JP4344807B2 - 送受信システム、送信システム及び送信装置 - Google Patents

送受信システム、送信システム及び送信装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、送受信システム、送信システム及び送信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
音楽の実演などで、アナログ方式のワイヤレスマイクロホンが広く利用されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−83611
【0004】
アナログ方式のワイヤレスマイクロホンは、例えば図6に示す構成を有している。図6のワイヤレスマイクロホンは、図示するように、マイクロホン101と、FM変調器(周波数変調器)102と、高周波出力増幅器103と、送信アンテナ104とからなっている。
【0005】
マイクロホン101は、音声を電気信号に変換してFM変調器102に供給し、FM変調器102は、搬送波を発生して、マイクロホン101が供給した電気信号によりこの搬送波を周波数変調して、得られた変調波を高周波出力増幅器103に供給する。高周波出力増幅器103はこの変調波を増幅し、増幅した変調波を送信アンテナ104に給電して輻射させる。
【0006】
アナログ方式のワイヤレスマイクロホンが送信した変調波は、例えば図7に示す構成を有するアナログ方式の受信機により受信され、復調されて、音声が再生される。
図7の受信機は、図示するように、受信アンテナ201と、高周波入力増幅器202と、FM復調器203と、音声出力増幅器204と、スピーカ205とからなっている。
【0007】
ワイヤレスマイクロホンが送信した変調波は、受信アンテナ201を介して高周波入力増幅器202に受信され、高周波入力増幅器202は受信した変調波を増幅してFM復調器203に供給する。FM復調器203は、高周波入力増幅器202が供給した変調波を復調することにより、音声を表す電気信号を復元する。音声出力増幅器204はこの電気信号を増幅してスピーカ205を駆動することにより、変調波が表している音声を再生する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、アナログ方式のワイヤレスマイクロホンや受信機は、混信や外来の雑音に弱い、という問題があった。
また、複数のワイヤレスマイクロホンが輻射する各変調波が1個の受信機により同時に受信され得るような状況下では、混信を防ぐため、各ワイヤレスマイクロホンが輻射する変調波の占有帯域を、所定の帯域幅(ガードバンド)以上の間隔をおいて並ぶように設定する必要がある。このため、複数のワイヤレスマイクロホンが輻射する変調波とガードバンドとが全体として占める帯域幅が非常に広くなる、という問題も生じていた。
また、アナログ方式の構成では、1個の受信機が同時に複数の変調波を受信して複数の音声を正しく再生することできず、ワイヤレスマイクロホンと同数の受信機を用意する必要がある。このため、複数のワイヤレスマイクロホンを同時に利用する構成は複雑で大型化しており、またコストも大きくなっていた。
【0009】
この発明は上記実状に鑑みてなされたもので、混信や外来の雑音に強い送受信システム、及び、そのような送受信システムを構成するための送信システム送信装置を提供することを目的とする。
【0010】
また、この発明は、複数の音声を複数の周波数で同時に伝送しても占有帯域幅が狭く保たれる送受信システム、及び、そのような送受信システムを構成するための送信システム送信装置を提供することを目的とする。
【0011】
また、この発明は、簡単な構成で複数の音声を同時に伝送できる送受信システム、及び、そのような送受信システムを構成するための送信システム送信装置を提供することを目的とする。
【0012】
上記目的を達成するため、この発明の第1の観点にかかる送受信システムは、複数の送信装置と、受信装置とを含む送受信システムであって、
前記送信装置は、
音声を表すデジタル形式の音声信号を取得する音声信号取得手段と、
他の各前記送信装置の搬送波と直交する単一の搬送波を発生する搬送波発生手段と、
前記音声信号取得手段によって取得された音声信号を含むデータにより、前記搬送波発生手段によって発生された単一の搬送波をデジタル変調し、得られた変調波を無線送信する送信手段と、を備え、
前記受信装置は、
前記送信装置の送信手段によって無線送信された変調波を、全体として1個のOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)波として受信して復調し、各前記送信装置により無線送信されたデータが多重化された多重化データを取得する受信手段と、
