JP4355437B2 - 洗濯機の運転内容設定方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗濯機の運転内容設定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
全自動洗濯機は周知のごとく、例えば図4に示すように外箱1内に水槽2を防振装置を介して搖動自在に吊支し、該水槽2内に、底部に回転翼3を設けた洗濯兼脱水槽4を回転自在に配設し、洗濯兼脱水槽4の上部の開口を蓋5で開閉自在に覆ったものであり、外箱1の上部に取り付けたトップカバー15の前面側には、操作パネル6が取り付けてある。
【0003】
この操作パネル6は、洗濯内容を設定する設定ボタンや、設定した内容を表示する表示部を備えるもので、従来は、例えば図5に示すように、電源ボタン7、スタートボタン8、洗濯のコースを設定するためのコースボタン9、洗濯の終了時刻を予約する予約ボタン10、水位(水量)を設定する水位ボタン11、洗い時間を設定する洗いボタン12、すすぎ回数を設定するすすぎボタン13、脱水時間を設定する脱水ボタン14などの各種の設定ボタンを設けている。
【0004】
また、前記各設定ボタンに対応する表示部16として、水位ボタン11に対しては複数段階の水量を示す設定値16aと、これに対応する表示ランプ16bを設定値16aに並べて設け、洗いボタン12、すすぎボタン13、脱水ボタン14に対しても水位ボタン11の場合と同様に、それぞれ複数段階の洗い時間、すすぎ回数、脱水時間を示す設定値16aと、これに対応する表示ランプ16bを設定値16aに並べて設けている。
【0005】
前記設定値16aは、洗濯機の製造側で使用者に対する推奨値として予め設定したもので、例えば、水量は、18、34、39、45、52、56、62リットルであり、洗い時間は、5、8、10、14分であり、すずき回数は、1、2、3回であり、脱水時間は、1、3、5、7分である。
【0006】
そして、洗濯開始に先立って洗濯内容を設定するときは、例えば洗い時間を設定するには洗いボタン12を押せば、これに対応して表示ランプ16bが点灯するから、洗いボタン12を断続的に押すことで、洗い時間を示す複数の設定値16aの表示に対応させて点灯する表示ランプ16bの箇所を順次変化させ、希望の洗い時間の設定値16aの表示のなされている箇所の表示ランプ16bを点灯させて、これにより洗い時間を設定する。すすぎ回数の設定、脱水時間の設定も同様の方法で行う。
【0007】
しかしながら、前記設定値16aは、推奨値として整数値をスキップさせて段階的に設定したものであり、ここに設定されている数値以外の数値を設定値として設定することができなかった。そこで、さらに細かな数値を設定できるような洗濯機として、例えば図1に示すような操作パネル6を備えた洗濯機が提案された。
【0008】
この洗濯機の操作パネル6も、図5に示したものと同様に、設定ボタンとして、水位ボタン11、洗いボタン12、すすぎボタン13、脱水ボタン14、予約ボタン10を備えるものである。そして、前記設定ボタンのうち、洗いボタン12、すすぎボタン13、脱水ボタン14、予約ボタン10については、これに対応する表示部17を7セグメントを日字形に配列したもので形成し、7つのセグメントのうちのいずれかを点灯することで1から9までの整数値を設定値として表示するようにした。
【0009】
洗いボタン12と予約ボタン10については、表示部17には7セグメントを2つ並べて2桁の数値を表示するように構成し、例えば設定される洗い時間を表示する設定値17aとして、例えば「1」から「14」までの整数値を表示可能に設定しておき、洗いボタン12を連続的に押す(いわゆる長押し)ことで設定値17aが「1」から順に「1」「2」「3」……のように、これに「1」を順次加算しながら所定の時間間隔で、例えば0.4秒毎に表示されていく。よって、1分単位きざみの洗い時間が設定値として順に表示され、希望の数値に達したならば、洗いボタン12を押すことを止めることで洗い時間が設定される。
【0010】
すすぎ回数や脱水持間、水量などの設定についても同様に、すすぎボタン13、脱水ボタン14を長押しすることで表示部17に表示される設定値を「1」から順に加算する整数値による1分単位きざみや1リットル単位きざみの細かな値で設定値として表示する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
