JP4349894B2 - 調香方法 - Google Patents

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本発明は、バランスの取れた香料組成物を作るための調香方法に関し、更に詳細には、香料組成物の原料となる香料を、その性格から3種に分類し、3種のそれぞれの要素を構成要素に加えることを特徴とする、調香方法に関する。
香水、オーデコロン、フレーバー等の香料組成物を構成する香料としては、単純なものでも多数のものが使用されており、この為、香料を調合して、自分の望む香料組成物に仕上げることは、非常に困難を伴う作業であり、深い経験と幅広い知識が必要となる。この為香料を調合する専門の職業である、「調香師」が存在している。その反面、自分自身の香りを楽しみたい欲求は人間が本質的に持っているものであり、古くは平安時代の「香」から、近年は香水教室の流行と、長い間にわたってこの様な欲求が維持されてきている。ここに、自分の思いのままに調香を行いたいというニーズが存している。
この様な背景の元に、万人が経験無くても、調香が出来るように教示する技術が種々提案されている。例えば、香りをベクトルとして表現してイメージ化する方法(例えば、特許文献1、特許文献2を参照)、香料の量とその順位を指標にバランスを評価する方法(例えば、特許文献3を参照)、香料の存在を感じる限界濃度を指標とする方法(例えば、特許文献4を参照)、香料の感覚強度を指標とする方法(例えば、特許文献5を参照)、香料をイメージ座標に置き換える方法(例えば、特許文献6を参照)等が存する。これらの方法により、調香はより科学的に指針をもって行えるようになったが、それでも、尚、専門知識が必要であり、且つ、複雑な計算式を用いなければならず、一般の人が誰でも容易に行うというわけには行かないのが現状である。即ち、専門知識なしに、イメージ通りの調香を為しうる技術の開発が望まれていた。
特開2003−279459号公報 特開2003−275289号公報 特開平9−48717号公報 特開平9−40993号公報 特開平7−16552号公報 特開平8−127794号公報
本発明は、この様な状況下為されたものであり、専門知識なしに、イメージ通りの調香を為しうる技術を提供すること課題とする。
この様な状況に鑑みて、本発明者等は、専門知識なしに、イメージ通りの調香を為しうる技術を求めて、鋭意研究努力を重ねた結果、香料組成物の調香方法であって、香料組成物を構成すべき香料を、三種の群に分割し、該三種の香料群より、それぞれ少なくとも1種ずつの香料を選択し、これを混合することにより、その様な調香が可能であることを見出し、発明を完成させるに至った。即ち、本発明は、以下に示す技術に関するものである。
(1)香料組成物を構成すべき香料が、「ボディー」、「キャラクター」及び「トッピング」の三種の群から構成され、該三種の群が下記の1)〜3)で示される香料組成物の調
香方法であって、「ボディー」の群から選択された1種の香料を4質量部、「キャラクター」の群から選択された1種の香料を1質量部及び「トッピング」の群から選択された2種の香料をそれぞれ1質量部の割合で混合することを特徴とする、香料組成物の調香方法。
1)「ボディー」の群が、「ブーケ」、「フロリエンタル」、「オリエンタル」及び「シプル」の4種に分類されている
2)「キャラクター」の群が、「シトラス」、「フルーティー」、「グリーン」、「フローラル」、「モダンフローラル」、「スパイシー」、「ウッディー」及び「アニマル」の8種に分類されている
3)「トッピング」の群が、「洋なし」、「白桃」、「苺」、「葡萄」、「パイナップル」、「林檎」、「杏子」及び「マリン」の8種に分類されている
(2)前記香料組成物が女性用の香料組成物であることを特徴とする、(1)に記載の香料組成物の調香方法。
本発明によれば、専門知識なしに、イメージ通りの調香を為しうる技術を提供することができる。
本発明の調香方法は、原料となる香料をボディー、キャラクター及びトッピングの三種に分類し、これらより少なくとも1種類ずつ選び出し、この三種の要素を全て包含するように調香することを特徴とする。ここで、本発明で言う香料とは、バラ香油、ラベンダー香油、ジャスミン香油、ムスク、抹香、乳香等の天然の動植物を基源とする香気成分、フェネチルアルコール、リナロール、リモネン、ボルネオール等の合成によって作られる香気成分、天然の香気成分に化学修飾して得られる半合成の香気成分及びそれらの(調合)混合物の総称を意味する。通常香料成分は調香された状態で香料会社より販売されており、本発明の芳香組成物ではこの様な調香香料を購入して使用することも出来る。かかる調合用の香料は、その香りの性質より、前記の三種の分類に分類分けされる。ここで、ボディーとは、香り全体の主要なイメージを形成するもので、これは更に、花の香りを主として想起させる「ブーケ」、甘いエキゾチックなイメージの「オリエンタル」、ブーケとオリエンタルの中間に位置する「フロリエンタル」、森林調の香りであり、苔と木を想起させる「シプル」の4種に大別できる。