JP4354427B2 - トランジスタ組立体およびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、トランジスタ領域のどの部分が、別のトランジスタ領域の他の部分から電気的に絶縁されるかが多結晶半導体層中の構造によって決まるトランジスタ組立体およびその製造方法に関する。
高周波トランジスタは、一般に技術系統別に分類される。高周波トランジスタは、その微細さと、非常に平坦なドーピング特性とを特徴とする。エミッタコンタクトおよびベースコンタクトは、フィンガー(指)のような形状で表面に配置されている。ある従来の拡散型高周波トランジスタでは、コレクタは裏面から接続されている。別の従来の例では、高周波トランジスタが集積回路(IC)上に配置されている場合、コレクタはさらに表面からも供給されている。従来の例では、1つの技術系統に属する各種のトランジスタ同士の違いは、エミッタフィンガーおよびベースフィンガーの数のみである場合が多い。従来の低レベル信号トランジスタには、一般に、1〜約50のエミッタフィンガーが設けられている。一方、パワートランジスタには、最大1000ものフィンガーが設けられている。
高周波で低レベル信号の拡散型トランジスタが採用されている従来の例では、実際に使用されているトランジスタの面積は、チップ全体の面積のほんの一部にすぎない場合が多い。しかし、取り付け時の処理の境界条件として、ある最低限のチップサイズが必要である。
今日、多くの従来例で必要とされる最低限のチップ面積は、約0.20×0.20mmである。従って、チップ面積の相当部分が、しばしば使用されないままである。このため、チップ面積と、実際に使用されるトランジスタ面積とが一致する場合と比較して、製造コストが著しく上昇する。
残りの未使用チップ面積を活用するために、従来のトランジスタを製造する製造業者の多くが、1つのチップ上に複数のトランジスタセルを配置した。これらの複数のトランジスタは、金属層(金属レベル)での必要性に応じて、様々な方法で接続可能である。これにより、フォトマスクに対する要求は限定されている。
さらに、これらの従来の例では、製造可能な種類のうちどの種類のトランジスタを最終的に作るかを、ウェハー処理の最後、またはウェハーの製造工程の最後になって決めればよいので、トランジスタ組立体の製造業者は、顧客の要求の変化に応じて柔軟に対応できる。
従来の高周波トランジスタの製造業者の多くが、伝統的なプレーナ処理またはこれに変形や修正を加えた処理を採用している。このようにして複数の設計をする場合、チップ上に個々のトランジスタセルを他のセルから絶縁して配する必要がある。図8は、従来のトランジスタ構造を説明するための図である。
図8に図示された組立体の底部に設けられた層11は、コレクタコンタクトである。コレクタコンタクトの上に配置された層21は、コレクタ21を形成する。コレクタコンタクト11とは逆側のコレクタ21の面上には、ベースウェル31が配置され、この面の一部を覆っている。コレクタコンタクトとは逆側のコレクタ21の面の残りの部分は、フィールド酸化膜61により被覆されている。
ベースコンタクト81の下に配置されたベース接触部41と、エミッタコンタクト91の下に配置されたエミッタ領域51とは、ベースウェル31中に交互に設けられ、コレクタ21とは逆側の面に接している。ベースウェル31は、エミッタコンタクトまたはベースコンタクトとベースウェル31との間を絶縁する酸化物層71により被覆されている。
フィールド酸化膜61、酸化物層71、ベースコンタクト81、およびエミッタコンタクト91は、保護層101により被覆されている。ここで図示した従来のプレーナ処理では、ベースウェル31を設け、その中にトランジスタセルのすべてのエミッタフィンガー51を形成することが必要である。
従来の例では、約0.04mmであることが多いチップ面積を、大量生産の工程で実用的かつ経済的に利用するために、可能な限り多くの異なる種類のトランジスタを1つのチップ上に設けている。
図7に、このような従来の例を示す。図7で示した構成のチップ上に高周波トランジスタを形成する方法は3つある。すなわち、エミッタパッド231およびベースパッド241に対して、トランジスタセルA201を電気的に接続する方法、トランジスタセルB211を電気的に接続する方法、および、トランジスタセルC221を電気的に接続する方法である。
