JP4341894B2 - 電力線通信システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電力線通信システムに関し、さらに詳しくは、電力線に高周波信号を磁気結合して重畳及び抽出する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電力線を用いた高周波信号の伝送(1MHz〜30MHzの周波数帯を利用)において、トランスや分電盤、電力量計での信号損失が大きいことが知られており、その部分をバイパスする技術が検討されている。特開2002−217796公報には、配電システムを用いて高周波信号の伝送を行う場合、配電トランスをバイパスして高圧配電線から低圧配電線に高周波信号を伝送できる伝送方法について開示されている。それによると、高圧配電線に高周波の通信信号を重畳して伝送し、高圧配電線の相間に第1コンデンサとこのコンデンサに直列に接続された抵抗とを形成し、抵抗の両端を低圧配電線に接続することで、高圧配電線から配電トランスをバイパスして低圧配電線に高周波の通信信号を伝送するとしている。
図3は、日本の配電システムに採用されているTTシステムの概念図である。柱上トランス20の2次側は中点が接地線21により大地に接地されている。従って、トランス20の両端(電力線22と23の間)の電圧は200Vであるが、中性線28との間では夫々100Vとなる。そして、その3線電力線は電力会社のブレーカ30を介して、需要家内の電力量計29により電力が積算されて分電盤24に入り、各ブレーカ24a、24b、24cを介して各家電機器に供給される。
【特許文献1】
特開2002−217796公報
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1は、高圧配電線から配電トランスをバイパスして低圧配電線に高周波の通信信号を伝送する技術であり、確かに配電トランスによる信号の減衰を減らすことができるが、それを行うためにはコンデンサを高圧配電線に接続しなければならず、また、抵抗を介して低圧配電線に接続する必要がある。そのため、接続のための手間と工事の安全性の面で問題がある。
また、日本の配電システムに採用されているTTシステムでは、伝送を希望する高周波信号を減衰なく通過させながら、商用電源周波数である50HZ若しくは60Hz成分と家電機器から漏れ出てくる高調波成分を阻止する機能が求められる。特に、商用電源の電圧は100Vであるため、耐電圧特性は勿論のこと、工事の安全性の面からも信頼性の高い部品を使用するため価格が高くなる傾向にある。また、電力線へ直接信号線を接続する設置工事についても、経済性の面を重視すると活線で作業を行わなければならず、安全性の面で問題がある。
また、安全性の面を重視して死線状態で作業すると、商用電源の接続を切るため付近の需要家に対する電力供給が停止してしまい、サービス面や経済性の面で問題がある。
また、電力量計のようにターミナル部分が封印された機器をバイパスする場合、信号線を接続させる場所が付近にないため、電力線の被覆を剥くなどの作業が発生し、設置に手間がかかる等の問題があった。
本発明は、かかる課題に鑑み、電力会社のブレーカ及び需要家の電力量計による高周波信号の信号損失を低減し、且つ設置工事の安全性の確保及び作業効率の向上を実現した電力線通信システムを提供することを目的とする。
また、他の目的は、所要周波数以外の不要な周波数を阻止した電力線通信システムを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明はかかる課題を解決するために、請求項1は、電力線に高周波信号を重畳して信号の送受信を行う電力線通信システムであって、主幹電力線(高圧配電線)の電圧を降圧して商用電圧に変換する変圧器の2次側からブレーカまで延びる2本の電力線(低圧配電線)と第1の信号線とを磁気結合する第1のインジェクション部と、各需要家の電力量計の後段の2本の電力線と第2の信号線とを磁気結合する第2のインジェクション部と、前記第1の信号線と各需要家に対応した複数の第2の信号線とを接続し前記高周波信号を分配する分配部と、を備え、前記第1及び第2の信号線は、夫々2本のケーブルを一組としたものであり、前記各インジェクション部は、電力線と信号線とを一本ずつペアにして夫々をフェライトで包囲すると共に、信号線を構成する2本のケーブルの先端を接続した構造を有するものであり、これにより、前記ブレーカ及び電力量計を前記信号線によりバイパスしたことを特徴とする。
