JP4365301B2 - バックライト装置、該バックライト装置を備える液晶表示装置および該液晶表示装置を備える記録再生装置 - Google Patents

バックライト装置、該バックライト装置を備える液晶表示装置および該液晶表示装置を備える記録再生装置 Download PDF

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本発明は、バックライト装置およびこの装置を使用した液晶表示装置に係り、特に、液晶表示装置を裏面から照明するエッジライト方式のバックライト装置と、このバックライト装置を使用した液晶表示装置および該液晶表示装置を備えるDVD(Digital Versatile Disk)装置、VTR(Video Tape Recorder)等の記録再生装置に関する。
従来の液晶表示パネルを裏面から照明するエッジライト方式のバックライトユニットは、所定の光入射面から入射した光を均斉化して液晶表示パネルに照射する導光板と、導光板の光入射面へ光を入射する光源であって所望の輝度分布に応じて導光板の光入射面の長手方向に沿って線状かつ不等間隔に配置される複数の光源と、複数の光源、及び光源を駆動するための電源供給端子を支持する線状光源用基板と、を具備している(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−75038号公報
ところで、前記構造のバックライトユニットは、導光板の端面と複数の光源とを対向させており、導光板に所定の厚さが必要であるためユニットの薄型化に限界がある。また、複数の光源であるLEDを固定する配線基板は導光板の端面の幅程度の面積しか得られず、配線基板上に多数の素子を固定することができない。そして、多数の素子を固定するために配線基板の幅を増やすと、バックライト装置自体の厚さが大きくなって装置の小型化、薄型化が達成できない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、光源からの入射光を導光する導光体をさらに薄型にでき、大光量で見やすく薄型化を達成できるバックライト装置を提供することにある。また、このバックライト装置を使用し薄型に構成した液晶表示装置、さらにこの液晶表示装置を使用し薄型であると共に面積の大きい配線基板を使用して他の表示部で使用する光源用素子を同じ配線基板に固定できる記録再生装置を提供することにある。
前記目的を達成すべく、本発明に係るバックライト装置は、発光ダイオードを入射光供給用光源として導光体に入射し、該導光体により平面的に照明するエッジライト方式のバックライト装置であって、前記発光ダイオードはチップ型の発光ダイオードであり、前記導光体の入射面に対向して複数個が配列されており、前記導光体は、入射面と照明面とが平行状態に配置され、入射面から入射した光を照明面に導光する反射面が形成されていることを特徴としている。発光ダイオードチップは所定幅の照射範囲の指向性を有するものを使用している。
前記のごとく構成された本発明のバックライト装置は、入射面と照明面とが平行状態に配置され、しかも入射光供給用光源である発光ダイオードはチップ型で複数個が入射面に対向して配列されているため、薄型で大光量のバックライト装置を得ることができる。このように構成されたバックライト装置を液晶表示装置等に用いると、電気機器等の表示部を薄型とすることができ、大光量で認識しやすい表示部を得ることができる。
前記の導光体は、照明面と反射面との間に該照明面より隆起した少なくとも一つ以上の傾斜面が形成されていると好ましい。複数の傾斜面が形成される場合は、断面積が増えるように凸状に連続することが好ましい。このように導光体を形成すると、照明面までの光路を幅広に形成でき、反射面の幅も広くでき、集光エリアが広がるため照明面に到達する光量を増やすことができ、照明面での発光輝度を増やすことができる。
導光体の反射面および/または傾斜面に反射膜が形成されていることが好ましい。また、導光体の反射面および/または傾斜面の表面に反射シートが貼着されていると好ましい。このように構成すると、発光ダイオードから照射され入射面に入射する光を漏光あるいは透過することなく、効率良く反射して導光することができるため、照明面での発光輝度を増やすことができる。反射膜としては、光沢面を有するアルミニウムテープ等が好適である。
