JP4359625B2 - 発光装置 - Google Patents

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本発明は、冷陰極電子放出源から電界放出された電子によって蛍光体を励起発光させる発光装置に関する。
近年、白熱電球や蛍光灯といった従来の発光装置に対し、真空中で冷陰極電子放出源から電界放出された電子を高速で蛍光体に衝突させることにより、蛍光体を励起発光させる冷陰極電界放出型の発光装置が開発されており、電界放出型照明ランプ(Field Emission Lamp:FEL)や電界放出型表示装置(Field Emission Display:FED)としての用途が見込まれている。
これらの発光装置のうち、FEDの製造工程では、一般に、ピクセルサイズ等に応じたミクロンオーダーの各種マイクロプロセスが多用される。例えば、特許文献1に開示されているように、FEDの製造工程では、スパッタリング法やCVD法など半導体チップなどに用いられる周知のマイクロプロセスにより、ガラスやセラミック類等の絶縁性基板上に陰極(カソード電極)が形成される。また、絶縁性基板上に直接に、または絶縁性基板表面に形成された配線層に接続して柱状溶融材を形成し、この柱状溶融材に、直径10〜100μmの開口部が複数開口された板厚30〜60μmの金属薄板を固定することにより、ゲート電極が形成される。
その一方で、ランプ用光源等に用途が特化させるFELでは、カソード電極等に対してFEDのようなミクロンオーダーの微細加工を施す必要がなく、ゲート電極に開口される開口部についても直径がミリメートルオーダーの比較的大径のもので足りる。
従って、FELの製造では、設備に多大な費用等が必要なマイクロプロセスを排除し、大気中のプロセスのみで大量生産可能な部品を組み合わせて目的の各機能部品を製造することにより、大幅なコストダウンを期待できる。例えば、カソード電極及びゲート電極を、板厚が0.数mm程度の金属板を基材とする個別の機能部品でそれぞれ構成し、これらを真空容器内に組み付けることにより、FELを安価に製造することが考えられる。
特開2001−43791号公報
しかしながら、上述のようにカソード電極やゲート電極をそれぞれ個別の機能部品で構成した場合、これらを真空容器中に配設する際の保持構造が新たな問題となってくる。
すなわち、一般に、真空容器の気密封止はガラス基板等を溶着することにより行われ、このようなガラス基板等の溶着には、少なくとも、400〜500℃程度の熱工程が必要となる。従って、例えば、カソード電極等を真空容器に固定する際には、両者の熱膨張等に対する対策を行う必要がある。特に、真空容器を安価に製造すべく、ガラス基板等を線膨張係数の大きいソーダライムガラス等で構成した場合、十分な対策が必要となる。しかも、真空容器内をクリーンな高真空状態に維持するためには、熱変形等にも強い接着力を維持できる有機系の接着剤を使用することができない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、安価な構成で、真空容器内に機能部品を的確に保持することができる発光装置を提供することを目的とする。
本発明は、冷陰極電子放出源を有するカソード電極と、前記冷陰極電子放出源から電界放出された電子により励起発光する発光体を有するアノード電極と、前記冷陰極電子放出源から放出された電子を通過させる開口部を有し前記カソード電極と前記アノード電極との間に介装されるゲート電極とが真空容器内に収容された発光装置において、前記カソード電極と前記ゲート電極とをそれぞれ板状の機能部品で個別に構成し、前記ゲート電極を絶縁性スペーサを介してカソード電極と一体に重畳配置し、これらを貫通する貫通孔に無機接着剤を介してピンを挿入し接着することでユニット化するとともに、無機材料からなる複数の伸縮性を有する脚部を前記カソード電極に固設し、前記脚部を介して、前記カソード電極を前記真空容器に保持したことを特徴とする。