又、キャラクターは、ボディーの香りに特徴を付し、性格付けするために用いられる香料群であり、キャラクターはその香りの種類より、オレンジ、レモン、グレープフルーツの香りに代表される柑橘系の香りである、「シトラス」、ピーチ、ストロベリー、ペア、パイナップル、林檎などの甘いフルーツの香りに代表される「フルーティ」、ガルバナムやお茶の香りのような葉の青臭い香りである「グリーン」、百合、バラ、ジャスミン或いは桜等の花の香りである「フローラル」、フローラルの香りに加えて、人工的な香調を有する「モダンフローラル」、胡椒、ナツメグ、クローブ、シナモン等のスパイスを想起させる「スパイシー」、シダーウッド、ビャクダン、オーク等木材を想起させる「ウッディー」、麝香、アンバーグリース、シベット等の獣臭的な要素を有する「アニマル」の8種に大別される。前記「ボディー」と「キャラクター」によって香料組成物の大まかな性格付けをすることが出来るが、これにバランスを崩さず変化、即ち、バリエーションを持たせる意味で、「トッピング」を加える。トッピングに分類される香料としては「洋なし」、「白桃」、「苺」、「葡萄」、「パイナップル」、「林檎」、「杏子」及び「マリン」が割り付けられている。これらの香料分類に属する典型的な調合香料については、図1の市販の調合香料(ベマンフィス株式会社製)のものが例示でき、この調合香料の特徴的な香料成分も図1に示す。
本発明の調香方法では、「ボディー」の群から選択された1種の香料を4質量部、「キャラクター」の群から選択された1種の香料を1質量部及び「トッピング」の群から選択された2種の香料をそれぞれ1質量部の割合で混合することを特徴とする。この様な割合での混合では、香調のバランスを崩れることなく、調香することが可能である。この様な調香において、量比を間違えずに、正確に調香するためには、図2に示すシートを用いて、調香に用いた香料を記録しておくことが、再現性を確保する意味で好ましい。この様な、本発明の調香方法によって得られた香料組成物は、バランスが良く、自分の欲している香りを試行錯誤して調整する上でも、ボディーのイメージを認識することにより、極めて効率的に調香が行え、しかも、全く使えない香料組成物には至らないので、極めて好ましい。更に、シートさえあれば、複雑な機器や操作もいらないので、一般人でも容易に調香が為しうる。かくして得られた香料組成物は、女性用の香料組成物として極めて有用である。本発明の調香方法によって得られる香料組成物は、希釈溶媒で希釈したり、シリカ、プラスチック或いは繊維等の吸収体に吸収せしめたり、任意成分とともに製剤化することにより、オーデコロン、香水等の身体用のフレグランス、カーフレグランスやルームフレグランスなどの空間用のフレグランスに加工することが出来る。
この様な任意成分としては、例えば、マカデミアナッツ油、アボガド油、トウモロコシ油、オリーブ油、ナタネ油、ゴマ油、ヒマシ油、サフラワー油、綿実油、ホホバ油、ヤシ油、パーム油、液状ラノリン、硬化ヤシ油、硬化油、モクロウ、硬化ヒマシ油、ミツロウ、キャンデリラロウ、カルナウバロウ、イボタロウ、ラノリン、還元ラノリン、硬質ラノリン、ホホバロウ等のオイル、ワックス類、流動パラフィン、スクワラン、プリスタン、オゾケライト、パラフィン、セレシン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等の炭化水素類、オレイン酸、イソステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸等の高級脂肪酸類、セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オクチルドデカノール、ミリスチルアルコール、セトステアリルアルコール等の高級アルコール等、イソオクタン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、イソステアリン酸ヘキシルデシル、アジピン酸ジイソプロピル、セバチン酸ジ−2−エチルヘキシル、乳酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタンエリトリット等の合成エステル油類、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサンシロキサン等の環状ポリシロキサン、アミノ変性ポリシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、アルキル変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等の変性ポリシロキサン等のシリコーン油等の油剤類、脂肪酸セッケン(ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