JP4348895B2 - 自動車ボディ群の塗装品質を管理するシステムと管理方法 - Google Patents

自動車ボディ群の塗装品質を管理するシステムと管理方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、順に塗装される自動車ボディ群の塗装品質を管理するシステムと方法に関する。特に、塗装品質を均一に維持するのに有用な管理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば同じ塗色の自動車は、常に同じ塗装品質を備えていることが求められる。塗装品質を安定化させる技術が、特開平6−142565号公報に記載されている。この公報に記載の塗装条件管理装置は、塗装された車体の塗装品質を車体毎に測定する手段と、測定された車体毎の塗装品質を蓄積して記憶する手段とを備える。図11は、記憶手段に記憶されるデータ内容を模式的に示している。記憶手段には、車種別・塗色別に塗装品質が記憶されている。図中の数字は、塗装品質を測定して数値化した一例を示している。この塗装条件管理装置では、蓄積して記憶されていく塗装品質が低下傾向にあれば、塗装品質を監視している期間(車体の塗装が開始されてから低下傾向が認められるまでの期間)に記憶手段に記憶された塗装品質の平均値(平均塗装品質)が算出される。上述の図11の例では、AA/REDの塗装品質が低下傾向にあるためにAA/REDの平均塗装品質が算出される。さらにAA/REDと車種が共通するAA/GREENの平均塗装品質と、AA/REDと塗色が共通するBB/REDの平均塗装品質が算出される。そして、予め記憶されている知識データベースの知識に基づいて、AA/REDの平均塗装品質とAA/GREENの平均塗装品質に有意差があるか否か、AA/REDの平均塗装品質とBB/REDの平均塗装品質に有意差があるか否かがそれぞれ判定される。有意差の有無の組合せによって異常原因が推論され、異常を解消するための対策が表示される。表示された対策を塗装管理者が実施することで異常原因が解消され、車体の塗装品質が安定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来の技術では、ある期間内に塗装された車体の塗装品質から車種別かつ塗色別の平均塗装品質が算出され、算出された平均塗装品質から異常原因が推論される。すなわち、低下傾向が認められるまでの塗装品質の経時的変化が考慮されないで異常原因が推論されることになる。上昇傾向から一転して低下傾向になったときと、同程度の塗装品質が維持されていた後に低下傾向になったときとでは、異常原因が異なる場合がある。上記の技術では、両者の平均塗装品質が同じであれば同じ異常原因が推論されることになる。
【0004】
本発明は、上述した実情に鑑みてなされたものであり、異常原因を正確に判断することができる技術を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段と作用と効果】
上記課題を解決するために創作された請求項1に記載の塗装品質管理システムは、順に塗装される自動車ボディ群の塗装品質を管理するシステムであり、塗装された自動車ボディの塗装品質を測定して数値化する装置と、車種及び塗色によって分類される複数の自動車グループのそれぞれについて、数値化された塗装品質を所定期間内に塗装された当該自動車グループの自動車ボディ群又は順に塗装された所定数の当該自動車グループの自動車ボディ群毎に平均して平均値を算出する手段と、前記複数の自動車グループのそれぞれについて、前記所定期間又は前記所定数毎に算出された平均値を累積して記憶する手段と、前記複数の自動車グループのそれぞれについて、当該自動車グループについて算出された平均値と当該自動車グループについて予め設定されている「塗装品質の正常な範囲」とを比較して前者が後者に含まれないときに異常と判定する判定手段と、所定の自動車グループについて算出された平均値が判定手段によって異常と判定されたときに、前記所定の自動車グループについて前記記憶手段に累積して記憶されている平均値の経時変化を図式表示する手段と、判定手段によって判定された異常について、その異常の原因とその異常を解消するための対策とその対策を実施した結果とを入力する手段と、入力された原因と対策と結果を表示する手段とを有する。