本発明の発光装置によれば、安価な構成で、真空容器内に機能部品を的確に保持することができる。
以下、図面を参照して本発明の形態を説明する。図面は本発明の一実施形態に係わり、図1は発光装置の要部断面図、図2は発光装置の分解斜視図、図3は電極ユニットの分解斜視図、図4(a)は電極ユニットの底面図であって(b)は(a)のI−I線に沿う要部断面図である。
図1において、符号1は発光装置を示し、本実施形態においては、例えば、車両のヘッドランプやテールランプ等の光源として好適な平面状の電界放出型照明ランプを示す。
この発光装置1は、高真空状態に維持された真空容器5内に、カソード電極6と、ゲート電極7と、アノード電極8とを基底面側から投光面側に向かって順に配置した基本構成を有している。
真空容器5は、例えば、複数のガラス部材の接合体で構成されている。具体的には、真空容器5は、基底面側と投光面側とで互いに対向配置される平面視矩形形状をなす一対のガラス基板10,11と、これらガラス基板10,11間に介装される枠体12とを有する。枠体12は、両ガラス基板10,11の縁辺部に沿って環状に形成されたガラス部材で構成され、この枠体12には、各ガラス基板10,11との当接面に、例えば、450℃〜500℃で融解する低融点ガラス層12a,12bがそれぞれ形成されている。そして、例えば、高真空引きされた真空炉内において、ガラス基板10,11と枠体12とが低融点ガラス層12a,12bを介して融着されることにより、内部が高真空状態に維持された真空容器5が形成される。
なお、真空容器5を構成するガラス基板10,11及び枠体12は、市場において広く安価に流通しているソーダライムガラス等を加工することにより好適に構成される。さらに、製造工程を簡素化するため、投光面側のガラス基板11には、アノード電極8として機能させることが可能な透明導電膜(例えば、ITO膜)が予め成膜されているものを用いることが好ましい。
カソード電極6は、例えば、平面視矩形形状をなす平板状の基材15上に、冷陰極電子放出源16が実装されて要部が構成されている。さらに、基材15上には、冷陰極電子放出源16の周囲を囲繞する環状のスペーサ17が重畳配置され、このスペーサ17上には、冷陰極電子放出源16に所定の微小間隔隔てて対向するエミッタマスク18が重畳配置されている。
ここで、基材15は、線膨張係数の小さい導電材料で構成されることが好ましく、具体的には、インバー材からなる金属板で構成されることが好ましい。本実施形態において、基材15には、例えば、42%ニッケル鉄からなる板厚0.2mmの薄板部材が好適に用いられている。
また、冷陰極電子放出源16は、例えば、表面にND−CNW(ナノダイヤ−カーボンナノウォール)層16bが一様に形成された板厚0.5mmのN型シリコン基板16aで構成されている。そして、この冷陰極電子放出源16は、基材15上に実装された際に、N型シリコン基板16aの裏面側が基材15と電気的に接続される。
また、スペーサ17は、例えば、基材15と同種の導電材料(例えば、42%ニッケル鉄)からなる、板厚0.55mmの薄板部材で構成されている。
また、エミッタマスク18は、例えば、基材15及びスペーサ17と同種の導電材料(例えば、42%ニッケル鉄)からなる、板厚0.2mmの薄板部材で構成されている。このエミッタマスク18には、冷陰極電子放出源16上の電子放出領域を規定するための複数の開口部18aが開口されている。エミッタマスク18は、スペーサ17を介して基材15と電気的に接続されることで基材15と同電位となっており、これにより、冷陰極電子放出源16上の開口部18aと対向する領域以外では電子の電界放出が抑制される。従って、冷陰極電子放出源16は、エミッタマスク18の開口部18aと対向する領域のみが電子放出領域として規定される。なお、本実施形態において、開口部18aの開口寸法は、例えば、直径φ1=1.6mmに設定されており、このように比較的大径な開口部18aはエッチング等を用いて容易に開口することが可能である。
ゲート電極7は、例えば、カソード電極6の基材15等と同種の導電材料で構成された平面視矩形形状をなす平板状の基材19上に、エミッタマスク18に対応する複数の開口部19aが開口されて要部が構成されている。なお、ゲート電極7の開口部19a、カソード電極6とのアライメント誤差等を考慮して、エミッタマスク18の開口部18aよりも大径に設定されることが望ましい。本実施形態において、開口部19aの開口寸法は、例えば、直径φ2=1.8mmに設定されており、このように比較的大径な開口部19aはエッチング等を用いて容易に開口することが可能である。
アノード電極8は、投光面となるガラス基板11の裏面側に配置された透明導電膜(例えば、ITO膜)からなり、ゲート電極7(カソード電極6)に対向する面に、冷陰極電子放出源16から放出された電子によって励起される蛍光体20が成膜されている。ここで、蛍光体20は、例えば、スクリーン印刷法、インクジェット法、フォトグラフィ法、沈殿法、電着法等により、アノード電極8上に成膜されている。
このように、本実施形態において、カソード電極6、ゲート電極7、及びアノード電極8は、大気中で行うことが可能な単純な成膜法や薄板部材の組み合わせ等により、マイクロプロセスを用いることなく構成されている。
ここで、ゲート電極7は、カソード電極6上に保持されて電極ユニット3を構成し、カソード電極6の裏面側に固設される複数の脚部30を介してガラス基板10上に一体的に保持される。
具体的に説明すると、カソード電極6の四隅には、基材15、スペーサ17、及びエミッタマスク18を貫通する貫通孔6hがそれぞれ開口されている。また、ゲート電極7の四隅には、カソード電極6の各貫通孔6hに対向する位置に、基材19を貫通する貫通孔7hがそれぞれ開口されている。
また、ゲート電極7との間において、カソード電極6の四隅には、貫通孔6h,7hに対応する貫通孔25hを備えたスペーサ25がそれぞれ配設されている。これらスペーサ25は、カソード電極6とゲート電極7との電気的な短絡を防止するため、例えば、絶縁性を有するセラミック部材で構成されている。また、これらのスペーサ25の板厚は、ゲート電極7とカソード電極6との対向距離を規定の下限値以上に設定すべく、例えば、1.0mmに設定されている。なお、下限値は、ゲート電極7からカソード電極6への有害な金属スパッタの発生を防止可能な距離であると同時に、ゲート電極7とカソード電極6との距離が近すぎて電界が有効に発生せず冷陰極電子放出源16から放出される電子が極端に少なくなることを防止するための距離であり、例えば、0.1mm〜5mmの範囲に設定される。
このようにスペーサ25を介してカソード電極6上にゲート電極7が重畳配置された積層体の四隅でそれぞれ連続する貫通孔6h,25h,7hには、ピン26が挿入されるとともに、セラミック系の無機接着剤27が充填されている。そして、ピン26が無機接着剤27を介してカソード電極6、スペーサ25、ゲート電極7の各貫通孔6h,25h,7hの内周に接着されることにより、ゲート電極7はカソード電極6に一体的に保持され、電極ユニット3を構成する。
ここで、ピン26は、カソード電極6とゲート電極7との電気的な短絡を防止するため、絶縁性を有するセラミックピンで構成されている。
また、無機接着剤27は、アルミナ、マイカ、ソーダライムガラス、ニッケル、ニッケル鉄、ステンレス鋼等を好適に接着可能な接着剤である。その必要能力は、例えば、線膨張係数が5×10−6〜10×10−6(cm/cm/℃)の範囲内であって、特に、6.5×10−6〜8.5×10−6(cm/cm/℃)の範囲であることが好ましい。さらに、粘度が10,000〜80,000(cps)、特に、30,000〜40,000(cps)の範囲であることが好ましい。この無機接着剤27としては、例えば、セラマボンドが好適に用いられる。
