JP4355671B2 - 胃瘻用チューブの再挿入器具 - Google Patents

胃瘻用チューブの再挿入器具 Download PDF

Info

Publication number
JP4355671B2
JP4355671B2 JP2005070907A JP2005070907A JP4355671B2 JP 4355671 B2 JP4355671 B2 JP 4355671B2 JP 2005070907 A JP2005070907 A JP 2005070907A JP 2005070907 A JP2005070907 A JP 2005070907A JP 4355671 B2 JP4355671 B2 JP 4355671B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
rod body
tip
probe
rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005070907A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006130292A (ja
Inventor
規方 田熊
Original Assignee
規方 田熊
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 規方 田熊 filed Critical 規方 田熊
Priority to JP2005070907A priority Critical patent/JP4355671B2/ja
Priority to US11/242,476 priority patent/US20060084838A1/en
Publication of JP2006130292A publication Critical patent/JP2006130292A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4355671B2 publication Critical patent/JP4355671B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/313Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor for introducing through surgical openings, e.g. laparoscopes
    • A61B1/3132Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor for introducing through surgical openings, e.g. laparoscopes for laparoscopy
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/32Devices for opening or enlarging the visual field, e.g. of a tube of the body
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/02Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for holding wounds open; Tractors
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/01Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
    • A61M25/06Body-piercing guide needles or the like
    • A61M25/0662Guide tubes
    • A61M2025/0681Systems with catheter and outer tubing, e.g. sheath, sleeve or guide tube
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M29/00Dilators with or without means for introducing media, e.g. remedies
    • A61M29/02Dilators made of swellable material

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)

