JP4357139B2 - 外科用操作ハンドル構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、外科治療において使用される外科用器具などに用いられ、操作者が操作するための外科用操作ハンドル構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、内視鏡手術において、腹部に小さな切開を施し、その切開口に体内と体外とのガイドとなる細長いチューブやカニューレなどの医療用具を挿入し、それらを通して外科用器具を挿通させ、この外科用器具によって、例えば、体内の気管、血管、ダクト、それ以外の身体組織にクリップを付与したり、または、切断及び縫合を行ったりすることが行われている。
【0003】
例えば、クリップを付与する外科用器具として、特開平10−118083号公報に記載されたものが知られており、この公報に記載された外科用クリップ付与装置では、ハンドル構造として、固定ハンドル部を有するハウジング部に揺動自在に可動ハンドルが取り付けられ、該可動ハンドルの上端部がハウジング部内で所定方向に移動自在に配設された押込プレートに係合され、ハウジング部から突出した該可動ハンドルの下端部が、前記固定ハンドルに対して接近・離反することにより押込プレートが移動して作動するようになっている。そして、押込プレートには、ラチェット歯が形成されたラックが設けられており、該ラチェット歯に噛み合う爪がハウジング部に軸着されている。そして、スプリングが常時、爪をラックのラチェット歯に噛み合うように付勢している。ラックのラチェット歯は、実質的な鉛直部と実質的な傾斜部とを有する形状となっており、これにより、押込プレートの後退移動を阻止することができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構造では、スプリングを要し、部品点数が多くなり、製造コストが高くなるという問題がある。
【0005】
また、ラックのラチェット歯は、実質的な鉛直部と実質的な傾斜部とを有する形状となっており、これにより、押込プレートの前進時、後退運動を阻止することはできるが、押込プレートの後退時、前進運動を確実に阻止することはできないという問題がある。
【0006】
本発明は、かかる従来の課題に鑑みなされたもので、部品点数を減少させて、その構成を簡単にして、製造コストを低減することができる外科用操作ハンドル構造を提供することをその目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、請求項1記載の発明は、握り部を有するグリップケースに揺動自在にトリガが取り付けられ、該トリガの上端部がグリップケース内で所定方向に往復動自在に配設されたプッシュバーに係合され、グリップケースから突出した該トリガの下端部が、前記握り部に対して接近・離反することによりプッシュバーが往復動して作動するようになった外科用操作ハンドル構造において、
プッシュバーには、その移動方向に沿ってラチェット歯が形成されており、グリップケース内にはラチェット部材が配設されて、該ラチェット部材の頭部中央部がグリップケースに軸着されており、該ラチェット部材の頭部の先端は山形形状をなして、その両斜面にそれぞれプッシュバーのラチェット歯に噛み合うラチェット歯が形成されており、ラチェット部材にはさらにその頭部から反先端方向に伸びる板バネ部が形成されて、該グリップケースには、前記軸着部を中心としたラチェット部材の板バネ部の回動範囲を規制する規制部が形成されていることを特徴とする。
【0008】
トリガを握り部に接近させるように揺動させると、トリガに係合したプッシュバーがある方向に移動する。このプッシュバーの移動に伴い、プッシュバーのラチェット歯が移動すると、ラチェット部材のラチェット歯の頭部が、枢着点を中心として回転して、その頭部先端がプッシュバーの移動方向へと傾き、頭部先端の両斜面の一方に形成されたラチェット歯がプッシュバーのラチェット歯に噛み合う。このとき、板バネ部の回動範囲が規制部によって規制されているために、板バネ部が曲がり、板バネ部によって頭部先端のラチェット歯は、プッシュバーのラチェット歯に噛み合う方向に付勢される。この状態でトリガに加えた力を離しても、ラチェット部材の頭部は、プッシュバーの移動中の方向と反対方向への移動を許容するように逃げることができないために、このようなプッシュバーの反対方向への移動は禁止される。こうして、プッシュバーは、そのラチェット歯がラチェット部材のラチェット歯を完全に通過するまで、移動中の方向にのみ移動する。