図4に示すように、この電極ユニット3において、カソード電極6の裏面の各辺には、無機材料で構成された一対の伸縮性を有する脚部がそれぞれ固設されている。各脚部30は、例えば、それぞれ3本1組のジュメット線30aが基材15の裏面にスポット溶接等されることで構成されている。さらに、補強のため、基材15の裏面には、例えば、各脚部30を被覆するニッケルリボン31がスポット溶接等により固設されている。なお、電極ユニット3の保持に際し、適切な弾性を確保しつつ十分な支持強度を実現するため、本実施形態において、各ジュメット線30aは、例えば、直径φ=0.3mmのものが好適に用いられている。また、ニッケルリボン31は、例えば、厚さt=0.2mm、幅w=3mmのものが好適に用いられている。
一方、ガラス基板10上において、例えば、カソード電極6の各辺に配設された各対の脚部30のうち、3対の各脚部30にそれぞれ対応する位置には、各脚部30の延出方向に沿ってそれぞれ延在するガイド溝32が凹設されている。そして、各ガイド溝32には、対応する各脚部30の先端部が挿入され、セラミック系の無機接着剤(例えば、上述のセラマボンド)3を介してガラス基板10に固着されている。
また、ガラス基板10上において、カソード電極6に配設された残り1対の脚部30に対応する位置には、真空容器5の内外を導通するパターン配線34が配索されている。そして、パターン配線34に対応する各脚部30は、その先端部が銀ペースト等を介してパターン配線34と導通された後、セラミック系の無機接着剤(例えば、上述のセラマボンド)35を介してガラス基板10に固着されている。
これら脚部30を通じた支持構造により、電極ユニット3は、ガラス基板10に対し、所定距離離間した状態で弾性的に保持されている。同時に、各脚部30のうちの少なくとも1つ(本実施形態においては、1対の脚部30)は、パターン配線34と電気的に接続されることにより、カソード電極6に対する導電線としての機能を兼用する。
ここで、例えば、図5に示すように、パターン配線34に接続する脚部30以外の脚部30を、ガラス基板10と枠体12との接合部で、低融点ガラス12aによって固着することも可能である。
なお、図2に示すように、カソード電極6と電気的に接続するパターン配線34の近傍には、真空容器5の内外を導通するパターン配線37が配索されており、このパターン配線37には、ゲート電極7が導電線38を介して電気的に接続されている。
このような実施形態によれば、カソード電極6とゲート電極7とをそれぞれ板状の機能部品で個別に構成することにより、これらを、マイクロプロセス等を用いることなく安価に製造することができる。そして、これらカソード電極6及びゲート電極7に互いに対向する貫通孔6h,7hをそれぞれ開口するとともに、これら貫通孔6h,7hを貫通するピン26を挿入し、挿入したピン26をセラミック系の無機接着剤27を介してカソード電極6とゲート電極7に接着することにより、真空容器5の気密封止時の熱膨張等によってカソード電極6及びゲート電極7の面方向に応力等が作用した場合にも、これらの相対的な歪み等をピン26によって抑制し、両電極6,7の接合状態を的確に維持することができる。しかも、両電極6,7等にピン26を接着する接着剤としてセラミック系の無機接着剤27を用いることにより、真空容器5内の有機物汚染を的確に防止することができる。
この場合において、カソード電極6及びゲート電極7の基材15,19等として線膨張係数の小さい同種のインバー材(特に、42%ニッケル)を採用することにより、両電極6,7の熱変形による歪みを抑制することができる。さらに、無機接着剤27として、インバー材と線膨張係数が近く、親和性の高いセラマボンドを採用することにより、より好適に、両電極6,7の接合状態を維持することができる。
また、ゲート電極7と共にユニット化したカソード電極6に、無機材料からなる複数の伸縮性を有する脚部30固設し、この脚部30を介してカソード電極6を真空容器5に保持することにより、真空封止時の熱膨張等によって真空容器5(ガラス基板10等)と電極ユニット3(カソード電極6等)との間に相対的に歪みが発生した場合にも、この歪みを脚部30で吸収して電極ユニット3を真空容器5内に的確に保持することができる。従って、真空容器5のガラス基板10等に安価なソーダライムガラス等を用いることができ、発光装置1の更なる低コスト化を実現することができる。
この場合において、脚部30に対応するガイド溝32を真空容器5(ガラス基板10)に設け、このガイド溝32の内部で脚部30の先端部を無機接着剤33を介してガラス基板10に固着させることにより、簡単な構成で、より確実に、電極ユニット3を真空容器5に保持することができる。しかも、万が一、脚部30に対する無機接着剤33の接着が外れた場合にも、脚部30は無機接着剤33によって塞がれたガイド溝32内を微小にスライドするだけで、電極ユニット3はガラス基板10上に的確に保持される。
また、ガイド溝32による脚部30の保持構造に代えて、脚部30をガラス基板10と枠体12との間で低融点ガラス12aによって固着させれば、より簡単な構成で、電極ユニット3を真空容器5内に保持することができる。
さらに、複数の脚部30のうちの少なくとも1つを、カソード電極6の導電線として兼用することにより、発光装置1をより簡素化することができる。
なお、本発明の発光装置1の適用は、車両のヘッドランプやテールランプ等のみに限定されるものではなく、その他、各種照明装置等にも適用可能であることは勿論である。
発光装置の要部断面図 発光装置の分解斜視図 電極ユニットの分解斜視図 (a)は電極ユニットの底面図であって、(b)は(a)のI−I線に沿う要部断面図 電極ユニットの支持構造の変形例を示す発光装置の要部断面図
符号の説明
1 … 発光装置
3 … 電極ユニット
5 … 真空容器
6 … カソード電極
6h … 貫通孔
7 … ゲート電極
7h … 貫通孔
8 … アノード電極
10 … ガラス基板
11 … ガラス基板
12 … 枠体
12a,12b … 低融点ガラス層
15 … 基材
16 … 冷陰極電子放出源
16a … N型シリコン基板
16b … ナノダイヤ−カーボンナノウォール層
17 … スペーサ
18 … エミッタマスク
18a … 開口部
19 … 基材
19a … 開口部
20 … 蛍光体
25 … スペーサ
25h … 貫通孔
26 … ピン
27 … 無機接着剤
30 … 脚部
30a … ジュメット線
31 … ニッケルリボン
32 … ガイド溝
33 … 無機接着剤
34 … パターン配線
37 … パターン配線
38 … 導電線

Claims (4)

  1. 冷陰極電子放出源を有するカソード電極と、前記冷陰極電子放出源から電界放出された電子により励起発光する発光体を有するアノード電極と、前記冷陰極電子放出源から放出された電子を通過させる開口部を有し前記カソード電極と前記アノード電極との間に介装されるゲート電極とが真空容器内に収容された発光装置において、
    前記カソード電極と前記ゲート電極とをそれぞれ板状の機能部品で個別に構成し、
    前記ゲート電極を絶縁性スペーサを介してカソード電極と一体に重畳配置し、これらを貫通する貫通孔に無機接着剤を介してピンを挿入し接着することでユニット化するとともに、
    無機材料からなる複数の伸縮性を有する脚部を前記カソード電極に固設し、
    前記脚部を介して、前記カソード電極を前記真空容器に保持したことを特徴とする発光装置。
  2. 前記真空容器は、前記脚部に対応するガイド溝を有し、
    前記脚部は、先端部が前記ガイド溝の内部でセラミック系の無機接着剤を介して固着されることにより、前記カソード電極を前記真空容器に保持することを特徴とする請求項1記載の発光装置。
  3. 前記真空容器は複数のガラス部材が低融点ガラスを介して接合されてなり、
    前記脚部は、先端部が前記ガラス部材の接合部で前記低融点ガラスによって固着されていることを特徴とする請求項1記載の発光装置。
  4. 前記複数の脚部の少なくとも1つは、前記カソード電極に対する導電線を兼用することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の発光装置。
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