JP4366340B2 - メッセージ提供サーバ、メッセージ提供システム及びメッセージ提供プログラム - Google Patents

メッセージ提供サーバ、メッセージ提供システム及びメッセージ提供プログラム Download PDF

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Description

本発明は、冠婚葬祭その他の催事にあたって贈られる祝電、弔電その他のメッセージを提供するメッセージ提供サーバ、メッセージ提供システム及びメッセージ提供プログラムに関する。
従来のメッセージ伝達表示システムには、以下に示すものがあった。まず、催事開催者側装置は、催事の内容を示す催事情報を仲介者側装置に送信する。仲介者側装置は、受信した催事情報を所定の催事コードと共に記憶手段に記憶し、かつ、催事コードを折り返し催事開催者側装置に発信する。催事開催者は、この催事コードと催事の内容を所定の発信者に郵送、FAX又はEメールにより連絡する。発信者側装置は、この催事コードとメッセージを仲介者側装置に送信する。仲介者側装置は、受信した催事コードにより催事を特定し、送信時機を決定して所定の催事開催者側装置にメッセージを送信する。催事開催者側装置は、表示順序、表示回数等を設定して電光掲示板、プロジェクタ等にメッセージを表示する。催事開催者側装置は、発信者側装置の指示があれば、メッセージをハードコピーする(例えば、特許文献1参照。)。以下、この技術を第1の従来例と呼ぶ。
また、従来の冠婚葬祭サービス提供システムには、冠婚葬祭その他の催事にオンラインで出席する者がオンライン端末を操作することにより、祝電等としてのビデオメッセージ又は画像メッセージを編集することができる機能を有しているものもある(例えば、特許文献2参照。)。以下、この技術を第2の従来例と呼ぶ。
特開2002−56120号公報(要約,[0007]〜[0009]、図1) 特開2003−331073号公報([0036],[0099]〜[0100]、図25,図26)
上記した第1の従来例によれば、確かに、催事に参加しない者からのメッセージが催事の参会者に認識される確率は高まる。しかし、これらのメッセージの表示順序や表示回数は、メッセージ発信者の役職、性別、年齢等を基準として重み付けされているに過ぎず、いわば打算的なものであって、このような表示方法では主催者や故人等(以下、「受贈者」と総称する。)の人となりを把握することはできない。
一方、上記した第2の従来例によれば、オンライン出席者は、特別な装置や特別なソフトウェアを有しないオンライン端末からでも簡便にビデオメッセージ等を生成して祝電等とすることができる。しかし、この場合、オンライン出席者各人の編集能力に依存する割合が高く、すべてのオンライン出席者が満足のいく編集を行えるわけではない。
さらに、上記した第1及び第2の従来例では、メッセージの内容までチェックしているわけではない。従って、ほぼ同様な内容のメッセージが複数存在する場合、電光掲示板や会場ディスプレイに表示され、受贈者や催事の出席者等にその内容を印象づけられない。
また、上記した第1及び第2の従来例では、受贈者と各メッセージ発信者や各オンライン出席者との関係については、何ら考慮されていない。従って、受贈者と関係が同じ立場にある者(例えば、小学時代の同級生)であっても、各自が別々にメッセージを贈ることになる。この場合、例えば、受贈者である新郎と小学時代の同級生であった者が数人集まって共同でメッセージを作成することが考えられるが、離れた場所に暮らしている場合、多忙又は葬儀のように開催日時まで時間がない場合には、実際上共同でメッセージを作成する時間的な余裕はほとんどないと思われる。このため、メッセージが披露されても、受贈者や催事の出席者等に印象づけることは困難となる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、上述のような課題を解決することができるメッセージ提供サーバ、メッセージ提供システム及びメッセージ提供プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明に係るメッセージ提供サーバは、各発信者の操作により催事にあたって受贈者に贈られるメッセージをそれぞれ送信する複数の発信者端末と、前記催事の主催者が操作する主催者端末とにネットワークを介して接続され、前記主催者端末からの催事に関する催事情報と招待予定者となる前記各発信者のメールアドレスとを受け取ると、これらの情報を記憶部の前記主催者のために割り当てた記憶領域に記憶させる手段と、少なくとも、前記メールアドレスを用い、前記招待予定者となる前記各発信者に前記催事情報、主催者専用コーナーのURLアドレス及び前記主催者へのメッセージ入力画面にアクセスするためのパスワードを記載したメールを送信する手段と、該メールを受信した複数の前記発信者端末に、前記URLアドレスから得られる前記主催者専用コーナーが表示され、該主催者専用コーナーでの前記パスワードの入力によりメッセージ入力画面が表示され、少なくとも、該メッセージ入力画面の前記受贈者との関係を分類表に従って選択するドロップダウンリストボックスで前記受贈者との関係が選択され、発信者名を入力するテキストボックスに発信者名が入力され、メッセージを入力するテキストボックスにメッセージが入力され、画像が添付されると、それぞれのメッセージ入力画面での選択内容、発信者名、メッセージ、画像を、前記記憶部の主催者のために割り当てた記憶領域に記憶させる手段と、複数の前記メッセージ及び前記画像を前記選択された受贈者との関係に従って区分し、前記画像と前記メッセージとが一覧表示されるように編集を行うことで編集後メッセージを作成する手段と、該編集後メッセージを前記主催者端末に送信する手段と、前記主催者端末から送信される、前記編集後メッセージを構成する前記メッセージの配置、飾り枠、文字のサイズについての修正内容を前記編集後メッセージに反映させ、該反映させた提供用メッセージを作成する手段と、該作成した提供用メッセージを複数の前記発信者端末に送信する手段と、前記発信者が契約するプロバイダ又は通信会社を経由し、前記提供用メッセージの作成に要した費用についての課金処理を行う手段とを備え、前記記憶部には、年ごとに、各年を印象づける事件や話題に関するデータがデータベース化されて予め記憶され、前記編集後メッセージが作成される際、前記主催者から提供され予め前記記憶部に記憶された受贈者固有の略歴に従って前記受贈者の誕生から前記催事までの間が、学歴ごと、職歴ごとに区切られ、前記ドロップダウンリストボックスで選択された前記受贈者との関係に応じた前記メッセージが前記区切られたそれぞれの時期に対応させて時系列的に並べられることを特徴としている。