また、本発明に係るバックライト装置の好ましい具体的な態様としては、前記チップ型の発光ダイオードは配線基板上に固定され、該配線基板と前記照明面とは平行状態に配置されていることを特徴としている。この構成によれば、例えば液晶表示パネルを照明する導光体と平行状態に配線基板を配置するため、配線基板の面積を大きくすることができる。これにより、配線基板上にチップ型の発光ダイオードを固定できると共に多数の素子を固定でき、配線基板上に固定された多数の素子によって他の表示部の照明や、さらに他の機能を行わせることができる。
さらに、本発明に係るバックライト装置の好ましい具体的な他の態様としては、前記導光体の反射面は、角度の異なる複数の反射面からなることを特徴としている。光源の照射範囲に合わせて複数の反射面を形成すると好ましい。この構成によれば、反射面を光源の照射範囲すなわち指向性に合わせて複数の反射面としているため、光源から照射される光を導光体に沿って有効に照明面まで到達させることができ、明るい照明で認識しやすい表示が可能となる。また、チップ型の発光ダイオードは、複数色のチップが交互に配列されていることが好ましい。この構成によれば、色別の照明が可能となり、各種の機能を色で表現できて好ましい。
本発明に係る液晶表示装置は、前記のいずれかに記載のバックライト装置を備え、該バックライト装置により液晶表示パネルを裏面側から照明する液晶表示装置であって、前記液晶表示パネルは、前記導光体の照明面と平行に配置されることを特徴としている。このように構成された液晶表示装置は、導光体の入射面に対向して複数の発光ダイオードチップが固定されているため、大光量とすることができ表示内容を読み取りやすくすることができる。また、装置を薄型構成にできる。
本発明に係る記録再生装置は、前記の液晶表示装置を筐体の前面部に備え、この装置は筐体の前面部に表示部を備えており、バックライト装置の発光ダイオードを固定した基板に、表示部を照明する発光ダイオードを固定したことを特徴としている。このように構成された記録再生装置は、薄型で大光量のバックライト装置を用いて液晶表示装置を見やすく照明でき、チップ型の発光ダイオードを固定した基板に他の光源用の素子として発光ダイオードを固定して筐体前面部に備えた表示部を照明するため、簡単な構成で液晶表示装置と他の表示部を照明することができる。
本発明のバックライト装置は、大光量で薄型構成とすることができるとともに、発光ダイオードの駆動電流を低減しながら明るいバックライト装置を実現することができる。また、チップ型発光ダイオードを固定する基板上に他のチップ型発光ダイオードを固定して、例えば他の表示部の照明等を行うことができるため、部品点数を削減できる。このバックライト装置を液晶表示装置の照明に用いると、薄型で見やすい表示を行うことができる。そして、この液晶表示装置を記録再生装置等の電気機器に用いると、薄型で大光量の機能表示等を行うことができる。
以下、本発明に係るバックライト装置を備える液晶表示装置を用いた記録再生装置の一実施形態を図面に基づき詳細に説明する。図1は、本実施形態に係るバックライト装置を用いた液晶表示装置を、筐体の前面に開閉可能に装着した蓋体に備える記録再生装置の斜視図、図2は図1の蓋体を開いた状態の斜視図、図3は液晶表示装置を備える蓋体の要部の水平方向断面図、図4は図3の液晶表示装置の分解斜視図、図5は導光体の正面図と側面図である。
図1,2において、本実施形態の記録再生装置Dは、筐体1内にDVD(Digital Versatile Disk)装置、BD(Blue−ray Disk)装置、およびHD(Hard Disk)装置の3つの装置と、カードリーダーが内蔵されており、この筐体の前面部には蓋体2が開閉可能に支持されている。蓋体2は前面側に動作状態を示す表示部として、DVD装置の表示部3A、HD装置の表示部3B、BD装置の表示部3Cを備えるとともに、裏面側に各種の操作スイッチ4A、4B、4C等を備えている。蓋体2を開けた筐体1の前面には各種の表示部5A、5B、5C、コネクタ部等が配置され、DVDディスクの挿入口6やBDディスクの挿入口7、カードの挿入口8が設けられている。
筐体1は左右の端部が前方に突出した受部1a、1bとなっており、蓋体2は左右の受部の間に挟まれた状態で支持され、受部1a、1bの前面と蓋体2の前面が同じ高さで平坦となっている。蓋体2は右側の受部1b内のロック機構(図示せず)で保持されており、ロック9が解除されると自重で回転し、左側の受部1a内の開閉機構(図示せず)でダンパー機構により開閉速度が制御されて水平状態まで開く構成となっている。ロック機構は適宜の機構が用いられ、手動で押しボタンを押して解除するもの、リモコン等で操作してモータを回転させて開蓋するもの等、適宜の機構を用いることができる。受部1a内に電源スイッチ1Aが設置され、受部1b内に蓋体2の開閉スイッチ1Bが設置されている。なお、開閉スイッチの代わりに押しボタンで蓋体2を開けるようにしてもよい。
