JP4359600B2 - 接続モジュールと耳かけ形補聴器 - Google Patents

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Description

本発明は、ボタン電池と外部機器を電気的にプリント基板に接続する接続モジュールとこの接続モジュールを用いた耳かけ形補聴器に関する。
耳かけ形補聴器の電池には、一般にボタン電池を使用している。また、調整の際には、耳かけ形補聴器に配置された通信用コネクタと調整用パーソナルコンピュータなどの外部機器をケーブルによって接続し、データを耳かけ形補聴器内のメモリに書き込んでいる。
従来、ボタン電池を挟持する一対の電池接片や外部機器を電気的に接続する通信用コネクタの通信端子は、DSP(Digital Signal Processor)を実装したプリント基板に直接半田付けされるか、もしくはリード線で半田付けされている。
電池切れによるボタン電池の交換は、電池接片にストレスを与え、調整作業に伴う通信用コネクタに対するケーブルの着脱は、通信端子にストレスを与える。また、汗などの水分の浸入によって電池接片や通信端子が腐食して機能を発揮しなくなることもある。
従って、電池接片や通信端子が使用に耐えなくなった場合には、プリント基板に半田付けされた電池接片や通信端子を取り外し、新しい電池接片や通信端子を半田付けし直さなければならなかった。このため、プリント基板にも負荷が掛かり、電池接片や通信端子の交換時にプリント基板のパターンが剥がれるなどの不具合が発生する場合もあった。また、半田付け作業には、特殊な技術が必要で、工数も掛かっていた。
本発明は、従来の技術が有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、電池接片や通信端子の交換が容易で、工数低減にもなる接続モジュール及びこれを用いた耳かけ形補聴器を提供しようとするものである。
上記課題を解決すべく請求項1に係る発明は、ボタン電池を挟持する一対の電池接片と、通信ケーブルにより外部機器に電気的に接続する通信用コネクタと、プリント基板を着脱自在に嵌合させると共に、このプリント基板に前記電池接片と前記通信用コネクタを電気的に接続するプリント基板用コネクタを備えたものである。
請求項2に係る発明は、請求項1記載の接続モジュールを用いた耳かけ形補聴器である。
請求項1に係る発明によれば、電池接片や通信端子を交換したい場合には、プリント基板用コネクタをプリント基板から外して、新たな接続モジュールをプリント基板用コネクタによってプリント基板に装着すればよいので、特殊な技術を必要とせず、容易に電池接片や通信端子を交換でき、工数低減にもなる。
請求項2に係る発明によれば、プリント基板に対して接続モジュールが着脱自在なので、特殊な技術を必要とせず、容易に接続モジュールを交換することができる。また、耳かけ形補聴器の保全性が向上する。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。ここで、図1は本発明に係る耳かけ形補聴器の斜視図、図2は補聴器本体内の部品配置図、図3は本発明に係る接続モジュールの概要図、図4は接続モジュールの電気的接続関係を示す接続説明図である。
本発明に係る耳かけ形補聴器は、図1に示すように、補聴器本体1と、フック2と、チューブ3と、耳せん4からなる。補聴器本体1には、電池ホルダ5、ボリューム6、ウインドカバー7などが備えられ、補聴器本体1の背面には、スリット8が形成されている。スリット8は、後述する通信ケーブルの端部を挿入するための開口で、外部機器としての補聴器調整装置と耳かけ形補聴器を通信ケーブルで電気的に接続する際に使用する。
補聴器本体1には、図2に示すように、イヤホン10、マイクロホン11、プリント基板12に実装されたDSP13、プリント基板12を嵌合させた接続モジュール14、ボタン電池15が収納されている。また、補聴器本体1の端部には、フック2を装着するフックコネクタ16が形成されている。そして、イヤホン10から出力される音は、フックコネクタ16に装着されるフック2、チューブ3、耳せん4を経て外耳道に至る。マイクロホン11の音口11aは、フック2とウインドカバー7の隙間(不図示)と連通している。
接続モジュール14は、図3に示すように、樹脂製の接続モジュール本体20と、接続モジュール本体20に立設した一対の電池接片21a,21bと、接続モジュール本体20に形成した通信用コネクタ22と、接続モジュール本体20に形成したプリント基板用コネクタ23からなる。通信用コネクタ22には2つの通信端子22a,22b、プリント基板用コネクタ23には3つの接続端子23a,23b,23cが配設されている。