一般的に測定装置による測定結果には誤差が伴い、測定された塗装品質を一つ一つ監視していると、測定誤差等のノイズの影響を受けやすい。この場合、測定誤差等によって異常な塗装品質が一つ測定されただけでも異常と判断され、異常原因を解明する必要が生じてしまう。本発明に係る塗装品質管理システムでは、ノイズの影響を受けないように、所定期間内に塗装された同じ自動車グループの自動車ボディ群又は順に塗装された所定数の同じ自動車グループの自動車ボディ群毎の塗装品質の平均値(以下では平均塗装品質という)を監視する。ここでの「所定期間」又は「所定数」は、ノイズの影響を受けない程度に長く(又は多く)、かつ、塗装条件がほぼ等しいとみなせる程度に短く(又は少なく)設定される。
本システムで表示される平均塗装品質の経時変化は、異常原因を特定するために非常に有益な情報である。例えば異常と判定されるまでに平均塗装品質が上昇傾向であったことや下降傾向であったこと等の情報は、異常原因を特定するための情報として非常に有益である。本システムを採用することで、異常原因をより正確に特定することができる。特定された異常原因に応じた異常を解消するための対策を実施することで、自動車ボディ群の塗装品質を安定化できる。
【0006】
上述のシステムでは、異常と判定されたときに平均塗装品質の経時変化を表示して、塗装品質を管理する者等に異常原因の特定とその異常を解消するための対策を求めることになる。このため、塗装品質を管理する者が使用している端末装置に平均値の経時変化が図式表示されることが好ましい。
塗装品質の管理者は、表示された平均塗装品質の経時変化を見ることで異常原因を特定し、その異常を解消するための対策を検討する。検討された対策が実施されることで自動車ボディ群の塗装品質の安定化を図ることができる。
この端末装置は、自動車ボディ群の塗装が行なわれる場所(塗装工場等)に配設されることが好ましい。塗装が行なわれる場所で異常を解消するための対策が検討され、その対策を即座に実施できるからである。なお、塗装が行なわれる場所以外の場所(例えば、塗装に使用される塗料のメーカや塗装工場を管理する事業所等)に上述の端末装置が配設されても良い。
【0007】
また、塗装条件(例えば、外気温・湿度・自動車ボディ群の表面温度等の塗装環境に関する条件と、塗装装置の作動状態・塗料の温度等の塗装装置に関する条件等)を参考にすることで異常原因をより正確に特定することができる。このため、上述の塗装品質管理システムに、塗装条件を監視して記憶している塗装条件記憶装置を付加し、その塗装条件記憶装置に累積して記憶されている塗装条件の経時変化が前記の平均値の経時変化と対照可能に表示されることが好ましい。
例えば、異常と判定される前(即ち塗装品質が正常なとき)に塗料に使用されていたシンナーの種類と、異常と判定されたときに使用されていたシンナーの種類が異なるという塗装条件の変化が表示されることで、シンナーの種類が変更されたことを異常原因の候補として挙げることができる。異常原因をより正確に特定することができ、自動車ボディ群がより安定した塗装品質になることを期待できる。
なお、塗装条件の経時変化と平均塗装品質の経時変化が一つの表示器で時間軸を揃えて対照可能に表示されることがより好ましい。また、塗装条件の経時変化と平均塗装品質の経時変化とが別々の表示器で表示されるようにしても良い。
【0008】