Aの場合、駆動トランジスタセルは、1つのエミッタフィンガーを有し、ベースフィンガー201aは、導電路201dを介してベースパッド241に接続され、エミッタフィンガー201bは、エミッタ−導電路201eを介して、エミッタパッド231に導電接続される。図7中、エミッタパッドとトランジスタセルA201との間の導電路201e、および、ベースパッド241とトランジスタセル201との間の導電路201dを実線で示す。
Bの場合、トランジスタセルB211の接続は、ベースパッドとトランジスタセルB211との間に形成された導電路211dと、エミッタパッド231とトランジスタセルB211との間に形成された導電路211eとを介して行なわれる。この場合に形成される導電路211d・211eを破線で示す。ベース導電路211dは、このようにベースパッド241を、4つのベースフィンガー211aに接続し、エミッタ導電路211eは、エミッタパッド231を、トランジスタセルB211の3つのエミッタフィンガーすべてに接続している。Bの場合、図7のチップは、トランジスタセルBからなるトランジスタ組立体として形成され、このトランジスタ組立体は、3つのエミッタフィンガーを含む。
Cの場合、図7で図示されたチップは、7つのエミッタフィンガー221bを有するトランジスタセルCとして形成される。ベース導電路221dおよびエミッタ導電路221eを点線で示す。
図7に図示したチップは、1つのエミッタフィンガー201bを有するトランジスタセルA201、3つのエミッタフィンガー211bを有するトランジスタセルB211、または7つのエミッタフィンガー221bを有するトランジスタセルC221として形成可能である。チップの上に形成されるトランジスタの電気特性は、設計時にどのトランジスタセルが選択されるかによって異なる。トランジスタの電気特性は、エミッタフィンガーの数により決定される。
コスト最適化のために、複数のトランジスタを設ける手法を限界まで押し進めてもよい。すなわち、できるだけ多くの種類のトランジスタを1つのチップ上に設けてもよい。各トランジスタセルA201、B211、およびC221の間には最低限の間隔が必要であるので、面積を最適に利用できないことは明らかである。さらに、この方法では、製造できるトランジスタの種類は、所定のトランジスタセルまたはその組み合わせに限られる。
以上に述べた限界は、プレーナ処理を採用したことによる限界である。
本発明の目的は、複数のトランジスタ領域を有するトランジスタ、およびその製造方法を提供することであり、トランジスタをより容易かつコスト効率よく製造できるようにすることである。
この目的は、請求項1に記載されたトランジスタ組立体により、および請求項11に記載された製造方法により達成される。
本発明は、トランジスタを備えたトランジスタ組立体(トランジスタアセンブリ)であって、複数のトランジスタ領域と、エミッタ接触領域と、ベース接触領域とを備え、前記複数のトランジスタ領域の各々は、コレクタ半導体領域と、ベース半導体領域と、エミッタ半導体領域とを備えた垂直トランジスタ構造を有し、前記エミッタ接触領域は、前記トランジスタ領域の上に配置され、前記ベース接触領域は、多結晶半導体層を介して前記ベース半導体領域に接続され、前記多結晶半導体層は、前記トランジスタを構成しないトランジスタ領域のベース接触領域が前記トランジスタを構成するトランジスタ領域のベース接触領域から電気的に絶縁されるような構造を有するトランジスタ組立体を実現する。
更に、本発明は、複数のトランジスタ領域を有するトランジスタ組立体の製造方法であって、前記複数のトランジスタ領域の各々は、コレクタ半導体領域と、ベース半導体領域と、エミッタ半導体領域とを備えた垂直トランジスタ構造を有し、前記トランジスタ領域の上にはエミッタ接触領域が設けられ、前記ベース半導体領域には多結晶半導体層を介してベース接触領域が接続され、前記トランジスタ組立体の製造方法は、前記多結晶半導体層を、トランジスタを構成しないトランジスタ領域のベース接触領域がトランジスタを構成するトランジスタ領域のベース接触領域から電気的に絶縁されるような構造とする工程を含む。
本発明は、以下の構成によれば、特に拡散型トランジスタ素子を容易かつコスト効率よく製造できるという知見に基づいている。すなわち、例えば、拡散型素子上に、最大数のトランジスタ領域をまず形成する。この拡散型素子のベースコンタクト領域については、多結晶半導体層を介して接続する。拡散型トランジスタ素子の所望の特徴に応じて、必要なトランジスタ領域の数を決定し、その数を超えるすべてのトランジスタ領域を、多結晶半導体層の構造により電気的に絶縁する。その結果、トランジスタを構成しないトランジスタ領域のベース接触領域は、トランジスタを構成するトランジスタ領域のベース接触領域から、電気的に絶縁される。
