JP4350546B2 - テレビ受信装置及びテレビ受信装置の制御方法 - Google Patents

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本発明は、テレビ受信装置及びテレビ受信装置の制御方法に関する。
ホテルや研修所、カラオケボックス等の娯楽施設等において、顧客サービスの一環として、TV(Television)受信機とリモコン(リモートコントローラ)とを用いて、独自にカスタマイズされたサービスを提供するシステムが存在する。
例えば、ホテルにおいて各居室からリモコン操作を行うことで、料理の注文や、積算料金の確認ができたり、或いはカラオケボックスにおいて現在までの積算料金の確認、食事等の注文を行ったり、また、研修所等において近隣で行われるイベント情報を検索すること等が可能なシステムが既に存在する(例えば、特許文献1参照)。
このようなシステムにおいては、専用のリモコンや専用のソフトウェア、ハードウェア等が必要である。
また、2000年12月のBSデジタル放送開始以降、データ放送が実施されている。このデータ放送では、BML(Broadcast Markup Language)でコンテンツを記述して放送することにより、各家庭のTV受信機で様々な情報を提示することが可能である。このようなデータ放送では、TV受信機の設定により、視聴者毎に異なるデータを提示することが行われている。
例えば、全国波であるBS/CS放送においても、TV受信機に設定された郵便番号を元に、居住地の天気を表示したりしている(例えば、特許文献2参照)。
特開平9−101793号公報 特開2003−101497号公報
しかしながら、イントラネットでのシステム(イントラネットシステム)においては、専用のソフトウェアとハードウェアとが必要であり、且つ、その用途毎に必要なロジックをはじめ、リモコンやTV画面といったユーザインタフェースの作り込みも必要となる。そのため、システムの構築に要するコストが嵩むという問題があった。
一方、データ放送は、特別なハードウェアを必要とせず、市販のTV受信機で表示・操作できるものの、放送帯域が限られるため、大量のコンテンツを放送することができないという問題があった。
また、データ放送は、あくまでも放送という特徴を持つため、一般視聴者へあまねく配信されてしまい、特定視聴者向けのコンテンツを放送できないという問題もあった。
本発明は、放送を用いて一般視聴者向けのコンテンツと特定視聴者向けのコンテンツを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のテレビ受信装置は、データ放送用のBMLコンテンツを含むデジタル放送を受信するとともに、外部サーバとネットワークを介して接続可能なテレビ受信装置であって、デジタル放送信号を受信する受信手段と、前記受信手段で受信したデジタル放送信号から、BMLコンテンツを取得する取得手段と、前記BMLコンテンツを実行し、BMLページを表示部に表示させるBML実行手段と、を有し、前記BML実行手段は、取得した前記BMLコンテンツの実行時に、ネットワークを介して前記外部サーバと通信するために前記BMLコンテンツに記述された関数を実行し、前記関数を実行することで前記外部サーバとの通信が成功した場合には、当該BMLコンテンツに記述された、前記外部サーバが保持するBMLページを示すURLへアクセスして、当該BMLページを前記表示部に表示させ、当該外部サーバとの通信が失敗した場合には、当該BMLコンテンツから生成されるBMLページを前記表示部に表示させる制御を実行することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明のテレビ受信装置の制御方法は、データ放送用のBMLコンテンツを含むデジタル放送を受信するとともに、外部サーバとネットワークを介して接続可能なテレビ受信装置の制御方法であって、デジタル放送信号を受信する受信工程と、前記受信工程で受信したデジタル放送信号から、BMLコンテンツを取得する取得工程と、前記BMLコンテンツを実行し、BMLページを表示部に表示させるBML実行工程と、を有し、前記BML実行工程では、取得した前記BMLコンテンツの実行時に、ネットワークを介して前記外部サーバと通信するために前記BMLコンテンツに記述された関数を実行し、前記関数を実行することで前記外部サーバとの通信が成功した場合には、当該BMLコンテンツに記述された、前記外部サーバが保持するBMLページを示すURLへアクセスして、当該BMLページを前記表示部に表示させ、当該外部サーバとの通信が失敗した場合には、当該BMLコンテンツから生成されるBMLページを前記表示部に表示させる制御を実行することを特徴とする。
放送を用いて一般視聴者向けのコンテンツと特定視聴者向けのコンテンツを提供することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施の形態)
まず、本発明の第1の実施の形態について、図1乃至図5に基づき説明する。