Description

本発明は、胃瘻用チューブを利用する患者にとって該チューブは抜去されやすい医療器具であるため、該胃瘻用チューブの再挿入時に簡易に、且つ、安全に挿入できるように補助をする胃瘻チューブ再挿入器具を提供するものであり、更に詳しくは、棒本体が円管状であると共に、該棒状の先端は半球状を呈し、且つ先端付近に側孔を有する探り棒と、先端部が二分割されたロート型部と、該ロート型部の側方をそれぞれ固定する2本の握り棒と、該握り棒の後端部に固定されるバネ部とから構成される瘻孔拡張器との組み合わせからなる胃瘻用チューブの再挿入器具と、この探り棒内にレンズ孔を設け光ファイバーを用いて接続する光源から光を送って映像装置で胃内部を映像確認でき、あるいは探り棒先端直近の(すなわち挿入予定方向にあるはずの)瘻孔を内部から映像で直接確認しながら挿入をおこなうことの可能な胃瘻用チューブの再挿入器具を提供するものである。
従来、たとえば痴呆症の病人のように、経口で食事を取れない病人には胃瘻(胃ろう)という腹壁と胃を繋ぐ近道を造ってチューブを挿入して栄養と水分を供給することが行なわれているが、これらの病人にとって入院中あるいは自宅療養中に使用する胃瘻用チューブが何らかの理由で抜けてしまった場合には、なるべく早く再挿入することが医学上の基本的な方針とされている。
この理由としては、チューブが抜けた後に、チューブが挿入された箇所周囲の筋肉が緊張により瘻孔が縮小し、あるいは腹壁から胃壁に抜ける瘻孔が歪んだ形となり、時間の経過と共にチューブの再挿入が困難となるためである。
しかしながら再挿入の方法については、医学上必ずしも確立した方法があるわけでもなく、担当医師の個人的な技術に任されている現状であり、このため、腹腔内への誤挿入をした場合には、腹膜炎を併発する恐れがあった。
このような胃瘻用チューブを交換するときに用いる保持具としては、特開2002−17866号「胃瘻孔保持および胃瘻チューブ誘導器具」に開示されるように、胃瘻孔を保持しながら胃瘻チューブを誘導するガイド部と、ガイド部を操作するためのハンドル部から構成された保持具が知られているが、この保持具は、既に挿入された胃瘻用チューブの抜去する際に、胃瘻用チューブに沿って挿入するものであった。
特開2002−17866号
上記のように胃瘻用チューブの交換時において、より安全に且つ確実に胃瘻用チューブを再挿入することが望まれていたが、前記チューブが抜けると以下のような問題が生じていた。
(イ)腹壁および胃壁の筋肉の収縮によりろう孔が縮小している。
(ロ)再挿入の処置にあたって、胃壁や腹壁などの軟部組織を傷つけてはならない。
(ハ)胃瘻チューブが抜けた後の狭く収縮した瘻孔の経路を再確保するにはどうするか。
(ニ)器具が術者の意図通り、胃の内腔に入っているか否かをどのような方法で確認するか。
(ホ)最終的に胃瘻用チューブをどのように挿入するか。
という問題点があった。
本発明者は、係る課題を解決するために鋭意研究したところ、探り棒で瘻孔の経路をまず確保し、次いで確保した経路を瘻孔拡張器で拡張するという2段階の手段でチューブが抜けた瘻孔の経路を再確保できることを見いだし、本発明の胃瘻用チューブの再挿入器具を開発することが出来た。
すなわち本発明の第一は、探り棒と瘻孔拡張器との組み合わせからなることを特徴とする胃瘻用チューブの再挿入器具である。
本発明の第二は、前記探り棒は、棒本体が管状体であると共に、該棒状の先端は半球状体であり、且つ先端付近に側孔を有することを特徴とする胃瘻用チューブの再挿入器具である。
本発明の第三は、前記探り棒は、棒本体が管状体であると共に、該棒状の後端部には注射器と接続出来る接続部が構成されていることを特徴とする胃瘻用チューブの再挿入器具である。
本発明の第四は、前記瘻孔拡張器は、先端部が二分割されたロート型部と、該ロート型部の側方にそれぞれ固定された2本の握り棒と、該握り棒の後端部に固定されるバネ部とから構成され、前記2本の握り棒の略中央部において蝶番を介して左右に開閉自在に固定されてなることを特徴とする胃瘻用チューブの再挿入器具である。
本発明の第五は、前記探り棒の外面と前記瘻孔拡張器のロート型部の下端内周とは、密着しながら上下にスライド自在であることを特徴とする胃瘻用チューブの再挿入器具である。