プレーナ処理の場合と異なり、上述した二重ポリ処理(double poly process)の場合、共通のベースウェルは存在しない。各エミッタフィンガーは、自身のベースを有し、トランジスタセルの他のフィンガーから独立して動作できる、完全機能型のトランジスタである。
さらに、このような製造方法においては、トランジスタセルを空間的に分離する必要は、もはやない。このため、すでにあるチップ面積をより有効に利用できるので、トランジスタ製造の費用面の改善を行なうことができる。
また、1つのフィンガーを有するトランジスタを多数備えた部分トランジスタを、1つの大きな基本セルから、必要に応じて形成できる。また、部分トランジスタのフィンガーの数は限定されない。したがって、トランジスタをより柔軟に製造できる。すなわち、1つの基本チップ設計を元に、様々な電気特性を有する様々なトランジスタを製造できる。
また、1つの基本チップ設計に基づいて様々なトランジスタを製造するこの手法により、大量生産に向けた、初期段階またはウェハー製造段階におけるトランジスタの製造が容易になる。
可能な限り多くの異なる種類のトランジスタの大量生産が容易になること以外に、異なる多くの種類のチップを製造するのに必要なマスクの数も低減できる。これにより、特注トランジスタを製造する場合でも専用のマスクセットを作る必要がなくなるので、製造工程を単純化でき、製造に要する時間を短くできる。
本発明の一実施形態によれば、チップ上に形成されるトランジスタ組立体の電気特性を、メタライゼーション層(メタライゼーションレベル)のみで決定できるので、製造工程の非常に遅い段階でもなお、特別な注文に対応できる。これにより、予め後の方の製造工程まで製造したトランジスタチップを在庫としておき、ごく少数の最終製造工程において、電気特性に関する特別な注文に対応させることが可能になる。
同時に、いわゆる小型化が促進される。すなわち、チップを製造する際に、より小さい構造幅を採用することが容易になる。これは、複数の異なる設計ではなく、一つの基本設計に基づいて、より小さい構造幅を実現するためである。
以下に本発明の好適な実施形態について、添付の図面を参照して詳しく説明する。
図1は、エミッタフィンガーを1つ有する本発明のトランジスタ組立体を示す。
図2は、エミッタフィンガーを3つ有する本発明のトランジスタ組立体を示す。
図3は、エミッタフィンガーを7つ有する本発明のトランジスタ組立体を示す。
図4は、半導体基板上に設けられた本発明のトランジスタ組立体を示す図である。
図5は、ベース接点に接続するためのコンタクトホールを有する本発明のトランジスタ組立体を示す。
図6は、エミッタフィンガーおよびベースフィンガーの数をメタライゼーション層で調整可能な本発明のトランジスタ組立体を示す。
図7は、単一チップ上に異なる種類のトランジスタセルを設けた従来例を示す。
図8は、従来のトランジスタ組立体の層構成を示す。
図1は、本発明の一実施形態の構成の上面図である。本発明の一実施形態のトランジスタ組立体の配置または構成を図示している。エミッタ端子301、ベース端子311、トランジスタフィールド341、ベース導電路361、およびエミッタ導電路371が、この構成中に示されている。トランジスタフィールド341は、非接続エミッタ領域321、接続エミッタ領域331、凹部または絶縁領域343、1つのエミッタフィンガー346、および2つのベースフィンガー351を備えている。
エミッタ端子301は、エミッタ導電路371を介して、エミッタフィンガー346に導電接続されている。ベース端末311は、ベース導電路361を介して、2つのベースフィンガー351に導電接続されている。エミッタフィンガー346およびベースフィンガー351の構成と数とを適切に選択することにより、接続エミッタ領域331および非接続エミッタ領域321の数を決定できる。これにより、本発明の一実施形態にかかる配置に従って形成される高周波トランジスタの電気的な特性を調整することができる。
接続エミッタ領域331および非接続エミッタ領域321の構成または数は、チップのメタライゼーション層において決定されるか、あるいは後述するように、メタライゼーション層の下の多結晶マスクにおいて決定される。トランジスタフィールドの凹部または絶縁領域343は、このように、接続エミッタ領域331と非接続エミッタ領域321とを含むトランジスタフィールド341の個々の領域を分離している。チップの他の領域および他の層は、接続エミッタ領域331の数によっても接続エミッタ領域331の構成によっても影響を受けることなく、常に同じ設定・同じ設計のままである。
図2は、本発明のトランジスタ組立体の他の実施形態を示す。図2のトランジスタ組立体が図1のトランジスタ組立体と異なる点は、図1では1つである接続エミッタ領域331の数が、図2では3つであり、図2のトランジスタ組立体では、ベースフィンガー351が2つではなく、4つある点である。
図3は、本発明の他の実施形態を示す。この構成では、接続エミッタ領域331の数は7つであり、ここで図示されているトランジスタ組立体は、合計8つのベースフィンガー351を有する。
図1〜3で示されたトランジスタ組立体はすべて、同じ数・同じ配置のエミッタ領域321・331を有する同じトランジスタフィールド341を備えている。異なる点は、接続エミッタ領域331および非接続エミッタ領域321の構成のみである。この構成は、後述するように、メタライゼーション層または多結晶層において決定される。つまり、図1〜図3のトランジスタ組立体は、それぞれ異なる数の接続エミッタ領域331および非接続エミッタ領域321を有する複数種類のトランジスタを、トランジスタセル341の1つの基本設計に基づいて製造できることを示している。このように、接続エミッタ領域331の数に依存する電気特性でさえ、トランジスタセル341の基本設計を変えることなく変更可能である。
図1〜図3に図示されたトランジスタセル341の基本設計から、エミッタフィンガー346の数が異なる(すなわち電気特性が異なる)合計11種類のトランジスタを、メタライゼーション層または多結晶層に変更を加えるだけで製造できる。このことから、トランジスタセル341の基本設計に基づき、必要に応じて様々な種類のトランジスタを製造できることがわかる。
図4に、半導体基板に形成された本発明の一実施形態にかかるトランジスタ組立体を示す。このトランジスタ組立体は、底部にコレクタコンタクト381を有し、コレクタコンタクト381の上にコレクタ接触部391を有している。コレクタ接触部391の上には、コレクタ層401が設けられている。コレクタ層401の上には、コレクタ層401を少なくともp型多結晶半導体層421の面の一部から電気的に絶縁するためのフィールド酸化膜411の各領域がある。コレクタ接触部391とは逆側のコレクタ層401の表面の一部は、p型多結晶半導体層421およびベース層451によって覆われている。
p型多結晶半導体層421は、ベース接触領域471を介してベースフィンガー541と導電接続されている。このベース接触領域471は、例えばチタンと窒化チタンとの2層からなる接着層471と、ベースコンタクトホールまたは例えばタングステンからなるベース接触部481とを有する。同様の原理により、エミッタ層511は、エミッタ接触領域521を介してエミッタフィンガー551と導電接続されている。このエミッタ接触領域521は、ベース接触領域と同様に、接着層521とエミッタコンタクトホール531とを有する。
p型多結晶半導体層421は、エミッタ層511をp型多結晶半導体層421から絶縁する酸化物層431により覆われている。このために、電荷キャリアは、ベース層451からエミッタ層511に流れ込むことができるが、p型多結晶半導体層421からエミッタ層511に流れ込むことができない。
酸化物層431およびエミッタ層511は、酸化被膜441により覆われ、この酸化被膜441の上に酸化絶縁部561が設けられている。酸化絶縁部561および酸化被膜441は、エミッタフィンガー551の下のトランジスタ領域だけが電気的に接続されるように、ベース接触領域471をエミッタ層511およびエミッタ接触領域521から絶縁する役割を果たしている。
金属パッド461および保護膜571が、酸化絶縁部561上に配置されている。
図8で示したトランジスタ組立体の製造方法であるプレーナ処理とは異なり、図4で示した二重ポリ処理により製造されたトランジスタ組立体では、共通のベースウェルは存在しない。各エミッタフィンガー346は、自身のベースを有する完全独立機能型のトランジスタであり、トランジスタセルの他のフィンガーから独立して動作可能である。したがって、このような製造方法においてはトランジスタセル同士を空間的に分離する必要は、もはやない。