また、請求項1記載の発明に係るメッセージ提供システムは、請求項1又は2記載のメッセージ提供サーバと、各発信者の操作により催事にあたって受贈者に贈られるメッセージをそれぞれ送信する複数の発信者端末と、前記催事の主催者が操作する主催者端末とがネットワークを介して接続されて構成されていることを特徴としている。
また、請求項3記載の発明に係るメッセージ提供プログラムは、各発信者の操作により催事にあたって受贈者に贈られるメッセージをそれぞれ送信する複数の発信者端末と、前記催事の主催者が操作する主催者端末とにネットワークを介して接続され、前記主催者端末からの催事に関する催事情報と招待予定者となる前記各発信者のメールアドレスとを受け取ると、これらの情報を記憶部の前記主催者のために割り当てた記憶領域に記憶させる工程と、少なくとも、前記メールアドレスを用い、前記招待予定者となる前記各発信者に前記催事情報、主催者専用コーナーのURLアドレス及び前記主催者へのメッセージ入力画面にアクセスするためのパスワードを記載したメールを送信する工程と、該メールを受信した複数の前記発信者端末に、前記URLアドレスから得られる前記主催者専用コーナーが表示され、該主催者専用コーナーでの前記パスワードの入力によりメッセージ入力画面が表示され、少なくとも、該メッセージ入力画面の前記受贈者との関係を分類表に従って選択するドロップダウンリストボックスで前記受贈者との関係が選択され、発信者名を入力するテキストボックスに発信者名が入力され、メッセージを入力するテキストボックスにメッセージが入力され、画像が添付されると、それぞれのメッセージ入力画面での選択内容、発信者名、メッセージ、画像を、前記記憶部の主催者のために割り当てた記憶領域に記憶させる工程と、複数の前記メッセージ及び前記画像を前記選択された受贈者との関係に従って区分し、前記画像と前記メッセージとが一覧表示されるように編集を行うことで編集後メッセージを作成する工程と、該編集後メッセージを前記主催者端末に送信する工程と、前記主催者端末から送信される、前記編集後メッセージを構成する前記メッセージの配置、飾り枠、文字のサイズについての修正内容を前記編集後メッセージに反映させ、該反映させた提供用メッセージを作成する工程と、該作成した提供用メッセージを複数の前記発信者端末に送信する工程と、前記発信者が契約するプロバイダ又は通信会社を経由し、前記提供用メッセージの作成に要した費用についての課金処理を行う工程とを有し、前記記憶部には、年ごとに、各年を印象づける事件や話題に関するデータがデータベース化されて予め記憶され、前記編集後メッセージが作成される際、前記主催者から提供され予め前記記憶部に記憶された受贈者固有の略歴に従って前記受贈者の誕生から前記催事までの間が、学歴ごと、職歴ごとに区切られ、前記ドロップダウンリストボックスで選択された前記受贈者との関係に応じた前記メッセージが前記区切られたそれぞれの時期に対応させて時系列的に並べられることを特徴としている。
本発明によれば、普段は離れた場所に暮らしている者同士があたかも話し合ったかのようなメッセージカードを作成することができる。従って、このようなメッセージに触れた受贈者や催事の出席者等は、強く印象づけられる。一方、各発信者は、自己のメッセージや画像データ等の資料を普段使用している端末を用いて提供するだけで良いので、編集能力を有している必要はなく、便利である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るメッセージ提供システムの構成を示すブロック図である。この例のメッセージ提供システムは、ネットワーク1と、メッセージ提供サーバ2と、複数の固定端末3と、複数の携帯端末4と、複数の基地局5と、複数の主催者端末6とを有している。固定端末3及び携帯端末4を総称する場合には、「発信者端末」と称する。ここで、「発信者」とは、冠婚葬祭その他の催事に招待され、出席又は欠席する者、その他、当該主催者や叙勲者等の受賞者又は故人等の受贈者に対してメッセージを贈りたい者をいう。
このメッセージとは、上記発信者からの新郎新婦、叙勲者等の受賞者に対する祝辞、故人に対する弔辞等をいう。また、メッセージには、文字だけでなく、画像も含むものとする。一方、「主催者」とは、冠婚葬祭その他の催事を開催する者、例えば、披露宴では新郎・新婦、葬儀では喪主、叙勲祝賀会では会の発起人、あるいは、これらの者の代理人等をいう。
ネットワーク1は、例えば、構内ネットワーク(LAN: Local Area Network)、広域ネットワーク(WAN: Wide Area Network)、あるいはインターネット等からなる。ネットワーク1は、メッセージ提供サーバ2と、複数の固定端末3と、複数の基地局5と、複数の主催者端末6とに、例えば、ツイスト・ペアケーブル、同軸ケーブルや光ファイバケーブル等により有線接続され、又は無線接続されている。
