JP2004211707A - 風力発電機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 風の向きにかかわりなく効率よく発電できる風力発電機を提供する。
【解決手段】 風力を動力源として発電する風力発電機1において、縦軸形の第1風車20、縦軸形の第2風車30および発電装置40を備え、第1風車20の3つの羽根21、22、23の回転中心と第2風車30の3つの羽根31、33の回転中心は同一であり、第1風車20の3つの羽根21、22、23の回転方向と第2風車30の3つの羽根31、33の回転方向は互いに反対方向であり、発電装置40の界磁用磁石は前記第1風車20に取り付けられ、発電装置40の電機子コイルは第2風車30に取り付けられていること。
【選択図】 図1
【解決手段】 風力を動力源として発電する風力発電機1において、縦軸形の第1風車20、縦軸形の第2風車30および発電装置40を備え、第1風車20の3つの羽根21、22、23の回転中心と第2風車30の3つの羽根31、33の回転中心は同一であり、第1風車20の3つの羽根21、22、23の回転方向と第2風車30の3つの羽根31、33の回転方向は互いに反対方向であり、発電装置40の界磁用磁石は前記第1風車20に取り付けられ、発電装置40の電機子コイルは第2風車30に取り付けられていること。
【選択図】 図1
Description
本発明は、風力発電機に関するものであり、特に、風向きがどのような方向であっても効率よく発電できる風力発電機に関するものである。
従来、公害の少ない発電機としてプロペラ形風力発電機が使用されている(例えば、「1級電気工事施工学科試験の完全対策」、オーム社、2002年3月25日発行の182頁および183頁参照)。
また、縦軸形風車を使用した風力発電機もある(例えば特許文献1)。この場合の風力発電機では、縦軸とこの縦軸に同芯状にして外嵌合されている回転軸筒の両者に、それぞれ4枚の羽根が風受け面を互いに反対向きにして設けられ、前記縦軸と回転筒軸の互いに相対向する部位には、一方に巻線が、また、他方に界磁磁石が設けられている。このため、風向きの如何にかかわらず、縦軸に設けられた4枚の羽根と回転軸筒に設けられた4枚の羽根は風力により互いに反対方向に回転するので、前記巻線と界磁磁石が互いに反対方向に回転するため、発電することができる。
特開2001−132617号
また、縦軸形風車を使用した風力発電機もある(例えば特許文献1)。この場合の風力発電機では、縦軸とこの縦軸に同芯状にして外嵌合されている回転軸筒の両者に、それぞれ4枚の羽根が風受け面を互いに反対向きにして設けられ、前記縦軸と回転筒軸の互いに相対向する部位には、一方に巻線が、また、他方に界磁磁石が設けられている。このため、風向きの如何にかかわらず、縦軸に設けられた4枚の羽根と回転軸筒に設けられた4枚の羽根は風力により互いに反対方向に回転するので、前記巻線と界磁磁石が互いに反対方向に回転するため、発電することができる。
しかし、従来のプロペラ形風力発電機においては、特に大型のプロペラ形風力発電機では、プロペラの上下間の高度差による風向きの違いから起きるプロペラのブレードの失速や、急激な風向きの変化(例えば巻き風)による前記ブレードの失速などにより、風力エネルギーを無駄にすることが致命的である。
また、プロペラ形風車はそのブレードの面積が小さいことにより、微風による少量の風圧では起動しにくいため、その設置場所はかなりの環境条件が必要となる。さらに、前記プロぺラ形風車の風車ロータの円周が大きいとともに、変化する風向きに合わせるために、前記プロぺラ形風車の横軸の方向が水平方向に360度回転することを想定すると、プロペラ形風力発電機の1基当りの設置に必要な地面の面積はかなり大きくなってしまうことになる。
また、現在のプロペラ形風力発電に使用されている発電機は、風車ロータと比べて小型のものが多く、その発電効率はあまり良いとはいえない。その上、風車ロータから発電機に動力を伝達する駆動機構に、増速機などの二次的な駆動機械を使用しているため、これによっても多少のエネルギーロスが発生している。
このため、風力という不安定でデリケートなエネルギーが効率よく電力に変換されるように、風力発電機がどの様な条件の風力にも対応でき、かつ、風力発電機のエネルギーロスができるだけ少なくなるようにして、風力が持つ自然エネルギーを風力発電機が高効率で取り出して発電できるようにすることが望まれる。
また、プロペラ形風車はそのブレードの面積が小さいことにより、微風による少量の風圧では起動しにくいため、その設置場所はかなりの環境条件が必要となる。さらに、前記プロぺラ形風車の風車ロータの円周が大きいとともに、変化する風向きに合わせるために、前記プロぺラ形風車の横軸の方向が水平方向に360度回転することを想定すると、プロペラ形風力発電機の1基当りの設置に必要な地面の面積はかなり大きくなってしまうことになる。
また、現在のプロペラ形風力発電に使用されている発電機は、風車ロータと比べて小型のものが多く、その発電効率はあまり良いとはいえない。その上、風車ロータから発電機に動力を伝達する駆動機構に、増速機などの二次的な駆動機械を使用しているため、これによっても多少のエネルギーロスが発生している。
このため、風力という不安定でデリケートなエネルギーが効率よく電力に変換されるように、風力発電機がどの様な条件の風力にも対応でき、かつ、風力発電機のエネルギーロスができるだけ少なくなるようにして、風力が持つ自然エネルギーを風力発電機が高効率で取り出して発電できるようにすることが望まれる。
