JP4341264B2 - 洗浄ノズル - Google Patents

洗浄ノズル Download PDF

Info

Publication number
JP4341264B2
JP4341264B2 JP2003064364A JP2003064364A JP4341264B2 JP 4341264 B2 JP4341264 B2 JP 4341264B2 JP 2003064364 A JP2003064364 A JP 2003064364A JP 2003064364 A JP2003064364 A JP 2003064364A JP 4341264 B2 JP4341264 B2 JP 4341264B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
swirl chamber
chamber
water
swirl
cleaning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003064364A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003334472A (ja
Inventor
稔 佐藤
靖夫 濱田
弘一 豊田
宏之 臼井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP2003064364A priority Critical patent/JP4341264B2/ja
Publication of JP2003334472A publication Critical patent/JP2003334472A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4341264B2 publication Critical patent/JP4341264B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B3/00Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements
    • B05B3/02Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements with rotating elements
    • B05B3/04Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements with rotating elements driven by the liquid or other fluent material discharged, e.g. the liquid actuating a motor before passing to the outlet
    • B05B3/0409Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements with rotating elements driven by the liquid or other fluent material discharged, e.g. the liquid actuating a motor before passing to the outlet with moving, e.g. rotating, outlet elements
    • B05B3/0463Rotor nozzles, i.e. nozzles consisting of an element having an upstream part rotated by the liquid flow, and a downstream part connected to the apparatus by a universal joint