左右の表示部3A,3Cはリング状部分の照明色を変えることでDVD装置とBD装置の動作状態を表示し、例えば赤色あるいはオレンジ色のときは録画状態を示しており、青色あるいは緑色のときは再生状態を示しており、白色のときは操作可能状態を示すものである。また、中央の表示部3Bは円形部分の照明色を変えて動作状態を表示することができると共に、円形部分に液晶表示装置を備えており、各種の機能を表示することができる。例えば、チューナー受信時にはチャンネル数を表示することができ、ダビング状態表示、リモコン番号表示、ポーズ時、操作ロック時等の種々の表示を行うことができる。
本実施形態のバックライト装置10は、中央の表示部3Bに設置されている。ここで、図3〜5を参照して、バックライト装置10を備える液晶表示装置15について詳細に説明する。バックライト装置10は入射光供給用光源として複数のチップ型の発光ダイオード(LEDチップ)11と、LEDチップから照射された光を入射する導光体12とを備えており、導光体を用いて平面的に照明するエッジライト型のバックライト装置である。導光体12はLEDチップ11と対向する入射面12aと、入射面から入射された光を水平方向に向きを変える反射面12bと、先細りに傾斜して形成された拡散面12cと、この拡散面の上方の平坦な照明面12dとを有している。
導光体12は透明アクリル等の樹脂から形成され、入射された光を導光する機能を有しており、入射面12aは平滑面で形成され入射時のロスが少ないように形成されている。反射面12bは平滑面で形成され、鏡面仕上げされている。鏡面仕上げは、アルミニウム等の金属薄膜を蒸着して形成することができ、またアルミニウムテープを貼着して形成してもよい。反射面12bで反射された光は、拡散面12cと照明面12dとの間を全反射して進む。すなわち、臨界角より小さい角度で全反射され、外部への漏光はない。拡散面12cは反射面12bで反射された光を拡散するように、例えば円形の梨地処理12eが施されている。照明面12dは平滑面、あるいは所定の形状の散乱処理が施されている。このように形成された導光体12は、入射面12aと照明面12dとが平行に形成されており、反射面12bは約45の角度で形成されている。
LEDチップ11は配線基板13上に固定されており、3個の赤色のLEDチップ11a、2個の青色のLEDチップ11b、2個の白色のLEDチップ11cが固定されている。合計7個のLEDチップ11は導光体12の入射面12aと近接して対向している。配線基板13には導光体12の受部材14が固定されている。この受部材は導光体12の外周を囲む縁部と、その内部の傾斜面とを有しており、樹脂で形成され液晶表示装置15を構成する液晶表示パネル16の端子を受けるコネクタ部14a,14bを備えている。そして、少なくとも傾斜面14cは白色面となっている。
導光体12は受部材14で支持された状態で、照明面12dおよび入射面12aが配線基板13と平行になるように設定されている。したがって、LEDチップ11から出射された光は入射面12aから導光体12内に入り、反射面12bで反射されて導光体の面方向に沿って導光され、拡散面12cで拡散して照明面12dより前方に出射する構成となっている。
ここで、導光体の変形例について説明する。図5cに示す導光体30は、入射面30a、反射面30b、拡散面30c、照明面30dを備えている。そして、平坦な照明面30dと反射面30bとの間に照明面より隆起した傾斜面30eが形成されている。傾斜面30eは液晶表示パネル16の端部からパネル側に隆起しており、下方の拡散面30cとの厚さが反射面30b側に徐々に大きくなるように構成されており、反射面と共に山形に形成されている。このため、前記の導光体12と比較すると反射面30bの幅が2倍程度に広く形成され、入射面12aから入射した光を効率良く照明面側に反射することができ、照明面30dの発光輝度を増加させることができる。また、隆起している傾斜面30eと反射面30bとは液晶表示パネル16の一側より外方向に形成されており、液晶表示パネルの外側の空間に突出するため、バックライト装置は厚さを増やすことなく薄型に構成できる。