むしろ、1つのフィンガーを有するトランジスタを多数備えた部分トランジスタを、1つの大きな基本セルから、必要に応じて形成できる。さらに、この部分トランジスタのフィンガーの数は限定されない。各エミッタフィンガー346は、p型多結晶層421を介して互いに接続されており、p型多結晶層421は、ベース接触領域471をベース層451に導電接続している。このため、メタライゼーションマスクに加えて第2のマスクを1つだけ用いて、必要ではないエミッタフィンガーを、電気的に互いに分離することが可能である。
図4に示したトランジスタ組立体では、p型多結晶層421の形状、構成、または程度のみにより、どのエミッタフィンガー551が駆動トランジスタに属し、どのエミッタフィンガー346が駆動トランジスタから電気的に絶縁されるのかが決まる。従って、図4に示したトランジスタ組立体の電気特性は、p型多結晶層421の設定のみに依存している。
従って、トランジスタ組立体に接続されるエミッタフィンガー346の数は、p型多結晶層421中の適切な凹部または絶縁領域により変更可能であり、これによって、トランジスタ組立体の電気特性も影響を受ける。
結果として、このような製造方法では、トランジスタセル同士を空間的に分離する必要は、もはやない。むしろ、必要に応じて、1つのフィンガーを有するトランジスタを任意の数だけ、1つの大きな基本セルから作ることができる。さらに、部分トランジスタのフィンガーの数は、制限されない。
チップ上で接続可能なトランジスタ領域の最大数は、チップの製造技術によって異なる。すなわち、チップの構造幅および外形寸法によって異なる。接続されるトランジスタ領域の数は、p型多結晶層の構成と、エミッタフィンガーおよびベースフィンガーの数とによって決まる。この数は、1つからチップ上で取り得るトランジスタ領域の最大数までのいずれかの数である。
図5に、本発明の他の実施形態を示す。この実施形態では、p型多結晶層421中に、凹部611が形成されている。ここで示すトランジスタ組立体は、エミッタ端子301とベース端子311とを介して、ボンディングワイヤによりまたは直接に、回路基板(図示せず)に接続される。このトランジスタ組立体は、p型多結晶層421中で、凹部611により互いから電気的に絶縁された3つのトランジスタフィールド341を有する。
接続エミッタ領域331は、エミッタフィンガー346および以下に説明するエミッタメタライゼーション部591を介して、エミッタ端子301に接続されている。ベース貫通接触部581は、ベースフィンガー351および以下に説明するベースメタライゼーション部601を介して、ベース端子311に接続されている。
トランジスタ組立体の電気特性、または駆動エミッタフィンガー346および駆動ベースフィンガーの数は、p型多結晶層421中の凹部611の配置または構成により、または、ベースメタライゼーション部601、エミッタメタライゼーション部591、ベースフィンガー351、およびエミッタフィンガー346の配置により決められる。各トランジスタ領域は、p型多結晶層421中の凹部611、エミッタフィンガー346、ベースフィンガー351、エミッタメタライゼーション部591、およびベースメタライゼーション部601の設定のみが異なる。したがって、電気特性の異なる様々な種類のトランジスタであっても、製造工程の大部分は共通であり、エミッタフィンガー346およびベースフィンガー351の数が異なる他は、同様に設計される。接続ベースフィンガー、非接続ベースフィンガー、接続エミッタフィンガー、および非接続エミッタフィンガーの数を決めるためには、種類毎に異なるフォトレベルが2つあればよい。
これにより、電気特性の異なる様々な種類のトランジスタを、1つの基本回路設計に基づき、p型多結晶マスクおよびメタライゼーションマスクを変更して、接続されるエミッタ領域およびベース領域の数を決定することにより構築できる。
図6は、本発明の他の実施形態を示す。ここで示すトランジスタ組立体の特徴は、各エミッタ領域が、接続エミッタ領域であれ、非接続エミッタ領域であれ、p型多結晶層421中の凹部611により、隣接するエミッタ領域から電気的に絶縁されている点である。
図5で示した本発明の実施形態にかかるトランジスタ組立体とは異なり、各エミッタ領域321・331は、p型多結晶層421中の蛇行した凹部611により、隣接するエミッタ領域321・331から電気的に絶縁されている。エミッタ領域331の接続は、エミッタメタライゼーション部591およびエミッタフィンガー346を介してのみ行なわれ、これらの構成も、メタライゼーションマスクによって決まる。ベースフィンガー351およびベースメタライゼーション部601の構成も、メタライゼーションマスクによって決まる。