Landscapes

  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
  • Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
  • Nozzles (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗浄水を吐水することにより、洗浄を行う洗浄ノズルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の洗浄ノズルには、旋回室への洗浄水流入を図ることで、洗浄室内の部材を旋回させ、この部材から吐水するものがある。こうした吐水を図る一手法としては、流入洗浄水で部材を直接旋回させる手法が一般的である(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
実開平4−26049号公報
【0004】
また、本願の出願人は、技術の豊富化を目指し、部材を流入洗浄水で直接旋回させる手法以外の手法についても開発・研究中であり、例えば、円筒状に形成された部屋の周面に沿って洗浄水が供給される旋回室と、この旋回室の貫通穴から一端が突出すると共に、他端が旋回室内を自由に回転可能である吐水流路が穿設された旋回部材とを備え、前記旋回室へ供給された洗浄水の運動エネルギーから直接受ける力と該運動エネルギーにより生じる揚力および遠心力によって前記旋回部材を旋回させるものがあり得る。
【0005】
また、旋回室に洗浄水を流入させる手法としても、旋回室流入路を対抗する2方向から設け、2方向別々のホースから洗浄水を流入させるような手法があり得る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、旋回室の直径が一定で、洗浄水が一定流量において、旋回部材の回転数を低くする場合、旋回室に供給される洗浄水の入水速度を低くすることが必要となり、そのために旋回室流入路の断面積を大きくすると、旋回室流入路は、旋回室に対して偏心させて配置させても、旋回室の中心付近に配置され、洗浄水が旋回室内で流れの剥離を起こし、スムーズに洗浄水を旋回させる事ができなかった。そのため、洗浄水の旋回室への入水速度を希望の値まで低くする必要がある場合、旋回室内で洗浄水がスムーズに旋回するように旋回室の直径を大きくする必要があった。
【0007】
また、旋回室に洗浄水を供給する旋回室流入路を対抗する2方向から設け、2方向別々のホースから洗浄水を供給する場合、旋回室流入路が一つの場合と比較して、旋回室内で洗浄水が安定して旋回する旋回室流入路の断面積が2倍となり、入水速度が1/2になるが、2方向別々の供給路を有するため大型となっていた。
【0008】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、旋回室への洗浄水流入を図ることで洗浄室内の部材を旋回させ、この部材から吐水する洗浄ノズルにおいて、小型で、旋回部材の回転速度を低くするために旋回室に供給される洗浄水の入水速度を低くさせることを実現した洗浄ノズルを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
上記目的を達するためになされた本発明の第1の洗浄ノズルは、
給水された洗浄水を吐出する洗浄ノズルにおいて、
給水された洗浄水が旋回を起こし得る旋回室と、
この旋回室の貫通穴から一端を臨ませるようにして前記旋回室に組み込まれると共に、他端が旋回室内を自由に回転可能である吐水流路が穿設された旋回部材であって、前記旋回室へ供給された洗浄水の運動エネルギーから直接受ける力と該運動エネルギーにより生じる揚力および遠心力によって旋回する前記旋回部材とを備え、
前記旋回室に洗浄水を供給する旋回室流入路は、該旋回室流入路の方向と直行し旋回室の中心軸を通る断面に対して、旋回室の中心軸より偏心させた位置に配置し、且つ流入路断面形状が旋回室の半径方向の長さよりも旋回室の軸方向の長さ方向に長い構成とした洗浄ノズルを提供する。このような構成とすることによって、旋回室流入路の断面形状が円形状の場合と比較して、旋回室の半径方向の長さが同じ場合、旋回室流入路の断面積は、大きくなるため、洗浄水の旋回室への入水速度を低くすることが可能となり、旋回部材の回転数を低くすることが可能となる。
【0010】
また、旋回室流入路の断面積が円形の断面形状の旋回室流入路と同じ場合は、本発明の旋回室流入路は、その断面形状が旋回室の半径方向に小さいため、旋回室の軸方向の長さが長くなる。よって、旋回室の軸方向で長く半径方向で狭くなった流れとして、洗浄水は旋回室に流入する。このため、洗浄水は旋回室内でスムーズに旋回することになり、次の利点がある。
【0011】
旋回室の直径が大きければ、流入した洗浄水は旋回室内壁に沿って旋回しやすくなり、直径が小さくなるほど旋回はし難くなる。ところが、本発明では、旋回室流入路の断面形状を工夫して旋回室への洗浄水の流入を旋回室軸方向で長い流れとなるようにし、旋回室への洗浄水流入当初から洗浄水自体にスムーズな旋回を付与する。よって、こうしたスムーズな旋回を付与できる分だけ、旋回室を直径の小さなものとすること、即ち、洗浄ノズルの小型化が可能となる。
【0012】
また、旋回室へは洗浄水流入が旋回室軸方向で長い流れとして流入するので、旋回部材と旋回室内面との間に洗浄水が流れ込みやすくなり、旋回部材回りでは、洗浄水の流速差が顕著となる。こうした流速差は旋回部材に対しては揚力を作用させるので、流速差の顕著化により、確実に揚力を作用させて旋回部材をより確実に旋回させることができる。しかも、流入洗浄水の流れは半径方向の幅が狭いことから、旋回室への洗浄水流入に際して、洗浄水が旋回部材に直接当たるような事態を抑制できるので、旋回室内での洗浄水の旋回の様子、即ち旋回流に不用意な乱れを起こさないようにできる。このため、旋回を起こした洗浄水の運動エネルギーから直接受ける力と該運動エネルギーにより生じる揚力および遠心力によって旋回する旋回部材の旋回の安定化、例えば、旋回軌道の安定化や旋回速度の安定化等を図ることができる。こうした旋回の安定化は、吐水の安定化にも寄与することができる。さらに、旋回流が安定すれば、旋回部材の回りの洗浄水の流速差も顕著となるので、確実に揚力を作用させて旋回部材をより確実に旋回させることができる。
【0013】
