JP4365018B2 - 航空障害灯 - Google Patents
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【発明の属する技術分野】
本発明は、航空障害灯に関し、特に線光源からの光を所定の側面視略凹曲線形状をなす反射鏡で反射して所望の配光特性を得る航空障害灯に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
高層ビル、送電鉄塔あるいは煙突などの航空路障害物の位置を航空機に対して通知する航空灯火として、構造物の屋上、先端あるいは壁面に航空障害灯が設置されている。この種の航空障害灯には、より顕著に航空路障害物の位置を通知するため、さらには夜間だけでなく昼間にも利用するため、閃光発光させるものがある。このような閃光式の航空障害灯としては、キセノンランプなど閃光発光可能な線光源を用いられることが多く、所望の配光特性が得られるように、線光源からの光を反射鏡でうまく反射する必要がある。
【0003】
従来、このような線光源からの光を反射して所望の配光特性を得る反射鏡として、所定曲率の側面視略凹曲線形状をなす反射鏡が用いられている。この反射鏡を線光源に対して所定の位置に配置することにより、線光源の長手方向にわたって効率よく線光源からの光を反射するものとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の航空障害灯では、水平方向の配光特性において、反射鏡の正面方向に配光が集中し易く、正面方向からはずれた周辺部については正面方向に比較して光の強さが低くなりやすく、周辺部まで広く均等な水平配光特性が得られないという問題点があった。また、このように線光源を1つ用いるものではなく、複数(例えば3つ)の線光源を環状に配置し全周にわたって均等な水平配光特性を得る場合も前述と同様であり、隣接する線光源の境目に対応する角度方向では、線光源の正面方向と比較して光の強さが低くなり、全周にわたって均等な水平配光特性を得ることが難しい。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、周辺部まで広く均等な水平配光特性が得られる航空障害灯を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本発明による航空障害灯は、線光源と、略長方形の板体が凹曲した側面視略凹曲線形状をなし線光源からの光を反射して所望方向へ照射する反射鏡と、線光源を挟んで反射鏡と対向する位置に設けた調光手段とを備え、調光手段は、反射鏡と対向する調光面を有し、この調光面で反射鏡の正面方向へ照射される光を低減することにより、正面方向と周辺方向の光の強さを均等化する板体からなり、板体は、反射鏡の正面方向へ照射される光のうち低減すべき光の水平角度範囲と対応する横幅で、反射鏡の左右方向の中心から左右に振り分けて配置されているとともに、当該板体の上端が反射鏡の上下方向の中央位置付近とし、当該板体の下端が反射鏡の上下方向の中央位置と反射鏡の下端のほぼ中央となるように配置されている。
この際、板体に代えて、反射鏡からの光を周辺方向へ2次的に反射することにより、正面方向と周辺方向の光の強さを均等化する2次反射板を備え、2次反射板は、正面視略H形をなしており、反射鏡の左右方向に延在して、線光源を挟んで反射鏡と対向する位置に当該2次反射板を取り付けるための取り付け部と、この取り付け部の左右両端に反射鏡の上下方向に延在して設けられた2つの反射部とから構成してもよい。
【0006】
【発明の実施の形態】
次に、本発明について図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施の形態である灯器を示す構成図、図2は図1のII−II断面図、図3はグローブを取り外した灯器の平面図である。以下では、本発明の灯器について航空障害灯を例として説明する。図1〜3において、灯器は、上側に開口部1Aを有する有底円筒状の灯体1と、この灯体1の開口部1Aを塞ぐように取り付けられた円板状の支持板6と、この支持板6の上側に配置され外部へ閃光を照射するランプユニット3A〜3Cと、透光性を有しランプユニット3A〜3Cを上方から被うように灯体1の開口部1Aに取り付けられたグローブ2とから構成されている。