本発明の第六は、前記探り棒は、棒本体の先端部付近の側面にレンズ孔を設け、その内部にレンズを取り付けると共に、棒本体の内腔に通した光ファイバーを介して、前記レンズと光源、及び前記レンズと受像装置とをそれぞれ結び、胃内部を映像で確認することを特徴とする胃瘻用チューブの再挿入器具である。
本発明の第七は、前記探り棒は、棒本体の最先端にレンズ孔を設け、その内部にレンズを取り付けると共に、棒本体の内腔に通した光ファイバーを介して、前記レンズと光源、及び前記レンズと受像装置とをそれぞれ結び、探り棒先端の直近の状態を映像で確認することを特徴とする胃瘻用チューブの再挿入器具である。
本発明の第八は、前記探り棒は、棒本体の最先端および先端付近の側面にレンズ孔をそれぞれ設け、その内部にレンズをそれぞれ取り付けると共に、棒本体の内腔に通した光ファイバーを介してそれぞれのレンズと光源及び受像装置を結び、探り棒先端の直近の映像あるいは先端部の側面より見た映像を任意に選択し得ることを特徴とする胃瘻用チューブの再挿入器具である。
本発明の胃瘻用チューブの再挿入器具は、基本的に探り棒と瘻孔拡張器とを組み合わせて使用するものであるため、術者個人による操作上の違いは生じないために均一な対応が可能となっている。
探り棒の先端は半球状体であるために縮小した瘻孔の腹壁部分を通過させ、次いでその直下にある胃壁の瘻孔を探り棒の先端の感触で探り出して胃内に挿入させることができるために、腹腔内への誤挿入を防止することができるようになった。
あるいは探り棒の先端に超音波発振子をつけ、その映像を見ながら胃壁の瘻孔を探る方法もある。
また、探り棒の後端部は注射器との接続部とし、探り棒先端付近の側孔から胃内部の胃液を注射器の中に吸引することによって、探り棒自体の先端が胃内に確実に挿入されていることを容易に確認できるようになっている。
探り棒の先端が確実に胃内に挿入されたことを確認した後に、瘻孔拡張器の二分割されたロート型部を開いて探り棒にセットし、順次ロート型部の先端を探り棒に沿って腹壁、胃壁、胃内部と下げて行き、所定位置で孔拡張器の2本の握り棒を握って前記ロート型部の先端を開くことによって瘻孔を拡張し、よって、新たな胃瘻用チューブを挿入することができるようになった。
棒本体の先端部や先端部近傍に設けたレンズ孔の内部に取り付けたレンズにおいて、光ファイバーを介して光源より送った光放射で、レンズ孔の外部である胃内部が視認可能となり、確実に新たな胃瘻用チューブを挿入することができるものである。
また、前記受像装置によって腹壁・胃癒着部の写真撮影も可能となり、これらの状態を写真で残すことにより安全な医療管理を行えるようになった。
以下、図面をもって本発明を詳細に説明するが、本発明の範囲はこれらに限定されるものではない。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の胃瘻用チューブの再挿入器具を構成する探り棒1を示す斜視図である。この探り棒1は、外径が3〜4mm前後の管状体であり、断面の外線は滑らかな円形をなし、瘻孔拡張器のロート部下端と組み合わせた場合、密着してスムースにスライドする。
また、図2の先端部の断面拡大図に示すように棒本体2の先端部の形状は半球状体になっており、胃瘻チューブが抜けた後の腹壁や胃壁に傷をつけないようにしている。また、先端部近傍の側面には側孔4が設けられて管内部と繋がり、後端には接続部5が設けられて注射器(図示せず)が接続できるようにしてある。
図3は、本発明の胃瘻用チューブの再挿入器具を構成する瘻孔拡張器8を示す斜視図である。瘻孔拡張器8は、先端部が二分割されたロート型部9と、該ロート型部9の側方にそれぞれ固定された2本の握り棒10と、該握り棒の後端部に固定されるバネ部11とから構成され、前記2本の握り棒の略中央部において蝶番12を介して左右に開閉自在に固定されている。
上記ロート型部9は、図4に示すように左右のロート部13,14に分割され、先端方向に向って細長い形状となっているが、先端部の内径を前記探り棒の外径より若干大きくなるように設計している。
この瘻孔拡張器8は、図5a、図5bに示すように2本の握り棒10を握ると、握り棒10後端部に取り付けたバネ部11が縮まることによって、握り棒10先端に固定している左右のロート13,14が開口して、前記探り棒の外側を左右より挟むように取り付けることができる。
本発明の胃瘻用チューブの再挿入器具は、上記探り棒1と上記瘻孔拡張器8とを組み合わせて使用し、新しい胃瘻チューブと交換する時に使用する医療器具である。
この胃瘻用チューブの再挿入器具を用いる手段を図6及び図7に示す。先ず胃瘻用チューブ(図示せず)を抜いた後の腹壁15と胃壁16の瘻孔17上に探り棒の先端3を当て、腹壁15の方から順次胃壁16の方に押していく(図6a)。
腹壁15をすぎると胃壁16との癒着部18付近では、瘻孔17が縮小しているために孔の位置が真っ直ぐ繋がっていない場合がある(図6b)。そのため、探り棒の先端部である半球状体ゆっくり押しながら胃壁16の瘻孔を確認した後に先端部3をさらに胃内部に押し進める(図6c)。
胃内部に挿入できたか否かを判断するために、棒本体2の後端部の接続部5に注射器20を取り付け、棒本体2の先端近傍の側孔4から胃内部の胃液19を吸引して確認するが、胃液が注射器20内に入ってきた場合には、探り棒の先端が胃内部に届いていることを示している(図6d)。
胃内部からの胃液の吸引を確認した後に、図7に示すような手段で瘻孔拡張器8を探り棒1の棒本体2に取り付ける先ず瘻孔拡張器8を胃部に挿入している探り棒1の近傍に移動させ(図7a)次いで瘻孔拡張器8の左右のロート部13,14を開口して棒本体2の外側を挟持する(図7b)。
左右のロート部13,14先端は、棒本体2の外面に密着しながら上下にスライド可能な構造となっているために、左右のロート部13,14を順次下げていくと、その先端が腹壁15、癒着部18、胃壁16の瘻孔17を通過する(図7c)。そして、左右のロート部13,14の先端が胃内部に挿通する(図7d)。
胃内部にロート部13,14の先端が挿通されたことを確認した後に、瘻孔拡張器8の握り棒10を握って左右のロート部13,14を開口させ、瘻孔を拡張する(図7e)。左右のロート部13,14を開口させた状態を維持して探り棒を抜き出(図7f)。そして、新たな胃瘻用チューブを差込んで取り替え交換する。
新たな胃瘻用チューブが胃内部に挿通された後に、瘻孔拡張器8の左右のロート部13,14を閉口させて逆に上方に順次引き上げると、胃壁16、癒着部18、腹壁15の瘻孔が縮小して直接新たな胃瘻用チューブを押圧して固定する。
本発明の胃瘻用チューブの再挿入器具は、上記のように探り棒1と瘻孔拡張器8とを組み合わせた簡易な構造の医療器具であるが、操作が容易にできるために医療現場での対応に大きく寄与するものである。
<第2の実施の形態>
図9は、本発明の第2の実施の形態に係る再挿入器具の探り棒を示す斜視図である。前記第1の実施の形態では、探り棒の後端に設けられた接続部5に注射器20を取付けて、胃内部の胃液を吸い上げて胃内部に先端が挿入されていることを確認することを示したが、本実施の形態では、外径が3〜4mm前後の管状体である探り棒1を、瘻孔拡張器のロート部13,14下端と組み合わせて前記第1の実施の形態と同様に密着してスムースにスライドする。
図10の先端部の断面拡大図に示すように、棒本体2の先端部の形状は半球状体になっており、胃瘻チューブが抜けた後の腹壁や胃壁に傷をつけないようにしている。また、先端部近傍の側面にはレンズ孔23が設けられ、その内部にレンズ24が取付けられて管内部6に配置された光ファイバー25,26とそれぞれ繋がり、後端には光源27と受像装置28とに接続されている。
この場合、光源27から放射された光は、光ファイバー26を通ってレンズ孔23から外部に向って光を拡大放射するため、受像装置28では、レンズ24外側の光で写った拡大箇所の状態を、光ファイバー25を通して視認できると共に、必要に応じて写真撮影も可能である。
<第3の実施の形態>
図11は、本発明の第3の実施の形態に係る再挿入器具の探り棒を示す斜視図である。本実施の形態では、外径が3〜4mm前後の管状体である探り棒1を、瘻孔拡張器のロート部13,14下端と組み合わせて前記第1の実施の形態と同様に密着してスムースにスライドする。
図12の先端部の断面拡大図に示すように、棒本体2の先端部の形状は半球状体になっており、胃瘻チューブが抜けた後の腹壁や胃壁に傷をつけないようにしている。また、先端部近傍の先端にはレンズ孔29が設けられ、その内部にレンズ30が取付けられて管内部に配置された光ファイバー31、32とそれぞれ繋がり、後端には光源27と受像装置28とに接続されている。
この場合、光源27から放射された光は、光ファイバー32を通って先端のレンズ孔29から外部に向って光を拡大放射するため、受像装置28では、レンズ30外側の光で写った拡大箇所の状態を、光ファイバー31を通して視認できると共に、必要に応じて写真撮影も可能である。
<第4の実施の形態>
図13は、本発明の第2及び第3の実施の形態を組み合わせた再挿入器具の探り棒を示す斜視図である。本実施の形態では、上記第2及び第3の実施の形態と同様に外径が3〜4mm前後の管状体である探り棒1を、瘻孔拡張器のロート部13,14下端と組み合わせて前記第1の実施の形態と同様に密着してスムースにスライドする。
14の先端部の断面拡大図に示すように、棒本体2の先端部の形状は半球状体になっており、胃瘻チューブが抜けた後の腹壁や胃壁に傷をつけないようにしている。また、先端部3近傍の側面には第一レンズ孔23が設けられ、その内部に第一レンズ24が取付けられて管内部6に配置された光ファイバー25,26とそれぞれ繋がり、後端の光源27と受像装置28とに同様に接続されている。また、先端部3近傍の先端には第二レンズ孔29が設けられ、その内部に第二レンズ30が取付けられて管内部6に配置された光ファイバー31,32とそれぞれ繋がり、後端には光源27と受像装置28とに接続されている。
この場合、光源27から放射された光は、光ファイバー26を通って近傍の第一レンズ孔23、及び光ファイバー32を通って先端の第二レンズ孔29、から単独で或いは同時に外部に向って光を拡大放射するため、受像装置28では、第一レンズ24外側の光で写った拡大箇所の状態を、光ファイバー25を通して、或いは第二レンズ30外側の光で写った拡大箇所の状態を、光ファイバー31を通して視認できると共に、必要に応じて写真撮影も可能である。
なお、本発明の第2乃至第4の実施の形態で示す光ファイバーとして2本又は4本のみを例示しているが、実際は管内部を挿通可能な本数を接続し、光ファイバー素材としては石英系よりプラスチック系ファイバーを用いるのが好ましい。
本発明の胃瘻用チューブの再挿入器具の探り棒を示す斜視図である。 図1における先端部断面の部分拡大図である。 本発明の胃瘻用チューブの再挿入器具の瘻孔拡張器を示す斜視図である。 図3におけるA−A’断面図である。 図3における瘻孔拡張器の左右のロート部の閉状態を模式的に示す概略図である。 図3における瘻孔拡張器の左右のロート部の開状態を模式的に示す概略図である。 胃瘻用チューブの再挿入器具の探り棒を用いる手段を示す説明図である。 胃瘻用チューブの再挿入器具の探り棒を用いる手段を示す説明図である。 胃瘻用チューブの再挿入器具の探り棒を用いる手段を示す説明図である。 胃瘻用チューブの再挿入器具の探り棒を用いる手段を示す説明図である。 胃瘻用チューブの再挿入器具の瘻孔拡張器を用いる手段を示す説明図である。 胃瘻用チューブの再挿入器具の瘻孔拡張器を用いる手段を示す説明図である。 胃瘻用チューブの再挿入器具の瘻孔拡張器を用いる手段を示す説明図である。 胃瘻用チューブの再挿入器具の瘻孔拡張器を用いる手段を示す説明図である。 胃瘻用チューブの再挿入器具の瘻孔拡張器を用いる手段を示す説明図である。 胃瘻用チューブの再挿入器具の瘻孔拡張器を用いる手段を示す説明図である。 正常な胃瘻と胃瘻用チューブを用いた状態を示す説明図である。 本発明の他の再挿入器具の探り棒を示す斜視図である。 図9における先端部断面の部分拡大図である。 本発明の他の再挿入器具の探り棒を示す斜視図である。 図11における先端部断面の部分拡大図である。 本発明の他の再挿入器具の探り棒を示す斜視図である。 図13における先端部断面の部分拡大図である。
1・・・・探り棒
2・・・・棒本体
3・・・・半球状体
4・・・・側孔
5・・・・接続部
6・・・・管内部
8・・・・瘻孔拡張器
9・・・・ロート型部
10・・・握り棒
11・・・バネ部
12・・・蝶番
13・・・左ロート部
14・・・右ロート部
15・・・腹壁
16・・・胃壁
17・・・瘻孔
18・・・腹壁と胃壁の癒着部
19・・・胃液
20・・・注射器
21・・・胃瘻用チューブ
22・・・抜去防止用バルーン
23・・・レンズ孔(第一レンズ孔)
24・・・レンズ(第一レンズ)
25・・・光ファイバー(受像装置用)
26・・・光ファイバー(光源用)
27・・・光源
28・・・受像装置
29・・・レンズ孔(第二レンズ孔)
30・・・レンズ(第二レンズ)
31・・・光ファイバー(受像装置用)
32・・・光ファイバー(光源用)

Claims (5)

  1. 探り棒と瘻孔拡張器との組み合わせからなり、
    前記探り棒は、棒本体が円管状であると共に、該棒本体の先端は半球状を呈し、
    前記瘻孔拡張器は、先端部が二分割されたロート型部、該ロート型部の側方にそれぞれ先端が固定された2本の握り棒、該握り棒の後端部に固定されるバネ部から構成され、前記2本の握り棒の略中央部において蝶番を介して左右に開閉自在に固定され、
    前記探り棒の外面と前記瘻孔拡張器のロート型部の下端内周面とは、密着しながら上下にスライド自在である、
    ことを特徴とする胃瘻用チューブの再挿入器具。
  2. 前記探り棒は、棒本体の先端付近に側孔を有すると共に、前記棒本体の後端部に注射器を取り付けることができる接続部が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の胃瘻用チューブの再挿入器具。
  3. 前記探り棒は、前記棒本体の先端部近傍の側面にレンズ孔が設けられ、
    前記レンズ孔の内部に取り付けられたレンズと、
    前記棒本体の後端部に配置された光源及び受像装置と、
    前記レンズと前記光源、及び前記レンズと前記受像装置、とをそれぞれ接続する、前記棒本体の内部に配置された光ファイバーと、をさらに備えている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の胃瘻用チューブの再挿入器具。
  4. 前記探り棒は、前記棒本体の先端部にレンズ孔が設けられ、
    前記レンズ孔の内部に取り付けられたレンズと、
    前記棒本体の後端部に配置された光源及び受像装置と、
    前記レンズと前記光源、及び前記レンズと前記受像装置、とをそれぞれ接続する、前記棒本体の内部に配置された光ファイバーと、をさらに備えている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の胃瘻用チューブの再挿入器具。
  5. 前記探り棒は、前記棒本体の先端部近傍の側面に第一レンズ孔が設けられていると共に、前記棒本体の先端部に第二レンズ孔が設けられ、
    前記第一レンズ孔の内部に取り付けられた第一レンズと、
    前記第二レンズ孔の内部に取り付けられた第二レンズと、
    前記棒本体の後端部に配置された光源及び受像装置と、
    前記第一レンズと前記光源、前記第二レンズと前記光源、前記第一レンズと前記受像装置、及び前記第二レンズと前記受像装置、とをそれぞれ接続する、前記棒本体の内部に配置された光ファイバーと、をさらに備えている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の胃瘻用チューブの再挿入器具。
JP2005070907A 2004-10-04 2005-03-14 胃瘻用チューブの再挿入器具 Expired - Fee Related JP4355671B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005070907A JP4355671B2 (ja) 2004-10-04 2005-03-14 胃瘻用チューブの再挿入器具
US11/242,476 US20060084838A1 (en) 2004-10-04 2005-10-03 Instrument for re-insertion of a gastrostoma tube

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004291208 2004-10-04
JP2005070907A JP4355671B2 (ja) 2004-10-04 2005-03-14 胃瘻用チューブの再挿入器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006130292A JP2006130292A (ja) 2006-05-25
JP4355671B2 true JP4355671B2 (ja) 2009-11-04

Family

ID=36181648

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005070907A Expired - Fee Related JP4355671B2 (ja) 2004-10-04 2005-03-14 胃瘻用チューブの再挿入器具

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20060084838A1 (ja)
JP (1) JP4355671B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007319516A (ja) * 2006-06-02 2007-12-13 Norikata Taguma 形状記憶合金を用いた胃瘻用チューブとその使用法
US20090326525A1 (en) * 2008-06-26 2009-12-31 Jessica Hixon Laser fiber capillary apparatus and method
US8361041B2 (en) 2009-04-09 2013-01-29 University Of Utah Research Foundation Optically guided feeding tube, catheters and associated methods
US9254245B2 (en) 2009-04-09 2016-02-09 University Of Utah Optically guided medical tube and control unit assembly and methods of use
JP5399889B2 (ja) * 2009-12-28 2014-01-29 富士フイルム株式会社 胃瘻カテーテルの留置状態検出装置
JP5682206B2 (ja) * 2010-09-30 2015-03-11 住友ベークライト株式会社 導入補助具、及び、瘻孔用カテーテルキット

Family Cites Families (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3653388A (en) * 1969-12-04 1972-04-04 Battelle Development Corp Catheter insertion trocar
US4319563A (en) * 1977-12-02 1982-03-16 Olympus Optical Co., Ltd. Endoscope with a smoothly curved distal end face
US5090408A (en) * 1985-10-18 1992-02-25 Bryan T. Spofford Transtracheal catheter system and method
US5231973A (en) * 1989-12-21 1993-08-03 Advanced Medical Devices Incorporated Vaginal speculum
US5407427A (en) * 1992-06-16 1995-04-18 Loma Linda University Medical Center Trocar facilitator for endoscopic surgery
US5336203A (en) * 1993-05-28 1994-08-09 Abbott Laboratories Low profile gastrostomy device with dome
US5454790A (en) * 1994-05-09 1995-10-03 Innerdyne, Inc. Method and apparatus for catheterization access
US5536255A (en) * 1994-10-03 1996-07-16 Moss; Gerald Dilator/introducer apparatus for percutaneous gastrostomy
US5591180A (en) * 1995-04-19 1997-01-07 United States Surgical Corporation Surgical suturing apparatus
US5628753A (en) * 1995-06-01 1997-05-13 Sandoz Nutrition Ltd. Gastrostomy tube removal tool
US6287322B1 (en) * 1995-12-07 2001-09-11 Loma Linda University Medical Center Tissue opening locator and everter and method
US6425901B1 (en) * 1995-12-07 2002-07-30 Loma Linda University Medical Center Vascular wound closure system
US5785648A (en) * 1996-10-09 1998-07-28 David Min, M.D., Inc. Speculum
US5902282A (en) * 1996-12-26 1999-05-11 Johnson & Johnson Medical, Inc. Step-down catheter
US6066090A (en) * 1997-06-19 2000-05-23 Yoon; Inbae Branched endoscope system
US6077250A (en) * 1997-10-01 2000-06-20 Boston Scientific Corporation Apparatus and method for percutaneously placing gastrostomy tubes
US6015400A (en) * 1998-01-05 2000-01-18 Abbott Laboratories Method for placing a feeding tube
US5899854A (en) * 1998-04-20 1999-05-04 University Of New Mexico Speculum and method for inserting an elongated instrument into an animal's body
US7189234B2 (en) * 1998-10-20 2007-03-13 St. Francis Medical Technologies, Inc. Interspinous process implant sizer and distractor with a split head and size indicator and method
IL138632A (en) * 2000-09-21 2008-06-05 Minelu Zonnenschein A multi-eyed endoscope
US6673058B2 (en) * 2001-06-20 2004-01-06 Scimed Life Systems, Inc. Temporary dilating tip for gastro-intestinal tubes
US20030120206A1 (en) * 2001-12-21 2003-06-26 Cartledge Richard G. Balloon cannulae
JP2003204920A (ja) * 2002-01-11 2003-07-22 Olympus Optical Co Ltd 挿入補助具
US7261688B2 (en) * 2002-04-05 2007-08-28 Warsaw Orthopedic, Inc. Devices and methods for percutaneous tissue retraction and surgery
US7648509B2 (en) * 2003-03-10 2010-01-19 Ilion Medical Llc Sacroiliac joint immobilization
US8262571B2 (en) * 2003-05-22 2012-09-11 Stephen Ritland Intermuscular guide for retractor insertion and method of use
JP4533695B2 (ja) * 2003-09-23 2010-09-01 オリンパス株式会社 処置用内視鏡
JP4845339B2 (ja) * 2003-12-15 2011-12-28 オリンパス株式会社 瘻孔カテーテルの抜去補助具及び瘻孔カテーテルセット
US7654980B2 (en) * 2004-05-14 2010-02-02 Boston Scientific Scimed, Inc. Method for percutaneously implanting a medical catheter and medical catheter implanting assembly
US7582072B2 (en) * 2004-09-09 2009-09-01 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Artificial stoma and method of use
US7628775B2 (en) * 2004-09-24 2009-12-08 Boston Scientific Scimed, Inc. Safety Y-port adaptor and medical catheter assembly including the same
US20060270978A1 (en) * 2005-04-08 2006-11-30 Ken Binmoeller Expandable esophageal access device
US8029522B2 (en) * 2005-08-05 2011-10-04 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Method and apparatus for sealing a gastric opening

Also Published As

Publication number Publication date
US20060084838A1 (en) 2006-04-20
JP2006130292A (ja) 2006-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI437972B (zh) 用於胃造口導管佈置之內視鏡系統
JP5706879B2 (ja) 光学的に誘導される栄養管、カテーテルおよび関連方法
JP5397916B2 (ja) 喉頭鏡
JP4355671B2 (ja) 胃瘻用チューブの再挿入器具
US11642774B2 (en) Intubation stylets
JP2004202252A (ja) 内視鏡装置
TWI797346B (zh) 內視鏡
JP2012527927A (ja) 医療外科用器具
CN100367904C (zh) 内视镜装置
JP2007268269A (ja) 医療用スネアリング装置
JP4246233B2 (ja) 内臓吻合用マーカー及びマーカー配置装置
JP6854913B2 (ja) 内視鏡装置、医療デバイスおよび帯状体
TWI375549B (en) Bending instrument for an endoscope and endoscope set
US20180064896A1 (en) Flexible tube holding device
US20170127909A1 (en) Apparatus for Clinical Use
JP2015134098A (ja) 内視鏡用スネア
JP2002200034A (ja) 内視鏡、処置具又は留置チューブの保持固定方法及び内視鏡装置
CN215937593U (zh) 一种多用途型消化内窥镜工作通道扩充套管
US20180296070A1 (en) Method for observing the branch portion of the hole and method for operating the endoscope system
CN215079661U (zh) 一种用于气管镜或胃肠镜的支撑架
JP4847175B2 (ja) 内視鏡システム、及び内視鏡挿入補助具
JP2022120311A (ja) カテーテル挿入補助装置及びカテーテルの留置方法
US10806326B2 (en) Method for observing the branch portion of the hole and method for operating the endoscope system
CN112437637A (zh) 导管和管状体引导器
Robertson Endoscopy: part 1–an introduction for the veterinary practitioner

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060628

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090707

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090803

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130807

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees