JP4354368B2 - マット洗浄装置 - Google Patents

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本発明は、例えば銀イオン生成器を備えた自動車用フロアマットの洗浄装置に好適で、銀イオン水による殺菌効果を確実かつ能率良く得られるとともに、銀イオン水の消費を節減し、使用コストの低減を図る一方、雑菌の繁殖やカビの発生並びに異臭の発生を防止し、洗浄後のマットを速やかに乾燥し、その速やかな利用を図れるようにしたマット洗浄装置に関する。
例えば、従来の自動車用フロアマットの洗浄装置は、装置筐体の内部にマットを搬送可能なロ−ラコンベア等の搬送手段を備え、該搬送手段の上流側から順に、洗浄剤散布手段と、洗浄剤の滲み込みを促進するブラッシングロ−ラと、洗浄剤を吸引する一次バキュ−ム手段と、水洗手段と、水洗水を吸引する二次バキュ−ム手段とを配置していた(例えば、特許文献1参照)。
しかし、前記洗浄装置は、一次および二次バキュ−ム手段によって、洗浄剤と水洗水とを別々に吸引しているため、それらの吸引を充分に行なうことが難しく、特に毛足の長いマットは、その後の乾燥に時間が掛かり、これを半乾き状態で車室内に敷設すると、雑菌が繁殖して異臭が発生し、車室環境が劣化する問題があった。
このような問題を解決するものとして、マットの進行方向に沿って送りロ−ラと、ブラシロ−ラと絞りロ−ラを順次配置し、前記ブラシロ−ラの上方に洗浄液を散布可能な散水パイプを配置したマットクリ−ナ本体を設け、該クリ−ナ本体と別個に、前記散水パイプにオゾン気泡と水との混合液を供給する、エゼクタを備えたオゾン混合液供給装置を設け、これらを給水管に連通する導管で接続し、オゾン混合液によってマットの雑菌の繁殖を防止し、異臭の発生を防止するようにしたものがある(例えば、特許文献参照)。
しかし、前記の装置は、マットクリ−ナ本体の他にオゾン混合液供給装置を要して、高価で設置スペ−スを要し、また絞りロ−ラによってオゾン水を直ちに水切りするため、マットに対しオゾン水を十分に添加ないし浸透させることが難しく、折角のオゾン水による殺菌効果が不充分である一方、絞りロ−ラから送り出されたマットは、その後は自然乾燥によるため、マットの速やかな利用を図れず、雑菌の繁殖防止を確実に得られない、という問題があった。
ところで、近時、殺菌力を有する金属イオンに着目し、金属イオンを生成する生成器を内蔵し、該生成器で生成した銀イオンを洗浄水に添加し、洗濯物に付着する雑菌を死滅させ、洗濯物の異臭の発生やカビの発生を防止するようにした洗濯機が提案されている(例えば、特許文献3および4参照)。
しかし、前記一方の洗濯機は、洗濯槽に収容する洗濯水に銀イオンを添加して洗濯物を洗濯するため、銀イオンの所定の殺菌効果を得るには多量の銀イオンを要し、その使用コストが高価になるという問題がある。
このため、他方の洗濯機は、洗浄工程の最終のすすぎ工程で、洗浄水に銀イオンを添加して対応しているが、それでも多量の銀イオンを要し、前述の問題を解消することができない。
特開平4−305281号公報 登録実用新案第3026124号公報 実開平5−74487号公報 特開2001−276484号公報
本発明はこのような問題を解決し、例えば銀イオン生成器を備えた自動車用フロアマットの洗浄装置に好適で、銀イオン水による殺菌効果を確実かつ能率良く得られるとともに、銀イオン水の消費を節減し、使用コストの低減を図る一方、雑菌の繁殖やカビの発生並びに異臭の発生を防止し、洗浄後のマットを速やかに乾燥し、その速やかな利用を図れるようにしたマット洗浄装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、筐体内にマット挿入口に連通するマット通路と、該マット通路を挟んで配置した一対の送りロ−ラと、該送りロ−ラの下流側に配置した少なくとも一のブラシロ−ラと、給水源に連通する給水管と、該給水管に連通し、かつ前記送りロ−ラとブラシロ−ラとの間に配置した散水管と、前記給水管に連通し、かつ金属イオンを水に添加して金属イオン水を生成可能な金属イオン水生成器とを備え、該金属イオン水生成器を前記筐体側に配置し、前記金属イオン水を前記散水管を介して前記マットに付着可能にしたマット洗浄装置において、前記送りロ−ラとマット挿入口との間のマット通路の一側に前置散水管を設け、該前置散水管を介し、送りロ−ラへ導入直前のマットの一側に金属イオン水を吹き付け可能に設け、前記金属イオン水を吸収若しくは付着した他側の送りロ−ラを介し、マットの他側面に金属イオン水をコ−ティング可能にし、マットの両側面に金属イオン水をコ−ティング可能して、殺菌効果を向上するようにしている。