【0007】
灯体1の開口部1Aには、灯体1の周壁から外側に向けてフランジ11が形成されており、支持板6はこのフランジ11の上面にネジ63で固定されている。灯体1の内室には、ランプユニット3A〜3Cを所定タイミングで閃光発光させるための制御回路ユニット7が配置されている。また、灯体1の周壁には、外部から制御回路ユニット7へ電力を供給するケーブル(図示せず)を灯体1の内側へ導入するための穴13が設けられている。灯体1のフランジ11には、下方へ向けて肉厚となる支持部12が数カ所形成されている。グローブ2は、下側に開口する有底円筒状をなしており、その下端21がフランジ11の支持部12へネジ22により固定される。
【0008】
支持板6上には、それぞれの照射方向が灯器の中心から放射状に水平方向で等しい角度間隔ここでは120゜間隔となるように、ランプユニット3A〜3Cが同周円上に等間隔で配置されている。ランプユニット3A〜3Cは、キセノンランプなど閃光発光する線光源5と、その線光源5からの光を灯器外部へ反射する反射鏡4と、これら線光源5および反射鏡4を所定の位置関係で支持するホルダ30とから構成されている。線光源5は、その長手方向がランプユニットの照射方向正面に対して垂直でかつ水平方向となるように配置されている。反射鏡4は照射方向へ開放された側面視略凹曲線形状の反射曲面を有しており、全体として前後方向に凹曲し線光源5の長手方向に平行な樋形状で係合保持されている。線光源5を挟んで反射鏡4と対向する位置には、反射鏡4の正面方向と周辺方向の光の強さを均等化するための調光板5Aが配置されている。
【0009】
支持板6には、灯器内部で加熱された空気を対流させるための穴61や、制御回路ユニット7とランプユニット3A〜3Cとを接続するコード(図示せず)を配線するための穴62が設けられている。なお、穴61を用いて配線してもよい。特に、支持板6の上側に配置されたランプユニット3A〜3Cの真下をさけて、制御回路ユニット7を灯体1の中心付近に配置するとともに、その上部の支持板6に穴61を設けることにより、灯器内部で加熱された空気を効率よく対流させることができる。
【0010】
また、穴62をランプユニット3A〜3Cの側部位置に設けることにより、ランプユニット3A〜3Cと制御回路ユニット7とを接続するコードを無駄なく配線できる。さらに、ランプユニット3A〜3Cの側部位置で支持板6を灯体1へネジ止めするようにしたので、線光源5や反射鏡4を痛めることなく支持板6およびランプユニット3A〜3Cを装着し取り外すことができ、組立時やメンテナンス時の作業を容易かつ安全に行うことができる。
【0011】
次に、図4を用いて、ランプユニットの構成について説明する。図4はランプユニットを示す構成図である。ホルダ30は、左右に対向配置された側板31,32と、これら側板31,32の上下端部を水平方向に連結する上板33および下板34とから構成されている。反射鏡4はアルミニウムなど弾性を有する金属の略長方形の薄板からなり、反射面4Aにはアルミ蒸着処理などにより鏡面が形成されている。側板31,32の前側端部は、所望の配光特性が得られる反射鏡4の側面視略凹曲線形状に倣って、前後方向に所定の曲率で湾曲している。したがって、板状の反射鏡4がこの前側端部へネジ止めされることにより、その反射面4Aが理想的な側面視略凹曲線形状となり、全体として所望の配光特性が得られる。
【0012】
線光源5は光源保持機構70により、反射鏡4の焦点位置付近に延在するように保持されている。この光源保持機構70は、側板31(32)の外側面に立設されたアーム71と、線光源5の側端部を保持するブロック72と、このブロック72を反射鏡4の前後方向で移動自在にアーム71へ取り付けるネジ74と、ブロック72とアーム71とを離間する方向へ付勢するバネ75とから構成されている。ブロック72の上側面には、例えばV字溝などの凹部72Aが設けられており、この凹部72Aで線光源5の側端部が保持される。また、アーム71の上端には板バネ76が取り付けられており、この板バネ76により線光源5の側端部が凹部72A側へ押圧されている。