図6で示すトランジスタ組立体は、合計9つのトランジスタフィールドを有する。したがって、メタライゼーションマスクを適切に選択することにより、エミッタフィンガーの個数(1〜9)と接続エミッタ領域の個数(1〜9)との組み合わせの数だけ、種類の異なるトランジスタを製造できる。なお、接続エミッタ領域331の数を1から9の間で変更することにより得られる、種類の異なるトランジスタはすべて、メタライゼーション層を決めるマスク以外のすべてのマスクに共通する1つの基本マスク設計に基づいて製造できる。このことからも、本発明のこの実施形態によれば、非常に様々な種類のトランジスタを製造できることがわかる。
メタライゼーション部の接続の仕方が異なっても、1つの大きな基本セルは限定されない。例えば、図示した1つ、3つ、または7つのエミッタフィンガーを有するトランジスタ組立体を製造する際の制限はない。メタライゼーションマスクを選択するだけで、トランジスタの種類が決まる。
分かりやすく図示するために、図5および図6では、トランジスタに属するベースフィンガーの貫通接触部のみを示した。対応するエミッタフィンガーの貫通接触部は図示していない。本発明の好適な実施形態では、著しく異なる電気特性を有する、種類の異なる複数のトランジスタを、図5の場合では2種類のフォトマスクを用い、図6の場合では1種類のフォトマスクを用い、それ以外は同一のマスクを用いて製造できる。図5および図6では図示していないが、トランジスタに属していない(すなわち、多結晶層および/またはメタライゼーション層に対応する構造体によって絶縁された)部分にも貫通接触部がある。トランジスタに属していないこれらの貫通接触部を、適切な被膜により覆うことが、特に貫通接触部がタングステンを含む場合に有用である。この被膜は、例えば、ベースメタライゼーション部およびエミッタメタライゼーション部と同じ工程で、ベースメタライゼーション部およびエミッタメタライゼーション部から絶縁されるような構造としてもよい。
上述した本発明の各実施形態においては、エミッタ領域321・331は互いに平行に配置された長方形であるが、エミッタ領域およびトランジスタフィールド341の形状は、いかなる形状であってもよい。例えば、エミッタ領域321・331は楕円形であってもよい。
上述の各実施形態では、トランジスタ組立体の基本的な材料は特に限定されず、例えば、ガリウムヒ素、ゲルマニウム、シリコン等を用いることができる。さらに、エミッタ層511およびp型多結晶半導体層421と、それ以外のスイッチ構造との接触部は、いかなる形態であってもよい。例えば、高濃度にドープされた導電路を介してもよく、上述の各実施形態で示したようなエミッタフィンガー551またはベースフィンガー541に限定されるものではない。
上述した本発明の各実施形態は、拡散型素子として形成された各種トランジスタを備えている。これに代えて、上述の実施形態にかかるトランジスタ組立体は、さらなるスイッチ構造を有するチップ上に設けられていてもよい。このスイッチ構造の性能もまた、本発明によるトランジスタの種類の設計に応じて変更できる。
例えば、コレクタ層401、ベース層451、およびエミッタ層511などのその他の層のドープ濃度を相応に調整することにより、上述の実施形態において採用されたp型多結晶層の代わりにn型多結晶層を用いることも可能である。上記の各実施形態において説明したnpnトランジスタの代わりに、ドープの種類を逆にすることにより、pnpトランジスタを実現することも可能である。ここで用いた酸化物層411・431・441の代わりに、他の絶縁層を用いてもよい。
p型多結晶半導体層421とエミッタ層511との接触部もまた、上述した本発明の各実施形態のものから変更してもよく、例えば、本発明のトランジスタ組立体を含むチップ上に設けた、他のスイッチ構造のプレーナ導電路を用いてもよい。
上述した各実施形態においては、各エミッタフィンガー346は、p型多結晶層、すなわちベースコンタクト421を介して互いに接続されている。この実施形態では、不要なエミッタフィンガー346を、第2のマスクを用いて電気的に絶縁する必要がある。上述の実施形態では、そのための2つの方法に言及した。第1の方法は、多結晶層の外側部分を分離するように、各種トランジスタ用のp型多結晶マスクを設計することである。第2の方法は、セグメント化された共通のp型多結晶マスクを採用することである。セグメント化された共通のp型多結晶マスクでは、所望のトランジスタセルの選択は、図6で示したように、コンタクトホールまたはビアレベルを用いて行なわれる。この多結晶マスクはセグメント化されており、隣接するセグメントは、指のように互いにかみ合っている。
