JP4357690B2 - Game record input device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、サッカー等の試合内容の記録を効率的に行う試合記録入力装置に関する。
【0002】
【従来技術】
サッカーの試合内容を記録する入力装置として本件と同一の出願人から特開平8−221478号が出願されている。この発明に基づいたサッカー試合記録装置(従来装置)は実用化され、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)の試合等で運用された。
【0003】
従来装置は、可搬型の小型パーソナルコンピュータを用いて、極めて簡単な作業で、サッカー試合の公式記録を作成できる、画期的な装置であった。すなわち、試合に先立って、両チームのメンバー表など、試合記録に必要な基本情報をデータファイルとして受取り、装置内部に保持する基本情報入力手段、試合中に発生する、シュート、コーナーキック、得点、選手交代、警告・退場など各種競技イベントを入力するイベント記録手段を備え、両チーム毎に少なくとも選手名及び各試合段階毎の競技イベントの発生と結果を表示する試合記録画面を表示する機能と、競技イベントの入力に際し、試合記録画面からのキー選択により、競技イベントに関して入力する複数の項目について、各項目毎に入力用のウインドウを表示し、各項目について、予め定められた入力順番に従って順次前記入力ウインドウを表示する機能を備えるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来装置をサッカー試合の公式記録に実用する中で、次のような不便な点、改良すべき点が明らかになった。一つは、従来装置では一つの競技イベント入力中に、次のイベントが発生した場合に、不便さがあった。実際の試合中には競技イベントが一時に連続して起きることがある。例えば、ファウルの発生→警告→シュートというイベントが続けて起こった時、従来装置では、ファウルのイベント処理を行い、どちらのチームがどんな種類のファウルを犯したか、どの選手が何の理由で警告を受けたかが入力された後でなければ、シュートのイベント処理を入力することができなかった。従って例えば、警告の理由が分からない時は、とりあえず「不明」を入力し、直ちにシュートのイベント処理に移る必要があった。入力中のイベント処理を速く終了させる必要があること、とりあえず終らせたイベント記録は忘れずに後で直す必要があること、これらのことが記録入力者の負担となっていた。
【0005】
また、得点に至る経過を記録に残すため得点経過入力を行うのであるが、この時、シュートや、シュートにつながるパスまたはドリブルが、ピッチの中のどの位置で行われたかの位置の表現が、ピッチの右サイドか左サイドか中央かの3通りの表現方法しかないため、相手ゴールまで遠いか近いかの表現ができず、得点経過を極めておおざっぱにしか記録できないという不便さがあった。
【0006】
本発明は、このような従来装置の欠点を解消するために考案されたもので、
サッカー等の試合記録の入力装置において、複数の競技イベントが連続して発生した場合にも、記録入力者に余計な負担をかけない試合記録入力装置を、また、得点経過記録をより詳細に記述できる試合記録入力装置を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明は、試合の開始に先立って、試合記録に必要な基本情報を入力記録する基本情報入力手段と、試合記録画面を表示し試合中に発生する各種競技イベントを試合記録として入力するイベント記録手段と、前記基本情報および前記試合記録を格納する情報格納手段とを備えた試合記録入力装置であって、前記イベント記録手段は、得点経過入力の際に、フィールドを模したパネルを所定数の区画に区切り、各区画を表すボタンを前記パネル上に配置したフィールドマップ型入力インターフェースと、選手を特定する選手選択ボタンを備えた得点経過入力画面を表示する機能と、前記選手選択ボタンの選択指示に基づいて、得点経過に係わる選手を記録するとともに、前記パネル上のボタンの選択指示に基づいて、得点経過中のイベント発生の位置を、設定された攻撃方向に応じた表記で記録する機能を備えるとともに、1つの競技イベント記録処理中に、他の競技イベントについての指示があった場合は、前記記録処理中の競技イベントを保留イベントリストに退避して記録処理を中断する機能と、当該中断された競技イベント用のフォームを画面から消去する機能と、前記中断された競技イベント記録処理をアイコン化したイベントボタンを作成して試合記録画面に表示する機能を備えたことで、シュートやパスの詳しい位置を容易に記述することを可能とするとともに、記録入力者が処理中のイベントを終了させなくても、後に発生したイベントの処理へ移ることを可能とすることにより、記録入力者の負担を軽減する。
【0010】
また、本発明の好ましい実施態様として、前記フィールドマップ型入力インターフェースの4つのコーナーにコーナーキックを表すボタンを備え、当該ボタンの選択指示に基づいて、当該ボタンに対応するコーナーキックの位置を記録する処理を実行することにより得点経過時に、どのコーナーキックかを簡単に記述することができるようにしてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る試合記録入力装置の構成を示すブロック図である。図1において、サッカーの試合記録入力装置10は、情報格納手段11とコンピュータ本体12から構成される。ハードディスク等で実現される情報格納手段11には、サッカーの試合内容を記録する複数種類の表示および印字フォーマットを格納するフォーマットファイル20と、試合を記録する際の条件等を格納する試合情報ファイル21と、選手名やポジションおよびサッカー試合に関する競技内容以外の試合基本情報を格納する基本情報ファイル22と、サッカーの試合中に発生する競技イベントを記録するイベント記録ファイル23、および、大会スポンサー、チームのロゴマーク等を格納するロゴマークファイル31を備える。
【0012】
さらに、コンピュータ本体12には、基本情報および試合記録の入力を行う入力部24と、フロッピーディスク等50の読み書きを行う情報読み書き処理部25と、グラフィカルユーザーインターフェース(以下GUI)により基本情報の入力を受付ける基本情報入力手段26と、同じくGUIにより試合中に生じる競技イベントの入力を受付けるイベント記録手段27と、入力された試合記録に関する集計処理を行う集計演算処理部29と、試合記録または試合メンバー表等を選択したフォーマットに従ってプリンタ60に出力する印刷制御処理部28と、ホストコンピュータとのデータのやり取りを行う通信処理部30とで構成される。そして、サッカー試合の基本情報や試合記録を表示する表示部40と試合記録やメンバー表の印字出力を行うプリンタ60とを備える。
【0013】
基本情報ファイル22には、サッカー競技の試合の主催団体名、各チームの登録選手名、役員名、各選手の背番号、選手のポジションなどの競技記録を作るために必要な基本情報が格納される。