また、上記課題を解決するために請求項4に記載の塗装品質管理方法が創作された。その方法は、順に塗装される自動車ボディ群の塗装品質を管理する方法であり、塗装された自動車ボディの塗装品質を測定して数値化する工程と、車種及び塗色によって分類される複数の自動車グループのそれぞれについて、数値化された塗装品質を所定期間内に塗装された当該自動車グループの自動車ボディ群又は順に塗装された所定数の当該自動車グループの自動車ボディ群毎に平均して平均値を算出する工程と、前記複数の自動車グループのそれぞれについて、前記所定期間又は前記所定数毎に算出された平均値を累積して記憶する工程と、前記複数の自動車グループのそれぞれについて、当該自動車グループについて算出された平均値と当該自動車グループについて予め設定されている「塗装品質の正常な範囲」とを比較して前者が後者に含まれないときに異常と判定する判定工程と、所定の自動車グループについて算出された平均値が判定工程で異常と判定されたときに、前記所定の自動車グループについて累積して記憶しておいた平均値の経時変化を図式表示する工程と、判定工程で判定された異常について、その異常の原因とその異常を解消するための対策とその対策を実施した結果とを入力する工程と、入力された原因と対策と結果を表示する工程とを含む。
本方法では、平均塗装品質の経時変化を表示するために、自動車ボディ群の塗装品質を管理する者は異常原因を正確に特定することができる。また、平均塗装品質を監視するために、測定誤差等のノイズが除去された状態で異常原因を特定することができる。特定された異常原因からその異常を解消するための対策が検討され実施されることで、自動車ボディ群の塗装品質の安定化を図ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
上記各請求項に記載の発明は、下記の形態で好適に実施することができる。
(形態1)自動車のボディは、同じ自動車であって同じ塗色であれば同程度の塗装品質が期待される。このため、本発明に係るシステムや方法を採用することで、自動車ボディの塗装品質の安定化を図ることができる。
(形態2)各請求項に記載の「塗装品質を測定する装置」は、塗装面のつや・ゆず肌・ブツ点数・明度・色差等を測定する。塗装品質を測定する装置は、それぞれが異なる塗装品質を測定する複数の測定装置で構成されても良い。
【0010】
(形態3)請求項3に記載の塗装条件記憶装置は、塗装装置のベル回転数・塗料吐出量・塗装ガンスピード・シェーピングエア圧力・印加電圧等を監視して記憶する。
(形態4)請求項3に記載の塗装条件記憶装置は、外気温・湿度・塗装ブースの温湿度・自動車ボディ群の表面温度・シェーピングエア温度・シェーピングエア流量等を監視して記憶する。
(形態5)請求項3に記載の塗装条件記憶装置は、塗料の温度や粘度、塗料に混入されるシンナーの種類や量、塗料のロット等を監視して記憶する。
【0011】
【実施例】
図面を参照して本発明を具現化した一実施例を説明する。図1は、本発明に係る塗装品質管理システムの概略構成を示した図である。
塗装品質管理システム10は、主に会社Aと設備メーカXと塗料メーカY等で構築されているシステムである。会社Aは、自動車のボディ40を塗装する工場20を有している。その塗装工場20には、塗装品質測定装置2と塗装ブース8とボディ温度測定装置14と複数のサーバ22,24,26,28等が配設されている。また塗装工場20には、自動車のボディ40を搬送する装置(図示省略)が配設されている。この搬送装置によって、複数の自動車ボディ40が塗装工場20内を次々に搬送されていく。塗装工場20で塗装される各自動車ボディは、ボディ温度測定装置14、塗装ブース8、塗装品質測定装置2の順に搬送されていく。
自動車ボディ40は、まずボディ温度測定装置14によって自動車ボディ40の表面温度が測定される。ボディ温度が測定された自動車ボディ40は、塗装ブース8に搬送される。塗装ブース8には、塗装機4とブース温湿度測定装置6とシェーピングエア温度・流量測定装置7が配設されている。塗装ブース8では、自動車ボディ毎に塗装が行なわれる。塗装機4は、塗料を霧化して自動車ボディ40に噴射する装置である。ブース温湿度測定装置6は、塗装ブース8内の温度と湿度を常時監視している。シェーピングエア温度・流量測定装置7は、塗装機4のシェーピングエアの温度と流量を測定する。塗装ブース8で塗装された自動車ボディ40は、塗装品質測定装置2に搬送される。
