JP4350384B2 - 製袋充填装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、液状物を袋などに吐出し充填する充填ノズルを備えた製袋充填装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
インスタント食品などには、醤油、ソースなどの調味料が、フィルムから形成された袋内に密封充填されて添付されていることがある。また、液体風邪薬などの医薬品、化粧水、乳液などの化粧品、シャンプー、リンスなどのトイレタリー製品も、同様の袋に密封充填され、携帯しやすく形成されているものがある。
このように液状物が充填された袋の製造には、通常、フィルムを袋状に形成するとともに袋内へ液状物を充填する製袋充填装置が使用されている(例えば特許文献1参照。)。
【0003】
製袋充填装置としては、例えば、幅方向に2つ折りされたフィルムの閉じていない側の幅方向の端部(すなわち、遊端部)をシールして(以下、縦シールという場合もある。)筒状フィルムとする縦シール装置と、得られた筒状フィルムをその幅方向にわたってシールする(以下、横シールという場合もある。)横シール装置とを備え、さらに、縦シール装置で筒状とされ、横シール装置で袋の底部となる部分が形成された有底の筒状フィルムに、液状物を吐出し充填する充填ノズルとを備えたものがある。このような充填ノズルには、通常、充填ノズルから1つの袋に充填される液状物の量が所定の一定量となるように、液状物の量を計測して充填ノズルに間欠的に供給する供給装置が備えられている。
このような製袋充填装置によれば、液状物が所定量だけ密封充填された袋の連続体を製造することができ、各袋を切り離すことにより、それぞれに液状物が密封充填された袋が得られる。
【0004】
ところが、このような製袋充填装置では、供給装置から充填ノズルへ液状物の供給が停止した後でも、その液状物の吐出慣性や、充填ノズルの吐出口付近に留まった液状物の表面張力よりもその重力が上回ることなどにより、吐出口から液状物が垂れ落ちて、袋内に入ってしまう場合があった。このように、いわゆる液だれが発生すると、各袋の内容量に誤差が生じ、製品の均一性が失われるという問題があった。
【0005】
また、特に図7に示すように、フィルム72が充填ノズル71の外周面71aに沿うように筒状に形成され、下方へ送られ、横シール装置を構成する2つのシール部材73の方へと送られる形態、すなわち、充填ノズル71がフィルムガイドとしても作用する形態の装置では、充填ノズル71の外周面71aとフィルム72の内面72aとが接するため、吐出口71b付近に留まった液状物74がフィルム72の内面72aに接してこれに付着することがあり、横シール時にこの液滴を咬み込んで溶着がなされ、シール不良が発生する場合もあった。
そのため、充填ノズル71の先端形状の改良や、充填ノズル71に吸引装置を備えて吐出口71b付近に留まった液状物を吸引除去する方法(サックバック方式)などが検討されている。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−194237号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、充填ノズルの形状は種々検討されているものの、液だれを完全に防止できる形状は未だ見出されていない。
また、充填ノズルに吸引装置を備えて残留した液状物を吸引除去する方法でも液だれを完全に抑制することはできず、しかも、このような方法では、液状物の吐出と吸引とを交互に行う必要があるため、吐出を繰り返し行う場合には充填作業の効率が悪く、生産性が低下してしまうという問題もあった。
