JP4340785B2 - ポール装着検査装置 - Google Patents

ポール装着検査装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4340785B2
JP4340785B2 JP08767899A JP8767899A JP4340785B2 JP 4340785 B2 JP4340785 B2 JP 4340785B2 JP 08767899 A JP08767899 A JP 08767899A JP 8767899 A JP8767899 A JP 8767899A JP 4340785 B2 JP4340785 B2 JP 4340785B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
assembly
coupled
scanner
inspection device
shroud
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP08767899A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11326581A (ja
Inventor
トレヴァー・ジェイムズ・デイヴィス
ロバート・フランシス・グリッジ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JPH11326581A publication Critical patent/JPH11326581A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4340785B2 publication Critical patent/JP4340785B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C17/00Monitoring; Testing ; Maintaining
    • G21C17/003Remote inspection of vessels, e.g. pressure vessels
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は全般的に原子炉、更に具体的に言えば、原子炉内のシュラウドを検査する方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
沸騰水形原子炉(BWR)の原子炉圧力容器(RPV)は典型的には全体として円筒形であって、その両端が、例えば底部ヘッド及び着脱自在の頂部ヘッドによって閉じられている。典型的には、上部案内部がRPV内の炉心プレートの上方に隔たっている。典型的には炉心シュラウド又はシュラウドが炉心を取囲んでいて、シュラウド支持構造によって支持されている。特にシュラウドは全体として円筒形で、炉心プレート及び上部案内部の両方を取囲んでいる。
【0003】
結晶粒間応力腐食割れ(IGSCC)は、腐食性環境内で応力を受ける構造部材、シュラウド、配管、結合部材及び溶着部のような原子炉の部品に起る公知の現象である。典型的には、IGSCCは、熱影響部と呼ばれる区域内の溶着部に沿って、基礎材料の割れ目から始まる。原子炉の部品は、例えば、熱膨張の違い、原子炉の冷却水を収納するのに必要な動作圧力、並びに溶接、冷間加工その他の不均質な金属処理による残留応力のようなその他の源に伴う種々の応力を受ける。更に、水の組成、溶接、熱処理及び放射によって、部品内の金属のIGSCCの起り易さが高くなることがある。
【0004】
原子炉の寿命に互って、シュラウドは何回もその完全さを検証する為に検査される。例えば、シュラウド溶着部は結晶粒間応力腐食割れ(IGSCC)が起っているかどうか定期的に検査しなければならない。典型的には、この検査は超音波変換器形の検査工具を用いて実施される。こういう検査に基づいて、シュラウドが修理又は取換えを必要とすることがある。場合によっては、修理又は取換えの判断を下せるようになる前に、シュラウドの円周方向の溶着部をカバーする容積範囲を広くするように1次的な検査工具によって得られたデータを補うことが必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
溶着部をカバーする容積範囲の百分率を高める為に、こじんまりしていて、使い易い、補助的な自動化した超音波検査装置を提供することが望ましい。原子炉の燃料補給プラットホームから、取扱いポールによって適切な溶着部の場所まで送出すことのできる補助的な検査工具を提供することも望ましい。更に、原子炉の空所の近くから遠隔操作されるこのような装置を提供することが望ましい。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記並びにその他の目的はポール装着XーYスキャナ検査装置によって達成することができる。この検査装置は基部集成体と、基部集成体に可動に結合されたスキャナ集成体とを含む。基部集成体が、基部集成体の上部に結合された取扱いポール・アダプタを含む。ポール・アダプタは取扱いポールと結合されるように構成されている。取扱いポールを使うことにより、検査装置を原子炉内の所定位置まで下げる。