【0014】
試合情報ファイル21には、サッカー試合を記録する際の条件等が格納されている。主催団体または大会により試合記録のための条件、例えば、試合時間、延長戦の有無、時刻の表示方式、交代できる選手の数、各試合中に生じる各種競技イベントを詳細に記録するか否かのフラグ情報など、が異なる場合、主催団体毎、または、大会毎の記録条件を格納する。
【0015】
フォーマットファイル20には、サッカー試合の基本情報および競技内容を記録するための各種表示フォーマットおよび試合記録またはメンバー表等を印字出力するための印字フォーマットが格納されている。
【0016】
イベント記録ファイル23には、サッカーの試合中におけるシュート、直接・間接フリーキック(以下FK)、得点、などの競技イベントに関する情報および各選手毎の警告・退場、交代(出場時間)に関する情報を試合記録として格納する。これらの競技イベントは、試合開始後に記録者が入力部24から入力する。
【0017】
ロゴマークファイル31には、大会ロゴや大会の公式スポンサー、あるいはチームのロゴマークが画像データとして格納されている。これらは印刷制御処理部28により公式記録がプリントアウトされる時に、余白に出力される。
【0018】
次に、上記のように構成される試合記録入力装置10によってサッカーの試合記録を行う際の処理の概要を図3のフローチャートに沿って説明する。
【0019】
(基本情報入力)記録者は、まず、ホストコンピュータに予め作成登録されている試合の基本情報(大会参加チームの選手名、背番号、ポジション等)および、試合情報(試合時間、延長戦の有無、ある場合の延長時間、PK戦の有無など)を通信回線やフロッピーディスク50等を介して読込み、基本情報ファイル22および試合情報ファイル21に格納する(S301)。必要なロゴマークもこの時に読込み、ロゴマークファイル31に格納する。
【0020】
(出場メンバー等入力)次に、大会の各試合の記録担当者は、試合会場で試合記録入力装置10を起動させ、図4に示すようなメインメニュー画面400を表示させる。このメインメニュー画面が、記録担当者の作業の流れも表している。すなわち、試合開始前に、対戦チームの先発およびメンバー控えメンバーの入力を行いメンバー表を作成印刷し、自然環境情報等を入力する(S302)。
【0021】
(試合内容入力)試合開始後は、メインメニュー400から試合記録作成ボタン406を選択し試合内容の入力を行う(S303)。この、試合内容入力処理の詳細は後述する。
【0022】
(後処理)試合終了後は、試合結果印刷キー407を選択し、試合結果を印刷する(S304)。この際、集計演算処理部29は、試合記録データを集計し、所定の公式記録フォーマットに従って集計結果を含めた試合記録を作成する。この試合記録は、大会関係者等への配布のため、印字制御処理部28を介して、図2のように公式記録シートとしてプリントアウトする。この公式記録シートには、ロゴマークファイル31にデータが格納されていれば、大会ロゴや、大会スポンサー、あるいはチームのロゴを簡単に載せることができる。そして、試合記録をフロッピーディスク等に書出して(S305)、1件の試合記録を終了する。同じ大会の試合記録を入力する時は、次回はステップS301を省略してよい。ステップS303以外の処理ステップは従来装置(特開平8−221478号)と同じなので詳細な説明は割愛する。以下では、ステップS303、試合内容の入力ステップについて詳細に説明する。
【0023】
メインメニュ400の試合記録作成キー406を選択することにより図6のキックオフチーム選択画面となる。これは図5の、試合内容入力のベース画面700の上にキックオフチーム設定ウインドウ600が出現したものである。ここで、記録担当者は、フィールド上のコイントスの状況を見て、試合開始のキックオフを行うチーム(トスに負けた方のチーム)を設定する。この時エンドが変わることがあるのでその場合には記録担当者から(メインスタンド側から)見た状況と一致するようにエンドチェンジボタン601をクリックしてエンドを入れ換える。確認ボタン602を押すことによりキックオフチーム設定ウインドウ600が消えて図7のベース画面700が表示される。主審のキックオフの合図とともに前半開始ボタン701をクリックすると、時計の時刻表示がスタートして、元から入力が可能だった交代、警告・退場、環境ボタン以外の、イベントボタン群1000のすべてのボタンが選択可能になり、メインメニュー戻りボタン1010は選択不可能となり、試合内容入力状態となる。この状態が図5である。
【0024】
以下、試合が開始されてからの試合内容入力処理を、従来装置と異なる部分を中心に説明する。まず、イベント入力を保留できる機能について説明する。はじめに、画面インターフェースの動きを説明し、次いで、一つの実現例を述べる。
【0025】
図11は、前半5:28(記録上は6分)に発生したファウルを入力するために図5のベース画面からファウルボタン1005をクリックした結果現れたファウルイベント記録画面1100である。ここで、通常、チーム選択ボタン1101によりファウルを犯したチームを選択し、次に、ファウル種別を1102のボタン群から選択する。そして最後に確認ボタン1103をクリックすることで図5のベース画面に戻るのであるが、この、一連の入力処理が終らないうちに、次のイベントである警告・退場等が発生することがある。このような場合試合記録入力装置10では、確認ボタン1103を押す前に、下部のイベント入力ボタン列から警告・退場ボタン1006をクリックして、警告・退場記録入力に切り替えることができる。図12は、そのとき表示される警告・退場記録入力画面1200である。ここで、画面の左上に表示されるオブジェクト列1201は、入力が終了していないイベント(保留イベント)と現在入力中のイベントの存在を示す。
【0026】
この保留イベントを表示するオブジェクトは、ベース画面に戻っても同じ位置に表示される。図8は、イベントが連続して起こったために、4つのイベントを保留させたままの状態でベース画面に戻った状態の画面である。そのまま左上の位置に表示されている保留イベントの表示ラベル1301は、実はボタンになっていて、これらの一つをクリックすると、そのラベルに表示された保留イベントの入力作業に戻ることができる。本装置では、9個までイベントを保留できるようになっている。
【0027】
このようなイベント入力の保留、すなわちイベント入力中の他のイベント入力の割込み、が可能なイベント記録手段27の具体的な実現例を図9、図10、および図13のフローチャートによって以下に説明する。これらのフローチャートでは、グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)を、Visual Basicにおけるフォームのような、イベント駆動型のソフトウエア部品(以下の説明でもそのようなソフトウエア部品をフォームと呼ぶ)を利用して実現できるコンピュータ環境を想定している。
【0028】
フォームとは次に述べるようなソフトウエア部品のことである。すなわち、その上に載せるボタンや文字表示ボックス等のI/F部品の大きさ、位置を記述した表示体裁(画面)のプロパティを持っていて、それらのI/F部品への入力イベントを関知し識別するイベント認識機能を有し、各入力イベント発生時に該当する処理ルーチンを呼出し実行させる機能を持つソフトウエア部品である。ただし、フォームが表示されていない時は、上記の機能は働かない。
【0029】
S303において、試合記録作成のため、GUI画面700の表示体裁を持ち、種々の対話処理を実行する試合記録メインフォームF001を表示する。すると、試合記録フォームに定義された初期化処理が実行され、ついで、先に説明したキックオフの設定処理を行い(図9S900)、開始ボタン待ちとなる(S901)。開始ボタンが押されたことを関知すると時計の計時がスタートし(S902)、画面の入力待ちの状態(図5)となる(S903)。
【0030】
ここで、試合記録メインフォームF001上のオブジェクトが選択され何か画面入力が起きると試合記録メインフォームF001は、選択されたオブジェクト(ボタン)が何であるかを検知して(S904)、該当する処理ルーチンを呼出す。例えばファウルボタン1005がクリックされた場合は、以下ファウルイベントの処理が始まる。まず、呼出しフラグを新イベントと設定して(S905)、ファウル記録用フォームF005を表示する(S907)。この時点で、ベース画面の代わりに図11のファウル記録用画面に切り替わる。
【0031】
ファウル記録用フォームF005に記述された初期化処理が実行される。まず、呼出しフラグを検査する(図10のS700)。呼出しフラグが新イベントなら、イベントの発生順に1から付けられるイベント識別番号と発生時刻を取得し、作業用の記憶エリアであるワークメモリにストアする(S702)。呼出しフラグが保留イベントなら、保留イベントリストから、当該イベントの記録をワークメモリにコピーする(S704)。新イベントの場合の呼出しフラグの値を0、保留イベントの場合は、保留イベントのイベント識別番号(正の整数)を呼出しフラグの値とするとS700、S704の処理に都合がよい。その後入力待ちの状態となる(S706)。
【0032】
ここで、ファウル記録用フォームF005上のオブジェクト、すなわち図11上のどれかのボタン等、が選択されるとファウル記録用フォームF005は、選択されたオブジェクト(ボタン)が何であるかを検知して(S708)、該当する処理ルーチンを呼出す。
【0033】
以下、イベントの割り込みがなかった場合の動作をまず説明する。通常の場合は、ファウルを犯したチームの選択ボタン1101がクリックされる。そして、選択されたチームをワークメモリに記録し(S711)、確認のため選択したチーム名を画面に表示させ(S713)、S706に戻る。通常の場合次に起こるイベントは、ファウル種別ボタン群1102の選択である。その場合は、まず、チーム名が選択済みかどうかをチェックし(S715)、選択されたファウル種別をワークメモリに記録して(S717)、確認表示をし(S719)、S706に戻る。S715でチーム名が選択されていない場合は、直ちにS706に戻る。通常の場合次に起こるイベントは、確認ボタン1103の選択である。その場合は、まず、チーム名とファウル種別がともに記録済みかどうかをチェックし(S721)、記録ずみであれば、ファウルイベントの記録が無事終了したので、ワークメモリ内容をイベントリストに移し(S723)、戻りフラグを「正常」とセットし(S725)、ファウル記録用フォームF005を消去する(S727)。すると試合記録メインフォームF001がアクティヴ状態に戻り、ベース画面700が表示される。図9のステップS907のファウル記録用フォームの呼出しが終ったので、S909にて、戻りフラグを検査する。「正常」終了の場合はS903にもどり、再び画面入力待ちとなる。以上が、イベントの割り込みがなかった場合の処理の流れである。
【0034】
次に、ファウルイベント記録中に他のイベントの割り込みが発生した場合の動作を説明する。S708で、受付けた画面入力が画面下部のイベントボタン列のどれかであった場合は、図10のS729にて、ワークメモリに記録されていた内容すなわち、イベント識別番号、イベント種類、発生時刻、その他の情報を保留イベントリストの空いている保留番号のエリアに退避する。保留イベントリストは、保留イベントの情報を一時記録するメモリバッファであり、9個の記録エリアから構成され、そのうちの1つのエリアに1つの保留イベントの退避されるまでに入力された内容を記録する。割込んだイベント種類を共通変数「割込みイベント種類記録」にストアし、戻りフラグを「割込み」にして(S731)、ファウル記録用フォームF005を消去する(S733)。すると、試合記録メインフォームF001がアクティヴ状態に戻り、ベース画面700が表示される。図9のS907のファウル記録用フォームF005の呼出しが終ったので、S909にて、戻りフラグを検査する。「割込み」終了の場合は図13のS980にジャンプする。S980において、保留されたイベントのボタンを作成し、試合記録メインフォームF001に載せる。実際には、試合記録フォームには最初から保留イベント用のボタンを9個用意しておくが、初期状態は、全て非表示、入力受付不可にしておく。保留イベントができると、保留イベントリストに保持されている当該保留イベントの情報から、当該保留イベントの保留番号に等しい保留イベントボタンのラベルプロパティに発生時刻とイベント種類を設定して、入力受付可能状態にセットする(つまり表示ON)。この時点で、保留イベントボタン列1301が、最新の保留イベントを含めて表示される。次に、割込みイベント種類記録(これはS731で更新されている)の内容に応じてE1、E2、・・にジャンプし(S982)、以後は割込みイベントの記録作業を始めることができる。
【0035】
次に、図8の画面(イベントが連続して起こったために、4つのイベントを保留させたままの状態でベース画面に戻った状態の画面)の状態から、保留イベントボタンのどれかを選択した場合の動作を説明する。S904で、保留イベントボタン1〜9のどれかが選択されると、まず、当該保留ボタン番号を共通変数「保留番号セーブ」に記録する(S800)。次に、呼出しフラグに「保留イベント」をセットする(S802)。そして、保留ボタンのプロパティから、保留イベントの種類を特定し(S804)、該当するイベント記録用フォームを表示する(S806、・・、S886)。こうして、保留されていたイベントの記録作業が再開される。ファウルイベント記録の場合は図10のS700に飛ぶ。呼出しフラグは「保留イベント」なので、先にS800でセーブした保留番号に該当する保留イベントリストの記録エリアから、当該保留イベントの途中まで入力されたデータをワークエリアに戻して(S704)、入力を再開する。
【0036】
以上の説明では、試合記録メインフォームF001とファウル記録用フォームF005の関係を示したが、イベントボタン群1000の各ボタン毎に、それぞれのイベント記録用のフォームを用意する必要がある。図10のフローチャートは3つの部分に分けて考えることができる。第1は、フォーム表示時(呼出された時)の初期処理を行うS700,S702,S704の部分である。第2は、割込みイベントが発生した時の処理を行う一連のS729,S731,S733の部分である。第3は、ファウル記録特有の処理を行う部分(その他の残り)。従って各イベント記録用フォームは、上記第1および第2の部分はファウル記録用フォームF005と同じでよい。第3部分に相当する部分だけ、それぞれのイベント記録に応じて作成すればよい。また、試合記録フォームF001と各イベント記録用フォームの間の連絡を取るための共通変数として、呼出しフラグ、戻りフラグ、割込みイベント種類記録、保留番号セーブが必要なので、それらの記憶領域を確保すればよい。
【0037】
次に、試合記録入力装置10の得点経過記録処理について説明する。はじめに画面操作の流れを説明する。図16は、図9のステップS917により、最初に表示される得点経過記録用第1画面1600である。ここではそれまでの得点事象が得点リスト1601に表示されている。作業者は、まだ経過入力されていないか、または再入力したい得点事象を選択する。選択された得点事象の経過1から経過7のセルは反転表示される。作業者は反転表示で正しく選択されたことを確認すると経過入力ボタン1602をクリックする。
【0038】
すると、図14の得点経過記録主画面1400に切り替わる。得点経過記録主画面1400には、フィールドマップ型インターフェース1401、セットプレー選択ボタン群1402、選手選択ボタン群1403、プレー種類ボタン群1404、得点経過記述欄1405などのI/Fオブジェクトが含まれる。作業者は、フィールドマップ型インターフェース1401から、プレーの行われた位置に相当するボタンを選択し、次いで選手選択ボタン群1403からボールを扱った選手の背番号ボタンを選択し、プレー種類ボタン群1404からプレーの内容を選択して、得点経過記述欄1405に、図17のような得点経過記述を作成する。図17は、「左−3」の地点で「4番」の選手が「ドリブル」で「中央−2」地点に進入し、「浮き球パス」を出し、「右−1」地点の「28番」の選手が、「パス」(センタリング)を返し、「中央−1」地点に走り込んだ「5番」が「ダイレクト」に「右足でシュート」して得点したことを表現している。
【0039】
得点経過に記載されるプレー位置は図18で示すように、攻撃方向から見た左サイド、右サイド、あるいは中央と、相手ゴールに近い順に、例えば、右−1、右−2、右−3、右−4と位置づけられて12区画で表現される。記録担当者は、記録担当者側(メインスタンド側)から見た、フィールド位置のボタンをそのまま1401から選択すればよい。フィールド位置ボタン入力処理の中で、どちらのチームの得点に関わる経過入力かを記憶しているので、自動的に、「右−1」なのか「左−4」なのか認識して経過記述欄1405に表示する。
【0040】
図14のフィールドマップ型インターフェース1401には、コーナーキックのボタンもコーナーキック位置に配置されている。コーナーキックはプレーの再開の一種(セットプレー)なので、本来であれば、1402のボタン群の中に配置してもよいが、実施例のようにフィールドマップの中に含めてボタン配置した方が、攻撃方向からみて右CKなのか左CKなのかを判断する必要が無いので便利である。
【0041】
以上述べた、得点経過記録処理の実現例を図19のフローチャートで説明する。図19は、得点経過記録用フォームF002の動作フローである。ステップS600、S602、S604は呼出しフラグに応じた定型的な処理である。新イベントの場合には、ステップS602の後で、第1画面1600を扱うフォームF0021を表示させ、チーム名およびイベント番号を取得する。ステップS608で、経過入力欄の位置Nを設定する。新イベントの場合は1、保留イベントの場合は続きの値である。フィールドマップ型インターフェース1401上の位置ボタンのどれかがクリックされた場合は、S620にて、チーム名に応じて必要であれば位置表示を反転させて、その結果を経過欄のセルに記録する。そして経過欄全体を再表示し、経過欄のセル位置を更新して再び入力待ち状態(S610)に戻る。図19のS620は、右−4ボタンの場合のみ示しているが、12個の個々のボタン毎にそれぞれの処理が実際にはある。1402、1403、1404のボタン群のどれかのボタンがクリックされた場合は、そのボタンの表示内容を経過欄のセルに記録する。経過欄全体を再表示させて(S632)、S609に戻る。確認ボタンがクリックされた場合は、経過欄全体を公式記録として別の記憶エリアにセーブして(S640)、戻りフラグを「正常」とセットして(S642),今のフォームを消去して(S644)、図9のS919に戻る。
【0042】
従来装置では、得点経過の記述の際、「右」か「左」か「中央」の3つのボタンから選ぶだけだったので、ゴールに近い位置なのか遠い位置なのかを細かく記述することができなかった。フィールドマップ型インターフェース1401を使えば、記録担当者が見たままの位置のボタンを選択するだけで、12区画のフィールド位置を、しかもチームにより向きを変えて、正しく記述できる。
【0043】
図20は、これまで説明したフォーム間の関係を保留イベントリストとともにまとめたものである。
【0044】
以上、従来装置からの改良点である、イベントを保留する機能と、フィールドマップ型I/Fにより得点経過をより詳細に記録する機能に関して、一つの実施例(実現形態)を挙げて説明した。これらのフォームがコンピュータ上で動作してイベント記録手段27が実現される。しかしながら、本発明は必ずしも上記実現形態に限定されるものではない。例えば、イベント記録中に他のイベント記入の割込みを許す機能を、ここで述べたものとは別のやり方で実現してもよい。尚保留できるイベント数は本実施例では9個としたが、9個に限定されるものではない。
【0045】
フィールドマップ型I/Fに関しては、フィールド位置を表す区画数が12の場合に限定されるものではなく、例えば図15のように15区画に分けてもよい。
但し、あまり細かくすると、記録者の負担となるので20区画までが限度である。
【発明の効果】
【0046】
競技イベント記録を保留して、後から生じた競技イベントの記録を割込ませることができるようにしたため、従来装置に比較して記録入力者の負担が著しく軽減され、記録ミスや直し忘れがなくなった。また、フィールドマップ型I/Fを採用したため、得点経過を従来装置に比較して、より詳細に記述できるようになった。しかも、フィールドから見たままのイメージで入力できるため記録入力者の負担になっていない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 試合記録入力装置の全体構成ブロック図である。
【図2】 試合記録出力シート例である。
【図3】 試合記録入力装置による試合記録作成作業の概略流れ図である。
【図4】 試合記録入力装置のメインメニュー画面である。
【図5】 試合中のベース画面である。
【図6】 キックオフ設定画面である。
【図7】 試合開始直前のベース画面である。
【図8】 保留イベント表示のあるベース画面である。
【図9】 試合記録作成フォームのフローチャートである。
【図10】ファウルイベント記録フォームのフローチャートである。
【図11】ファウルイベント記録画面である。
【図12】警告・退場イベント記録画面である。
【図13】試合記録作成フォームのフローチャート(部分)である。
【図14】得点経過記録画面である。
【図15】フィールドマップ型インターフェースの他のフィールド分割例である。
【図16】得点経過入力の第1画面である。
【図17】得点経過記述の例である。
【図18】フィールドマップ型インターフェースにおけるプレー位置の説明図である。
【図19】得点経過入力フォームのフローチャートである。
【図20】フォーム間の関係図である。
【符号の説明】
10 試合記録入力装置
11 情報格納手段
12 コンピュータ本体
20 書式ファイル
21 試合情報ファイル
22 基本情報ファイル
23 イベント記録ファイル
24 入力部
25 情報読み書き処理部
26 基本情報入力手段
27 イベント記録手段
28 印字制御処理部
29 集計演算処理部
30 通信処理部
31 ロゴマークファイル
40 グラフィックモニタ
50 FDなど
60 プリンタ
600 キックオフ設定ウインドウ
700 試合記録ベース画面
1100ファウルイベント記録画面
1600得点経過記録画面[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a game record input device that efficiently records game content such as soccer.
[0002]
[Prior art]
Japanese Patent Laid-Open No. 8-221478 has been filed by the same applicant as an input device for recording soccer game content. A soccer game recording device (conventional device) based on this invention has been put into practical use and operated in a game of the Japan Professional Soccer League (J League).
[0003]
The conventional apparatus is an epoch-making apparatus that can create an official record of a soccer game by a very simple work using a portable small personal computer. In other words, prior to the game, the basic information required for the game record, such as the member tables of both teams, is received as a data file, and the basic information input means that is held inside the device, shots, corner kicks, scores, A function for displaying event record means for inputting various competition events such as player substitution, warning / exit, and a game record screen for displaying at least the name of the player and the occurrence and result of the competition event for each game stage for both teams; When inputting a competition event, by selecting a key from the game record screen, an input window is displayed for each item for a plurality of items to be input regarding the competition event, and each item is sequentially input according to a predetermined input order. A function for displaying an input window is provided.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, the following inconveniences and points to be improved became clear when the conventional device was put to practical use in soccer game official records. For example, in the conventional apparatus, there is inconvenience when the next event occurs while one competition event is being input. During an actual game, competition events may occur continuously at a time. For example, when a foul occurrence → warning → shot event continues, the conventional device performs foul event processing, which team has committed what type of foul, and which player warns for what reason. The event processing of the shoot could not be input unless it was input whether or not it was received. Therefore, for example, when the reason for the warning is not known, it is necessary to input “unknown” for the time being and immediately move to the event processing of the shoot. It is necessary for the event processing being input to be completed quickly, and for the time being, it is necessary to revise the event record after it has been completed, and this has been a burden on the record input person.
[0005]
In addition, the score progress input is performed in order to record the progress until reaching the score. At this time, the expression of the position where the shot or the pass or dribble leading to the shot was performed is represented by the pitch. Since there are only three ways to express the right side, left side, or center, it was inconvenient that it was not possible to express whether the distance to the opponent's goal was far or near, and the score progress could be recorded only roughly.
[0006]
The present invention has been devised in order to eliminate such drawbacks of the conventional apparatus.
In a game record input device such as soccer, even if multiple competition events occur consecutively, a game record input device that does not place an extra burden on the record input person and the score progress record are described in more detail It is an object to provide a game record input device that can be used.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems, the present invention provides basic information input means for inputting and recording basic information necessary for game recording prior to the start of the game, and various competition events that occur during the game by displaying a game recording screen. A game record input device comprising event recording means for inputting as a record, and information storage means for storing the basic information and the game record, wherein the event recording means simulates a field at the time of score progress input. A field map type input interface that divides the panel into a predetermined number of sections, and a button representing each section is arranged on the panel; a function for displaying a score progress input screen including a player selection button for identifying a player; Based on the selection instruction of the player selection button, the players related to the score progress are recorded, and based on the button selection instruction on the panel, the score is obtained. The location of the event occurrence during the course, a function of recording notation corresponding to the set attacking directionIn addition, when there is an instruction about another competition event during one competition event recording process, a function for saving the competition event being recorded to the pending event list and interrupting the recording process, and the interruption A function to delete the form for the competition event that has been made from the screen and a function to create an event button that iconizes the interrupted competition event recording process and display it on the game recording screenThis makes it possible to easily describe the detailed position of the chute and path.At the same time, it is possible to reduce the burden on the record input person by allowing the record input person to move to the processing of the event that occurred later without ending the event being processed.
[0010]
As a preferred embodiment of the present invention, buttons representing corner kicks are provided at the four corners of the field map type input interface, and the positions of the corner kicks corresponding to the buttons are recorded based on selection instructions of the buttons. By executing the process, it may be possible to easily describe which corner kick when the score has elapsed.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of a game record input device according to an embodiment of the present invention. In FIG. 1, a soccer game
[0012]
Further, the computer
[0013]
The
[0014]
The
[0015]
The
[0016]
The
[0017]
The
[0018]
Next, an outline of processing when a soccer game record is performed by the game
[0019]
(Basic information input) First of all, the writer records the basic information (game name, spine number, position, etc. of the team participating in the tournament) and the game information (match time, whether or not there is an extra game) pre-created and registered in the host computer. (Extended time in some cases, presence / absence of PK battle, etc.) are read via the communication line,
[0020]
(Input of participating members, etc.) Next, the person in charge of recording each game of the tournament activates the game
[0021]
(Game content input) After the game starts, the game
[0022]
(Post-processing) After the match is over, the match
[0023]
By selecting the game record creation key 406 on the
[0024]
Hereinafter, the game content input process after the game is started will be described with a focus on differences from the conventional apparatus. First, a function that can hold an event input will be described. First, the movement of the screen interface will be described, and then one implementation example will be described.
[0025]
FIG. 11 is a foul
[0026]
The object that displays the hold event is displayed at the same position even if the object returns to the base screen. FIG. 8 is a screen in a state in which the event has occurred continuously and the screen has returned to the base screen in a state where the four events are held. The hold
[0027]
A specific implementation example of the event recording means 27 capable of holding such event input, that is, interrupting another event input during the event input will be described below with reference to the flowcharts of FIGS. 9, 10, and 13. . In these flowcharts, a graphical user interface (GUI) can be realized using event-driven software components such as Visual Basic forms (also referred to as forms in the following description). A computer environment is assumed.
[0028]
A form is a software component as described below. In other words, it has display appearance (screen) properties that describe the size and position of I / F components such as buttons and character display boxes placed on it, and is concerned with events input to those I / F components. A software component having an event recognition function for identifying and having a function for calling and executing a corresponding processing routine when each input event occurs. However, the above function does not work when the form is not displayed.
[0029]
In S303, a game record main form F001 that displays the
[0030]
Here, when an object on the game record main form F001 is selected and some screen input occurs, the game record main form F001 detects what the selected object (button) is (S904), and the corresponding processing. Call the routine. For example, when the
[0031]
The initialization process described in the foul recording form F005 is executed. First, the call flag is checked (S700 in FIG. 10). If the call flag is a new event, an event identification number and an occurrence time given from 1 are acquired in the order of event occurrence, and stored in a work memory that is a work storage area (S702). If the call flag is a hold event, the record of the event is copied from the hold event list to the work memory (S704). In the case of a new event, the call flag value is 0, and in the case of a hold event, the event identification number (positive integer) of the hold event is set as the call flag value, which is convenient for the processing of S700 and S704. Thereafter, the process waits for input (S706).
[0032]
Here, when an object on the foul recording form F005, that is, one of the buttons in FIG. 11 is selected, the foul recording form F005 detects what the selected object (button) is. (S708), the corresponding processing routine is called.
[0033]
The operation when there is no event interruption will be described first. In the normal case, the
[0034]
Next, an operation when an interrupt of another event occurs during foul event recording will be described. If the received screen input is one of the event button strings at the bottom of the screen in S708, the contents recorded in the work memory in S729 of FIG. 10, that is, the event identification number, event type, occurrence time, Save other information to an area with an empty hold number in the hold event list. The hold event list is a memory buffer that temporarily records hold event information. The hold event list is composed of nine recording areas, and records the contents input until one hold event is saved in one of the areas. . The interrupted event type is stored in the common variable “interrupt event type record”, the return flag is set to “interrupt” (S731), and the foul recording form F005 is deleted (S733). Then, the game record main form F001 returns to the active state, and the
[0035]
Next, one of the hold event buttons was selected from the state of the screen of FIG. 8 (the screen in which four events were held on hold and the screen returned to the base screen because events occurred continuously). The operation in this case will be described. When any of the
[0036]
In the above description, the relationship between the game record main form F001 and the foul record form F005 is shown. However, it is necessary to prepare an event record form for each button of the
[0037]
Next, the score progress recording process of the game
[0038]
Then, the screen changes to the score progress recording
[0039]
As shown in FIG. 18, the play positions described in the score progress are, for example, right-1, right-2, right-3 in the order of the left side, right side, or center viewed from the attack direction, and the opponent goal. , Right-4 and expressed in 12 sections. The person in charge of recording may select the button at the field position as viewed from the person in charge of recording (main stand side) from 1401 as it is. In the field position button input processing, which team's score is related to the progress input is memorized, so it is automatically recognized whether it is “Right-1” or “Left-4”, and a progress description column 1405 is displayed.
[0040]
In the field
[0041]
An implementation example of the score progress recording process described above will be described with reference to the flowchart of FIG. FIG. 19 is an operation flow of the score progress recording form F002. Steps S600, S602, and S604 are routine processes corresponding to the call flag. In the case of a new event, after step S602, the form F0021 that handles the
[0042]
With the conventional device, when scoring progress, you only have to select from the three buttons "Right", "Left" or "Center", so you can describe in detail whether the position is near or far from the goal. There was no. By using the field
[0043]
FIG. 20 summarizes the relationship between the forms described so far together with the pending event list.
[0044]
As described above, one example (implementation mode) has been described with respect to a function for holding an event and a function for recording the progress of a score in more detail by a field map type I / F, which are improvements from the conventional apparatus. These forms operate on the computer to implement the event recording means 27. However, the present invention is not necessarily limited to the above implementation. For example, the function of allowing interruption of other event entries during event recording may be implemented in a manner different from that described herein. Although the number of events that can be held is nine in this embodiment, it is not limited to nine.
[0045]
The field map type I / F is not limited to the case where the number of sections representing the field position is 12, and may be divided into 15 sections as shown in FIG. 15, for example.
However, if it is too fine, it will be a burden on the recorder, so the limit is 20 sections.
【The invention's effect】
[0046]
Since the competition event record is put on hold and the record of the competition event that occurred later can be interrupted, the burden on the record input person is remarkably reduced compared to the conventional device, and there is no need to forget to correct the record. It was. Further, since the field map type I / F is adopted, the score progress can be described in more detail as compared with the conventional apparatus. Moreover, since it is possible to input the image as it is viewed from the field, it is not a burden on the record input person.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing the overall configuration of a game record input device.
FIG. 2 is an example of a game record output sheet.
FIG. 3 is a schematic flowchart of a game record creation operation by a game record input device.
FIG. 4 is a main menu screen of the game record input device.
FIG. 5 is a base screen during a game.
FIG. 6 is a kick-off setting screen.
FIG. 7 is a base screen just before the game starts.
FIG. 8 is a base screen with a pending event display.
FIG. 9 is a flowchart of a game record creation form.
FIG. 10 is a flowchart of a foul event recording form.
FIG. 11 is a foul event recording screen.
FIG. 12 is a warning / exit event recording screen.
FIG. 13 is a flowchart (part) of a game record creation form.
FIG. 14 is a score progress recording screen.
FIG. 15 is another field division example of a field map type interface.
FIG. 16 is a first screen for score progress input.
FIG. 17 is an example of score progress description.
FIG. 18 is an explanatory diagram of a play position in a field map type interface.
FIG. 19 is a flowchart of a score progress input form.
FIG. 20 is a relationship diagram between forms.
[Explanation of symbols]
10 Game record input device
11 Information storage means
12 Computer body
20 format files
21 Game information file
22 Basic information file
23 Event record file
24 Input section
25 Information read / write processor
26 Basic information input means
27 Event recording means
28 Print control processor
29 Total calculation processing section
30 Communication processing unit
31 Logo mark file
40 Graphic monitor
50 FD etc.
60 Printer
600 kick-off setting window
700 game record base screen
1100 foul event recording screen
1600 score progress record screen
Claims (3)
前記イベント記録手段は、
得点経過入力の際に、フィールドを模したパネルを所定数の区画に区切り、各区画を表すボタンを前記パネル上に配置したフィールドマップ型入力インターフェースと、選手を特定する選手選択ボタンを備えた得点経過入力画面を表示する機能と、前記選手選択ボタンの選択指示に基づいて、得点経過に係わる選手を記録するとともに、前記パネル上のボタンの選択指示に基づいて、得点経過中のイベント発生の位置を、設定された攻撃方向に応じた表記で記録する機能を備えるとともに、
1つの競技イベント記録処理中に、他の競技イベントについての指示があった場合は、前記記録処理中の競技イベントを保留イベントリストに退避して記録処理を中断する機能と、当該中断された競技イベント用のフォームを画面から消去する機能と、前記中断された競技イベント記録処理をアイコン化したイベントボタンを作成して試合記録画面に表示する機能を備えたことを特徴とする試合記録入力装置。Prior to the start of the game, basic information input means for inputting and recording basic information necessary for the game record, event recording means for displaying a game record screen and inputting various competition events occurring during the game as a game record, A game record input device comprising basic information and information storage means for storing the game record,
The event recording means includes
A score provided with a field map type input interface in which a panel simulating a field is divided into a predetermined number of sections and buttons representing each section are arranged on the panel and a player selection button for specifying a player when entering score progress Based on the function of displaying the progress input screen and the selection instruction of the player selection button, the player related to the score progress is recorded, and the position of the event occurrence during the scoring progress based on the button selection instruction on the panel and a function of recording notation corresponding to the set attacking direction Rutotomoni,
If there is an instruction for another competition event during one competition event recording process, the competition event during the recording process is saved to the pending event list and the recording process is interrupted, and the suspended competition A game record input device comprising a function for erasing an event form from the screen and a function for creating an event button that is an icon of the interrupted game event record process and displaying the event button on the game record screen .
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