は湾曲部をしごくことにより屈曲又は湾曲部を開くように規制する。その後、紙葉類32は、突起部302の後側面304と搬送ベルト100の間のスリット状の隙間を通過しようとする。このように、スキージ301に突起部302を設けることによって、屈曲又は湾曲した紙葉類32であっても容易に開いた状態にすることができる。
本実施の形態では、突起部302を有するスキージ301は、突起部302の前側面303が後側面304より幅が狭くなっており、突起部302の後側面304が徐々に幅が広くなっている。より具体的には、搬送されてきた紙葉類32の表面に対して、突起部302の後側面304が、矯正部96に向かってV字状に二股に分岐している。このため、図13で示したように、紙葉類32の中心部から長手側の端部へ徐々に紙葉類32はしごかれていく。
このように、搬送されてきた紙葉類32を押さえつけるように擦る、すなわち「しごく」ので、例えば折り畳まれた状態の紙葉類32であっても伸ばされて開いた状態となり、その後、矯正部96で紙葉類32の変形部32bが完全に矯正される。したがって、紙葉類32の変形部32bの変形を良好に解消することができる。また、矯正部96前後においての紙葉類32がつまることを防止することができる。さらに、搬送されてきた紙葉類32を良好に収納部98に収納することができる。
これまでに説明した突起部302を有するスキージ301の形状は、種々変更することができる。図14(a)、(b)のそれぞれに示すスキージ301a、301bは変形例である。なお、図14中には紙葉類32が搬送されている様子も示すが、図12(b)に対応させて紙葉類32の終端(後端縁)がスキージ301の突起部302の前側面303と当接する様子を示している。
図14は、送風管側口302側の斜面形状(傾斜角)を変化させた場合の突起部302a、302bの説明図である。これまでに説明した突起部302(例えば、図12(b))では、突起部302の前側面303が、突起部302の後側面304に対して鈍角である。これに対して、図14(a)に示すように、前側面303が、後側面304に対して直角としたものを突起部302aとしている。また、図14(b)に示すように、前側面303が、後側面304に対して鋭角としたものを突起部302bとしている。なお、この突起部302bは、送り込まれてくる紙葉類32の、屈曲又は湾曲部(変形部32b)に進入する突部305を有するように、フック状または釣り針状となっている。
図14に示すようなスキージ301の突起部302の形状を種々変更した場合であっても、搬送されてきた折れ曲がった紙葉類32の終端(後端縁)は、突起部302で抵抗を受けるため、折れ曲がった変形部32bを開いた状態とすることができる。なお、フック状または釣り針状となっている突起部302bでは、例えば、紙葉類32の腰が強く、あるいは紙葉類32の厚みがある場合には、突起部302bに紙葉32の終端が引っかかり、紙葉類32のつまりの原因にもなると考えられるので、突起部302のように傾斜角が鈍角のものがより望ましい。
(実施の形態2)
前記実施の形態1で示したスキージ301では、突起部302の後側面304が矯正部96に向かって二股に分岐する場合について説明した。本実施の形態で示すスキージ311では、突起部312の後側面314が矯正部96に向かって面状に広がる場合について説明する。分岐する場合も、面状に広がる場合も、突起部の前側面が後側面より幅が狭くなっており、突起部の後側面が徐々に幅が広くなっている点では概念が同じである。
図15は本実施の形態における分離部94bの一部を分解して示す斜視図であり、図16は分離部94bの一部を分解して示す上面図である。また、図17は本実施の形態におけるスキージ311を説明するための図であり、(a)は側面図、(b)は上面図である。
本実施の形態における分離部94bも前記実施の形態1と同様に、例えば図1に示したような紙葉類搬送装置20の回収装置34に含まれるものであり、送風管22の終端部に設けられ、紙葉類32と空気流を分離するものである。送風管22内では空気流の風圧によって搬送されてきた紙葉類32は、完全に空気流と分離されると止まってしまうので、その前に別の手段に引き継ぎ、矯正部96に送る必要がある。そこで、分離部94bでは、紙葉類32がローラ321とプーリ103によって挟み込まれるように送風管22の終端部(送風管側口323)から矯正部(矯正部側口324)までの紙葉類32が通過する通路の幅を、搬送ベルト100とガイド板326とによって次第に狭くしている(図16参照)。