【0007】
スキャナ集成体が、基部集成体に可動に結合された取付け板を含む。取付け板は、基部集成体の前側に取付けられた細長い直線軸受又はトラックにのっかるように構成されている。基部集成体の前側とは、検査装置を原子炉内に取付けたとき、シュラウドの方を向く側である。スキャナ集成体の垂直位置が、基部集成体の上部及び下部の間で取付け板を直線軸受に沿って移動することによって制御される。
【0008】
回転部材を取付け板に枢着する。細長いラジアル軸受を回転部材に結合する。ラジアル軸受は湾曲した形を持ち、検査しようとするシュラウドの半径と同形になるように構成されている。回転部材が2つの位置の間で回転する。第1の位置すなわち取付けモード位置では、細長いラジアル軸受が直線軸受と平行に位置決めされる。第2の位置すなわち走査モード位置では、ラジアル軸受が直線軸受に対して垂直に位置決めされる。
【0009】
スキャナ・キャリッジがラジアル軸受に結合され、ラジアル軸受にのっかるように構成されている。キャリッジが細長い走査アームを含む。走査アームの長さはキャリッジの幅よりも長く、この為、走査アームはキャリッジの両端から伸出す。検査プローブが走査アームの各々の端に結合される。走査アームをラジアル軸受と平行になるように位置決めする。検査プローブの水平位置が、ラジアル軸受の両端の間でキャリッジを移動させることによって制御される。キャリッジがラジアル軸受の端にあるとき、走査アームがラジアル軸受の範囲外に伸出し、こうして検査工具の走査範囲を拡げる。
【0010】
少なくとも1つのジャッキ・シリンダ延長部が基部集成体の裏側に結合される。ジャッキ・シリンダは、検査装置から可動に伸出し、原子炉圧力容器の側壁に係合するように構成されている。この作用により、検査プローブがシュラウドと係合するように移動し、シュラウドの適正な走査を容易にする。ジャッキ・シリンダは、側壁とシュラウドの間の所定の位置に検査工具を割込ませ、シュラウドの正確な走査の為の適正な位置を保つようにしている。
【0011】
シュラウドを走査する為、更に具体的に言えば、シュラウド溶着部を走査する為、取扱いポールを検査装置に結合し、回転部材を取付けモード位置へ旋回させて、ラジアル軸受を直線軸受と平行にする。取付けモードでは、検査工具は、ジェット・ポンプ、ジェット・ポンプ・ディフューザ及び雑多の配管のような圧力容器の障害物の間に容易に取付けられるようにする幅の狭い輪郭を持っている。
【0012】
次に取扱いポールを用いて、検査工具を容器の側壁とシュラウドの間にくるように原子炉圧力容器内に手作業で下げる。回転部材を走査モード位置に回転させて、ラジアル軸受を直線軸受に対して垂直に位置決めする。その後、ジャッキ・シリンダを作動し、それらが容器の側壁に係合するようにし、こうして検査プローブをシュラウドと係合させる。ジャッキ・シリンダが容器の側壁と係合し、検査プローブがシュラウドと係合したとき、検査工具を正しく動作する為の適正な位置へ割込ませる。
【0013】
一旦検査装置が正しく位置決めされたら、スキャナ集成体がシュラウド溶着部を走査する。特に、1実施例では、ラジアル軸受を直線軸受の第1の端又は上端へ移動し、スキャナ・キャリッジをラジアル軸受の第1の端に位置決めする。その後、検査プローブが各々の溶着部に対する完全な走査を実施するとき、キャリッジをラジアル軸受の第1及び第2の端の間で移動させる。次にラジアル軸受を完了した走査の高さに等しい距離だけ直線軸受の第2の端又は下端に向って移動する。ラジアル軸受が直線軸受の下端の近くにくるまで、この走査手順を繰返す。その後、ジャッキ・シリンダを離脱させ、回転部材を取付けモード位置へ旋回させる。次に検査装置を次に走査する区域へ手作業で位置替えすることができる。検査装置を新しい位置で再び取付け、上に述べたような一連の走査をもう一度実施する。
【0014】
シュラウドの関心のある区域又は全体が走査されるまで、この走査手順を繰返す。走査が完了したら、検査装置を原子炉圧力容器から取出す。具体的に言うと、ジャッキ・シリンダを離脱させ、回転部材を取付けモード位置へ旋回させる。その後、取扱いポールを用いて、検査装置を手作業で容器の外へ持ち上げて出す。こうして得られた走査データを分析して、保守活動が必要かどうかを判断する。
【0015】