図1は、本実施の形態に係るテレビ受信装置を有するイントラネットシステムの構成を示すブロック図であり、同図において、101はデジタル放送を行う放送局、102は本実施の形態に係るテレビ受信装置であるデジタル放送用のTV(Television)受信機であり、各家庭に据え置かれているものである。103も本実施の形態に係るテレビ受信装置であるデジタル放送用のTV(Television)受信機であるが、このTV受信機103は、イントラネット105に接続されており、本システムのユーザインタフェースとなるものである。104はウェブ(Web)サーバで、イントラネット105に接続されており、固定のアドレスとポートを保持するものである。このウェブサーバ104は、例えば、192.168.1.1というIPアドレスを持ち、ポート番号933でクライアントからのリクエストを待機する。
図2は、本形態のテレビ受信装置であるTV受信機102,103の内部構成を示すブロック図であり、同図において、201はチューナで、受信した電波から特定の波長の信号を取り出すものである。202はデコーダで、チューナ201が取り出した信号からパケットを抽出するものである。203は音声デコーダで、音声パケットを受信することにより音声を出力するものである。204は映像デコーダで、映像パケットを受信することにより映像を出力するものである。205はデータデコーダで、データ用パケットを受信することによりデータ放送コンテンツを再構築するものである。206はリモコン(リモートコントローラ)受信部で、リモコンから送られた信号を受信するものである。
207は不揮発RAM(Random Access Memory)で、住所・郵便番号・電話番号等の家族情報や、氏名・誕生日・性別等の視聴者の個人情報、お気に入りブックマーク等を格納するものである。208はネットワークI/F(インタフェース)で、TCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)を使用してネットワークと接続するものである。209はRAM(Random Access Memory)で、ブラウザの実行等、一時的な作業領域として使用されるものである。
210はROM(Read Only Memory)で、TV受信機102,103が動作するために必要なプログラムを格納している。また、TV受信機102,103上で実行されるブラウザプログラムも、ROM210に格納される。
211はCPU(Central Processing Unit)であり、チューナ201〜CPU210までの各構成要素を集中的に管理し、本イントラネットシステム全体の動作を制御する。
チューナ201〜CPU211までの各構成要素は、バス212により接続されている。
図3は、TV受信機102,103の画面表示状態の一例を示す図であり、同図(a)は、一般視聴者のTV受信機102の画面表示状態を、同図(b)は、イントラネット104内でのTV受信機103の画面表示状態を、それぞれ示している。
これらの画面表示内容は、地上波放送の仕様として規定されたページ記述言語であるBML(Broadcast Markup Language)で記述されており、このBMLを修正することで容易にカスタマイズが可能である。一般視聴者は、リモコンを操作することにより、希望する項目を選択して、各種情報をTV受信機102の画面に表示することが可能である。
図4は、一般視聴者のTV受信機102における処理動作の流れを示すフローチャートである。
図4において、まず、ステップS400で、チューナ201により電波の受信と復調を行う。次に、ステップS401で、デコーダ202により、前記ステップS400においてチューナ201により復調した結果の信号からパケットを抽出する。次に、ステップS402で、前記ステップS401においてデコーダ202により抽出されたパケットが映像パケットであるか否かを判断する。そして、前記抽出されたパケットが映像パケットであると判断された場合は、ステップS403へ進んで、映像をデコードして出力し、また、前記抽出されたパケットが映像パケットでないと判断された場合は、ステップS404へ進む。
ステップS404では、前記ステップS401においてデコーダ202により抽出されたパケットが音声パケットであるか否かを判断する。そして、前記抽出されたパケットが音声パケットであると判断された場合は、ステップS405へ進んで、音声をデコードして出力し、また、前記抽出されたパケットが音声パケットでないと判断された場合は、ステップS406へ進む。
ステップS406では、前記ステップS401においてデコーダ202により抽出されたパケットがBMLやJPEG等のデータ放送を構成するデータを含むデータパケットであるか否かを判断する。そして、前記抽出されたパケットがデータパケットであると判断された場合は、ステップS407へ進んで、データ放送用コンテンツを再構成して、一時的にRAM209へ蓄積する。このRAM209へ蓄積されたコンテンツは、BMLブラウザで表示・実行される。また、前記ステップS406において、前記抽出されたパケットがデータパケットでないと判断された場合は、ステップS408へ進む。
ステップS408では、一般視聴者がリモコンにあるデータ放送起動ボタン(データボタン)を押下する、若しくは放送局101から送出される信号中に強制的にBMLブラウザを起動させる情報(オートスタートフラグ)が有ることを検出する等、BMLブラウザを起動するトリガーが発生しているか否かを判断する。そして、BMLブラウザを起動するトリガーが発生していないと判断された場合は、前記ステップS400へ戻る。また、前記ステップS408において、BMLブラウザを起動するトリガーが発生していると判断された場合は、そのBMLブラウザを起動して、ステップS409へ進む。このBMLブラウザは、ROM210にプログラムの形式で格納されている。このBMLブラウザで実行されるプログラムは、前記ステップS407において取得したBMLコンテンツである。ステップS409からステップS411は、TV受信機102で最初に実行されるBMLスクリプトの処理である。
ステップS409では、イントラネット104上のウェブサーバ104へアクセスしたか否かを判断する。そして、イントラネット104上のウェブサーバ104へアクセスしないと判断された場合は、ステップS410へ進んで、一般視聴者用のページをTV受信機の画面に表示し、また、イントラネット104上のウェブサーバ104へアクセスしたと判断された場合は、ステップS411へ進む。
ステップS411では、イントラネット104上のウェブサーバ104からBMLを取得する。
図4のフローチャートでは、映像・音声・データ(BMLコンテンツ)を放送波から取得する動作手順について説明したが、BMLコンテンツをインターネットから取得しても良い。
図5は、チャンネルを合わせて、最初に取得したBMLコンテンツでの動作手順を示すスクリプトの概要を示す図である。
最初に取得したBMLコンテンツは、放送局101経由で配信されるため、イントラネット104のシステムだけでなく、一般視聴者もTV受信機102により受信する。
一般視聴者のTV受信機102においてイントラネット104用のシステム画面を表示することは不適切であるため、BMLの実行開始時に特定のウェブサーバと通信することにより、TV受信機102は、自機の置かれている環境を自動的に判別する。
BML文書は、TV受信機102にロードされると、Body要素のonload属性で規定された関数が実行される。
本実施の形態の場合は、図5の13行目で記述されたonload();関数が実行される。onload関数では、特定のIPアドレスのウェブサーバと通信を試みる。図5の4行目に記述されているtransmitTextDataOverIPという命令は、デジタル放送の仕様において規定されている関数であり、引数で指定されたサーバと通信を行う。本実施の形態の場合は、192.168.1.1というIPアドレスを持つウェブサーバの、ポート933番と接続し、引数で指定された、例えば、“intra.cgi”というパスへ、“start”という文字列を送信する。
そして、送信が成功した場合は、配列の0番目に1が戻る。即ち、a[0]>0という条件が真になる。また、図5の5行目において、通信が成功したか否かを判定し、送信が成功した場合は、例えば、図5の6行目の命令により、
http://192.168.1.1:933/startup.bmlというURLで示されるページへ遷移する。
一方、通信が失敗した場合は、例えば、図5の8行目の命令により、放送コンテンツの0001モジュール内にあるweather.bmlというページへ遷移する。
例えば、Aシステムで192.168.1.1というアドレスのサーバAを、Bシステムで192.168.1.1というアドレスのサーバBを設置した場合、Aシステム内のTV受信機はローカルにあるサーバAに、Bシステム内のTV受信機はサーバBに接続されるため、それぞれ独自の画面が提示される。
このような仕組みを使用することで、放送波という同報性を持つメディアにおいても、個々のサイト毎にカスタマイズすることを可能とする。
遷移先のコンテンツが静的なファイルから構成される場合の例として、TV受信機は、指定されたBMLページに遷移した後は、視聴者のリモコン操作によって、次に表示すべきBMLページを決定する。予めウェブサーバ104内に各種情報を格納するBMLページを用意しておき「例えば、startup.bml(トップページ)、welcome.bml(ようこそページ)、guide.bml(施設ガイドのページ)、route.bml(避難経路のページ)」、それらの間を遷移するようにBMLを構成しておくことで、視聴者は、各種情報を自分のリモコン操作によって、それらのページをTV受信機102に表示することが可能となる。
図6は、本実施の形態に係るTV受信機を有するイントラネットシステムにおける動的なコンテンツの一例を示す図である。
ウェブサーバ104がそのバックエンドでデータベースと連携することは、一般的なホームページにおいても広く行われている。この技術をBMLと、イントラネット105上のウェブサーバ104に応用することにより、TV受信機102,103毎に異なる情報を表示することが可能となる。その際、各TV受信機102,103を特定する情報が必要となるが、各TV受信機102,103に特定のIPアドレスを割り当てる等の手法により解決できる。
例えば、ホテル内のシステムにおいて、客室毎に積算料金を表示するメニュー項目の場合、BMLコンテンツでは、以下のように記述する。
...