請求項2の発明は、前記金属イオン水を吹付け可能な二つの散水管を前記送りロ−ラを挟んで前後に配置し、金属イオン水の付着をきめ細かく精密に行なうようにしている。
請求項3の発明は、前記二つの散水管をブラシロ−ラより上流側のマット通路の一側に配置し、金属イオン水の付着をきめ細かく精密に行なうようにしている。
請求項4の発明は、前記給水管の金属イオン水生成器より下流側に開閉弁を介挿し、該開閉弁を閉弁し、かつ金属イオン水生成器を作動した際、金属イオン水を前記散水管へ供給可能にし、開閉弁の開閉と、金属イオン水生成器の作動によって、金属イオン水を二つの散水管へ供給可能にし、金属イオン水の浪費を防止するようにしている。
請求項5の発明は、前記金属イオン生成器より下流側の給水管で、かつ散水管の分岐位置より上流側に取り出し管を接続し、該取り出し管に開閉弁を介挿し、マットの洗浄後、給水管に残留する金属イオン水を容易に回収可能にし、その有効利用を図るようにしている。
請求項6の発明は、前記金属イオン水は銀イオン水で、殺菌効果に優れる銀イオン水によってマットの殺菌効果を高めるようにしている。
請求項1の発明は、前記送りロ−ラとマット挿入口との間のマット通路の一側に前置散水管を設け、該前置散水管を介し、送りロ−ラへ導入直前のマットの一側に金属イオン水を吹き付け可能に設け、前記金属イオン水を吸収若しくは付着した他側の送りロ−ラを介し、マットの他側面に金属イオン水をコ−ティング可能にしたから、マットの両側面に金属イオン水をコ−ティング可能して、殺菌効果を向上することができる。
請求項2の発明は、前記金属イオン水を吹付け可能な二つの散水管を前記送りロ−ラを挟んで前後に配置したから、金属イオン水の付着をきめ細かく精密に行なうことができる
請求項3の発明は、前記二つの散水管をブラシ通路より上流側のマット通路の一側に配置したから、金属イオン水の付着をきめ細かく精密に行なうことができる。
請求項4の発明は、前記給水管の金属イオン水生成器より下流側に開閉弁を介挿し、該開閉弁を閉弁し、かつ金属イオン水生成器を作動した際、金属イオン水を前記散水管へ供給可能にしたから、開閉弁の開閉と、金属イオン水生成器の作動によって、金属イオン水を二つの散水管へ供給可能にし、金属イオン水の浪費を防止することができる。
請求項5の発明は、前記金属イオン生成器より下流側の給水管で、かつ散水管の分岐位置より上流側に取り出し管を接続し、該取り出し管に開閉弁を介挿したから、マットの洗浄後、給水管に残留する金属イオン水を容易に回収可能にし、その有効利用を図ることができる。
請求項6の発明は、前記金属イオン水は銀イオン水で、殺菌効果に優れる銀イオン水によってマットの殺菌効果を高めることができる。
以下、本発明を自動車用フロアマットの洗浄装置に適用した図示の実施形態について説明すると、図1乃至図5において1はスタンド型の洗浄装置で、後述の各種ロ−ラを内蔵した箱形の筐体2と、該筐体2の両端部を支持する左右一対の脚柱3と、該脚柱3の下端部を連結する脚杆4と、該脚杆4の前後両端部に回転自在に支持したキャスタ−5とキャスタ−固定金具6とを備えている。
図中、7は左右の脚杆4,4を連結する連結杆、8は筐体2の直下に配置したネット状のマット受、9は床面である。
前記筐体2の前部中高位置にテ−ブル10が前方へ張り出され、該テ−ブル10の直上にマット挿入口11が開口され、該挿入口11に合成樹脂製またはゴム製のフロアマット12を挿入可能にしている。
前記フロアマット12は柔軟な板状に成形され、その一側面に植毛13が設けられていて、該植毛13を下向きにしてマット挿入口11に差し込まれる。この場合、フロアマット12は両側面に植毛13を設けたものでもよい。