上に述べた装置は、取扱いポールから送出される検査工具を用いて、原子炉シュラウドの検査を容易にする。検査装置はこじんまりしていて、自動化されており、使い易い。検査工具を使って、現存の走査データを補うことができるし、或いは、原子炉シュラウド溶着部を検査する為の主たるスキャナとして使うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1及び図2について説明すると、図1は検査装置20の平面図であり、図2は検査装置20の正面図である。検査装置20が、基部集成体24に可動に結合されたスキャナ集成体22を含む。基部集成体24が第1の端26、第2の端28、上部30及び下部32を有する。取扱いポール・アダプタ34が基部集成体の上部30に結合される。取扱いポール・アダプタ34は、検査装置20を原子炉圧力容器内の所定位置に下げるのに使われる取扱いポール(図に示していない)に結合されるように構成されている。細長い直線軸受又はトラック36が基部24の第1の端26に取付けられ、基部集成体24の上部30及び下部32の間を伸びるように配置されている。ねじ駆動部38が基部集成体の第1の端26に取付けられ、直線軸受36と平行に配置される。ねじ駆動ブラケット40がねじ駆動部38を基部集成体の端26と結合する。ステップ・モータ42が基部集成体の上部30に取付けられたギア・ボックス集成体44に結合されている。ギア・ボックス集成体44がねじ駆動部38に結合されている。端板離隔部46A及び46Bが、夫々上部30及び下部32で、基部集成体の端26に取付けられている。少なくとも1つのジャッキ・シリンダ48(1つだけ示してある)が基部集成体24の第2の端28に結合されている。典型的には、検査装置20は2つのジャッキ・シリンダ48を持っているが、装置20は2つより多くのジャッキ・シリンダ48を持っていてもよい。
【0017】
スキャナ集成体22が、基部集成体24に可動に結合された取付け板50を含む。取付け板50は、直線軸受36にのっかるように構成されている。ねじ駆動部38が取付け板50に結合される。スキャナ集成体22の垂直位置が、直線軸受36に沿って取付けブラケット50を移動させることによって制御される。
回転部材52が取付け部材50に枢着される。細長いラジアル軸受54が回転部材52に結合される。ラジアル軸受54は第1の端56及び第2の端58を持ち、検査される原子炉圧力容器シュラウドの半径と同形になるように構成されている。軸受59が回転部材52を2つの位置の間で回転させることができるようにしている。第1の位置すなわち取付けモード位置では、細長いラジアル軸受54が直線軸受36と平行に位置決めされる。第2の位置すなわち走査モード位置では、ラジアル軸受54が直線軸受36に対して垂直に位置決めされる。
【0018】
スキャナ・キャリッジ60が、ラジアル軸受ホイール61A、61B、61C、61Dによってラジアル軸受54に結合される。キャリッジ60はラジアル軸受54にのっかると共に、ラジアル軸受54の第1の端56及び第2の端58の間で移動するように構成されている。細長いスキャナ・アーム62がキャリッジ60に結合される。スキャナ・アーム62は第1の端64及び第2の端66を持ち、ラジアル軸受54と平行に位置決めされる。スキャナ・アーム62の長さはスキャナ・キャリッジ60の幅よりも長く、この為走査アーム62がキャリッジ60の両端から伸出す。
【0019】
検査プローブ68A、68Bが夫々スキャナ・アーム62の端64、66に結合される。プローブ取付けブラケット70A、70Bがアーム62の端64、66に夫々取付けられる。枢軸ブラケット72A、72Bが夫々取付けブラケット68A、68Bに枢着され、夫々検査プローブ68A、68Bに枢着されている。典型的には、検査プローブ68A、68Bは超音波変換器形のプローブである。
【0020】
ステップ・モータ74が回転部材52に取付けられる。駆動ベルト76が駆動滑車78によってステップ・モータ74に結合されると共に、キャリッジ60にも結合される。駆動ベルト76が、案内ローラ80A、80B、80C、80D、80E、80Fの上を通る。駆動ベルトがキャリッジ60をラジアル軸受54の第1の端56及び第2の端58の間で移動させる。
【0021】
図3は検査装置20の正面図で、取付けモード位置に回転した回転部材52を示す。取付けモード位置では、ラジアル軸受54及び走査アーム62が直線軸受36及びねじ駆動部38と平行に位置決めされる。
図4は原子炉圧力容器の切欠き平面図で、回転部材52が取付けモード位置に回転したときの検査装置20を示している。検査装置20が原子炉圧力容器の側壁82と原子炉のシュラウド84の間に配置されている。検査モード位置により、検査装置をジェット・ポンプ・ディフューザ86A、86Bの間に取付けることができる。
【0022】
図5は原子炉圧力容器の切欠き平面図で、回転部材52が走査モード位置に回転したときの検査装置20を示している。検査装置20が原子炉圧力容器の側壁82と原子炉のシュラウド84の間に取付けられる。ジャッキ・シリンダ48が伸出し、側壁82と係合し、この為、検査プローブ68A、68Bがシュラウド84と係合する。
【0023】
検査装置20を用いてシュラウド84を走査する為、取扱いポール(図に示していない)を取扱いポール・アダプタ34と結合し、回転部材52を、ラジアル軸受54が直線軸受36と平行に位置決めされる取付けモード位置へ回転させる。この取付けモード位置にあるとき、検査装置20は、ジェット・ポンプ・ディフューザ86A、86Bのような圧力容器の障害物の間に取付けることのできる幅の狭い輪郭を持っている。
【0024】
検査工具装置20を手作業で容器の側壁82とシュラウド84の間の区域へ下げる。その後、回転部材52を走査モード位置へ回転させて、ラジアル軸受54が直線軸受36に対して垂直に位置決めされるようにする。回転部材52の両端に取付けたロープ(図に示していない)を手で操作することにより、回転部材52を回転させる。離隔部46A、46Bを使って、走査アーム62からシュラウド84までの距離を調節する。次にジャッキ・シリンダ48を作動して、ジャッキ・シリンダが伸出し、容器の側壁82と係合するようにする。ジャッキ・シリンダ48が側壁82と係合した作用により、検査プローブ68A、68Bがシュラウド84と係合する。ジャッキ・シリンダ48から側壁82に加わる圧力、並びに検査プローブ68A、68Bからシュラウド84に加わる圧力により、検査装置20が正しい動作位置に割込むようにされる。更に、検査プローブ68A、68Bが正しく作用するようにするため、それらはシュラウド84と面間接触するようにすべきである。
【0025】
一旦検査装置20が正しく位置決めされたら、スキャナ集成体22がシュラウド84を走査する。特に、1実施例では、ラジアル軸受54を、基部集成体の上部30に隣接するように、直線軸受36に沿って移動させる。スキャナ・キャリッジ60がラジアル軸受54の第1の端56に位置決めされる。その後、検査プローブ68A、68Bがシュラウド84の完全な走査を実施するとき、キャリッジ60をラジアル軸受54の第1の端56及び第2の端58の間で移動させる。次に、ラジアル軸受54を、完了した走査の高さに等しい距離だけ、基部集成体の下部32に向って直線軸受36に沿って移動させる。その後、検査プローブ68A、68Bがシュラウド84の走査を実施するときに、スキャナ・キャリッジ60をラジアル軸受54の第2の端58及び第1の端56の間で移動させる。ラジアル軸受48が基部集成体の下部32に隣接するところまで移動するまで、この走査手順を繰返す。その後、ジャッキ・シリンダ48を容器の側壁82から離脱させ、回転部材52を取付けモード位置へ旋回させる。次に、検査装置20を走査しようとするシュラウド84の次の区域へ手作業で位置替えする。その後、検査装置20を新しい位置で再び取付け、前に述べたような一連の走査をもう一回実施する。
【0026】
シュラウド84の区域の関心が持たれる区域又は全体が走査されるまで、この走査手順を繰返す。シュラウド84の走査が完了したら、検査装置20を容器の側壁82とシュラウド84の間から取出す。具体的に言うと、ジャッキ・シリンダ48を離脱させ、回転部材52を取付けモード位置へ回転させる。その後、取扱いポール(図に示していない)を使って、検査装置20を容器の外へ持ち上げる。こうして得られた走査データを分析して、保守活動の必要があるかどうかを判断する。
【0027】
上に述べた検査装置20は、原子炉のシュラウド84の検査を容易にする。検査装置20はこじんまりしていて、自動化されていて使い易く、取扱いポールを用いて所定位置に送出される。検査装置20を用いて、現存の走査データを補ってもよいし、或いは原子炉シュラウドを走査する為の主たるスキャナとして使うことができる。
【0028】
本発明の種々の実施例についてこれまで説明したところから、本発明の目的が達成されたことは明らかである。本発明を詳しく説明すると共に図面に示したが、これは例であって、例に過ぎず、本発明を制約するものと解してはならないことを承知されたい。従って、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって制限されることを承知されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例による検査装置の平面図である。
【図2】図1に示した検査装置の正面図である。
【図3】取付けモード位置にある図1に示した検査装置の正面図である。
【図4】原子炉圧力容器の切欠き平面図で、取付けモード位置にある図1に示した検査装置を示す。
【図5】原子炉圧力容器の切欠き平面図で、図1に示した検査装置が原子炉容器内に取付けられて、走査モード位置にある状態を示す。
【符号の説明】
20 ポール装着検査装置
22 スキャナ集成体
24 基部集成体
34 取扱いポール・アダプタ
36 直線軸受
38 ねじ駆動部
40 ねじ駆動ブラケット
42 テップ・モータ
44 ギア・ボックス集成体
48 ジャッキ・シリンダ
50 取付け部材
52 回転部材
54 ラジアル軸受
60 キャリッジ集成体
62 スキャナ・アーム
68 検査プローブ
74 モータ集成体
76 駆動ベルト
82 原子炉圧力容器の側壁
84 シュラウド

