JP4357360B2 - 表面形状測定方法及び表面形状測定装置 - Google Patents
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Description
図1は、その一例としてマイケルソン型干渉計を用いた位相シフト干渉法の原理を表す図である。すなわち、このような位相シフト干渉法では、光源から照射されて共通の光路Aより入射した照射光をハーフミラー1等を用いて2分岐し、一方を光路Aに沿った光路Bを介して測定対象2の物体表面へ、もう一方を光路Aから方向変換した光路Cを介して参照面3へ向かわせる。このとき、分岐された光は、測定対象2及び参照面3のそれぞれの表面で反射し、元の光路を通って戻る。この反射光をCCD(Charge Coupled Device)カメラなどの2次元撮像装置で観測すると、測定対象2の表面からの反射光と参照面3からの反射光との光路差に応じた干渉画像が現れる。このとき観測される干渉画像の干渉縞強度I(x,y)は、測定対象2の表面からの反射光と参照面3からの反射光との干渉の位相をφ(x,y)、照射光の波長をλとして下記式(1)のように表される。
この2波長位相シフト干渉法では、波長の異なる2つの光源を干渉計に用い、位相シフト干渉法を用いてそれぞれの波長に対応する位相を計測し、2つの位相の関係を用いて計測レンジの拡大を行う。以下、この2波長位相シフト干渉法の光路差計算方法について説明する。
このような表面形状測定方法によれば、2波長位相シフト干渉法における各位置の縞次数の決定において、縞次数の計算に含まれる誤差分布が推定され、その誤差分布から特定した誤差を差し引いて縞次数が求められる。
まず、実施の形態に適用される発明の概要について説明する。
本実施の形態の表面形状測定方法は、上述した2波長位相シフト干渉法における縞次数の計算アルゴリズムを修正して、縞次数を求める過程で縞次数の計算に含まれる誤差分を抽出し、この誤差分を分析することで縞次数の誤りを抑え、これにより、計測精度を改善するものである。下記にこの計算原理を示す。
図6は、本発明の実施の形態の表面形状測定装置の構成例を示す図である。この表面形状測定装置は、光源部10,干渉光学系20,位相シフト機構30,撮像部40,移動ステージ50,及び演算制御部60を備えており、マイケルソン型干渉計として構成されている。
干渉光学系20は、対物レンズ21と、光路分岐用のハーフミラー22と、参照面3を有する参照ミラー23とを備えている。この干渉光学系20は、光源部10からの照射光を一旦分岐させて、測定対象2の物体表面と参照ミラー23の表面(参照面)とのそれぞれで反射させ、戻ってきた両反射光を干渉させる。
移動ステージ50は、測定対象2を載置しており、ステージドライバ51の駆動により移動して、測定対象2の関心のある位置を撮像部40の視野内に入れる。
干渉光学系20に投入された照射光は、対物レンズ21を通ってハーフミラー22で2分岐し、一方を測定対象2に、もう一方を参照ミラー23に向かわせる。それぞれの表面で反射した反射光は、再びハーフミラー22で合流し、対物レンズ21、ハーフミラー71を経て、結像レンズ72で集光されて、撮像部40の撮像面に干渉画像を作る。演算制御部60は、この撮像部40で撮像された干渉画像をデジタル画像として取り込んで解析する。
図8は、測定対象の表面形状測定処理の全体の流れを示すフローチャートである。以下、図8に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS13]光源波長をλaと異なるλbに切り替えて、同様にIb1(x,y)〜Ibk(x,y)を撮像する。
[ステップS15]それぞれの波長に対する各位置の位相φa(x,y),φb(x,y)から、波長λaに対する各位置の縞次数ma(x,y)を決定する。なお、この縞次数ma(x,y)の演算処理については後述する。
ここでは、2つの波長λa,λbに対する視野内の各位置のそれぞれの位相φa(x,y),φb(x,y)からλaに対する各位置の縞次数ma(x,y)を決定する。以下、図9に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS23]視野内の一定範囲で、縞次数の誤差分に相当する値E(x,y)を下記式(23)に従って求める。
[ステップS26]このピーク値mpを各位置でma'(x,y)から差し引いた値にもっとも近い整数、つまり下記式(27)により得られる整数を各位置での縞次数ma(x,y)とする。
なお、E(x,y)の分布を求める範囲は、誤差傾向が反映されるデータ数が確保できる範囲が望ましい。ただし、視野内の全ての位置で光路差が上記式(12)の範囲内に収まることを保証できれば、視野全体を範囲としもよい。
[ステップS31]視野内の各位置で、2つの波長に対する位相φa(x,y),φb(x,y)から、式(16)〜(18)に従って、波長λaの各位置における縞次数に相当する値を非整数ma'(x,y)として求める。
[ステップS34]すでに折り返し数の定まった領域Riに隣接する領域Rjの折り返し数を定める。RiからRjの隣接位置において、ma'(x,y)が正から負へ変化した場合、Rjの折り返し数は、Riの折り返し数に1を加え、ma'(x,y)が負から正へ変化した場合、Rjの折り返し数は、Riの折り返し数に−1を加える。
[ステップS36]領域Rmにおいて、図9で説明した手順と同様な方法で、誤差分布のピーク値mpを計算する。
なお、M(x,y)が0以外の場合、式(16)〜(18)によって算出される値は、折り返しによって、M(x,y)・λb/Δλだけ小さく求められているので、式(27)に相当する整数化の前にこの値を加えておく必要がある。
前記光源部により第1の波長を有する光波を照射することにより得られた複数の干渉画像から、前記第1の波長に対する干渉画像中の各位置に対応する位相を第1の位相画像として算出する第1位相画像算出工程と、
前記光源部により前記第1の波長と異なる第2の波長を有する光波を照射することにより得られた複数の干渉画像から、前記第2の波長に対する干渉画像中の各位置に対応する位相を第2の位相画像として算出する第2位相画像算出工程と、
前記第1の位相画像及び前記第2の位相画像のそれぞれの位相画像内の対応する各位置において、前記第1の波長及び前記第2の波長の一方に対応した縞次数を計算し、その結果得られた非整数値を縞次数に相当する値とする縞次数相当値算出工程と、
前記位相画像内の特定領域の前記縞次数に相当する値から、縞次数の計算に含まれる誤差分布を推定し、前記誤差分布から前記各位置の縞次数の計算に含まれる誤差を特定し、前記縞次数に相当する値から前記誤差を差し引いて前記非整数値を整数化し、前記一方の波長に対する前記位相画像内の各位置の縞次数として求める縞次数演算工程と、
前記各位置の縞次数と対応する波長の位相から、前記位相画像内の各位置の高さを演算して前記物体表面の形状を算出する形状算出工程と、
を備えたことを特徴とする表面形状測定方法。
前記非整数値の小数部を算出する工程と、
前記位相画像の特定領域の前記各小数部のヒストグラムを算出する工程と、
算出された前記ヒストグラムのピーク位置を求める工程と、
前記ピーク位置の値を前記誤差として特定し、前記位相画像の各位置の前記非整数値から前記誤差を減じた値で前記非整数値を置き換える工程と、
前記位相画像の各位置の前記置き換えられた非整数値に最も近い整数を、対応する位置の縞次数として算出する工程と、
を備えたことを特徴とする付記1記載の表面形状測定方法。
前記位相画像内に設定された各画素において、隣接した画素間における前記非整数の変化量を算出する工程と、
前記変化量が一定の値を超えない領域ごとにラベリングする工程と、
前記ラベリングされた各領域のうち、面積が最大となる領域を前記特定領域とする工程と、
を備えたことを特徴とする付記1記載の表面形状測定方法。
前記位相画像内に設定された各画素において、隣接した画素間における前記非整数の変化量を算出する工程と、
前記変化量が一定の値を超えない領域ごとにラベリングする工程と、
前記ラベリングされた各領域のうち、平均のコントラストが最大となる領域を前記特定領域とする工程と、
を備えたことを特徴とする付記1記載の表面形状測定方法。
前記光源部からの照射光を分岐させて、測定対象となる物体表面及び予め設置された参照面でそれぞれ反射させ、両反射光を干渉させる干渉光学系と、
前記両反射光の光路差を所定の位相差分シフトさせて調整可能な位相シフト機構と、
前記両反射光の干渉画像を撮像して取得する撮像部と、
前記位相シフト機構を駆動制御するとともに、前記撮像部で取得された干渉画像を用いて前記物体表面の形状を演算する演算制御部と、
を備え、前記物体表面の形状を測定する表面形状測定装置において、
前記演算制御部は、
前記光源部により第1の波長を有する光波を照射することにより得られた複数の干渉画像から、前記第1の波長に対する干渉画像中の各位置に対応する位相を第1の位相画像として算出する第1位相画像算出手段と、
前記光源部により前記第1の波長と異なる第2の波長を有する光波を照射することにより得られた複数の干渉画像から、前記第2の波長に対する干渉画像中の各位置に対応する位相を第2の位相画像として算出する第2位相画像算出手段と、
前記第1の位相画像及び前記第2の位相画像のそれぞれの位相画像内の対応する各位置において、前記第1の波長及び前記第2の波長の一方に対応した縞次数を計算し、その結果得られた非整数値を縞次数に相当する値とする縞次数相当値算出手段と、
前記位相画像内の特定領域の前記縞次数に相当する値から、縞次数の計算に含まれる誤差分布を推定し、前記誤差分布から前記各位置の縞次数の計算に含まれる誤差を特定し、前記縞次数に相当する値から前記誤差を差し引いて前記非整数値を整数化し、前記一方の波長に対する前記位相画像内の各位置の縞次数として求める縞次数演算手段と、
前記各位置の縞次数と対応する波長の位相から、前記位相画像内の各位置の高さを演算して前記物体表面の形状を算出する形状算出手段と、
を備えたことを特徴とする表面形状測定装置。
コンピュータを、
前記光源部により第1の波長を有する光波を照射することにより得られた複数の干渉画像から、前記第1の波長に対する干渉画像中の各位置に対応する位相を第1の位相画像として算出する第1位相画像算出手段、
前記光源部により前記第1の波長と異なる第2の波長を有する光波を照射することにより得られた複数の干渉画像から、前記第2の波長に対する干渉画像中の各位置に対応する位相を第2の位相画像として算出する第2位相画像算出手段、
前記第1の位相画像及び前記第2の位相画像のそれぞれの位相画像内の対応する各位置において、前記第1の波長及び前記第2の波長の一方に対応した縞次数を計算し、その結果得られた非整数値を縞次数に相当する値とする縞次数相当値算出手段、
前記位相画像内の特定領域の前記縞次数に相当する値から、前記縞次数の計算に含まれる誤差分布を推定し、前記誤差分布から前記各位置の縞次数の計算に含まれる誤差を特定し、前記縞次数に相当する値から前記誤差を差し引いて前記非整数値を整数化し、前記一方の波長に対する前記位相画像内の各位置の縞次数として求める縞次数演算手段、
前記各位置の縞次数と対応する波長の位相から、前記位相画像内の各位置の高さを演算して前記物体表面の形状を算出する形状算出手段、
として機能させることを特徴とする表面形状測定プログラム。
コンピュータを、
前記光源部により第1の波長を有する光波を照射することにより得られた複数の干渉画像から、前記第1の波長に対する干渉画像中の各位置に対応する位相を第1の位相画像として算出する第1位相画像算出手段、
前記光源部により前記第1の波長と異なる第2の波長を有する光波を照射することにより得られた複数の干渉画像から、前記第2の波長に対する干渉画像中の各位置に対応する位相を第2の位相画像として算出する第2位相画像算出手段、
前記第1の位相画像及び前記第2の位相画像のそれぞれの位相画像内の対応する各位置において、前記第1の波長及び前記第2の波長の一方に対応した縞次数を計算し、その結果得られた非整数値を縞次数に相当する値とする縞次数相当値算出手段、
前記位相画像内の特定領域の前記縞次数に相当する値から、前記縞次数の計算に含まれる誤差分布を推定し、前記誤差分布から前記各位置の縞次数の計算に含まれる誤差を特定し、前記縞次数に相当する値から前記誤差を差し引いて前記非整数値を整数化し、前記一方の波長に対する前記位相画像内の各位置の縞次数として求める縞次数演算手段、
前記各位置の縞次数と対応する波長の位相から、前記位相画像内の各位置の高さを演算して前記物体表面の形状を算出する形状算出手段、
として機能させることを特徴とする表面形状測定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
3 参照面
10 光源部
20 干渉光学系
30 位相シフト機構
40 撮像部
50 移動ステージ
60 演算制御部
Claims (5)
- 中心波長が異なる複数の光波を切り替えて照射可能な光源部と、前記光源部からの照射光を分岐させて、測定対象となる物体表面及び予め設置された参照面でそれぞれ反射させ、両反射光を干渉させる干渉光学系と、前記両反射光の光路差を所定の位相差分シフトさせて調整可能な位相シフト機構と、前記両反射光の干渉画像を撮像して取得する撮像部とを備えた測定装置を用いて、前記物体表面の形状を測定する表面形状測定方法において、
前記光源部により第1の波長を有する光波を照射することにより得られた複数の干渉画像から、前記第1の波長に対する干渉画像中の各位置に対応する位相を第1の位相画像として算出する第1位相画像算出工程と、
前記光源部により前記第1の波長と異なる第2の波長を有する光波を照射することにより得られた複数の干渉画像から、前記第2の波長に対する干渉画像中の各位置に対応する位相を第2の位相画像として算出する第2位相画像算出工程と、
前記第1の位相画像及び前記第2の位相画像の同一位置の位相を用いて、位相画像の各位置において、前記第1の波長及び前記第2の波長のいずれか一方に対応した縞次数を計算し、その結果得られた非整数値を縞次数相当値とする縞次数相当値算出工程と、
位相画像の特定領域の前記縞次数相当値から、前記縞次数の計算に含まれる誤差分布を推定し、前記誤差分布から前記縞次数の計算に含まれる誤差を特定し、位相画像の各位置において、前記縞次数相当値から前記誤差を差し引いた値を整数化し、前記縞次数相当値算出工程で選択された波長に対応した縞次数として求める縞次数演算工程と、
位相画像の各位置において、前記縞次数相当値算出工程で選択された波長に対応した位相画像の位相と前記縞次数演算工程で求められた縞次数とから、測定対象となる物体表面及び予め設置された参照面で反射された両反射光の光路差を演算し、前記物体表面の形状を算出する形状算出工程と、
を備えたことを特徴とする表面形状測定方法。 - 前記縞次数演算工程は、
前記非整数値の小数部を算出する工程と、
位相画像の特定領域について、前記小数部のヒストグラムを算出する工程と、
算出された前記ヒストグラムのピーク位置を求める工程と、
前記ピーク位置の値を前記誤差として特定し、位相画像の各位置において求められた前記各非整数値から前記誤差を減じて、前記各非整数値を置き換える工程と、
前記置き換えられた非整数値に最も近い整数を、前記各位置の縞次数として算出する工程と、
を備えたことを特徴とする請求項1記載の表面形状測定方法。 - 前記縞次数演算工程は、位相画像の特定領域を決定する方法として、
位相画像の各位置において、前記各位置に隣接した位置で求められた前記非整数値に対する前記各位置で求められた前記非整数値の変化量を算出する工程と、
前記変化量が一定の値を超えない領域ごとにラベリングする工程と、
前記ラベリングされた各領域のうち、面積が最大となる領域を前記特定領域とする工程と、
を備えたことを特徴とする請求項1記載の表面形状測定方法。 - 前記縞次数演算工程は、位相画像の特定領域を決定する方法として、
位相画像の各位置において、前記各位置に隣接した位置で求められた前記非整数値に対する前記各位置で求められた前記非整数値の変化量を算出する工程と、
前記変化量が一定の値を超えない領域ごとにラベリングする工程と、
前記ラベリングされた領域毎にコントラストの平均値を求め、前記コントラストの平均値が最大となる領域を前記特定領域とする工程と、
を備えたことを特徴とする請求項1記載の表面形状測定方法。 - 中心波長が異なる複数の光波を切り替えて照射可能な光源部と、
前記光源部からの照射光を分岐させて、測定対象となる物体表面及び予め設置された参照面でそれぞれ反射させ、両反射光を干渉させる干渉光学系と、
前記両反射光の光路差を所定の位相差分シフトさせて調整可能な位相シフト機構と、
前記両反射光の干渉画像を撮像して取得する撮像部と、
前記位相シフト機構を駆動制御するとともに、前記撮像部で取得された干渉画像を用いて前記物体表面の形状を演算する演算制御部と、
を備え、前記物体表面の形状を測定する表面形状測定装置において、
前記演算制御部は、
前記光源部により第1の波長を有する光波を照射することにより得られた複数の干渉画像から、前記第1の波長に対する干渉画像中の各位置に対応する位相を第1の位相画像として算出する第1位相画像算出手段と、
前記光源部により前記第1の波長と異なる第2の波長を有する光波を照射することにより得られた複数の干渉画像から、前記第2の波長に対する干渉画像中の各位置に対応する位相を第2の位相画像として算出する第2位相画像算出手段と、
前記第1の位相画像及び前記第2の位相画像の同一位置の位相を用いて、位相画像の各位置において、前記第1の波長及び前記第2の波長のいずれか一方に対応した縞次数を計算し、その結果得られた非整数値を縞次数相当値とする縞次数相当値算出手段と、
位相画像の特定領域の前記縞次数相当値から、前記縞次数の計算に含まれる誤差分布を推定し、前記誤差分布から前記縞次数の計算に含まれる誤差を特定し、位相画像の各位置において、前記縞次数相当値から前記誤差を差し引いた値を整数化し、前記縞次数相当値算出手段で選択された波長に対応した縞次数として求める縞次数演算手段と、
位相画像の各位置において、前記縞次数相当値算出手段で選択された波長に対応した位相画像の位相と前記縞次数演算手段で求められた縞次数とから、測定対象となる物体表面及び予め設置された参照面で反射された両反射光の光路差を演算し、前記物体表面の形状を算出する形状算出手段と、
を備えたことを特徴とする表面形状測定装置。
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