前記受信手段によって受信された多重化データを、各前記送信装置により無線送信されたデータに分離するデータ分離手段と、を備える、
ことを特徴とする。
好ましくは、前記受信装置は、各前記送信装置の搬送波の周波数を指定する周波数データを含むパイロット信号を無線送信するパイロット信号送信手段を備え、
各前記送信装置は、前記パイロット信号送信手段によって無線送信された前記パイロット信号を受信するパイロット信号受信手段を備え、前記搬送波発生手段が、前記パイロット信号に含まれる前記周波数データによって指定された周波数の搬送波を発生する、
ことを特徴とする。
【0013】
また、この発明の第2の観点にかかる送信システムは、複数の送信装置を含む送信システムであって、
前記送信装置は、
音声を表すデジタル形式の音声信号を取得する音声信号取得手段と、
他の各前記送信装置の搬送波と直交する単一の搬送波を発生する搬送波発生手段と、
前記音声信号取得手段によって取得された音声信号を含む送信データにより、前記搬送波発生手段によって発生された単一の搬送波をデジタル変調し、得られた変調波を無線送信する送信手段と、を備え、
各前記送信装置の送信手段によって無線送信される変調波が、全体としてOFDM波を構成する、
ことを特徴とする。
【0014】
また、この発明の第3の観点にかかる送信装置は、音声を表すデジタル形式の音声信号を取得する音声信号取得手段と、
他の複数の送信装置の搬送波と直交する単一の搬送波を発生する搬送波発生手段と、
前記音声信号取得手段によって取得された音声信号を含む送信データにより、前記搬送波発生手段によって発生された単一の搬送波をデジタル変調し、得られた変調波を無線送信する送信手段と、
を備え、
前記送信手段によって無線送信される変調波と、前記他の複数の送信装置によって無線送信される変調波とが、全体としてOFDM波を構成する、
ことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態にかかる送受信システム、送信装置及び受信装置を、ワイヤレスマイクロホンシステムを例として説明する。
図1は、この発明の実施の形態にかかるワイヤレスマイクロホンシステムの構成を示す。図示するように、このワイヤレスマイクロホンシステムは、ワイヤレスマイクロホン1−1〜1−n(nはワイヤレスマイクロホンの総数)と、受信機2とより構成される。
【0017】
ワイヤレスマイクロホン1−1〜1−nは、いずれも携帯可能に構成されており、ワイヤレスマイクロホン1−k(kは1以上n以下の整数)は、図2に示すように、パイロット受信部1A−kと、音声送信部1B−kとより構成されている。パイロット受信部1A−k及び音声送信部1B−kは、例えばいずれも、図示しない電池により駆動される。
【0018】
パイロット受信部1A−kは、図2に示すように、パイロット受信アンテナ1A1−kと、高周波入力増幅部1A2−kと、デジタル復調部1A3−kと、システムクロック・搬送波発生部1A4−kと、多重分離部1A5−kと、エンファシス制御部1A6−kと、電源制御部1A7−kとより構成されている。
【0019】
高周波入力増幅部1A2−kは、高周波増幅器より構成されており、パイロット受信アンテナ1A1−kを介して後述のパイロット信号を受信し、このパイロット信号を増幅してデジタル復調部1A3−kに供給する。
【0020】
パイロット信号は、例えば、後述するパイロット信号生成用のシステムクロック信号と実質的に等しい周波数の搬送波を、ワイヤレスマイクロホン制御用の多重信号を用いてデジタル変調(具体的には、例えば、ASK(Amplitude Shift Keying)やPSK(Phase Shift Keying)などの変調形式による変調)して得られた信号からなる。
【0021】
ワイヤレスマイクロホン制御用の多重信号は、例えば、ワイヤレスマイクロホン1−1〜1−nを識別するn個のマイクロホンID(IDentifier)と、それぞれのマイクロホンIDに対応づけられた、エンファシス制御データ及び電源制御データを含んでいる。
ワイヤレスマイクロホン1−kのマイクロホンIDに対応付けられているエンファシス制御データ及び電源制御データは、ワイヤレスマイクロホン1−kに宛てられたデータである。
ワイヤレスマイクロホン1−kのマイクロホンIDに対応づけられているエンファシス制御データは、ワイヤレスマイクロホン1−kにプリエンファシスの実行又は実行停止を指示するものである。また、ワイヤレスマイクロホン1−kのマイクロホンIDに対応づけられている電源制御データは、ワイヤレスマイクロホン1−kに変調波の送信許可又は送信停止を指示するものである。
