JP4342394B2 - 携帯通信端末装置、外部端末装置および無線通信システム切替方法 - Google Patents

携帯通信端末装置、外部端末装置および無線通信システム切替方法 Download PDF

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Description

本発明は、非接触ICカード機能を備えた携帯通信端末装置およびその無線通信システム切替方法、ならびにこの携帯通信端末装置と非接触通信を行う外部端末装置に関するものである。
携帯電話機は、電波の届く範囲内であればいつでもどこでも通話や通信を行うことができるため、急速に普及し、ほぼ必需品に近くなってきている。また、さらなる利便性の追求から、複数の無線通信システムに対応した携帯電話機が商用化されている。例えば携帯電話機能と構内電話のワイヤレス子機機能の両方を搭載する携帯電話機が既に商用化されている。この携帯電話機では、携帯電話機能と構内電話の子機機能の切り替えは、手動で行われる。これに対し、特許文献1には、基地局からの電波の受信レベルに応じてPDC(Personal Digital Cellular)モードとPHS:(Personal Handyphone System)モードを自動的に切り替える技術が開示されている。このような技術では、例えば携帯電話と構内電話のどちらの通信圏内かどうかを自動で判断して切り替えたり、さらには両システムの通信圏内である場合に通信状態のよいシステムと自動的に接続することが可能である。
一方、交通定期券、会社の出退勤管理、電子マネー、クレジットカード等の各種用途に利用できる非接触ICカードも普及してきている。近年、このような非接触ICカードの機能を携帯電話機に内蔵し、携帯電話機に開錠機能や打刻機能を持たせる技術が開発されている(例えば特許文献2参照)。特許文献3には、非接触ICカード機能を備えた携帯電話機において、非接触ICカード機能を利用したゲート通過時にその動作モード(いわゆるマナーモードと非マナーモード)を自動的に切り替える技術が開示されている。
また、無線通信システムの研究開発が進み、デジタルセルラシステムや構内無線通信システムなどの技術が実用化されている。
特開2002−291016号公報 特開2002−339608号公報 特開2003−69670号公報
既存の無線通信システムには、移動性に優れているデジタルセルラシステム、コストメリットの高いPHSシステムやその構内電話ワイヤレス子機機能、通信速度の高いワイヤレスLAN、等様々のものが存在し、これらの通信システムを同一の携帯通信端末装置において利用できる場合には、時間、場所、課金、通信速度、移動速度等の条件に合わせて適切な通信システムに切り替えられれば便利である。
従来の技術では、通信システムを切り替える操作はユーザが手動で行う場合、その都度手動操作するのはユーザにとって煩雑である。また、従来の自動で切替を行うものは、ユーザが意識しないうちに通信システムの切替が行われるため、必ずしもユーザの希望に沿った結果にならない。すなわち、ユーザが気づかないうちに意図しない切替が行われてしまうことがありうる。例えば、携帯通信端末装置のユーザは必ずしも通信状態の良好な通信システムの選択を希望するとは限らず、最終的には手動による選択が必要になる場合がある。
本発明は、このような背景においてなされたものであり、所定の状況でユーザの意思にしたがって、しかも切替の都度手動操作を行うことなく、利用する無線通信システムを所望の無線通信システムに切り替えることができる携帯通信端末装置、外部端末装置および無線通信システム切替方法を提供することを目的とする。
本発明による携帯通信端末装置は、外部端末装置との間で非接触通信を行う非接触通信手段と、複数の無線通信システムに係る複数の無線通信手段と、前記非接触通信手段による前記外部端末装置との非接触通信の実行を契機として前記複数の無線通信手段のいずれを利用するかを切り替える制御手段とを備えたことを特徴とする。
通常、携帯通信端末装置のユーザは非接触通信手段の利用時には端末装置を外部端末装置に対して接近させる等の意識的な操作を行う。したがって、非接触通信の実行を契機として複数の無線通信手段の切替を行うことにより、ユーザは無線通信手段の切替のための手動操作を行う必要がなく、また、その切替のタイミングはユーザに明確に認識される。