また、上述の従来例の縦軸形風車では、4枚の羽根を使用しているので、4枚の羽根のうちいずれかの羽根が風を受けて回転力を得るときに、反対側に配置された羽根が回転方向と反対方向の力を風から受けるので、回転力が減少する。また、4枚の羽根のうち風下側に位置する羽根が風からほとんど回転力を受けることができない。このため、風力発電機の効率が低下するという問題がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その課題は、風の向きに関わりなく効率よく発電できる風力発電機を提供することである。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その課題は、風の向きに関わりなく効率よく発電できる風力発電機を提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、風力を動力源として発電する風力発電機において、縦軸形の第1風車、縦軸形の第2風車および発電装置を備え、前記風力による第1風車の羽根の回転方向と第2風車の羽根の回転方向は互いに反対方向であり、前記発電装置は前記第1風車と第2風車との間に配置され、前記発電装置の界磁用磁石と電機子コイルは同じ回転中心の周りを回転し、かつ、前記界磁用磁石は前記第1風車および第2風車の一方の回転方向に回転し、前記電機子コイルは前記界磁用磁石による磁界中において前記第1風車および第2風車の他方の回転方向に回転することである。
これにより、第1風車と第2風車が風力により互いに反対方向に回転し、両者の間に配置された発電装置の界磁用磁石と電機子コイルが前記第1風車および第2風車の回転により互いに反対方向に回転するので、前記界磁用磁石による磁界を横切る電機子コイルにより発電をすることができる。このため、風の向きに関わりなく効率よく発電できる
さらに、縦軸形の風力発電機を形成することができ、地上からの高さにより風の方向・強さが異なる場合でも、効率よく発電することができる。
これにより、第1風車と第2風車が風力により互いに反対方向に回転し、両者の間に配置された発電装置の界磁用磁石と電機子コイルが前記第1風車および第2風車の回転により互いに反対方向に回転するので、前記界磁用磁石による磁界を横切る電機子コイルにより発電をすることができる。このため、風の向きに関わりなく効率よく発電できる
さらに、縦軸形の風力発電機を形成することができ、地上からの高さにより風の方向・強さが異なる場合でも、効率よく発電することができる。
さらに、請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、第1風車の羽根および第2風車の羽根の回転中心に垂直な面での断面は、湾曲した板状であり、第1風車の羽根の前記湾曲による凹面と第2風車の前記湾曲による凹面は互いに反対方向に向いていることである。
これにより、第1風車の羽根および第2風車の羽根の回転中心に垂直な面での断面は、湾曲した板状で凹面が形成されているので、風力を受けることが容易であり、第1風車の羽根の前記凹面と第2風車の羽根の前記凹面は互いに反対方向に向いているので、第1風車と第2風車は互いに反対方向に回転する。
これにより、第1風車の羽根および第2風車の羽根の回転中心に垂直な面での断面は、湾曲した板状で凹面が形成されているので、風力を受けることが容易であり、第1風車の羽根の前記凹面と第2風車の羽根の前記凹面は互いに反対方向に向いているので、第1風車と第2風車は互いに反対方向に回転する。
さらに、請求項3記載の発明は、請求項2に記載した発明において、第1風車の羽根および第2風車の羽根の回転中心に垂直な面での断面は、円弧状に湾曲した板状であることである。
これにより、円弧状の湾曲した板状の羽根は、円筒を適当に軸方向に切断することにより容易に形成することができるので、羽根を形成することが容易になる。
これにより、円弧状の湾曲した板状の羽根は、円筒を適当に軸方向に切断することにより容易に形成することができるので、羽根を形成することが容易になる。
さらに、請求項4記載の発明は、請求項3に記載した発明において、第1風車の羽根とその回転中心との間および第2風車の羽根とその回転中心との間に風の通路(通風路)が形成されていることである。
これにより、前記風の通路を通過した風の力により、第1風車および第2風車の羽根のうち風下側に位置する羽根に回転力を与えることが容易になる。
これにより、前記風の通路を通過した風の力により、第1風車および第2風車の羽根のうち風下側に位置する羽根に回転力を与えることが容易になる。
さらに、請求項5記載の発明は、請求項1に記載した発明において、前記発電装置の外形がその界磁用磁石および電機子コイルの回転中心に垂直な板状であることである。
これにより、第1風車を回転させる風と第2風車を回転させる風とを容易に分離することができるので、第1風車および第2風車の回転が容易になる。さらに、板状外形の発電装置の回転する界磁用磁石および電機子コイルによりフライホイール効果が得られるので、界磁用磁石および電機子コイルの回転むらを少なくすることができるため、発電電力の周波数の変動を少なくすることができる。
これにより、第1風車を回転させる風と第2風車を回転させる風とを容易に分離することができるので、第1風車および第2風車の回転が容易になる。さらに、板状外形の発電装置の回転する界磁用磁石および電機子コイルによりフライホイール効果が得られるので、界磁用磁石および電機子コイルの回転むらを少なくすることができるため、発電電力の周波数の変動を少なくすることができる。
さらに、請求項6記載の発明は、請求項2に記載した発明において、前記第1風車の羽根とその回転中心との間および前記第2風車の羽根とその回転中心との間に風の通路が形成され、前記羽根の凸面側に整流板が配設されていることである。
これにより、前記風の通路を通過した風の力により、第1風車および第2風車の羽根のうち風下側に位置する羽根に回転力を与えることが容易になるとともに、第1風車および第2風車の羽根の凸面側に整流板を付加することにより、この整流板が風により羽根と同様に回転力を発生するとともに、この整流板がこの整流板と対になっている羽根に加わる回転方向と反対方向の回転力を減少させる。さらに、整流板が風を風下側の羽根に導く。また、整流板は風の乱れを少なくする。このため、風により第1風車および第2風車を効率よく回転させることができる。
これにより、前記風の通路を通過した風の力により、第1風車および第2風車の羽根のうち風下側に位置する羽根に回転力を与えることが容易になるとともに、第1風車および第2風車の羽根の凸面側に整流板を付加することにより、この整流板が風により羽根と同様に回転力を発生するとともに、この整流板がこの整流板と対になっている羽根に加わる回転方向と反対方向の回転力を減少させる。さらに、整流板が風を風下側の羽根に導く。また、整流板は風の乱れを少なくする。このため、風により第1風車および第2風車を効率よく回転させることができる。