また、本発明の好ましい態様においては、旋回室流入路の外側端面は、旋回室の接線方向に配置することである。
このような構成とすることによって、旋回室流入路の断面が、旋回室の中心に対しての偏りが最大となるため、洗浄水が旋回室内でよりスムーズに旋回することとなり、既述したように、旋回室、延いては洗浄ノズルのより一層の小型化が可能となる。
【0014】
また、本発明の第2の洗浄ノズルは、
給水された洗浄水を吐出する洗浄ノズルにおいて、
給水された洗浄水が旋回を起こし得る旋回室と、
この旋回室の貫通穴から一端を臨ませるようにして前記旋回室に組み込まれると共に、他端が旋回室内を自由に回転可能である吐水流路が穿設された旋回部材であって、前記旋回室へ供給された洗浄水の運動エネルギーから直接受ける力と該運動エネルギーにより生じる揚力および遠心力によって前記旋回室内で旋回しつつ前記吐水流路から洗浄水を吐水する前記旋回部材とを備え、
更に、
洗浄水を前記旋回室に至る前に旋回室外側の周方向において一旦満たすバッファ室と、
該バッファ室から前記旋回室に洗浄水を供給するよう前記旋回室の周方向に複数設けられた旋回室流入路とを有する構成とした洗浄ノズルを提供する。
このような構成を有する本発明の洗浄ノズルでは、まず、旋回室流入路を複数路有する分だけ、旋回室流入路の総断面積を増やすことができる。このため、給水された洗浄水の流量が同じで有れば、個々の旋回室流入路から旋回室に流入する洗浄水の入水速度を低くすることが可能となり、旋回部材の回転数を低くすることが可能となる。
【0015】
また、上記の本発明の第2の洗浄ノズルでは、次の利点がある。洗浄水は、バッファ室で満たされて複数の旋回室流入路を経て旋回室に流入する。こうした流入を起こすに当たり、旋回室流入路から旋回室への洗浄水流入は、その流入当初において、各旋回室流入路で同時で起きるのではなく、時間差を持って起きる。例えば、バッファ室への洗浄水流入箇所に近い旋回室流入路と流入箇所から離れた旋回室流入路とでは、時間差を持って旋回室に洗浄水が流入する。よって、旋回部材は、最初に旋回室に流入した洗浄水でまず旋回を起こした状態とされ、こうした状態に旋回部材がある状況下で旋回室に次々と洗浄水が流入するので、旋回部材はより確実に旋回する。また、各旋回室流入路から旋回室への洗浄水の流入量にあっても、その流入当初において差がある。例えば、バッファ室への洗浄水流入箇所に近い旋回室流入路と流入箇所から離れた旋回室流入路とでは、前者が後者よりも多くの量の洗浄水が流入する。これらの結果、旋回部材の始動性、即ち旋回する旋回部材からの吐水の始動性を高めることができる。
【0016】
また、洗浄水を一旦旋回室外側の周方向に満たすようにバッファ室を設けているため、洗浄水の供給源は一個所でよく、洗浄ノズルを小型化することが可能となる。
【0017】
また、本発明の好ましい態様においては、前記旋回室に洗浄水を供給する旋回室流入路は、該旋回室流入路の方向と直行し旋回室の中心軸を通る断面に対して、旋回室の中心軸より偏心させた位置に配置し、且つ流入路断面形状が旋回室の半径方向の長さよりも旋回室の軸方向の長さ方向に長い構成とすることである。
このような構成とすることにより、旋回室流入路の断面形状が円形状の場合と比較して、旋回室の半径方向の長さが同じ場合、旋回室流入路の断面積は、大きくなるため、洗浄水の旋回室への入水速度を低くすることが可能となり、旋回部材の回転数を低くすることがさらに可能となる。
【0018】
また、この態様では、個々の旋回室流入路の断面形状が既述した本発明の第1の洗浄ノズルの同様のものとなることから、個々の旋回室流入路からの流入洗浄水がスムーズな旋回をもたらすことができる。よって、このスムーズな旋回に基づく上記の効果(本発明の第1の洗浄ノズルの効果)がより顕著となる。
【0019】
また、本発明の好ましい他の態様においては、旋回室流入路の外側端面は、旋回室の接線方向に配置することである。
このような構成とすることによって、旋回室流入路の断面が、旋回室の中心に対しての偏りが最大となるため、洗浄水が旋回室内でスムーズに旋回するための旋回室の直径はさらに小さくすることが可能となる。
【0020】
また、本発明の好ましいまた別の態様においては、バッファ室は円筒形状とし、前記旋回室で旋回する洗浄水の旋回方向と同方向になるように、該バッファ室の周面に沿って洗浄水を供給するバッファ室流入路を備えた構成とすることである。
このような構成とすることによって、バッファ室内の洗浄水は旋回室内の洗浄水の旋回方向と同方向に旋回することになる。
洗浄水はバッファ室から旋回室へ、旋回室流入路を介して供給されるためバッファ室での旋回成分により洗浄水がスムーズに旋回室へ供給することが可能となり、旋回室流入路の距離を短くすることが可能となる。そのため洗浄ノズルを小型化することが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に、図面に基づいて本発明の実施例について説明する。図1〜図9は本発明の第1の実施例に用いる洗浄ノズルの構成図であり、図1は、洗浄ノズル1の概略斜視図、図2は洗浄ノズル1の分解図である。図示するように、洗浄ノズルは、旋回室ユニット2と、ガイド3と旋回部材4とを備える。
【0022】
図3は洗浄ノズル1の上面図、図4は、図3におけるA-A断面図である。給水源(図示せず)から供給された洗浄水は、洗浄ノズル1に供給されると旋回室ユニット2内部に設けられた通水路5、旋回室流入路6、旋回室7の順に供給される。
【0023】
旋回室7は、旋回室ユニット2の先端側において円筒状に形成されており、その内周面に沿って、旋回室流入路6から洗浄水が供給される。旋回部材4は、旋回室7を塞ぐガイド3の貫通穴11から旋回部材4の一端(吐水口9の側端;図4参照)を臨ませるようにして旋回室7に組み込まれており、旋回部材の他端(給水口8の側端)が旋回室7内を自由に回転可能とされている。また、この旋回部材4は、その長手方向を貫通する吐水流路を備え、吐水流路末端(図4における下端)の給水口8から洗浄水を導き入れ、吐水流路先端の吐水口9から洗浄水を吐水する。その一方、旋回部材4は、旋回室7へ供給された洗浄水の運動エネルギーから直接受ける力と該運動エネルギーにより生じる揚力および遠心力によって、旋回室7において旋回する。
【0024】
また、旋回部材4は、図4に示すように、ガイド3における貫通穴11と、ガイド3下端に位置し旋回室7内に入り込んでいる筒状の最大角度規制ガイド10で、その最大傾斜角度が規制されている。
