JP4346774B2 - プラズマ切断方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鋼板等の被切断材のプラズマ切断に係り、特に、屈曲部(コーナー部)の切断を含むプラズマ切断方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プラズマ切断では、図4に示すように、プラズマトーチ1と、鋼板等の被切断材2との間に供給したプラズマガス中でプラズマアーク3を生じさせ、適宜シールドガス(図示略)を供給して、被切断材2を切断するようになっている。例えば、図4中矢印Aの方向にプラズマトーチ1を移動することで、プラズマアーク3によって被切断材2が切断され、プラズマアーク3の移動方向後ろ側に切断溝4が形成される。プラズマトーチ1は、所定の移動プログラムによって駆動する移動機構により移動されることが一般的であり、これにより、目的の切断経路に沿ってプラズマアーク3が移動されて被切断材2を切断することで、目的の製品が得られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図4に示したように、プラズマアーク3は、その全体がプラズマトーチ1の同軸上に延びるのでは無く、プラズマトーチ1の移動よりも若干遅れて追従移動するようになっている。特に、プラズマトーチ1から離れた所ほどプラズマアーク3の遅れは顕著である。このため、例えば図5に示すように、屈曲部5を介して二つの直線状の切断経路(第1切断経路6aと第2切断経路6b)が連続されている切断経路でプラズマアーク3を移動させて被切断材2を切断すると、図6に示すように、屈曲部5内角側の被切断材2の下面近傍にエグレ部7が形成されてしまう場合がある。すなわち、屈曲部5の被切断材2上面側では切断経路6に沿ってエグレを生じることなく正しく切断できても(図7(a)参照)、被切断材2下面側ではエグレ部7が形成され、正規の寸法で切断できない事態が生じる(図7(b)参照)。
【0004】
これに鑑みて、例えば、図8に示すように、第1切断経路6aに沿って被切断材2を切断して屈曲部5に到達したプラズマアーク3を、屈曲部5から第1切断経路6aの延長上に切り逃げし、屈曲部5外側(内角θの外側)に設定したループ状の方向変更用切断経路8に沿った切断を行い、屈曲部5に戻したプラズマアーク3により第2切断経路6bに沿った切断を開始することが提案されている。方向変更用切断経路8は、第1切断経路6aの前記屈曲部5を貫通して反対側に延びる延長上の第1変更経路8aと、第2切断経路6bの前記屈曲部5を貫通して反対側に延びる延長上の第2変更経路8bと、前記第1、第2変更経路8a、8b間を結ぶ第3変更経路8cとを備えた構成であり、第1切断経路6aに沿って被切断材2を切断したプラズマアークは、前記屈曲部5から第1変更経路8aに切り逃げした後、この第1変更経路8aに対して傾斜された第3変更経路8cを経て第2変更経路8bに到達し、この第2変更経路8bに沿って屈曲部5に戻された後、そのまま直線的に第2切断経路6bを切り進む。この切断方法では、方向変更用切断経路8を経由することで、屈曲部5では直線的な切断のみが行われることになり、エグレ部を生じることなく屈曲部5を切断でき、切断によって得られる製品にエグレ部の無いコーナー部を形成することができる。しかしながら、この切断方法では、ループ状の方向変更用切断経路8に沿った切断作業に時間が掛かる上、方向変更用切断経路8の確保のために被切断材2が無駄になり、歩留まりが低下する不満があり、前記問題の根本的な解決に至らない。
【0005】
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、屈曲部(コーナー部)の切断品質を向上でき、しかも、切断時間の短縮、被切断材から得られる製品の歩留まりの向上を実現できるプラズマ切断方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明では、途中に屈曲部を有する切断経路に沿って移動させたプラズマアークによって被切断材を切断するプラズマ切断におけるプラズマ切断方法において、前記屈曲部の片側の第1切断経路に沿って前記被切断材を切断する第1切断工程と、この第1切断工程の後、前記プラズマアークの移動方向を変更する切断方向変更工程と、この切断方向変更工程の後、前記第1切断経路に対して前記屈曲部を介して屈曲された第2切断経路に沿って前記被切断材を切断する第2切断工程とを備え、前記切断方向変更工程は、前記第1切断経路に沿って被切断材を切断して前記屈曲部に到達させたプラズマアークを、前記第1、第2切断経路の前記屈曲部の外側に延長した各延長線より内側であり各延長線を除く領域に設けられた切断方向変更領域の被切断材に切り込んだ後、このプラズマアークの移動方向を反転して切り込み時と一致する切断経路で屈曲部に戻すようになっており、前記第2切断工程では、前記切断方向変更工程にて一旦切断方向変更領域に切り込んでから前記屈曲部に戻されたプラズマアークによって、前記第2切断経路に沿った切断を開始することを特徴とするプラズマ切断方法を前記課題の解決手段とした。このプラズマ切断方法によれば、第1切断経路から、切断方向変更領域の切断経路への切り込みは、第1切断経路を介して第2切断経路に対向する反対側の領域への切り込みとなるので、エグレ部が形成されるとしてもその形成位置は屈曲部外角側であり、屈曲部内角側にはエグレ部は形成されない。逆に、切断方向変更領域の切断経路から第2切断経路への切り込みでも、エグレ部が形成されるとしてもその形成位置は、第2切断経路を介して第2切断経路と対向する反対側の領域であり、屈曲部外角側であるから、屈曲部内角側にはエグレ部は形成されない。このため、第1切断工程から切断方向変更工程を経て第2切断工程へ移行する過程では、エグレ部が形成される領域が屈曲部外角側の領域となり、屈曲部内角側にはエグレ部の形成を防止できる。また、第1切断経路から切断方向変更領域の切断経路への切り込み時の切断経路と、切断方向変更領域の切断経路から屈曲部を介して第2切断経路へ戻す切断経路とを、一致させることで、切断方向変更領域内の切断経路を短くすることができ、この切断経路に沿った移動時間を短縮できる。プラズマアークを発生するプラズマトーチを移動する移動プログラムも単純になり、切断方向変更領域の切断経路は簡単に設定できる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下本発明のプラズマ切断方法の実施の形態を、図1から図3を参照して説明する。図1は、鋼板等の被切断材10上に設定された切断経路11、すなわち、プラズマアークの移動経路(詳細には被切断材10に対するプラズマアークの照射位置の移動経路)を示す平面図である。切断経路11は、直線状の第1切断経路11aと、この第1切断経路11aに対して屈曲部12を介して屈曲された直線状の第2切断経路11bと、前記屈曲部12から外側(外角側)へ延びる方向変更用切断経路11cとを備えている。図1において、屈曲部12の角度θ0(内角側の角度。第1切断経路11aに対する第2切断経路11bの屈曲角度)は90度になっている。また、方向変更用切断経路11cは、後述する切断方向変更領域13にて設定されるものであり、第1切断経路11aに沿った切断を完了して屈曲部12から切り逃げさせたプラズマアークが移動される移動経路である。
【0008】
このプラズマ切断方法は、移動機構により被切断材10に沿ってプラズマトーチを移動することにより、このプラズマトーチにて発生したプラズマアーク(例えば図4参照)を切断経路11に沿って移動して被切断材10を目的形状に切断するものであり、第1切断経路11aに沿って被切断材10を切断する第1切断工程と、この第1切断工程の完了後、プラズマアークの移動方向を変更する切断方向変更工程と、この切断方向変更工程の完了後、第2切断経路11bに沿って被切断材10を切断する第2切断工程とを備えている。なお、図1中矢印は、プラズマアークの移動方向を示す。
【0009】
前記切断方向変更工程では、前記第1切断経路11aに沿って被切断材10を切断して屈曲部12に到達させたプラズマアークによって、方向変更用切断経路11cを切り込んだ後、このプラズマアークの移動方向を反転して屈曲部12に戻す。この切断方向変更工程の完了後、前記第2切断経路11bに沿った切断、すなわち第2切断工程を開始する。前記方向変更用切断経路11cは、第1、第2切断経路11a、11bの前記屈曲部12の外側に延長した各延長線11a’、11b’(図1中仮想線参照)より内側であり各延長線を除く領域に設けられた切断方向変更領域13内に設定され、図1では直線状になっている。屈曲部12の内角(角度θ0部分。以下「内角θ0」と称することがある)と、第1、第2切断経路11a、11bの各延長線間に形成される内角(角度θ1部分。以下「内角θ1」と称することがある)とは、丁度、対向角の関係となり、第1、第2切断経路11a、11bの各延長線間の内角θ1は屈曲部12の内角θ0と角度が等しく、図1では、θ0=θ1=90度の関係になっている。また、図1では、方向変更用切断経路11cは、丁度、第1、第2切断経路11a、11bの各延長線間の内角θ1の2等分線になっており、第1切断経路11aに対する傾斜角度αおよび第2切断経路11bに対する傾斜角度βのいずれも45度である。
【0010】
第1切断工程にて第1切断経路11aに沿って被切断材10を切断したプラズマアークを、方向変更用切断経路11cに切り込むと、第1切断経路11aを介して第2切断経路11bに対向する側への切り込みとなり、エグレ部が形成されるとしても、その形成位置は、第1切断経路11aに対する方向変更用切断経路11cの屈曲の内角側(図1中角度α’=180°−傾斜角度α)であり、屈曲部12の内角側にはエグレ部は形成されない。また、方向変更用切断経路11cに切り込んだプラズマアークの向きを反転して屈曲部12に戻し、第2切断工程を開始するときも、第2切断経路11bを介して第1切断経路11aに対向する側への切り込みとなり、エグレ部が形成されるとすれば、方向変更用切断経路11cに対する第2切断経路11bの屈曲の内角側(図1中角度β’=180°−傾斜角度β)であり、この位置は屈曲部12の外角側であるから屈曲部12内角側にはエグレ部は形成されない。このため、第1切断経路11aから方向変更用切断経路11cへの切り込み、方向変更用切断経路11cから第2切断経路11bへの切り込みのいずれでも、屈曲部12内角側にエグレ部を生じることは無い。
【0011】
直線状の方向変更用切断経路11cの設定位置は、切断方向変更領域13内、すなわち、第1、第2切断経路11a、11bの各延長線11a’、11b’より内側であり各延長線を除く領域であれば良く、これにより、第1切断経路11aから方向変更用切断経路11cへの切り込み、方向変更用切断経路11cから第2切断経路11bへの切り込みのいずれでも、エグレ部の形成位置を屈曲部12の外角側とすることができる。これにより、第1切断工程から切断方向変更工程を経て第2切断工程へ移行しても、屈曲部12内角側にはエグレ部は形成されないことから、屈曲部12の切断品質を向上でき(図2参照)、屈曲部12内角側を製品として使用する場合には、製品に目的の切断寸法が正確に得られ、製品の付加価値を高めることができる。
【0012】
第1、第2切断経路11a、11bの延長線11a’、11b’に対する方向変更用切断経路11cの傾斜角度α、βは、α=β=45度とすることに限定されず、第1、第2切断経路11a、11bの延長線11a’、11b’より内側であり各延長線を除く領域の切断方向変更領域13の範囲であれば適宜設定できる。図3(a)は、内角側の角度θ2が90度を超える屈曲部12a、図3(b)は内角側の角度θ3が90度未満の屈曲部12bを示すが、いずれの場合も、第1、第2切断経路11a、11bの延長線11a’、11b’ より内側であり各延長線を除く領域である切断方向変更領域13a、13b内に方向変更用切断経路11cを設定することで、屈曲部12a、12bの切断時のエグレ部の形成位置を屈曲部12a、12bの外角側にすることができ、屈曲部12a、12bの内角側でのエグレ部の形成を確実に防止できる。
【0013】
したがって、このプラズマ切断方法によれば、屈曲部12の切断にあたって、第1切断経路11aを切断したプラズマアークで、第1、第2切断経路11a、11bの各延長線11a’、11b’間の切断方向変更領域13内に設定された方向変更用切断経路11cを切り込み、さらに、このプラズマアークを方向変更用切断経路11cにて反転して屈曲部12まで戻す切断方向変更工程を備えるので、屈曲部12の内角側では、エグレ部の形成を防止でき、優れた切断品質を確実に得ることができる。また、切断方向変更工程では、屈曲部12から方向変更用切断経路11cに沿って移動したプラズマアークを、同じく方向変更用切断経路11cを通って屈曲部12に戻せば良いので、図8に示したループ状に方向変更用切断経路8に沿ってプラズマアークを移動する場合に比べて、プラズマアークを移動するためのプログラム(具体的にはプラズマトーチの移動プログラム)が簡単で済み、設定が容易である。しかも、方向変更用切断経路11cはループ状の方向変更用切断経路8に比べて経路全長が短いので、切断方向の変更に掛かる時間を短縮できる上、方向変更用切断経路11cはループ状の方向変更用切断経路8に比べて設定に必要な面積が少なくて済むので、方向変更用切断経路11cを設定するための切断方向変更領域13は小型で良いから、被切断材10から得られる製品の歩留まりを向上できる。
【0014】
なお、本発明は、前記実施の形態に限定されず、各種変更が可能である。第1、第2切断経路としては、直線的なものに限定されず、例えば全体が僅かに湾曲されているもの等も採用可能である。方向変更用切断経路としては、途中に湾曲部を有するもの、全体が湾曲されているもの等、各種構成が採用可能である。第1、第2切断経路の各延長線に対する方向変更用切断経路の屈曲角度は「切り込み角度(第1切断経路から方向変更用切断経路への切り込み角度、および、方向変更用切断経路から第2切断経路への切り込み角度)」が問題であり、結局、屈曲部から、この屈曲部の内角に対する対向角の関係にある切断方向変更領域内へ延びる方向変更用切断経路であれば前記「切り込み角度」が確保されており、屈曲部内角側へのエグレ部の形成を防止できる。この「切り込み角度」が確保されていれば、方向変更用切断経路としては、直線状に限定されず、曲線状であっても良い。曲線状の方向変更用切断経路としては、屈曲部との交点での接線が、切断方向変更領域内となるようにする。方向変更用切断経路の内、前記「切り込み角度」に関係する部分は屈曲部近傍のみであるから、それ以外の部分の構成は自由であり、屈曲部近傍以外の部分は、切断方向変更領域の外側へ延びる構成等、各種構成が採用可能である。例えば、方向変更用切断経路の屈曲部から離れた部分が、第1、第2のいずれかの切断経路に近付くように湾曲、屈曲されている構成も採用可能であり、この場合には、切断方向変更領域を一層小型化でき、被切断材の切断によって得られる製品の歩留まりを一層向上できる。
【0015】
切断方向変更領域へのプラズマアークの切り込み用の方向変更用切断経路と、切断方向変更領域にて反転させて屈曲部へ戻すプラズマアークの移動用の方向変更用切断経路とは、完全同一である必要は無く、例えば、切断の切り溝の溝幅分をずらすことも可能である。但し、切断方向変更領域を極力小型化して、被切断材での製品の歩留まりを向上する点からは、例えば前記実施の形態にて例示した方向変更用切断経路11cのように、切断方向変更領域への切り込みと、反転した後、屈曲部への復帰とを同一の方向変更用切断経路で行い、ずらさないことがより有利である。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のプラズマ切断方法によれば、前記第1切断経路に沿って被切断材を切断したプラズマアークによって、前記第1、第2切断経路の前記屈曲部の外側に延長した各延長線より内側であり各延長線を除く領域に設けられた切断方向変更領域の被切断材を切り込んだ後、移動方向を反転して屈曲部に戻したプラズマアークによって、前記第2切断経路に沿った切断を開始する切断方向変更工程を備えることから、プラズマアークの移動経路である切断経路の途中の屈曲部でも、この屈曲内角側にエグレ部を生じることなく正確に切断作業を行うことができ、切断品質を向上でき、切断寸法が高精度に得られている付加価値の高い製品を提供できる。また、方向変更用切断経路は短くて済み、しかも単純な線状であれば良いので、切断方向変更に掛かる時間を短縮でき、切断時間全体の短縮にも寄与する。さらに、この方向変更用切断経路を設定するための切断方向変更領域も小型で済むため、被切断材の切断によって得られる製品の歩留まりを向上できるといった優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のプラズマ切断方法の1実施の形態を示す図であって、内角側の角度が90度である屈曲部を有する切断経路を示す平面図である。
【図2】 図1の切断経路でプラズマ切断された被切断材の屈曲部(コーナー部)近傍の切断状態を示す斜視図である。
【図3】 本発明のプラズマ切断方法に係る切断経路の他の例を示す平面図であって、(a)は屈曲部内角側の角度が90度を超える場合、(b)は屈曲部内角側の角度が90度未満である場合を示す。
【図4】 プラズマ切断におけるプラズマアークの湾曲状態を示す正面図である。
【図5】 屈曲部を有する切断経路の一例を示す平面図である。
【図6】 図5の切断経路でプラズマ切断された被切断材の屈曲部近傍の切断状態を示す斜視図である。
【図7】 図6の切断状態を示す図であって、(a)は平面図、(b)は下面図である。
【図8】 ループ状の方向変更用切断経路を屈曲部近傍に備えた切断経路を示す平面図である。
【符号の説明】
10…被切断材(鋼板)、11…切断経路、11a…第1切断経路、11a’…延長線、11b…第2切断経路、11b’…延長線、11c…方向変更用切断経路、12,12a,12b…屈曲部、13,13a,13b…切断方向変更領域。

Claims (1)

  1. 途中に屈曲部を有する切断経路に沿って移動させたプラズマアークによって被切断材を切断するプラズマ切断におけるプラズマ切断方法において、前記屈曲部の片側の第1切断経路に沿って前記被切断材を切断する第1切断工程と、この第1切断工程の後、前記プラズマアークの移動方向を変更する切断方向変更工程と、この切断方向変更工程の後、前記第1切断経路に対して前記屈曲部を介して屈曲された第2切断経路に沿って前記被切断材を切断する第2切断工程とを備え、前記切断方向変更工程は、前記第1切断経路に沿って被切断材を切断して前記屈曲部に到達させたプラズマアークを、前記第1、第2切断経路の前記屈曲部の外側に延長した各延長線より内側であり各延長線を除く領域に設けられた切断方向変更領域の被切断材に切り込んだ後、このプラズマアークの移動方向を反転して切り込み時と一致する切断経路で屈曲部に戻すようになっており、前記第2切断工程では、前記切断方向変更工程にて一旦切断方向変更領域に切り込んでから前記屈曲部に戻されたプラズマアークによって、前記第2切断経路に沿った切断を開始することを特徴とするプラズマ切断方法。
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