メッセージ提供サーバ2は、例えば、このメッセージ提供システムを運営する運営機関のセンター等に設置されているものとする。メッセージ提供サーバ2は、図2に示すように、制御部11と、操作部12と、表示部13と、印刷部14と、通信制御部15と、記憶部16等を有するコンピュータ等の情報処理装置によって構成されている。制御部11は、CPU(中央処理装置)等からなり、記憶部16に記憶されているメッセージ提供プログラム等の各種プログラムに基づいて、催事登録処理、催事案内処理、メッセージ受信・編集処理、メッセージチェック依頼処理、メッセージカード作成処理、メッセージカードデータ送信処理、費用請求処理その他の処理を実行し、メッセージ提供サーバ2の各部を制御する。
即ち、例えば、メッセージ提供プログラムが記憶部16から読み出されると、制御部11に読み込まれ、制御部11の動作を制御する。制御部11は、メッセージ提供プログラムが起動されると、メッセージ提供プログラムの制御により、後述する催事登録処理等の各種処理を実行するのである。催事登録処理は、主催者端末6から送信された、主催者が開催する催事に関する情報(以下、「催事情報」と称する。)を記憶部16の各主催者ごとに割り当てた記憶領域に登録(記憶)する処理である。ここで、催事情報としては、例えば、結婚披露宴、葬儀、叙勲祝賀会、同窓会、建築物の落成祝い等の催事の種類、主催者、叙勲者、故人等の氏名、開催場所、開催日時・期間など、催事の内容が特定できる情報をいう。
催事案内処理は、上記催事情報に基づいて催事が開催される旨を関係者に案内する処理である。この催事案内の具体的な手法については、後述する。メッセージ受信・編集処理は、発信者が操作する固定端末3又は携帯端末4(発信者端末)から送信されるメッセージを受信して、記憶部16の各主催者ごとに割り当てた記憶領域に登録(記憶)するとともに、受信した複数のメッセージを交友関係等のカテゴリー等に基づいて編集し、必要に応じて加工する処理である。
メッセージチェック依頼処理は、編集後のメッセージ(以下、「編集後メッセージ」と称する。)を対応する主催者の主催者端末6にメールに添付して送信し、チェックを依頼する処理である。メッセージカード作成処理は、主催者によってチェックされた編集後メッセージに基づいて、画像データを最適化した後、メッセージカードの組板を作成し、主催者に送付するために印刷する処理である。メッセージカードデータ送信処理は、上記メッセージカードに関するメッセージカードデータを各メッセージの発信者の発信者端末に送信する処理である。費用請求処理は、このメッセージ提供に関して発生した費用の請求書を当該主催者の主催者端末6や当該メッセージの発信者の発信者端末に送信する処理である。
操作部12は、文字キー、エンターキー、あるいはファンクションキー等からなるキーボードや、マウス、タッチパッド、あるいはペンデバイス等のポインティングデバイスなどを有する。表示部13は、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ(LCD;Liquid Crystal Display)、エレクトロルミネセンス(EL:electroluminescence)ディスプレイ、あるいはプラズマディスプレイパネル(PDP;Plasma Display Panel)等からなる。印刷部14は、インクジェットプリンタやレーザプリンタ等からなり、各印刷物ごとに印字状態、例えば、色調、明るさ等を調整することができる。通信制御部15は、モデムやルータ等からなり、制御部11がネットワーク1を介して固定端末3又は主催者端末6とデータ通信を行うとともに、ネットワーク1及び基地局5を介して携帯端末4とデータ通信を行う際に用いられる。
記憶部16は、RAMやROM、あるいはフラッシュメモリ等の半導体メモリ、FD(フレキシブルディスク)が装着されるFDドライブ、HD(ハード・ディスク)が装着されるHDドライブ、MO(光磁気)ディスクが装着されるMOディスクドライブ、あるいはCD(コンパクト・ディスク)−ROM、CD−R(Recordable)、CD−RW(Rewritable)やDVD(Digital Versatile Disk)−ROM、DVD−R、DVD−RW等が装着されるCD/DVDドライブ等からなる。なお、上記メッセージ提供プログラムは、アプリケーション・プログラムの1つとして記憶部16に予めインストール(搭載)されているものとする。
図1に示す固定端末3は、例えば、各発信者の自宅、勤務先その他の立ち寄り先に設置されている。固定端末3は、メッセージ提供サーバ2と同様、制御部と、操作部と、表示部と、印刷部と、通信制御部と、記憶部とを有するコンピュータ等の情報処理装置によって構成されているが、制御部が実行する処理及び記憶部に記憶されるプログラムやデータが異なっている。即ち、制御部は、記憶部に記憶されているメッセージ作成・送信プログラム等の各種プログラムに基づいて、メッセージ作成・送信処理その他の処理を実行し、固定端末3の各部を制御する。メッセージ作成・送信処理は、上記受贈者に贈るためのメッセージを作成し、メッセージ提供サーバ2に送信する処理である。なお、上記メッセージ作成・送信プログラムは、アプリケーション・プログラムの1つとして記憶部に予めインストール(搭載)されているものとする。
携帯端末4は、発信者各自が所持している。携帯端末4は、図3に示すように、制御部21と、アンテナ22と、無線通信部23と、送受話部24と、操作部25と、表示部26と、カメラ部27と、記憶部28とから構成されている。制御部21は、CPU、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、シーケンサ等からなり、記憶部28に記憶された各種プログラムを実行することにより、この携帯端末4の各部を制御する。また、制御部21は、無線通信部23から供給される制御信号を制御部21内部の処理に用い、また、無線通信部23から供給される音声信号を処理して送受話部24に供給し、送受話部24から供給される音声信号を処理して無線通信部23に供給する。