【0025】
ここで、旋回室ユニット2における旋回室流入路6と旋回室7の関係について詳しく説明する。図5は旋回室ユニット2の上面図、図6は図5におけるB視である。
図5において、旋回室流入路6の流路方向(流路の軸心に沿った方向)と直交し、旋回室7の中心を通る軸12における断面をC-C断面とした場合、このC-C断面上における旋回室直径をDとする。旋回室流入路6の断面形状は、図6におけるB矢視形状と一致し、C-C断面上における旋回室直径方向の長さをd、旋回室の軸方向の長さをhとすると、この旋回室の軸方向の長さhは、旋回室直径方向の長さdよりも長くなっている。本実施例では、旋回室流入路6を旋回室7に接線方向から連通するように構成し、旋回室流入路6の外側端面が旋回室7の内壁と一致するようにした。
【0026】
つまり、旋回室7に洗浄水を供給する旋回室流入路6は、当該流入路の方向と直行し旋回室7の中心軸を通る断面(C-C断面)に対して、旋回室7の中心軸より偏心した位置にあり、その流入路断面形状は、旋回室7の半径方向の長さよりも旋回室7の軸方向の長さ方向に長くされている。
【0027】
図6に示すように、本実施例の旋回室流入路6は、図における縦長の長円形状の流路を有するので、旋回室直径方向の長さdを直径とする円形形状の流路を有する既存の旋回室流入路に比して、流入路断面積は、大きくなる。このため、この旋回室流入路6から旋回室7に流入する洗浄水の入水速度を低くすることができ、旋回部材4の回転数を低くすることができる。
【0028】
また、旋回室流入路6の断面積が円形の断面形状の既存の旋回室流入路と同じ場合は、この旋回室流入路6は、その断面形状が旋回室7の半径方向に小さいため、旋回室7の軸方向の長さが長くなる(d<h)。よって、旋回室7の軸方向で長く半径方向で狭くなった流れとして、洗浄水は旋回室7に流入する。このため、洗浄水は旋回室内でスムーズに旋回することになり、次の利点がある。
【0029】
旋回室7の直径が大きければ、流入した洗浄水は旋回室内壁に沿って旋回しやすくなり、直径が小さくなるほど旋回はし難くなる。ところが、本実施例では、既述したように旋回室流入路6を旋回室7の軸方向に縦長の長円形状(d<h)の流路としたので、旋回室7への洗浄水の流入を旋回室軸方向で長い流れとなるようにし、旋回室7へは、洗浄水流入当初から洗浄水自体がスムーズに流れ込んで旋回するようにした。よって、こうしたスムーズな旋回を当初から発現できる分だけ、旋回室7を直径の小さなものとすること、即ち、洗浄ノズル1を小型化することができる。
【0030】
また、旋回室7へは洗浄水流入が旋回室軸方向で長い流れとして流入するので、旋回部材4と旋回室7内面との間に洗浄水が流れ込みやすくなり、旋回部材4の回りでは、洗浄水の流速差が顕著となる。このように、ある物体の回りで流体の流速差が起きると当該物体には揚力が作用することになり、この旋回部材4にあっても同様のことが起きる。よって、上記した洗浄水の流速差は旋回部材4に対しては揚力を作用させるので、流速差の顕著化により、確実に揚力を作用させて旋回部材4をより確実に旋回させることができる。
【0031】
しかも、流入洗浄水の流れは半径方向の幅が狭いことから、旋回室流入路6から旋回室7への洗浄水流入に際して、洗浄水が旋回部材4に直接当たるような事態を抑制できる。特に、本実施例では、旋回室流入路6の外側端面が旋回室7の内壁と一致するように旋回室流入路6を最も偏心させたので、洗浄水が旋回部材4に直接当たるような事態をより確実に抑制できる。従って、旋回室7の内部での洗浄水の旋回の様子、即ち旋回流に不用意な乱れを起こさないようにできる。このため、旋回を起こした洗浄水の運動エネルギーから直接受ける力と該運動エネルギーにより生じる揚力および遠心力によって旋回する旋回部材4の旋回の安定化、例えば、旋回軌道の安定化や旋回速度の安定化等を図ることができる。こうした旋回の安定化により、旋回部材4からの吐水も安定化させることができる。さらに、旋回流が安定すれば、旋回部材4の回りの洗浄水の流速差も顕著となるので、確実に揚力を作用させて旋回部材4をより確実に旋回させることができる。
【0032】
また、本実施例では、旋回室流入路6の外側端面が旋回室7の内壁と一致するように旋回室流入路6を最も偏心させたので、旋回室7の直径をさらに小さくすること、即ち、より一層の小型化が可能である。
【0033】
旋回室ユニット2は、図7、図8に示すような構成に変形することもできる。
図7は、旋回室ユニット20の上面図、図8は図7におけるB視である。この変形例にあっては、図7、図8に示すように、旋回室直径等は既述した通りであるものの、旋回室流入路6の形成位置が相違する。つまり、この変形例では、旋回室流入路6は、旋回室7の中心軸から偏心しているものの、やや旋回室7の軸方向によっている。
【0034】
この変形例にあっても、旋回室流入路6の断面形状、偏心配置等により、既述した実施例とほぼ同様の効果を奏することができる。
【0035】
ここで、上記の実施例における洗浄ノズル1からの洗浄水の吐水の様子を、図9に基づいて説明する。
洗浄ノズル1に供給された洗浄水は通水路5から旋回室流入路6に流れ込むが、旋回室流入路6はその通水路面積が通水路5より狭いことから、旋回室流入路6における洗浄水の流速は高まり、洗浄水はその運動エネルギーが大きくなった状態で旋回室7に流入する。また、旋回室流入路6は旋回室7に対して接線方向から洗浄水を流入するように構成されているため、旋回室7に流入した洗浄水は、旋回室7内部で旋回する。
このとき旋回部材4は、洗浄水から直接受ける力と該運動エネルギーにより生じる揚力および遠心力を大きく受け、ガイド3の貫通穴11から一端を臨ませたまま、中心軸13が旋回室7の中心軸14に対して傾斜した状態で揺動を起こす。この際、旋回部材4の最大傾斜角度は、既述したように、最大角度規制ガイド10により規制される。
【0036】
以上のような構成で吐水された洗浄水の軌跡について説明すると、洗浄水が旋回室7の内部で旋回して旋回部材4は揺動するので、吐水口9にあっても旋回部材4の揺動に伴いその吐水方向を変えながら揺動する。よって、この吐水口9は、その吐水方向を変更しながら洗浄水を吐水するので、洗浄水は、螺旋状に拡大した軌道を描きながら吐水される。したがって、旋回部材4に設けた吐水口9の軌跡よりもはるかに大きい軌跡で吐水を揺動させることが可能となる。
【0037】