前記筐体2の内部に、前記マット挿入口11に連通するマット通路50が設けられ、該通路50は前半の導入部50aが略水平に形成され、後半部が緩やかに迫り上がって形成されている。
このうち、前記導入部50aの前部に一対の送りロ−ラ14が上下に配置され、その後部の少なくとも下側にブラシロ−ラ15が配置され、また後半の送り出し部50bの前部に、柔軟な一対の絞りロ−ラ16が上下に配置されていて、これらのロ−ラ14〜16間にフロアマット12を挟圧または接触させて移動可能にしている。
図中、17は前記筐体2の内部に設けたモ−タで、その出力軸に大小異径の駆動スプロケット18,19が設けられ、これらのスプロケット18,19と前記下側の各ロ−ラ14〜16のスプロケット(図示略)間にチェ−ン20,21が巻き掛けられ、該下側の各ロ−ラ14〜16を回動可能にしている。
前記洗浄装置1に、洗浄液を構成する水道水等の給水源22に連通する、洗浄液供給導管である給水管23が配管され、その他端が前記筐体2の内部に配管されている。前記給水管23に金属イオン水生成器、実施形態では銀電極(図示略)を内した公知の銀イオン水生成器24が介挿され、該生成器24は前記筐体2の前部直下位置に取り付けられ、生成した銀イオンを水道水に溶出して銀イオン水を生成し、これを給水管23の下流側に供給可能にしている。
図中、25は銀イオン水生成器24の操作スイッチで、そのON時に前記銀電極に通電可能にされ、通水条件下で銀イオン水を生成可能にしている。26はAC/DCアダプタである。
前記銀イオン水生成器24より下流側の給水管23に、水量調節弁27と開閉弁28とが離間して介挿され、このうち開閉弁28は、後述するモ−タの操作スイッチがON時に開弁可能にされ、該開閉弁28の下流側にバイパス管29が分岐して配管されている。
図中、30は水量調節弁27の操作レバ−で上下動可能にされ、31は前記モ−タ17の操作スイッチで、その操作レバ−32が上下動可能にされ、これらの操作レバ−30,32が一方のサイドカバ−33、およびその近接位置に取り付けられている。
前記操作レバ−32はモ−タ17の駆動時に引き上げられるとともに、モ−タ17の駆動停止時に引き下げられ、かつその引き下げ時に操作レバ−32を同動させ、給水を停止可能にしている。34は前記モ−タ17の電源回路に介挿したヒュ−ズである。
前記給水管23の下流側端部が、送りロ−ラ14とブラシロ−ラ15との間に導入50aの直下に配置され、またバイパス管29の下流側端部が送りロ−ラ14より上流側の導入50aの直下に配置され、これらの管端部に散水管35と前置散水管36が接続されている。
前記散水管35,36は前記マット通路50と直交し、かつ前記送りロ−ラ14およびブラシロ−ラ15と平行に配置されていて、その長さはマット12の幅と少なくとも略同幅に形成され、その上部周面に銀イオン水を噴出可能な複数の噴口37,38が形成されている。
前記絞りロ−ラ16より後方の送り出し部50bの直下に、送風管39が前記マット通路50と直交し、かつ絞りロ−ラ16と平行に配置されていて、その長さはマット12の幅と少なくとも略同幅に形成され、その上部周面に温風を噴出可能な噴口40が形成されている。
前記送風管39に給気管41が接続され、その他端はエア−コンプレッサ等の給気源42に接続され、該給気源42に管状のヒ−タ43が介挿されている。
前記ヒ−タ43は内部に給気管41と連通するヒ−タパイプ44を有し、該パイプ44の内部に管状の面状ヒ−タ45を有し、該ヒ−タ45の両端部に電極46が導出され、ヒ−タパイプ44の外周に断熱材47が被覆されている。前記電極46はモ−タ17の起動と同時に通電可能にされ、面状ヒ−タ45を発熱可能にしている。
なお、実施形態では散水管35,36と送風管39とをマット通路50の下側に配置しているが、これを上側に配置し、または上下両側に配置することも可能である。
この他、図中48は、前記銀イオン水生成器24より下流側の給水管23に介挿した開閉弁で、常時は閉弁され、該弁48に取り出し管49が接続され、該管49を介して銀イオン水を取り出し可能にしている。
