JP4346341B2 - プレハブスイミングプール - Google Patents

Description

（発明の背景）
地面に固定されることができ、「ライナ(liner)」としても知られる柔軟なプラスチック材料でできた水の保持器を支える周囲の構造から基本的に構成される、様々なプレハブスイミングプールのモデルがある。上記の周囲の構造はスイミングプールの外形を形成するパネルから構成される。
【０００１】
（発明の詳細）
本発明は、プレハブスイミングプールに関するもので、このスイミングプールはすばやく組み立てることが可能になることができ、地面に固定される必要がないため、いかなる表面にも損傷を与えることなく設置されることができ、片付けるために解体したり、どこか他の場所に設置することができる。このスイミングプールは寸法が大きいので、スイミング選手権の開催に使用するのに適しており、上記のスイミングプールは基本的に、スイミングプール中に含まれる大量の水によってかかる圧力に対して構造の安定性を保証する引張り器の配列から構成される。
【０００２】
このスイミングプールの特有の構造は、スポーツパビリオンに何ら細かい損傷を与えることがないため、スポーツパビリオンの内側にスイミングプールを設置することを可能にする。
【０００３】
このスイミングプールの周囲の構造は、基本的に引張り部材から構成され、引張り部材は周囲の構造に適合されており下に敷かれた配置にて周囲の側部から側部へ横断して配置されており、この水平面の構造はスイミングプールの周囲に沿って横断して配置された基礎支持材から構成され、基礎支持材は裏側に配置された側部部材によって一緒に接合されている。そして上記の支持材は前面でスイミングプールの外形を構成するパネルを支えている。
【０００４】
いくつかの上記基礎支持材や、基礎支持材を接合する側部部材、そして基礎支持材によって支えられるパネルは、互いに隣接した配置でスイミングプールの外形を形成するモジュールを有利になるように形成する。
【０００５】
引張り部材は、ロープの引張りを調節するための手段を備えたロープからつくられることが好ましい。
【０００６】
パネルの裏面に支持材が周囲のオーバーフロー導水路のために設けられ、上記の裏面には、他の強化部材とともに裏面に合わせた下部のタイバーと対角の支柱があり、これらは全て長さを調節できる。
【０００７】
これらおよび他の特徴は次の詳細な説明によって最も良く明らかにされるであろう。この詳細な説明の理解は、現在の発明の範囲を限定しない例としてのみ引用されている実際の実施形態を示す付随の３つの図面によってさらに容易になるだろう。
【０００８】
（発明の詳細な説明）
図によると、このプレハブスイミングプールはプラスチック材料（別名「ライナ(liner)」）でできた水保持器Ｒを支える周囲の構造１から構成される。
【０００９】
この周囲の構造は、スイミングプールが設置されるべき表面（Ｓ）上に置くことができるとともに、基礎支持材２から構成され、基礎支持材はスイミングプールの周囲に沿って横断して配置されるとともに、後方に配置された側部部材３によって一緒に接合される。側部部材は導水路４と５の間にはめ込まれた基礎支持材２の上部の立体であるＨ-部分により形成され、後者の基礎支持材２及び側部部材３は、スイミングプールの外形をつくるパネル６を前面で支える。上記パネルは溶融亜鉛メッキ鋼でつくられ、縦の強化部分７と残りの横部分８を持つ長方形型である。
【００１０】
周囲のオーバーフロー導水路１０のための支持材９が、パネル６の裏面に取り付けられ、上記裏面はまた、該裏面に適合された下部のタイバー１１および対角の支柱１２、ならびに他の強化部材１３，１４，１５を備え、下部のタイバー１１、対角の支柱１２および他の強化部材１３，１４，１５の全ては、長さを調節できる。
【００１１】
基礎支持材２のそれぞれは２つの端部導水路１６と１７と共に地面上に置かれ、長い方の前面の導水路１６は、周囲の仕切りを上記構造に設けられるように決定するとともに、砂Ａを保持する目的のためにあり、砂Ａは地面Ｓ上に圧縮された配置で配置されるとともに保持器Ｒの底を支持する土台を形成し、２つの下部のアーム１８と１９が上記導水路１６の端からスイミングプールの内側にむかって伸びている。
【００１２】
周囲の構造１は、周囲の構造に適合され、下に敷かれた配置で周囲の側部から側部へ横断して配置されている引張り部材２０から構成され、上記引張り部材は鋼ロープから構成され、鋼ロープの端には引張りを調節することができる油圧装置（示されていない）が設けられ、引張りをより正確に調節することができるねじ装置２１が備えられる。
【００１３】
図７に示すように、周囲の構造はモジュールＭにより形成され、モジュールのそれぞれがいくつかの基礎支持材２、側部部材３およびいくつかのパネル６を備えている。
【００１４】
保持器Ｒの端は周囲のオーバーフロー導水路１０も覆っているため、水の損失を避けられる。
【００１５】
この周囲の構造におけるほとんどの構成部品はボルトにより一緒に接合されているので、将来別の機会に使用するために容易に解体することができる。
【００１６】
このように架設されたスイミングプールでは、水の再循環は従来のスイミングプールと同様の方法で行われる。すなわち、一度ろ過され処理された水はスイミングプールの底に設けられた下に横たわるパイプシステムＴとノズルＢスイミングプールを通りスイミングプールに戻される。
【００１７】
本発明は、本質の範囲内で上で例として述べたものと詳細な点で異なるのみである他の実施形態で実施することができ、上記の他の実施形態は求められる保護の範囲内である。
【図面の簡単な説明】
【図１】部分立面図の図１はスイミングプールの周囲の構造を示している。
【図２】図２は基礎支持材の立面図を示している。
【図３】図３は基礎支持材の平面図を示している。
【図４】図４はパネルの立面図を示している。
【図５】図５はパネルの平面図を示している。
【図６】部分立面図の図６は引張りロープの端の取り付け部を詳細に示している。
【図７】図７はスイミングプールの周囲の構造全体の平面図を示している。
【符号の説明】
１ 周囲の構造
２０ 引張り部材
Ｒ
Ｓ 表面

Claims (4)

1. プラスチック材料からつくられた水の保持器（Ｒ）を支持する周囲の構造（１）を備え、
   周囲の構造（１）は、スイミングプールが設置されるべき表面（Ｓ）上に置くことができるとともに、引張り部材（２０）を備え、
   上記引張り部材は、下に敷かれた配置にて、スイミングプールの周囲の側部から側部に横断して配置されているプレハブスイミングプールであって、
   周囲の構造（１）は、スイミングプールの周囲に沿って横断して配置されるとともに、後方に配置された側部部材（３）によって一緒に接合された基礎支持材（２）を備え、
   上記基礎支持材は、スイミングプールの外形をつくるパネル(６)を前面で支え、
   ２つのアーム（１８，１９）が、基礎支持材の前方からスイミングプールの内側に向かって伸びていることを特徴とするプレハブスイミングプール。
2. パネル（６）は溶融亜鉛メッキ鋼からつくられ、支持材(９)が上記パネルの裏面に取り付けられるとともに、周囲のオーバーフロー導水路（１０）を支える働きをし、
   上記裏面はまた、該裏面に適合された下部のタイバー（１１）および対角の支柱（１２）、ならびに他の強化部材（１３，１４，１５）を備え、下部のタイバー（１１）、対角の支柱（１２）および他の強化部材（１３，１４，１５）の全ては、長さを調節できることを特徴とする、請求項１に記載のプレハブスイミングプール。
3. 基礎支持材（２）のそれぞれが２つの端部導水路（１６，１７）と共に地面上に置かれ、
   前面の導水路（１６）は、周囲の仕切りを上記構造に設けられるように決定するとともに、砂Ａを保持する目的のためにあり、
   砂Ａは表面（Ｓ）上の圧縮された配置で配置され、保持器（Ｒ）の底を支える土台を形成することを特徴とする、請求項１に記載のプレハブスイミングプール。
4. 周囲の構造がモジュール（Ｍ）から構成され、モジュールのそれぞれがいくつかの基礎支持材（２）、側部部材（３）およびいくつかのパネル（６）を備えていることを特徴とする、請求項１に記載のプレハブスイミングプール。

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