JP4357975B2 - クリーンルーム用空調装置および空調方法 - Google Patents

クリーンルーム用空調装置および空調方法 Download PDF

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本発明は、クリーンルーム用空調装置および空調方法に関する。
従来のクリーンルーム用空調装置としては、室内天井部に設けられたフィルタ装置と、室内の床下空間に形成された下部チャンバと、室内の天井部に形成された天井チャンバと、下部チャンバと天井チャンバとを連通して室内空間内に設けられたリターンシャフトと、リターンシャフト内に設置されたファンコイルとを有するものがある(例えば、特許文献1,2,3参照)。また、ドライコイルを床下またはリターンシャフトの天井部に設置したものもある(例えば、特許文献4参照)。
リターンシャフトを有していないものとしては、外側ケーシングが薄形箱体の空調機を室内の壁面に組み込み、ケーシングの一端部に吸込口を、他端部にフィルタを具備する吹出口を設け、ケーシング内の吸込口側に熱交換器を、吹出口側に送風機を配設したもの(例えば、特許文献5参照)、室内の空気を吸い込む空気吸込口ユニットと、ファンフィルタユニットとを天井チャンバに設け、室外に空気調和器を設置したもの(例えば、特許文献6参照)、クリーンエアを室内に供給するクリーンエア供給ユニットと、空気吸込口から室内の空気を吸い込んでクリーンエア供給ユニットに還気するリターンチャンバユニットとを天井チャンバに配置し、室内に向けて延びる還気案内部が空気吸込口の周囲に設けられているものがある(例えば、特許文献7参照)。
特開2000−74439号公報 特開2000−346416号公報 特開平7−139761号公報 実公平6−48256号公報 特開昭61−101732号公報 特公平4−54140号公報 特開2001−153414号公報
しかしながら、特許文献1,2,3,4に記載のクリーンルーム用空調装置では、室内空間内にリターンシャフトを設けるため、床面積が狭くなるという課題があった。特許文献5に記載のクリーンルーム用空調装置では、専用の空調機を製作する必要があり、導入コストが嵩むという課題があった。特許文献6に記載のクリーンルーム用空調装置では、ファンフィルタユニットから吹き出した空気が、天井を伝ってすぐに空気吸込口ユニットへ吸い込まれたり、天井部で空気の渦が発生したりし、空調効率が悪いという課題があった。特許文献7に記載のクリーンルーム用空調装置では、床面付近で空気を吸い込む場合に比べて、空気の循環効率が悪く、温度むらを生じやすいという課題があった。
本発明は、このような従来の課題に着目してなされたもので、室内の床面の有効利用、導入コストの低減、空調効率の改善および温度むらの解消を図ることができるクリーンルーム用空調装置および空調方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るクリーンルーム用空調装置は、室内と室内天井部で隔てられた天井チャンバからファンフィルタユニットにより室内に清浄空気を送るクリーンルーム用空調装置であって、上下両端に開口を有し、室内の床面付近から前記室内天井部まで伸びて前記天井チャンバの内部に通じるリターンシャフトと、前記リターンシャフトの上方で前記天井チャンバの内部に設けられ、前記リターンシャフトの内部から空気の一部を吸い込んで前記天井チャンバの内部に温調空気を送り、前記ファンフィルタユニットの吸引力によりそのまま前記天井チャンバに流入する空気と混合されるように送る第1ファンコイルと、前記室内天井部に設けられた温調用開口部から空気の一部を吸い込んで前記天井チャンバの内部に前記ファンフィルタユニットの吸引力によりそのまま前記天井チャンバに流入する空気と混合されるよう温調空気を送る前記温調用開口部上方に設置した第2ファンコイルと、前記温調用開口部の周囲に設けられて前記室内天井部に沿った空気を遮る垂れ壁とを、有することを特徴とする。
本発明に係るクリーンルームの空調方法は、室内と室内天井部で隔てられた天井チャンバからファンフィルタユニットにより室内に清浄空気を送るクリーンルームの空調方法であって、室内の床面付近から前記室内天井部まで伸びて前記天井チャンバの内部に通じるリターンシャフトが設けられ、前記リターンシャフトの上方で前記天井チャンバの内部に第1ファンコイルが設けられ、前記室内天井部に温調用開口部が設けられ、前記天井チャンバの内部で前記温調用開口部の上方に第2ファンコイルが設けられ、前記温調用開口部の周囲に前記室内天井部に沿った空気を遮る垂れ壁が設けられており、前記ファンフィルタユニットが前記リターンシャフトを介して室内の床面付近から吸い込んだ室内空気の一部を、前記第1ファンコイルにより吸い込んで前記天井チャンバの内部に温調空気にして送り、前記垂れ壁を越えて前記温調用開口部から前記ファンフィルタユニットの吸引力により吸い込まれた室内空気の一部を前記第2ファンコイルにより吸い込んで温調空気にし、その温調空気を前記温調用開口部からそのまま前記天井チャンバに流入する空気と混合されるよう前記天井チャンバの内部に送ることを、特徴とする。
本発明に係るクリーンルーム用空調装置およびクリーンルームの空調方法では、第1ファンコイルが、リターンシャフトの内部からファンフィルタユニットの吸引力で上昇してくる室内の床面付近の空気の一部を吸い込んで天井チャンバの内部に温調空気を送る。第2ファンコイルが、温調用開口部からファンフィルタユニットの吸引力で上昇する室内の空気の一部を吸い込んで天井チャンバの内部に温調空気を送る。このとき、室内天井部に沿った空気は垂れ壁に遮られ、垂れ壁を越えた室内の空気のみが温調用開口部に流入し、その一部が第2ファンコイルに吸い込まれる。このため、ファンフィルタユニットから室内に供給される清浄空気が直接、短い経路でファンフィルタユニットに吸い込まれるのを防ぎ、空調効率を高めることができる。また、火災時には、清浄化のためのファンフィルタユニットの循環運転を停止し、別に設置した排煙ファンで天井近傍の煙を排出するが、垂れ壁は温調用開口部から天井内に煙が拡散することを防ぐ防煙効果ももたらすことができる。
第2ファンコイルは、温調空気を温調用開口部から上昇するファンフィルタユニット吸引空気と混合されるように送る。このため、リターンシャフトの循環空気も、温調用開口部の循環空気もファンコイルによる温調空気と混合されて、天井チャンバの中の空気は混合された空気となり、空調効果を高めることができる。
天井チャンバの中の空気は、ファンフィルタユニットにより室内に送られ、床面付近からリターンシャフトを通ってファンフィルタユニットの吸引力で吸い込まれ、その一部が第1ファンコイルにより吸い込まれ、あるいは垂れ壁を越えて温調用開口部からファンフィルタユニットの吸引力で吸い込まれ、その一部が第2ファンコイルに吸い込まれて、天井チャンバ内で各ファンコイルから吹き出す空気となり、各ファンコイルを通らない空気と混合され循環する。これにより、室内の温度むらの解消を図ることができる。
本発明に係るクリーンルーム用空調装置は、第2ファンコイルが天井チャンバの内部に設けられ、その下方にはリターンシャフトが設けられていないため、その分、室内の床面積が広がり、床面を有効利用することができる。また、第1ファンコイルおよび第2ファンコイルは、天井チャンバ内に列をなして吊ることができるため、リターンシャフト上に冷水配管が最短距離で設置でき、床上にファンコイルを設置する場合に比べ導入コストの低減を図ることができる。
なお、第1ファンコイルと第2ファンコイルとは、吹き出される温調空気を混合しやすくするため、隣接または近接して配置されることが好ましい。第1ファンコイルと第2ファンコイルとは、温調空気の吹出し方向が平行であっても、直角その他の角度で交わっていてもよい。
本発明に係るクリーンルーム用空調装置は、前記温調用開口部に風量調節器が設けられ、前記風量調節器は室内から前記第2ファンコイルへの空気の風向きを調節するためのルーバと、室内から前記第2ファンコイルへの空気の供給量を調節するための開閉可能なシャッタとを有することが好ましい。
この場合、風量調節器のルーバで室内から第2ファンコイルへの空気の風向きを調節し、シャッタの開閉によりファンフィルタユニットおよび第2ファンコイルへの空気の供給量を調節して、温調空気のバランスを調節することができる。
本発明によれば、室内の床面の有効利用、導入コストの低減、空調効率の改善および温度むらの解消を図るクリーンルーム用空調装置および空調方法を提供することができる。
以下、図面に基づき、本発明の実施の形態について説明する。
図1乃至図4は、本発明の実施の形態を示している。
図2および図3に示すように、クリーンルーム1が、床1a、壁1bおよび上階床スラブ下面1cにより包囲されて密閉可能に構成されている。クリーンルーム1は、天井部2で隔てられて、その上側の天井チャンバ3と下側の室内4とに分かれている。天井チャンバ3には、複数のファンフィルタユニット5(FFU)が配置され、天井部2に設けた開口を通して、室内4に清浄空気を送るようになっている。
図1に示すように、クリーンルーム用空調装置10は、リターンシャフト11と、第1ファンコイル12と、第2ファンコイル13と、垂れ壁14と、風量調節器15とを有している。
リターンシャフト11は、断面が四角形の筒体から成り、上下両端に開口11a,11bを有している。リターンシャフト11は、脚部11cを有し、室内4の床面に対して間隔をあけて設置されている。リターンシャフト11には、従来技術で用いられるものに比べて断面積が小さいものを用いることができる。リターンシャフト11は、クリーンタオルなどが誤って吸い込まれ、天井に運ばれることがないように、下端に開口11bを塞ぐ金網11dを有している。金網11dには、例えば、目開き1cm程度のものを用いることができる。リターンシャフト11の上方の天井部2には、リターンシャフト11の開口11aと一致する開口2aが設けられている。リターンシャフト11は、室内4の床面付近から天井部2まで伸び、開口2aに接続されて天井チャンバ3の内部に通じている。
第1ファンコイル12は、リターンシャフト11の上方で上階床スラブ下面1cに吊り下げ固定され、天井チャンバ3の内部に設けられている。図1に示すように、第1ファンコイル12は、下部に空気吸込口12aを有し側部に送風口12bを有している。第1ファンコイル12はファンを内蔵していて、空気吸込口12aでリターンシャフト11の内部から空気の一部を吸い込んで、送風口12bから天井チャンバ3の内部に温調空気を送るようになっている。なお一例で、第1ファンコイル12は、リターンシャフト11の開口11aより500mm上方に配置される。
図1および図4に示すように、第2ファンコイル13は、第1ファンコイル12に近接して第1ファンコイル12と並列に上階床スラブ下面1cに吊り下げ固定され、天井チャンバ3の内部に設けられている。第2ファンコイル13は、第1ファンコイル12と同種の装置から成り、下部に空気吸込口13aを有し、側部に送風口13bを有している。第2ファンコイル13の送風口13bは、第1ファンコイル12の送風口12bと同一の方向を向き、送風方向が平行となっている。第2ファンコイル13の下方の天井部2には、温調用開口部2bが設けられている。第2ファンコイル13はファンを内蔵していて、空気吸込口13aで温調用開口部2bから空気を吸い込んで送風口13bから天井チャンバ3の内部に温調空気を送るようになっている。第2ファンコイル13により送られる温調空気は、ファンフィルタユニット5の吸引力によりそのまま天井チャンバ3に流入する空気と混合される。
垂れ壁14は、天井部2に対して垂直に温調用開口部2bの周囲に設けられ、室内4側に配置されている。垂れ壁14は、天井部2に沿った空気を遮るようになっている。垂れ壁14は、透明な耐熱性強化ガラス板から成っている。
風量調節器15は、垂れ壁14の内側で温調用開口部2bに設けられている。風量調節器15は、手動式であって、室内4から第2ファンコイル13への空気の風向きを調節するためのルーバ15aと、室内4から前記第2ファンコイル13への空気の供給量を調節するための開閉可能なシャッタ15bとを有している。ルーバ15aは、通風開口15cに設けられ、手動で任意の角度に調節することができる。シャッタ15bは、ルーバ15aを被覆可能に設けられ、室の試運転調整時に手動で開閉することにより通風開口15cの大きさを任意の大きさに調節することができる。