このように設定値を整数値による1分単位きざみや1リットル単位きざみの細かな値で表示することは、使用者の希望に添うものではあるが、表示される数値が、例えば0.4秒という比較的短い間隔で変化するために、希望の数値が表示された時点でタイミングよくボタン押しを停止できなかった場合は、表示される数値変化が増加方向に続行してしまい、希望の設定値を設定するには設定操作を最初からやり直す必要がある。とくに、水量を設定する場合は、例えば最大で65リットルの数値に達するため、数値設定を「1」の下限値の表示からやり直すことは、時間と労力を要して操作性のよくないものである。
【0012】
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、洗い時間などの洗濯条件を設定ボタンを押して整数値を変化させることで設定する場合、希望の設定値に短時間で到達でき、かつ、正確、簡単に設定でき、設定操作性がよく使い勝手のよい洗濯機の運転内容設定方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するため、第1に、洗い時間、水量などの洗濯条件を設定する設定ボタンと、設定された洗濯条件を整数の設定値で表示する表示部とを備え、前記設定ボタンを連続して押圧操作すると前記洗濯条件としての設定値の表示が変化する洗濯機の運転内容設定方法において、設定値の変化はその下限値から上限値へ向かう方向に所定の間隔時間で変化し、上限値に達した後は上限値から下限値へ向かう方向に所定の間隔時間で変化し、押圧操作を停止した時点で表示部に表示されている数字を設定値として洗い時間、水量などの洗濯条件を設定する。
【0014】
これにより、表示される設定値が例えば0.4秒間隔のような比較的短い間隔で変化し、目標とする設定値で設定ボタンの押圧操作をタイミングよく停止できず、表示される数値がさらに増加してしまって場合でも、数値が上限値に達した後は上限値から下限値へ向かう方向に数値が変化するから、設定操作を「1」の下限値の表示からやり直す必要がなく、短時間で容易に目標とする設定値に到達できる。
【0015】
第2に、洗い時間、水量などの洗濯条件を設定する設定ボタンと、設定された洗濯条件を整数の設定値で表示する表示部とを備え、前記設定ボタンを連続して押圧操作すると前記洗濯条件としての設定値の表示が変化する洗濯機の運転内容設定方法において、変化する整数値の中で所定の数値を区切りの数値として設定し、この区切りの数値が表示されたときの表示時間を区切りの数値以外の数値が表示されたときの表示時間よりも長く設定し、表示される数値が変化しない待ち時間とした。
【0016】
これにより、区切りの数値が表示されている時間は、待ち時間として区切りの数値以外の数値が表示されたときの表示時間よりも長いものになるから、例えば水量設定などの場合は、この区切りの数値を「10」「20」「30」…のように分かりやすい単位で設定すれば、この区切りの数値を目標にして設定ボタンの押圧操作を続け、ここで一呼吸の待ち時間を得た後、さらに1桁の単位の細かな数値を設定することができるから、全ての数値が同速度で変化する場合に比較して目標の設定値に一度で正確に到達できる。
【0017】
第3に、前記区切りの数値は、複数箇所に設定し、該区切りの数値間の数値の表示時間は、区切りの数値を設定しないで設定値の表示を変化させた場合よりも短く設定し、速い速度で数値の表示を変化させることにより、目標の設定値に達するまでの全体時間を短縮できる。そして、この場合でも、区切りの数値を設定し、この区切りの数値の箇所で待ち時間を設けたから、目標の設定値の箇所を誤って通過するおそれは少ない。
【0018】
第4に、前記区切りの数値が表示される待ち時間には、これに同期して報知音を発生するようにしたから、区切りの数値が表示されていることを音で使用者に知らせ、注意を喚起できる。かかる報知は、特に、目の不自由な使用者に対して有効である。
【0019】
第5に、前記報知音は、区切りの数値が複数箇所に設定されている場合は、異なる設定箇所毎に異なる音色とすることにより、この報知音をきくだけで、この報知時に表示されている数値がわかるから、報知音による報知の後、設定ボタンを押す回数をカウントすれば、表示部を見ないでも目標の設定値を設定することも可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面について本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の洗濯機の運転内容設定方法が実施される洗濯機の操作パネルを示す平面図で、本発明が実施される洗濯機の全体構成は図4について、また操作パネルの構成は図1について既に説明したとおりであるから、ここでの詳細な説明は省略する。
【0021】
本発明の操作パネル6も従来と同様、電源ボタン7、スタートボタン8などの他に、設定ボタンとして、水位ボタン11、洗いボタン12、すすぎボタン13、脱水ボタン14、予約ボタン10を備えるものであり、前記設定ボタンのうち、洗いボタン12、すすぎボタン13、脱水ボタン14、予約ボタン10については、これに対応する表示部17を7セグメントを日字形に配列したもので形成し、7つのセグメントのうちのいずれかを点灯することで1から9までの数字を表示するようにした。なお、図示の例では水位ボタン11に対応する表示部17は水量を示す数字とランプとで構成されているが、水量の表示部も7セグメント表示とすることができる。
【0022】
例えば、洗いボタン12については、表示部17には7セグメントを2つ並べて2桁の数値を表示するように構成し、設定される洗い時間を表示する設定値17aとして、例えば「1」分から「14」分までが表示可能に設定しておき、洗いボタン12を連続的に押す(いわゆる長押し)ことで整数による設定値17aが順に1つずつ一定の表示間隔、例えば0.4秒間隔で増加し、または減少するように設定してある。
【0023】
かかる設定ボタンを使用して、洗い時間などの運転内容を設定する方法を説明する。図2は、第1実施形態を示す設定動作のフローチャートで、例えば洗い時間の設定の場合は、表示部17に設定値17aとして、例えば下限値「1」から上限値「14」までの整数値を表示可能に設定しておき、水量設定の場合は表示部17に設定値17aとして、例えば下限値「1」から上限値「61」までの整数値を表示可能に設定しておく。その他、すすぎ回数や脱水時間、予約時間の設定も同様である。
【0024】
そして、例えば洗い時間を設定する場合、表示部17に現在表示されている設定値17aが上限値または下限値の場合は〔ステップ(イ)〕、洗いボタン12を連続的に押す(いわゆる長押し)ことで〔ステップ(ロ)〕、整数による設定値17aが順に1つずつ一定の表示間隔、例えば0.4秒間隔で、下限値の場合は増加、上限値の場合は減少して変化する〔ステップ(ハ)(ニ)〕。
【0025】
例えば、洗いボタン12を押し始める時点で表示部17に表示されている数値が下限値の「1」であり、使用者の目標とする設定値が「10」の場合、表示されている数値は「1」からこれにさらに「1」を順に加えた整数で増加する方向に変化する〔ステップ(ホ)〕。よって、使用者は表示部17に表示される数値が「10」まで増加してこれに達した時点で洗いボタン12の押圧操作を停止すれば、表示部17に設定値17aとして「10」分が表示され、これが洗い時間として設定される。
【0026】
ところが、表示部17に表示され変化する数値は、前記のように例えば0.4秒間隔で増加するから、表示される数値が目標値の「10」に達した時点で洗いボタン12の押圧操作を停止できなかった場合は、そのままさらに数値が増加してしまう。かかる場合は、表示される数値が上限値の「14」に達した後〔ステップ(ハ)〕、この上限値「14」から今度は減少する方向、すなわち「13」「12」…のように変化するから〔ステップ(ニ)〕、使用者は再度表示される数値が目標値の「10」に達した時点で洗いボタン12の押圧操作を停止すればよい。
【0027】
よって、使用者は、表示される数値が増加方向にあるときに目標の設定値を設定できなくても、再度「1」から表示し直す必要がなく、目標の設定値に短時間で到達できる。
【0028】
また、洗いボタン12を押し始める時点で表示部17に表示されている数値が上限値の「14」であり、使用者の目標とする設定値が「10」の場合、表示されている数値は現在表示されている上限値の「14」からこれにさらに「1」を順に減算した整数で減少する方向に変化する〔ステップ(ニ)〕。よって、使用者は表示部17に表示される数値が「10」まで減少してこれに達した時点で洗いボタン12の押圧操作を停止すれば、表示部17に設定値17aとして「10」分が表示され、これが洗い時間として設定される。
【0029】
図3は洗濯内容の設定方法の第2実施形態を示す動作のフローチャートで、7セグメントで構成する表示部17には、例えば洗い時間を表示する設定値17aとして、例えば「1」分から「14」分までが表示可能に設定され、水量を表示する設定値17aとしては例えば「1」リットルから「61」リットルまでが表示可能に設定されている。
【0030】
そして、この第2実施形態も設定ボタンとして例えば洗いボタン12を連続的に押す(いわゆる長押し)ことで整数による設定値17aが順に1つずつ増加して変化するものであるが、変化する整数値の中で所定の数値を区切りの数値として設定し、この区切りの数値が表示されたときの表示時間を区切りの数値以外の数値が表示されたときの表示時間よりも長く設定し、表示される数値が変化しない待ち時間とした。
【0031】
例えば、洗い時間が「1」分から「14」分まで変化して表示される場合は、区切りの数値として「5」分、「10」分を設定する。この区切りの数値の選択は、使用者の日常生活での通常の感覚を基礎にしたものである。そして、この区切りの数値が表示される時間を例えば0.5秒に設定し、区切りの数値以外の数値が表示されたときの表示時間を0.1秒に設定する。
【0032】
さらに、区切りの数値が表示されるときには、これに同期してブザー等の報知器を作動して報知音を発生させ、前記報知音は、区切りの数値が複数箇所に設定されている場合は、異なる設定箇所毎に異なる音色とした。
【0033】
そして、例えば洗い時間を設定するには、洗いボタン12を長押しすれば〔ステップ(ヘ)〕、表示部17に現在表示されている設定値17aが増加の方向に変化する。このとき、表示される数値の変化は、区切りの数値間であれば例えば0.1秒間隔の高速で行われる〔ステップ(ト)〕。
【0034】
表示される数値が変化し区切りの数値に箇所に達すると〔ステップ(チ)〕、数字変化待ち時間、例えば0.5秒がセットされてこれがカウントダウンされる〔ステップ(リ)(ヌ)〕。よって、0.5秒の間は区切りの数値、例えば「5」分、「10」分が0.5秒の間表示され続ける。
【0035】
同時に数字変化待ち時間の間、ブザーなどの報知器が作動し〔ステップ(ル)(ヲ)〕、表示が「5」分、「10」分の区切りの数値であることを音で使用者に知らせる。これにより表示される数値が大体どの箇所まで変化したのかを使用者に対して視覚と聴覚で認識させると同時に注意を惹起することができる。
【0036】
さらにこの報知音は「5」分、「10」分などの別の箇所の異なる区切りの数値毎に、異なる音とすることで、使用者は報知音を聴くだけで「5」分と「10」分とを区別することができる。
【0037】
よって、使用者は例えば目標の設定値が「8」分であれば、「5」分の箇所の区切り数値が表示される数字待ち時間と報知音とによって、目標の設定値の「8」分が近いことを知り、この時点で洗いボタン12の長押しを停止し〔ステップ(ヘ)〕、洗いボタン12を1回ずつ断続的に押して表示される数値を1つずつ増加させれば〔ステップ(ワ)〕、目標の設定値に一回の操作で、しかも短時間で正確に到達できる。
【0038】
なお、区切りの数値以外の数値が表示されたときの表示時間は第2実施形態では前記のように0.1秒であり、第1実施形態の場合の表示間隔の0.4秒よりも短いが、区切りの数値の表示時間を待ち時間として設定することで、目標とする設定値が近いことを知ることができるから、目標とする設定値に遠い箇所では数値変化を高速に設定しても支障は生じない。
【0039】
また、洗い時間の設定以外の運転内容の設定にも適用できるものである。
【0040】
【発明の効果】
以上述べたように本発明の洗濯機の洗濯機の運転内容設定方法は、第1に、洗い時間、水量などの洗濯条件を設定する設定ボタンと、設定された洗濯条件を整数の設定値で表示する表示部とを備え、前記設定ボタンを連続して押圧操作すると前記洗濯条件としての設定値の表示が変化する洗濯機の運転内容設定方法において、設定値の変化はその下限値から上限値へ向かう方向に所定の間隔時間で変化し、上限値に達した後は上限値から下限値へ向かう方向に所定の間隔時間で変化し、押圧操作を停止した時点で表示部に表示されている数字を設定値として洗い時間、水量などの洗濯条件を設定する。
【0041】
これにより、表示される設定値が例えば0.4秒間隔のような比較的短い間隔で変化し、目標とする設定値で設定ボタンの押圧操作をタイミングよく停止できず、表示される数値がさらに増加してしまって場合でも、数値が上限値に達した後は上限値から下限値へ向かう方向に数値が変化するから、設定操作を「1」の下限値の表示からやり直す必要がなく、短時間で容易に目標とする設定値に到達でき、使い勝手のよいものとなる。
【0042】
第2に、洗い時間、水量などの洗濯条件を設定する設定ボタンと、設定された洗濯条件を整数の設定値で表示する表示部とを備え、前記設定ボタンを連続して押圧操作すると前記洗濯条件としての設定値の表示が変化する洗濯機の運転内容設定方法において、変化する整数値の中で所定の数値を区切りの数値として設定し、この区切りの数値が表示されたときの表示時間を区切りの数値以外の数値が表示されたときの表示時間よりも長く設定し、表示される数値が変化しない待ち時間とした。
【0043】
これにより、区切りの数値が表示されている時間は、待ち時間として区切りの数値以外の数値が表示されたときの表示時間よりも長いものになるから、例えば水量設定などの場合は、この区切りの数値を「10」「20」「30」…のように分かりやすい単位で設定すれば、この区切りの数値を目標にして設定ボタンの押圧操作を続け、ここで一呼吸の待ち時間を得て現在表示されている数値の確認を行った後、さらに1桁の単位の細かな数値を設定することができるから、全ての数値が同速度で変化する場合に比較して目標の設定値に一度で正確に到達できる。
【0044】
第3に、前記区切りの数値は、複数箇所に設定し、該区切りの数値間の数値の表示時間は、区切りの数値を設定しないで設定値の表示を変化させた場合よりも短く設定し、速い速度で数値の表示を変化させることにより、目標の設定値に達するまでの全体時間を短縮できる。そして、この場合でも、区切りの数値を設定し、この区切りの数値の箇所で待ち時間を設けたから、目標の設定値の箇所を誤って通過するおそれは少ない。
【0045】
第4に、前記区切りの数値が表示される待ち時間には、これに同期して報知音を発生するようにしたから、区切りの数値が表示されていることを使用者に音で知らせ、注意を喚起できる。かかる報知は、特に、目の不自由な使用者に対して有効である。
【0046】
第5に、前記報知音は、区切りの数値が複数箇所に設定されている場合は、異なる設定箇所毎に異なる音色とすることにより、この報知音をきくだけで、この報知時に表示されている数値がわかるから、報知音による報知の後、設定ボタンを押す回数をカウントすれば、表示部を見ないでも目標の設定値を設定することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の運転内容設定方法が実施される洗濯機の操作パネルを示す要部の平面図である。
【図2】本発明の洗濯機の運転内容設定方法の第1実施形態を示す設定動作のフローチャートである。
【図3】本発明の洗濯機の運転内容設定方法の第2実施形態を示す設定動作のフローチャートである。
【図4】洗濯機の斜視図である。
【図5】従来の運転内容設定方法が実施される洗濯機の操作パネルの平面図である。
【符号の説明】
1…外箱 2…水槽 3…回転翼
4…洗濯兼脱水槽 5…蓋 6…操作パネル
7…電源ボタン 8…スタートボタン 9…コースボタン
10…予約ボタン 11…水位ボタン 12…洗いボタン
13…すすぎボタン 14…脱水ボタン 15…トップカバー
16…表示部 16a…設定値 16b…表示ランプ
17…表示部 17a…設定値

Claims (5)

  1. 洗い時間、水量などの洗濯条件を設定する設定ボタンと、設定された洗濯条件を整数の設定値で表示する表示部とを備え、前記設定ボタンを連続して押圧操作すると前記洗濯条件としての設定値の表示が変化する洗濯機の運転内容設定方法において、設定値の変化はその下限値から上限値へ向かう方向に所定の間隔時間で変化し、上限値に達した後は上限値から下限値へ向かう方向に所定の間隔時間で変化し、押圧操作を停止した時点で表示部に表示されている数字を設定値として洗い時間、水量などの洗濯条件を設定することを特徴とする洗濯機の運転内容設定方法。
  2. 洗い時間、水量などの洗濯条件を設定する設定ボタンと、設定された洗濯条件を整数の設定値で表示する表示部とを備え、前記設定ボタンを連続して押圧操作すると前記洗濯条件としての設定値の表示が変化する洗濯機の運転内容設定方法において、変化する整数値の中で所定の数値を区切りの数値として設定し、この区切りの数値が表示されたときの表示時間を区切りの数値以外の数値が表示されたときの表示時間よりも長く設定し、表示される数値が変化しない待ち時間としたことを特徴とする洗濯機の運転内容設定方法。
  3. 前記区切りの数値は、複数箇所に設定し、該区切りの数値間の数値の表示時間は、区切りの数値を設定しないで設定値の表示を変化させた場合よりも短く設定し、速い速度で数値の表示を変化させることを特徴とする請求項2記載の洗濯機の運転内容設定方法。
  4. 前記区切りの数値が表示される待ち時間には、これに同期して報知音を発生することを特徴とする請求項2または請求項3のいずれかに記載の洗濯機の運転内容設定方法。
  5. 前記報知音は、区切りの数値が複数箇所に設定されている場合は、異なる設定箇所毎に異なる音色とすることを特徴とする請求項4記載の洗濯機の運転内容設定方法。
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