さらに、請求項7記載の発明は、請求項6に記載した発明において、前記各羽根の凸面と前記整流板との間隔は、前記整流板が前記回転中心軸に近くなるほど広くなることである。
これにより、前記羽根の凸面側に配設された整流板が前記羽根の凸面に加わる回転方向と反対方向の回転力を一層減少させるので、風により第1風車および第2風車を一層効率よく回転させることができる。
これにより、前記羽根の凸面側に配設された整流板が前記羽根の凸面に加わる回転方向と反対方向の回転力を一層減少させるので、風により第1風車および第2風車を一層効率よく回転させることができる。
請求項1記載の発明によれば、風の向きにかかわりなく効率よく発電でき、さらに、縦軸形の風力発電機を形成することができ、地上からの高さにより風の方向・強さが異なる場合でも、効率よく発電することができる。
さらに、請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果とともに、風力を受けることが容易であり、第1風車と第2風車は互いに反対方向に回転する。
さらに、請求項3記載の発明によれば、請求項2記載の発明の効果とともに、羽根を形成することが容易になる。
さらに、請求項4記載の発明によれば、請求項3記載の発明の効果とともに、第1風車および第2風車の羽根のうち風下側に位置する羽根に回転力を与えることが容易になる。
さらに、請求項5記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果とともに、第1風車および第2風車の回転が容易になる。さらに、発電電力の周波数の変動を少なくすることができる。
さらに、請求項6記載の発明によれば、請求項2記載の発明の効果とともに、効率よく発電することができる。
さらに、請求項7記載の発明によれば、請求項6記載の発明の効果ともに、一層効率よく発電することができる。
さらに、請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果とともに、風力を受けることが容易であり、第1風車と第2風車は互いに反対方向に回転する。
さらに、請求項3記載の発明によれば、請求項2記載の発明の効果とともに、羽根を形成することが容易になる。
さらに、請求項4記載の発明によれば、請求項3記載の発明の効果とともに、第1風車および第2風車の羽根のうち風下側に位置する羽根に回転力を与えることが容易になる。
さらに、請求項5記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果とともに、第1風車および第2風車の回転が容易になる。さらに、発電電力の周波数の変動を少なくすることができる。
さらに、請求項6記載の発明によれば、請求項2記載の発明の効果とともに、効率よく発電することができる。
さらに、請求項7記載の発明によれば、請求項6記載の発明の効果ともに、一層効率よく発電することができる。
以下、本発明における実施の形態を図面に基づいて説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る風力発電機を示す斜視図である。図2は、図1に示す風力発電機の第1風車のII−II断面を示す断面図であり、図3は、前記風力発電機の第2風車のIII−III断面を示す断面図であり、図4は、前記風力発電機の発電装置のIV−IV断面を示す断面図である。さらに、図5は、図4の界磁用磁石部分の一部分を拡大して示す断面図である。図6は、図2のVI-VI断面に沿った前記風力発電機の断面構造を拡大して示す断面図である。図7は、前記第1風車の動作を示す説明図であり、図8は図7の続きを示す説明図であり、さらに図9は図8の続きを示す説明図である。図10は、前記第2風車の動作を示す説明図であり、図11は図10の続きを示す説明図であり、さらに図12は図11の続きを示す説明図である。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る風力発電機を示す斜視図である。図2は、図1に示す風力発電機の第1風車のII−II断面を示す断面図であり、図3は、前記風力発電機の第2風車のIII−III断面を示す断面図であり、図4は、前記風力発電機の発電装置のIV−IV断面を示す断面図である。さらに、図5は、図4の界磁用磁石部分の一部分を拡大して示す断面図である。図6は、図2のVI-VI断面に沿った前記風力発電機の断面構造を拡大して示す断面図である。図7は、前記第1風車の動作を示す説明図であり、図8は図7の続きを示す説明図であり、さらに図9は図8の続きを示す説明図である。図10は、前記第2風車の動作を示す説明図であり、図11は図10の続きを示す説明図であり、さらに図12は図11の続きを示す説明図である。
図1に示すように、風力発電機1は、フレーム10、フレーム10に回転自在に支えられている縦軸形の上側の第1風車20および下側の第2風車30並びに第1風車20と第2風車30との間に配置された発電装置40を備えている。
フレーム10は、台18に立設された3本の柱11、これらの柱11の間を連結する複数の梁12および前記各柱11の上端部に連結されている軸支持部13を備えている。軸支持部13は各柱11の上端部から延びる3本の梁13aおよびこれらの梁13aに連結された軸受取付部材13bを備えている。
図6に示すように、縦軸15は台18に立設され、縦軸15の上端部は軸受取付部材13bに固定されている。このため、縦軸15の上端部はフレーム10(図1参照)で支えられている。
第1風車20の筒状軸26の上端部は、軸受16aを介して軸受取付部材13bに回動自在に支えられ、筒状軸26の下端部は軸受16bを介して縦軸15の径大部15aに回動自在に支えられている。ここで、軸受16bはスラスト軸受であり、第1風車20の荷重を支えている。縦軸15が筒状軸26を挿通し、筒状軸26が縦軸15を回転中心として自転するように配置されている。
筒状軸26の上端部には、第1風車20の上側フレーム24が固定され、筒状軸26の下端部には、第1風車20の下側フレーム25が固定されている。
フレーム10は、台18に立設された3本の柱11、これらの柱11の間を連結する複数の梁12および前記各柱11の上端部に連結されている軸支持部13を備えている。軸支持部13は各柱11の上端部から延びる3本の梁13aおよびこれらの梁13aに連結された軸受取付部材13bを備えている。
図6に示すように、縦軸15は台18に立設され、縦軸15の上端部は軸受取付部材13bに固定されている。このため、縦軸15の上端部はフレーム10(図1参照)で支えられている。
第1風車20の筒状軸26の上端部は、軸受16aを介して軸受取付部材13bに回動自在に支えられ、筒状軸26の下端部は軸受16bを介して縦軸15の径大部15aに回動自在に支えられている。ここで、軸受16bはスラスト軸受であり、第1風車20の荷重を支えている。縦軸15が筒状軸26を挿通し、筒状軸26が縦軸15を回転中心として自転するように配置されている。
筒状軸26の上端部には、第1風車20の上側フレーム24が固定され、筒状軸26の下端部には、第1風車20の下側フレーム25が固定されている。
図2に示すように、第1風車20の第1羽根21、第2羽根22および第3羽根23が等間隔に放射状に取り付けられている。各羽根21、22、23は、その上端部が上側フレーム24(図6参照)に固定され、その下端部が下側フレーム25に固定されている。筒状軸26と各羽根21、22、23と間には風が通過できる通風路27が形成されている。このため、各羽根21、22、23が通風路27の風下に位置するときでも、風による空気流が通風路27を通過して各羽根21、22、23をも回転駆動することができる。
各羽根21、22、23は、湾曲した板状であり、例えば円筒を円周方向に3分割して形成した円弧状板になっている。各羽根21、22、23はそれぞれ凸面21a、22a、23aおよび凹面21b、22b、23bを備えている。
各羽根21、22、23は、湾曲した板状であり、例えば円筒を円周方向に3分割して形成した円弧状板になっている。各羽根21、22、23はそれぞれ凸面21a、22a、23aおよび凹面21b、22b、23bを備えている。
図6に示すように、縦軸15が第2風車30の筒状軸36を挿通し、筒状軸26の上端部は、軸受17aを介して縦軸15の径大部15aに回動自在に支えられ、筒状軸36の下端部は、軸受17bを介して台18に回動自在に支えられている。ここで、軸受17bはスラスト軸受であり、第2風車30の荷重を支えている。このため、筒状軸36は縦軸15を回転中心として自転することができる。
筒状軸36の上端部には、第2風車30の上側フレーム34が固定され、筒状軸36の下部には、第2風車30の下側フレーム35が固定されている。
筒状軸36の上端部には、第2風車30の上側フレーム34が固定され、筒状軸36の下部には、第2風車30の下側フレーム35が固定されている。
図3に示すように、第2風車30の第1羽根31、第2羽根32および第3羽根33が等間隔に放射状に取り付けられている。各羽根31、32、33は、その上端部が上側フレーム34(図6参照)に固定され、その下端部が下側フレーム35に固定されている。筒状軸36と各羽根31、32、33と間には風が通過できる通風路37が形成されている。このため、上記第1風車20(図2参照)の場合と同様に、風による空気流が通風路37を通過して風下側に位置する各羽根31、32、33を回転駆動することができる。
各羽根31、32、33は湾曲した板状であり、例えば円筒を円周方向に3分割して形成した円弧状板になっている。各羽根31、32、33はそれぞれ凸面31a、32a、33aおよび凹面31b、32b、33bを備えている。各羽根31、32、33は上記第1風車20(図2参照)の各羽根21、22、23に対応しているが、各羽根31、32、33の凸面31a、32a、33aと凹面31b、32b、33bは前記各羽根21、22、23の場合とは逆の方向を向いている。
各羽根31、32、33は湾曲した板状であり、例えば円筒を円周方向に3分割して形成した円弧状板になっている。各羽根31、32、33はそれぞれ凸面31a、32a、33aおよび凹面31b、32b、33bを備えている。各羽根31、32、33は上記第1風車20(図2参照)の各羽根21、22、23に対応しているが、各羽根31、32、33の凸面31a、32a、33aと凹面31b、32b、33bは前記各羽根21、22、23の場合とは逆の方向を向いている。
図4に示すように、発電装置40は、例えば8極の交流発電装置である。具体的には、発電装置40は、界磁用の8極の磁石41、磁石41による磁束を横切る電機子コイル42、磁石41による磁束の磁路43を備えている。
図1に示すように、発電装置40の外形は、界磁用磁石41および電機子コイル42の回転中心に垂直な板状である。これにより、第1風車20を回転させる風と第2風車30を回転させる風とを容易に分離することができるので、第1風車20および第2風車30の回転が容易になる。さらに、板状外形の発電装置40の回転する界磁用磁石41および電機子コイル42によりフライホイール効果が得られるので、界磁用磁石41および電機子コイル42の回転むらを少なくすることができるため、発電電力の周波数の変動を少なくすることができる。
図1に示すように、発電装置40の外形は、界磁用磁石41および電機子コイル42の回転中心に垂直な板状である。これにより、第1風車20を回転させる風と第2風車30を回転させる風とを容易に分離することができるので、第1風車20および第2風車30の回転が容易になる。さらに、板状外形の発電装置40の回転する界磁用磁石41および電機子コイル42によりフライホイール効果が得られるので、界磁用磁石41および電機子コイル42の回転むらを少なくすることができるため、発電電力の周波数の変動を少なくすることができる。
図6に示すように、発電装置40に、縦軸15の径大部15aの側面に設けられたスリップリング44とこのスリップリング44に摺動する図示しないブラシが4組設けられている。そのうち2組は電機子コイル42から交流発電電力を取り出すように接続され、他の2組は磁石41に界磁用電力を供給するように接続されている。なお、前記界磁用電力は、前記交流発電電力の一部分を図示しない整流回路により直流に変換したものである。
なお、図5に示すように、磁石41は例えば永久磁石41aと前記界磁用電力で励磁される電磁石41bを直列に組み合わせたものとすることができ、このようにすると、発電装置40が発電を開始するときに、発電電力の立ち上がりを速くすることができる。また、磁石41を全て電磁石41bとすることもできる。このときは、電磁石41bの残留磁束により発電を開始することができる。
また、磁石41をすべて永久磁石41aとすると、発電装置40内の構造をシンプルにすることができ、発電装置40を小型にすることができる。
図6に示すように、磁石41および磁石41側の磁路43は第1風車20の下側フレーム25の下面に取り付けられている。また、電機子コイル42および電機子コイル42側の磁路43は第2風車30の上側フレーム34の上面に取り付けられている。
また、磁石41をすべて永久磁石41aとすると、発電装置40内の構造をシンプルにすることができ、発電装置40を小型にすることができる。
図6に示すように、磁石41および磁石41側の磁路43は第1風車20の下側フレーム25の下面に取り付けられている。また、電機子コイル42および電機子コイル42側の磁路43は第2風車30の上側フレーム34の上面に取り付けられている。
図7から図9までは、矢印50方向の風による第1風車20の回転を示す。矢印51は前記風による空気の流れを示す。
まず、図7において、第1羽根21は空気の流れにより、その凸面21a側の気圧がその凹面21b側の気圧より低くなるので、凹面21b側から凸面21a側の方向の矢印21xで示す力が第1羽根21に加わる。第2羽根22は、その凹面22bが矢印51に示す空気の流れ(第1羽根21側の通風路27を通過する空気の流れおよび第1羽根21の図示右側(凸面21a側)を通過する空気の流れを含む)を受けるので、ほぼ空気の流れの方向の矢印22xで示す力が第2羽根22に加わる。さらに、第3羽根23は空気の流れ51によりその凸面23aが押されるが、第3羽根23の先端部分は空気の流れを受け流す形状をしているので、空気の流れに対する負荷がかかりにくい。このため、空気の流れの方向の矢印23xで示す第3羽根23に加わる力の大きさは、矢印22xで示す第2羽根22に加わる力よりも著しく小さい。このため、第1風車20は矢印21xで示す力および矢印22xで示す力による回転力の方向となる矢印28の方向に回転する。
まず、図7において、第1羽根21は空気の流れにより、その凸面21a側の気圧がその凹面21b側の気圧より低くなるので、凹面21b側から凸面21a側の方向の矢印21xで示す力が第1羽根21に加わる。第2羽根22は、その凹面22bが矢印51に示す空気の流れ(第1羽根21側の通風路27を通過する空気の流れおよび第1羽根21の図示右側(凸面21a側)を通過する空気の流れを含む)を受けるので、ほぼ空気の流れの方向の矢印22xで示す力が第2羽根22に加わる。さらに、第3羽根23は空気の流れ51によりその凸面23aが押されるが、第3羽根23の先端部分は空気の流れを受け流す形状をしているので、空気の流れに対する負荷がかかりにくい。このため、空気の流れの方向の矢印23xで示す第3羽根23に加わる力の大きさは、矢印22xで示す第2羽根22に加わる力よりも著しく小さい。このため、第1風車20は矢印21xで示す力および矢印22xで示す力による回転力の方向となる矢印28の方向に回転する。
このため、第1風車20はその回転により図8に示す状態になる。この状態では、第1羽根21の凹面21bに当った空気の流れが第1羽根21に回転力を与えるとともに、その流れの方向を変えて、通風路27を通過して第2羽根22の凹面22bにも当り、第2羽根22に回転力を与える。また、第3羽根23の凸面23aに当る空気の流れは、凸面23aにより、第3羽根23の先端方向に流れる空気の流れと第3羽根23側の通風路27を流れる空気の流れに2分される。そして、前記第3羽根23側の通風路27を流れる空気の流れは第2羽根22の凹面22bに当って第2羽根22に回転力を与える。このため、空気の流れ51により、第1羽根21は矢印21yの方向の力を受け、第2羽根22は、矢印22yの方向の力を受け、第3羽根23は矢印23yの方向の力を受けるが、矢印23yの方向の力は、矢印21yの方向の力と矢印22yの方向の力を合成した力より著しく小さいので、第1風車20は矢印28の方向に回転する。
このため、第1風車20は回転して図9に示す状態になる。図9に示す状態においては、第1羽根21の凹面21bが空気の流れの上流側に向いており、さらに、第3羽根23の凸面23aに当った空気の流れも、通風路27を通過して第1羽根21の凹面21bに当るので、空気の流れから第1羽根21の凹面21bが受ける回転力は最大になる。また、第2羽根22が第3羽根23の風下側になるので、第3羽根23は負荷となっても空気の流れから受ける力は小さい。このため、空気の流れ51により、第1羽根21は矢印21zの方向の力を受け、第2羽根22は、矢印22zの方向の力を受け、第3羽根23は矢印23zの方向の力を受けるが、この場合では、矢印22zの方向の力は、矢印21zの方向の力より著しく小さいので、第1風車20は矢印28の方向に回転する。
このようにして、第1風車20が矢印28の方向に120度回転すると、図7の第1羽根21が図7の第2羽根22の位置まで回転する。これ以降、第1風車20は同様に矢印28の方向に回転し続ける。
このようにして、第1風車20が矢印28の方向に120度回転すると、図7の第1羽根21が図7の第2羽根22の位置まで回転する。これ以降、第1風車20は同様に矢印28の方向に回転し続ける。
図10、図11および図12は、第2風車30の回転を説明している。なお、第2風車30の回転を示す図10、図11および図12は、それぞれ第1風車20の回転を示す上記図7、図8および図9に対応している。図3の第2風車30の第1羽根31、第2羽根32および第3羽根33は、それらの凸面31a、32a、33aと凹面31b、32b、33bが図2の第1風車20の第1羽根21、第2羽根22および第3羽根の凸面(21a等)と凹面(21b等)と逆の向きに形成されているため、第1羽根31、第2羽根32および第3羽根33が空気の流れ52から受ける力の方向は、上記第1風車20の第1羽根21、第2羽根22および第3羽根23の場合と逆の方向になる。このため、図10〜図12に示すように、第2風車30の矢印38で示す回転方向は、図7〜図9に示す第1風車20の上記矢印28で示す回転方向と逆の方向となる。
このため、第1風車20および第2風車30は、360度どの風向きにも、複数の風が複合した場合でも、回転することができる。そして第1風車20と第2風車30は同一の縦軸15を回転中心として回転でき、縦方向に2連に形成され、互いに反対方向に回転する。
図6に示すように、発電装置40の界磁用の磁石41および磁石41側の磁路43は上述のように第1風車20の下側フレーム25に取り付けられているので、第1風車20の回転方向に回転する。一方、発電装置40の電機子コイル42および電機子コイル42側の磁路43は上述のように第2風車30の上側フレーム34に取り付けられているので、第2風車30の回転方向に回転する。ここで、第1風車20と第2風車30は、互いに逆方向にほぼ同じ速度で回転する。このため、磁石41と電機子コイル42との相対回転速度は、磁石41および電機子コイル42のうち一方が停止している場合の2倍の回転速度になる。このため、電機子コイル42の交流発電電圧は、磁石41および電機子コイル42のうち一方が停止している場合の2倍の電圧になる。
さらに、上記2組のスリップリング44とブラシを介して交流電力を外部に取り出すときには、交流電圧を発電する磁石41と電機子コイル42間には、両者の回転を妨げる方向の電磁力が発生し、磁石41と電機子コイル42はこの電磁力に抗して回転を継続する。このため、磁石41が取り付けられた第1風車20と電機子コイル42が取り付けられた第2風車30とに両者の回転を妨げるような力が発生し、第1風車20および第2風車30はこの力に抗して回転を継続する。このため、上記電磁力によるねじりトルクがフレーム10に加わることがない。これに対し、磁石41および電機子コイル42のうち一方が停止している場合には、停止している磁石41または電機子コイル42はフレーム10に固定されることになり、このため、フレーム10と回転している磁石41または電機子コイル42との間に電磁力が加わる。この電磁力によりフレーム10にねじりトルクが加わる。
また、本発明に係る風力発電機は、その設置面積が従来のプロペラ形風車を使用した風力発電機の設置面積の4分の1以下ですむので、設置場所を選ばない。さらに、風さえあれば、今まで考えにくかった都心や身近な場所にも設置可能である。構造的にも、その部品をできるだけ少なくシンプルに設計されているので、高性能で建造しやすい特徴を持っている。
なお、上記実施の形態において、第1風車20の第1〜第3羽根21〜23および上側および下側フレーム24、25を合成樹脂等により一体に成形してもよい。第2風車30も同様である。また、各風車20、30の羽根の数は3枚に限定されず、適当な数(例えば5枚)にすることができる。
また、発電装置40の極数は、発電する周波数に適応するように適宜選択することができる。また、発電装置40の界磁用磁石41は第1風車20に固定され、電機子コイル42は第2風車30に固定されているが、これに限定されず、界磁用磁石41を第2風車30に固定し、電機子コイル42を第1風車20に固定してもよい。
また、発電装置40の極数は、発電する周波数に適応するように適宜選択することができる。また、発電装置40の界磁用磁石41は第1風車20に固定され、電機子コイル42は第2風車30に固定されているが、これに限定されず、界磁用磁石41を第2風車30に固定し、電機子コイル42を第1風車20に固定してもよい。
(第2の実施の形態)
さらに、第2の実施の形態は以下のとおりである。
図13は、図2の第1風車の変形例(第2の実施の形態)の風車の横断面図であり、図14は、図3の第2風車の変形例(第2の実施の形態)の風車の横断面図である。さらに、図15は、図13の風車の動作を示す説明図であり、図16は、図15の動作の続きを示す説明図であり、図17は、図16の動作の続きを示す説明図であり、図18は、図17の動作の続きを示す説明図である。さらに、図19は、図13の整流板の働きを示す説明図であり、図20は、整流板がない場合の風の乱れを示す説明図である。
さらに、第2の実施の形態は以下のとおりである。
図13は、図2の第1風車の変形例(第2の実施の形態)の風車の横断面図であり、図14は、図3の第2風車の変形例(第2の実施の形態)の風車の横断面図である。さらに、図15は、図13の風車の動作を示す説明図であり、図16は、図15の動作の続きを示す説明図であり、図17は、図16の動作の続きを示す説明図であり、図18は、図17の動作の続きを示す説明図である。さらに、図19は、図13の整流板の働きを示す説明図であり、図20は、整流板がない場合の風の乱れを示す説明図である。
図13に示すように、第1風車20(図2参照)の変形例となる風車60は、回転中心軸(図2の縦軸15に相当する。)68の周りに等間隔に放射状に配置された第1羽根61、第2羽根62および第3羽根63を有し、各羽根61、62、63の回転中心軸68に垂直な断面は円弧状に湾曲した板状であり、各羽根61、62、63は、その図示時計方向(以下「時計方向」とする。)の回転方向側の面が凸面61a、62a、63aであり、回転方向と反対側の面が凹面61b、62b、63bである。各羽根61、62、63とその回転中心軸68との間に通風路64が形成されている。
第1羽根61の凸面61a側に第1整流板65が配設され、第2羽根62の凸面62a側に第2整流板66が配設され、第3羽根63の凸面63a側に第3整流板67が配設されている。各整流板65、66、67の回転中心軸68に垂直な断面は、各羽根61、62、63と同様に円弧状に湾曲した板状である。各整流板65、66、67の回転方向の面は凸面65a、66a、67aであり、各整流板65、66、67の回転方向と反対方向の面は凹面65b、66b、67bである。
前記各整流板65、66、67の面積は、各羽根61、62、63の面積より小さく形成されている。また、前記各羽根61、62、63の凸面61a、62a、63aの各々と対になる整流板65、66、67の各々の凸面65a、66a、67aの各々との間隔は、整流板65、66、67が回転中心軸68に近くなるほど広くなる。
なお、各羽根61、62、63および各整流板65、66、67は、図6の上側フレーム24および下側フレーム25に相当するものに固定されている。風車60のその他の事項は、図2等の第1風車20と同様である。