このように構成したマット洗浄装置は、給水管23に銀イオン水生成器24を介挿し、これを筐体2の一側端部の直下に配置し、またその操作スイッチ25を銀イオン水生成器24の直上のサイドカバ−33に取り付け、銀イオン水生成器24の交換作業の利便と操作スイッチ25の操作の利便を図っている。
また、銀イオン水生成器24より下流側の給水管23を二つに分け、それらの下流側端部に散水管35,36を接続し、その一方の散水管35を下側の送りロ−ラ14とブラシロ−ラ15の間に配置し、他方の前置散水管36を下側の送りロ−ラ14の前方に配置する。
更に、給気源42に接続する給気管41を絞りロ−ラ16より後方の送り出し部50bの直下に配管し、その一端に送風管39を接続し、該管39の近接位置にヒ−タ43を介挿する。
このように前記マット洗浄装置は概ね、銀イオン水生成器24の接続と、散水管35,36と、送風管39および給気管41の配管によって構成されるから、従来のマット洗浄装置の大幅な設計変更を来たすことなく製作でき、また既設のマット洗浄装置の改変にも応じられる。
こうして製作したマット洗浄装置を使用してフロアマット12を洗浄する場合は、給水管23を水道水の水源22に接続し、該管23に水道水を送水し、また給気管41に圧縮空気を送り込む。
このようにすると、水道水が給水管23に導かれて銀イオン水生成器24内を通過する その際、銀イオン水生成器24はOFF状態に置かれているから、銀イオン水は生成されず、水道水が開閉弁28へ移動する。
また、操作スイッチ31がOFF状態の下では、開閉弁28が閉弁されているから、該開閉弁28より下流側の給水管23とバイパス管29には送水されない。
一方、操作スイッチ31のOFF時にはヒ−タ43がOFF状態に置かれる。
したがって、圧縮空気はヒ−タ43内を通過して送風管39に導かれ、これが噴口40からマット通路50に向かって送風される。
この後、操作レバ−32を引き上げ、操作スイッチ31をONすると、モ−タ17が始動し、その出力側の駆動スプロケット18,19が回動して、それらに巻き掛けたチェ−ン20,21が周回し、これに連係する下側の送りロ−ラ14と、絞りロ−ラ16、およびブラシロ−ラ15とが一斉に回動する。
また、前記操作スイッチ31がONして開閉弁28が開弁され、開閉弁28より下流側の給水管23とバイパス管29とがそれぞれ導通し、それらの管端部に接続した散水管35,36の噴口37,38から水道水が噴出する。したがって、フロアマット12を単に水洗いする場合は、前述の使用法が採られる。
なお、前記操作スイッチ31のONに伴なって、ヒ−タ43がONされ、面状ヒ−タ45が発熱して、その温風が噴口40から吹き出される。
一方、フロアマット12を銀イオンコ−ティングする場合は、銀イオン水生成器24の操作スイッチ25をONし、銀イオン水生成器24を作動する。
このようにすると、銀イオン水生成器24内の銀電極(図示略)が通電されて銀イオンが発生し、該銀イオンが通水下の水道水に溶出して銀イオン水が生成され、該銀イオン水が給水管23とバイパス管29に導かれ、これが散水管35,36の噴口37,38から噴出する。
このような状況の下で洗浄するフロアマット12を保持し、その植毛13を下向きにしてテ−ブル10上に載せ、その先端部をマット挿入口11に差し込む。
このようにすると、フロアマット12が送りロ−ラ14,14間に挟み込まれて本体1内に引き込まれ、ブラシロ−ラ15側へ移動する。
その際、フロアマット12は送りロ−ラ14,14の導入直前に、前置散水管36から銀イオン水を吹き付けられ、また送りロ−ラ14,14を通過後、ブラシロ−ラ15の導入直前に、別の散水管35から銀イオン水を吹き付けられる。
このようにフロアマット12は、二度に亘って銀イオン水を吹き付けられるから、植毛13およびその奥部に亘って銀イオン水が精密に浸透し、そのコ−ティング効果ないし殺菌効果の実効を高める。
この場合、植毛13と反対側のフロアマット12の他側面は、銀イオン水を吸収し若しくは付着した上側の送りロ−ラ14と、後方の上側の絞りロ−ラ1とに接触して、銀イオン水をコ−ティングされ、同様なコ−ティング効果と殺菌効果とを得られる。