【0022】
デジタル復調部1A3−kは、例えば、ASK復調回路あるいはPSK復調回路や、フィルタ回路などから構成されている。
デジタル復調部1A3−kは、パイロット信号を復調することにより、ワイヤレスマイクロホン1−kに宛てられたワイヤレスマイクロホン制御用の多重信号を復元して、多重分離部1A5−kに供給する。また、デジタル復調部1A3−kは、例えば、パイロット信号から搬送波成分を分離してシステムクロック・搬送波発生部1A4−kに供給する。
【0023】
システムクロック・搬送波発生部1A4−kは、例えばPLL(Phase Lock Loop)回路などから構成されており、パイロット信号の搬送波成分を供給されると、この搬送波成分に同期したシステムクロック信号を発生して、音声送信部1B−kの後述するA/D(Analog-to-Digital)変換部1B3−k、電池残量検出部1B4−k、多重部1B5−k、インターリーブ・誤り訂正符号付加処理部1B6−k及びデジタル変調部1B7−kへと供給する。
また、システムクロック・搬送波発生部1A4−kは、パイロット信号の搬送波成分に同期した送信搬送波を発生して、音声送信部1B−kのデジタル変調部1B7−kへと供給する。
【0024】
多重分離部1A5−kは、例えばデマルチプレクサなどから構成されており、デジタル復調部1A3−kから供給された多重信号からエンファシス制御データ及び電源制御データを分離する。そして、エンファシス制御データをエンファシス制御部1A6−kに供給し、電源制御データを電源制御部1A7−kに供給する。
【0025】
エンファシス制御部1A6−kは、例えば論理回路より構成されており、多重分離部1A5−kよりエンファシス制御データを供給されると、このエンファシス制御データが、プリエンファシスの実行又は実行停止のいずれを指示するものであるかを判別し、判別結果に従って、音声送信部1B−kの後述する音声入力増幅部1B2−kを制御する。すなわち、エンファシス制御データがプリエンファシスの実行を指示するものであれば、音声入力増幅部1B2−kにプリエンファシスを行わせ、プリエンファシスの実行停止を指示するものであれば、音声入力増幅部1B2−kにプリエンファシスを行わせず、後述する音声信号の各スペクトル成分を、互いに実質的に等しい増幅率で増幅させる。
【0026】
電源制御部1A7−kは、例えば、論理回路や、無接点リレーを構成する半導体素子等からなる。電源制御部1A7−kは、多重分離部1A5−kより電源制御データを供給されると、この電源制御データが、変調波の送信停止を指示しているか否かを判別し、指示していると判別すると、例えば、音声送信部1B−kの後述する高周波出力増幅部1B8−kとこれを駆動する電源(図示せず)とを接続するラインを電気的に遮断する等して、高周波出力増幅部1B8−kへの電源電力の供給を遮断する。電源制御データが変調波の送信停止を指示していない場合は、高周波出力増幅部1B8−kへの電源電力の供給を遮断しない。
【0027】
なお、デジタル復調部1A3−k、システムクロック・搬送波発生部1A4−k、多重分離部1A5−k及びエンファシス制御部1A6−kや、電源制御部1A7−kの論理回路は、CPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processor)等のプロセッサより構成されていてもよい。また、単一のプロセッサが、電源制御部1A7−kの論理回路、デジタル復調部1A3−k、システムクロック・搬送波発生部1A4−k、多重分離部1A5−k及びエンファシス制御部1A6−kの機能の一部又は全部を行うようにしてもよい。
【0028】
音声送信部1B−kは、図2に示すように、マイクロホン1B1−kと、音声入力増幅部1B2−kと、A/D変換部1B3−kと、電池残量検出部1B4−kと、多重部1B5−kと、インターリーブ・誤り訂正符号付加処理部1B6−kと、デジタル変調部1B7−kと、高周波出力部増幅部1B8−kと、送信アンテナ1B9−kとより構成されている。
【0029】
マイクロホン1B1−kは、音声をアナログ形式の電気信号(音声信号)へと変換して、音声入力増幅部1B2−kに供給する。音声入力増幅部1B2−kは、この音声信号に、エンファシス制御部1A6−kの制御に従った処理を施して、A/D変換部1B3−kへと供給する。すなわち、エンファシス制御部1A6−kに供給されたエンファシス制御データがプリエンファシスの実行を指示するものであれば、この音声信号にプリエンファシスを施してA/D変換部1B3−kへと供給し、エンファシス制御データがプリエンファシスの実行停止を指示するものであれば、この音声信号の各スペクトル成分を、互いに実質的に等しい増幅率で増幅し、A/D変換部1B3−kへと供給する。
【0030】
A/D変換部1B3−kは、音声入力増幅部1B2−kからアナログ形式の音声信号を供給されると、この音声信号をデジタル形式の電気信号(以下、音声データと呼ぶ)へと変換して、多重部1B5−kへと供給する。
【0031】
電池残量検出部1B4−kは、例えば、パイロット受信部1A−kや音声送信部1B−kを駆動する電池の内部抵抗を検知する公知の電気回路や、A/D変換器などより構成されており、この電池の消耗の度合いを示すデジタル形式のデータ(以下、電池残量データと呼ぶ)を生成し、多重部1B5−kへと供給する。
【0032】
多重部1B5−k、インターリーブ・誤り訂正符号付加処理部1B6−k及びデジタル変調部1B7−kは、それぞれ、CPUやDSP等のプロセッサ、あるいは専用の電子回路より構成されている。なお、単一のプロセッサが、多重部1B5−k、インターリーブ・誤り訂正符号付加処理部1B6−k及びデジタル変調部1B7−kの機能の一部又は全部を行うようにしてもよい。また、当該プロセッサが、電源制御部1A7−kの論理回路、デジタル復調部1A3−k、システムクロック・搬送波発生部1A4−k、多重分離部1A5−k及びエンファシス制御部1A6−kの機能の一部又は全部を更に行うようにしてもよい。
【0033】
多重部1B5−kは、A/D変換部1B3−kより音声データを供給されると、この音声データに、公知の手法によるデータ圧縮を施す。そして、データ圧縮された音声データと、電池残量検出部1B4−kより電池残量データと、ワイヤレスマイクロホン1−kに固有の識別用データ(例えば、上述のマイクロホンID)とを互いに結合して、インターリーブ・誤り訂正符号付加処理部1B6−kに供給する。(以下、電池残量データ及び識別用データを総称して制御用データと呼ぶ。)
なお、音声データに施したデータ圧縮が非線形のデータ圧縮である場合、多重部1B5−kは、どのような特性でのデータ圧縮を施したかを示すスケールデータも、データ圧縮された音声データに結合する。
【0034】
インターリーブ・誤り訂正符号付加処理部1B6−kは、多重部1B5−kが供給したデータにインターリーブ(例えば、時間インターリーブ)の処理を施す。また、このデータに基づいて、誤り訂正符号(例えば、リード−ソロモン訂正符号や、ビタビ訂正符号など)を生成し、このデータに付加する。そして、インターリーブを施され誤り訂正符号を付加されたこのデータを、デジタル変調部1B7−kへと供給する。
【0035】
デジタル変調部1B7−kは、インターリーブ・誤り訂正符号付加処理部1B6−kが供給したデータの先頭に、このデータの先頭を識別するための同期符号を付加する。そして、同期符号が付加されたこのデータを用いて、システムクロック・搬送波発生部1A4−kが発生した送信搬送波をデジタル変調して変調波を生成し、変調波の1シンボル区間毎に所定の長さのガードインターバルを挿入して、高周波出力部増幅部1B8−kに供給する。
【0036】
変調波が表すデータ(デジタル変調部1B7−kに供給されるデータに同期符号が付加されたもの)は、例えば、図3(a)〜(c)に示すフォーマットを有していればよい。
【0037】
すなわち、例えばワイヤレスマイク1−kから伝送される音声データがモノラル音声を表し、非線形のデータ圧縮を受けている場合、変調波が表すデータは、図3(a)や図(b)に示すように、先頭から順に、2バイトの同期符号、1バイトの制御用データ、1バイトのスケールデータ、96バイトの音声データ2個(又は64バイトの音声データ3個)、及び、16バイトの誤り訂正符号からなっていればよい。
【0038】
また、例えばワイヤレスマイク1−kから伝送される音声データがステレオ音声を表し、非線形のデータ圧縮を受けている場合、変調波が表すデータは、図3(c)に示すように、先頭から順に、2バイトの同期符号、1バイトの制御用データ、1バイトのスケールデータ、96バイトの左チャンネルの音声データ、96バイトの右チャンネルの音声データ、及び、16バイトの誤り訂正符号からなっていればよい。
【0039】
なお、図3(a)〜(c)に示すフォーマットにおいて、音声データに施されたデータ圧縮が線形の圧縮である場合は、各1バイトの制御用データ及びスケールデータは、2バイトの制御用データに代えられてもよい。
【0040】
一方、デジタル変調部1B7−kが行うデジタル変調は、具体的には、例えばASKやPSKの手法により搬送波の振幅及び/又は位相を1シンボル区間毎に変化させるものであればよい。
【0041】
ただし、デジタル変調部1B7−kがデジタル変調を行う対象の送信搬送波の周波数は、他のいずれのワイヤレスマイクロホンがデジタル変調を行う対象の送信搬送波の周波数とも、1シンボル区間の長さの逆数の整数倍に相当する周波数分異なっていて、また、直交性を有しているものとする。なお、1シンボル区間の長さはワイヤレスマイクロホン1−1〜1−nのすべてについて共通であるものとする。
そして、ワイヤレスマイクロホン1−1〜1−nがそれぞれデジタル変調を行う対象の各送信搬送波の周波数は、1シンボル区間の長さの逆数に相当する等間隔をおいて並ぶという関係にあるものとする。
また、各シンボル区間の先頭のタイミングは、パイロット受信部1A−kが受信するパイロット信号に同期することにより、他のワイヤレスマイクロホンが同時に生成している変調波のシンボル区間の先頭のタイミングと実質的に一致するよう選ばれるものとする。
【0042】
高周波出力部増幅部1B8−kは、デジタル変調部1B7−kが生成した変調波を増幅して送信アンテナ1B9−kに給電する。この結果、送信アンテナ1B9−kから変調波が輻射される。ただし、高周波出力部増幅部1B8−kは、電源制御部1A7−kにより電源電力の供給を遮断されている場合は変調波の増幅を行わず、この場合、送信アンテナ1B9−kからは変調波は輻射されない。なお、同一のアンテナが送信アンテナ1B9−k及びパイロット受信アンテナ1A1−kの機能を行ってもよい。
【0043】
上述の通り、ワイヤレスマイクロホン1−1〜1−nがそれぞれデジタル変調を行う対象の各搬送波の周波数は、1シンボル区間の長さの逆数に相当する等間隔をおいて並ぶという関係にある。また、各搬送波は互いに直交性を有している。
このため、ワイヤレスマイクロホン1−1〜1−nのうち任意の2個以上が輻射する各変調波を合成したものは、1個のOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)波となる。従って、ワイヤレスマイクロホン1−1〜1−nが輻射する各変調波を同時に受信する装置(例えば、受信機2)は、これらの変調波の集合を、1個のOFDM波として受信する。
【0044】
受信機2は、図4に示すように、パイロット送信部2Aと、音声受信部2Bとより構成されている。
【0045】
パイロット送信部2Aは、図4に示すように、データ入力エンコーダ2A1−1〜2A1−nと、チャンネルデータ多重部2A2と、システムクロック発生部2A3と、インターリーブ・信号追加処理部2A4と、デジタル変調部2A5と、パイロット高周波出力増幅部2A6と、パイロット送信アンテナ2A7とより構成されている。
【0046】
データ入力エンコーダ2A1−kは、例えばスイッチあるいはEEPROM(Electrically Erasable/Programmable Read Only Memory)等の不揮発性メモリより構成されている。
データ入力エンコーダ2A1−kは、ワイヤレスマイクロホン1−kに宛てるエンファシス制御データの値(ワイヤレスマイクロホン1−kにプリエンファシスの実行を指示する値又は実行停止を指示する値)、及び、電源制御データの値(ワイヤレスマイクロホン1−kに変調波の送信許可を指示する値又は送信停止を指示する値)を保持し、チャンネルデータ多重部2A2に供給する。
なお、データ入力エンコーダ2A1−kは、ワイヤレスマイクロホン1−kに宛てるエンファシス制御データの値や、電源制御データの値を、外部のパーソナルコンピュータ等から入力するようにしてもよい。
【0047】
チャンネルデータ多重部2A2は、例えばマルチプレクサ及び不揮発性メモリ等より構成されており、データ入力エンコーダ2A1−1〜2A1−nが供給する値と、自らあらかじめ記憶するワイヤレスマイクロホン1−1〜1−nのマイクロホンIDとに基づき、上述の多重信号を生成して、インターリーブ・信号追加処理部2A4へと供給する。
【0048】
システムクロック発生部2A3は水晶発振回路等より構成されており、パイロット信号生成用のシステムクロック信号を発生してインターリーブ・信号追加処理部2A4と連続的に供給する。
【0049】
インターリーブ・信号追加処理部2A4は、チャンネルデータ多重部2A2が供給したデータにインターリーブの処理を施し、また、このデータに基づいて誤り訂正符号を生成し、このデータに付加する。そして、インターリーブを施され誤り訂正符号を付加されたこのデータをデジタル変調部2A5へと供給する。
【0050】
デジタル変調部2A5は、インターリーブ・信号追加処理部2A4が供給したデータを用いて搬送波をデジタル変調した結果に相当する変調波、すなわち上述のパイロット信号を生成し、パイロット高周波出力増幅部2A6へと供給する。
【0051】
パイロット高周波出力増幅部2A6は、デジタル変調部2A5が生成したパイロット信号を増幅してパイロット送信アンテナ2A7に給電する。この結果、送信アンテナ2A7からパイロット信号が輻射される。
【0052】
音声受信部2Bは、図4に示すように、受信アンテナ2B1と、高周波入力増幅部2B2と、A/D変換部2B3と、フーリエ変換部2B4と、デジタル復調部2B5と、チャンネル多重分離部2B6と、チャンネル別処理部2B7−1〜2B7−nとより構成されている。なお、同一のアンテナが受信アンテナ2B1及びパイロット送信アンテナ2A7の機能を行ってもよい。
【0053】
高周波入力増幅部2B2は、高周波増幅器より構成されており、ワイヤレスマイクロホン1−1〜1−nが輻射した各変調波を、1個のOFDM波として、受信アンテナ2B1を介し受信する。そして、このOFDM波を増幅してA/D変換部2B3へと供給する。
A/D変換部2B3は、高周波入力増幅部2B2より供給されたOFDM波をデジタル形式のデータへとA/D変換してフーリエ変換部2B4へと供給する。
【0054】
フーリエ変換部2B4は、例えばFFT(Fast Fourier Transform)を行うプロセッサ等より構成されており、A/D変換部2B3によりデジタル形式に変換されたOFDM波を離散フーリエ変換した結果を表すデータを生成してデジタル復調部2B5へと供給する。
なお、フーリエ変換部2B4は、離散フーリエ変換を行うにあたり、OFDM波のうちガードインターバル内の任意の場所を起点とした一定の区間について離散フーリエ変換を行うものとする。
【0055】
デジタル復調部2B5は、例えばOFDM波の検波を行うプロセッサ等より構成されており、フーリエ変換部2B4に供給されたOFDM波を、フーリエ変換部2B4が供給したデータに基づいて復調し、チャンネル多重分離部2B6へと供給する。復調により得られるデータは、ワイヤレスマイクロホン1−1〜1−nのインターリーブ・誤り訂正符号付加処理部1B6−1〜1B6−nが生成したデータ(データ圧縮された音声データと上述の制御用データとを結合し、インターリーブの処理を施して誤り訂正符号を付加したもの)を多重化したものに相当する。
【0056】
チャンネル多重分離部2B6は、例えばデマルチプレクサより構成されている。チャンネル多重分離部2B6は、デジタル復調部2B5が供給したデータから、インターリーブ・誤り訂正符号付加処理部1B6−1〜1B6−nが生成したものに相当するデータを、ワイヤレスマイクロホン別に分離する。そして、インターリーブ・誤り訂正符号付加処理部1B6−kが生成したものに相当するデータを、チャンネル別処理部2B7−kへと供給する。
【0057】
チャンネル別処理部2B7−kは、例えば図5に示すように、デインターリーブ・誤り訂正部2B7−k1と、データ分離部2B7−k2と、マイクロホンデータ表示部2B7−k3と、電池残量表示部2B7−k4と、エンファシス制御部2B7−k5と、D/A(Digital-to-Analog)変換部2B7−k6と、音声出力増幅部2B7−k7とより構成されている。
【0058】
デインターリーブ・誤り訂正部2B7−k1は例えばプロセッサ等より構成されており、チャンネル多重分離部2B6がチャンネル別処理部2B7−kへと供給したデータについて、当該データに付加されている誤り訂正符号に基づいて誤り訂正を行い、また、デインターリーブの処理を施して、データ分離部2B7−k2へと供給する。
【0059】
データ分離部2B7−k2は例えばプロセッサ等より構成されている。データ分離部2B7−k2は、デインターリーブ・誤り訂正部2B7−k1より供給されたデータから、データ圧縮されている音声データを分離して伸長し、D/A変換部2B7−k6へと供給する。また、データ分離部2B7−k2は、デインターリーブ・誤り訂正部2B7−k1より供給されたデータから識別用データを分離してマイクロホンデータ表示部2B7−k3へと供給し、また、電池残量データを分離して電池残量表示部2B7−k4へと供給する。
【0060】
マイクロホンデータ表示部2B7−k3は、例えば液晶ディスプレイ及び駆動用の電子回路より構成されており、データ分離部2B7−k2より供給された識別用データ(あるいは、当該識別用データにより識別されるワイヤレスマイクロホン1−kの名称など)を表示する。
【0061】
電池残量表示部2B7−k4は、例えば液晶ディスプレイ及び駆動用の電子回路より構成されており、データ分離部2B7−k2より供給された電池残量データの値を、例えばバーグラフ等の形で表示する。
【0062】
D/A変換部2B7−k6は、データ分離部2B7−k2より供給された音声データをアナログ形式の音声信号へとD/A変換して音声出力増幅部2B7−k7へと供給する。
【0063】
エンファシス制御部2B7−k5は、例えば、データ入力エンコーダ2A1−kが保持している値を取得する。そして、取得した値が、ワイヤレスマイクロホン1−kにプリエンファシスの実行(又は、実行停止)を指示する値であれば、データ分離部2B7−k2より供給された音声データにデエンファシスを施す(又は、施さない)ことを決定する。
そして、決定した結果に従い、音声出力増幅部2B7−k7の増幅の特性を制御する。
【0064】
音声出力増幅部2B7−k7は、D/A変換部2B7−k6が供給した音声信号を、エンファシス制御部2B7−k5の制御に従って増幅し、kチャンネルの音声信号として出力する。すなわち、ワイヤレスマイクロホン1−kがプリエンファシスの実行を指示されていれば、音声出力増幅部2B7−k7はデエンファシスを行い、ワイヤレスマイクロホン1−kがプリエンファシスの実行停止を指示されていれば、音声出力増幅部2B7−k7はデエンファシスを行わず、音声信号の各スペクトル成分を、互いに実質的に等しい増幅率で増幅する。
なお、音声出力増幅部2B7−k7は、更に、自ら増幅した音声信号を用いて音声を再生するためのスピーカ等を備えていてもよい。
【0065】
なお、単一のプロセッサが、データ入力エンコーダ2A1−1〜2A1−n、チャンネルデータ多重部2A2、システムクロック発生部2A3、インターリーブ・信号追加処理部2A4、デジタル変調部2A5、フーリエ変換部2B4、デジタル復調部2B5、チャンネル多重分離部2B6、デインターリーブ・誤り訂正部2B7−11〜2B7−n1及びデータ分離部2B7−12〜2B7−n2の機能の一部又は全部を行うようにしてもよい。
【0066】
なお、このワイヤレスマイクロホンシステムの構成は、上述のものに限られない。
例えば、ワイヤレスマイクロホン1−1〜1−nは、音声データに限らず、画像等の任意のコンテンツを表すデータを取得して、音声データに代えて用いることにより、受信機2へと伝送してよい。
また、音声データは必ずしもデータ圧縮を施される必要はない。
また、システムクロック・搬送波発生部1A4−kは、送信搬送波の周波数を、例えばパイロット信号の搬送波成分の周波数に基づいて決定してもよいし、また、送信搬送波の周波数は予め固定されていてもよい。また、チャンネルデータ多重部2A2が、それぞれのワイヤレスマイクロホンの送信搬送波の周波数を指定するデータをワイヤレスマイクロホン制御用の多重信号に含めるようにしてもよく、この場合は、多重分離部1A5−kがこのデータを分離してシステムクロック・搬送波発生部1A4−kに供給し、システムクロック・搬送波発生部1A4−kが、このデータに基づいて送信搬送波の周波数を決定してもよい。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、混信や外来の雑音に強い送受信システム、及び、そのような送受信システムを構成するための送信システム送信装置が実現される。
【0068】
また、この発明によれば、複数の音声を複数の周波数で同時に伝送しても占有帯域幅が狭く保たれる送受信システム、及び、そのような送受信システムを構成するための送信システム送信装置が実現される。
【0069】
また、この発明によれば、簡単な構成で複数の音声を同時に伝送できる送受信システム、及び、そのような送受信システムを構成するための送信システム送信装置が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態にかかるワイヤレスマイクロホンシステムの構成を示す図である。
【図2】図1のワイヤレスマイクロホンの構成を示す図である。
【図3】(a)〜(c)は、ワイヤレスマイクが輻射する変調波が表すデータのフォーマットの例を示す図である。
【図4】図1の受信機の構成を示す図である。
【図5】図4のチャンネル別処理部の構成を示す図である。
【図6】従来のワイヤレスマイクの構成を示すブロック図である。
【図7】従来の受信機の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1−1〜1−n ワイヤレスマイクロホン
1A−1〜1A−n パイロット受信部
1A1−1〜1A1−n パイロット受信アンテナ
1A2−1〜1A2−n 高周波入力増幅部
1A3−1〜1A3−n デジタル復調部
1A4−1〜1A4−n システムクロック・搬送波発生部
1A5−1〜1A5−n 多重分離部
1A6−1〜1A6−n エンファシス制御部
1A7−1〜1A7−n 電源制御部
1B−1〜1B−n 音声送信部
1B1−1〜1B1−n マイクロホン
1B2−1〜1B2−n 音声入力増幅部
1B3−1〜1B3−n A/D変換部
1B4−1〜1B4−n 電池残量検出部
1B5−1〜1B5−n 多重部
1B6−1〜1B6−n インターリーブ・誤り訂正符号付加処理部
1B7−1〜1B7−n デジタル変調部
1B8−1〜1B8−n 高周波出力部増幅部
1B9−1〜1B9−n 送信アンテナ
2 受信機
2A パイロット送信部
2A1−1〜2A1−n データ入力エンコーダ
2A2 チャンネルデータ多重部
2A3 システムクロック発生部
2A4 インターリーブ・信号追加処理部
2A5 デジタル変調部
2A6 パイロット高周波出力増幅部
2A7 パイロット送信アンテナ
2B 音声受信部
2B1 受信アンテナ
2B2 高周波入力増幅部
2B3 A/D変換部
2B4 フーリエ変換部
2B5 デジタル復調部
2B6 チャンネル多重分離部
2B7−1〜2B7−n チャンネル別処理部
2B7−11〜2B7−n1 デインターリーブ・誤り訂正部
2B7−12〜2B7−n2 データ分離部
2B7−13〜2B7−n3 マイクロホンデータ表示部
2B7−14〜2B7−n4 電池残量表示部
2B7−15〜2B7−n5 エンファシス制御部
2B7−16〜2B7−n6 D/A変換部
2B7−17〜2B7−n7 音声出力増幅部

Claims (4)

  1. 複数の送信装置と、受信装置とを含む送受信システムであって、
    各前記送信装置は、
    音声を表すデジタル形式の音声信号を取得する音声信号取得手段と、
    他の各前記送信装置の搬送波と直交する単一の搬送波を発生する搬送波発生手段と、
    前記音声信号取得手段によって取得された音声信号を含むデータにより、前記搬送波発生手段によって発生された単一の搬送波をデジタル変調し、得られた変調波を無線送信する送信手段と、を備え、
    前記受信装置は、
    各前記送信装置の送信手段によって無線送信された変調波を、全体として1個のOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)波として受信して復調し、各前記送信装置により無線送信されたデータが多重化された多重化データを取得する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された多重化データを、各前記送信装置により無線送信されたデータに分離するデータ分離手段と、を備える、
    ことを特徴とする送受信システム。
  2. 前記受信装置は、各前記送信装置の搬送波の周波数を指定する周波数データを含むパイロット信号を無線送信するパイロット信号送信手段を備え、
    各前記送信装置は、前記パイロット信号送信手段によって無線送信された前記パイロット信号を受信するパイロット信号受信手段を備え、前記搬送波発生手段が、前記パイロット信号に含まれる前記周波数データによって指定された周波数の搬送波を発生する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の送受信システム。
  3. 複数の送信装置を含む送信システムであって、
    各前記送信装置は、
    音声を表すデジタル形式の音声信号を取得する音声信号取得手段と、
    他の各前記送信装置の搬送波と直交する単一の搬送波を発生する搬送波発生手段と、
    前記音声信号取得手段によって取得された音声信号を含む送信データにより、前記搬送波発生手段によって発生された単一の搬送波をデジタル変調し、得られた変調波を無線送信する送信手段と、を備え、
    各前記送信装置の送信手段によって無線送信される変調波が、全体としてOFDM波を構成する、
    ことを特徴とする送信システム。
  4. 音声を表すデジタル形式の音声信号を取得する音声信号取得手段と、
    他の複数の送信装置の搬送波と直交する単一の搬送波を発生する搬送波発生手段と、
    前記音声信号取得手段によって取得された音声信号を含む送信データにより、前記搬送波発生手段によって発生された単一の搬送波をデジタル変調し、得られた変調波を無線送信する送信手段と、
    を備え、
    前記送信手段によって無線送信される変調波と、前記他の複数の送信装置によって無線送信される変調波とが、全体としてOFDM波を構成する、
    ことを特徴とする送信装置。
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