第2の実施例について図面を用いて説明する。図10〜図22は本発明の第2の実施例に用いる洗浄ノズルをシャワー装置に用いた構成図であり、図10は、シャワー装置31の概略斜視図、図11はシャワー装置31の分解図である。図示するように、シャワー装置31は、ヘッド部40、旋回室ユニット50、旋回部材60、ガイド70、ふた32および吐水部80とを備える。
【0038】
また、図12はシャワー装置31の上面図、図13は、図12におけるA−A断面図である。これら図面に示すように、給水源(図示せず)から供給された洗浄水は、シャワー装置31に供給される通水路41、バッファ室42、旋回室51の順に供給される。
【0039】
ヘッド部40について説明する。図14は、ヘッド部40の上面図である。通水路41は、洗浄水がバッファ室42の接線方向に入水するように構成されているため、洗浄水はバッファ室内で旋回する。このバッファ室42は、旋回室ユニット5を取り囲むよう形成され、当該ユニットの周方向に洗浄水が満たされるように構成されている。そして、このバッファ室42から旋回室51へは、旋回室51の回りを等分するピッチで旋回室流入路52(52a〜52d)が形成されている。なお、旋回部材60がガイド70の貫通穴72から一端を臨ませている点、旋回部材60が旋回室51において洗浄水の旋回に伴う揚力・遠心力により揺動等する点については、既述した実施例における旋回部材4と旋回室7と変わるものではない。
【0040】
ここで、旋回室ユニット50について詳しく説明する。図15は旋回室ユニット50を説明するための説明図、図16は図15におけるB視である。この図15、図16に示すように、この旋回室ユニット50における旋回室51とそれぞれの旋回室流入路52(52a〜52d)の関係は、図5、図6で示した旋回室7と旋回室流入路6の関係と同じである。つまり、それぞれの旋回室流入路52(52a〜52d)は、その断面形状が旋回室51の軸方向の長さhが旋回室直径方向の長さdより長い縦長の長円形状とされ、旋回室51にその接線方向から繋がっている。
【0041】
従って、旋回室流入路52の個々に関して言えば、旋回室流入路6が奏する上記した作用・効果(洗浄水流入速度の低下、旋回室の小型化、旋回流の安定化等)をもたらすことができる。そして、本実施例では、バッファ室42を備え、このバッファ室42から複数の旋回室流入路52で旋回室51に洗浄水を流入する点で相違する。なお、この相違に基づく作用・効果については後述する。
【0042】
次に、旋回部材60について説明する。図17に示すように、旋回部材60は洗浄水が供給される給水口61を、外周に4等分ピッチで備え、この給水口61から先端側にかけて洗浄水の通水路62を有する。また、旋回部材60は、その下端に、旋回室ユニット50における旋回室51底面の突起部54と干渉する干渉部63を備える。このため、図13に示すように、旋回部材60は、旋回室ユニット50に組み込まれた状態で、その中心軸64が旋回室の中心軸55に対して傾く構成となっている。
【0043】
次に、ガイド70について説明する。図18に示すように、ガイド70は、旋回部材60がその一端(通水路62の先端端)を臨ませる貫通穴72を備える。また、ガイド70は、図19に示すように、既述したガイド3と同様、最大角度規制ガイド71により旋回部材60の最大傾斜角度を規制する。この場合、最大角度規制ガイド71は略円形状とされているので、旋回部材60の運動は、最大角度規制ガイド71によって規制されるため、略円状に行われる。
【0044】
次に、吐水部80について説明する。この吐水部80は、図12、図13に示すように、旋回部材60の先端(通水路62の先端側)に装着され、3等分ピッチで形成した吐水口82から同時に洗浄水を吐水する。そして、図21に示すように、吐水部80は、吐水口82の下端に整流部81を備える。
洗浄水は、旋回部材60から整流部81に通水される。この時、旋回部材60における通水路62の断面積より、前記整流部81の断面積の方を大きくしているため、洗浄水は、整流部81に一旦溜められ、整流される。
整流された、洗浄水は、最終的に吐水口82より突出される。吐水口82は、3つ備えてあり、且つ洗浄水の吐水方向は、吐水部の中心軸から傾斜させてあるため、洗浄水は広範囲に吐水されることとなる。
【0045】
以上のような構成のシャワー装置31から吐水された洗浄水の軌跡について、図22に基づいて説明する。
洗浄水は、通水路41からバッファ室42に供給され、旋回室ユニットの周方向に旋回しながら満たされる。この場合、図15に示すように、通水路41はバッファ室42にほぼその接線方向から洗浄水を流入させて、洗浄水を図中反時計回りに旋回させる。旋回室流入路52のそれぞれは、旋回室51に既述したように接線方向から洗浄水を流入させ、旋回室51においても反時計回りの旋回を起こす。従って、洗浄水は、旋回室51内での旋回方向と同方向にバッファ室42で旋回しつつ、それぞれの旋回室流入路52から旋回室51に流入し、旋回室7への流入の場合と同様、旋回部材60の運動(旋回・揺動運動)を引き起こして、吐水部80の吐水口82から多方向に同時に吐水される。このため、洗浄水は、三つの吐水口82からの三筋の吐水が回転しながら螺旋状に拡大するような軌跡で吐水される。したがって、本実施例によれば、より広い範囲に洗浄水を吐水できる。しかも、三つの吐水口82をそれぞれ傾斜させているので、こうした傾斜を持った分だけ、広範囲の洗浄水吐水を図ることができる。なお、それぞれの吐水口82を傾斜の無いものとすることができるほか、吐水部80に単独の吐水口82を形成するように構成することもできる。
【0046】
以上説明した実施例のシャワー装置31では、次のような利点がある。
シャワー装置31は、まず、旋回室51に洗浄水を流入させる旋回室流入路52を複数路(4流路)有する分だけ、旋回室流入路の総断面積を増やすことができる。このため、給水された洗浄水の流量を既存のものと同じとしても、個々の旋回室流入路52から旋回室51に流入する洗浄水の入水速度を低くすることができる。よって、吐水に関与する旋回部材60の回転数を低くすることができる。
【0047】