次に、作用について説明する。
図1に示すように、クリーンルーム用空調装置10は、第1ファンコイル12が、リターンシャフト11の内部からファンフィルタユニット5の吸引力により上昇する室内4の床面付近の空気の一部を吸い込んで天井チャンバ3の内部に温調空気を送る。第2ファンコイル13が、温調用開口部2bからファンフィルタユニット5の吸引力により上昇する室内4の空気の一部を吸い込んで天井チャンバ3の内部に温調空気を送る。稼動の初期の段階で、風量調節器15のルーバ15aで室内4から第2ファンコイル13への空気の風向きを調節し、シャッタ15bの開閉により第2ファンコイル13への空気の供給量を調節して、室の温度分布を調節しておく。
第2ファンコイル13による送風の際、天井部2に沿った空気は垂れ壁14に遮られ、垂れ壁14を越えた室内4の空気の一部のみが第2ファンコイル13に吸い込まれる。このため、ファンフィルタユニット5から室内4に供給される清浄空気が直接、短い経路で再びファンフィルタユニット5に吸い込まれるショートサーキットや天井部2で発生するうず流による影響を防ぎ、空調効率を高めることができる。また、火災時には、清浄化のためのファンフィルタユニット5の循環運転を停止し、別に設置した排煙ファンで天井近傍の煙を排出するが、垂れ壁14は温調用開口部2bから天井内に煙が拡散することを防ぐ防煙効果ももたらすことができる。
第2ファンコイル13は、温調空気をファンフィルタユニット5の吸引力によりそのまま天井チャンバ3に流入する空気と混合されるように送る。このため、リターンシャフト11の循環空気も、温調用開口部2bの循環空気もファンコイルによる温調空気と混合されて、天井チャンバ3の中の空気は、混合された空気となり、空調効果を高めることができる。
天井チャンバ3の中の空気は、ファンフィルタユニット5により室内4に送られ、床面付近からリターンシャフト11を通ってファンフィルタユニット5の吸引力で吸い込まれ、その一部が第1ファンコイル12により吸い込まれ、あるいは垂れ壁14を越えて温調用開口部2bからファンフィルタユニット5の吸引力で吸い込まれ、その一部が第2ファンコイル13に吸い込まれて、天井チャンバ3内で各ファンコイル12,13から吹き出す空気となり、各ファンコイル12,13を通らない空気と混合され循環する。これにより、室内4の温度むらの解消を図ることができる。
クリーンルーム用空調装置10は、第2ファンコイル13が天井チャンバ3の内部に設けられ、その下方にはリターンシャフト11が設けられていないため、その分、室内4の床面積が広がり、床面を有効利用することができる。例えば、クリーンルーム1のレイアウトを行う場合、設置可能な床面にはリターンシャフト11を設置し、還気風量の不足分を温調用開口部2bによる吸い込み空気で補い、その一部を第2ファンコイル13により温調して温度の均一化を確保することができる。
図5および図6に示すように、リターンシャフト11の下部にファンコイル21を設置している従来技術では、ファンフィルタユニット5で吸引する空気の一部をファンコイル21に吸わせるため、リターンシャフト11は、その全平面積分を室内の床面付近まで伸ばして設置する必要がある。また、室のレイアウト上、その平面積を確保するのが難しく、いきおい室の各所に分散してリターンシャフト11を設置せざるを得なくなる。そのため、リターンシャフト11の下部に設置したファンコイル21へ接続する冷水配管22を長い距離、いろいろな場所に引き回すため、天井内のいろいろな場所に枝管を伸ばし、立ちおろす必要がある。これらのことから、材料費と手間のかかる工事費がかかっていた。また、床面近くまで伸ばしたリターンシャフト11が、室の有効利用に対し阻害するという問題があった。このような問題は、クリーンルーム用空調装置10により解消することができる。
また、このような清浄度がある程度高く、循環風量が中程度のクリーンルーム1では、第1ファンコイル12および第2ファンコイル13は、天井内に一列に設置でき、冷水配管長は最短で引き回せて、接続にも手間がかからないので、導入コストの低減を図ることができる。
クリーンルーム用空調装置10では、第1ファンコイル12および第2ファンコイル13は、天井チャンバ3の内部に設けられているため、ファンコイルを室の各位置のリターンシャフト11下部に分けて設置する従来の場合に比べて点検が容易である。
本発明の実施の形態のクリーンルーム用空調装置を示す斜視図である。 図1に示すクリーンルーム用空調装置を設置したクリーンルームの平面図である。 図1に示すクリーンルーム用空調装置を設置したクリーンルームの縦断面図である。 図1に示すクリーンルーム用空調装置の温調用開口部の(A)平面図、(B)縦断面図である。 従来のクリーンルーム用空調装置を設置したクリーンルームの縦断面図である。 従来のクリーンルーム用空調装置を設置したクリーンルームの平面図である。
符号の説明
1 クリーンルーム
2 天井部
2a 開口
2b 温調用開口部
3 天井チャンバ
4 室内
5 ファンフィルタユニット
10 クリーンルーム用空調装置
11 リターンシャフト
12 第1ファンコイル
12a 空気吸込口
12b 送風口
13 第2ファンコイル
13a 空気吸込口
13b 送風口
14 垂れ壁
15 風量調節器
15a ルーバ
15b シャッタ
15c 通風開口

Claims (3)

  1. 室内と室内天井部で隔てられた天井チャンバからファンフィルタユニットにより室内に清浄空気を送るクリーンルーム用空調装置であって、
    上下両端に開口を有し、室内の床面付近から前記室内天井部まで伸びて前記天井チャンバの内部に通じるリターンシャフトと、
    前記リターンシャフトの上方で前記天井チャンバの内部に設けられ、前記リターンシャフトの内部から空気の一部を吸い込んで前記天井チャンバの内部に温調空気を送り、前記ファンフィルタユニットの吸引力によりそのまま前記天井チャンバに流入する空気と混合されるように送る第1ファンコイルと、
    前記室内天井部に設けられた温調用開口部から空気の一部を吸い込んで前記天井チャンバの内部に前記ファンフィルタユニットの吸引力によりそのまま前記天井チャンバに流入する空気と混合されるよう温調空気を送る前記温調用開口部上方に設置した第2ファンコイルと、
    前記温調用開口部の周囲に設けられて前記室内天井部に沿った空気を遮る垂れ壁とを、
    有することを特徴とするクリーンルーム用空調装置。
  2. 前記温調用開口部に風量調節器が設けられ、前記風量調節器は室内から前記第2ファンコイルへの空気の風向きを調節するためのルーバと、室内から前記第2ファンコイルへの空気の供給量を調節するための開閉可能なシャッタとを有することを、特徴とする請求項1記載のクリーンルーム用空調装置。
  3. 室内と室内天井部で隔てられた天井チャンバからファンフィルタユニットにより室内に清浄空気を送るクリーンルームの空調方法であって、
    室内の床面付近から前記室内天井部まで伸びて前記天井チャンバの内部に通じるリターンシャフトが設けられ、前記リターンシャフトの上方で前記天井チャンバの内部に第1ファンコイルが設けられ、前記室内天井部に温調用開口部が設けられ、前記天井チャンバの内部で前記温調用開口部の上方に第2ファンコイルが設けられ、前記温調用開口部の周囲に前記室内天井部に沿った空気を遮る垂れ壁が設けられており、
    前記ファンフィルタユニットが前記リターンシャフトを介して室内の床面付近から吸い込んだ室内空気の一部を、前記第1ファンコイルにより吸い込んで前記天井チャンバの内部に温調空気にして送り、
    前記垂れ壁を越えて前記温調用開口部から前記ファンフィルタユニットの吸引力により吸い込まれた室内空気の一部を前記第2ファンコイルにより吸い込んで温調空気にし、その温調空気を前記温調用開口部からそのまま前記天井チャンバに流入する空気と混合されるよう前記天井チャンバの内部に送ることを、
    特徴とするクリーンルームの空調方法。
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