function onPriceMenuClick(){
browser.launchDocument(“price.cgi”,”cut”);
}
...
<p id=”price” onclick=”onPriceMenuClick();”>積算料金表示メニューへ</p>
...
視聴者のリモコン操作により、priceというIDを持つ要素上で決定ボタンが押下されると、onPriceMenuClick関数が実行される。この関数を実行することにより、ウェブサーバ104上のプログラムであるprice.cgiが実行される。
このprice.cgiにおいては、TV受信機のIPアドレスをキーとして、客室データベース500を検索し、その結果に応じたBMLページを動的に生成し、その内容を各部屋に設置してあるTV受信機501〜50nに返すことにより、現在までの積算料金を、視聴者毎にカスタマイズして各TV受信機501〜50nに表示することが可能となる。
本実施の形態の説明に際し、ページ記述言語としてBMLを使用したが、商品によっては、BMLでなくHTML(Hyper Text Markup Language)を表示できるTV受信機も存在するため、これらのページをHTMLで実装しても良い。
また、最初に特定の放送局を受信する処理を省略するために、リモコンのテンキーやアップダウンキーで選局する代わりに、リモコン上にダイレクト選局ボタンを設けても良い。
従来はイントラネット用にカスタマイズされたシステムを構築する場合は、専用のハードウェアや専用のソフトウェアが必要であった。即ち、システムを構築する際に多大なコストがかかっていた。
しかし、本実施の形態に係るTV受信機を有するイントラネットシステムによれば、既存の構成要素をできるだけそのまま流用することが可能であるから、システム構築のコストを大きく削減することが可能となる。
また、本実施の形態に係るTV受信機を有するイントラネットシステムによれば、ユーザインタフェース用のハードウェアとして、一般に市販されているデジタル放送用のTV受信機を使用することで、専用のハードウェアを開発する負担を省くことが可能となる。
また、ソフトウェアに関しては、ページ記述言語として、デジタル放送の仕様で規定されているBMLを使用することにより、単にページを書き換えるだけで、ユーザインタフェースの実装や更新が可能となる。
また、ユーザインタフェースを専用のプログラムで作り込み実装を行わないため、そのメンテナンスコストを削減することが可能となる。
また、特定のイントラネット用のシステムを実現すると共に、一般視聴者向けの放送も並行して実現することが可能となる。
また、放送コンテンツではないため、TV受信機上で表示されるコンテンツに拘らず、放送設備への番組登録等の作業は不要であり、ホームページを更新するのと同等な作業で情報の更新が可能である。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施の形態を、図7及び図8に基づき説明する。
上述した第1の実施の形態では、イントラネット用システムの実現方法について説明したが、本実施の形態では、イントラネット用のシステム用の放送を行うと同時に、一般視聴者向けに地方自治体の情報発信システムを実現する方法について説明する。
図7は、本実施の形態に係るテレビ受信装置を有するイントラネットシステムの全体構成を示すブロック図であり、同図において、図1と同一部分には同一符号が付してある。
図7において図1と異なる点は、図1の構成に、インターネット601及びこのインターネット601上に配置され且つBML(Broadcast Markup Language)を配信する複数(本実施の形態では3つ)のウェブ(Web)サーバ602,603,604を付加したことである。
第1のウェブサーバ602は、放送局101が用意したデフォルトのウェブサーバ、第2のウェブサーバ603は、地方自治体A(○△市)が情報発信を行うためのウェブサーバ、第3のウェブサーバ604は、地方自治体B(□○町)が情報発信を行うためのウェブサーバである。
なお、情報発信を行うためのウェブサーバの配置数は、情報発信を行う地方自治体の数に応じて増減する。
本実施の形態に係るテレビ受信装置であるTV受信機の内部構成は、第1の実施の形態と共通である。
放送を受信したTV受信機は、上述した第1の実施の形態と同様に、自機がイントラネット104用のTV受信機であるか、一般視聴者用のTV受信機であるかを判断する。
上述した第1の実施の形態では、0001モジュールのweather.bmlへ遷移して居住地の天気を表示する例について説明したが、遷移先は、放送局101が放送するコンテンツを修正することで、容易に変更が可能である。
本実施の形態においては、0002モジュールのjichitai.bmlへ遷移することとする。即ち、例えば、”0001/weather.bml”を”0002/jichitai.bml”へ変更する。
図8は、本実施の形態に係るTV受信機を有するイントラネットシステムにおいて、BMLスクリプトの処理手順であるjichitai.bmlがTV受信機で実行された場合の処理動作の流れを示すフローチャートである。
jichitai.bmlと同時に郵便番号と遷移先URIの対応表が放送される。
この対応表において、
例えば、郵便番号160〜170、180−0010〜180−0035に対応する遷移先URIは、http://www.city-a.gr.jp/tv/index.bmlであり、郵便番号200〜210、220−0035〜220−0099に対応する遷移先URIは、http://www.city-b.gr.jp/index.htmlであることを示す。
図8において、まず、ステップS701で、自機(TV受信機)に設定された郵便番号情報を取得する。日本におけるデジタル放送用のTV受信機では、自分の居住する地域の郵便番号と県域情報とを設定することが可能であるため、その情報を参照する。
次に、ステップS702で、郵便番号と遷移先の対応表に前記ステップS701において取得した郵便番号が含まれるか否か(該当する自治体が有るか否か)を判断する。当該対応表は、放送局101の放送により配信される。そして、郵便番号と遷移先の対応表に前記ステップS701において取得した郵便番号が含まれる(該当する自治体が有る)と判断された場合はステップS703へ、また、郵便番号と遷移先の対応表に前記ステップS701において取得した郵便番号が含まれない(該当する自治体が無い)と判断された場合はステップS704へ、それぞれ進む。
例えば、自機に設定された郵便番号が“200-0038”であった場合、該当する情報が見つかるため、遷移先として、例えば、“http://www.city-b.gr.jp/index.html”が取得される。
一方、設定された郵便番号が“000-0100”であった場合、当該郵便番号が見つからないため、ステップ704へ進む。
ステップS703では、前記ステップS702において取得したURIで示されるサーバからページを取得して遷移する(当該自治体へ遷移する)。これは、図7における第2、第3のウェブサーバ603,604上のコンテンツを表示するケースに該当する。
ステップS704では、TV受信機に設定された県域情報を取得する。次に、ステップS705で、前記ステップS704において県域情報を取得できたか否かを判断する。そして、県域情報を取得できたと判断された場合はステップS706へ、また、県域情報を取得できないと判断された場合はステップS707へ、それぞれ進む。
ステップ706では、県域情報に応じたページをデフォルトサーバ602(図7参照)から取得して表示し、そのデフォルト情報(居住県)へ遷移する。デフォルトサーバ602は、放送局101が予め用意するウェブサーバであり、情報発信をする自治体が無かった場合のデフォルトページを格納する。URIは、例えば、
“http://www.housoukyoku.com/default.bml?pref=16”
という形式とし、URIから当該地域が判別できるようにする。
上記の場合、県域コード16で示される都道府県のページがデフォルトサーバ602から返される。
ステップ707では、該当する郵便番号が無く、且つ、県域情報が取得できなかった場合であり、その旨を示すデフォルト情報をTV受信機102の画面上に表示する。これは、一般視聴者がTV受信機102の設置時に情報を設定しないような場合に起こり得るケースである。
本実施の形態に係るTV受信機を有するイントラネットシステムに従えば、居住地に有る地方自治体が情報発信を行っている場合は、その自治体の詳細な情報が、また、居住地の自治体が情報発信を行っていない場合は、デフォルトの情報をTV受信機上に表示することが可能である。
また、各地方自治体が情報発信を行う場合、そのコンテンツはインターネット上に配置するため、その情報量は放送帯域の制限を受けることなく、大量のデータを置くことが可能である。
また、既に多くの地方自治体がインターネット上のウェブサイトとして情報発信を行っているが、PC(Personal Computer)上での操作が必要となるために、情報を表示できない人が存在するが、本実施の形態によると、TV受信機という表示デバイスを通しての情報発信が行われるため、情報表示格差を軽減することが可能である。
(その他の実施の形態)
以上が本発明の実施の形態の説明であるが、本発明は、これら実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または実施の形態の構成が持つ機能を達成できる構成であれば、どのようなものであっても適用可能である。
本発明の第1の実施の形態に係るテレビ受信装置(TV受信機)を有するイントラネットシステムの全体構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係るテレビ受信装置(TV受信機)を有するイントラネットシステムにおけるTV受信機の内部構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係るテレビ受信装置(TV受信機)を有するイントラネットシステムにおけるTV受信機のTV画面上での表示例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係るテレビ受信装置(TV受信機)を有するイントラネットシステムにおけるTV受信機の処理動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係るテレビ受信装置(TV受信機)を有するイントラネットシステムにおけるTV受信機で最初に実行されるBMLスクリプトの処理を説明する図である。 本発明の第1の実施の形態に係るテレビ受信装置(TV受信機)を有するイントラネットシステムにおけるイントラネット上に動的なコンテンツを配置する場合の、バックエンドでのデータベースとの連携を説明するための図である。 本発明の第2の実施の形態に係るテレビ受信装置(TV受信機)を有するイントラネットシステムの全体構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係るテレビ受信装置(TV受信機)を有するイントラネットシステムにおけるTV受信機で実行されるBMLスクリプトの処理動作の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
101 放送局
102 TV受信機(テレビ受信装置)
103 TV受信機(テレビ受信装置)
104 ウェブサーバ
105 イントラネット
601 インターネット
602 ウェブサーバ
603 ウェブサーバ
604 ウェブサーバ

Claims (2)

  1. データ放送用のBMLコンテンツを含むデジタル放送を受信するとともに、外部サーバとネットワークを介して接続可能なテレビ受信装置であって、
    デジタル放送信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信したデジタル放送信号から、BMLコンテンツを取得する取得手段と、
    前記BMLコンテンツを実行し、BMLページを表示部に表示させるBML実行手段と、を有し、
    前記BML実行手段は、取得した前記BMLコンテンツの実行時に、ネットワークを介して前記外部サーバと通信するために前記BMLコンテンツに記述された関数を実行し、
    前記関数を実行することで前記外部サーバとの通信が成功した場合には、当該BMLコンテンツに記述された、前記外部サーバが保持するBMLページを示すURLへアクセスして、当該BMLページを前記表示部に表示させ、
    当該外部サーバとの通信が失敗した場合には、当該BMLコンテンツから生成されるBMLページを前記表示部に表示させる制御を実行することを特徴とするテレビ受信装置。
  2. データ放送用のBMLコンテンツを含むデジタル放送を受信するとともに、外部サーバとネットワークを介して接続可能なテレビ受信装置の制御方法であって、
    デジタル放送信号を受信する受信工程と、
    前記受信工程で受信したデジタル放送信号から、BMLコンテンツを取得する取得工程と、
    前記BMLコンテンツを実行し、BMLページを表示部に表示させるBML実行工程と、を有し、
    前記BML実行工程では、取得した前記BMLコンテンツの実行時に、ネットワークを介して前記外部サーバと通信するために前記BMLコンテンツに記述された関数を実行し、
    前記関数を実行することで前記外部サーバとの通信が成功した場合には、当該BMLコンテンツに記述された、前記外部サーバが保持するBMLページを示すURLへアクセスして、当該BMLページを前記表示部に表示させ、
    当該外部サーバとの通信が失敗した場合には、当該BMLコンテンツから生成されるBMLページを前記表示部に表示させる制御を実行することを特徴とするテレビ受信装置の制御方法。
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JP4739370B2 (ja) * 2007-12-27 2011-08-03 シャープ株式会社 情報提供装置、情報表示装置、情報提供システム、制御方法、制御プログラム、および、記録媒体

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