また、次の利点がある。洗浄水は、バッファ室42で満たされて複数の旋回室流入路52を経て旋回室51に流入する。こうした流入を起こすに当たり、それぞれの旋回室流入路52(52a〜52d)から旋回室51への洗浄水流入は、その流入当初において、各旋回室流入路で同時で起きるのではなく、時間差を持って起きる。例えば、図15に示すように、通水路41に近い旋回室流入路52aとこれから離れた旋回室流入路52dとでは、時間差を持って旋回室51に洗浄水が流入する。よって、旋回部材60は、最初に旋回室51に流入した洗浄水でまず旋回を起こした状態とされ、こうした状態に旋回部材60がある状況下で旋回室51に次々と他の流入路(52b〜52d)から洗浄水が流入するので、旋回部材60はより確実に旋回する。
【0048】
また、各旋回室流入路から旋回室51への洗浄水の流入量にあっても、その流入当初において差がある。例えば、通水路41に近い旋回室流入路52aとこれから離れた旋回室流入路52dとでは、旋回室流入路52aが旋回室流入路52dよりも多くの量の洗浄水が流入する。これらの結果、旋回部材60の始動性、即ち旋回する旋回部材60からの吐水の始動性を高めることができる。
【0049】
しかも、本実施例では、旋回室51の突起部54と旋回部材60の干渉部63を当初から干渉させ、旋回部材60を傾斜した状態とする。よって、旋回室51における旋回流に基づく上記した揚力の発生も素早く起き、遠心力も早期のうちに生じて旋回部材60に作用する。よって、この点からも始動性が向上する。
【0050】
また、旋回室51の回りにこれを取り囲むバッファ室42を設けているため、洗浄水の供給源(通水路41)は一個所でよく、シャワー装置31を小型化することができる。
【0051】
また、それぞれの旋回室流入路52を旋回室流入路6と同様の形状とした。よって、この旋回室流入路6を有する洗浄ノズル1で説明したように、それぞれの旋回室流入路52により洗浄水の旋回室への入水速度低下をもたらすことができ、バッファ室42と相まって、旋回部材の回転数をより低くすることができる。
【0052】
また、個々の旋回室流入路52から旋回室51への流入洗浄水もスムーズとなり旋回も良好に起きるので、洗浄ノズル1の奏する効果がより顕著となる。
【0053】
また、バッファ室42に流入した洗浄水の旋回方向と旋回室51に流入した洗浄水の旋回方向を既述したように同じにしたので、洗浄水は、バッファ室42を経て旋回室51によりスムーズに流入する。よって、スムーズな旋回流に基づく上記の効果を奏することができる。更に、上記のように同方向の旋回とする上で、旋回室流入路52を不用意に長くする必要がないので、シャワー装置31を小型化することが可できる。
【0054】
次に、シャワー装置31が有するバッファ室42の変形例について説明する。図23はバッファ室42の変形例を示す説明図、図24はバッファ室42の他の変形例を示す説明図である。
図23に示す変形例はバッファ室42をその周壁形状が卵形に近似した異形形状のものとし、図24に示す変形例はバッファ室42の周壁に突起90を有する。このような変形例では、バッファ室42における洗浄水の旋回流に、流速の乱れや流れの様子の乱れを起こす。よって、これら変形例によれば、それぞれの旋回室流入路52(52a〜52d)から旋回室51への洗浄水流入の際の既述した時間差や流入量の差異を確実に起こすので、上記したように始動性の向上等を図ることができる。
【0055】
以上本発明の実施例について説明したが、本発明は上記の実施例や実施形態になんら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
【0056】
例えば、第2の実施例であるシャワー装置31において、それぞれの旋回室流入路52は、図15に示すように、等間隔で形成されているが、複数の旋回室流入路52で旋回室51にて洗浄水の旋回を起こすことができればよく、等間隔での形成に限られない。つまり、図示するうちの一つの旋回室流入路52を不等間隔で形成するようにすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例に係わる洗浄ノズルの概略斜視図。
【図2】 本発明の第1の実施例に係わる洗浄ノズルの分解図。
【図3】 本発明の第1の実施例に係わる洗浄ノズルの上からの上面図。
【図4】 本発明の第1の実施例に係わる洗浄ノズルの横からの断面図。
【図5】 本発明の第1の実施例に係わる旋回室ユニットの上面図。
【図6】 本発明の第1の実施例に係わる旋回室ユニットのB視図。
【図7】 本発明の第1の実施例に係わる旋回室ユニットの上面図。
【図8】 本発明の第1の実施例に係わる旋回室ユニットのB視図。
【図9】 本発明の第1の実施例に係わる洗浄ノズルの吐水状態を示す説明図。
【図10】 本発明の第2の実施例に係わるシャワー装置の概略斜視図。
【図11】 本発明の第2の実施例に係わるシャワー装置の分解図。
【図12】 本発明の第2の実施例に係わるシャワー装置の上からの上面図。
【図13】 本発明の第2の実施例に係わるシャワー装置のA−A断面図。
【図14】 本発明の第2の実施例に係わるヘッド部の上からの上面図。
【図15】 本発明の第2の実施例に係わる旋回室ユニット説明するための説明図。
【図16】 本発明の第2の実施例に係わる旋回室ユニットのB視図。
【図17】 本発明の第2の実施例に係わる旋回部材の概略斜視図。
【図18】 本発明の第2の実施例に係わるガイド部の上からの上面図。
【図19】 本発明の第2の実施例に係わるガイド部のA−A断面図。
【図20】 本発明の第2の実施例に係わる吐水部の上面図。
【図21】 本発明の第2の実施例に係わる吐水部のA−A断面図。
【図22】 本発明の第2の実施例に係わるシャワー装置の吐水状態を示す説明図。
【図23】 バッファ室42の変形例を示す説明図。
【図24】 バッファ室42の他の変形例を示す説明図。
【符号の説明】
1…洗浄ノズル
2…旋回室ユニット
3…ガイド
4…旋回部材
5…通水路
6…旋回室流入路
7…旋回室
8…給水口
9…吐水口
10…最大角度規制ガイド
11…貫通穴
12…旋回室流入路方向と直行し、旋回室の中心を通る軸
13…旋回部材の貫通穴に突出している部分の中心軸
14…旋回室の中心軸
20…旋回室ユニット
31…シャワー装置
32…ふた
40…ヘッド部
41…通水路
42…バッファ室
50…旋回室ユニット
51…旋回室
52(52a〜52d)…旋回室流入路
54…突起
55…旋回室の中心軸
60…旋回部材
61…給水口
62…通水路
63…干渉部
64…旋回部材の貫通穴に突出している部分の中心軸
70…ガイド
71…最大角度規制ガイド
72…貫通穴
80…吐水部
81…整流部
82…吐水口
90…突起