また、図5dに示す導光体31は、図5cに示す導光体30の反射面と傾斜面に反射膜をとして、表面が光沢面のアルミニウムテープ31a,31bを貼着して反射膜を形成している。このように構成すると、入射面30aから入射した光は反射面30bで透過あるいは漏光することなく確実に反射され、照明面側に到達する光量を増やすことができるため、照明面での発光輝度を増加させることができる。なお、反射膜は反射面30bと傾斜面30eのどちらか一方に形成しても照明面までの到達光量を増やすことができる。また、反射膜としては、例えばアルミニウム等の金属を蒸着やスパッタリングで形成すると反射率が向上して、より好ましい。
液晶表示装置15は、前記の構成のバックライト装置10で透過型の液晶表示パネル16を照明する構成である。液晶表示パネル16は端子部が受部材14のコネクタ部14a,14bに挿入されて保持される。液晶表示パネル16は保持されたときは配線基板13と平行状態となる。バックライト装置10の照明面12dの前方に液晶表示パネル16を配置して、液晶表示パネル16の表示を後方から照明し、蓋体2の中央の表示部3Bで表示する構成である。配線基板13には、図示していないがLEDチップに電源を供給するための配線パターンおよび液晶表示パネル16に電源や信号を供給する配線パターンが形成されている。そして、配線基板13に電源や信号を供給するコネクタ17が固定されている。
中央の表示部3Bは、前記のようにバックライト装置10の前方に液晶表示パネル16を備える液晶表示装置15が配置されており、前記の白、青、赤の色によるHD装置の動作状態を示す機能を有しており、白色による操作可能状態、青色による再生時、赤色による録画時の機能表示の他にダビング中には例えば「COPY」や再生時には「PLAY」等を表示することができ、チューナーを作動中にはチャンネル数を表示する等、各種の表示を行うものである。
前記の配線基板13は蓋体2の内部に固定されるものであり、3つの表示部3A,3B,3Cの裏面側に配置され、これらの表示部を包含する大きさを有している。配線基板13は両側の2つの表示部3A,3Cに対して、LEDチップ21,22が固定されている。本実施形態では、左右の表示部3A,3Cに対して、それぞれ白色のLEDチップ21a,22a、赤色のLEDチップ21b,22b、青色のLEDチップ21c,22cが2つずつ固定され、DVD装置とBD装置の動作表示装置を構成している。そして、中央の表示部3Bでは、前面側に液晶表示装置15が、後方にバックライト装置10が積層されて装着されている。
動作表示装置を構成する左右の表示部3A,3CのLEDチップ21,22は、バックライト装置10のLEDチップ11を固定する配線基板13上に同様に固定されており、1つの配線基板13上にバックライト装置10に使用されるLEDチップ11と、他の表示装置3A,3Cで使用されるLEDチップ21,22とを固定している。したがって、配線基板13に固定されたコネクタ17から電源を供給することで、表示部3Bのバックライト装置10用のLEDチップ11、表示部3A用のLEDチップ21、表示部3C用のLEDチップ22を点灯させることができると共に、液晶表示パネル16に駆動信号を供給できる構成となっている。
前記の如く構成された本実施形態のバックライト装置10を用いた液晶表示装置15を備える記録再生装置Dの動作について以下に説明する。記録再生装置Dの電源スイッチ1AをONし、図示していないワイヤレスリモコンや、蓋体2の内部の操作スイッチ4A、4B、4C等を操作することで内蔵されているDVD装置、HD装置、BD装置を作動させることができる。各装置を作動状態にすると、表示部3A,3B,3Cは操作可能状態となって、白色のLEDチップが点灯する。また、各表示部は再生時には青点灯し、録画時には赤点灯する。
本実施形態の記録再生装置Dは、前記のようにDVD装置、HD装置、BD装置の3つの装置と、カードリーダーが筐体1内に内蔵されており、3つの装置のいずれかの装置から出力した映像信号等をモニター(図示せず)に入力して再生することができると共に、DVD装置あるいはBD装置からHD装置に録画させるダビング機能等を備えている。また、内蔵しているチューナーからの出力でモニターに表示させること等、多数の機能を有している。
多数の機能のうちの一部の機能を表示部3A,3B,3Cで表示した例を図6に基づいて説明する。例えば、HD装置が操作可能状態のときは、図6aに示すように表示部3Bの白色のLEDチップ11cが白点灯する。なお、このとき表示部3Bには、液晶表示装置15により「BS 103CH」が表示されている。DVD装置が操作可能状態のときには、図6bに示すように表示部3Aの白色のLEDチップ21aが白点灯して表示する。
また、BD装置が操作可能状態のときには、図6cに示すように表示部3Cの白色のLEDチップ22aが点灯して表示する。HD装置が録画状態のときには、図6dに示すように表示部3Bの赤色のLEDチップ11aが点灯して録画時であることを表示する。このとき、確認のために表示部3Aの左の録画中LEDが赤点灯する。さらに、HD装置が再生時には、図6eに示すように表示部3A、表示部3Bが消灯し、表示部3BのLEDチップ11bが青点灯すると共に、「PLAY」をスクロール表示して「PLA」が表示されるというように、複数の機能を表示することができる。
本実施形態のバックライト装置10は、LEDチップ11を複数個配列して大光量を得ることができるため、前記のように表示部3Bの表示を明るく鮮明に表示することができる。導光体12の入射面12aと照明面12dとを平行とし、入射面12aにLEDチップ11を対向させたことにより装置構成を薄型にすることができる。また、LEDチップ11を固定し電源を供給する配線基板13を導光体12の照明面12dと平行状態には位置しているため、基板を含めたバックライト装置10の薄型化を達成することができる。バックライト装置10の光源としてのLEDチップ11は、複数色のチップを交互に配列することで色の異なる照明が可能となり、各種の機能や状態を容易に確認することができる。
液晶表示パネル16は導光体12の照明面12dの前方に配置されており、拡散面12cで拡散された光が液晶表示パネル16を透過して表示されたパターンや数字等を照明する構成である。そして、複数のLEDチップ11を備える大光量のバックライト装置10で照明され、パターンや数字等は表示部3Bを通して鮮明に表示され、ユーザーは表示内容を明確に確認することができる。
本実施形態のバックライト装置10を用いた液晶表示装置15は、複数のLEDチップ11により導光体12の照明面12dと対向して配置した液晶表示パネル16を照明するため、大光量で薄型化を達成することができる。また、バックライト装置10の光源であるLEDチップ11を固定している配線基板13に、他の表示部3A,3Cの機能状態を表示する光源としてLEDチップ21,22を固定しているため、1つの配線基板13に3つの表示部3A,3B,3Cを照明するLEDチップ11,21,22が固定できて構成を簡単にすることができる。
本発明の他の実施形態を図7に基づき詳細に説明する。図7は本実施形態に係るバックライト装置を用いた液晶表示装置の他の実施形態の要部断面図である。なお、この実施形態は前記した実施形態に対し、LEDチップの照射範囲特性すなわち指向性に合わせて、照射される光の向きを変える反射部が角度の異なる複数の反射面を有していることを特徴とする。そして、他の実質的に同等の構成については同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
前記の実施形態で使用したLEDチップ11は、照射範囲の狭い光源であるが、この実施形態で使用するLEDチップ11Aは、照射範囲の広い光源であるため、広い照射範囲に合わせて反射面を変更している。すなわち、この実施形態の導光体12Aは反射面を幅広の屈曲した角度の異なる反射面12f,12gとすることで、LEDチップ11Aから照射された光を照明面12dの方向に確実に反射するように構成されている。この実施形態の導光体12Aにも、アルミニウムテープを貼着するなどして、反射面12f,12gに反射膜を形成してもよい。
このように構成された導光体12Aは、LEDチップ11Aの照射範囲、すなわち指向性に合わせて複数の反射面12f,12gを有する広い幅に形成されているため、照射された光を矢印Y1,Y2に示すように最大限に有効利用して照明部12dに到達させることができる。この結果、液晶表示パネル16を備える表示部3BをLEDの低消費電力化を図りながら効率良く照明することができ、記録再生装置Dの動作状態を見やすく照明することができる。この実施形態のLEDチップも、前記の実施形態と同様に複数色のLEDチップを固定し、機能ごとに色分けすることが好ましい。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、前記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。例えば、チップ型の発光ダイオードとして単色のLEDチップの例を示したが、1つのチップ内に複数の色の発光部を備えるLEDチップを使用してもよい。また、導光体を支持する受部材の傾斜面は白色とした例を示したが、鏡面等の反射面で構成してもよい。
本発明の活用例として、この実施形態のバックライト装置を用いて携帯電話機やデジタルカメラ等の表示部の照明を行うことができ、液晶表示部を備える各種の電気機器の内部照明の用途にも適用できる。
本発明に係るバックライト装置を用いた液晶表示装置を備える記録再生装置の一実施形態の斜視図。 図1の蓋体を開いた状態の斜視図。 液晶表示装置を備える蓋体の要部の水平方向断面図。 図3の液晶表示装置の分解斜視図。 (a)は導光体の正面図、(b)は側面図、(c)は導光体の変形例の断面図、(d)は他の変形例の断面図。 表示部の機能の一部を説明する動作状態説明図。 バックライト装置の他の実施形態を用いた液晶表示装置の要部断面図。
符号の説明
1:筐体、2:蓋体、3A,3B,3C:表示部、10:バックライト装置、11:LEDチップ(表示部3Bを照明するチップ型の発光ダイオード)、12:導光体、12a:入射面、12b:反射面、12c:拡散面、12d:照明面、13:配線基板(基板)、14:受部材、15:液晶表示装置、16:液晶表示パネル、21,22:LEDチップ(表示部3A,3Cを照明するチップ型の発光ダイオード)、11A:LEDチップ、12A:導光体、12f,12g:反射面、30,31:導光体、30e:傾斜面、31a,31b:アルミニウムテープ(反射膜)

Claims (9)

  1. 発光ダイオードを入射光供給用光源として導光体に入射し、該導光体により平面的に照明するバックライト装置であって、
    前記発光ダイオードはチップ型の発光ダイオードで配線基板上に固定されており、前記導光体の入射面に対向して複数個が配列されており、
    前記導光体は、入射面と照明面とが平行状態に配置され、入射面から入射した光を照明面に導光する反射面、および先細りに傾斜する拡散面が形成されており、
    前記導光体の照明面および前記配線基板は平行状態に配置されていることを特徴とするバックライト装置。
  2. 前記導光体は、照明面と反射面との間に該照明面より隆起した少なくとも一つ以上の傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のバックライト装置。
  3. 前記導光体は、反射面および/または傾斜面に反射膜が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のバックライト装置。
  4. 前記導光体は、反射面および/または傾斜面の表面に反射シートが貼着されていることを特徴とする請求項1または2に記載のバックライト装置。
  5. 前記導光体の反射面は、角度の異なる複数の反射面からなることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のバックライト装置。
  6. 前記チップ型の発光ダイオードは、複数色のチップが交互に配列されていることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のバックライト装置。
  7. 請求項1〜のいずれかに記載のバックライト装置を備え、該バックライト装置により液晶表示パネルを裏面側から照明する液晶表示装置であって、
    前記液晶表示パネルは、前記導光体の照明面と平行に配置されることを特徴とする液晶表示装置。
  8. 請求項2〜のいずれかに記載のバックライト装置を備え、該バックライト装置により液晶表示パネルを裏面側から照明する液晶表示装置であって、
    前記液晶表示パネルは、前記導光体の照明面と平行に配置され、
    前記導光体の隆起した傾斜面は、前記液晶表示パネルの一側より外方向に形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
  9. 請求項7または8に記載の液晶表示装置を、筐体の前面部に備える記録再生装置であり、
    該装置は、筐体の前面部に表示部を備えており、前記バックライト装置の発光ダイオードを固定した基板に、前記表示部を照明する発光ダイオードを固定したことを特徴とする記録再生装置。
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