JP4345003B2 - スティック形点火コイルの組付け方法 - Google Patents

スティック形点火コイルの組付け方法 Download PDF

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本発明は、内燃機関で使用されるスティック形点火コイルの組付け方法に関する。
点火コイルは車両のエンジン等の内燃機関で、混合気に点火する点火プラグに高電圧を発生させるものであり、その一種に全体が細長い棒状に形成されたスティック形点火コイルがある。このスティック形点火コイルのコイル部は、中心コアの外周側に1次コイル及び2次コイルが同心的に配置され、その外周側にコイルケースが配置されている。コイル部の下端部は高圧タワー部と結合されている。
たとえば、従来の点火コイル(特許文献1参照)のコイル部は、中心コアから半径方向外向きに順に1次コイル、2次コイル及びコイルケースが配置されている。コイルケースの下端に高圧タワー部が結合され、上端にコネクタハウジングを含む頭部ケースが結合されている。
この点火コイルの組付け時は、1次コイルの1次スプールの中空孔に中心コアを挿入し、1次スプールをコネクタハウジングに結合し、1次スプールを2次スプールの中空孔に挿入する。次に、2次スプールをコイルケースに挿入しつつコネクタハウジングを頭部ケースに装着し、2次スプールの下端を高圧タワー部に押圧する。その後、頭部ケース及びコイルケース内にエポキシ樹脂を充填する。
特開2002−134339号公報
コイル部の1次コイルと2次コイルとは同心的に配置されていることが必要である。しかし、2次コイルの細長い中空孔に細長い棒状の1次コイルを同心性を保って挿入するのは容易なことでない。
上記従来の点火コイルでは2次スプールの中空孔に1次コイルを挿入する際、両者を同心に保持する工夫がなされていない。そのため、1次コイルの1次巻線と2次コイルの2次スプールとの間の円筒状すきまの大きさが不均一となり、1次巻線と2次巻線との相対位置が変化したり、このすきまに充填される絶縁樹脂の厚さが変動し易い。
なお、スティック形点火コイルにはこの他にも、2次コイルが内周側に1次コイルが外周側に配置されているタイプもあり、外周側の1次コイルに対して2次コイルを挿入する。このタイプでは、内周側の2次コイルの2次巻線は巻数が多くて細いので、1次コイルと2次コイルの同心性(調芯性)が保持されていないと、外周側の1次コイルの1次スプールに挿入する際、1次スプールの角部や内周面と接触して傷付くおそれがある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、内周側の2次コイルと外周側の1次コイルとが同心的に配置され、両者間の絶縁樹脂の厚さが一定で、細い2次巻線が傷付き難いスティック形点火コイルの組付け方法を提供することを目的とする。
本願の発明者は、内周側の1次コイルを調芯部材で案内しつつ外周側の2次コイルの中空孔に挿入することを思い付いて、本発明を完成した。
)第発明によるスティック形点火コイルの組付け方法は、請求項に記載したように、円筒形状の1次スプールに1次巻線を巻いて成る1次コイルの中空孔に、円筒形状の2次スプールに2次巻線を巻いて成る2次コイルを同軸に挿入して1次コイルと2次コイルとを組み付ける方法が、1次スプールの中空孔に一端部から他端部まで棒状の調芯部材を軸方向に挿通し、その先端を2次スプールの一端部の位置決め部に係合させる第1工程と;2次コイルの一端部を1次コイルの他端部開口に臨ませ、調芯部材及び該2次コイルを1次コイルの一端部に向かって一体的に移動させ、2次コイルを1次スプールの中空孔に同軸に挿入する第2工程と;から成る。
)第発明によるスティック形点火コイルの組付け方法は、請求項に記載したように、円筒形状の1次スプールに1次巻線を巻かれた1次コイルの中空孔に、円筒形状の2次スプールに2次巻線を巻かれた2次コイルが同軸に組み付けられ、1次コイル及び2次コイルが薄肉円筒形状のコイルケースに収容されて成る点火コイルのコイル部に、高圧タワー部の円筒形状のプラグキャップを同軸的に組み付ける方法が、棒状の調芯部材の先端を、コイルケースの一端部を貫通させた後2次スプールの一端部に形成された位置決め部に係合させる第1工程と;調芯部材にプラグキャップを挿通させ、調芯部材で案内しつつコイルケースの一端部に向かって移動させ、コイルケースとプラグキャップとを同軸上に結合する第2工程と;から成る。
)第発明にかかるスティック形点火コイルの組付け方法によれば、内周側の2次コイルを外周側の1次コイルの中空孔に確実かつ簡単に同軸に配置できる。請求項の組付け方法によれば、同軸に配置された2次コイル及び1次コイルをコイルケースに収容できる。
)第発明にかかるスティック形点火コイルの組付け方法によれば、同心的に配置された2次コイル、1次コイル及びコイルケースに高圧タワー部のプラグキャップを確実かつ容易に同軸的に結合できる。請求項の組付け方法によれば、プラグキャップの結合時にコイルケースにばねを収容できる。
A.点火コイル
点火コイルはコイル部、高圧タワー部及び制御部から成る。このうちコイル部は中心コア、その外周側の2次コイルその外周側の1次コイル、その外周側のコイルケース等を含む。2次スプールは全体として有底円筒形状で、一端部(下端部)の底部に調芯部材の先端の位置決め部としての凹部又は凸部を持つ。たとえば凹部を形成するためには底部から軸方向に突出する突出部にくぼみを形成すれば良い。
コイルケースは全体として薄肉円筒形状で、軸方向で2次スプールの一端部とほぼ同じ位置にある一端部(下端部)から円筒形状の延長部が延び、延長部は2次スプールの凹部等の外周側に位置する円筒形状の段付き円筒部を含む。円筒部は一端部よりも半径が小さく、高圧端子が装着されている。高圧端子はたとえば銅合金の円板素材を絞り加工して得たもので、少なくとも凹部に嵌入される嵌入部と、2次巻線ばねとを導通させる導通部とを含むことが望ましい。
2次コイルと点火コイルを電気的に導通するばねを保持する円筒形状のばね保持部が段付き円筒部から延び、さらに高圧タワー部のプラグキャップの円筒形状の圧入部に圧入される円筒形状の圧入部がばね保持部から延びている。ばね内にノイズ除去用抵抗を配置することができ、2次スプールの一端部とコイルケースの延長部との間にエポキシ樹脂を流通させるための通路を形成することができる。
B.組付け方法
<コイル部の組付け>
この組付け方法は、1次コイルの中空孔に2次コイルを同軸性を保ちつつ挿入し、1次コイルと2次コイルとを組み付ける方法であり、第1工程と第2工程とを含む。第1工程では、1次スプールの中空孔に一端部から他端部まで棒状の調芯部材を軸方向に挿通し、その先端を2次スプールの一端部の位置決め部に係合させる。調芯部材(調芯治具)はたとえばステンレス鋼から成り丸棒形状を持ち、その外径は2次コイルの外径と同程度で、1次コイルの内径以下となっている。
第2工程では、2次コイルの一端部を1次コイルの他端部開口に臨ませ、調芯部材及び2次コイルを一体的に1次コイルの一端部に向かって移動させ、2次コイルを1次スプールの中空孔に挿入する。なお、第2工程の次に、同心的に配置された2次コイル及び1次コイルを薄肉円筒形状のコイルケースに他端部開口から挿入する第3工程を含むことができる。挿入後、2次スプールの一端部がコイルケースの一端部に当接して両者の軸方向位置が決まる。
<コイル部と高圧タワー部との組付け>
この組付け方法は、1次コイルの中空孔に2次コイルが同心的に組み付けられ、1次コイル及び2次コイルが薄肉円筒形状のコイルケースに収容されて成る点火コイルのコイル部に、高圧タワー部の円筒形状のプラグキャップを同軸的に組み付ける方法である。第1工程と第2工程とを含む。第1工程では、棒状の調芯部材の先端をコイルケースの一端部を貫通させた後2次スプールの一端部に形成された位置決め部に係合させる。
第2工程では、調芯部材にプラグキャップを挿通させ、調芯部材で案内しつつコイルケースの一端部に向かって移動させ、コイルケースとプラグキャップとを同軸的に結合する。その際、コイルケースの延長部の保持部に2次巻線と点火プラグとを導通させるばねを挿入し、円筒形状の圧入部をプラグキャップの円筒形状の圧入部を圧入することができる。
なお、コイル部の組付けと、コイル部と高圧タワー部との組付けとで同一の調芯部材を使用しても良いし、異なる調芯部材を使用しても良い。また、両方の組付けは連続的に行うことも、断続的に行なうこともできる。
<エポキシ樹脂の充填>
2次コイルと1次コイルとの間の円筒状のすきま及び1次コイルとコイルケースとの間の円筒状のすきまに溶融したエポキシ樹脂を注入する。その際、1次コイル及び2次コイルの一端部とコイルケースの一端部との間の通路がエポキシ樹脂の円滑な流通を可能する。それぞれのすきまのエポキシ樹脂が硬化して絶縁樹脂となる。
以下、本発明の実施例を添付図面を参照しつつ説明する。
<実施例>
(構成)
図1に示す第1実施例のスティック形点火コイルは軸方向中間部のコイル部10、その一端(下端)側の高圧タワー部、及びその他端(上端)側の制御部55から成る。コイル部10はエンジンヘッドのプラグホール(不図示)に挿入され、下端の高圧タワー部(不図示)を介して点火プラグに接続されている。上端の制御部55がエンジンヘッドカバーの上面に着座している。
コイル部10では、中心から外周側に向かって順に中心コア11、2次コイル13、1次コイル21、コイルケース25、及び外周コア35が配置されている。中心コア11は磁性材からなり、全体として丸棒相似形状を持つ。2次コイル13は絶縁性で有底円筒形状の2次スプール14とその外周面に巻かれた2次巻線15とを含む。2次スプール14の底部17から下方に突出した突出部18(の下面)の中央部に横断面円形状の行止まり孔19が形成されている(図2参照)。
2次コイル13の外周側にこれと同心的に配置された1次コイル21は、絶縁性で円筒形状の1次スプール22とその外周面に巻かれた1次巻線23とを含む。
絶縁材から成り全体として薄肉円筒形状のコイルケース25は中間部26と、上端部27と、下端部28とを含む。中間部26の外周面に形成されたくぼみに、薄肉円筒形状の外周コア35が半径方向で中心コア11と対向して装着されている。外周コア25の上端部27は後述する頭部ケース56に圧入されている。
下端部28と一体を成す延長部30は上端の円筒部31、下端の圧入部32及び中間の保持部33を含む。円筒部31の内径及び深さは、上記2次スプール14の突出部18の外径及び高さよりも大きく、図2に拡大して示すように、両者間に断面コ字形のすきま及び環状で断面L字形のすきま(不図示)が存在する。
上記すきまにステンレス製で丸棒状の調芯治具65の上端が嵌入する高圧端子40が嵌合されている。高圧端子40は銅合金の円板素材の絞り加工により得たもので、コ字形のすきまに嵌入された嵌入部41と、環状で断面L字形のすきまに位置し2次巻線15に接続された導通部42を含む。保持部32に保持されたばね37の上端が高圧端子40の導通部42に接触し、下端が点火プラグ(不図示)に弾性的に接続されている。ばね37内にノイズの低周波成分を除去する抵抗70が収容されている。
図1に戻って、圧入部32が高圧タワー部の円筒形状のプラグキャップ45の上端の圧入部46の内周面に圧入されている。制御部55は頭部ケース56とイグナイタ61とを含む。頭部ケース56は収容部57,圧入部58及びコネクタ部59等を有する。
(組付け)
次に、この点火コイルの組み付けについて、図1、図2及び図3を参照しつつ説明する。2次コイル13の2次スプール14の上方開口から中空孔に中心コア11が挿入され、その下端が底部17に当接している。2次コイル13と中心コア11との一体物を、調芯治具65を利用して1次コイル21の1次スプール22の中空孔に挿入する。詳述すると、図3(a)に示すように、2次コイル13と1次コイル21とを同軸上に配置し、1次スプール22の中空孔に調芯治具65を下端側から挿通し、その先端66を2次スプール14の高圧端子40の嵌入部41に嵌入させる。
図3(b)に示すように、1次コイル21に対して、2次コイル13と調芯治具65とを一体的に軸方向下方に移動させると、2次コイル21はその下端を調芯治具65により案内されつつ、次第に1次コイル21の中空孔に挿入される。
次に、2次コイル13と1次コイル21との一体物をコイルケース25内に挿入する。コイルケース25の中間部26のくぼみに、横断面C字形状を持つ外周コア35の対向縁を拡開して装着されている。2次コイル13及び1次コイル21は、2次スプール14の突出部18がコイルケース25の円筒部31に当接するまで挿入される。この挿入には特別の調芯部材は使用しない。こうしてコイル部10の組付けが終了する。
続いて、コイル部10の下端に高圧タワー部のプラグキャップ45を取り付ける。その際、上記調芯治具65を利用してコイルケース25の保持部32にばね37を挿入し、その後コイルケース25の圧入部32にプラグキャップ45の挿入部46を圧入する。詳述すると、図3(c)に示すように、上記調芯治具65を2次スプール14の延長部30に挿通させその先端61を2次スプール14の位置決め部金具40の嵌入部41に嵌入させる。調芯治具65に沿ってばねを37保持部33の中空孔に装着し、次いで、コイルケース25にプラグキャップ45を圧入する。
次に、コイルケース25の上端に頭部ケース56を取り付ける。その際は、イグナイタ61及び端子等が予めセットされた頭部ケース56の下方に突出した挿入部58の内周側に、外周コア35の上端部及びコイルケース26の上端部27を圧入する。
2次巻線15及び1次巻線23と端子63等とを接続した後、頭部ケース56からエポキシ樹脂を注入する。注入されるエポキシ樹脂はまず頭部ケース56のイグナイタ61の周辺の空間を充填される。その後、コイルケース25に進入し、2次巻線15と1次スプール22との間のすきま、及び2次スプール14の底部17及び突出部18とコイルケース25の円筒部31との間のすきま等に充填される。その際、2次スプール14の突出部18とコイルケース25の円筒部31と高圧端子40との間に形成された通路44を通ることができる。加熱されると硬化して頭部ケース56内の絶縁樹脂64及びコイル部10内の絶縁樹脂(不図示)になる。
(効果)
(イ)この点火コイルによれば、点火コイルに関し以下の効果が得られる。第1に、コイル部10の2次コイル13の2次巻線15が傷ついておらず、2次巻線14と1次スプール22との間の絶縁樹脂の肉厚が一定である。また、コイル部10と高圧タワー部のプラグキャップ45との同軸性が良好である。
第2に、コイル部10の下端部で以下の効果が得られる。ステンレス製の調芯治具65が当接する高圧端子40は銅合金から成るが、円板素材から絞り加工する際加工硬化により硬度が高くなっているので、調芯治具65の先端が当接しても摩耗しにくい。
また、エポキシ樹脂は2次スプール14の突出部18とコイルケース25の円筒部31との間の半径方向及び軸方向の通路44を通過可能であり、2次巻線15と1次スプール22との間のすきまなどに均等に行き渡る。この点からも絶縁樹脂の肉厚が均一化される。さらに、ノイズの低周波成分を除去する抵抗70はばね37の中空部を利用して配置されており、軸方向の寸法増加が防止されている。
(ロ)一方、点火コイルの組付け方法に関する効果は以下の通りである。第1に、コイル部10の2次コイル13と1次コイル21とが確実に調芯される。2次コイル13の下端部を丸棒状の調芯治具65の先端66で案内しつつ1次コイル21の中空孔に挿入するからである。その結果、2次巻線15と1次スプール22の内周面との間に所定の間隔、即ち両者の調芯性が保たれ、2次巻線15が1次スプール22の角部などにより傷ついたり、破断することが防止される。
特に、2次コイル13の下端部を1次コイル21の上端開口に挿入する挿入初期(図3(a)参照)に両者が調芯されることは効果的である。なお、調芯治具65は丸棒形状で角部がないので1次スプール22の内壁と接触してもこれを傷つけることはない。
第2に、コイル部10と高圧タワー部のプラグキャップ45とが同軸的に結合される。その先端66を2次スプール14の高圧端子40の嵌入部41に嵌入した調芯治具65に沿ってプラグキャップ46を移動させるからである。
<変形例>
図4に示す変形例は2次スプール14の突出部81及び高圧端子85の形状が上記実施例とは異なる。詳述すると、一端部の突出部81は中心孔82が形成されているのみで、上記実施例のようなくぼみ19は形成されていない。また、高圧端子85は円板形状の底壁部86と周壁部88とを含み、底壁部86には中心孔82に嵌入する円錐形状の嵌入部87が形成されている。この変形例によれば、突出部81及び高圧端子85の形状がシンプルで、その分コストが安くできる。
第1実施例による点火コイルを示す縦断面図である。 図1の要部拡大図である。 (a)(b)及び(c)は第1実施例の組付けを説明する工程図である。 第2実施例の点火コイルを示す要部断面図である。
符号の説明
10:コイル部 13:2次コイル
14:2次スプール 15:2次巻線
18:突出部 21:1次コイル
22:1次スプール 23:1次巻線
25:コイルケース 30:延長部
31:円筒部 32:保持部
33:圧入部 45:プラグキャップ
56:頭部ケース 65:調芯治具
70:抵抗

Claims (5)

  1. 円筒形状の1次スプールに1次巻線を巻いて成る1次コイルの中空孔に、円筒形状の2次スプールに2次巻線を巻いて成る2次コイルを同軸に挿入して1次コイルと2次コイルとを組み付ける方法であって、
    前記1次スプールの中空孔に一端部から他端部まで棒状の調芯部材を軸方向に挿通し、その先端を前記2次スプールの一端部の位置決め部に係合させる第1工程と、
    前記2次コイルの一端部を前記1次コイルの他端部開口に臨ませ、前記調芯部材及び該2次コイルを該1次コイルの一端部に向かって一体的に移動させ、該2次コイルを該1次スプールの中空孔に同心的に挿入する第2工程と、
    から成ることを特徴とする点火コイルのコイル部の組付け方法。
  2. 前記調芯部材の長さは前記1次コイルの長さよりも長く、外径は前記2次コイルの外径と同じである請求項1に記載の組付け方法。
  3. 前記第2工程の次に、前記2次コイル及び前記1次コイルを薄肉円筒形状のコイルケースの他端部開口から挿入し、該2次コイルの一端部を該コイルケースの一端部に当接させる第3工程を含む請求項2に記載の組付け方法。
  4. 円筒形状の1次スプールに1次巻線を巻かれた1次コイルの中空孔に、円筒形状の2次スプールに2次巻線を巻かれた2次コイルが同軸に組み付けられ、1次コイル及び2次コイルが薄肉円筒形状のコイルケースに収容されて成る点火コイルのコイル部に、高圧タワー部の円筒形状のプラグキャップを同軸的に組み付ける方法であって、
    棒状の調芯部材の先端を、前記コイルケースの一端部を貫通させた後前記2次スプールの一端部に形成された位置決め部に係合させる第1工程と、
    前記調芯部材に前記プラグキャップを挿通させ、該調芯部材で案内しつつ前記コイルケースの一端部に向かって移動させ、該コイルケースと該プラグキャップとを同軸的に結合する第2工程と、
    から成ることを特徴とする点火コイルのコイル部とプラグキャップとの組付け方法。
  5. 前記第2工程では、前記コイルケースの円筒形状の保持部にばねを挿入し、円筒形状の圧入部を前記プラグキャップの円筒形状の圧入部に圧入する請求項4に記載の組付け方法。
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