さらに、制御部21は、無線通信部23から供給される画像データや通信データ、記憶部28に記憶されている文字データや画像データに基づいて、表示部26に文字や画像を表示するために、表示部26を制御する。また、制御部21は、この携帯端末4とメッセージ提供サーバ2とが基地局5及びネットワーク1を介して接続された状態において、上記受贈者に贈るためのメッセージを作成し、メッセージ提供サーバ2に送信するメッセージ作成・送信処理を実行する。
無線通信部23は、最寄りの基地局5(図1参照)から送信される無線信号をアンテナ22を介して受信して無線信号から音声信号、画像データ、通信データ、あるいは制御信号を復調して制御部21に供給するとともに、制御部21から供給される音声信号、画像データ、通信データ、あるいは制御信号を無線信号に変調してアンテナ22を介して上記基地局5に送信する。送受話部24は、スピーカ及びマイクからなり、制御部21から供給される音声信号に基づいてスピーカから音声を放出するとともに、マイクによって音声から変換された音声信号を制御部21に供給することにより、相手先との通話に用いられる。操作部25は、相手先の電話番号や電子メールの文章等の入力に用いられるテンキーや、カーソルキー、電源キー、モードキー、メニューキー等の各種キーからなる。
表示部26は、例えば、LCD、ELディスプレイ、PDP等からなり、現在の日付、相手先の電話番号等の各種情報が表示されたり、カメラ部27の撮影により得られた画像データ等が表示される。カメラ部27は、例えば、100万画素程度の解像度を有し、ユーザが操作部25を操作することにより、ユーザの顔や景色あるいは2次元バーコード等を撮影し、画像データを表示部26や制御部21に供給する。この携帯端末4の中には、印刷物等に表示されている2次元バーコードを読み取るバーコード読取機能を有しているものもある。このバーコード読取機能では、カメラ部27により接写された2次元バーコードを読み取って直接記憶部28の電話番号テーブルに登録(記憶)したり、URL(Uniform Resource Locator)アドレスを操作部25により入力することなくサイトへアクセスすることが可能である。
記憶部28は、RAMやROM、あるいはフラッシュメモリ等の半導体メモリからなり、制御部21が実行するメッセージ作成・送信プログラムその他の各種プログラムや、ユーザが操作部25を操作することにより、設定した相手先の電話番号、入力した相手先に送信すべき電子メールのメッセージ、WWW(World Wide Web)サーバの各種コンテンツ提供者から提供されたコンテンツを示す音楽データ等が記憶される。また、記憶部28は、相手先から送信された画像データ、WWWサーバの各種コンテンツ提供者から提供されたコンテンツを示す画像データ、カメラ部27によって撮影された画像データ等が記憶される。なお、記憶部28に記憶される各種プログラムや一部のデータについては、制御部21を構成するCPU内部に設けられたメモリに記憶されると構成しても良い。
図1に示す基地局5は、例えば、所定間隔で屋外又は屋内に設置されており、携帯端末4から送信される電波をアンテナ7で受信して通信信号に変換し、ネットワーク1を介してメッセージ提供サーバ2に送信する。また、基地局5は、ネットワーク1を介してメッセージ提供サーバ2から送信されるデータを受信して、アンテナ7で電波に変換し、携帯端末4に送信する。
主催者端末6は、例えば、各主催者の自宅、勤務先その他の立ち寄り先に設置されている。主催者端末6は、メッセージ提供サーバ2と同様、制御部と、操作部と、表示部と、印刷部と、通信制御部と、記憶部とを有するコンピュータ等の情報処理装置によって構成されているが、制御部が実行する処理及び記憶部に記憶されるプログラムやデータが異なっている。即ち、制御部は、記憶部に記憶されている主催者端末管理プログラム等の各種プログラムに基づいて、催事情報設定処理、メッセージチェック処理その他の処理を実行し、主催者端末6の各部を制御する。
催事情報設定処理は、上記した催事情報を構成する各データや催事に招待する予定の者等、メッセージを贈ることが想定される者(以下、「招待予定者」と称する。)が有するメールアドレスを入力する処理である。メッセージチェック処理は、メッセージ提供サーバ2から送信された、後述する編集後メッセージが添付されたメールを受信し、主催者等の指示の基にメッセージカードに掲載するメッセージの配置変更等して、チェック結果を送信する処理である。なお、上記主催者端末管理プログラムは、アプリケーション・プログラムの1つとして記憶部に予めインストールされているものとする。
次に、上記構成のメッセージ提供システムの動作について、図4に示すフローチャートを参照して説明する。主催者は、既に動作可能状態にある又は電源を投入して動作可能状態とした主催者端末6の操作部を操作して、ブラウザの起動を指示する。ブラウザが起動された後、主催者が操作部を操作して、このメッセージ提供システムの運営機関が運営・管理するホームページのURLアドレスを入力し、メッセージ提供サーバ2へのアクセスを指示する。
これにより、主催者端末6の制御部は、メッセージ提供サーバ2にアクセスし、催事情報設定処理の実行を開始する。主催者が主催者端末6の操作部を操作して、例えば、催事の種類として、「結婚披露宴」、主催者の氏名として、「新郎;山崎貴志、新婦;旧姓(宮本)由佳」、開催場所として、「パーソン赤坂ホテル」、開催日時として、「2005年6月26日午後1時〜午後3時」等の催事情報を入力するとともに、招待予定者が有するメールアドレスを入力すると、主催者端末6の制御部は、入力された催事情報及び招待予定者のメールアドレスをネットワーク1を介してメッセージ提供サーバ2に送信する(ステップSP1)。
催事情報及び招待予定者のメールアドレスを受信したメッセージ提供サーバ2の制御部11は、これらのデータを記憶部16の当該主催者のために割り当てた記憶領域に登録(記憶)する(ステップSP2)。次に、メッセージ提供サーバ2の制御部11は、登録された上記催事情報に基づいて催事が開催される旨を招待予定者に案内する(ステップSP3)。この催事案内としては、例えば、以下に示す各種の手法が考えられ、これらを適宜組み合わせる。
(1)主催者の申し込みに応じて当該運営機関が運営・管理するホームページに主催者専用のコーナーを設け、催事情報を掲示する。
(2)招待予定者に上記催事情報、上記主催者専用コーナーのURLアドレス及び上記主催者へのメッセージ入力画面にアクセスするためのパスワードを記載したメールを発信者端末に送信する。
(3)結婚披露宴の招待状に上記主催者専用コーナーのURLアドレス、このURLアドレスに対応した2次元バーコード及び上記主催者へのメッセージ入力画面にアクセスするためのパスワードを印刷する。
(4)主催者が運営・管理するホームページ又はウェブログ(weblog)に、上記主催者専用コーナーのURLアドレス及び上記主催者へのメッセージ入力画面にアクセスするためのパスワードを掲示する。
以下では、上記(2)の手法により催事案内がなされた場合について説明する。上記メールを受信した発信者端末の制御部は、表示部にそのメールの内容を表示する。招待予定者(発信者)が操作部を操作して、メッセージ提供サーバ2へのアクセスを指示するとともに、上記パスワードを入力すると、発信者端末の制御部は、表示部に、例えば、図5に示すようなメッセージ入力画面を表示する。図5の例において、新郎・新婦(受贈者)との関係については、例えば、図6に示す分類表に従ってカテゴリーに分類し、ドロップダウンリストボックス31及び32の下向き三角形をクリックすることにより表示されるカテゴリーから発信者が属するカテゴリーが選択可能に構成されている。
図6に示す分類表では、おおまかに、「学生時代からの関係」、「職場での関係」、「親族としての関係」、「趣味・スポーツ等を通じた関係」、「海外生活での関係」の大カテゴリーを設けている。このうち、「学生時代からの関係」については、「友人」、「部活動での友人」、「先生・監督・コーチ」の中カテゴリーを設け、「友人」及び「部活動での友人」については、「同級」、「先輩」、「後輩」の小カテゴリーを設けている。さらに、「同級」、「先輩」及び「後輩」については、「幼稚園・保育園時代」、「小学時代」、「中学時代」、「高校時代」、「専門学校時代」、「浪人時代」、「大学時代」、「大学院時代」、「留学時代」、「その他」の最小カテゴリーを設けている。一方、「先生・監督・コーチ」については、「幼稚園・保育園時代」、「小学時代」、「中学時代」、「高校時代」、「専門学校時代」、「浪人時代」、「大学時代」、「大学院時代」、「留学時代」、「その他」の小カテゴリーを設けている。
また、「職場での関係」については、「現在の職場」、「過去の職場」の中カテゴリーを設け、各中カテゴリーについて、「同僚」、「先輩」、「後輩」、「上司」、「部下」、「取引先」、「その他」の小カテゴリーをそれぞれ設けている。さらに、「親族としての関係」については、「父方」、「母方」の中カテゴリーを設け、各中カテゴリーについて、「叔父」、「叔母」、「祖父」、「祖母」、「曾祖父」、「曾祖母」、「従兄弟」、「甥」、「姪」、「その他」の小カテゴリーをそれぞれ設けている。
また、図5の例では、発信者の氏名、職業、メールアドレス及びメッセージがそれぞれ対応するテキストボックス33〜36に入力可能に構成され、発信者の性別がドロップダウンリストボックス37の下向き三角形をクリックすることにより表示される「男」又は「女」から選択可能に構成され、さらに発信者の年齢がドロップダウンリストボックス38の下向き三角形をクリックすることにより表示される数値から選択可能に構成されている。さらに、図5の例では、任意の画像データが添付可能に構成されている。
従って、発信者「北島 修一」は、発信者端末の操作部を操作して、例えば、新郎・新婦との関係として「新郎の」「小学時代の同級生」を、性別として「男」を、年齢として「28」をそれぞれ選択するとともに、氏名「北島 修一」、職業「TV局アナウンサー」、メールアドレス「kitajima@kantotv.com」、 メッセージ「おめでとう。寂しいけど、広い愛より、深い愛。お幸せに!!」をそれぞれ入力する。
また、発信者「北島 修一」は、発信者端末の操作部を操作して、例えば、画像データ「gym.jpeg」を添付する。この場合、メッセージ入力画面に添付された画像データ「gym.jpeg」の名称がドロップダウンリストボックス39に表示されるとともに、当該画像データ「gym.jpeg」のサムネイル画像40が表示される。また、サムネイル画像の下部には、画像の説明を記入するために、テキストボックス41が設けられている。そこで、発信者「北島 修一」は、発信者端末の操作部を操作して、テキストボックス41に、画像の説明として、「母校の体育館で今回のために撮りました。左から裕次、修一、太郎です。皆貴志の小学時代の同級生です。」と入力する。そして、発信者「北島 修一」は、内容を確認した後、発信者端末の操作部を操作して、メッセージの送信を指示する。これにより、発信者端末の制御部は、作成されたメッセージを画像データとともに、メッセージ提供サーバ2に送信する(ステップSP4)。
発信者端末から送信された複数のメッセージを受信したメッセージ提供サーバ2の制御部11は、記憶部16の当該主催者に割り当てた記憶領域に登録(記憶)するとともに、受信した複数のメッセージを交友関係等のカテゴリー等に基づいて編集し、必要に応じて加工する(ステップSP5;受信・編集手段)。この場合、メッセージの受付期限は、例えば、慶事の場合、開催日の10日程度前とし、葬儀の場合、葬儀の2〜3時間程度前とする。
メッセージの編集・加工は、例えば、以下に示すように行う。まず、メッセージ提供サーバ2の制御部11は、受信した複数のメッセージを図6に示す交友関係等のカテゴリーごとに分類し、記憶部16の当該主催者に割り当てた記憶領域に登録(記憶)する。次に、メッセージ提供サーバ2の制御部11は、同一の又は異なるカテゴリーに分類された複数のメッセージについて、メッセージの内容、添付された画像、あるいは、上記催事情報設定処理(図4のステップSP1参照)の際に必要に応じて主催者から提供された名簿、写真その他の資料等を参照して、関連づける。そして、メッセージ提供サーバ2の制御部11は、このメッセージの関連づけに基づいて、複数の編集後メッセージを編集する。なお、受信した複数のメッセージについて異なるカテゴリー間を検索して、予め用意された定型文を用いて作成されたメッセージが複数ある場合には、各メッセージごとに発信者名を列挙するとともに、各発信者の属するカテゴリーを関連づけて編集するようにしても良い。
図7及び図8は、編集後メッセージの一例である。図7は、新郎山崎貴志の小学時代の友人である「北島 修一」が上記したメッセージに、自分と、同じく新郎山崎貴志の小学時代の友人である「太良 裕次」及び「飯田 太郎」とともに母校である小学校の体育館で撮影した画像データ「gym.jpeg」を添付してきたので、上記関連づけにより、これら3名のメッセージを関連づけ、上記画像データとともに各人のメッセージを吹き出し内に記載したものである。
一方、図8は、新婦山崎(旧姓宮本)由佳の高校時代の友人である「山田 美夏」がメッセージに、自分と、同じく新婦山崎(旧姓宮本)由佳の高校時代の友人である「貴多野 佐知」及び「春日 優花」とともに高校時代に撮影した画像データを添付してきたので、上記関連づけにより、これら3名のメッセージを関連づけ、上記画像データとともに各人のメッセージを吹き出し内に記載したものである。
メッセージ提供サーバ2の制御部11は、以上説明したメッセージの編集を受信したすべてのメッセージについて行って複数の編集後メッセージを作成した後、上記複数の編集後メッセージをメールに添付してネットワーク1を介して主催者端末6に送信してチェックを依頼する(ステップSP6;編集後メッセージ送信手段)。
メッセージ提供サーバ2から送信された上記メールを受信した主催者端末6の制御部は、主催者が操作部を操作すると、表示部にそのメールに添付された各編集後メッセージを順次表示する。主催者は、操作部を操作することにより、各編集後メッセージを構成するメッセージの配置や飾り枠(図7及び図8の飾り枠DF参照)、背景、文字のフォント、サイズ、色等をチェックして修正し、又は、具体的な修正希望内容を入力する(ステップSP7)。これにより、主催者端末6の制御部は、例えば、チェック結果である修正後の各編集後メッセージをメールに添付したり、具体的な修正希望内容をメール本文として、ネットワーク1を介してメッセージ提供サーバ2に送信する(ステップSP8)。
主催者端末6から送信された上記メールを受信したメッセージ提供サーバ2の制御部11は、主催者のチェック結果に基づいて、編集後メッセージを修正するとともに、画像データを最適化した後、メッセージカードの組板を作成し、主催者に送付するために印刷する(ステップSP9;提供用メッセージ作成手段)。ここで、画像データの最適化とは、逆光、赤目や露出不適正な画像データについて、ホワイトバランスの調整や色温度調整をしたり、背景と人物それぞれに好ましいコントラストをつけて、さらに粒状抑制シャープネス技術や色調補正技術等を用いて微調整し、最適な画像データに変換することをいう。
また、メッセージカードの組版の作成とは、最適化された画像データ、上記チェック結果を反映した、メッセージ、飾り枠、背景等からメッセージカードの組版を作成することをいう。また、ここでの印刷には、メッセージカードが封書で郵送される場合には、メッセージカード等自体の印刷だけでなく、このメッセージ等が収納される封筒への宛名及び差出人等の印刷も含み、メッセージカードがはがきとして郵送される場合には、メッセージや画像データ等の印刷だけでなく、宛名面の印刷も含むものとする。
次に、メッセージ提供サーバ2の制御部11は、ステップSP9の処理で作成した複数のメッセージカードに対応した各メッセージカードデータを、各メッセージカードに含まれているメッセージを送信してきた各発信者の発信者端末に対して、メールに添付して送信する(ステップSP10)。そして、メッセージ提供サーバ2の制御部11は、このメッセージ提供に関して発生した費用の請求書を当該主催者の主催者端末6や当該メッセージの発信者の発信者端末に送信した後(ステップSP11)、一連の処理を終了する。この場合、発信者の費用は、発信者が契約する固定端末3のプロバイダや携帯端末4の通信会社を経由して、通信料の一部として課金されるように構成しても良い。また、主催者及び発信者により支払われた費用の一部は、環境基金に寄付するように構成しても良い。
このように、本発明の実施の形態1によれば、普段は離れた場所に暮らしている者同士があたかも話し合ったかのようなメッセージカードを作成することができる。従って、このようなメッセージを受け取った受贈者は、強く印象づけられる。一方、各発信者は、自己のメッセージや画像データ等の資料を普段使用している端末を用いて提供するだけで良いので、編集能力を有している必要はなく、便利である。
実施の形態2.
上述した実施の形態1では、本発明を結婚披露宴に対するメッセージ(祝辞)を提供する場合に適用する例を示したが、本発明はこれに限定するものではない。例えば、本発明は、葬儀に対するメッセージ(弔辞)を提供する場合に適用することができる。この場合、各メッセージは、例えば、図9に示す分類表に従ってカテゴリーに分類する。図9に示す分類表は、基本的には、図6に示す分類表と同様であるが、「親族としての関係」については、中カテゴリーとして、「配偶者(夫)」、「配偶者(妻)」が加えられている。
実施の形態3.
上述した各実施の形態では、メッセージカードを作成して主催者に提供する例を示したが、本発明はこれに限定するものではない。例えば、本発明は、作成されたメッセージカードデータを催事が開催されている開催場所に設置されている大型ディスプレイに表示するように構成しても良い。このように構成すれば、催事が一層感慨深いものになる。
実施の形態4.
上述した各実施の形態では、メッセージはカテゴリーごとに分類される例を示したが、本発明はこれに限定するものではない。例えば、本発明は、受贈者の誕生から催事までの間において、各発信者から提供されたメッセージや画像データ等を受贈者と初めて関わりを持った時代(受贈者の「幼稚園・保育園時代」、「小学時代」、「中学時代」、「高校時代」、「専門学校時代」、「浪人時代」、「大学時代」、「大学院時代」、「留学時代」、「その他」)に従って時系列的に並べ、1つのドラマ仕立ての作品(例えば、約20分間の音響データ又は映像データ)(以下、「メッセージドラマ」と称する。)に構成しても良い。この場合、メッセージ提供サーバ2を構成する記憶部16に以下に示すデータベースを設け、各時期に分類したメッセージに、流行語、流行歌等の各種データ(以下、「思い出喚起データ」と称する。)を付加する。
データベースには、年ごとに、流行歌(音響データやプロモーションビデオデータ)、アイドル(静止画像データや動画像データ)、重大事件の事件名や概要、流行語、人気のあったテレビ番組、コマーシャル、話題になった本の名前や概要等を記憶する。また、発信者には上記したメッセージを作成する際(図4のステップSP4参照)にメッセージ入力画面(図5参照)において、主催者等には催事情報を設定する際(図4のステップSP1参照)に、受贈者の略歴や趣味・嗜好、受贈者の各時代ごとに、写真(銀塩スチルカメラのポジ、ネガフィルム、デジタルスチルカメラ又はデジタルビデオカメラの画像データ)、作文や習字、日記、成績表、各試験の合格証、入学式や運動会等の8ミリフィルム、ビデオテープ、肉声(カセットテープ)等を提供してもらう。上記資料は、運営機関に一時預けて運営機関においてスキャナや画像処理装置により電子データ化しても良いし、運営機関の営業所や運営機関が提携する店舗に設けた電子化処理装置により資料提供者自身や店舗従業員等が電子データ化しても良い。
そして、上記したメッセージの編集・加工処理(図4のステップSP5)では、メッセージ提供サーバ2の制御部は、受贈者の略歴に従って、各時代に対応した発信者のメッセージに、記憶部16のデータベースから読み出した当該時代の流行歌、アイドル等を組み合わせる。この場合、例えば、各時代ごとに、流行歌をバックグランドミュージックにしながら、それぞれメッセージやその頃のエピソードを音声化(肉声・音声合成等)しても、映像化しても良い。編集・チェックが終了したメッセージドラマは、例えば、DVD等に記憶し、上記した催事の開催中(例えば、結婚披露宴ではお色直しの間、葬儀では焼香の間)に、催事の開催場所で大型ディスプレイ及び音響機器等により再生する。
このように構成すれば、受贈者の人となりを出席者が十分に把握することができ、単にメッセージを読み上げたり、ディスプレイに表示したりするよりも、催事が一層感慨深いものになる。なお、上記したメッセージドラマは、催事終了後にDVDに収録して主催者、希望する出席者や欠席者に配布しても良い。この場合、そのDVDには、催事中に撮影した画像データを合わせて記憶しても良い。
以上、この実施の形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
例えば、上述の実施の形態1では、各編集後メッセージのチェックを主催者に依頼する例を示した(図4のステップSP6〜SP8参照)が、これに限定されず、各編集後メッセージのチェックを発信者に依頼しても良い。この場合には、受贈者は、催事の際初めてメッセージカードを受け取るので、予期せぬメッセージカードをもらうことができ、感激度が大きい。
また、上述の実施の形態1では、主催者端末6は、各主催者の自宅、勤務先その他の立ち寄り先や勤務先に設置されている例を示したが、これに限定されず、催事の開催会場、例えば、結婚式場、メモリアルホール、あるいは、このメッセージ提供システムの運営機関の営業所等に設置されていても良い。
また、上述の実施の形態1では、図7及び図8に示すように、画像に吹き出しを設け、その吹き出しの中に各発信者のメッセージを記載する例を示したが、これに限定されず、メッセージの表示形式や関連づけの手法には様々なものを用いることができる。
また、上述の実施の形態1では、メッセージカードデータは発信者端末にのみ送信する例を示したが、これに限定されず、主催者端末6に送信するように構成しても良い。上述した実施の形態4におけるメッセージドラマについても同様である。このメッセージカードデータ及びメッセージドラマを総称して、「提供用メッセージ」と称することができる。
また、上述の各実施の形態は、その目的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの技術を流用することができる。
本発明の実施の形態1に係るメッセージ提供システムの構成を示すブロック図である。 図1に示すメッセージ提供システムを構成するメッセージ提供サーバの構成を示すブロック図である。 図1に示すメッセージ提供システムを構成する携帯端末の構成を示すブロック図である。 図1に示すメッセージ提供システムの動作を説明するためのフローチャートである。 メッセージ入力画面の構成の一例を示す図である。 新郎・新婦との関係をカテゴリーに分類する分類表の一例を示す図である。 編集後メッセージの一例を示す図である。 編集後メッセージの他の例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係るメッセージ提供システムにおいて用いられる故人との関係をカテゴリーに分類する分類表の一例を示す図である。
符号の説明
1 ネットワーク
2 メッセージ提供サーバ
3 固定端末
4 携帯端末
5 基地局
6 主催者端末
7,22 アンテナ
8 ケーブル
11,21 制御部
12,25 操作部
13,26 表示部
14 印刷部
15 通信制御部
16,28 記憶部
23 無線通信部
24 送受話部
27 カメラ部
31,32,37〜39 ドロップダウンリストボックス
33〜36,41 テキストボックス
40 サムネイル画像
DP 飾り枠

Claims (3)

  1. 各発信者の操作により催事にあたって受贈者に贈られるメッセージをそれぞれ送信する複数の発信者端末と、前記催事の主催者が操作する主催者端末とにネットワークを介して接続され、
    前記主催者端末からの催事に関する催事情報と招待予定者となる前記各発信者のメールアドレスとを受け取ると、これらの情報を記憶部の前記主催者のために割り当てた記憶領域に記憶させる手段と、
    少なくとも、前記メールアドレスを用い、前記招待予定者となる前記各発信者に前記催事情報、主催者専用コーナーのURLアドレス及び前記主催者へのメッセージ入力画面にアクセスするためのパスワードを記載したメールを送信する手段と、
    該メールを受信した複数の前記発信者端末に、前記URLアドレスから得られる前記主催者専用コーナーが表示され、該主催者専用コーナーでの前記パスワードの入力によりメッセージ入力画面が表示され、少なくとも、該メッセージ入力画面の前記受贈者との関係を分類表に従って選択するドロップダウンリストボックスで前記受贈者との関係が選択され、発信者名を入力するテキストボックスに発信者名が入力され、メッセージを入力するテキストボックスにメッセージが入力され、画像が添付されると、それぞれのメッセージ入力画面での選択内容、発信者名、メッセージ、画像を、前記記憶部の主催者のために割り当てた記憶領域に記憶させる手段と、
    複数の前記メッセージ及び前記画像を前記選択された受贈者との関係に従って区分し、前記画像と前記メッセージとが一覧表示されるように編集を行うことで編集後メッセージを作成する手段と、
    該編集後メッセージを前記主催者端末に送信する手段と、
    前記主催者端末から送信される、前記編集後メッセージを構成する前記メッセージの配置、飾り枠、文字のサイズについての修正内容を前記編集後メッセージに反映させ、該反映させた提供用メッセージを作成する手段と、
    該作成した提供用メッセージを複数の前記発信者端末に送信する手段と、
    前記発信者が契約するプロバイダ又は通信会社を経由し、前記提供用メッセージの作成に要した費用についての課金処理を行う手段とを備え、
    前記記憶部には、年ごとに、各年を印象づける事件や話題に関するデータがデータベース化されて予め記憶され、
    前記編集後メッセージが作成される際、前記主催者から提供され予め前記記憶部に記憶された受贈者固有の略歴に従って前記受贈者の誕生から前記催事までの間が、学歴ごと、職歴ごとに区切られ、前記ドロップダウンリストボックスで選択された前記受贈者との関係に応じた前記メッセージが前記区切られたそれぞれの時期に対応させて時系列的に並べられる
    ことを特徴とするメッセージ提供サーバ。
  2. 請求項1に記載のメッセージ提供サーバと、
    各発信者の操作により催事にあたって受贈者に贈られるメッセージをそれぞれ送信する複数の発信者端末と、
    前記催事の主催者が操作する主催者端末とがネットワークを介して接続されて構成されている
    ことを特徴とするメッセージ提供システム。
  3. 各発信者の操作により催事にあたって受贈者に贈られるメッセージをそれぞれ送信する複数の発信者端末と、前記催事の主催者が操作する主催者端末とにネットワークを介して接続され、
    前記主催者端末からの催事に関する催事情報と招待予定者となる前記各発信者のメールアドレスとを受け取ると、これらの情報を記憶部の前記主催者のために割り当てた記憶領域に記憶させる工程と、
    少なくとも、前記メールアドレスを用い、前記招待予定者となる前記各発信者に前記催事情報、主催者専用コーナーのURLアドレス及び前記主催者へのメッセージ入力画面にアクセスするためのパスワードを記載したメールを送信する工程と、
    該メールを受信した複数の前記発信者端末に、前記URLアドレスから得られる前記主催者専用コーナーが表示され、該主催者専用コーナーでの前記パスワードの入力によりメッセージ入力画面が表示され、少なくとも、該メッセージ入力画面の前記受贈者との関係を分類表に従って選択するドロップダウンリストボックスで前記受贈者との関係が選択され、発信者名を入力するテキストボックスに発信者名が入力され、メッセージを入力するテキストボックスにメッセージが入力され、画像が添付されると、それぞれのメッセージ入力画面での選択内容、発信者名、メッセージ、画像を、前記記憶部の主催者のために割り当てた記憶領域に記憶させる工程と、
    複数の前記メッセージ及び前記画像を前記選択された受贈者との関係に従って区分し、前記画像と前記メッセージとが一覧表示されるように編集を行うことで編集後メッセージを作成する工程と、
    該編集後メッセージを前記主催者端末に送信する工程と、
    前記主催者端末から送信される、前記編集後メッセージを構成する前記メッセージの配置、飾り枠、文字のサイズについての修正内容を前記編集後メッセージに反映させ、該反映させた提供用メッセージを作成する工程と、
    該作成した提供用メッセージを複数の前記発信者端末に送信する工程と、
    前記発信者が契約するプロバイダ又は通信会社を経由し、前記提供用メッセージの作成に要した費用についての課金処理を行う工程とを有し、
    前記記憶部には、年ごとに、各年を印象づける事件や話題に関するデータがデータベース化されて予め記憶され、
    前記編集後メッセージが作成される際、前記主催者から提供され予め前記記憶部に記憶された受贈者固有の略歴に従って前記受贈者の誕生から前記催事までの間が、学歴ごと、職歴ごとに区切られ、前記ドロップダウンリストボックスで選択された前記受贈者との関係に応じた前記メッセージが前記区切られたそれぞれの時期に対応させて時系列的に並べられる
    ことを特徴とするメッセージ提供プログラム。
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