Claims (6)

  1. 給水された洗浄水を吐出する洗浄ノズルにおいて、
    給水された洗浄水を旋回させる円筒形状の旋室と、該旋回室に繋がる貫通穴とを備えた旋回室ユニットと
    前記貫通穴から一端を前記旋回室ユニットの外部に臨ませるようにして前記旋回室に組み込まれて前記旋回室において傾斜姿勢を取ると共に、他端が旋回室内を自由に回転可能な旋回部材であって、前記旋回室へ供給された洗浄水の運動エネルギーから直接受ける力と該運動エネルギーにより生じる揚力および遠心力によって前記傾斜姿勢で旋回する前記旋回部材と、
    前記旋回室に洗浄水を供給する旋回室流入路とを備え、
    前記旋回部材は、前記旋回室の外部に臨んだ前記一端の側から洗浄水を吐水する吐水口と、前記旋回室の洗浄水を導き入れる給水口と、該給水口と前記吐水口とを連通させる吐水流路とを備え、前記傾斜姿勢での前記旋回部材の前記他端と前記旋回室の内周との間が空くように前記旋回室に組み込まれ、
    記旋回室流入路は、流入路断面形状が旋回室の軸方向に沿った辺の方が旋室の半径方向に沿った辺より長くされた縦長の形状とされ、前記旋回室流入路の流路方向と直行し旋回室の中心軸を通る断面に対して、旋回室の中心軸より偏心して配置され、前記傾斜姿勢の前記旋回部材と前記旋回室の内面との間に向けて前記旋回室の内周面に沿って洗浄水を供給することを特徴とする洗浄ノズル。
  2. 前記旋回室流入路の外側端面は、旋回室の接線方向に配置したこと特徴とする請求項1記載の洗浄ノズル。
  3. 前記旋回ユニットは、前記旋回室を塞ぐように配置されたガイドを備え、該ガイドに前記貫通穴を備える請求項1または請求項2に記載の洗浄ノズル。
  4. 前記ガイドは、前記旋回部材の傾斜角度を規制する規制部を旋回室内に備える請求項3に記載の洗浄ノズル。
  5. 請求項1ないし請求項4いずれかに記載の洗浄ノズルにおいて、
    更に、
    洗浄水を前記旋回室に至る前に旋回室外側の周方向において一旦満たすバッファ室と、
    該バッファ室から前記旋回室に洗浄水を供給するよう前記旋回室の周方向に複数設けられた旋回室流入路とを有することを特徴とする洗浄ノズル。
  6. 前記バッファ室は円筒形状とし、前記旋回室で旋回する洗浄水の旋回方向と同方向になるように、該バッファ室の周面に沿って洗浄水を供給するバッファ室流入路を備えたことを特徴とする請求項5に記載の洗浄ノズル。
JP2003064364A 2002-03-11 2003-03-11 洗浄ノズル Expired - Fee Related JP4341264B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003064364A JP4341264B2 (ja) 2002-03-11 2003-03-11 洗浄ノズル