【0008】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、供給装置から充填ノズルへの液状物の供給が停止した後における吐出口からの液状物の液だれを、効果的に防止可能であって、効率的に充填作業の行える充填ノズルを備えた製袋充填装置を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の製袋充填装置は、フィルムを袋状に形成する製袋装置と、該製袋装置で形成される袋内に液状物を充填する充填ノズルとを備え、該充填ノズルが管状のノズル本体と、該ノズル本体の一端に連続して形成された管状の吐出部とを備え、該吐出部の外径が前記ノズル本体の外径よりも小さく形成されるとともに、前記吐出部は、その内径が前記ノズル本体の一端の内径と同じ一定の大きさである平行部と、該平行部に連続して形成され、その内径が該平行部の側から前記先端にむけて漸次大きく形成されたテーパ部とからなり、該テーパ部が平滑化処理されていることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下本発明の充填ノズルについて、この充填ノズルを備えた製袋充填装置の一実施形態を例に挙げて詳細に説明する。
図1は本実施形態例の製袋充填装置10の構成を概略的に示すものであって、この製袋充填装置10は、フィルム11aを幅方向に2つ折りの状態にガイドするガイド手段20と、2つ折りの状態で供給されたフィルム11aを袋状に形成する製袋装置30と、この製袋装置30で形成された袋内に液体、粘稠な液体、スラリーなどの液状物を充填する充填ノズル40を具備している。また、この製袋充填装置10の具備する製袋装置30は、2つ折りされたフィルム11aの幅方向の端部11bをシールして筒状とする図2に示すような縦シール手段31と、この縦シール手段31により形成された筒状フィルム11cを幅方向にわたって一定の間隔でシールする横シール手段32とを具備して構成されている。
【0011】
この例の製袋充填装置10が備えているガイド手段20は、図2にも示すように、円形の成形穴21が形成された板状体からなり、充填ノズル40はこの成形穴21を挿通して設けられている。そして図示略のフィルムロールから供給されたフィルム11aは、この成形穴21と充填ノズル40の外周面40aとの間に挿通、ガイドされ、成形穴21の縁に形成された案内爪22により幅方向の両端部11b同士が合わせられる。ついで、この合わせられた両端部11bが縦シール手段31における2つの対向する縦シール部材31aのシール面31b間に挟持され、シールされることにより、フィルム11aが筒状に形成されるようになっている。つまり、この例において充填ノズル40は、液状物を吐出し、充填するとともに、その外周面40aが、フィルム11aのガイドとしても作用するようになっている。
【0012】
横シール手段32は、2つの対向する横シール部材32aを具備して構成されている。この2つの横シール部材32aは、図1中矢印で示したように、フィルム11aの流れに略平行方向(図中上下方向)とフィルム11aの流れに略垂直方向(図中左右方向)に移動するボックスモーションが可能なものである。
すなわち、横シール手段32は、縦シール手段31によって形成された筒状フィルム11cの幅方向を2つの横シール部材32aのシール面間で挟持し、挟持したままの状態でフィルム11aとともに一定の距離(得られる袋体の長さに相当)を下降して筒状フィルム11cを横シールし、ついで、筒状フィルム11cを放して上昇して、元の位置に戻る。このように筒状フィルム11cを挟みながらの下降と、筒状フィルム11cを放した状態での上昇とを繰り返すことにより、筒状フィルム11cに一定の間隔で底部11dを設け、袋状に形成できるようになっている。
【0013】
なお、この製袋装置30においては、縦シール部材31aのシール面31bを含む面と横シール部材32aのシール面を含む面とが、略90°をなすように、縦シール部材31と横シール部材32とが配置されている。
また、この例の縦シール部材31aおよび横シール部材32aは、例えば、ヒータなどの加熱手段を内蔵し、フィルム11aをヒートシール可能なブロック体、あるいは、超音波発生手段を内蔵し、超音波溶着が可能なブロック体などである。
【0014】
充填ノズル40は、液状物を所定の一定量で間欠的に吐出可能なものであって、一定の液状物量を計測して充填ノズル40に供給する図示略の供給装置を備えている。供給装置は、各種ポンプ方式および圧送方式などにより、充填ノズル40への液状物の供給と、供給の停止とを瞬時に行えるものである。
このような充填ノズル40が、横シール部材32aに挟持され下降している有底の筒状フィルム11eおよび/または横シール部材32aに挟持されて下降した後停止している有底の筒状フィルム11eに対して一定量の液状物を吐出し、一方、縦シール手段31および横シール手段32が上述の動作を繰り返すことにより、液状物が密封充填された図4(b)にも示すような袋の連続体が製造でき、また、各袋を切り離すことにより、それぞれに液状物が密封充填された袋が得られる。
【0015】
ここで、この製袋充填装置10が具備している充填ノズル40は、図3に示すように、一定の外径および内径で形成された円管状のノズル本体41と、このノズル本体41の一端41aに連続して形成された同じく円管状の吐出部42とを備えたものであって、吐出部42の先端42aが液状物を吐出する吐出口になっているものである。
そして、この例の充填ノズル40の吐出部42は、その内径がノズル本体41の一端41aの内径と同じ一定の大きさとなっている平行部43と、この平行部43に連続して形成され、その内径が平行部43の側から先端42aに向けて漸次大きく形成されたテーパ部44とからなっていて、吐出部42の先端42aの内径D1は、ノズル本体41における一端41aの内径d1よりも大きくなっている。
また、この例では、吐出部42の外径D2はノズル本体41の外径d2よりも小さい一定の大きさで形成されいる。
d1/D1の範囲は0.2〜0.9が好ましく、0.4〜0.8がより好ましい。d1/D1の範囲はこの範囲より小さくてもかまわないが、その場合、d1が小さく吐出能力が低下したり、D1が大きく吐出部42が必要以上に太くなったりすることがある。また、d1/D1がこの範囲以上になると、本発明の効果が不十分となる可能性がある。
【0016】
具体的には、この例の充填ノズル40における図3中の各部分の大きさは、適宜設定できるが、例えば、以下のようにして実施することが好適である。なお、L1はテーパ部44の長さ、L2は吐出部42の全長である。
D1=6mm,d1=4mm,D2=9mm,d2=14mm,L1=1mm,L2=5mm
また、テーパ部44のテーパ角度αを30〜60°の範囲とすると、詳しくは後述するが、このテーパ部44が液溜まりとしてより効果的に作用する。
【0017】
次にこの例の製袋充填装置10を使用して、フィルム11aを製袋するとともに、その内部に液状物を充填する方法について説明する。
まず、図示略のフィルムロールから供給されたフィルム11aを、ガイド手段20の成形穴21と、この成形穴21に挿通された充填ノズル40の外周面40aとの間に通し、フィルム11aを図中下方に送る。また、この際、成形穴21の縁に形成された案内爪22の2つの切り欠き23にフィルム11aの幅方向の両端部11bを沿わせ、両端部11bがこの切り欠き23に沿って下方に送られるようにする。
このようにすると、成形穴21、充填ノズル40のノズル本体41における外周面40a、案内爪22によってフィルム11aが良好にガイドされ、幅方向の両端部11b同士が合わせられた状態で縦シール手段31へと送られる。
【0018】
ついで、この合わせられた両端部11bを、縦シール手段31の2つの対向する縦シール部材31aのシール面31b間で挟持してシールすることにより、フィルム11aを筒状に形成し、図4(a)に示すような筒状フィルム11cを形成する。図4中、斜線部は縦シールされた部分である。
ついで、この筒状フィルム11cを、2つの対向する横シール部材32aのシール面間で挟持し、シールしつつ、そのままの状態で下降する。
そして、この下降の間や下降して停止している際に、充填ノズルに40備えられた図示略の供給装置を作動させ、あらかじめ設定された量の液状物が充填ノズル40の吐出部42の先端42aから吐出されるように液状物を供給する。
こうして液状物が吐出された後、横シール部材32aは有底の筒状フィルム11eから離れて元の位置まで上昇し、再び横シール部材32aの2つの対向するシール面間で筒状フィルム11cを挟持する。
【0019】
このような動作を繰り返し連続的に行うことにより、各袋内に液状物が密封充填された図4(b)に示すようなスティック状の袋の連続体が得られる。そして、図4(b)A−A‘で示す切断線に沿って各袋を切り離すことにより、液状物が充填された袋が得られる。なお、図4(b)中、符号11fはノッチであり、各袋の開口を補助するために必要に応じて形成される。
【0020】
このような製袋充填装置10においては、充填ノズル40として、管状のノズル本体41と、ノズル本体41の一端41aに連続して形成された管状の吐出部42とを有し、この吐出部42の先端42aから液状物を吐出するものを備え、この充填ノズル40は、吐出部42の内径のうち少なくとも先端42aの内径D1が、ノズル本体41の一端41aの内径d1より大きく形成されている。この例では、吐出部42が、ノズル本体41の一端41aに連続して形成され、その内径がノズル本体41の一端41aの内径d1と同じ一定の大きさである平行部43と、この平行部43に連続して形成され、その内径が平行部43の側から先端42aにむけて漸次大きく形成されたテーパ部44とからなるものが使用されている。
【0021】
そのため、充填ノズル40で充填される液状物がノズル本体41から流れ出て吐出部42の平行部43を経てテーパ部44に入ると、テーパ部44の内径はノズル本体41の内径および平行部43の内径、すなわちd1よりも徐々に大きくなるように形成されているので、その瞬間に、液状物の直径がd1よりも大きく水平方向に広げられた状態となる。したがって、供給装置から充填ノズル40への液状物の供給が停止した際に、従来の充填ノズルにおいてはその吐出口付近に残留し、その後液だれとなり落下してしまうことの多かった液滴が、このような充填ノズル40においては、吐出部42のテーパ部44によってその直径が水平方向に広げられ、その重力に打ち勝つ強い表面張力で保持される。すなわち、この例では、吐出部42におけるテーパ部44が液溜まりとして作用して、液状物の液だれを防止する。
【0022】
よって、このような充填ノズル40を備えていると、液だれが発生せず、液切れが瞬時に行われるため、所定量の液状物を各袋に対して精度よく充填することができ、各袋間で内容量のばらつきのない、均一性の優れた製品を生産することが可能となる。また、横シール部材32aがこのような液だれを咬み込むことによるシール不良を起こすこともない。また、このような充填ノズル40によれば、サックバック方式のように吐出と吸引とを交互に行う必要もなく瞬時に液切れを行えるので、充填作業の間隔も短くでき、液状物の吐出を繰り返し高速で生産性よく実施することができる。
具体的には、この例の充填ノズル40によれば、吐出速度が1000mm/sec.以上の高速の場合でも、液だれのない、高速な充填操作が可能となる。
【0023】
さらに、この例のように、吐出部42の外径D2をノズル本体41の外径d2よりも小さく形成することによって、図1のように充填ノズル40の外周面40aに沿ってフィルム11aがガイドされる形態の装置においても、充填ノズル40aの吐出部42の外周面はフィルム11aの内面と接触しにくいため、液滴がフィルム11aの内面に付着することをより確実に抑制でき、このような付着に起因するシール不良も発生しない。しかしながら、吐出部42の内径のうち少なくとも先端42aの内径D1が、ノズル本体41の一端41aの内径d1より大きく形成されている限り、吐出部42の外径D2がノズル本体41の外径d2よりも小さく形成されていなくてもよい。
【0024】
なお、以上の説明においては、充填ノズル40の吐出部42が、内径が一定の平行部43と、先端にむけてその内径が漸次大きく形成されているテーパ部44とからなるものを例示したが、吐出部42の内径のうち、少なくとも先端42aの内径がノズル本体41の一端41aの内径よりも大きく形成されていて、吐出部42の少なくとも一部が液溜まりとして作用する形状のものであれば、平行部43とテーパ部44とを備えた形状に限定されず、液状物の粘度などの性状に応じて適宜設定できる。
【0025】
例えば、図5に示すように、吐出部42が平行部を有さず、その内径がノズル本体41の一端41aの側から先端42aにむけて漸次大きく形成された形状のものや、図6に示すように、吐出部42がテーパ部を有さず、その内径がノズル本体41の一端41aの内径よりも大きな一定の大きさで形成されたものであってもよい。
このように図5および図6に示すような形状の充填ノズル40においても、ノズル本体41からの液状物が吐出部42においてその直径が広げられるようになっているので、図3の例の充填ノズル40の場合と同様に瞬時の液切れが可能となり、液だれが発生しない。なお、図5の場合、テーパ部分の角度αを30〜60°の範囲とすると、この部分が液溜まりとしてより効果的に作用し、図6の場合でも、ノズル本体41の一端41aの縁部内端から吐出部42の先端の縁部内端にかけてテーパ部分が存在するものと仮定して、仮想テーパ部分の角度が30〜90°となる長さに吐出部42を設定することで、これら吐出部42が液溜まりとしてより効果的に作用する。
また、液溜まりとして作用する部分、すなわち、図3の充填ノズル40におけるテーパ部44や、図5および図6の充填ノズル40における吐出部42の内周面が、鏡面研磨され平滑化処理されていると、液滴をより強く保持し、液溜まりとして一層効果的に作用する。
【0026】
なお、以上の説明においては、充填ノズル40が、フィルム11aを製袋する機能を備えた製袋充填装置10に設けられている形態を例示したが、製袋機能を有さない形態の充填装置に設けられていてもよく、特に制限はない。
さらに、この充填ノズル40により充填されるものについても、液体、粘稠な液体、スラリーなどの液状物であれば、醤油、ソースなどの各種調味料、液体風邪薬などの医薬品、化粧水、乳液などの化粧品、シャンプー、リンスなどのトイレタリー製品などあらゆる種類のものに適用できる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の製袋充填装置は、その充填ノズルが、管状のノズル本体と、該ノズル本体の一端に連続して形成された管状の吐出部とを備え、該吐出部の先端から液状物を吐出する充填ノズルであって、前記吐出部の内径のうち少なくとも前記先端の内径は、前記一端の内径より大きく形成されている。したがって、吐出部が液溜まりとして作用して、充填ノズルに液状物が供給された後における液だれを効果的に防止できる。よって、この充填ノズルによれば、所定の量に精度よく、かつ効率的に、液状物を充填できる。また、本発明の充填ノズルを備えた製袋充填装置によれば、充填ノズルからの液だれに起因するシール不良も発生しないので、製袋充填作業を安定に行うこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の充填ノズルを具備した製袋充填装置の一例を示す正面図である。
【図2】 図1の製袋充填装置が具備するガイド手段および縦シール手段の斜視図である。
【図3】 図1の製袋充填装置の具備する充填ノズルを示す縦断面図である。
【図4】 (a)図1の製袋充填装置の縦シール手段で形成された筒状フィルムの斜視図と、(b)図1の製袋充填装置で形成された袋の連続体の斜視図である。
【図5】参考例である充填ノズルの他の一形態を示す縦断面図である。
【図6】参考例である充填ノズルのさらに他の一形態を示す縦断面図である。
【図7】 従来の充填ノズルを使用して、フィルムから形成される袋内に液状物を充填する様子を説明する断面図である。
【符号の説明】
10 製袋充填装置
41 ノズル本体
41a ノズル本体の一端
42 吐出部
42a 吐出部の先端
40 充填ノズル
43 平行部
44 テーパ部
Claims (1)
- フィルムを袋状に形成する製袋装置と、該製袋装置で形成される袋内に液状物を充填する充填ノズルとを備え、
該充填ノズルが管状のノズル本体と、該ノズル本体の一端に連続して形成された管状の吐出部とを備え、
該吐出部の外径が前記ノズル本体の外径よりも小さく形成されるとともに、
前記吐出部は、その内径が前記ノズル本体の一端の内径と同じ一定の大きさである平行部と、該平行部に連続して形成され、その内径が該平行部の側から前記先端にむけて漸次大きく形成されたテーパ部とからなり、
該テーパ部が平滑化処理されていることを特徴とする製袋充填装置。
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