【0013】
L形部材73はネジ74により両方のブロック72に取り付けられており、ネジ74を軸とするブロック72の回転を抑制している。このような光源保持機構70を用いることにより、ネジ74を回すという極めて容易な作業で、ブロック72に保持されている線光源5の位置を、反射鏡4に対して前後方向に微調整することができる。
L形部材73の前面中央には、調光板(板体)5Aがネジ止めされており、これにより反射鏡4の前方正面であって、線光源5を挟んで反射鏡4と対向する位置に調光板5Aが支持される。この調光板5Aは反射鏡4と対向する面(調光面)で、反射鏡4や線光源5から反射鏡4の正面方向へ照射される光を低減させている。
【0014】
したがって、正面方向と周辺方向ここでは正面方向から左右にそれた方向との光の強さが均等化され、周辺部まで広く均等な水平配光特性が得られる。図9に航空障害灯の水平配光特性例(中光度白色閃光灯/昼間単閃光)、図10に垂直配光特性例(中光度白色閃光灯/昼間単閃光)を示す。この場合、ランプユニット3A〜3Cは、水平角度0゜,120゜,240゜の方向が正面となるように配置されている。
航空障害灯では、水平配光特性として、全周にわたって均等な配光特性が要求される。また垂直配光特性では、垂直角−1゜(但し、垂直角0゜=水平方向)の方向で規格許容範囲が狭く、この垂直角−1゜での垂直配光特性のばらつきを狭い範囲内に抑える必要がある。
【0015】
本発明では、図4に示すように、調光板5Aは、反射鏡4の正面方向へ照射される光のうち低減すべき光の水平角度範囲と対応する横幅で、反射鏡4の左右方向の中心から左右に振り分けて配置されている。また、調光板5Aの上端が反射鏡4の上下方向の中央位置(光軸)付近とし、調光板5Aの下端が反射鏡4の上下方向の中央位置と反射鏡4の下端のほぼ中央となるように調光板5Aが配置されている。
これにより、反射鏡4の正面方向へ照射される光のうち、垂直角−1゜方向への光を重点的に低減させることができ、図10に示すように、航空機の方向となる垂直角0゜より上方への光を低減させることなく、垂直角−1゜において極めてばらつきの小さな垂直配光特性が得られる。
【0016】
以上では、反射鏡4の正面方向への光を低減させる調光板5Aを用いた場合について説明したが、この調光板5Aの代わりに、図5に示すように、反射鏡4の正面方向への光を周辺方向へ2次的に反射して補う2次反射板5Bを用いてもよい。
図7に2次反射板を示す。2次反射板5Bは、正面視略H形をなしており、ランプユニット3A〜3CのL形部材73へネジ止めするための取り付け部52と、この取り付け部52の左右両端に上下方向に延在して設けられた2つの反射部51とから構成されている。これにより、前述と同様に、反射鏡4の正面方向に偏らず、周辺部まで広く均等な水平配光特性が得られる。また、2次反射板5Bが正面視略H形をなしているため、正面方向への光をあまり低減させることもない。
【0017】
2次反射板5Bの反射部51については、反射鏡4からの水平光がこの反射部51で垂直角−1゜方向へ反射されるように、角度を持って配置してもよい。これにより、反射部51で反射した光を、垂直角−1゜方向へ重点的に配光することができ、図10と同様な、航空機の方向となる垂直角0゜より上方への光を低減させることなく、垂直角−1゜において極めてばらつきの小さな垂直配光特性が得られる。
2次反射板5Bを用いる際、反射鏡4の正面方向への光が強い場合には、取り付け部52の上下幅を広くし、前述の調光板5Aの機能を取り付け部52に持たせて、反射鏡4の正面方向への光を低減させてもよい。
【0018】
なお、図5のランプユニットでは、反射鏡4を係合保持する手段として、溝31A,32Aを用いている。図6に示すように、側板31,32が互いに対向する内側面には、反射鏡4を着脱自在に係合保持するための溝31A,32A(係合部)が設けられておいる。