【0009】
次に、プッシュバーが前記移動方向と反対方向に移動すると、ラチェット部材の頭部が先と反対方向に回転して、その頭部先端がプッシュバーの移動方向へと傾き、頭部先端の両斜面の他方に形成されたラチェット歯がプッシュバーのラチェット歯に噛み合う。これにより、先と同様の作用によって、ラチェット部材の頭部は、プッシュバーの移動中の方向と反対方向への移動を許容するように逃げることができないために、プッシュバーの反対方向への移動は禁止される。こうして、プッシュバーは、そのラチェット歯がラチェット部材のラチェット歯を完全に通過するまで、移動中の方向にのみ移動する。こうして、スプリングを要することなく、ラチェット部材のみで、プッシュバーの移動方向を規制することができ、部品点数を減少させて、製造コストを低減させることができる。
【0010】
請求項2記載の発明は、前記プッシュバーに形成されたラチェット歯は、直角二等辺三角形の輪郭をなしており、ラチェット部材の頭部の先端の両斜面にそれぞれ形成されたラチェット歯も直角二等辺三角形の輪郭をなすことを特徴とする。
【0011】
こうして、プッシュバーの往復動のいずれの方向の移動に対しても、ラチェット部材が同様に作用することができ、プッシュバーがいずれの方向に移動中の場合でも、ラチェット部材が、その移動中の方向と反対の方向へのプッシュバーの移動を確実に禁止させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。尚、以下の実施形態は本発明を限定するものではない。
【0013】
図1は本発明に係る外科用操作ハンドル構造を使用した外科用器具としてのクリップ付与装置の全体斜視図である。この外科用クリップ付与装置10は、全体として、ハンドル部12と、ハンドル部12から先端側に延びるシャフト部14と、シャフト部14の先端部近傍に配置されるジョー18とを有している。シャフト部14内には、複数のクリップが収容されており、さらに、ハンドル部12の操作に応じて軸方向に移動可能となったプッシュロッドと、プッシュロッドに連結され、ジョー18のジョー要素を近接位置に移動させるためのジョー閉鎖部材と、ジョー18のジョー要素間にクリップを1個ずつ順番に供給するクリップ供給機構とが収容される。
【0014】
図1に示したように、ハンドル部12は、グリップ右ケース121とグリップ左ケース122とを有しており、これらのグリップ右ケース121とグリップ左ケース122とで、グリップケース124を構成して、その内部にケース内部空間を画成している。グリップケース124には、操作者が握るのに適した握り部124aが形成される。図2に示したように、ケース内部空間には、トリガ123が軸着されており、トリガ123のピン貫通孔123aをグリップケース124のケース内部空間に突設されたピン124bが貫通している。トリガ123の下端部は、グリップケース124から突出して、握り部124aに対して接近・離反可能に揺動運動するようになっている。握り部124aを握った操作者は、トリガ123を引く操作によって、クリップをジョー18にセットし、クリップを締付けて、身体組織の所望部位に付与する一連の動作を行うことができる。
【0015】
図2に示したように、トリガ123の上端部は、前記シャフト部14と同一線上に配置されるプッシュバー126に形成された突起126aに係合している。プッシュバー126は、ケース内部空間において、シャフト部14の軸方向に往復動可能に配設されており、トリガ123の揺動運動が、プッシュバー126のシャフト部14軸方向の移動に変換される。図3に示したように、プッシュバー126の後端部には、下方に膨出した部分が形成されており、この膨出部分の下面にラチェット歯126bが形成されている。このラチェット歯126bの各歯は、直角二等辺三角形の輪郭をしている。ラチェット歯126bが形成された膨出部分の前側と後側は、逃げ部126c、126dとなっている。プッシュバー126の先端部は軸部126eが伸びており、軸部126eの先端には、プッシュロッドの後端と相対回転可能に連結する受部126fが形成されている。
【0016】
さらに、ケース内部空間には、ラチェット部材128が軸着されている。即ち、ラチェット部材128は、その頭部の中央部にピン貫通孔128aが形成されており、該ピン貫通孔128aをグリップケース124のケース内部空間に突設されたピン124cが貫通している。そして、そのラチェット部材128の頭部の先端は、図4に示したように、山形状に形成されて、その山形の両斜面にそれぞれラチェット歯128b、128cが形成されている。これらのラチェット歯128b、128cは、前記プッシュバー126のラチェット歯126bと噛合い可能となるべく、直角二等辺三角形の輪郭をしている。ラチェット部材128の頭部からは、反先端方向に可撓性を有する薄板状の板バネ部128dが形成されている。ラチェット部材128の板バネ部128dは、グリップケース124のケース内部空間に形成されたゲート(規制部)124d内を通過しており、このゲート124d内に板バネ部128dが存在する範囲で、ラチェット部材128は前記ピン124cを中心として回動可能となっている。ゲート124dは、ラチェット部材128がプッシュバー126に対して垂直となった中立位置にあるときに、板バネ部128dが中間位置を通過するように、ラチェット部材128に対して左右対称に形成される(図2はやや斜めから見た図となっているため非対称に見えている)。
【0017】
グリップケース124の先端口には、回転コマ130が回転可能に配設される。回転コマ130は、図5に示すように、ケース内部空間に配置される基部130aを有している。
【0018】
前記プッシュバー126の軸部126eの外周には、リターンスプリング132が巻回されており、リターンスプリング132の先端は、前記回転コマ130の内部に形成された段部130d(図5(b))に当接している。また、リターンスプリング132の後端は、プッシュバー126の段部126gに当接しており、プッシュバー126は、リターンスプリング132によって、常時後退する方向に付勢されている。また、前記プッシュバー126の受部126f及び軸部126eの先端は、プッシュバー126をリターンスプリング132の付勢力に抗して前進させると、前記回転コマ130を挿通してハンドル部12から突出可能となっている。
【0019】
また、回転コマ130の基部130aよりも先端側には、ネジ部130cが形成される。
【0020】
シャフト部14は、回転ノブ142とガイドパイプ144から構成される。回転コマ130のネジ部130cに、回転ノブ142の内周面に形成されたネジ部142bが螺合される。また、ガイドパイプ144の後端に形成された鍔部144aが、回転コマ130の先端面と、回転ノブ142の内周面に形成された段部142aとの間に挟着される。これで、回転ノブ142、ガイドパイプ144及び回転コマ130は一体的に結合され、操作者が、回転ノブ142を回転することにより、ガイドパイプ144及び回転コマ130が一体に回転し、ガイドパイプ144内に配設される部品も一体に回転する。よって、操作者がクリップを付与する向きを回転させたい場合には、回転ノブ142を回転することにより、適宜調整することができる。
【0021】
プッシュバー126の受部126fは、シャフト部14内を伸びるプッシュロッドに連結される。プッシュロッドには、クリップ供給機構の一部の部品である係止部材が連結されており、該係止部材は、前記ジョー18のジョー要素間にクリップを押し出すクリップキャリーに係止されている。また、プッシュロッドの前端には、ジョー18のジョー要素同士を閉鎖するジョー閉鎖部材が連結されている。クリップ付与の一連の動作は、プッシュロッドが前進すると、プッシュロッドの前進と共にクリップ供給機構が作動し始め、ジョー18の一対のジョー要素の間にクリップを押し込み、さらにプッシュロッドの前進により、係止部材がクリップキャリーからの係止が外れてクリップキャリーが後退し、一方、さらに、ジョー閉鎖部材が前進して一対のジョー要素を接近位置へと移動させるので、クリップが締付けられて、クリップが所望の身体組織に付与され、その後、プッシュロッドが後退すると、係止部材がプッシュロッドと共に後退して、クリップキャリーに再び係止する、という流れで行われる。
【0022】
以上のように構成されるハンドル部12の作用を説明する。操作者が前記握り部124aを握り、トリガ123を引いて握り部124aに接近させると、トリガ123の上端がプッシュバー126の突起126aに係合していることから、プッシュバー126は前進、即ち、シャフト部14の方へと移動する。これにより、ラチェット部材128の先端頭部は、プッシュバー126のラチェット歯126bに当たり、図6に示すように、その先端頭部が前側、即ちシャフト部14側へと押し倒されるようにピン124cを中心として回転する。そして、ラチェット歯128bがプッシュバー126のラチェット歯126bと噛合う。同時に、板バネ部128dはゲート124dの図6中右端にある柱に当たりつつ、図6中、右に凸となるように曲げられる。この板バネ部128dのバネ力によって、ラチェット部材128の先端頭部は、プッシュバー126のラチェット歯126bの方へ押し付けられ、特に図6の右上方へと押し付けられる。プッシュバー126の前進を続けると、ラチェット部材128の先端頭部が、図6の右上方と左下方との間を揺動して、そのラチェット歯128bがラチェット歯126bから適宜逃げながら、ラチェット歯126bに対して相対移動する。トリガ123の揺動運動を停止して、プッシュバー126の前進運動が停止すると、ラチェット部材128の先端頭部が右上方に向けてラチェット歯126bの方へと押圧されて、ラチェット歯128bとラチェット歯126bとの間の噛み合いが確保され、プッシュバー126の停止が保持される。このとき、プッシュバー126には、リターンスプリング132の付勢力によって、プッシュバー126を後退させようとする力が作用するが、ラチェット歯128bとラチェット歯126bとが噛み合っており、ラチェット歯128bは、プッシュバー126の後退を許容する方向に逃げることができないために、プッシュバー126の後退は禁止される。
【0023】
トリガ123をさらに引いて、プッシュバー126がさらに前進すると、図7に示すように、ラチェット部材128のラチェット歯128bとプッシュバー126のラチェット歯126bとの噛み合いがはずれ、ラチェット部材128の先端頭部は、逃げ部126dの所に入る。こうして、プッシュバー126は、ラチェット部材128から解放される。ラチェット部材128は直線に戻る。
【0024】
トリガ123への力を解除すると、リターンスプリング132の付勢力によって、プッシュバー126は後退する。このとき、ラチェット部材128の先端頭部は、プッシュバー126のラチェット歯126bに当たり、図8に示すように、その先端頭部が後側、即ち反シャフト14側へと押し倒されるようにピン124cを中心として回転する。そして、ラチェット歯128cがプッシュバー126のラチェット歯126bと噛合う。同時に板バネ部128dはゲート124dの図8中左端にある柱に当たりつつ、図8中、左に凸となるように曲げられる。この板バネ部128dのバネ力によって、ラチェット部材128の先端頭部は、プッシュバー126のラチェット歯126bの方へ押し付けられ、特に図8の左上方へと押し付けられる。プッシュバー126の後退を続けると、ラチェット部材128の先端頭部が、図8の左上方と右下方との間を揺動して、そのラチェット歯128cがラチェット歯126bから適宜逃げながら、ラチェット歯126bに対して相対移動する。仮に、図8のような途中状態で、再びトリガ123を引いて、プッシュバー126を前進させようとすると、ラチェット歯128cとラチェット歯126bとが噛み合っており、ラチェット歯128cは、プッシュバー126の前進を許容する方向に逃げることができないために、プッシュバー126の前進は禁止される。
【0025】
そして、プッシュバー126がさらに後退すると、図2の状態に戻り、ラチェット部材128のラチェット歯128cとプッシュバー126のラチェット歯126bとの噛み合いがはずれ、ラチェット部材128の先端頭部は、逃げ部126cの所に入る。こうして、プッシュバー126は、ラチェット部材128から解放される。
【0026】
以上のプッシュバー126とラチェット部材128との作用によって、トリガ123の完全な引き動作と完全な解除動作とからなる一サイクルの動作が確実に行われるようにし、中途半端な動作は阻止し、一連のクリップの付与と次のクリップの準備とが確実に行われるようにしている。
【0027】
このハンドル部12においては、ラチェット部材128自身が板バネ部128dを備えているために、別途のバネ部材を省略することができて、部品点数を低減させることができる。
【0028】
尚、この実施形態のハンドル部12は、リターンスプリング132を除き、すべてプラスチック製となっており、使用後は、リターンスプリング132を取り除くことで、分別処分が可能となっている。
【0029】
以上の実施形態では、クリップ付与装置を例にとって説明したが、これに限るものではなく、例えば、自動縫合器や特定の鉗子などにも使用することができる。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、スプリングを要することなく、ラチェット部材のみで、プッシュバーの移動方向を規制することができるので、部品点数を減少させて、製造コストを低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の外科用操作ハンドル構造を使用した外科用器具としてのクリップ付与装置の全体斜視図である。
【図2】ハンドル部のグリップ左ケースを取り除いて見た内部構成を表す図である。
【図3】ハンドル部のプッシュバーの側面図である。
【図4】ハンドル部のラチェット部材の側面図である。
【図5】ハンドル部の回転コマの(a)は斜視図、(b)は半縦断面図である。
【図6】(a)はハンドル部のグリップ左ケースを取り除いて見たトリガを引いている途中の内部構成を表す図であり、(b)はプッシュバーのラチェット歯とラチェット部材のラチェット歯の拡大図である。
【図7】ハンドル部のグリップ左ケースを取り除いて見たトリガを完全に引いた状態を表す内部構成を表す図である。
【図8】(a)はハンドル部のグリップ左ケースを取り除いて見たトリガを戻す途中の内部構成を表す図であり、(b)はプッシュバーのラチェット歯とラチェット部材のラチェット歯の拡大図である。
【図9】回転コマと、シャフト部の縦断面図である。
【符号の説明】
12 ハンドル部
14 シャフト部
123 トリガ
124 グリップケース
124a 握り部
124d ゲート(規制部)
126 プッシュバー
126b ラチェット歯
128 ラチェット部材
128b、128c ラチェット歯
128d 板バネ部

Claims (2)

  1. 握り部を有するグリップケースに揺動自在にトリガが取り付けられ、該トリガの上端部がグリップケース内で所定方向に往復動自在に配設されたプッシュバーに係合され、グリップケースから突出した該トリガの下端部が、前記握り部に対して接近・離反することによりプッシュバーが前記所定方向に往復動して作動するようになった外科用操作ハンドル構造において、
    プッシュバーには、その移動方向に沿ってラチェット歯が形成されており、グリップケース内にはラチェット部材が配設されて、該ラチェット部材の頭部中央部がグリップケースに軸着されており、該ラチェット部材の頭部の先端は山形形状をなして、その両斜面にそれぞれプッシュバーのラチェット歯に噛み合うラチェット歯が形成されており、ラチェット部材にはさらにその頭部から反先端方向に伸びる板バネ部が形成されて、該グリップケースには、前記軸着部を中心としたラチェット部材の板バネ部の回動範囲を規制する規制部が形成されていることを特徴とする外科用操作ハンドル構造。
  2. 前記プッシュバーに形成されたラチェット歯は、直角二等辺三角形の輪郭をなしており、ラチェット部材の頭部の先端の両斜面にそれぞれ形成されたラチェット歯も直角二等辺三角形の輪郭をなすことを特徴とする請求項1記載の外科用操作ハンドル構造。
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