接続モジュール14における電気的な接続関係は、図4に示すように、一方の電池接片21aがプリント基板用コネクタ23の接続端子23aに接続され、他方の電池接片21bが通信用コネクタ22の通信端子22bと共にプリント基板用コネクタ23の接続端子23bに接続され、通信用コネクタ22の通信端子22aがプリント基板用コネクタ23の接続端子23cに接続されている。また、プリント基板12には、3つの端子12a,12b,12cが設けられている。
そして、一対の電池接片21a,21bによりボタン電池15が挟持され、通信用コネクタ22に補聴器調整装置25の通信ケーブル26が接続され、プリント基板用コネクタ23にDSP13を実装したプリント基板12が嵌合されると、電池接片21aと接続端子23aと端子12aが電源ライン(例えば、+1.3V)を形成し、電池接片21bと通信端子22bと接続端子23bと端子12bがGND(グランド)ラインを形成し、通信端子22aと接続端子23cと端子12cがSIG(信号)ラインを形成する。
以上のように構成した本発明に係る接続モジュール14と耳かけ形補聴器の作用について説明する。店頭などにおいて耳かけ形補聴器の調整作業をする場合には、先ず、調整者が補聴器調整装置25と耳かけ形補聴器を通信ケーブル26により電気的に接続する。即ち、図4に示すように、通信ケーブル26の一方の端部27を補聴器調整装置25に差し込み、通信ケーブル26の他方の端部28を、スリット8を通して通信用コネクタ22に差し込む。通信ケーブル26の端部28には、図5に示すように、2つの端子28a,28bが設けられているので、通信用コネクタ22に端部28を差し込むと、端子28aは通信端子22aに電気的に接続され、端子28bは通信端子22bに電気的に接続される。
次いで、電池ホルダ5にボタン電池15を装填し、電池ホルダ5を閉状態にしてボタン電池15を電池接片21a,21bに挟持させる。そして、調整者が補聴器調整装置25を操作して、DSP13のパラメータを変更し、耳かけ形補聴器を装用者に適した状態に調整する。調整終了後、調整者がボタン電池15を電池接片21a,21bから外し、更に通信ケーブル26を通信用コネクタ22から抜く。調整済みの耳かけ形補聴器を受け取った装用者は、電池ホルダ5にボタン電池15を装填し、電池ホルダ5を閉状態にしてボタン電池15を電池接片21a,21bに挟持させた後に、耳かけ形補聴器を装用する。
このような通信ケーブル26の抜き差しによる通信用コネクタ22におけるストレス、ボタン電池15の装填・取り外しによる電池接片21a,21bにおけるストレス、汗などの水分の浸入による電池接片21a,21bや通信端子22a,22bなどにおける腐食など、接続モジュール14に不具合が生じた場合には、接続モジュール14を新たなものと容易に交換することができる。
接続モジュール14の交換は、電池ホルダ5を開状態にして、先ずボタン電池15を電池接片21a,21bから取り外して取り出し、更にプリント基板12とプリント基板用コネクタ23との嵌合状態に対抗して接続モジュール14を引き抜く。そして、新しい接続モジュール14のプリント基板用コネクタ23にプリント基板12を嵌合させ、電池ホルダ5にボタン電池15を装填し、電池ホルダ5を閉状態にしてボタン電池15を電池接片21a,21bに挟持させる。これで、接続モジュール14の交換作業は終了する。
なお、補聴器本体1の構造によっては、補聴器本体1を形成するケースを開けて、接続モジュール14を交換するようにしてもよい。
本発明によれば、DSPを実装したプリント基板に対して電池接片や通信端子などを配設した接続モジュールを着脱自在に構成することができるので、消耗し易い電池接片や通信端子などの交換が容易な耳かけ形補聴器を提供することができ、耳かけ形補聴器の保全性が向上し、耳かけ形補聴器の需要拡大に寄与する。
本発明に係る耳かけ形補聴器の斜視図 補聴器本体内の部品配置図 本発明に係る接続モジュールの概要図で、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は側面図、(d)は背面図 接続モジュールの電気的接続関係を示す接続説明図 通信ケーブルの説明図
符号の説明
1…補聴器本体、5…電池ホルダ、8…スリット、12…プリント基板、13…DSP、14…接続モジュール、15…ボタン電池、20…接続モジュール本体、21a,21b…電池接片、22…通信用コネクタ、22a,22b…通信端子、23…プリント基板用コネクタ、23a,23b,23c…接続端子、25…補聴器調整装置、26…通信ケーブル。

Claims (2)

  1. ボタン電池を挟持する一対の電池接片と、通信ケーブルにより外部機器に電気的に接続する通信用コネクタと、プリント基板を着脱自在に嵌合させると共に、このプリント基板に前記電池接片と前記通信用コネクタを電気的に接続するプリント基板用コネクタを備えたことを特徴とする接続モジュール。
  2. 請求項1記載の接続モジュールを用いたことを特徴とする耳かけ形補聴器。
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