第1整流板65の回転中心軸68側の端部65cは、第1整流板65と対になる第1羽根61の回転中心軸68側の端部61cと第2羽根62(第1羽根61の凸面61a側の隣の羽根となる。)の先端部62dとを結ぶ直線上に位置し、かつ、回転中心軸68から第1羽根61の回転中心軸68側の端部61cと第2羽根62の先端部62dを見た角度を二等分する直線上に位置する。また、第1整流板65の回転中心軸68から離れた側の端部65dは、第2羽根62の先端部62dから第1羽根61の凸面61aに接するように引いた直線上にある。第2整流板66および第3整流板67も第1整流板65と同様である。
第1羽根61の凸面61a側に第1整流板65が配設され、第2羽根62の凸面62a側に第2整流板66が配設され、第3羽根63の凸面63a側に第3整流板67が配設されている。各整流板65、66、67の回転中心軸68に垂直な断面は、各羽根61、62、63と同様に円弧状に湾曲した板状である。各整流板65、66、67の回転方向の面は凸面65a、66a、67aであり、各整流板65、66、67の回転方向と反対方向の面は凹面65b、66b、67bである。
前記各整流板65、66、67の面積は、各羽根61、62、63の面積より小さく形成されている。また、前記各羽根61、62、63の凸面61a、62a、63aの各々と対になる整流板65、66、67の各々の凸面65a、66a、67aの各々との間隔は、整流板65、66、67が回転中心軸68に近くなるほど広くなる。
なお、各羽根61、62、63および各整流板65、66、67は、図6の上側フレーム24および下側フレーム25に相当するものに固定されている。風車60のその他の事項は、図2等の第1風車20と同様である。
第1整流板65の回転中心軸68側の端部65cは、第1整流板65と対になる第1羽根61の回転中心軸68側の端部61cと第2羽根62(第1羽根61の凸面61a側の隣の羽根となる。)の先端部62dとを結ぶ直線上に位置し、かつ、回転中心軸68から第1羽根61の回転中心軸68側の端部61cと第2羽根62の先端部62dを見た角度を二等分する直線上に位置する。また、第1整流板65の回転中心軸68から離れた側の端部65dは、第2羽根62の先端部62dから第1羽根61の凸面61aに接するように引いた直線上にある。第2整流板66および第3整流板67も第1整流板65と同様である。
さらに、図14に示すように、第2風車30(図3参照)の変形例となる風車70は、風車60(図13参照)の回転方向を逆にし、図示反時計方向(以下「反時計方向」とする。)に回転するようにしたものであり、第1羽根71、第2羽根72および第3羽根73、並びに各羽根71、72、73とその回転中心軸78との間の通風路74を有し、さらに、第1整流板75、第2整流板76および第3整流板77を有している。ここで、各羽根71、72、73および各整流板75、76、77は、風車70の回転方向が反時計方向になるように、図13の各羽根61、62、63および各整流板65、66、67の前記湾曲を反対方向にしたものである。
上記構成の風車60は以下の動作をする。
図15に示すように、風の流れが矢印81で示す方向である場合、風車60の第1羽根61が回転中心軸68より風上に位置するときは、第1羽根61はその凸面61aにより、凹面61b側の風の流れより凸面61a側の風の流れが速くなり、第1羽根61に図示右方向の揚力が発生し、この揚力は風車60を時計方向に回転させる力となる。このとき、第1整流板65は回転中心軸68よりも図示右側にあり、前記風により、第1羽根61と同様の揚力により風車60の時計方向の回転力を生む。また、第2羽根62はその凹面62bで風を受け止めて、風車60の時計方向の回転の主たる回転力を生ずる。
さらに、通風路64を通り抜けようとする風を第2整流板66の凹面66bが捕えて右側に押し出し、時計方向の回転力を生む。また、第3羽根63が風から受ける力は前記時計方向の回転を妨げるものであるが、第3整流板67の凸面67aと第3羽根63の凸面63aとの間隔が回転中心軸68に近くなるほど広くなるので、第3整流板67の凸面67aに当たる風は第3羽根63の先端部63dの方向に流される。このため、第3羽根63および第3整流板67が風から受ける力は第3整流板67がなくて第3羽根63のみのときに第3羽根63が風から受ける力より軽減される。
図15に示すように、風の流れが矢印81で示す方向である場合、風車60の第1羽根61が回転中心軸68より風上に位置するときは、第1羽根61はその凸面61aにより、凹面61b側の風の流れより凸面61a側の風の流れが速くなり、第1羽根61に図示右方向の揚力が発生し、この揚力は風車60を時計方向に回転させる力となる。このとき、第1整流板65は回転中心軸68よりも図示右側にあり、前記風により、第1羽根61と同様の揚力により風車60の時計方向の回転力を生む。また、第2羽根62はその凹面62bで風を受け止めて、風車60の時計方向の回転の主たる回転力を生ずる。
さらに、通風路64を通り抜けようとする風を第2整流板66の凹面66bが捕えて右側に押し出し、時計方向の回転力を生む。また、第3羽根63が風から受ける力は前記時計方向の回転を妨げるものであるが、第3整流板67の凸面67aと第3羽根63の凸面63aとの間隔が回転中心軸68に近くなるほど広くなるので、第3整流板67の凸面67aに当たる風は第3羽根63の先端部63dの方向に流される。このため、第3羽根63および第3整流板67が風から受ける力は第3整流板67がなくて第3羽根63のみのときに第3羽根63が風から受ける力より軽減される。
つぎに、風車60が図15の状態から時計方向に30度回転すると図16の状態になる。このとき、第1羽根61の凹面61bおよび第1整流板65の凹面65bは、風を捕えて時計方向の回転力を生むとともに、風を通風路64に導く。通風路64を通過した風は、第2羽根62の凹面62bおよび第2整流板66の凹面66bが受け止めて、時計方向の回転力を発生させる。また、第3羽根63は、風により反時計方向の回転力を受けるが、第3羽根63の先端部63d側は湾曲しているので、風を受け流す形状をしているため、反時計方向の回転力は小さなものになる。なお、第3整流板67が風の流れを乱すので、この風の流れの乱れは、反時計方向の回転力を減少させる。
つぎに、風車60が図16の状態から時計方向に30度回転すると図17の状態になる。このとき、第1羽根61はその凹面61bで風を大きく捕え、時計方向の大きな回転力を生む。そして、第1羽根61と第1整流板65から受け流された風を第2羽根62の凹面62bが捕え、時計方向の回転力を生む。また、第3羽根63および第3整流板67はまだ逆風を受けているが、第3羽根63の凸面63aおよび第3整流板67の凸面67a側を通り抜ける風は通風路64、第1羽根61の凹面61bおよび第2羽根62の凹面62bに流れ込んで、時計方向の回転力を生む。
つぎに、風車60が図17の状態から時計方向に30度回転すると、図18の状態になる。このとき、第3羽根63および第3整流板67が時計方向に回転しているので、第3羽根63の凸面63aおよび第3整流板67の凸面67a側を前記風の圧縮された空気が通り抜け、第1羽根61の凹面61bに時計方向の回転力を与え、さらに通風路64を通り抜け、第1整流板65の凹面65bに時計方向の回転力を与える。さらに、風車60が時計方向に30度回転すると、第1羽根61が図15の第2羽根62の位置に到達する。このようにして、風車60は時計方向に回転し続ける。
なお、図20に示すように、各整流板65〜67がないときは、風車60の高速回転時には、第1羽根61が回転中心軸68より図示風上側に位置するときは、第1羽根61の凹面61b側に風の抵抗による渦巻き状の風の乱れ82が生じるので、風下側の第3羽根63にこの風の乱れ82による抵抗がかかるが、図19に示すように、第3整流板67により図20の渦巻き状の風の乱れ82を押さえるので、風車60の回転効率を高めることができる。
以上により、風車60は風により効率よく時計方向に回転する。風車70については、風車60と回転方向が逆になるが、風車60と同様の理由により風により効率よく回転する。
なお、図13の風車60において円弧状湾曲板である各羽根61、62、63を回転中心軸68まで伸ばした場合に、各羽根61、62、63が回転中心軸68で交わり、各羽根61、62、63の回転中心軸68までの円弧を円周の3分の1とすると、風車60が効率よく回転するとともに、各羽根61、62、63の製造が容易になる。また、各整流板65、66、67を円弧状湾曲板にし、各整流板65、66、67の前記円弧の曲率および各羽根61、62、63の前記円弧の曲率を全て同じにすれば、各羽根61、62、63および各整流板65、66、67の製造が容易となる。
なお、図13の風車60において円弧状湾曲板である各羽根61、62、63を回転中心軸68まで伸ばした場合に、各羽根61、62、63が回転中心軸68で交わり、各羽根61、62、63の回転中心軸68までの円弧を円周の3分の1とすると、風車60が効率よく回転するとともに、各羽根61、62、63の製造が容易になる。また、各整流板65、66、67を円弧状湾曲板にし、各整流板65、66、67の前記円弧の曲率および各羽根61、62、63の前記円弧の曲率を全て同じにすれば、各羽根61、62、63および各整流板65、66、67の製造が容易となる。
現在、環境問題が深刻になっているのを解決するためにも、本発明に係る風力発電機は本格的で大規模な風力発電の主力になりうるものである。また、本発明に係る風力発電機は、大型だけでなく、家庭用、中小型にも適している。
1 風力発電機
15 縦軸
20 第1風車
21 第1羽根
22 第2羽根
23 第3羽根
27 通風路(風の通路)
30 第2風車
31 第1羽根
32 第2羽根
33 第3羽根
37 通風路(風の通路)
40 発電装置
41 界磁用磁石
42 電機子コイル
60 第1風車の変形例の風車
61 第1羽根
62 第2羽根
63 第3羽根
64 通風路(風の通路)
65 第1整流板
66 第2整流板
67 第3整流板
68 回転中心軸
70 第2風車の変形例の風車
71 第1羽根
72 第2羽根
73 第3羽根
74 通風路(風の通路)
75 第1整流板
76 第2整流板
77 第3整流板
15 縦軸
20 第1風車
21 第1羽根
22 第2羽根
23 第3羽根
27 通風路(風の通路)
30 第2風車
31 第1羽根
32 第2羽根
33 第3羽根
37 通風路(風の通路)
40 発電装置
41 界磁用磁石
42 電機子コイル
60 第1風車の変形例の風車
61 第1羽根
62 第2羽根
63 第3羽根
64 通風路(風の通路)
65 第1整流板
66 第2整流板
67 第3整流板
68 回転中心軸
70 第2風車の変形例の風車
71 第1羽根
72 第2羽根
73 第3羽根
74 通風路(風の通路)
75 第1整流板
76 第2整流板
77 第3整流板
Claims (7)
- 風力を動力源として発電する風力発電機において、縦軸形の第1風車、縦軸形の第2風車および発電装置を備え、前記風力による第1風車の羽根の回転方向と第2風車の羽根の回転方向は互いに反対方向であり、前記発電装置は前記第1風車と第2風車との間に配置され、前記発電装置の界磁用磁石と電機子コイルは同じ回転中心の周りを回転し、かつ、前記界磁用磁石は前記第1風車および第2風車の一方の回転方向に回転し、前記電機子コイルは前記第1風車および第2風車の他方の回転方向に回転することを特徴とする風力発電機。
- 請求項1に記載した風力発電機において、第1風車の羽根および第2風車の羽根の回転中心軸に垂直な面での断面は、湾曲した板状であり、第1風車の羽根の前記湾曲による凹面と第2風車の前記湾曲による凹面は互いに反対方向に向いていることを特徴とする風力発電機。
- 請求項2に記載した風力発電機において、第1風車の羽根および第2風車の羽根の回転中心軸に垂直な面での断面は、円弧状に湾曲した板状であることを特徴とする風力発電機。
- 請求項3に記載した風力発電機において、第1風車の羽根とその回転中心との間および第2風車の羽根とその回転中心との間に風の通路が形成されていることを特徴とする風力発電機。
- 請求項1に記載した風力発電機において、前記発電装置の外形が界磁用磁石および電機子コイルの回転中心に垂直な板状であることを特徴とする風力発電機。
- 請求項2に記載した風力発電機において、前記第1風車の羽根とその回転中心との間および前記第2風車の羽根とその回転中心との間に風の通路が形成され、前記羽根の凸面側に整流板が配設されていることを特徴とする風力発電機。
- 請求項6に記載した風力発電機において、前記羽根の凸面と前記整流板との間隔は、前記整流板が前記回転中心軸に近くなるほど広くなることを特徴とする風力発電機。
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