JP4356684B2 - 船舶の電気推進装置 - Google Patents

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本発明は、船内に設けた電源から電動機と船内負荷に電力を供給し、この電動機により船舶のプロペラを駆動する船舶の電気推進装置に関する。
船舶の電気推進装置としては、以下に示す特許文献1や特許文献2がある。
特許文献1に開示されている船舶の電気推進装置(以下第1の従来例という)を図6を参照して説明する。
図6に示すように、1は原動機、2はガバナ、3は発電機、4は電動機、5は可変ピッチプロペラ、6は船内負荷、15は速度指令発生器、17は周波数検出器、33はピッチ制御器、34はピッチ信号出力器、35は推進力調節レバーである。
図6に示すように、原動機1により発電機3を駆動して発電する。発電機3は発電した電力を電動機4と船内負荷6に供給する。原動機1はガバナ2により回転速度を制御される。可変ピッチプロペラ5は船の推進用であり、電動機4が可変ピッチプロペラ5を駆動して船の推進力を得る。
周波数検出器17は発電機3の出力周波数を検出し、速度指令発生器15に出力する。速度指令発生器15は発電機3の出力周波数が定格周波数となるように、ガバナ2に対して原動機速度指令を出力する。
推進力調節レバー35は船の推進力を増減させるためのもので、推進力指令を出力する。この推進力指令に対応してピッチ信号出力器34からピッチ信号が出力される。このピッチ信号をピッチ制御器33で受けて可変ピッチプロペラ5のピッチを制御する。可変ピッチプロペラ5のピッチを変化させることにより、船の推進力を増減することができ、船を加速/減速することができる。
また、特許文献2に開示されている可変速方式の船舶の電気推進装置(以下第2の従来例という)を図7を参照して説明する。
図7に示す第2の従来例の構成と、図6の第1の従来例の構成の違いは、発電機3の出力側にコンバータ7とインバータ8とコンデンサ10を備えると共に、電動機4の出力側にピッチ制御器33と可変ピッチプロペラ5とを設け、このピッチ制御器33とピッチ信号出力器34の代りに固定ピッチプロペラ9と電動機速度指令出力器36を備えたことである。
図7に示すように、第2の従来例では発電機3の出力する交流電力をコンバータ7で一旦直流電力に変換する。コンデンサ10はコンバータ7の出力する直流電力の電圧を平滑化する。インバータ8は平滑化された直流電力を交流電力に変換し、電動機4を駆動する。
電動機4には固定ピッチプロペラ9が接続されている。電動機速度指令出力器36は推進力調節レバー35より推進力指令を入力して電動機速度指令をインバータ8に出力する。インバータ8は電動機速度指令に応じて、電動機4に出力する交流電力の電圧・周波数を変換させる。電動機4の回転速度が変化することで船の推進力を増減することができる。
次に、従来の船舶の電気推進装置である図6の第1の従来例と図7の第2の従来例を比較すると、第1の従来例ではコンバータとインバータがないため構成が簡単で安価となる長所があり、第2の従来例では推進力を下げる時にはインバータを可変速運転することによりプロペラの回転速度を下げ、プロペラ損失を減らすことができるので、推進効率が良くなる長所がある。しかし、その反面、第1の従来例では推進力を下げる時も同じプロペラ回転速度で運転するため推進効率が悪くなる欠点があり、また、第2の従来例では船の推進力の電動機4に対応した容量のコンバータとインバータが必要となるので設備が高価となる欠点がある。
図8は船体の推進力と船の推進に必要な電動機出力との関係の一例を示す図である。第1の従来例と第2の従来例で必要な電動機出力を比較すると、推進力がF1以上の時に必要な電動機出力はほぼ同じであるが、第1の従来例では推進力が小さい領域において第2の従来例に比べて大きな電動機出力が必要となる。通常、船舶は常に最大推進力で航行するのではなく、最大推進力より小さい推進力で航行する場合が多いので、第1の従来例では推進効率の平均は悪化することになる。