この後、フロアマット12はブラシロ−ラ15上を移動し、植毛13を掻き分けられて、銀イオン水を更に精密に浸透させる。
こうして銀イオン水を吹き付け後、フロアマット12はマット通路50の送り出し部50bへ移動し、絞りロ−ラ16,16間に挟圧されて銀イオン水を絞り出され、水切りされる。
そして、絞りロ−ラ16を通過後、送風管39から温風を吹き付けられて乾燥を促され、マット通路50を移動したところでマット受8に落下し、一連の洗浄を収容する。
こうして洗浄されたフロアマット12は、両側面を銀イオン水でコ−ティングされ、その殺菌効果によって雑菌の繁殖とカビの発生を防止し、その異臭の発生を防止する。
また、フロアマット12は、絞りロ−ラ14で銀イオン水を水切りされ、更に植毛13側に温風を吹き付けて乾燥を促しているから、雑菌の繁殖とカビの発生を防止する。
したがって、洗浄後、フロアマット12の速やかな使用を図れ、そのようにしても車室環境を低下させる心配がない。
なお、フロアマット12の洗浄後、開閉弁48を開弁して給水管23内の銀イオン水を取り出し管49に導き、これをバケツ等の容器に取り出せば、フロアマット12の洗浄と別に直接銀イオン水の使用を図れる。
このように本発明のマット洗浄装置は、銀イオン水による殺菌効果を確実かつ能率良く得られるとともに、銀イオン水の消費を節減し、使用コストの低減を図る一方、雑菌の繁殖やカビの発生並びに異臭の発生を防止し、洗浄後のマットを速やかに乾燥し、その速やかな利用を図れるようにしたから、例えば銀イオン生成器を備えた自動車用フロアマットの洗浄装置に好適である。
本発明をスタンド型のマット洗浄装置に適用した斜視図である。 前記マット洗浄装置の側面図で、筐体内部の構造と洗浄液ないし金属イオン水の配管系を概観的に示している。 前記マット洗浄装置に適用したモ−タおよび銀イオン生成器の電気回路図の要部を示している。 本発明装置の筐体内部機構の要部を拡大して示す断面図で、フロアマットの洗浄ないし銀イオン水のコ−ティング状況を示している。 図4のA−A線に沿う拡大断面図である。
符号の説明
2 筐体
12 マット(フロアマット)
14 送りロ−ラ
16 絞りロ−ラ
23 洗浄液供給導管(給水管)
24 金属イオン生成器(銀イオン生成器)
28 開閉弁
35 散水管
36 散水管
39 送風管
43 ヒ−タ
48 開閉弁
49 取り出し管
50 マット通路

Claims (6)

  1. 筐体内にマット挿入口に連通するマット通路と、該マット通路を挟んで配置した一対の送りロ−ラと、該送りロ−ラの下流側に配置した少なくとも一のブラシロ−ラと、給水源に連通する給水管と、該給水管に連通し、かつ前記送りロ−ラとブラシロ−ラとの間に配置した散水管と、前記給水管に連通し、かつ金属イオンを水に添加して金属イオン水を生成可能な金属イオン水生成器とを備え、該金属イオン水生成器を前記筐体側に配置し、前記金属イオン水を前記散水管を介して前記マットに付着可能にしたマット洗浄装置において、前記送りロ−ラとマット挿入口との間のマット通路の一側に前置散水管を設け、該前置散水管を介し、送りロ−ラへ導入直前のマットの一側に金属イオン水を吹き付け可能に設け、前記金属イオン水を吸収若しくは付着した他側の送りロ−ラを介し、マットの他側面に金属イオン水をコ−ティング可能にしたことを特徴とするマット洗浄装置。
  2. 前記金属イオン水を吹付け可能な二つの散水管を前記送りロ−ラを挟んで前後に配置した請求項1記載のマット洗浄装置。
  3. 前記二つの散水管をブラシロ−ラより上流側のマット通路の一側に配置した請求項記載のマット洗浄装置。
  4. 前記給水管の金属イオン水生成器より下流側に開閉弁を介挿し、該開閉弁を閉弁し、かつ金属イオン水生成器を作動した際、金属イオン水を前記散水管へ供給可能にした請求項1記載のマット洗浄装置。
  5. 前記金属イオン生成器より下流側の給水管で、かつ散水管の分岐位置より上流側に取り出し管を接続し、該取り出し管に開閉弁を介挿した請求項1記載のマット洗浄装置。
  6. 前記金属イオン水は銀イオン水である請求項1記載のマット洗浄装置。
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