JP4359244B2 - 型締装置 - Google Patents

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本発明は、運転前に実施する油の昇温操作(以下、ウオーミングアップと言う)を容易にした型締装置に関する。
油圧式射出成形機では、油の管理が重要になる。特に油は温度により粘度が変化するため、ウオーミングアップが不可欠となる。このウオーミングアップは、ヒータ又は油圧ポンプで行うことができる。
油路にヒータを介在させ、油温を監視しながらヒータ出力を制御し、油温を適温にすることは容易である。
また、油圧ポンプを運転すると、ポンプの羽根が油と接触し、摩擦熱を発生する。同時に、油路を流れる油が管の内壁と接触して摩擦熱を発生する。したがって、油圧ポンプを運転することで摩擦熱を発生し、油が暖めることができる。
ところで、射出成形機の構成要素である型締装置には、ブースタラム式型締装置や補助シリンダ式型締装置のように、メインタンクとは別にサブタンクを備えるものがある。サブタンクはメインタンクよりも重要度が小さいため、従来は、殆ど温度管理がなされていなかった。しかし、シリンダの速度や力に影響があるため、サブタンクも温度管理をすることが望まれ、サブタンクの温度管理技術がいくつか提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−10697号公報(図1)
特許文献1を次図に基づいて説明する。
図3は従来の技術の基本原理を説明する油圧回路図であり、メインタンク101内の油102は、油圧ポンプ103で汲み上げ加圧し、電磁切換弁104の左室→電磁切換弁105の右室→型締シリンダ106の前進用油室107の順で送る。
そして、電磁切換弁108をb位置に切り換える。これで、プレフィル弁109が開く。すると、前進用油室107内の油はサブタンク111に流れ込む。サブタンク111から溢れた油はドレーン管112からメインタンク101へ排出される。
このように、運転前にメイン回路の油をサブタンク111に迂回させることで、サブタンク111内の油を暖めることができる。
ウオーミングアップの際に、前室用油室107に高圧の油が供給されるため、型締ピストン113は前進する。型開状態でウオーミングアップをする場合、型締ピストン113の前進を阻む前進ロック装置を準備する必要があり、型締装置が複雑になり好ましくない。
そこで、型締状態にしてウオーミングアップすることが考えられるが、ウオーミングアップ前に型締操作を実施し、ウオーミングアップ後に型開操作を行う必要があり、ウオーミングアップに伴う操作が複雑になり、好ましくない。さらに、非型締状態で誤ってウオーミングアップを開始することは危険であるため、型締検知がウオーミングアップの開始条件となり、制御的にも複雑になる。
本発明は、型締操作を行わないで、ウオーミングアップを行うことができる型締装置を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、メインタンク、油圧ポンプを用いて油を供給することで型締めを行う型締シリンダに、併設される補助シリンダ又はブースタラムを備え、
前記型締シリンダの油室に、プレフィル用油路を介してサブタンクを接続し、このプレフィル用油路にプレフィル弁を介在させ、
前記油圧ポンプから延ばした共用油路を介して、前記型締シリンダを作動させる油を前記型締シリンダへ供給し、前記補助シリンダ又はブースタラムを作動させる油を前記補助シリンダ又はブースタラムに供給すると共に、前記プレフィル弁開閉させる油を前記プレフィル弁に供給できるようにし、
前記補助シリンダ又はブースタラムを用いて型締シリンダの型締ピストンを移動させるときに前記プレフィル弁を開いて前記サブタンクから前記油室へ又は油室からサブタンクへ油の移動を許可するようにした型締装置において、
前記共用油路から、この共用油路より小径の昇温用油路を分岐し、この昇温用油路にオンオフ弁を介設し、昇温用油路の先端を前記サブタンクに接続し、このサブタンクに余剰の油をメインタンクへ戻すオーバーフロー管を付設し、
前記型締シリンダ及び補助シリンダ又はブースタラムを停止もしくは静止させる制御を行い、前記プレフィル弁を閉じる制御を行い、前記油圧ポンプを運転し且つ前記オンオフ弁を開く制御を行う昇温制御部を備え、
前記油圧ポンプ、前記共用油路の一部、前記昇温用油路の全部、前記サブタンク、前記オーバーフロー管及び前記メインタンクの順で油を循環させることで、油を暖めることができるように構成したことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、メインタンク、油圧ポンプを用いて油を供給することで型締めを行う型締シリンダに、併設される補助シリンダ又はブースタラムを備え、
前記型締シリンダの油室に、プレフィル用油路を介してサブタンクを接続し、このプレフィル用油路にプレフィル弁を介在させ、
前記油圧ポンプから延ばした共用油路を介して、前記型締シリンダを作動させる油を前記型締シリンダへ供給し、前記補助シリンダ又はブースタラムを作動させる油を前記補助シリンダ又はブースタラムに供給すると共に、前記プレフィル弁開閉させる油を前記プレフィル弁に供給できるようにし、
このプレフィル弁は、前記共用油路から分岐したプレフィル弁制御用油路の油圧で開閉制御するようにし、
前記補助シリンダ又はブースタラムを用いて型締シリンダの型締ピストンを移動させるときに前記プレフィル弁を開いて前記サブタンクから前記油室へ又は油室からサブタンクへ油の移動を許可するようにした型締装置において、
前記プレフィル弁制御用油路から、前記共用油路より小径の昇温用油路を分岐し、この昇温用油路の先端を前記サブタンクに接続し、このサブタンクに余剰の油をメインタンクへ戻すオーバーフロー管を付設し、
前記型締シリンダ及び補助シリンダ又はブースタラムを停止もしくは静止させる制御を行い、前記プレフィル弁を閉じる制御を行い、前記油圧ポンプを運転し且つ前記昇温用油路に油を供給する制御を行う昇温制御部を備え、
前記油圧ポンプ、前記共用油路の一部、前記プレフィル弁制御用油路の一部、前記昇温用油路の全部、前記サブタンク、前記オーバーフロー管及び前記メインタンクの順で油を循環させることで、油を暖めることができるように構成したことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、油圧ポンプ、油路の一部、昇温用油路の全部、サブタンク、オーバーフロー管及びメインタンクの順で油を循環させることで、油を暖めることができるように構成し、昇温制御部で型締シリンダ及び補助シリンダ又はブースタラムを停止もしくは静止させる制御を行い、プレフィル弁を閉じる制御を行い、油圧ポンプを運転し且つ昇温用油路に油を供給する制御を行う。
この制御により、型締シリンダ、補助シリンダ又はブースタラムを停止又は静止させ、プレフィル弁を閉じた状態で、油を昇温用油路などへ循環し、昇温させる。
この昇温の際、型締ピストンが移動することもない。したがって、型締ピストンの移動を規制するロック装置を設ける必要はない。
加えて、請求項に係る発明では、昇温用油路を小径にしたので、油の流速を上げることができ、摩擦熱の発生を促すことができるため、昇温時間を短縮することができる。
請求項に係る発明では、油圧ポンプ、油路の一部、プレフィル弁制御用油路の一部、昇温用油路の全部、サブタンク、オーバーフロー管及びメインタンクの順で油を循環させることで、油を暖めることができるように構成し、昇温制御部で型締シリンダ及び補助シリンダ又はブースタラムを停止もしくは静止させる制御を行い、プレフィル弁を閉じる制御を行い、油圧ポンプを運転し且つ前記昇温用油路に油を供給する制御を行うようにした。
この制御により、型締シリンダ、補助シリンダ又はブースタラムを停止又は静止させ、プレフィル弁を閉じた状態で、油を昇温用油路などへ循環し、昇温させる。
この昇温の際、型締ピストンが移動することもない。したがって、型締ピストンの移動を規制するロック装置を設ける必要はない。
さらには、昇温用油路を、プレフィル弁制御用油路から分岐したので、共用油路から分岐した場合に比較して配管の短縮化が図れる。併せて、プレフィル弁制御用油路に設ける電磁切換弁を利用して、プレフィル弁制御用油路と昇温用油路とに油供給/停止を制御することができ、弁の数を減らすことが可能となる。
したがって、本発明によれば、弁の個数の低減と昇温用油路の短縮とが図れ、型締装置のコストダウンと油路の簡略化とが可能となる。
加えて、請求項に係る発明では、昇温用油路を小径にしたので、油の流速を上げることができ、摩擦熱の発生を促すことができるため、昇温時間を短縮することができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。
図1は本発明に係る型締装置の原理図であり、型締装置10は、型締シリンダ11を構成するシリンダ本体12及び型締ピストン13と、この型締ピストン13の先端に固定した可動盤14(固定盤は省略した。)と、この可動盤14を高速で移動するために備えた補助シリンダ15、15と、シリンダ本体12に付設したサブタンク16と、このサブタンク16内の油をシリンダ本体12に出し入れするために設けたプレフィル用油路17と、このプレフィル用油路17を開閉するためにプレフィル用油路17に介在させたプレフィル弁18と、メインタンク19の油を吸い込んで高圧化する油圧ポンプ21と、次に述べる油路群、弁類及び制御部とからなる補助シリンダ式型締装置である。
油路群は、ポンプ入り口油路L1、油圧ポンプ21から各部へ油圧を送る共用油路L2、この共用油路L2から分岐しシリンダ本体12に到る型締昇圧用油路L3、共用油路L2から分岐し補助シリンダ15、15に到る油路L4、共用油路L2から分岐しサブタンク16に到る昇温用油路L5、サブタンク16に付属したオーバーフロー管L6及び共用油路L2から分岐しプレフィル弁18に到るプレフィル弁制御用油路L7からなる。
なお、共用油路L2は、油路L3、L4、L5、L7を分岐させ得る共用油路であり、図で左右に延びる油路(ポンプ21の吐出油路を含む。)を指す。
型締昇圧用油路L3にはオンオフ弁22を介設し、油路L4には4ポート電磁切換弁23を介設し、昇温用油路L5にはオンオフ弁24を介設し、プレフィル弁制御用油路L7には2ポート電磁切換弁25を介設する。
そして、これらの弁22、23、24、25は、型締装置10に備える制御部26に内蔵した昇温制御部27で制御する。(1)〜(5)は制御信号線を意味する。
なお、29は型締シリンダ11の油室、31はプレフィル弁18を駆動するためのシリンダ、32はプレフィル弁18を駆動するためのピストン、33はリターンスプリング、34は逆止弁、35は油路の面積を減少させるレジューサ、36は油温計である。
レジューサ35を境にして、油路L5は共用油路L2より十分に小径にすることができる。
以上の構成からなる型締装置10の作用を次に述べる。
作用は、ウオーミングアップ工程、型閉工程、型締工程を説明し、圧抜工程、型開工程は説明を省略する。
ウオーミングアップ工程では、昇温制御部27により、オンオフ弁22を閉位置(図の位置)、電磁切換弁23を中立位置(図の位置)、電磁切換弁25を閉位置(図の位置)にし、昇温用油路L5のオンオフ弁24を開位置(図の位置)に制御し、油圧ポンプ21を始動する。
すると、メインタンク19の油は太線で示す油路L1、L2、L5を通ってサブタンク16に到り、サブタンク16を満たし、余剰分がオーバーフロー管L6を通ってメインタンク19に戻る。油温計36で検出した油温が所定の値に達するまで、油の循環を継続する。
油は1本の昇温用油路L5に集中して流れるため、油路の内壁と油との摩擦作用で、油温が効果的に上昇する。
好ましくは、共用油路L2より小径にすることにより、昇温用油路L5における油の流速が増大する。摩擦熱は流速に比例して増大すると考えられるから、適温に到達するまでの時間をより短縮することができ、速やかに通常運転に切換可能となる。
そして、本発明のウオーミングアップ工程では、型締ピストン13の位置は任意であり、ウオーミングアップ中に型締ピストン13が移動することもない。したがって、型締ピストン13の移動を規制するロック装置を設ける必要はない。
次の型閉工程では、オンオフ弁22は閉じたままで、電磁切換弁23をA位置に切り換え、オンオフ弁24を閉位置に切り換え、電磁切換弁25を開く。すると、プレフィル弁18が開き、補助シリンダ15、15が前進動作を開始する。この結果、型締ピストン13は図右へ前進移動し始める。サブタンク16内の油が、プレフィル用油路17を通じて油室29に到るため型締ピストン13の移動は円滑になり、高速移動が可能となる。
続く型締工程では、電磁切換弁23を中立位置に切り換え、オンオフ弁24は閉位置のままとし、電磁切換弁25を閉位置に切り換える。そして、オンオフ弁22を開く。
すると、プレフィル弁18は閉じ、高圧油は共用油路L2、型締昇圧用油路L3を通じて油室29に作用し、型締ピストン13を型締方向(図では右へ)へ押し、型締状態になる。
次に、本発明の別実施例を説明する。
図2は図1の別実施例図であり、図1と共通部分は符号を流用して、構造の説明を省略する。この型締装置10Bは、共用油路L2からプレフィル弁制御用油路L7を分岐してこのプレフィル弁制御用油路L7の先端をシリンダ31に接続すると共に、プレフィル弁制御用油路L7に4ポート電磁切換弁25Bを介設し、この電磁切換弁25BのAポートから昇温用油路L5を延ばし、この昇温用油路L5の先端をサブタンク16に接続したことを構造上の特徴とする。
ウオーミングアップ工程では、昇温制御部27により、オンオフ弁22を閉位置(図の位置)、電磁切換弁23を中立位置(図の位置)、電磁切換弁25BをA位置に切り換えて、油圧ポンプ21を始動する。
すると、メインタンク19の油は太線で示す油路L1、L2、L7の前半部、L5を通ってサブタンク16に到り、サブタンク16を満たし、余剰分がオーバーフロー管L6を通ってメインタンク19に戻る。油温計36で検出した油温が所定の値に達するまで、油の循環を継続する。
油は1本の昇温用油路L5に集中して流れるため、油路の内壁と油との摩擦作用で、油温が効率よく上昇する。
図中、35は管径を絞るレジューサであり、このレジューサ35により共用油路L2より昇温油路L5を小径にすることができる。共用油路L2より小径にすることにより、昇温用油路L5における油の流速が増大する。摩擦熱は流速に比例して増大すると考えられるから、適温に到達するまでの時間をより短縮することができ、速やかに通常運転に切換可能となる。
レジューサ35に換えて、想像線で示すレジューサ37を介設することにより、プレフィル弁制御用油路L7を共用油路L2より小径にすることもできる。プレフィル弁制御用油路L7は一般に小径であっても差し支えないからである。レジューサ35とレジューサ37の両方を設けることも差し支えない。
したがって、共用油路L2より、昇温用油路L5を小径にするには、レジューサ35、37の一方若しくは両方を設ければよい。
そして、本発明のウオーミングアップ工程では、型締ピストン13の位置は任意であり、ウオーミングアップ中に型締ピストン13が移動することもない。したがって、型締ピストン13の移動を規制するロック装置を設ける必要はない。
次の型閉工程では、オンオフ弁22は閉じたままで、電磁切換弁23をA位置に切り換え、電磁切換弁25BをB位置に切り換える。すると、プレフィル弁18が開き、補助シリンダ15、15が前進動作を開始する。この結果、型締ピストン13は図右へ前進移動し始める。サブタンク16内の油が、プレフィル用油路17を通じて油室29に到るため型締ピストン13の移動は円滑になり、高速移動が可能となる。
続く型締工程では、電磁切換弁23を中立位置に切り換え、電磁切換弁25を中立位置(図の位置)に切り換える。そして、オンオフ弁22を開く。
すると、プレフィル弁18は閉じ、高圧油は共用油路L2、型締昇圧用油路L3を通じて油室29に作用し、型締ピストン13を型締方向(図では右へ)へ押し、型締状態になる。
図1ではオンオフ弁24と電磁切換弁25を必要としたが、図2では2個の弁を、1個の電磁切換弁25Bで済ませることができる。弁の個数を減らしたことで、コストダウンを図ることができる。
併せて、図2ではプレフィル弁制御用油路L7の前半部分に昇温用油路L5を繋いだため、昇温用油路L5を短縮化することができる。
したがって、図2の別実施例では、弁の個数の低減と昇温用油路L5の短縮とが図れ、型締装置10Bのコストダウンと油路の簡略化とが可能となる。