Claims (5)

  1. 取り扱いポールにより原子炉圧力容器の側壁(82)とシュラウド(84)との間に下降され前記シュラウド(84)を検査するポール装着検査装置に於て、
    前記圧力容器の周方向の第1の端(26)第2の端(28)前記圧力容器の上下方向の上部(30)下部(32)とを有する基部集成体(24)であって、前記上部(30)に結合された取扱いポール・アダプタ(34)前記第1の端(26)に取付けられた細長い直線軸受(36)を含み、該直線軸受(36)が前記上部(30)から前記下部(32)まで伸びるように配置されている基部集成体(24)と、
    前記基部集成体(24)に可動に結合されていて、シュラウド溶着部を検査するように構成されたスキャナ集成体であって、前記圧力容器の前記周方向に離間して配置された少なくとも2つのスキャナ(68A,68B)を有するスキャナ集成体とを有するポール装着検査装置であって、
    前記スキャナ集成体(22)が、さらに、
    前記基部集成体(24)の下方向位置において前記直線軸受(36)を固定する取付け部材(50)と、
    前記取付け部材(50)に取り付けられ、前記スキャナ集成体を前記圧力容器の半径方向周りに回動自在にする回転部材(52)と、
    前記回転部材を、前記2つのスキャナ(68A,68B)が垂直方向に並ぶ第1の位置と水平に並ぶ第2の位置の2つの位置に回動させる回動手段(74)と、
    を具備することを特徴とするポール装着検査装置。
  2. 前記基部集成体(24)が、更に、該基部集成体(24)の前記第2の端(28)に結合され、シリンダ軸方向に伸縮する少なくとも1つのジャッキ・シリンダ(48)を含み、該ジャッキ・シリンダ(48)は当該ポール装着検査装置を前記シュラウド(84)及び前記原子炉圧力容器の前記側壁(82)の間の所定位置に割込ませるように構成されている請求項1記載のポール装着検査装置。
  3. 前記スキャナ集成体(22)が、更に、
    前記取付け部材(50)に結合され、前記圧力容器の前記周方向に細長く伸びたラジアル軸受(54)と、
    前記ラジアル軸受(54)に可動に結合され、前記ラジアル軸受(54)の上に乗るように構成されたキャリッジ集成体(60)であって、スキャナ・アーム(62)を含み、前記スキャナ・アーム(62)の第1の端(64)に検査プローブ(68)が結合され、前記スキャナ・アーム(62)の第2の端(66)に検査プローブ(68)が結合されているキャリッジ集成体(60)
    とを具備することを特徴とする請求項1または2に記載のポール装着検査装置。
  4. 前記スキャナ集成体(22)が更に、前記キャリッジ集成体(60)に結合されていて、該キャリッジ集成体(60)の水平位置を制御するように構成されたモータ集成体(74)を含んでいると共に、該モータ集成体(74)に結合され且つ前記キャリッジ集成体(60)に結合された駆動ベルト(76)を含み、該駆動ベルト(76)が、前記キャリッジ集成体(60)を前記ラジアル軸受(54)の第1の端(56)及び第2の端(58)の間で移動させるように構成されている請求項3記載のポール装着検査装置。
  5. 前記基部集成体(24)が更に、
    前記取付け部材(50)に結合され、該取付け部材(50)の垂直位置を制御するように構成されたモータ集成体(42)
    該モータ集成体(42)と結合され且つ前記取付け部材(50)に結合された駆動ねじ(38)を含み、
    前記駆動ねじ(38)が前記直線軸受(36)の第1の端及び第2の端の間で前記取付け部材(50)を移動させるように構成されていることを特徴とする請求項3記載のポール装着検査装置。
JP08767899A 1998-03-31 1999-03-30 ポール装着検査装置 Expired - Fee Related JP4340785B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/052323 1998-03-31
US09/052,323 US5898115A (en) 1998-03-31 1998-03-31 Pole installed X-Y scanner