特開2004−17805号公報 特開2005−176475号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その課題は、プロペラ及び発電機の損失が少なくて済み、推進効率を向上させることができ、かつ安価な船舶の電気推進装置を提供することである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、船舶の推進力指令を出力する推進力調節手段と、船舶に推進力を与える可変ピッチプロペラと、前記可変ピッチプロペラのピッチを調整するピッチ制御器と、前記推進力指令を入力して前記ピッチ制御器にピッチ信号を出力するピッチ信号出力器と、前記可変ピッチプロペラに回転トルクを与える第1の電動機と、交流電力を直流電力に変換するコンバータと、前記コンバータにより得られた直流電力を定格周波数の交流電力に変換して船内負荷に供給するインバータと、前記第1の電動機と前記コンバータに電力を供給する第1の発電機と、前記第1の発電機を駆動する原動機と、前記原動機の回転速度を制御するガバナと、前記第1の発電機の出力周波数を検出する周波数検出器と、前記ピッチ信号と前記第1の発電機の出力周波数を入力して前記ガバナに原動機速度指令を出力する速度指令発生器とを備え、船内負荷に対して一定周波数の交流電力を供給し、前記ピッチ信号がプロペラの推進効率特性によって定める所定値以上の時は前記第1の発電機の出力周波数を定格周波数とし、前記ピッチ信号が前記所定値より小さい時は前記第1の発電機の出力周波数を定格周波数より下げるように前記速度指令発生器が原動機速度指令を出力することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の船舶の電気推進装置において、前記コンバータと前記インバータの代りに交流/交流直接形電力変換装置を備え、前記第1の発電機の出力する交流電力を定格周波数の交流電力に変換して船内負荷に供給することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の船舶の電気推進装置において、前記コンバータと前記インバータを備えず、前記第1の発電機と船内負荷を直接接続することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の船舶の電気推進装置において、第1の遮断器を介して前記第1の発電機によって電力を供給されて回転する第2の電動機と、前記第2の電動機で駆動される第2の発電機と、前記第1の発電機と船内負荷の接続を開閉する第2の遮断器と、前記第2の発電機と船内負荷の接続を開閉する第3の遮断器と、前記周波数検出器からの信号に基づいて前記第1の遮断器、前記第2の遮断器および前記第3の遮断器を操作する切替制御器を備え、前記周波数検出器の出力する周波数検出信号が予め定めた周波数設定値より低くなった場合は前記第1の遮断器を投入し所定時間後に第2の遮断器を開くと同時に第3の遮断器を閉じ、前記周波数検出信号が予め定めた周波数設定値より高くなった場合は前記第1の遮断器及び第3の遮断器を開くと同時に前記第2の遮断器を閉じることを特徴とする。
本発明の船舶の電気推進装置によれば、可変ピッチプロペラの効率が悪い領域まで船の推進力を下げて航行する時は、発電機の出力周波数を下げ、プロペラの回転速度を下げることにより、プロペラ及び発電機の損失が少なくて済み、推進効率を向上させることができる。
さらに、推進効率を向上させるために発電機の出力周波数を下げた場合においても、船内負荷に供給する電力の周波数と定格周波数との差を抑制することができるので、船内負荷へ定格周波数に近い電力を供給することが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態である船舶の電気推進装置の構成図である。
本実施形態が、図6の従来の船舶の電気推進装置と異なる構成は、発電機の出力側にコンバータ11とインバータ12とフィルタ13とコンデンサ14を設けた点であり、その他の構成は同一であるので、同一構成部分には同一符号を付して説明する。
次に、本実施形態の船舶の電気推進装置について説明する。
コンバータ11は発電機3の出力電力を直流電力に変換し、このコンバータ11の出力する直流電力の電圧はコンデンサ14により平滑化される。インバータ12はこの平滑化された直流電力を周波数一定(例えば定格周波数)の交流電力に変換される。この周波数一定の交流電力は、さらにフィルタ13で波形整形されて船内負荷6に供給される。
一方、速度指令発生器18は発電機3の出力周波数とピッチ信号出力器34が出力するピッチ信号を入力し、ガバナ2に対して原動機速度指令を出力する。例えば、図8に示すように、可変ピッチプロペラの推進効率が悪化する領域が推進力F1以下の領域である場合、推進力F1の時のピッチ信号の値をp1とする。ピッチ信号がp1以上の場合は、原動機速度指令は発電機3の出力周波数が定格周波数になるようにする。また、ピッチ信号がp1より小さい場合、すなわち可変ピッチプロペラの推進効率が悪い領域では原動機速度指令を下げ、発電機3の出力周波数を定格周波数より低くすることにより、可変ピッチプロペラ5の回転速度を下げる。そうすると、発電機3の出力周波数は変動することとなるが、船内負荷6にはインバータ12からフィルタ13を介して定格周波数の交流電力が供給される。
本実施形態によれば、可変ピッチプロペラの推進効率が悪い推進力の領域まで船の推進力を下げて航行させる時、発電機3の出力周波数を下げることにより可変ピッチプロペラ5の回転速度も下げることができる。このことにより、本実施形態では、第1の従来例と比べると、プロペラの損失が少なくて済み、船の推進効率を向上させることができる。
また、船内負荷6に対しては、発電機3の出力する交流電力をコンバータ11、コンデンサ14、インバータ12、フィルタ13で定格周波数の交流電力に変換するので、第1の従来例と同様に定格周波数の交流電力を供給することができる。
さらに、船の推進に使われる電動機4に必要な電力は船内負荷6の消費電力より大きいので、第2の従来例においては電動機4の最大消費電力に対応した大容量のコンバータとインバータが必要となるが、本実施形態では、比較的小容量の船内負荷6に対応した容量のコンバータとインバータを備えればよいので、第2の従来例に比べて設備費用を安価とすることができる。
(第2の実施形態)
図2は、本発明の第2の実施形態である船舶の電気推進装置の構成図である。
本実施形態の船舶の電気推進装置が、図1の第1の実施形態と相違する構成は、交流電力を周波数の異なる交流電力に直接変換する交流/交流直接形電力変換装置16を設けた点にあり、その他の構成は同一であるので、同一構成部分には同一符号を付して説明する。
本実施形態で用いる交流/交流直接形電力変換装置16の例としては図3に示すマトリックスコンバータがある。このマトリックスコンバータは、双方向スイッチ21〜29を適切に切り替えることにより、交流電力を周波数の異なる交流電力に直接変換することができる。フィルタ31は電源側に流れる高調波を除去し、フィルタ32は負荷側に流れる高調波を除去する。
次に、本実施形態の動作を説明する。
図2において発電機3は周波数が変化する交流電力を出力し、交流/交流直接形電力変換装置16に入力する。交流/交流直接形電力変換装置16では発電機3から出力される交流電力を定格周波数の交流電力に変換して船内負荷6に供給する。
したがって、本実施形態も、第1の実施形態と同様に定格周波数の交流電力を船内負荷に供給することができる。
交流/交流直接形電力変換装置16以外は第1の実施形態と同一構成であるので、第1の実施形態と同様に、プロペラの損失が少なくて済み、船の推進効率を向上させることができる。
(第3の実施形態)
図4は、本発明の第3の実施形態の船舶の電気推進装置の構成図である。
本実施形態が図1の第1の実施形態と異なる構成は、コンバータ11、インバータ12、フィルタ13、コンデンサ14を省略し、発電機3と船内負荷6を直接接続した点であり、その他の構成は同一であるので、同一構成部分には同一符号を付して説明する。
上記の第1及び第2の実施形態では、発電機3と船内負荷6を直接接続しており、船内負荷に定格周波数の交流電力を供給するように構成されているが、負荷の種類によっては周波数が多少変動しても差し支えない場合もある。そのような場合に本実施形態を適用する。
次に、本実施形態の動作を説明する。
本実施形態では、船内負荷6が発電機3に直結されているので、発電機3の出力周波数が変動すれば負荷に供給する交流電力の周波数は変動するが、周波数が変動しても差し支えない負荷を対象とする。
また、本実施形態は、第1及び第2の実施形態と同様に、発電機3の出力周波数を下げることにより、プロペラの損失は少なくて済み、船の推進効率を向上させることができる。
(第4の実施形態)
図5は、本実施形態による船舶の電気推進装置の構成図である。
本実施形態が図4と異なる構成は、電動機37、発電機38、遮断器39,40,41、切り替え制御器42を備えた点であり、その他の構成は同一であるので、同一構成部分には同一符号を付して説明する。
図に示すように、本実施形態の電動機37は遮断器39を介して発電機3に接続され、発電機3より電力の供給を受けて回転する。また、発電機38は電動機37と直結され、電動機37によって駆動されて発電する。さらに、遮断器40は発電機3と船内負荷6の接続を開閉し、遮断器41は発電機38と船内負荷6の接続を開閉する。また、切り替え制御器42は周波数検出器17の出力する周波数検出信号に基づいて遮断器39,40,41を開閉操作する。
次に、本実施形態の動作を説明する。
電動機と発電機の同期速度は次式で表される。
Figure 0004356684
Nが等しければ周波数は極数に比例するので、発電機38の極数を電動機37の極数より大きくすることにより、発電機3の出力周波数より発電機38の出力周波数を高くすることができる。例えば電動機37の極数を10極、発電機38の極数を12極とすれば、発電機38の出力周波数は発電機3の出力周波数の1.2倍となる。したがって、予め定めた周波数以上の場合は発電機3から船内負荷6へ電力を供給し、予め定めた周波数以下の場合は発電機38から船内負荷6へ電力を供給すれば、船内負荷6に供給する電力の周波数の大きな変動を抑制することができる。
そのために、本実施形態においては、遮断器40を閉じて発電機3から船内負荷6に電力を供給している場合に、切り替え制御器42が、周波数検出器の出力する発電機3の周波数検出信号を入力し、予め定めた周波数以下となった場合に遮断器39を閉じ、一定期間経過後に遮断器40を開くと同時に遮断器41を閉じることにより、船内負荷に供給する電力の大きな周波数変動を抑制する。
一方、発電機3の周波数が予め定めた周波数以上になった場合は、遮断器39及び遮断器41を開くと同時に、遮断器40を閉じることで、船内負荷6に供給する電力の大きな周波数変動を抑制する。
例えば、定格周波数を60Hzとすると、切り替え制御器42は、発電機3の出力周波数と予め定めた周波数(例えば54.5Hzとする)を比較し、出力周波数>54.5Hzである時は遮断器40を閉じ、遮断器39,41を開くことにより発電機3と船内負荷6を接続し、発電機3の出力周波数≦54.5Hzである時は遮断器40を開き、遮断器39,41を閉じることにより、発電機38と船内負荷6を接続する。
このような遮断器39,40,41の開閉作用により、発電機3の出力周波数≦54.5Hzとなった時には、発電機3の出力周波数の1.2倍の周波数の交流電力を発電機38から供給するので、表1に示すように、船内負荷6に供給される交流電力の周波数と定格周波数(60Hz)との差を減らすことができる。
Figure 0004356684
以上説明したように、本実施形態では船内負荷6に供給する電力の周波数は変動するものの、第3の実施形態と比べて、定格周波数との差を小さくすることができる。
また、本実施形態でも、第1及び第2の実施形態と同様に、発電機3の出力周波数を下げることにより、プロペラの損失は少なくて済み、船の推進効率を向上させることができる。
本発明の第1の実施形態である船舶の電気推進装置の構成図。 本発明の第2の実施形態である船舶の電気推進装置の構成図。 交流/交流直接形電力変換装置の構成図。 本発明の第3の実施形態である船舶の電気推進装置の構成図。 本発明の第4の実施形態である船舶の電気推進装置の構成図。 従来の船舶の電気推進装置の構成図。 従来の他の船舶の電気推進装置の構成図。 船舶における推進力と推進に必要な電動機出力の関係を示す図。
符号の説明
1…原動機、2…ガバナ、3,38…発電機、4,37…電動機、5…可変ピッチプロペラ、6…船内負荷、7,11…コンバータ、8,12…インバータ、9…固定ピッチプロペラ、10,14…コンデンサ、13,31,32…フィルタ、15,18…速度指令発生器、16…交流/交流直接形電力変換装置、17…周波数検出器、21,22,23,24,25,26,27,28,29…双方向スイッチ、33…ピッチ制御器、34…ピッチ信号出力器、35…推進力調節レバー、36…電動機速度指令出力器、39,40,41…遮断器、42…切り替え制御器。

Claims (4)

  1. 船舶の推進力指令を出力する推進力調節手段と、船舶に推進力を与える可変ピッチプロペラと、前記可変ピッチプロペラのピッチを調整するピッチ制御器と、前記推進力指令を入力して前記ピッチ制御器にピッチ信号を出力するピッチ信号出力器と、前記可変ピッチプロペラに回転トルクを与える第1の電動機と、交流電力を直流電力に変換するコンバータと、前記コンバータにより得られた直流電力を定格周波数の交流電力に変換して船内負荷に供給するインバータと、前記第1の電動機と前記コンバータに電力を供給する第1の発電機と、前記第1の発電機を駆動する原動機と、前記原動機の回転速度を制御するガバナと、前記第1の発電機の出力周波数を検出する周波数検出器と、前記ピッチ信号と前記第1の発電機の出力周波数を入力して前記ガバナに原動機速度指令を出力する速度指令発生器とを備え、船内負荷に対して一定周波数の交流電力を供給し、前記ピッチ信号がプロペラの推進効率特性によって定める所定値以上の時は前記第1の発電機の出力周波数を定格周波数とし、前記ピッチ信号が前記所定値より小さい時は前記第1の発電機の出力周波数を定格周波数より下げるように前記速度指令発生器が原動機速度指令を出力することを特徴とする船舶の電気推進装置。
  2. 請求項1に記載の船舶の電気推進装置において、前記コンバータと前記インバータの代りに交流/交流直接形電力変換装置を備え、前記第1の発電機の出力する交流電力を定格周波数の交流電力に変換して船内負荷に供給することを特徴とする船舶の電気推進装置。
  3. 請求項1に記載の船舶の電気推進装置において、前記コンバータと前記インバータを備えず、前記第1の発電機と船内負荷を直接接続することを特徴とする船舶の電気推進装置。
  4. 請求項3に記載の船舶の電気推進装置において、第1の遮断器を介して前記第1の発電機によって電力を供給されて回転する第2の電動機と、前記第2の電動機で駆動される第2の発電機と、前記第1の発電機と船内負荷の接続を開閉する第2の遮断器と、前記第2の発電機と船内負荷の接続を開閉する第3の遮断器と、前記周波数検出器からの信号に基づいて前記第1の遮断器、前記第2の遮断器および前記第3の遮断器を操作する切替制御器を備え、前記周波数検出器の出力する周波数検出信号が予め定めた周波数設定値より低くなった場合は前記第1の遮断器を投入し所定時間後に第2の遮断器を開くと同時に第3の遮断器を閉じ、前記周波数検出信号が予め定めた周波数設定値より高くなった場合は前記第1の遮断器及び第3の遮断器を開くと同時に前記第2の遮断器を閉じることを特徴とする船舶の電気推進装置。
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