本実施の形態では、さらに、分離部94bの通路の途中に突起部312を設けている。具体的には、ガイド板305にスキージ311を取り付けることによって、突起部312を設けている。このように通路中に突起部312を設けることにより、折れた紙葉類32の終端(後端縁)は突起部312の前側面313に当接して抵抗を受けるため、変形部32bを開いた状態とすること(伸ばすこと)ができる。
また、スリット状の隙間を形成する突起部312の後側面314が、前記実施の形態1のスキージ301と異なり、平板で構成されている。このため、搬送されてきた紙葉類32の表面とスキージ311の搬送面(突起部312の後側面314)とが接する面積が大きくなるため、より強く紙葉類32をしごくことができる。さらに、送風管22内での搬送時には折れていた紙葉類を開いた状態で紙葉類32をしごいた後、矯正部96は紙葉類32の変形部32bを矯正することを行うので、紙葉類32の変形部32bの変形を良好に解消することができる。また、矯正部96前後においての紙葉類32がつまることを防止することができる。さらに、搬送されてきた紙葉類32を良好に収納部98に収納することができる。
本発明は、紙葉類搬送方法を用いた紙葉類搬送装置の製造業に幅広く利用されるものである。
20 紙葉類搬送装置
22 送風管
22a、22b 壁面
23 曲折部
24 空気流発生装置
25 送出管
26 連結管
28 送り込み装置
29 紙幣識別装置
30 曲げ装置
32 紙葉類
32a 平面部
32b 変形部
34 回収装置
36 戻り管
37 取り入れ口
40、40a、40b リブ
60 排出管
94、94a、94b 分離部
96 矯正部
98 収納部
99 紙葉類検知センサ
100 搬送ベルト
101 分離部モータ
102 入口センサ
103 プーリ
104 矯正ローラ
105 矯正部モータ
106、107、108 ガイド板
110 終端検出スイッチ
111 搬送ローラ
112 プレス板
113、114 室
115 収納部モータ
116 受板
117 スプリング
301、301a、301b スキージ
302、302a、302b 突起部
303 前側面
304 後側面
305 突部
311 スキージ
312 突起部
313 前側面
314 後側面
321 ローラ
323 送風管側口
324 矯正部側口
326 ガイド板

Claims (8)

  1. 送風管と、該送風管内へ紙葉類を送り込む送り込み装置と、前記送風管内に空気流を生じさせる空気流発生装置と、前記送風管の終端部に、送風管内を搬送されてくる紙葉類を回収する回収装置とを有する紙葉類搬送装置において、
    前記送り込み装置に配設され、紙葉類の後端部を屈曲又は湾曲形に変形する曲げ装置を含み、
    前記回収装置に配設され、紙葉類の前記後端部の変形を矯正する矯正部を含み、
    前記回収装置の前記矯正部の手前側に配設され、送り込まれてくる紙葉類の、屈曲又は湾曲部の内側面に当接して屈曲又は湾曲部をしごくことにより屈曲又は湾曲部を開くように規制する突起部を有するスキージを含むことを特徴とする紙葉類搬送装置。
  2. 前記突起部の、前記送風管側の前側面が、搬送されてくる紙葉類の後端縁が当接し、屈曲又は湾曲部が開くように規制する傾斜面に形成されていることを特徴とする請求項1記載の紙葉類搬送装置。
  3. 前記突起部の前側面は、前記突起部の、前記矯正部側の後側面に対して直角ないし鈍角であることを特徴とする請求項記載の紙葉類搬送装置。
  4. 前記突起部は、送り込まれてくる紙葉類の、屈曲又は湾曲部に進入する突部を有することを特徴とする請求項1または2記載の紙葉類搬送装置。
  5. 前記突起部の前側面は、後側面より幅が狭く、
    前記突起部の後側面は、前記矯正部に向かって徐々に幅が広くなることを特徴とする請求項記載の紙葉類搬送装置。
  6. 前記突起部の後側面が、前記矯正部に向かって二股に分岐していることを特徴とする請求項記載の紙葉類搬送装置。
  7. 前記矯正部は、紙葉類をジグザク状に通過することにより、順次逆方向に曲げて前記紙葉類の変形を矯正する矯正ローラを有し、
    送り込まれてくる紙葉類を挟むプーリおよびローラが前記矯正ローラと前記スキージの間に配設されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の紙葉類搬送装置。
  8. 前記スキージに対向する搬送ベルトが配設されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の紙葉類搬送装置。
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