前記制御手段は、前記外部端末装置からの特定の無線通信システムへの切替指示を受けて当該無線通信システムへの切替を行うか、または、外部端末装置との非接触通信に応じて利用する無線通信システムを自律的に判断する。
本発明による外部端末装置は、非接触通信機能を有する携帯通信端末装置との間で非接触通信を行う外部端末装置であって、前記携帯通信端末装置との非接触通信の実行時に前記携帯通信端末装置に対して、当該携帯通信端末装置が利用可能な複数の無線通信システムのうちのどの無線通信システムを利用すべきかを指定する情報を送信することを特徴とする。
前記どの無線通信システムを利用すべきかを指定する情報は個々の外部端末装置毎に予め設定しておくことができる。
前記携帯通信端末装置との非接触通信の実行時の現在時刻に応じて、前記複数の無線通信システムのうちのどの無線通信システムを利用すべきかを指定するようにしてもよい。
本発明による無線通信システム切替方法は、非接触通信機能と複数の無線通信システムに係る複数の通信機能とを有する携帯通信端末装置において利用する無線通信システムを切り替える無線通信システム切替方法であって、前記非接触通信機能を利用した外部端末装置との非接触無線通信を契機として、前記複数の無線通信システムに係る通信機能のうち利用する通信機能を自動的に切り替えることを特徴とする。
本発明によれば、非接触通信手段と複数の無線通信システムに係る複数の通信手段を搭載する携帯通信端末において、利用可能な複数の無線通信システムのうちいずれのシステムを使用するかを、本来、非接触通信機能が利用される用途の利用動作に伴って切り替えることによって、端末の無線通信システムの切替をユーザが明確な意識をもって認識できる。
例えば非接触通信機能の用途が打刻である場合、出社時の打刻前まではプライベートな携帯電話として、打刻後の拘束時間は会社課金としてのオフィシャルな構内電話のワイヤレス子機として、ユーザの意図するタイミングに自動的に切り替えることによって、複数の通信システムの使い分けを簡単かつ正確に行うことができる。
いずれの場合も正確に無線システムの切り替えをユーザが認識できるタイミングで行うことができるので、エリアによって異なる使用可能な無線通信システムや、そのシステムによって異なる課金の扱いを、意図するタイミングで簡単に切り替えることができ、携帯通信端末装置のユーザ、および外部端末装置を管理する管理者にとって利便性が向上しコストメリットが発生する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に、本実施の形態における典型的な実施の形態の模式図を示す。この実施の形態における携帯通信端末装置100は、少なくともデジタルセルラ方式の携帯電話と構内電話のワイヤレス子機の通信システムを利用可能であり、好ましくは、さらに、ワイヤレスLAN、構内電話のワイヤレス子機、Bluetooth(商標)、IP電話、PHS等の他の通信システムを利用可能であってもよい。以下、端末装置は単に端末という。携帯通信端末100は、本発明の非接触通信機能として、非接触ICカード機能を備えており、いわゆるリーダまたはリーダ/ライタと呼ばれる外部端末301,302との間で無線通信を行う。外部端末301,302としては種々の用途のものがありうるが、図1では、会社等の構内における出退勤や入退場を管理するための出退勤(入退場)時刻を記録する打刻機として機能するものを示している。ここでは外部端末として、入場時と出場時で異なる外部端末を利用する例を示しているが、同一の外部端末を利用する構成であってもよい。すなわち、同一外部端末との通信で無線通信モードを切り替えてもよい。その場合の入出場の区別は携帯通信端末の現在の状態(第1の状態とこの第1の状態と逆の第2の状態)等によって判断することができる。
外部端末302はサーバ310と接続され、サーバコントローラ311によって遠隔操作が可能となっている。サーバコントローラ311を操作することによって、外部端末302の非接触ICカード機能に対して送信する情報の更新や、外部端末302内のタイマ制御情報、すなわち何時から何時までの間に非接触ICカードが接近した場合にはどのような情報を送信するかという情報の更新を行うことができる。
なお、図1には図示しないが、外部端末301も外部端末302と同様にサーバに接続されており、記憶されている制御情報の更新も同様に行うことができてもよい。また、外部端末301、302が有する操作部と表示部を使用して直接制御情報を入力するようにしてもよい。
図2に、本発明の非接触ICカード機能を実装した携帯通信端末100のブロック構成図を示す。
この携帯通信端末100は、制御部(制御手段)5を中心とし、これに対してデジタル信号処理部3、表示部6、操作部7、外部I/F部8、電源部9、RTC16、非接触ICカード部20が接続されて構成される。制御部5は、携帯通信端末の機能を実現するための主要部であり、図示しないが、CPU、EEPROM、Flash ROM、RAM、等で構成される。制御部5は、本実施の形態では、さらに非接触ICカード部20との間でコマンドやデータの授受を行うためのカードインタフェースモジュール51を含む。
デジタル信号処理部3は、マイク15を接続した音声入力部1、スピーカ10を接続した音声出力部2、アンテナ12を接続したRF入出力部41、アンテナ13を接続したRF入出力部42とそれぞれ接続され、デジタル音声信号のエンコード、および、デジタル音声信号へのデコード等を行うための部位であり、DSP(Digital Signal Processor)を中心とした畳み込み符号化、スロットインターリーブ、遅延検波、畳み込み復号化、等の専用回路で構成される。本実施の形態の携帯通信端末は少なくとも無線通信システムを利用可能であり、アンテナとRF入出力部とは、無線通信システム毎に内蔵されるのが通常なので、図の例では2系統図示してある。音声入力部1は、マイク15からのアナログ音声信号をデジタル信号に変換する部位であり、マイクアンプ、フィルタ、A/D変換器、等で構成される。音声出力部2は、受信したデジタル音声信号をスピー力駆動するための部位であり、D/A変換器、フィルタ、スピーカアンプ、等で構成される。RF入出力部4は、高周波送受信を行う部位であり、直交変調器、ゲインアンプ、パワーアンプ、ダイバーシティー、ミキサー、IF復調器、等で構成される。
表示部6は、ユーザに対して情報を表示出力する部位であり、LCDドライバ、LCD表示デバイス、等で構成される。操作部7は、ユーザが携帯通信端末100に対して操作情報を入力するための部位であり、キーボード、JOGダイヤル、JOYスティック、等で構成される。外部I/F部8は、外部装置との間のインタフェースを提供する部位であり、通信インタフェース回路、16ピンコネクタ、等で構成される。電源部9は、バッテリ電源を基に各ブロックに必要な電力を供給する部位であり、電源回路、バッテリヘの充電回路、および、過電流過電圧保護回路、等で構成される。RTC(Real Time Clock)部16はクロック信号に基づき、制御部5に日付および時刻情報を提供する。
非接触ICカード部20(通常IC化されている)は、制御部5のカードインタフェースモジュール51と接続され、内部に専用のCPU21、データやプログラム等を保持する不揮発性メモリであるFlash ROM(MEM)22、無線通信部23、その他図示しないインタフェース等を備える。非接触ICカード部20は、非接触型ICカード機能の無線通信のためのアンテナ11を介してICカード対応の外部端末300(図1の301、302に対応)との間でデータ等の授受を行う。
カードインタフェースモジュール51は、制御部5の一部として組み込まれたものであり、ユーザと非接触ICカード部20との間でのユーザインターフェースと、非接触ICカードインターフェースを兼ね備えたソフトウェアモジュールである。
外部端末300のリーダ/ライタ(R/W)モジュール31は、非接触ICカード部20との間でコマンドやデータを授受するためのものである。本実施の形態における外部端末300は、例えば、打刻機、改札機、オートロック対応ドアの開閉ゲート等であり、非接触ICカード部をかざす部分(アンテナ)を備えている。また、外部端末300は、リーダ/ライタ(R/W)モジュール31およびアンテナ38の他、通常のコンピュータ装置と同様、CPU32、ROMやRAMなどのメモリ(MEM)33、表示部34、操作部35、外部装置との通信を制御する外部I/F部36、時計機能(タイマ)37等を備えている。通常、外部端末300は、外部I/F36を介して、サービスプロバイダ(図1のサーバ310)に接続されている。
図2において、電話機機能は非接触ICカード部20とは別個に完結し、ICカード機能は非接触ICカード部20で完結している。ただし、非接触ICカード部20から携帯通信端末の制御部5に信号線が接続されており、この信号線がゲート通過情報を伝えるものであるなお、本実施の形態の非接触ICカード部20の動作電力は電源部9から供給することができる例を示しているが、単体の非接触ICカードのように外部端末からの電波により誘起される起電力を利用して動作してもよい。
以下、本実施の形態における動作例を説明する。
再度、図1を参照する。本実施の形態では、非接触ICカード機能の本来の利用に付随して、携帯通信端末の動作モードを自動的に切り替える。図1の例では、非接触ICカード部20を備えたデジタルセルラ通信システムを有効と設定した携帯通信端末100が、外部端末301を通過する際に、そこに設置された外部端末301との間で非接触ICカード部20が通信を行い、打刻、ドアの開錠等の所定の動作が行われる。このとき、本発明の一実施の形態では、携帯通信端末100に対して選択すべき無線通信システム情報が送信される。この情報はさらに制御部5に送られる。
制御部5では、携帯通信端末100の動作モードがデジタルセルラ通信システムから、構内電話のワイヤレス子機モードに切り替えられる。ユーザの打刻、開錠等のための非接触ICカード機能の利用に伴って切替が行われるので、ユーザが正確に認識できるタイミングで、携帯通信端末は自動的にワイヤレス子機モードに切り替わる。なお、本実施の形態における「ワイヤレス子機モード」は例であって、ワイヤレスLANモードやBluetooth、IP電話モード等、他の無線通信システムの動作モードであってもよい。
外部端末301が無線通信システム情報を携帯通信端末100に送信するか否かは実施の形態により異なりうる。非接触ICカードシステムの応用範囲は多様であり、どのような種類の外部端末であるのかを識別することは可能である。すなわち、外部端末301は必ずしも無線通信システム情報を送信する必要はなく、携帯端末が外部端末301の種類を識別して切り替えるかどうかを判断するようにしてもよい。
「ワイヤレス子機モード」の携帯通信端末100が外部端末302に接近して通信を行うことによって、再びデジタルセルラ通信システムモードに切り替わる。
図3は、本実施の形態における通信システム切替仕様500の一例をテーブル形式で模式的に示している。これは、どのような外部端末情報(外部端末ID)毎に、利用する通信システムおよびその条件や外部端末からの指定の有無について規定したものである。「条件」の一例としてここでは「時間帯」を示している。図の例では、会社の打刻機の場合、外部端末Aでは8:00−17:00の時間帯に外部端末から携帯通信端末に対して「構内電話ワイヤレス子機」のモードに指定する情報を送信し、17:00−8:00の時間帯に外部端末からの携帯通信端末に対して「デジタルセルラ」のモードに指定する情報を送信することが規定されている。外部端末Bの場合、時間帯に関係なく、携帯通信端末に対して、その入場時に「構内電話ワイヤレス子機」のモードに指定する情報を送信し、出場時に「デジタルセルラ」のモードに指定する情報を送信することが規定されている。
自宅のオートロックドアの例では、外部端末Cから、時間帯に関わらず、携帯通信端末がユーザに通信システムの選択肢を提示することを規定している。外部端末から指定が「」の場合には外部端末から選択肢が送信される。後述するように、一旦選択した選択肢およびその選択結果は携帯通信端末内に保存しておき、以後の同じ選択操作を省略することができる。

イベント会場の例では、外部端末Dからは時間帯に関係なく、「ワイヤレスLAN」のモードに指定する情報を送信し、外部端末Eからは時間帯に関係なく、「デジタルセルラ」のモードに指定する情報を送信することが規定されている。
図3に示したような通信システム切替仕様500は、利用する通信システムの決定を外部端末側で行うか、携帯通信端末側で行うかによって、外部端末内に図4に示すような制御データテーブル600を備えるか、または、携帯通信端末内に図5に示すような制御データテーブル700を備える、ことにより実装される。
図4に示すように、外部端末の制御データテーブル600は、外部端末毎に異なる内容のものを用意することができる。図4に示さないが、図4(a)の外部端末Xの制御データテーブル600は時間帯に応じて指定する通信システムを異ならせている。図4(b)(c)の外部端末Y,Zは固定的に指定する通信端末を決定している。図4に示さないが、指定通信システムとして複数の通信システムの選択肢を用意してもよい。図4に示したような制御データテーブル600は、サーバ310とサーバコントローラ311による操作によって、それらの情報を更新してもよい。同様に、外部端末Bに内蔵の表示部と操作部によって情報を更新してもよい。
図5は各携帯通信端末内に備える、外部端末識別情報毎に利用する通信システムを定めた制御データテーブル700の一例を示している。外部端末によっては時間帯によって、利用する通信システムを異ならせることができる。また、外部端末によっては、入場時と出場時で、利用する通信システムを異ならせることができる。このような制御データテーブル700の内容はユーザが更新できることが好ましい。
図6(a)〜(d)に本発明の第1の実施の形態における異なる四つの処理例を示す。この実施の形態は、携帯通信端末において利用する通信システムの指定情報または選択肢情報を外部端末側から携帯通信端末に対して与える場合に相当する。
図6(a)では外部端末において、携帯通信端末との非接触ICカード機能の通信時に、自端末内の制御データテーブル600に予め定められた通信システムの指定情報を携帯通信端末に送信する(S1)。この情報を受信した携帯通信端末では、その指定に従って、利用する通信システムを設定する(S2)。これは、外部端末の近傍通過時に、携帯通信端末に対して固定的な通信システムの利用を強制づけるような場合に有用である。
図6(b)は、外部端末が、携帯通信端末との非接触ICカード機能の通信時に現在時刻を確認し(S3)、その時刻に応じて通信システムを決定する例である(S4)。この決定された通信システムの指定情報が携帯通信端末に対して送信される(S5)。携帯通信端末は、この指定に従って、利用する通信システムを設定する(S6)。これは、携帯通信端末が外部端末を通過する時刻(時間帯)に応じて、携帯通信端末に強制する通信システムを切り替えたい場合に有用である。
図6(c)は、外部端末が、携帯通信端末との非接触ICカード機能の通信時に通信システムの選択肢情報を携帯通信端末に送信する例である(S7)。選択肢情報を受けた携帯通信端末は、例えば図8に示すような端末画面を用いてユーザにその選択肢を提示し(S8)、ユーザの選択結果に基づいて、利用する通信システムを設定する(S9)。これは、携帯通信端末のユーザに対して複数の通信システムの利用が許される場合に、その範囲内でユーザに所望の通信システムを選択させるのに有用である。選択肢は個々の外部端末で異なってもよい。
図6(d)は、図6(c)の場合と同様、外部端末が選択肢情報を携帯通信端末に送信するが、携帯通信端末での処理が異なる。携帯通信端末は、以前に同選択肢情報を受信してその選択結果が保存されている場合に(S10,Yes)、ユーザの選択の手間を省いて、その保存されている選択結果に基づいて利用する通信システムを設定する(S13)。保存データがない場合には、ユーザに選択肢を提示して(S11)、その選択結果を保存し(S12)、利用する通信システムとして設定する(S13)。保存するか否かはユーザに確認するようにしてもよい。前述のように、外部端末によって選択肢が異なる場合には、外部端末からは外部端末の識別情報を送信し、携帯通信端末内には外部端末識別情報毎に選択結果を保存するようにしてもよい。
図7(a)〜(d)に本発明の第2の実施の形態における異なる四つの処理例を示す。この実施の形態は、携帯通信端末の側で利用する通信システムの決定を行う場合である。この場合、携帯通信端末の側に通信システムを決定するための手段を備える必要があるが、携帯通信端末側の自由度が向上する。
図7(a)では、外部端末から外部端末識別情報を送信する(S21)。携帯通信端末は、受信した外部端末情報に基づいて自端末内の制御データテーブル700を参照し、利用する通信システムを決定し、これを設定する(S22)。
図7(b)では、外部端末から外部端末識別情報の送信(S21)を受けた携帯通信端末が、現在時刻を確認し(S23)、この現在時刻および外部端末識別情報に基づいて、利用する通信システムを決定し、これを設定する(S24)。
図7(c)では、外部端末から外部端末識別情報の送信(S21)を受けた携帯通信端末が、ユーザに通信システムの選択肢を提示し(S25)、ユーザの選択結果に基づいて、利用する通信システムを決定し、これを設定する(S26)。図6(c)の場合と異なるのは、通信システムの選択肢を携帯通信端末が保存している点である。携帯通信端末には、外部端末識別情報に応じて異なる選択肢を用意しておいてもよい。
図7(d)では、外部端末から外部端末識別情報の送信(S21)を受けた携帯通信端末が、以前の保存データの有無をチェックし(S27)、保存結果があればそれを利用し(S30)、なければ、ユーザに選択肢を提示して(S28)、ユーザの選択結果を保存し(S29)、これを利用する(S30)。
図9は、本実施の形態における携帯通信端末の動作例を表すフローチャートである。ここでは、図6と図7の双方に対応する形で示してある。携帯通信端末100には、図5に示したような制御データテーブル600および本発明の処理のためのアプリケーションのインストール等の初期設定がなされる(S31)。これは端末の出荷時でもよいし、出荷後でもよい。初期起動状態がデジタルセルラシステムモードであるとする(S32)。ユーザが携帯通信端末をかざして外部端末の設置された例えば入場ゲートを通過したとき(S33,Yes)、非接触ICカード部20と外部端末30との通信に基づいて通信が行われる。ついで、セキュリティ手順等を含む非接触ICカード通信路確立制御が行われる(S34)。
携帯通信端末の非接触ICカード部20は、外部端末からその端末識別情報等(あれば通信システム指定情報も)を受信する(S35)。携帯通信端末の制御部5は、そのような情報を非接触ICカード部20から受信して、使用する通信システムを選択することが可能である。外部端末から、端末識別情報に加えて、使用する通信システムの指示がある場合には、その通信システムのみを使用することが強制される。もし、ゲート通過後に起動する通信システムが、現在起動中のシステムと異なる場合には、モードの切替が必要になるのでその判定を行う(S36)。
当該ゲートを通過する際に次に起動する通信システムの選択肢が与えられる場合、ユーザが希望するときには、図8に示したような表示画面にしたがってユーザの選択操作により切り替えてもよい(S37,S38)。ゲート通過後に起動する通信システムが決定したら(S39)、切替元の(現在の)通信システムの停止制御と切替先の通信システムの起動制御を行う。この例では、構内電話ワイヤレス子機モードと、デジタルセルラモードのいずれかが決定される場合を示している。前者の場合にはデジタルセルラシステムモードをOFFにして(S40)、構内電話ワイヤレス子機モードをONにする(S41)。後者の場合にはデジタルセルラシステムモードをONにして(S42)、構内電話ワイヤレス子機モードをOFFにする(S43)。
なお、図8の画面例に示すように、項目「4.全ての通信システム」を選択肢として用意した場合には、本発明者が先に特願2003−150550号において提案したような、起動するアプリケーションによって利用する通信システムを切り替える技術を利用するようにしてもよい。
図10は、図9に示した携帯通信端末100の動作例に対応する外部端末の動作例を表すフローチャートである。外部端末には、あらかじめ図4に示したような制御データテーブル600および本発明の処理のためのアプリケーションのインストール等の初期設定がなされる(S51)。その後、周囲の所定の距離範囲内に非接触ICカード機能を有する携帯通信端末を検出するために常時、ポーリング信号を発生することにより非接触ICカード検出処理を開始する(S52)。これに対して携帯通信端末から応答があれば(S53,Yes)、非接触ICカード機能の接続認証を含む通信路確立制御を行う(S54)。認証OKであれば、当該外部端末内の制御データテーブル600を参照して携帯通信端末(非接触ICカード部)に情報を送信する(S55)。この情報には、本来の非接触ICカード機能の利用時に携帯通信端末に送信される情報の他、端末識別情報および存在する通信システム指定情報等を含む。指定通信システムの決定に時間帯を条件とする場合には現在時刻を参照する。
非接触ICカード機能が検出されない場合であって、外部端末の表示部34と操作部35等における制御データテーブル600(図4)の更新操作があった場合(S56,Yes)、または、サーバ310およびサーバコントローラ311からの遠隔操作によって制御データテーブル600の更新通知があった場合(S57,Yes)には、携帯端末(非接触ICカード部)に通知する情報を更新、すなわち制御データテーブル600の更新を行う(S58)。
なお、携帯通信端末において時間帯を判断する場合、時間帯の境界時点で時刻割り込みを行い、指定通信システムを一つだけ設定する型の制御データテーブル600の指定通信システムを書き替えるようにすることも可能である。
本実施の形態によれば、例えば自動開錠機能付きのドア、会社内のセキュリティ、もしくは住居のセキュリティを考慮したオートロック機能付きのドア等の、非接触ICカード機能の利用による開閉を契機として、固定電話の子機機能に自動で切り替えたり、携帯電話機能に切り替えたりすることが可能となる。
さらに外部端末が、外部端末通過後に使用可能な無線通信システム情報を携帯端末に通知することによって、または、通信携帯端末が外部端末から受信した情報に応じて判断することにより、ユーザが設定切替操作を行うことなく、適切な無線通信システムを自動的に選択することができる。例えば出社時の打刻後に有効にすべき無線通信システムを自動的に構内電話のワイヤレス子機に切り替えることができるので、設定ミスを防ぐ効果とユーザの利便性の向上を図ることができる。また、ユーザに利用する無線通信システムの選択肢を与えて選択させる場合でも、その選択結果を保存しておくことにより、以後の同様の場面で自動的に同じ選択を行うことができるようになる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、上記で言及した以外にも種々の変形、変更が可能である.例えば、外部端末としては、出退勤の打刻機、オートロック機能付きドアの他、駅もしくは施設の改札等が含まれる。
また、外部端末は携帯端末のユーザが通過するゲートに設置されたものを想定したが、必ずしも「通過」を必須の条件とするものではない。例えば、「通過」ではなく、ユーザが単に外部端末に接近して離れるような動作であってもよい。
通信システムの切替時にどの通信システムに切り替わったかを表示画面上の表示や音声等の通知によりユーザに報知するようにしてもよい。
本発明の実施の形態における典型的な実施の形態の模式図を示す図である。 本発明の非接触ICカード機能を実装した携帯通信端末のブロック構成図である。 本発明の実施の形態における通信システム切替仕様の一例をテーブル形式で模式的に示す図である。 本発明の実施の形態において、利用する通信システムの決定を外部端末側で行うための制御データテーブルを示す図である。 本発明の実施の形態において、利用する通信システムの決定を携帯通信端末側で行うための制御データテーブルを示す図である。 本発明の第1の実施の形態における異なる四つの処理例を示す説明図である。 本発明の第2の実施の形態における異なる四つの処理例を示す説明図である。 本発明の実施の形態における端末画面を用いてユーザにその選択肢を提示する例の説明図である。 本発明の実施の形態における携帯通信端末の動作例を表すフローチャートである。 図9に示した携帯通信端末の動作例に対応する外部端末の動作例を表すフローチャートである。
符号の説明
2…音声出力部、3…デジタル信号処理部、4…入出力部、5…制御部、6…表示部、7…操作部、8…外部I/F部、9…電源部、10…スピーカ、11,12,13…アンテナ、15…マイク、16…RTC部、20…非接触ICカード部、23…無線通信部、30…外部端末、31…リーダ/ライタ(R/W)モジュール、34…表示部、35…操作部、36…外部I/F部、38…アンテナ、41,42…RF入出力部、51…カードインタフェースモジュール、100…携帯通信端末装置、300,301,302…外部端末装置、310…サーバ、311…サーバコントローラ、500…通信システム切替仕様、600,700…制御データテーブル

Claims (10)

  1. 外部端末装置との間で非接触通信を行う非接触通信手段と、
    複数の無線通信システムに係る複数の無線通信手段と、
    前記非接触通信手段による前記外部端末装置との非接触通信の実行を契機として前記複数の無線通信手段のいずれを利用するかを切り替える制御手段とを備え
    前記制御手段は、前記外部端末装置との非接触通信の実行時に、ユーザに対して選択可能な無線通信システムを提示し、ユーザの選択結果に応じて無線通信システムの切替を行い、一旦選択された無線通信システムを当該外部端末装置の端末識別情報とともに記憶しておき、次回の非接触通信の実行時に同じ外部端末装置の端末識別情報を認識したとき前記記憶した無線通信システムへの切替を行う
    ことを特徴とする携帯通信端末装置。
  2. 外部端末装置との間で非接触通信を行う非接触通信手段と、
    複数の無線通信システムに係る複数の無線通信手段と、
    前記非接触通信手段による前記外部端末装置との非接触通信の実行を契機として前記複数の無線通信手段のいずれを利用するかを切り替える制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記携帯通信端末装置との非接触通信の実行時の現在時刻が属する時間帯に応じて、前記複数の無線通信システムのうちのどの無線通信システムを利用すべきかを指定する
    ことを特徴とする携帯通信端末装置。
  3. 前記複数の無線通信システムは、デジタルセルラ方式の携帯電話、ワイヤレスLAN、構内電話のワイヤレス子機、Bluetooth(商標)、IP電話、PHSのうちの少なくとも二つであることを特徴とする請求項1または2記載の携帯通信端末装置。
  4. 非接触通信機能を有する携帯通信端末装置との間で非接触通信を行う外部端末装置であって、
    前記携帯通信端末装置との非接触通信の実行時に前記携帯通信端末装置に対して、前記携帯通信端末装置との非接触通信の実行時の現在時刻が属する時間帯に応じて、当該携帯通信端末装置が利用可能な複数の無線通信システムのうちのどの無線通信システムを利用すべきかを指定する情報を送信する
    ことを特徴とする外部端末装置。
  5. 前記携帯通信端末に対して前記時間帯に応じて指定する無線通信システムを定めた制御データテーブルを備えたことを特徴とする請求項記載の外部端末装置。
  6. 前記制御データテーブルを書き替える手段を備えたことを特徴とする請求項記載の外部端末装置。
  7. 前記複数の無線通信システムは、デジタルセルラ方式の携帯電話、ワイヤレスLAN、構内電話のワイヤレス子機、Bluetooth(商標)、IP電話、PHSのうちの少なくとも二つであることを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載の外部端末装置。
  8. 非接触通信機能と複数の無線通信システムに係る複数の通信機能とを有する携帯通信端末装置において利用する無線通信システムを切り替える無線通信システム切替方法であって、
    前記非接触通信機能を利用した外部端末装置との非接触無線通信を契機として、前記外部端末装置からユーザに対して選択可能な無線通信システムを提示し、
    前記携帯通信端末装置は、ユーザの選択結果に応じて無線通信システムの切替を行い、一旦選択された無線通信システムを当該外部端末装置の端末識別情報とともに記憶しておき、次回の非接触通信の実行時に同じ外部端末装置の端末識別情報を認識したとき前記記憶した無線通信システムへの切替を行う
    ことを特徴とする無線通信システム切替方法。
  9. 非接触通信機能と複数の無線通信システムに係る複数の通信機能とを有する携帯通信端末装置において利用する無線通信システムを切り替える無線通信システム切替方法であって、
    前記非接触通信機能を利用した外部端末装置との非接触無線通信を契機として、前記携帯通信端末装置は、前記外部端末装置との非接触通信の実行時の現在時刻が属する時間帯に応じて、前記複数の無線通信システムのうちのどの無線通信システムを利用すべきかを決定する
    ことを特徴とする無線通信システム切替方法。
  10. 前記複数の無線通信システムは、デジタルセルラ方式の携帯電話、ワイヤレスLAN、構内電話のワイヤレス子機、Bluetooth(商標)、IP電話、PHSのうちの少なくとも二つであることを特徴とする請求項8または9記載の無線通信システム切替方法。
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