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11326581A JPH11326581A (ja) 1999-11-26
JP4340785B2 true JP4340785B2 (ja) 2009-10-07

Family

ID=21976854

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08767899A Expired - Fee Related JP4340785B2 (ja) 1998-03-31 1999-03-30 ポール装着検査装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5898115A (ja)
JP (1) JP4340785B2 (ja)
CH (1) CH694676A5 (ja)
TW (1) TW419673B (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6169776B1 (en) * 1998-09-15 2001-01-02 General Electric Company Methods and apparatus for examining a nuclear reactor shroud
US7769123B2 (en) * 2007-06-20 2010-08-03 Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas, Llc Inspection, maintenance, and repair apparatuses and methods for nuclear reactors
CN101894593B (zh) * 2010-06-23 2012-07-11 中广核检测技术有限公司 反应堆压力容器检查机的探头扫查装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2154015C3 (de) * 1971-10-29 1974-05-09 Maschinenfabrik Augsburg-Nuernberg Ag, 8900 Augsburg Einrichtung zum Durchführen von Untersuchungen und Wiederholungsprüfungen an den Innenflächen von oben offenen Druckbehältern
BE791704A (fr) * 1971-11-23 1973-05-22 Westinghouse Electric Corp Dispositif d'inspection en service d'une cuve de
US4169758A (en) * 1977-10-26 1979-10-02 The Babcock & Wilcox Company Nuclear reactor vessel inspection apparatus
JPS5518962A (en) * 1978-07-27 1980-02-09 Hitachi Ltd Device for detecting in nuclear reactor vessel
US4368644A (en) * 1981-05-26 1983-01-18 Combustion Engineering, Inc. Tool for inspecting defects in irregular weld bodies
US5009105A (en) * 1989-01-03 1991-04-23 General Electric Company Apparatus for ultrasonic examination of BWR shroud access cover plate retaining welds
FR2660478B1 (fr) * 1990-04-02 1992-07-24 Framatome Sa Plancher amovible pour intervention a l'interieur d'une enveloppe telle qu'un pressuriseur de reacteur nucleaire a eau sous pression.
US5503033A (en) * 1993-08-10 1996-04-02 Tric Holdings Limited Method and servicing interior of large container and service apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11326581A (ja) 1999-11-26
CH694676A5 (de) 2005-05-31
TW419673B (en) 2001-01-21
US5898115A (en) 1999-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8111802B2 (en) Inspection, maintenance, repair, and operating methods for nuclear reactors
US5586155A (en) Narrow access scanning positioner for inspecting core shroud in boiling water reactor
US11205522B2 (en) Apparatus and method to remotely inspect piping and piping attachment welds
US6526114B2 (en) Remote automated nuclear reactor jet pump diffuser inspection tool
US6169776B1 (en) Methods and apparatus for examining a nuclear reactor shroud
US8687758B2 (en) Method for managing internal equipment in reactor pressure vessel and apparatus thereof
JP4340785B2 (ja) ポール装着検査装置
US9318226B2 (en) Apparatus and method to inspect, modify, or repair nuclear reactor core shrouds
US5930316A (en) Shroud support ultrasonic examination apparatus
JP2000258587A (ja) 原子炉内構造物の遠隔取扱装置
JPH10142376A (ja) 炉心シュラウドの交換方法
JPH1172484A (ja) 原子炉のフランジ関連検査装置
EP2907140B1 (en) Apparatus and method to inspect, modify, or repair nuclear reactor core shrouds
JP7086825B2 (ja) ライザブレースの検査装置及び検査方法
JP3425217B2 (ja) 圧力容器貫通ハウジングの補修用シール装置
JPH0820546B2 (ja) 原子炉内検査装置
Glass et al. Inspection and repair techniques and strategies for alloy 600 PWSCC in reactor vessel head CRD nozzles and welds
KR101429603B1 (ko) 원자로 헤드 배기관의 비파괴검사용 스캐너
JP4653982B2 (ja) 原子炉内検査装置及び原子炉内検査方法
JPH0313809A (ja) 中性子計装管の曲がり測定装置
VESSEL G1M 2E1 G1S IN

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060327

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090218

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090402

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090402

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090519

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090618

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120717

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees