JP4371259B2 - 風力発電機 - Google Patents

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Description

本発明は風力発電機に関する。より具体的に述べると、本発明は、風力及び磁力を用いて発電を行うことが出来る発電システムに関する。
現状では、風力発電機において発電可能な風力の下限値は、風速が2.0m/s程度であり、定格風速値は12.7m/s程度である。
これよりも風速が低いと、発電が不可能であり、これよりも風速が速いと、風車が破損する恐れがあるため、運転を停止するように構成されている。
ここで、我国では風速、風向が頻繁に変化するので、広い風速に亘って風力発電を行いたいという要請がある。
しかし、上述の様な速度範囲(例えば2.0m/s〜12.7m/s)でしか風力発電が行えないのが現状である。
なお、従来の垂直軸風車(例えば特許文献1)では、上述した従来技術の問題点を解消することは出来ない。
特開昭53−59151号公報
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、風速がゼロ近傍の微風から定格を越える強風まで、広い風速範囲に亘って、発電可能な風力発電機の提供を目的としている。
本発明の風力発電機(Gh)は、水平軸風車(1H)を有し、該水平軸風車(1H)のブレード(21H〜23H)の半径方向外方に枠体(3H)を配置し、ブレード(21H〜23H)の半径方向外方端部に永久磁石(41〜43)を設け、枠体(3H)の半径方向内周面であって且つ風車(1H)の水平軸(5H)方向について前記永久磁石(41〜43)と相対する位置に複数の電磁石(M1〜M12)を設け、風速或いはブレード(2H)の回転速度を計測する計測手段(6)と、前記電磁石(M1〜M12)のコイルへの電力供給を制御する制御手段(7)を設け、該制御手段(7)は、前記計測手段(6)で計測された風速或いはブレード(2H)の回転速度が閾値未満の場合には前記電磁石(M1〜M12)の極性が前記永久磁石(41〜43)と反撥し合う極性となる様に電力を供給し、風速或いはブレード(2H)の回転速度が閾値以上である場合には前記電磁石(M1〜M12)には電力を供給しない制御を行う様に構成されていることを特徴としている(請求項1)。
また、本発明の風力発電機(Gv1)は、垂直軸風車(1V)を有し、該垂直軸風車(1V)のブレード(21V〜23V)の半径方向外方に枠体(3V)を配置し、ブレード(21V〜23V)の半径方向外周面に永久磁石(41〜46)を設け、枠体(3V)の半径方向内周面で且つ風車(1V)の垂直軸(5V)方向について前記永久磁石(41〜46)と相対する位置に電磁石(M1〜M6)を設け、風速或いはブレード(21V〜23V)の回転速度を計測する計測手段(6)と、前記電磁石(M1〜M6)のコイルへの電力供給を制御する制御手段(7)を設け、該制御手段(7)は、前記計測手段(6)で計測された風速或いはブレード(21V〜23V)の回転速度が閾値未満の場合には前記電磁石(M1〜M6)の極性が前記永久磁石(41〜46)と反撥し合う極性となる様に電力を供給し、風速或いはブレード(21V〜23V)の回転速度が閾値以上である場合には前記電磁石(M1〜M6)には電力を供給しない制御を行う様に構成されていることを特徴としている(請求項2)。
係る構成を具備する本発明によれば、微風時は電磁石と永久磁石とが反撥し合うように電力を供給することにより、風車のブレード或いは回転軸(垂直軸)を回転して、風車の抵抗を静止摩擦ではなく、転がり摩擦とせしめる。その結果、微風でも風車は回転して、出力電力を得ることができる。
また、閾値以上の風速であれば、電力を電磁石に供給せずに、通常の風力発電が可能である。
一方、定格以上の風速の場合(強風の場合)は、磁力でブレーキをかけることが出来るために常に安全に運転出来る。
なお、風車停止時は単一の電磁石のみに電力を供給して、該電力を供給された電磁石には、永久磁石と吸引し合うような極性を付与するのが好ましい。そのように構成すれば、電磁石と永久磁石との引張り力により、風車の回転が抑制されるからである。
これに加えて、水平軸風車に本発明を適用する場合においては、ジェネレータを取り払って、支持用のシャフトとブレードのみを設けて構成すれば、ファンとして使用が可能である。
上述した構成を具備する本発明の作用効果を以下に列挙する。
(1) 微風でも、風車を回転して、発電することが可能である。
(2) 電磁石と永久磁石とが吸引し合う様に、電磁石へ電力を供給してやれば、強風時には、風車の回転を抑制して、破損を防止しつつ、必要な発電を行うことが可能である。
(3) 電磁石を構成するコイル中で、電力が供給される範囲が少なく、消費電力が少ない。そのため、熱をもたない。
(4) 冷却手段が不要である。
(5) 耐熱性が良好だが、比重の大きな鉄を使用する必要が無くなるので、軽量化が可能となる。
(6) 前記作用効果(1)及び(3)〜(5)によって高効率の発電が達成できる。
(7) 広い範囲の風速に亘って発電が可能であるため、風速が変化しやすい我国の風土にマッチしている。
(8) 本発明では、既存の風車に電磁石用の枠体を追加すれば実施可能であり、新たな設備投資が抑制される。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1〜図8を参照して第1実施形態の水平軸風車タイプに関して説明する。
第1実施形態を説明するのに先立って、先ず図3〜図5を参照して、第1実施形態で利用している駆動原理或いはモータについて説明する。
通常のモータはNSの吸引力で回転する。しかし、NSの吸引力のみで回転させるためには、広い範囲(通常は360°)に亘ってコイルへ電力を供給する必要がある。
これに対して、図示の実施形態(第1実施形態〜第4実施形態)で使用されるモータは、NN或いはSSの排斥力で回転する。
図3〜図5を参照して当該モータの駆動原理を説明する。尚、当該モータは説明を簡便にするため、2極のモータであるものとする。
図3において、ステータSとロータRの永久磁石4とは角度θだけ変位しているものとする。その状態でステータS側の電磁石Mに通電すると、ステータSとロータRの永久磁石4とは互いに同じ、例えばN極を呈し、そのためにステータSとロータRは互いに反発し合い、矢印方向に回転する。
そして、図4の状態を経過して、図5では、ロータRは再び図3と同様の位置に達する。そして再びステータS側の電磁石Mに通電して、以降も同様な操作が繰り返される。
ここで、ステータ側でコイルの電力が流れるのは、θ=10°程度の範囲のみで回転する。従って、2極タイプであれば通電時間が20(10×2)/360=1/18の電力消費で済む。即ち、省電力が達成される。
上述したモータの原理を応用した本発明の第1実施形態に係る風力発電装置が図1及び図2に示されている。
以下、図1及び図2を参照して第1実施形態を説明する。
図1及び図2に示す水平軸風車タイプの風力発電機Ghは、基盤100上に立設したポールPの先端部に、回転取り付け台20を介してポールPの軸芯周りに回動自在に据え付けられた発電機Gを備えている。
前記発電機Gの主軸5Hは水平に配置され、その先端を覆うトップカバー5cには、主軸5Hに直交する平面上に、同様の形状で等長且つ隣り合うブレード同士が均等角度に配置された図示の例では3本のブレード21H、22H、23Hが固着されている。
その3本のブレード21H、22H、23Hの先端(半径方向外方端部)には、夫々永久磁石41、42、43が設けてある。
以降、3本のブレード21H、22H、23Hがトップカバー5cに固着された状態のブレード(の集合体)を符号2Hで示す。
前記ブレード2Hの半径方向外方には、ポールPの外周周りに前記回転式取付け台20と同期して回転する回転式枠体支持部材25に支持されたリング状の枠体3Hが、ブレード2Hを包囲するように配置されている。
即ち、第1実施形態の水平軸風車1Hは、トップカバー5cを含むブレード2Hと、ブレード2Hを包囲する枠体3Hによって構成されている。
その枠体3Hには、ブレード2H(21H〜23H)の先端に設けた前記永久磁石41〜43と相対する位置に、図示の例では12個の電磁石(M1〜M12)が取付けられている。
尚、前記永久磁石41〜43と枠体3H側に取付けられた12個の電磁石(M1〜M12)との間には、均一の隙間(ギャップ)が形成されている。
図2を参照して、図示の例では、発電機Gの近傍にはブレード2Hの回転速度を検出するための速度センサ6が設けられており、速度センサ6が検出した検出信号は信号ラインLiを介して制御手段であるコントロールユニット7に送られる。
そのコントロールユニット7は前記枠体3H側に取付けられた電磁石M1〜M12のコイルCと電力供給ラインLoによって接続されている。
尚、図1及び図2では電磁石M1のみが電力供給ラインLoによってコントロールユニット7に接続されているように示されているが、他の電磁石M2〜M12の電力供給ラインによるコントロールユニット7への接続は省略して描かれている。
コントロールユニット7は、前記速度センサ6で計測されたブレード2Hの回転速度が閾値未満の場合には前記電磁石M1〜M12の極性が前記永久磁石41〜43と反撥し合う極性となる様に電力を供給し、ブレード2Hの回転速度が閾値以上である場合には前記電磁石M1〜M12には電力を供給しない制御を行う様に構成されている。
次に、第1実施形態の制御について、図6を参照して説明する。
ここで、本発明の実施形態では、従来では回転が不可能であった2.0m/h未満の微風時には磁力で風車を回転することが可能である。即ち、出力電力と入力(電磁石)との差だけの電力を得ることが出来る。
先ず、風速計によって風速を計測し(ステップS1)、風速が閾値(所定値)以上であるか否かを判断する(ステップS2)。閾値以上の風速であれば(ステップS2のYES)、電力を電磁石に供給せずに、通常の風力発電を行って(ステップS3)ステップS5に進む。
一方、風速が閾値未満であれば(ステップS2のNO)、電磁石(M1〜M12)に継続的に通電して(ステップS4)、電磁石(M1〜M12)の磁力を利用してブレード2Hを回転させた後、ステップS8まで進む。
ステップS5では、コントロールユニット7は風速が定格値例えば12.7m以上であるか否かを判断する(ステップS5)。
定格以上の風速の場合(ステップS5のYES)、は、磁力でブレーキを掛ける。即ち、電磁石(M1〜M12)の極性がブレード2Hの永久磁石41〜43と逆性となる様に電力を供給して、NSの吸引力によりブレードの回転を制動した(ステップS6)後、ステップS8に進む。
一方、風速が定格値を下回れば(ステップS5のNO)、電磁石をOFFにしたままの状態(ステップS7)で、ステップS8まで進む。
ステップS8ではコントロールユニット7は発電機Gの運転を終了するか否かを判断しており、運転終了であれば(ステップS8のYES)、そのまま終了する。
一方終了しないのであれば(ステップS8のNO)、再びステップS1以降を繰り返す。
本実施形態では、定期検査や、非常時の場合は、電磁石M1〜M12の内の1極のみを引っ張り力が作用する様にONとして、風車1Hを停止させておくことが出来る。
ここで、ステータ(枠体3H)側の電磁石M1〜M12の一部を永久磁石にしても良い。そのようにすることによりさらなる省エネが可能となる。但し、ステータ(枠体)3H側の電磁石を永久磁石にした場合、図7で示す様に、永久磁石4により、ブレード2Hの回転が抑制される可能性が有る。
これに対して、永久磁石4の配置により、ブレード2Hの回転の抑制を極めて小さくすることが可能となる。
具体的には、図8で示す様に、ブレード2H先端の永久磁石4の長手方向中心軸を、ブレード2Hの中心軸(半径方向)に対して、所定の角度θ(θ=35°〜55°)だけ傾斜させることにより、ステータ(枠体)3H側の電磁石Mの磁界によりブレードの回転が抑制されてしまうことを防止出来る。
上述した第1実施形態の作用を列挙する。
(1) 微風でも、風車1Hを回転して、発電することが可能である。
(2) 電磁石M1〜M12と永久磁石41〜43とが吸引し合う様に、電磁石M1〜M12へ電力を供給することにより、強風時には、風車1Hの回転を抑制して、破損を防止しつつ、必要な発電を行うことが可能である。
(3) 電磁石M1〜M12を構成するコイル中で、電力が供給される範囲が少なく、消費電力が少ない。そのため、熱をもたない。
(4) 消費電力が少ないため発熱量も少なく、冷却手段が不要である。
(5) 耐熱性が良好だが、比重の大きな鉄を使用する必要が無くなるので、軽量化が可能となる。
(6) (1)及び(3)〜(5)によって高効率の発電が達成できる。
(7) 広い範囲の風速に亘って発電が可能であるため、風速が変化しやすい我国の風土にマッチしている。
(8) 本実施形態では、既存の風車に電磁石用の枠体を追加すれば実施可能であり、新たな設備投資が抑制される。
次に図9及び図10を参照して第2実施形態である垂直軸風車タイプの1例を説明する。
図9は、垂直軸風車タイプの風力発電機Gv1を構成する垂直軸風車、即ち、ブレード部及びそのブレード部を回転支持する垂直軸及びブレードと垂直軸を連結する連結部材(支持部材)を立体的に示した図である。
図9において、発電機Gはベース101の内部に格納され、発電機Gの回転軸Gsの先端を垂直上方に向けるように配置されている。
その発電機Gv1の回転軸Gsの先端には垂直回転軸5Vを有する垂直軸風車1Vが接続されている。
その垂直軸風車1Vの垂直回転軸5Vの上下両端には、円盤状のハブ5h、5hが設けられており、その垂直回転軸5Vの上下両端のハブ5h、5hの外周には図示の例ではハブの外周を3等分するようにハブの半径方向外方に向かって1端部(1つのハブ)当り3本の支持部材51S、52S、53S(以上上端側ハブの支持部材)、54S、55S、56S(以上下端側ハブの支持部材)、が放射状に延在するように形成されている。
上端側の支持部材51Sと下端側の支持部材54S;上端側の支持部材52Sと下端側の支持部材55S;上端側の支持部材53Sと下端側の支持部材56Sは、夫々水平投影面に対して同じ位相となるように形成されている。
又、上端側の支持部材51Sと下端側の支持部材54Sとはブレード21Vで、上端側の支持部材52Sと下端側の支持部材55Sとはブレード22Vで、上端側の支持部材53Sと下端側の支持部材56Sとはブレード23Vで、夫々連結されて垂直軸風車1Vを構成している。
前記ブレード21Vには、風車の半径方向外方の表面2箇所に永久磁石41、44が取付けられている。又、前記ブレード22Vには、同様に永久磁石42、45が取付けられている。そして前記ブレード23Vには、同様に永久磁石43、46が取付けられている。
図10は、前述の垂直軸風車(比較のため2点差線で示している)1Vのブレード21V〜23Vの外側に形成されたケージ(所謂ステータに相当)3Vを立体的に示した図である。
尚、図示ではケージ3Vの全体像は明確には示されていないが、ケージ3Vの主要部材である縦部材31V、32V、33Vが示されている。その縦部材31V、32V、33Vの軸中心は、垂直軸風車1Vの軸と同軸のピッチサークル円Rc上に存在するように構成されている。
また、縦部材31V、32V、33Vの外周上で、ピッチサークル円Rcの中心、即ち垂直軸風車1Vの中心に対向する面で、前記各ブレード21V〜23V上に設けた永久磁石41〜46に対応する位置には、電磁石M1〜M6が取付けられている。
そして、互いに対向する永久磁石41〜46と電磁石M1〜M6との間には均一の隙間が形成されるように構成されている。
前記垂直軸風車1Vの、例えば下端のハブ5h近傍には風車1Vの回転速度を検出する速度センサ6が設置されており、その速度センサ6は信号ラインLiによってコントロールユニット7に接続されている。又、前記電磁石M1〜M6はラインLoによってコントロールユニット7に接続されている。
尚、図10では電磁石M6のみが電力供給ラインLoによってコントロールユニット7に接続されているように示されているが、他の電磁石M1〜M5の電力供給ラインによるコントロールユニット7への接続は省略して描かれている。
尚、図10の例では、縦部材は3本となっているが、ブレードの倍数としても良い。そのように縦部材を増やすことによってモータとして作用させる場合の駆動トルクを増加させることが出来る。
その他の作動原理、制御については、第1実施形態と同様であるので以降の説明は省略する。
次に、図11を参照して、第3実施形態を説明する。図11の第3実施形態は風車部分が第2実施形態と同様な垂直軸風車タイプであるため、風車部分を省略して描いた図である。
図9及び図10の第2実施形態では、電磁石を、ブレード周囲を包囲する枠体側に設けているが、図11の第3実施形態(風力発電機は符号Gv2で表す)では、垂直型風車(図11では省略)の基礎部分8にモータ9を設け、微風時の回転に対処している。
図11において、図示では省略してあるが、垂直軸風車の主軸50Vの下部は発電機G及びモータ9を格納する基礎部分(格納室)8の天井部分8aを貫通して格納室8の内部に挿通されている。
垂直軸風車の主軸50Vの下端は減速機59に接続されている。減速機59は風車の主軸50Vの下端に系止されたピニオン55Vとモータ9側のギヤ91とで構成され、ピニオン55Vとモータ9側のギヤ91とが噛合い、モータ9の回転力を減速して風車側に伝達するように構成されている。
又、主軸50Vにおける主軸50Vの下端と格納室の天井部分8aの間の領域にはギヤ56が固着され、発電機Gの主軸先端のピニオンGpと噛合っている。
モータ9の前記ギヤ91と回転軸92を共有するロータRの外周には、図示の例では上下2段で且つ各段が等間隔となるように永久磁石40が固着して配置されている。
そのロータRを包囲するステータSの内周面には、前記永久磁石40に対向する位置に電磁石Mが設置されており、その電磁石Mに巻きついたコイルCに通電することによって電磁石Mが励磁され、モータの機能を発揮するように構成されている。
図示の例では、風車主軸50Vの下部に固着されたギヤの回転速度を速度センサ6が検出しており、その速度センサ6の信号は信号ラインLiを介してコントロールユニット70に伝達されるように構成されている。
更に、コントロールユニット70は電力供給ラインLoによってステータS側の電磁石MのコイルCと接続されており、コントロールユニット70の制御によって電磁石Mが励磁されるように構成されている。
その他詳細な作動原理、制御については、第1実施形態と同様である。
次に図12を参照して第4実施形態を説明する。
図11の第3実施形態では、垂直軸風車のシャフト50Vは減速機59を介してモータ9の出力軸92に接続されているが、図12の第4実施形態(風力発電機は符号Gv3で表す)では、減速機を介さないでモータ出力軸92を垂直軸風車のシャフト50Vに直結させた実施形態である。尚、図中、符号Fはモータ出力軸92と垂直軸風車のシャフト50Vとを接続するためのフランジを示す。
図示においては、モータ9のロータR及びステータSの組合せは4段に構成されている。そのように、ロータR及びステータの組合せを多段化することによって、モータの駆動トルクを増大することが出来る。
その他の作動原理、制御については、第1実施形態及び第3実施形態と同様である。
なお、図13は、図11の第3実施形態および図12の第4実施形態におけるモータ部分を立体的に示した図である。但し、図13ではロータR側の永久磁石40及びステータS側の電磁石Mは4極の1段のみで示している。
本発明の第1実施形態である水平軸風車の風力発電機の正面図。 図1に対応する側面図。 実施形態の原理を説明するための第1過程図。 実施形態の原理を説明するための第2過程図。 実施形態の原理を説明するための第3過程図。 本発明の実施形態の制御方法を示すフローチャート。 ロータ側の永久磁石とステータ側の電磁石との位置関係を示す図。 ステータ側の電磁石に対するロータ側の永久磁石の配置状の戸育成を説明するための図。 本発明の第2実施形態である垂直軸風車の風力発電機のロータ部の斜視図。 本発明の第2実施形態である垂直軸風車の風力発電機のステータ側の斜視図。 本発明の第3実施形態である垂直軸風車の風力発電機の部分断面図。 本発明の第4実施形態である垂直軸風車の風力発電機の部分断面図。 第3及び第4実施形態のモータ部分を説明する立体図。
符号の説明
Gh・・・風力発電機
M、M1〜M12・・・電磁石
P・・・ポール
1V・・・垂直軸風車
1H・・・水平軸風車
2H、21H〜23H、21V〜23V・・・ブレード
3H・・・リング状枠体
40〜46・・・永久磁石
5H・・・水平軸
5V・・・垂直軸
6・・・速度センサ
7、70・・・コントロールユニット
20・・・回転取付台
100、101・・・ベース
G、Gv1・・・発電機
5c・・・トップカバー
5h・・・ハブ
25・・・回転式枠体支持部材
Lo・・・電力供給ライン
Gs・・・発電機の回転軸
51S〜56S・・・支持部材
31V〜33V・・・縦部材
Rc・・・ピッチサークル円
8・・・垂直型風車の基礎部分(格納室)
8a・・・基礎部分の天井部分
9・・・モータ
50V・・・垂直軸風車の主軸
55V、Gp・・・ピニオン
59・・・減速機
91・・・ギヤ
R・・・ロータ
S・・・ステータ
C・・・コイル
Li・・・信号ラインLi
92・・・モータ出力軸
F・・・フランジ

Claims (2)

  1. 水平軸風車を有し、該水平軸風車のブレードの半径方向外方に枠体を配置し、ブレードの半径方向外方端部に永久磁石を設け、枠体の半径方向内周面であって且つ風車の水平軸方向について前記永久磁石と相対する位置に複数の電磁石を設け、風速或いはブレードの回転速度を計測する計測手段と、前記電磁石のコイルへの電力供給を制御する制御手段を設け、該制御手段は、前記計測手段で計測された風速或いはブレードの回転速度が閾値未満の場合には前記電磁石の極性が前記永久磁石と反撥し合う極性となる様に電力を供給し、風速或いはブレードの回転速度が閾値以上である場合には前記電磁石には電力を供給しない制御を行う様に構成されていることを特徴とする風力発電機。
  2. 垂直軸風車を有し、該垂直軸風車のブレードの半径方向外方に枠体を配置し、ブレードの半径方向外周面に永久磁石を設け、枠体の半径方向内周面で且つ風車の垂直軸方向について前記永久磁石と相対する位置に電磁石を設け、風速或いはブレードの回転速度を計測する計測手段と、前記電磁石のコイルへの電力供給を制御する制御手段を設け、該制御手段は、前記計測手段で計測された風速或いはブレードの回転速度が閾値未満の場合には前記電磁石の極性が前記永久磁石と反撥し合う極性となる様に電力を供給し、風速或いはブレードの回転速度が閾値以上である場合には前記電磁石には電力を供給しない制御を行う様に構成されていることを特徴とする風力発電機。
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