この溝31A,32Aは、対向する内側面へ向けて開放された凹溝形状で、この溝31A,32Aへ反射鏡4の左右の側部41,42が挿入されて係合保持される。ここで、溝31A,32Aは、所望の配光特性が得られる反射鏡4の側面視略凹曲線形状に倣って、前後方向に所定の曲率で形成されている。
【0019】
したがって、板状の反射鏡4がこの溝31A,32Aで係合保持されることにより、その反射面4Aが理想的な側面視略凹曲線形状となり、全体として所望の配光特性が得られる。反射鏡4は、その弾性により側部41,42が溝31A,32Aの側壁に押圧され、適切な力で係合保持される。側板31,32の外側面には、反射鏡4の左右前方位置へ突出するアーム71が固定されており、このアーム71の先端で線光源5の側端部が支持されている。これにより、反射鏡4と線光源5の発光部とが所定の光学位置関係で配置されることになる。
【0020】
このように、ホルダ30の側板31,32の内側面に反射鏡4の曲率に応じた溝31A,32Aを形成し、この溝31A,32Aで反射鏡4の左右側部41,42を着脱自在に係合保持するようにしたので、従来のように、複数のビスを用いて反射鏡の周辺部をホルダにネジ止めしたり、曲げ加工により反射鏡の形成および取り付けをおこなうものと比較して、反射鏡の反射曲面に歪みが発生せず良好な配光特性が得られる。また、組立作業が簡略化されるとともに、所望の配光特性を得るための反射曲面の調整を行う必要もなくなり、灯器の製造作業を簡略化できコストを低減できる。
【0021】
溝31A,32Aについては、図6に示すように、溝31A,32Aの上端に、側板31,32の前端面(あるいは上端面)に開口する開口端37Aを形成してもよい。これにより、ホルダ30前上端の開口端37Aから溝31A,32Aへ反射鏡4を挿入することができ、ランプユニットの組立作業や反射鏡交換作業をさらに容易に行える。また、溝31A,32Aの下端を側板31,32の前端面に開口させず前端面の手前まで形成するなどして係止端37Bを構成してもよい。これにより、溝31A,32Aへ挿入された反射鏡4を所望の位置で容易に係止できる。
【0022】
反射鏡4については、溝31A,32Aへ挿入開始される下端の角部43,44で側部41,42を切り欠いてもよい。これにより、溝31A,32Aの係止端37Bからさらに下方向まで反射鏡4を配置でき、溝31A,32Aの長さより長い反射鏡を用いて、線光源5からの光をより効率よく反射できる。また、角部43,44を斜めに切り欠くことにより、反射鏡4の幅が挿入開始端で狭くなり、溝31A,32Aへ容易に挿入開始できる。さらに、下端だけではなく上端の角部45,46についても斜めに切り欠くことにより、溝31A,32Aの開口端37Aからさらに上方向まで反射鏡4を配置でき、溝31A,32Aの長さより長い反射鏡を用いて、線光源5からの光をより効率よく反射できる。
【0023】
上板33や下板34については、上板33の前端下角部33Cや下板34の前端上角部34Cに、溝31A,32Aの開口端37Aや係止端37Bから突出している反射鏡4に沿ってテーパを設けてもよい。これにより、反射鏡4のうち、開口端37Aあるいは係止端37Bから突出した部分についても所定の曲率で支持でき、所望の配光特性を得ることができる。
また、上板33の左右前端角部33A,33Bおよび下板34の左右前端角部34A,34Bをカギ形に切り欠いてもよい。これにより、ランプユニット3A〜3Cをグローブ2の内周壁近くへ配置でき、線光源5および反射鏡4からの光を効率よく外部へ照射できる。また、この切り欠きにより反射鏡4の上端角部45,46をつかみ易くなり、反射鏡4の挿抜を容易に行うことができる。
【0024】
反射鏡4を係合保持する手段としては、側板31,32の内側面に形成した溝31A,32Aを例として説明したが、このような凹溝に限定されるものではない。例えば、凹溝の代わりに側板31,32の内側面から突出する凸条または多数の凸部を所定の曲率に応じて形成するようにしてもよい。この凸条または多数凸部については、反射鏡4の側部41,42を挟み込むように2列分平行して形成してもよく、側部41,42の裏面(反射面とは反対側の面)側だけに形成し、板状の反射鏡4の弾性により係合保持させてもよい。
【0025】
以上の説明では、3つのランプユニット3A〜3Cを放射状に配置した航空障害灯を例として説明したが、これに限定されるものではない。例えば、ランプユニットが1つの灯器についても本発明を適用でき、前述と同様の作用効果が得られる。また、前述のように、3つのランプユニット3A〜3Cを、その照射方向が灯器中心から放射状となる向きで同周円上に等間隔で配置することにより、灯器の周方向に均等な配光特性が得られる。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、略長方形の板体が凹曲した側面視略凹曲線形状をなし線光源からの光を反射して所望方向へ照射する反射鏡と、線光源を挟んで反射鏡と対向する位置に設けられた調光手段とを設け、この調光手段により反射鏡からの光を調光するようにしたものである。そして、この調光手段として、反射鏡と対向する調光面を有し、この調光面で反射鏡の正面方向へ照射される光を低減することにより、正面方向と周辺方向の光の強さを均等化する板体を用いたものである。また、調光手段として、反射鏡からの光を周辺方向へ2次的に反射することにより、正面方向と周辺方向の光の強さを均等化する2次反射板を用いたものである。これにより、反射鏡の正面方向に偏らず、周辺部まで広く均等な水平配光特性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態による航空障害灯の構成図である。
【図2】 図1のII−II断面図である。
【図3】 グローブ取り外し時の平面図である。
【図4】 ランプユニット(調光板)を示す構成図である。
【図5】 ランプユニット(2次反射板)を示す他の構成図である。
【図6】 反射鏡を示す説明図である。
【図7】 2次反射板を示す構成図である。
【図8】 2次反射板を示す他の構成図である。
【図9】 水平配光特性の実測例である。
【図10】 垂直配光特性の実測例である。
【符号の説明】
1…灯体、11…フランジ、12…支持部、2…グローブ、3A〜3C…ランプユニット、30…ホルダ、31…側板、32…側板、33…上板、34…下板、4…反射鏡、5…線光源、5A…調光板、5B…2次反射板、51…反射部、52…取り付け部、6…支持板、70…光源保持機構、71…アーム、72…ブロック、73…L形部材、74…ネジ、75…バネ、76…板バネ。
Claims (2)
- 線光源と、略長方形の板体が凹曲した側面視略凹曲線形状をなし前記線光源からの光を反射して所望方向へ照射する反射鏡と、前記線光源を挟んで前記反射鏡と対向する位置に設けられ、前記反射鏡からの光を調光する調光手段とを備え、
前記調光手段は、前記反射鏡と対向する調光面を有し、この調光面で前記反射鏡の正面方向へ照射される光を低減することにより、正面方向と周辺方向の光の強さを均等化する板体からなり、
前記板体は、前記反射鏡の正面方向へ照射される光のうち低減すべき光の水平角度範囲と対応する横幅で、前記反射鏡の左右方向の中心から左右に振り分けて配置されているとともに、当該板体の上端が前記反射鏡の上下方向の中央位置付近とし、当該板体の下端が前記反射鏡の上下方向の中央位置と前記反射鏡の下端のほぼ中央となるように配置されている
ことを特徴とする航空障害灯。 - 請求項1記載の航空障害灯において、
前記板体に代えて、前記反射鏡からの光を周辺方向へ2次的に反射することにより、正面方向と周辺方向の光の強さを均等化する2次反射板を備え、
前記2次反射板は、正面視略H形をなしており、前記反射鏡の左右方向に延在して、前記線光源を挟んで前記反射鏡と対向する位置に当該2次反射板を取り付けるための取り付け部と、この取り付け部の左右両端に前記反射鏡の上下方向に延在して設けられた2つの反射部とからなる
ことを特徴とする航空障害灯。
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