本発明の電力線通信システムは、変圧器の2次側の電力会社のブレーカの手前から磁気結合した信号線を、需要家の電力量計を通過した電力線に磁気結合して、ブレーカと電力量計を信号線によりバイパスするものである。そして、各磁気結合点にはインジェクション部を設け、電力線との直接結合を避けた構造として、電力は正規にブレーカと電力量計を介して接続され、高周波信号のみをバイパスするものである。また、分配部は1組の信号線を複数組の信号線に単に分配する機能を備えたものであり、能動的な機能を有する構成要素は備えていない。
かかる発明によれば、電力線と磁気結合した信号線によりブレーカと電力量計をバイパスするので、通常の電力を供給すると共に、高周波信号を信号損失なく伝送することができる。
【0005】
請求項2は、前記インジェクション部は、所定の長さを有する複数のフェライトと、前記電力線及び信号線と前記フェライトとの間隔を確保する緩衝材と、前記電力線及び信号線を密着固定し、且つ前記複数のフェライト間を絶縁する絶縁材と、を備え、前記緩衝材により前記電力線及び信号線と前記フェライトとの間隔を確保しながら、少なくとも前記フェライトの長さに亘って前記電力線及び信号線を被覆し、前記複数のフェライトにより所定の長さに亘り前記電力線及び信号線を被覆した緩衝材を挟み込み、各フェライトの接合部を前記絶縁材により絶縁することを特徴とする。
フェライトは高周波成分を吸収して熱として放出する機能を有する。従って、信号線と変圧器の2次側の電力線をまとめてフェライトにより挟み込むことにより、電力線との間に発生した高周波信号と磁気結合させる。また、信号線及び電力線とフェライトは、フェライトが飽和しないように所定の間隔を保つ必要があるので、緩衝材により被覆して固定する。また、分割したフェライトの接合部を絶縁材により絶縁する。
かかる発明によれば、インジェクション部をフェライトにより構成するので、電力線との間に発生した高周波信号と磁気結合させることができ、しかも、分割フェライトを使用することにより、作業性を高めることができる。
【0006】
請求項3は、前記2本の信号線の少なくとも一方の信号線は、前記電力線の中性線に磁気結合されていることを特徴とする。
日本の配電システムでは、2本の電力線と大地に設置された中性線の3本の電力線から構成されている。従って、電力線に重畳された高周波信号は必ず中性線と他の電力線の一方に重畳される。
かかる発明によれば、中性線に必ず磁気結合されるので、100Vの商用電源にモデムを接続すれば必ず高周波信号を受信することができる。
請求項4は、前記信号線はツイストペアー線により構成されていることを特徴とする。
インジェクション部により磁気結合される信号線は、大地からの電位差を極力無くすように配慮する必要がある。それには、信号線をツイストペアーにしてお互いの電位差を打ち消し合う構成にするのが好ましい。
かかる発明によれば、インジェクション部により磁気結合される信号線をツイストペアー線により構成するので、大地からの電位差がなくなり、ノイズの影響を受けにくくすることができる。
請求項5は、前記フェライトは、商用電源成分及び前記需要家が使用する機器からの高調波成分を充分減衰可能な特性を有することを特徴とする。
フェライトは材料の種類、及び混合剤の配合比率により周波数特性が異なる。従って、信号線には商用電源成分や需要家が使用する機器からの高調波成分に対する周波数帯域で減衰特性が大きくなるものを選ぶ必要がある。
かかる発明によれば、フェライトの周波数特性を当該電力線通信システムで使用する周波数に合わせるので、不要な周波数成分を減衰することができる。
【0007】
請求項6は、前記分配部は、前記変圧器の2次側の電力線と磁気結合した2本の信号線間に避雷器を備えたことを特徴とする。
電力線には雷により高いサージ電圧が発生する場合がある。そのサージ電圧には高周波成分を含んでいるので、フェライトでとりきれないため、需要家のモデムや使用機器を破壊する虞がある。そこで本発明では、変圧器の2次側の電力線と磁気結合した2本の信号線間に避雷器を備え、サージ電圧を抑圧するものである。
かかる発明によれば、変圧器の2次側の電力線と磁気結合した2本の信号線間に避雷器を備るので、需要家の機器をサージ電圧による破壊から防ぐことができる。
請求項7は、前記緩衝材は、スポンジ、ゴム、若しくは発泡スチロールであることを特徴とする。
電力線及び信号線とフェライトは、フェライトが飽和しないように所定の間隔を保つ必要がある。同時にフェライトは衝撃に弱いためその緩衝材としての役目も果す必要がある。このような両方の役目を果す材料としてスポンジ、ゴム、若しくは発泡スチロールが適している。
かかる発明によれば、緩衝材としてスポンジ、ゴム、若しくは発泡スチロールを使用するので、フェライトを飽和させることなく、且つ、フェライトへの衝撃を和らげてフェライトの破損を低減することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
図1(a)は本発明の実施形態に係る電力通信システムの構成図である。この電力通信システムは、図示しない高圧配電線(6600V)の電圧を商用電圧(100V)に降圧する柱上トランスの2次側の低圧配電線1〜3と、ブレーカ7の手前から電力線2と3に信号線5を磁気結合するインジェクション部4と、電力会社のブレーカ7を複数配置する分電盤6と、需要家の電力量を積算する電力量計11と、この電力量計11を通過した電力線13と14に信号線9を磁気結合するインジェクション部10と、前記インジェクション部4とインジェクション部10との間を接続し、サージ電圧を除去する分配部8を備えて構成される。
図1(b)はインジェクション部4の断面図であり、電力線2側では、電力線2と信号線5aとを絶縁テープ4hにより固定して密着配置され、その周囲をスポンジ等の緩衝材4dで覆う。更にその周囲を2分割されたフェライト4aで挟み込み、フェライトの接合部を絶縁テープ4eにより絶縁する。また電力線3側では、電力線3と信号線5bとを絶縁テープ4jにより固定して密着配置され、その周囲をスポンジ等の緩衝材4fで覆う。更にその周囲を2分割されたフェライト4bで挟み込み、フェライトの接合部を絶縁テープ4gにより絶縁する。同様にしてインジェクション部10も構成される。尚、緩衝材としてスポンジ以外に、ゴム、発泡スチロール等の他の材料を使用しても構わない。また、信号線5及び9はツイストペアケーブルを使用するのが好ましい。また、信号線5a、5bの端部は、接続された状態で端子4cにより束ねられ、信号線10a、10bの端部は、接続された状態で端子10cにより束ねられる。
フェライトは材料の種類、及び混合剤の配合比率により周波数特性が異なる。従って、信号線には商用電源成分や需要家が使用する機器からの高調波成分に対する周波数帯域で減衰特性が大きくなるものを選ぶ必要がある。このような特性のフェライトを使用することにより、不要な周波数成分を減衰することができる。特に、需要家が使用する機器からの高調波成分は1MHz以下の周波数が多いので、この周波数以下で信号線との結合量を大幅に低減すれば、信号線には1MHz以上の信号と結合することができる。これにより、信号線には高周波信号のみと結合することができる。
【0009】
図2は、図1(a)の電力通信システムの構成を模式的に表した図である。同じ構成要素には同じ参照番号が付されているので、重複する説明は省略する。高圧配電線40の2線から電力を引き込み、柱上トランス42の1次側41と接続し、その2次側43の中点は接地線44により大地に接地される。2次側43の電力線1、2、3は配電判内のブレーカ7に入力され、電力線2が中性線となる。ブレーカ7から出た電力線は需要家A45の電力量計11に入力され、電力線12、13、14として内部に配線される。また、中性線2と電力線3にはインジェクション部4aと4bにより信号線5a、5bが磁気結合され、その信号線は5a、5bは分配部8に入力される。分配部8の内部は、この例では需要家A45と需要家B46に信号線を分配するように構成されている。また、信号線5a、5b間にはサージ電圧を抑圧する避雷器15aが接続されている。そして需要家A45への信号線9a、9bは電力線13、14に夫々インジェクション部10a、10bにより磁気結合される。尚、この例では各インジェクション部の位置が中性線2、13と電力線3、14に配置しているが、中性線2、13と電力線1、12又は電力線1、3と電力線12、14に配置しても構わない。
次に、図2の構成による電力通信システムの信号の流れについて説明する。低圧配電線に重畳された高周波信号は、中性線2と電力線3に重畳され、ブレーカ7及び需要家A45の電力量計11を介して中性線13と電力線14に現れる。しかし、ブレーカ7及び電力量計11にはそれぞれインピーダンスがあり、そのインピーダンスにより高周波信号が減衰してしまう。そこで本発明では、ブレーカ7の手前からインジェクション部4aにより磁気結合することにより、インジェクション部4a−分配部8−インジェクション部10aの点線の矢印のルートを形成し、一方ブレーカ7の手前からインジェクション部4bにより磁気結合することにより、インジェクション部4b−分配部8−インジェクション部10bの点線の矢印のルートを形成する。これにより、図示しない例えば、モデムとの間にブレーカ7及び電力量計11をバイパスしたルート(インジェクション部4a−分配部8−インジェクション部10a−モデム−インジェクション部10b−分配部8−インジェクション部4b)が形成されて、高周波信号の減衰を極力減らすことができる。
【0010】
【発明の効果】
以上記載のごとく請求項1の発明によれば、電力線と磁気結合した信号線によりブレーカと電力量計をバイパスするので、通常の電力を供給すると共に、高周波信号を信号損失なく伝送することができる。
また請求項2では、インジェクション部をフェライトにより構成するので、電力線との間に発生した高周波信号と磁気結合させることができ、しかも、分割フェライトを使用することにより、作業性を高めることができる。
また請求項3では、中性線に必ず磁気結合されるので、100Vの商用電源にモデムを接続すれば必ず高周波信号を受信することができる。
また請求項4では、インジェクション部により磁気結合される信号線をツイストペアー線により構成するので、大地からの電位差がなくなり、ノイズの影響を受けにくくすることができる。
また請求項5では、フェライトの周波数特性を当該電力線通信システムで使用する周波数に合わせるので、不要な周波数成分を減衰することができる。
また請求項6では、変圧器の2次側の電力線と磁気結合した2本の信号線間に避雷器を備るので、需要家の機器をサージ電圧による破壊から防ぐことができる。
また請求項7では、緩衝材としてスポンジ、ゴム、若しくは発泡スチロールを使用するので、フェライトを飽和させることなく、且つ、フェライトへの衝撃を和らげてフェライトの破損を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施形態に係る電力通信システムの構成図、(b)はインジェクション部4の断面図である。
【図2】本発明の図1(a)の電力通信システムの構成を模式的に表した図である。
【図3】従来のTTシステムの概念図である。
【符号の説明】
1〜3 低圧配電線、4、10 インジェクション部、5、9 信号線、6 分電盤、7 ブレーカ、8 分配部
Claims (7)
- 電力線に高周波信号を重畳して信号の送受信を行う電力線通信システムであって、主幹電力線(高圧配電線)の電圧を降圧して商用電圧に変換する変圧器の2次側からブレーカまで延びる2本の電力線(低圧配電線)と第1の信号線とを磁気結合する第1のインジェクション部と、各需要家の電力量計の後段の2本の電力線と第2の信号線とを磁気結合する第2のインジェクション部と、前記第1の信号線と各需要家に対応した複数の第2の信号線とを接続し前記高周波信号を分配する分配部と、を備え、
前記第1及び第2の信号線は、夫々2本のケーブルを一組としたものであり、
前記各インジェクション部は、電力線と信号線とを一本ずつペアにして夫々をフェライトで包囲すると共に、信号線を構成する2本のケーブルの先端を接続した構造を有するものであり、
これにより、前記ブレーカ及び電力量計を前記信号線によりバイパスしたことを特徴とする電力線通信システム。 - 前記インジェクション部は、所定の長さを有する複数のフェライトと、前記電力線及び信号線と前記フェライトとの間隔を確保する緩衝材と、前記電力線及び信号線を密着固定し、且つ前記複数のフェライト間を絶縁する絶縁材と、を備え、前記緩衝材により前記電力線及び信号線と前記フェライトとの間隔を確保しながら、少なくとも前記フェライトの長さに亘って前記電力線及び信号線を被覆し、前記複数のフェライトにより所定の長さに亘り前記電力線及び信号線を被覆した緩衝材を挟み込み、各フェライトの接合部を前記絶縁材により絶縁することを特徴とする請求項1に記載の電力線通信システム。
- 前記2本の信号線の少なくとも一方の信号線は、前記電力線の中性線に磁気結合されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電力線通信システム。
- 前記信号線はツイストペアー線により構成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の電力線通信システム。
- 前記フェライトは、商用電源成分及び前記需要家が使用する機器からの高調波成分を充分減衰可能な特性を有することを特徴とする請求項2に記載の電力線通信システム。
- 前記分配部は、前記変圧器の2次側の電力線と磁気結合した2本の信号線間に避雷器を備えたことを特徴とする請求項1に記載の電力線通信システム。
- 前記緩衝材は、スポンジ、ゴム、若しくは発泡スチロールであることを特徴とする請求項2に記載の電力線通信システム。
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