等)、ラウリル硫酸カリウム、アルキル硫酸トリエタノールアミンエーテル等のアニオン界面活性剤類、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、ラウリルアミンオキサイド等のカチオン界面活性剤類、イミダゾリン系両性界面活性剤(2−ココイル−2−イミダゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等)、ベタイン系界面活性剤(アルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等)、アシルメチルタウリン等の両性界面活性剤類、ソルビタン脂肪酸エステル類(ソルビタンモノステアレート、セスキオレイン酸ソルビタン等)、グリセリン脂肪酸類(モノステアリン酸グリセリン等)、プロピレングリコール脂肪酸エステル類(モノステアリン酸プロピレングリコール等)、硬化ヒマシ油誘導体、グリセリンアルキルエーテル、POEソルビタン脂肪酸エステル類(POEソルビタンモノオレエート、モノステアリン酸ポリオキエチレンソルビタン等)、POEソルビット脂肪酸エステル類(POE−ソルビットモノラウレート等)、POEグリセリン脂肪酸エステル類(POE−グリセリンモノイソステアレート等)、POE脂肪酸エステル類(ポリエチレングリコールモノオレート、POEジステアレート等)、POEアルキルエーテル類(POE2−オクチルドデシルエーテル等)、POEアルキルフェニルエーテル類(POEノニルフェニルエーテル等)、プルロニック型類、POE・POPアルキルエーテル類(POE・POP2−デシルテトラデシルエーテル等)、テトロニック類、POEヒマシ油・硬化ヒマシ油誘導体(POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油等)、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルグルコシド等の非イオン界面活性剤類、ポリエチレングリコール、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、エリスリトール、ソルビトール、キシリトール、マルチトール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ジグリセリン、イソプレングリコール、1,2−ペンタンジオール、2,4−−ヘキシレングリコール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオール等の多価アルコール類、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳酸、乳酸ナトリウム等の保湿成分類、グアガム、クインスシード、カラギーナン、ガラクタン、アラビアガム、ペクチン、マンナン、デンプン、キサンタンガム、カードラン、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、コンドロイチン硫酸、デルマタン硫酸、グリコーゲン、ヘパラン硫酸、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウム、トラガントガム、ケラタン硫酸、コンドロイチン、ムコイチン硫酸、ヒドロキシエチルグアガム、カルボキシメチルグアガム、デキストラン、ケラト硫酸,ローカストビーンガム,サクシノグルカン,カロニン酸,キチン,キトサン、カルボキシメチルキチン、寒天、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチレングリコール、ベントナイト等の増粘剤、表面を処理されていても良い、マイカ、タルク、カオリン、合成雲母、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、無水ケイ酸(シリカ)、酸化アルミニウム、硫酸バリウム等の粉体類、表面を処理されていても良い、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化コバルト、群青、紺青、酸化チタン、酸化亜鉛の無機顔料類、表面を処理されていても良い、雲母チタン、魚燐箔、オキシ塩化ビスマス等のパール剤類、レーキ化されていても良い赤色202号、赤色228号、赤色226号、黄色4号、青色404号、黄色5号、赤色505号、赤色230号、赤色223号、橙色201号、赤色213号、黄色204号、黄色203号、青色1号、緑色201号、紫色201号、赤色204号等の有機色素類、ポリエチレン末、ポリメタクリル酸メチル、ナイロン粉末、オルガノポリシロキサンエラストマー等の有機粉体類、パラアミノ安息香酸系紫外線吸収剤、アントラニル酸系紫外線吸収剤、サリチル酸系紫外線吸収剤、桂皮酸系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、糖系紫外線吸収剤、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、4−メトキシ−4’−t−ブチルジベンゾイルメタン等の紫外線吸収剤類、エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール類、ビタミンA又はその誘導体、ビタミンB6塩酸塩,ビタミンB6トリパルミテート,ビタミンB6ジオクタノエート,ビタミンB2又はその誘導体,ビタミンB12,ビタミンB15又はその誘導体等のビタミンB類、α−トコフェロール,β−トコフェロール,γ−トコフェロール,ビタミンEアセテート等のビタミンE類、ビタミンD類、ビタミンH、パントテン酸、パンテチン、ピロロキノリンキノン等のビタミン類などが好ましく例示できる。
前記製剤化は、常法に従って行えば良く、常法としては、例えば、可溶化、乳化、分散、混合などが好ましく例示できる。
以下に、実施例を挙げて、本発明について更に詳細に説明を加えるが、本発明がかかる実施例にのみ限定されないことは言うまでもない。
<実施例1>
図1の典型例に示す香料を用いて、調香実験を行った。香料には図1に示すような通し番号を付しておいた。乱数発生ソフトを用いて無作為に1〜20の数字を7回発生させて、発生した数字の香料を1質量部づつ加え、香料組成物を30種作成した。この内には、本発明の調香方法に従ったものは存しなかった。出来た30種の香料組成物を調香師によって、香りのバランスと香料組成物としての総合評価について、下記に示す基準に従って評価してもらった。結果を表1に示す。これより、偶発的に混合したのでは、適した香料組成物が得られないことが判る。
評点0:非常に悪い
評点1:悪い
評点2:やや悪い
評点3:可もなく不可もなく
評点4:やや良い
評点5:良い
評点6:非常に良い
Figure 0004349894
<実施例2>
実施例1の図1の典型例の香料群を用い、1〜4の乱数発生によりボディーより1種、1〜8の乱数発生によりキャラクターより1種(5〜12を1〜8に読み替える)、1〜8の乱数発生によりトッピング2種(12〜20を1〜8に読み替える)の香料を選択し、ボディー4質量部、キャラクター1質量部、トッピングを各1質量部とって混合し、香料組成物を作成した。香料組成物は30組作成した。これを実施例1と同様に調香師に判定してもらった。結果を表2に記す。これより、本発明の調香方法によれば、バランスの取れた好ましい香料組成物が容易に調香できることが判る。
Figure 0004349894
<実施例3>
香水づくりに興味のある人を公募で36人集め、図2に示す、調香用のシートを渡し、本発明の調香方法を説明し、図1に示す典型例の香料の1〜20を用いて、調香してもらった。気に入る香料組成物が出来たところで、アンケートにより本発明の調香方法の感想を聞いてみた。アンケートは「満足度について」満足した、普通、満足できなかったの三者択一で、「内容について」わかりやすかった、まあまあわかりやすかった、普通、やや難しかった、難しかったの5者択一で行った。結果は、満足した(35例)、普通(1例)、満足できなかった(0例)と、わかりやすかった(26例)、まあまあわかりやすかった(5例)、普通(4例)、やや難しかった(0例)、難しかった(0例)、無回答(1例)であり、本発明の調香方法が一般人にもわかりやすく、失敗が極めて少ないものであることが確認された。
本発明の調香方法は、香水づくり教室などに応用できる。
香料分類を表す図である。 本発明の調香方法を記録するためのシートを表す図である。

Claims (2)

  1. 香料組成物を構成すべき香料が、「ボディー」、「キャラクター」及び「トッピング」の三種の群から構成され、該三種の群が下記の1)〜3)で示される香料組成物の調香方法であって、「ボディー」の群から選択された1種の香料を4質量部、「キャラクター」の群から選択された1種の香料を1質量部及び「トッピング」の群から選択された2種の香料をそれぞれ1質量部の割合で混合することを特徴とする、香料組成物の調香方法。
    1)「ボディー」の群が、「ブーケ」、「フロリエンタル」、「オリエンタル」及び「シプル」の4種に分類されている
    2)「キャラクター」の群が、「シトラス」、「フルーティー」、「グリーン」、「フローラル」、「モダンフローラル」、「スパイシー」、「ウッディー」及び「アニマル」の8種に分類されている
    3)「トッピング」の群が、「洋なし」、「白桃」、「苺」、「葡萄」、「パイナップル」、「林檎」、「杏子」及び「マリン」の8種に分類されている
  2. 前記香料組成物が女性用の香料組成物であることを特徴とする、請求項1に記載の香料組成物の調香方法。
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