必要なセグメントのみを接触させる適切な金属マスクが、図6で図示したセル設計には必要である。
ここまでは、コレクタ端子が裏側に設けられたトランジスタについて主に説明してきたが、埋め込み層とコレクタコンタクトとを有するトランジスタに本発明を適用することも可能である。ただし、埋め込み層には基板に対する寄生容量が形成されるため、部分トランジスタがセル全体の容量による負荷を受けることがある。したがって、適用には一定の限界がある。
エミッタフィンガーを1つ有する本発明のトランジスタ組立体を示す図である。 エミッタフィンガーを3つ有する本発明のトランジスタ組立体を示す図である。 エミッタフィンガーを7つ有する本発明のトランジスタ組立体を示す図である。 半導体基板上に設けられた本発明のトランジスタ組立体を示す図である。 ベース接点に接続するためのコンタクトホールを有する本発明のトランジスタ組立体を示す図である。 エミッタフィンガーおよびベースフィンガーの数をメタライゼーション層で調整可能な本発明のトランジスタ組立体を示す図である。 単一チップ上に異なる種類のトランジスタセルを設けた従来例を示す図である。 従来のトランジスタ組立体の層構成を示す図である。
符号の説明
11 コレクタ端子
21 コレクタ
31 ベースウェル
41 ベース接触部
51 エミッタ領域
61 フィールド酸化膜
71 酸化物層
81 ベースコンタクト
91 エミッタコンタクト
101 保護膜
201 トランジスタセルA
201a ベースA
201b エミッタA
211 トランジスタセルB
211a ベースB
211b エミッタB
221 トランジスタセルC
221a ベースC
221b エミッタC
301 エミッタ端子
311 ベース端子
321 非接続エミッタ領域
331 接続エミッタ領域
341 トランジスタフィールド
346 エミッタフィンガー
351 ベースフィンガー
361 ベース導電路
371 エミッタ導電路
381 コレクタコンタクト
391 コレクタ接触部
401 コレクタ層
411 フィールド酸化膜
421 p型多結晶層
431 酸化物層
441 酸化被膜
451 ベース層
461 金属板
471 接着層
481 ベースコンタクトホール
511 エミッタ層
521 接着層
531 エミッタコンタクトホール
541 ベースフィンガー
551 エミッタフィンガー
561 酸化絶縁部
571 保護膜
581 ベース貫通接触部
591 エミッタメタライゼーション部
601 ベースメタライゼーション部
611 p型多結晶層中の凹部

Claims (18)

  1. トランジスタを備えたトランジスタ組立体であって、
    複数のトランジスタ領域(341)と、エミッタ接触領域(521、531)と、ベース接触領域(471、481)とを備え、
    前記複数のトランジスタ領域(341)の各々は、コレクタ半導体領域(401)と、ベース半導体領域(451)と、エミッタ半導体領域(511)とを備えた垂直トランジスタ構造を有し、
    前記エミッタ接触領域(521、531)は、前記トランジスタ領域の上に配置され、
    前記ベース接触領域(471、481)は、多結晶半導体層(421)を介して前記ベース半導体領域(451)に接続され、
    前記多結晶半導体層(421)は、前記トランジスタを構成しないトランジスタ領域のベース接触領域(471、481)が前記トランジスタを構成するトランジスタ領域のベース接触領域(471、481)から、絶縁領域(343;611)によって、分離され且つ電気的に絶縁されるような構造を有するトランジスタ組立体。
  2. 前記多結晶半導体層(421)は、前記トランジスタを構成するトランジスタ領域のベース半導体領域(451)同士が前記多結晶半導体層(421)を介して互いに導電接続されないような構造を有する請求項1に記載のトランジスタ組立体。
  3. 前記多結晶半導体層(421)は、前記トランジスタ領域のベース半導体領域(451)同士が前記多結晶半導体層(421)を介して導電接続されないように、前記ベース半導体領域(451)間に絶縁領域(611)を有し、この絶縁領域(611)は、互いに対向する領域である、前記多結晶半導体層(421)の互いにかみ合う領域を規定している請求項1または2に記載のトランジスタ組立体。
  4. 前記互いにかみ合う領域の絶縁領域(611)は、蛇行した形状またはジグザグ形状を有する請求項3に記載のトランジスタ組立体。
  5. ベース接触領域(471、481)は貫通接触部を有し、この貫通接触部のうちトランジスタを構成するトランジスタ領域の貫通接触部は、前記互いにかみ合う領域において、多結晶半導体層(421)に導電接続されている請求項3または4に記載のトランジスタ組立体。
  6. 前記トランジスタを構成するトランジスタ領域のベース接触領域(471、481)は、第1のメタライゼーション層(601)を介して互いに導電接続されており、かつ、ベース端子(311)に接続されている請求項1ないし5のいずれか1項に記載のトランジスタ組立体。
  7. 前記トランジスタを構成するトランジスタ領域のエミッタコンタクト(521、531)は、第2のメタライゼーション層(591)を介して互いに導電接続されており、かつエミッタ端子(301)に接続されている請求項1ないし6のいずれか1項に記載のトランジスタ組立体。
  8. 前記トランジスタ領域がフィンガー状の構造を有する請求項1ないし7のいずれか1項に記載のトランジスタ組立体。
  9. 前記ベース接触領域(471、481)が、前記エミッタ接触領域(521、531)の間に配されている請求項1ないし8のいずれか1項に記載のトランジスタ組立体。
  10. 請求項1ないし9のいずれか1項に記載のトランジスタ組立体を有し、トランジスタを構成しないトランジスタ領域は、トランジスタの機能を果たさないように接続が遮断されている拡散型トランジスタ素子。
  11. 複数のトランジスタ領域を有するトランジスタ組立体の製造方法であって、前記複数のトランジスタ領域の各々は、コレクタ半導体領域(401)と、ベース半導体領域(451)と、エミッタ半導体領域(511)とを備えた垂直トランジスタ構造を有し、前記複数のトランジスタ領域の上にはエミッタ接触領域(521、531)が設けられ、前記ベース半導体領域(451)には多結晶半導体層(421)を介してベース接触領域(471、481)が接続され、前記トランジスタ組立体の製造方法は、前記多結晶半導体層(421)を、トランジスタを構成しないトランジスタ領域のベース接触領域(471、481)がトランジスタを構成するトランジスタ領域のベース接触領域(471、481)から、絶縁領域(343;611)によって、分離され且つ電気的に絶縁されるような構造とする多結晶半導体層(421)構造化工程を含む、トランジスタ組立体の製造方法。
  12. 前記多結晶半導体層(421)構造化工程は、トランジスタを構成するトランジスタ領域をエッチングマスクを用いて決定する工程と、このエッチングマスクを用いてエッチングを行う工程とを含む、請求項11に記載のトランジスタ組立体の製造方法。
  13. トランジスタのベースコンタクト領域と導電接続するベースメタライゼーション部を生成するために、メタライゼーション層(601)を堆積し、その構造を決定する工程をさらに含む、請求項11または12に記載のトランジスタ組立体の製造方法。
  14. メタライゼーション層の構造を決定する工程において、トランジスタのエミッタ接触領域(521、531)を導電接続するエミッタメタライゼーション部(591)を生成する、請求項13に記載のトランジスタ組立体の製造方法。
  15. 前記多結晶半導体層(421)を、各ベース半導体領域(451)が他のベース半導体領域(451)から電気的に絶縁されるような構造にするとともに、
    所定の電気特性を有するトランジスタを得るために、上記エッチングマスクを用いてメタライゼーション層(601)の構造を決定する工程において、所定の数のベース半導体領域(451)を互いに電気的に接続する請求項12に記載の方法。
  16. 所定の電気特性を実現するためにトランジスタが有するべき数以上のトランジスタ領域を作る工程をさらに含み、
    前記構造を決定する工程において、多結晶半導体層(421)を、前記所定の電気特性を実現するためにトランジスタが有するべき数を越えるトランジスタ領域のベース接触領域(471、481)を、トランジスタを構成するトランジスタ領域から電気的に絶縁するような構造とする請求項13または14に記載の方法。
  17. トランジスタ組立体の有するトランジスタ領域の数は、製造技術とチップの外形寸法とによって決定される、請求項11ないし16のいずれか1項に記載の方法。
  18. 前記トランジスタ組立体の有するトランジスタ領域の数は、チップ上のトランジスタ領域の最大数である請求項17に記載の方法。
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