塗装品質測定装置2は、自動車ボディ40の塗装状態(塗装品質)を自動車ボディ毎に測定する。具体的には、塗装された自動車ボディ40のつや・色差・ゆず肌・ブツ点数等を測定して数値化する。測定された「つや」の値は、自動車ボディ40の光沢を示す値である。「色差」は、望まれる色が正確に塗装されているかを示す値である。「ゆず肌」は、オレンジピールとも呼ばれるものであり、その値は塗装面の凹凸具合(平滑さ)の指標となる。「ブツ点」は、異物等が混入することを原因として塗装膜に生じた突起であり、その突起の数がブツ点数として測定される。
【0012】
ボディ温度測定装置14とブース温度測定装置6とシェーピングエア温度・流量測定装置7は、環境条件サーバ26に接続されている。また環境条件サーバ26には、外気温・湿度測定装置12が接続されている。環境条件サーバ26には、ボディ温度測定装置14で測定されたボディ温度やブース温湿度測定装置6で測定された塗装ブース8の温度・湿度が入力される。環境条件サーバ26には、シェーピングエア温度・流量測定装置7で測定されたシェーピングエアの温度と流量が入力される。また、環境条件サーバ26には、外気温・湿度測定装置12で測定された気温と湿度が入力される。環境条件サーバ26は、入力された情報を累積して記憶していく。
図2は、環境条件サーバ26で記憶される情報の一例が示されている。図2に示すように、環境条件サーバ26は、自動車ボディ40の管理番号に対応づけてボディ温度・外気温・ブース温度・ブース湿度等を記憶している。他にも工場20の湿度やシェーピングエアの温度・流量等を記憶している(図2には示されていない)。ここで、管理番号の記号「F」は車種を示す情報であり、「R」は塗色(この場合は赤色)を示している。管理番号の数字は、塗装される順序を示している。
環境条件サーバ26は、車種と塗色の組合せで特定される自動車グループ毎にボディ温度や外気温や湿度等を記憶していく。図2には、車種Fの赤色の自動車グループの情報が示されている。環境条件サーバ26は、その他の自動車グループの情報も累積して記憶していく。例えば、車種Fの緑色の自動車グループ(自動車グループFG)の情報や、他の車種の他色の自動車グループの情報を自動車グループ毎に記憶していく。
環境条件サーバ26は、ボディ温度とそのボディ温度が入力されたときの外気温・湿度を、ボディ温度が測定された自動車ボディ40の管理番号に対応づけて記憶する。また、環境条件サーバ26には、塗装ブース8で自動車ボディ40の塗装が行なわれる毎に、塗装ブース8の温度・湿度やシェーピングエア温度・流量が入力される。環境条件サーバ26は、塗装ブース8の温度・湿度やシェーピングエア温度・流量が入力されると、そのときに塗装された自動車ボディ40の管理番号に対応づけて入力された情報(塗装ブース8の温度・湿度等)を記憶する。
【0013】
塗装機4には塗装機条件サーバ24が接続されている。塗装機条件サーバ24は、塗装機4の状態を監視する。具体的には、塗装機4のベル回転数や塗料吐出量や塗装ガンスピードやシェーピングエア圧力や印加電圧等を監視している。塗装機条件サーバ24は、監視している情報を累積して記憶する。
図3には、塗装機条件サーバ24で記憶される情報の一例が示されている。塗装機条件サーバ24には、塗装機4が駆動される毎(自動車ボディ40が塗装される毎)に塗装機4のベル回転数・塗料吐出量・塗装ガンスピード・シェーピングエア圧力・印加電圧等が入力される。塗装機条件サーバ24は、塗装機4のベル回転数・塗料吐出量等が入力されると、自動車ボディ40の管理番号と入力された情報と入力された時間を対応づけて記憶する。これにより、「どの自動車ボディ」が「どのような塗装機条件」で「いつ」塗装されたかが記憶されることになる。なお、環境条件サーバ26と同様に、塗装機条件サーバ24でも自動車グループ毎に情報が管理される(図3には、自動車グループFRの情報のみが示されている)。
【0014】
また、塗装工場20には、塗料条件サーバ28が配設されている。塗料条件サーバ28には、塗装機4で用いられる塗料の温度・粘度・ロット・シンナーの種類等が入力される。この入力作業は、塗装工場20の従業員等によって行なわれる。塗料条件サーバ28は、入力された塗料温度・塗料粘度・ロット・シンナーの種類等の情報を累積して記憶する。
図4には、塗料条件サーバ28で記憶される情報の一例が示されている。塗料条件サーバ28には、塗料の調整が行なわれる毎に、塗料粘度・塗料温度・シンナーの種類・ロット等が入力される。塗料条件サーバ28は、塗料粘度・塗料温度等が入力されると、入力された情報と入力された時間を対応づけて記憶する。これにより、塗料粘度や塗料温度が変化した時間が記憶されると共に、シンナーの種類が変更された時間が記憶されることになる。図4の例では、シンナーの種類が「XX」から「YY」に12時に変更されたことが記憶されている。
【0015】
塗装品質測定装置2には品質管理サーバ22が接続されている。品質管理サーバ22は、塗装品質測定装置2で測定されたつや・色差・ゆず肌・ブツ点数等が入力される。品質管理サーバ22が行なう処理や、品質管理サーバ22で情報がどのように管理されるかは後述する。
【0016】
各サーバ22,24,26,28は、回線60を介して相互に接続されており、それぞれが通信可能となっている。また各サーバ22,24,26,28は、会社Aの社内LAN62に接続されている。社内LAN62には、回線66を介して社内部署Axの通信端末52が接続されており、回線64を介して社内部署Ayの通信端末50が接続されている。この構成により、塗装工場20内の各サーバ22,24,26,28と通信端末50,52が通信可能となっている。社内部署Axは、塗装工場20における塗装作業全般を管理する部署である。社内部署Ayは、自動車ボディの製造を管理する部署であり、塗装作業には直接関連しない。
社内LAN62は、社外のネットワーク68に接続されている。そのネットワーク68には、回線72を介して設備メーカXの通信端末80が接続されていると共に回線74を介して塗料メーカYの通信端末70が接続されている。この構成により、塗装工場20内の各サーバ22,24,26,28と通信端末70,80が通信可能となっている。設備メーカXは、塗装工場20内の各種設備(塗装機4、塗装品質測定装置2等)を製造している。さらに各種設備が故障等したときのメンテナンスを担当する。塗料メーカYは、塗装工場20で使用される塗料の原料を製造している。
【0017】
品質管理サーバ22には、環境条件サーバ26、塗装機条件サーバ24、塗料条件サーバ28で管理されている情報が次々と入力されてくる。従って、品質管理サーバ22は、各サーバ24,26,28で管理される情報を全て有している。図7には、品質管理サーバ22で行なわれる処理が示されている。品質管理サーバ22は、塗装品質測定装置2から次々に入力されてくる塗装品質を自動車ボディ40の管理番号に対応づけて記憶する(ステップS2)。図5には、自動車ボディ40の管理番号とつやと色差が対応づけて記憶されている様子が示されている。品質管理サーバ22は、自動車グループ毎に情報を記憶していく。従って品質管理サーバ22には、図6に示される自動車グループFR以外の自動車グループの情報も累積して記憶されていく。なお図6にはつやと色差のみしか示していないが、他にもゆず肌・ブツ点数等が同様に記憶されていく。
次に、品質管理サーバ22は、同じ自動車グループの20台分の塗装品質が集まると、その20台分の塗装品質の平均値を塗装品質の種類毎に算出する(ステップS4)。この処理は、同じ自動車グループの塗装品質が20台分集まる毎に実行される。算出された平均値は、自動車ボディ40の管理番号の範囲に対応づけて記憶されていく。図6には、管理番号の範囲とつやの平均値(つや平均)と色差の平均値(色差平均)とが対応づけて記憶されている様子が示されている。自動車ボディ一台毎の塗装品質の変動(図6参照)と比較すると、塗装品質の平均値は変動が少ないことがわかる。
なお、ここでは20台毎に平均値を算出したが、平均値が算出される台数は任意に設定できる。
【0018】
品質管理サーバ22は、20台分の塗装品質の平均値が算出される毎に、算出された平均値と基準値とを比較する(ステップS6)。この基準値は、塗装品質毎に予め設定されている。例えば、自動車グループFRのつやの基準値は「30.0」、色差の基準値は「45.0」というように予め設定されている。なお自動車グループ毎に基準値が設定されていても良い。例えば自動車グループFRのつやの基準値と自動車グループFGのつやの基準値がそれぞれ設定されていても良い。
品質管理サーバ22は、平均値が基準値を下回った場合(ステップS6でYESの場合)に異常と判定する(ステップS8)。なお、同じ自動車グループであって同じ塗装品質の平均値が、基準値を下回ることが複数回連続してあると異常と判定するようにしても良い。
【0019】
ステップS8で異常と判定されると、品質管理サーバ22のディスプレイ22aで異常である旨を表示する(ステップS10)。図8に、ステップS10の表示の一例を示す。
図8には、自動車グループFRにおける20台毎のつや平均の経時変化がグラフで示されている。グラフには、40台目・80台目・120台目…の自動車ボディ(自動車グループFRの自動車ボディである)が塗装されたときの時間が添えられている。図8のグラフに示されるように、自動車グループFRのつや平均は突然低下していることがわかる。16時10分から17時15分の間に低下していることがわかるので、この間に何らかの異常原因が生じていると推察される。
グラフの下方には、塗料条件サーバ28で管理されている情報の一部が表で示されている。上述したように、品質管理サーバ22には他のサーバ24,26,28の情報が全て入力されており、品質管理サーバ22は塗料条件サーバ28で管理される情報を有している。図8の表によると、塗料に混入されるシンナーの種類が17時00分にXXからYYに変更されたことがわかる。グラフと表を参照することによって、つやが低下した原因はシンナーの種類が変更されたことにあると推察される。
【0020】
また、ステップS10の表示は図9のような表示態様でなされても良い。図9のグラフのX軸は、自動車グループFRの20台毎の管理番号の範囲である。Y軸の第1軸は、自動車グループFRにおける20台毎のつや平均である。Y軸の第2軸は、塗装ブース8の温度(℃)である。グラフの実線は、自動車グループFRにおける20台毎のつや平均の経時変化を示す。このグラフでは、つや平均の経時変化が図8のようにレベルで表示されていない。各つや平均が所定間隔でプロットされ、各プロットポイントが直線で結ばれている。グラフの破線は、塗装ブース8の温度変化を示す。塗装ブース8の温度変化は、環境条件サーバ26で監視された情報である。上述したように、環境条件サーバ26では、自動車ボディ40の管理番号に対応づけて塗装ブース8の温度が記憶されている(図2参照)。この記憶された情報は、品質管理サーバ22にも入力されている。図9の破線のグラフを作成するために、品質管理サーバ22は、自動車グループFRの自動車ボディ20台毎に塗装ブース8の温度の平均値を算出する。算出された温度の平均値は、つや平均の各プロットポイントとX軸間隔が対応するようにプロットされ、プロットポイントが直線で結ばれる。
図9のグラフより、管理番号181〜200の自動車ボディのつやが低下したのは、塗装ブース8の温度が低下傾向にあることが原因であると推察できる。また、塗装ブース8の温度がある値(閾値)を下回ると、自動車ボディのつやが急に低下する可能性があるとも推察できる。
【0021】
品質管理サーバ22は、ステップS10の表示内容(図8又は図9)を含む情報をメール送信する(ステップS12)。メールの送信先は、予め設定されている。本実施例では、社内部署Ax内で共通に使用されているアドレスと、社内部署Ay内で共通に使用されているアドレスとに送信される。さらには、設備メーカXにおける塗装工場20の担当者のアドレスと、塗料メーカYにおける塗装工場20の担当者のアドレスにメール送信する。この処理を行うことにより、社内部署Axや社内部署Ayの者は、塗装工場20で異常が生じたことを示す情報を入手できる。さらには、設備メーカXや塗料メーカYにおける塗装工場20の担当者は、塗装工場20で異常が生じたことを示す情報を入手できる。この場合、設備メーカXの担当者は、塗装機4等の故障が異常原因であるとメール送信された情報から判断した場合には、設備のメンテナンスを実施すべきことを会社Aに提言することができる。また、塗料メーカYの担当者は、異常の原因が塗料にあると判断した場合には、その対策を即座に行なうことができる。
【0022】
上述した実施例では、自動車ボディ20台毎の塗装品質の平均値が監視される。このように平均値が監視されることによって、塗装品質測定装置2の測定誤差等の影響を受けず、安定的に塗装品質が監視されることになる。なお20台毎に平均値が算出されたが、20台より少ない台数でも良いし20台より多い台数でも良い。この台数は、塗装品質測定装置2における測定誤差等の影響を受けない程度の台数以上であって、しかも塗装条件がほぼ一定とみなせる程度の台数以下であれば良い。
また、図8,図9で示したように平均値の経時変化と塗装条件(塗装機条件サーバ24や環境条件サーバ26や塗料条件サーバ28の管理情報)の経時変化を対照可能に表示することにより、表示を見た者(自動車ボディの塗装品質を管理する者等)は異常原因を正確に特定することができる。そして特定された異常原因からその異常を解消するための対策が検討され実施されることで、同じ自動車グループの自動車ボディの塗装品質が安定する。
なお、特定(推察)された異常原因とその異常を解消するための対策とその対策を実施した結果を品質管理サーバ22等に入力するようにしても良い。そして入力された情報が、品質管理サーバ22のディスプレイ22aや各通信端末52,54,70,80で閲覧可能にされることが好ましい。このようになされることで、塗装品質の管理者が、対策が実施されて異常が解消されたか否かを示す情報を得ることができ、対策を検討するときに有益な情報となる。
【0023】
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
例えば、上述した実施例のように20台毎の塗装品質の平均値を監視するのではなく、所定期間に塗装された自動車ボディの塗装品質の平均値を監視しても良い。例えば2時間毎にその2時間で塗装された自動車ボディ40の塗装品質の平均値を算出して管理する。この所定期間は、塗装品質測定装置2における測定誤差等の影響を受けない程度に長い期間であって、しかも塗装条件をほぼ一定とみなせる程度に短い期間であれば良い。
また、いわゆる移動平均をもって塗装品質の平均値を管理しても良い。例えば、管理番号001FR〜020FRの平均値を算出すると、次は002FR〜021FRの平均値を算出し、さらに次は003FR〜022FRの平均値を算出して管理していく。この場合、ディスプレイ22aでの表示(図7のステップS10参照)は、次のようにしても良い。図10に、自動車グループFRのつやの移動平均の経時変化の一例を示す。このように移動平均の経時変化を表示することによっても、異常原因を正確に特定することができる。なお、図10のように塗装条件を対照表示しなくとも良い。図10のように低下傾向にあることがわかるだけで異常原因の解明に役立つからである。
【0024】
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 塗装品質管理システムの概略システム図である。
【図2】 環境条件サーバで記憶される情報の一例を示す。
【図3】 塗装機条件サーバで記憶される情報の一例を示す。
【図4】 塗料条件サーバで記憶される情報の一例を示す。
【図5】 品質管理サーバで自動車ボディ毎に塗装品質が記憶されている様子を示す。
【図6】 品質管理サーバで20台の自動車ボディ毎に平均塗装品質が記憶されている様子を示す。
【図7】 品質管理サーバの処理を簡単に示す。
【図8】 ディスプレイでの表示の一例を示す。
【図9】 ディスプレイでの表示の一例を示す。
【図10】 ディスプレイでの表示の一例を示す。
【図11】 従来技術である塗装条件管理装置で記憶される情報の一例を示す。
【符号の説明】
2・・塗装品質測定装置
4・・塗装機
6・・ブース温湿度測定装置
7・・シェーピングエア温度・流量測定装置
8・・塗装ブース
10・・塗装品質管理システム
12・・外気温・湿度測定装置
14・・ボディ温度測定装置
22・・品質管理サーバ
24・・塗装機条件サーバ
26・・環境条件サーバ
28・・塗料条件サーバ
52・・通信端末
54・・通信端末
70・・通信端末
80・・通信端末

Claims (4)

  1. 順に塗装される自動車ボディ群の塗装品質を管理するシステムであり、
    塗装された自動車ボディの塗装品質を測定して数値化する装置と、
    車種及び塗色によって分類される複数の自動車グループのそれぞれについて、数値化された塗装品質を所定期間内に塗装された当該自動車グループの自動車ボディ群又は順に塗装された所定数の当該自動車グループの自動車ボディ群毎に平均して平均値を算出する手段と、
    前記複数の自動車グループのそれぞれについて、前記所定期間又は前記所定数毎に算出された平均値を累積して記憶する手段と、
    前記複数の自動車グループのそれぞれについて、当該自動車グループについて算出された平均値と当該自動車グループについて予め設定されている「塗装品質の正常な範囲」とを比較して前者が後者に含まれないときに異常と判定する判定手段と、
    所定の自動車グループについて算出された平均値が判定手段によって異常と判定されたときに、前記所定の自動車グループについて前記記憶手段に累積して記憶されている平均値の経時変化を図式表示する手段と、
    判定手段によって判定された異常について、その異常の原因とその異常を解消するための対策とその対策を実施した結果とを入力する手段と、
    入力された原因と対策と結果を表示する手段と、
    を有する自動車ボディ群の塗装品質管理システム。
  2. 塗装品質を管理する者が使用している端末装置に平均値の経時変化が図式表示されることを特徴とする請求項1に記載の塗装品質管理システム。
  3. 塗装条件を監視して記憶している塗装条件記憶装置に累積して記憶されている塗装条件の経時変化が、前記の平均値の経時変化と対照可能に表示されることを特徴とする請求項1又は2に記載の塗装品質管理システム。
  4. 順に塗装される自動車ボディ群の塗装品質を管理する方法であり、
    塗装された自動車ボディの塗装品質を測定して数値化する工程と、
    車種及び塗色によって分類される複数の自動車グループのそれぞれについて、数値化された塗装品質を所定期間内に塗装された当該自動車グループの自動車ボディ群又は順に塗装された所定数の当該自動車グループの自動車ボディ群毎に平均して平均値を算出する工程と、
    前記複数の自動車グループのそれぞれについて、前記所定期間又は前記所定数毎に算出された平均値を累積して記憶する工程と、
    前記複数の自動車グループのそれぞれについて、当該自動車グループについて算出された平均値と当該自動車グループについて予め設定されている「塗装品質の正常な範囲」とを比較して前者が後者に含まれないときに異常と判定する判定工程と、
    所定の自動車グループについて算出された平均値が判定工程で異常と判定されたときに、前記所定の自動車グループについて累積して記憶しておいた平均値の経時変化を図式表示する工程と、
    判定工程で判定された異常について、その異常の原因とその異常を解消するための対策とその対策を実施した結果とを入力する工程と、
    入力された原因と対策と結果を表示する工程と
    を含む自動車ボディ群の塗装品質管理方法。
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