尚、本発明は、ブースタラム式型締装置に適用することができる。
本発明は、サブタンクを備える型締装置の油昇温技術に好適である。
本発明に係る型締装置の原理図である。 図1の別実施例図である。 従来の技術の基本原理を説明する油圧回路図である。
符号の説明
10、10B…型締装置、11…型締シリンダ、13…型締ピストン、15…補助シリンダ、16…サブタンク、17…プレフィル用油路、18…プレフィル弁、19…メインタンク、24…オンオフ弁、27…油温制御部、29…型締シリンダの油室、L2…油路(共用油路)、L3…型締昇圧用油路、L5…昇温用油路、L6…オーバーフロー管、L7…プレフィル弁制御用油路。

Claims (2)

  1. メインタンク、油圧ポンプを用いて油を供給することで型締めを行う型締シリンダに、併設される補助シリンダ又はブースタラムを備え、
    前記型締シリンダの油室に、プレフィル用油路を介してサブタンクを接続し、このプレフィル用油路にプレフィル弁を介在させ、
    前記油圧ポンプから延ばした共用油路を介して、前記型締シリンダを作動させる油を前記型締シリンダへ供給し、前記補助シリンダ又はブースタラムを作動させる油を前記補助シリンダ又はブースタラムに供給すると共に、前記プレフィル弁開閉させる油を前記プレフィル弁に供給できるようにし、
    前記補助シリンダ又はブースタラムを用いて型締シリンダの型締ピストンを移動させるときに前記プレフィル弁を開いて前記サブタンクから前記油室へ又は油室からサブタンクへ油の移動を許可するようにした型締装置において、
    前記共用油路から、この共用油路より小径の昇温用油路を分岐し、この昇温用油路にオンオフ弁を介設し、昇温用油路の先端を前記サブタンクに接続し、このサブタンクに余剰の油をメインタンクへ戻すオーバーフロー管を付設し、
    前記型締シリンダ及び補助シリンダ又はブースタラムを停止もしくは静止させる制御を行い、前記プレフィル弁を閉じる制御を行い、前記油圧ポンプを運転し且つ前記オンオフ弁を開く制御を行う昇温制御部を備え、
    前記油圧ポンプ、前記共用油路の一部、前記昇温用油路の全部、前記サブタンク、前記オーバーフロー管及び前記メインタンクの順で油を循環させることで、油を暖めることができるように構成したことを特徴とする型締装置。
  2. メインタンク、油圧ポンプを用いて油を供給することで型締めを行う型締シリンダに、併設される補助シリンダ又はブースタラムを備え、
    前記型締シリンダの油室に、プレフィル用油路を介してサブタンクを接続し、このプレフィル用油路にプレフィル弁を介在させ、
    前記油圧ポンプから延ばした共用油路を介して、前記型締シリンダを作動させる油を前記型締シリンダへ供給し、前記補助シリンダ又はブースタラムを作動させる油を前記補助シリンダ又はブースタラムに供給すると共に、前記プレフィル弁開閉させる油を前記プレフィル弁に供給できるようにし、
    このプレフィル弁は、前記共用油路から分岐したプレフィル弁制御用油路の油圧で開閉制御するようにし、
    前記補助シリンダ又はブースタラムを用いて型締シリンダの型締ピストンを移動させるときに前記プレフィル弁を開いて前記サブタンクから前記油室へ又は油室からサブタンクへ油の移動を許可するようにした型締装置において、
    前記プレフィル弁制御用油路から、前記共用油路より小径の昇温用油路を分岐し、この昇温用油路の先端を前記サブタンクに接続し、このサブタンクに余剰の油をメインタンクへ戻すオーバーフロー管を付設し、
    前記型締シリンダ及び補助シリンダ又はブースタラムを停止もしくは静止させる制御を行い、前記プレフィル弁を閉じる制御を行い、前記油圧ポンプを運転し且つ前記昇温用油路に油を供給する制御を行う昇温制御部を備え、
    前記油圧ポンプ、前記共用油路の一部、前記プレフィル弁制御用油路の一部、前記昇温用油路の全部、前記サブタンク、前記オーバーフロー管及び前記メインタンクの順で油を循環させることで、油を暖めることができるように構成したことを特徴とする型締装置。
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