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002065242 2002-03-11
JP2002-65242 2002-03-11
JP2003064364A JP4341264B2 (ja) 2002-03-11 2003-03-11 洗浄ノズル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003334472A JP2003334472A (ja) 2003-11-25
JP4341264B2 true JP4341264B2 (ja) 2009-10-07

Family

ID=29713969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003064364A Expired - Fee Related JP4341264B2 (ja) 2002-03-11 2003-03-11 洗浄ノズル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4341264B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102467751B1 (ko) * 2020-08-24 2022-11-16 (주)메디엔비테크 배설물 자동 처리장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003334472A (ja) 2003-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2501610C1 (ru) Форсунка со сплошным конусом распыла
JP2012135606A (ja) シャワー吐水装置
JP4341264B2 (ja) 洗浄ノズル
JP2004105791A (ja) シャワーヘッド
US6412709B1 (en) Fluid mixing-jetting apparatus, fluid mixer and snowmaker
JP2007054737A (ja) 流体噴出装置及び吐水装置
ES2267057T3 (es) Boquilla de entrada sumergida con estabilizacion dinamica.
CN109972700B (zh) 吐水装置
JPH06109164A (ja) アングル弁
JP2702568B2 (ja) 泡沫吐水口
JP7153449B2 (ja) ノズル装置
JP2003239360A (ja) 吐水装置
KR100994397B1 (ko) 가변형 이중 스월발생기
JP2004105788A (ja) 吐水装置
JP2011173081A (ja) 吐水装置
JP5633784B2 (ja) シャワー装置
JP4432117B2 (ja) シャワー装置
CN218074547U (zh) 一种出水口稳流结构
CN210032011U (zh) 一种能产生倒圆锥发散水形的喷嘴及智能马桶喷枪
KR102604374B1 (ko) 샤워기용 나선형 분출수 노즐 구조
JPH0679684B2 (ja) 泡沫吐水口
JP2769014B2 (ja) 吐水口
JP2551815Y2 (ja) マッサージシャワー装置
JP2004154732A (ja) 吐水装置
JP2021133293A (ja) ロータノズル構造及び散水装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090421

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090616

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090629

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120717

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4341264

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130717

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140717

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees