JP4340585B2 - 洗濯乾燥機 - Google Patents

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Description

本発明は洗濯乾燥機機において、洗濯物及び洗濯槽の金属製の胴板に帯電する静電気を除去する帯電防止に関する。
従来、筐体(外枠とも言う)内に弾性的に吊支した外槽と、外槽内に回転自在に支持し洗濯物を収容する内槽(洗濯槽または洗濯兼脱水槽とも言う)と、内槽を駆動する駆動手段と、内槽内に乾燥用の温風を供給する温風供給手段と、駆動手段、温風供給手段などの動作を制御し洗い、すすぎ、脱水、乾燥の各行程を制御する制御手段とを備え、内槽は周壁に複数個の穴を設けた金属製の筒状胴部(胴板部ともいう)と、筒状胴部の下方に取り付けた樹脂製の下部内槽とを有し、下部内槽に、駆動手段からの回転力を伝達する金属製の結合部材を設け、結合部材は駆動手段を取り付けた外槽底部の支持部材と導電可能状態で結合し、支持部材と筐体とを機内アース線により導通させるとともに、結合部材と筒状胴部とを導電部材により電気的に導通させた洗濯乾燥機が知られている(特許文献1参照)。
特開2002−159792号公報(第2頁)。
洗濯槽の金属製の胴板部にアースをつけた構造とした場合、洗濯機を駆動する電気部品のアースと共通となる。一般に洗濯乾燥機では電気部品が漏電した場合について十分に配慮しているが、ユーザが触れる可能性のある金属製の胴板部を洗濯機を駆動する電気部品から電気的に絶縁できれば信頼性をさらに高めることができる。
本発明の目的は、静電気の除去が可能で、金属製の胴板部を洗濯機を駆動する電気部品から電気的に絶縁可能な構造を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の洗濯乾燥機は、洗濯槽が金属製の胴板部と前記胴板部を支持する樹脂部とを有し、前記洗濯槽を回転駆動する駆動装置の駆動軸と前記胴板部との間に前記樹脂部が介在するように前記洗濯槽を前記駆動軸に取り付け、洗い、濯ぎ、脱水及び乾燥工程を実行する洗濯乾燥機において、前記胴板部と前記駆動軸との間に静電気の放電路を設け、前記放電路に前記胴板部と前記駆動軸との間を電気的に絶縁するギャップ(間隙)を形成する。
このギャップの大きさは形状にもよるが略1mm以下で漏洩電流を遮断できる程度の0mmよりも大きな値にするとよい。
洗濯物を乾燥した時に発生する静電気はギャップ部での放電によって除去され、またこのギャップによって洗濯槽における金属製の胴板部と電気部品である駆動装置側とは電気的に絶縁される。
本発明に係る最良の形態の一つは、筒形状を有する金属製の胴板と静電気の流れを阻害する材料で形成され前記胴板の下側に取り付けられた底部材とを含んで構成される洗濯槽と、前記洗濯槽を回転駆動する駆動装置とを備え、洗濯、脱水及び乾燥工程を実行する洗濯乾燥機において、前記胴板と前記駆動装置の間に、乾燥運転時に洗濯物が帯電することにより前記胴板に発生する電位と前記駆動装置側の電位との電位差で放電可能な間隙を有する導通部材を配置したものである。
このとき、洗濯機外枠本体の内側にオシバネを介在した4本の吊棒にて支持された外槽と、外槽の内側に回転自在に支持した洗濯槽とその洗濯槽の中央底部に洗濯物を攪拌する攪拌翼を位置させ、前記洗濯槽や攪拌翼を駆動する駆動手段と、前記洗濯槽内に洗濯物を乾燥するための乾燥用温風を供給する手段と、前記温風供給手段と、洗濯物を洗濯乾燥する、洗い、すすぎ、排水、脱水、乾燥の各手段を制御する制御手段とを備え、前記洗濯槽の胴板を複数個の穴を空けた筒状の金属製とし、前記胴板の下方部に合成樹脂製の底部材を取り付け、前記底部材に前記駆動手段の回転軸が結合される金属製の結合部材を設け、前記結合部材と導通する導通部材を前記胴板又は前期胴板と導通する部分に微小間隙を設けて対向配置し、前記微小間隙を洗濯物が帯電することにより前記胴板に発生する電位と前記駆動装置側の電位との電位差で放電可能な間隙にするとよい。
以下、本発明に係る実施例を図1〜図3に基づいて説明する。なお本実施例で説明する洗濯乾燥機は全自動洗濯機の一種で洗濯、脱水機能のほかに乾燥機能を備え、洗濯及び脱水は乾燥機能を有しない通常の全自動洗濯機と同じ動作をする。この洗濯、脱水及び乾燥運転は従来の洗濯乾燥機と同様な運転を採用すればよいので、詳細な運転動作の説明は省略する。
図1は洗濯乾燥機の縦断面図である。洗濯乾燥機は、外枠1の内側に、この外枠1の上部の4隅にあるコーナープレート21に上端部が係止された4本の吊棒5(1本のみ図示)により外槽2が吊り下げられている。吊棒5の下端部(外槽との係止側端部)には、洗濯および脱水時の振動を吸収するためのオシバネ4が設けてある。
洗濯する場合、外蓋18を開け、次に内蓋19を開けて洗濯物6を洗濯槽(洗濯兼脱水槽または内槽とも言う)3内へ投入し、マイコンを組み込んだ回路基板からなる制御部(制御装置)22の指令により、洗濯用給水電磁弁7に通電し洗濯槽3内に洗濯に必要な水を給水する。洗濯に必要な水を給水した後、洗濯槽3の中央底部に位置している攪拌翼8を制御部22の指令により休止期間をおいて左右に回動し、洗濯物6を攪拌し洗濯する。28は制御部22に設けた水位センサで外槽2内の水位を検出するために設けた配管であり、水位の上昇とともに配管28内の空気が圧縮され、水位センサがこの空気圧の変化を検知し、制御部22で洗濯に適した水位を制御する。
駆動部20の内部に収納されているインバータモータ(図示省略)、減速ギヤ(図示省略)、洗濯・脱水切換クラッチ(図示省略)により、洗濯時は攪拌翼8が洗濯槽3と切り離されて回動し、脱水時は洗濯槽3が攪拌翼8と共に高速回転し脱水する。
洗濯終了後は、排水電磁弁9が開かれ、外槽2内の洗濯水が排水ホース10から機外へ排水される。排水後の脱水は、駆動部20の切換操作により洗濯槽3が一方向に高速回転することにより、洗濯槽3の側壁に設けられた多数の脱水穴(貫通孔)11から遠心力により洗濯物6に含まれた水分を脱水する。脱水時、洗濯槽3が高速回転することによる振動低減を図るために洗濯槽3の上部にバランサー12が設けられている。このバランサー12は樹脂で形成された中空体で内部に液体が封入されている。洗い工程から乾燥工程までを一貫して実行する運転モードを選択した場合、洗濯及び脱水が終了すると、洗濯物6の量にもよるが自動的に乾燥工程へ移行する。
洗濯物6の水分を洗濯槽3の高速回転による遠心力で脱水穴11から十分に除去した後、洗濯槽3を約40rpm前後の低速で回転させながら送風ファン13(図示省略)を運転することにより、外槽2内の空気を循環通路(送風ダクト)14内を矢印に示す向きの流れを形成して外槽2から洗濯槽3内に循環させる。循環通路14の途中、吐き出し口近傍にはヒータ15が設けられており、送風ファン13(図示省略)により送り出された空気をヒータ15により暖めて温風とし、洗濯槽3内に送風して洗濯物6を乾燥する。
洗濯物6に温風を送風すると時間の経過と共に、洗濯物6の水分が蒸発し湿度の高い空気が循環通路14内を循環しつづける。湿度の高い温風を長い時間循環しても、洗濯物6は乾燥できないため、循環通路14に設けられた湿度センサ16の情報をもとに凝縮用給水電磁弁17を開放しフレキシブルホース23を介して循環通路14に注水する。この時に注水量は約3L/分程度の量とし、注水された冷水が循環通路14の内部に配設した金属製のプレート24の表面に当たるような構成になっている。
湿度の高い温風は、この金属製プレート24の表面を通過することにより熱交換がおこなわれ、凝縮されて水分となり、湿度の下がった温風となり、ヒータ15部を通して温風吐き出し口25から洗濯槽3内の洗濯物6に送風され、洗濯物6を乾燥する。乾燥時には、洗濯槽3を約40rpmで低速回転し乾燥しているが、洗濯槽3の回転のみでは洗濯物6には乾燥されている部分とそうでない部分の乾燥むらが発生するため、時々洗濯槽3を停止し、攪拌翼8を左右に回動しながら温風を送り乾燥する。
洗濯物6が乾燥し、また洗濯槽3内の湿度が低くなった状態で、乾燥むらを防止するために攪拌翼を回動させると、洗濯物6には布同士及び金属製の洗濯槽内側との間で摩擦が発生し、洗濯物6及び金属製の洗濯槽3に静電気が蓄えられる。静電気の電荷は洗濯物6の布材質にもよるが、木綿布やナイロン生地布の場合はプラスに帯電し、ポリエステル生地などはマイナスに帯電する。また、ナイロン生地とポリエステル生地を同じく乾燥するとプラスとマイナスに帯電され、乾燥終了後ポリエステル品の布とナイロン品の布が引き付け合って、引き離すとき、放電しながら離れる状態となる。これらの静電気による洗濯物6への帯電量は、乾燥状態にもよるが10〜15kVとなることもある。また金属製の洗濯槽3も同様に10〜15kVの静電気が帯電する。
個人差にもよるが、乾燥した洗濯物6を取り出すとき、金属製の洗濯槽3と指先との間で放電することにより電撃を感じる静電気の帯電電圧は一般的に約3kV以上とされている。このため、乾燥終了後に人が感じない帯電電圧とするために機体からアース26を取り静電気を除去する手段を設けている。
外槽2の底部には、厚さが1.6〜3.2mm程度の金属製のベース27が設けられており、この金属製ベース27に排水電磁弁9や駆動部20、送風ファン13などが取り付けられている。この金属製ベース27にはアース線26が取り付けられている。
次に図2に基づいて説明する。図2は、乾燥時に洗濯物6に帯電された静電気を除去するための実施例を示す図である。
図2は洗濯槽3の拡大断面図であり、洗濯槽3で多数の脱水穴11が設けられた胴板部3aは遠心力による脱水動作時の強度を得るために金属で構成されている。一般的にこの金属製胴板部3aは耐蝕性の高いステンレス鋼板で構成している。胴板部3aの上側端部にはバランサー12が設けられており、下側端部には合成樹脂で構成された底ベース(底部材)29が接続され、上端が開口した有底筒状の洗濯槽3が形成される。
合成樹脂で構成された底ベース29には、その底面部に洗濯槽3全体を強固に支持するために金属製の補強板31が設けられており、脱水軸32に固定されている。このように補強板31は脱水軸32との結合部材でもある。攪拌翼8は、中空の脱水軸32の中を貫通する攪拌軸33に取り付けられている。
洗濯物6を乾燥した場合、攪拌翼8の回動による摩擦で静電気が発生し洗濯物6に帯電した静電気は、洗濯槽3の底が合成樹脂の底ベース29で構成されているため、アース線26から電気的に絶縁された状態となり、除去できない。このため、ステンレスで構成された洗濯槽3の胴板3aに薄い板状の金属部材(金属板)30aを電気的に導通した状態で取り付ける。一方、脱水軸33には薄い板状の金属部材(金属板)30bを電気的に導通した状態で取り付ける。このようにステンレスの胴板3aと脱水軸33との間に金属板30a,30bを設け、両金属板30a,30bの先端を電界強度を高めるように先端側が細くなるように尖らせ(尖鋭形状にし)、これらの先端部を間隙Gをおいてつき合わせ、取り付けネジ30cにより外槽2の底面部に固定している。このとき、間隙Gは約3kV以上の静電気が放電可能な大きさとする。
これにより、洗濯物6に帯電した静電気は金属板30a,30b、駆動部20、ベース27を介してアース線26により除去される。この金属板30aと30bとの間に間隙Gを設けたことにより、金属製の胴板3aは金属製のベース27に取り付けられた各駆動用電気部品と電気的に絶縁された状態となるため、信頼性をより向上することができる。
次に間隙Gの大きさについて説明する。静電気の放電電圧は平等電界のときには1mmの空間距離で約3kVの電圧で放電するが知られている。金属板30aと30bとの突き合わせ部を尖らせると、電界強度が高まり平面の場合よりより放電電圧が低くなり、空間距離が1mmの場合でも、3kV以下の電圧で放電する。このため、人体が静電気で衝撃を受ける帯電量、約3kV以上となることが防止できる。これらより、金属板30aと30bとの間隙Gは、製造上のバラツキなどを考慮して突き合わせ先端を尖らせた形状とし約0.5〜2mm程度の間隙を保てば十分である。このように、間隙を保てば、金属製のベース27に取り付けられた各電気部品が使用するAC100V電源程度の電圧は間隙部で遮断され、ステンレス製の胴板3aの絶縁は確保される。このため、アース線26が接地されていない場合に非充電金属部が露出した状態となるのを防ぐことができ、漏電対策を簡素化可能になる。
なお、金属製胴板3aを挟持している下部の樹脂に帯電防止材を混入させたものを使用することにより、静電気の除去が可能になる。この場合、素材の単価が高くなり、また金属製胴板3aの電気的絶縁も確保できない。
金属板30a,30bは洗濯槽3の底面に設けられた樹脂成形のボス部により位置決めされ、その同じボスの上部に開けられたネジ挿入用の穴にネジ30aにより固定されている。
次に図3に基づいて説明する。図3は、乾燥時に洗濯物6に帯電された静電気を除去するための他の実施例を示す図である。
攪拌翼8を攪拌軸33に取り付ける場合、金属キャップ35を介在して、固定ネジ34で攪拌軸33に取り付けたものであり、洗濯物6を乾燥したときに発生した静電気を金属キャップ35から逃がす構成としたものである。
乾燥時、攪拌翼8は乾燥むらを防止するために回動される。このとき、攪拌された洗濯物6の各部が金属キャップ35に接触することにより、帯電した静電気を除去することができる。この場合、部品点数を増やすことなく、簡単な構成で静電気を除去することができる。
次に図4〜図6に基づいて説明する。図4〜図6は、乾燥時に洗濯物6に帯電された静電気を除去するための更に他の実施例を示す図である。
図4は洗濯槽3の斜視図であり、本実施例の底ベース29も上述の実施例と同様に樹脂製ではあるが、図5に示すように、補強板31の代わりにボス部40aとフランジ部40bとを有するアルミ製の補強部材40がインサートモールドされている。ボス部40aは脱水軸32に取り付けられ、固定される。中空の脱水軸32の内側に挿入された攪拌軸33はボス部40aを貫通し、攪拌翼8が取り付けられる。このように補強部材40は脱水軸32との結合部材でもある。
胴板3aの下端部(底ベース29の取付側端部)には、底ベース29の取り付けのための曲げ部が加工されている。この曲げ加工部は胴板3aの下端部を内側に向けて曲げ加工したものである。底ベース29の外周部には段差部が形成され、この段差部と胴板3aの曲げ加工部とを組合せねじ41によって胴板3aと底ベース29とが固定される。このような胴板3aと底ベース29とが固定方法(構造)は上述の実施例も同様である。
静電気の除去のために、薄板状の金属部材(金属板)42が底ベース29に取り付けられている。金属板42の一方の端部はねじ30cで底ベース29に固定されるが、このときねじ30cは金属板42と接触し、さらに補強部材40のフランジ部40bと接触する。その結果、金属板42は補強部材40を介して脱水軸32と導通する。金属板42の他方の端部は取付部(係止部)43によって概略その位置を固定される。このとき金属板42の先端部は、金属板30a,30bのつき合わせ側端部と同様に尖らせた形状として、胴板3aの下端部(曲げ加工部)と間隙Gを有するようにしてつき合わせる。また間隙Gは上述の実施例で説明した通りである。
図6を用いて、金属板42の取り付け構造を詳細に説明する。(a)取付部43近傍を拡大した平面図で取付部43の一部を切り欠いて示しており、(b)は(a)の縦断面図である。
取付部43は底ベース29と一体成形される。取付部43は金属板42の胴板3aとのつき合わせ側の位置を概略固定(位置決め)するための部分であり、上端から下端まで貫通する穴部(案内部または挿入部)が形成されている。この穴部の形状は下側に対して上側の幅が狭くなるように段部43aが形成されている。この穴部に金属板42が挿入される。金属板42はその途中に段部42aが形成され、胴板3aとのつき合わせ側の幅が段部42aの反対側に対して狭く形成されている。段部42aを段部43aで係止することにより、金属板42は間隙Gを確保して胴板3aとつき合わせられる。このとき取付部43の案内部は穴形状として金属板42を覆っているが、金属板42をねじ等で固定するのであれば、金属板42を覆う必要はなく、案内部を溝形状としても良い。
本実施例によれば、部品点数を少なくできると共に、組立ても容易になる。
以上述べてきた実施例は洗濯乾燥機を対象としたものである。これは洗濯乾燥機における乾燥工程において、また特に洗濯槽の回転軸を縦方向に配置した洗濯機に多用される洗濯槽構造において、洗濯物や洗濯槽の金属製胴板部が静電気を帯電しやすいという理由から、洗濯乾燥機を対象として説明したものである。乾燥機能を有しない洗濯機であっても洗濯物が静電気を帯電する原因を有する洗濯機であれば、上記各実施例の構成を適宜選択して用いることが可能である。また底ベース材料として樹脂が用いられるのが通常であるが、実質的に電気的な絶縁材料あるいは高抵抗を有する材料で、発生する静電気を流して除去できない材料(静電気の流れを阻害する材料)であれば、本発明を実施することが有効である。
洗濯乾燥機の縦断面図。 洗濯槽の縦断面図。 攪拌翼の縦断面図。 洗濯槽の斜視図。 洗濯槽の下部縦断面図。 金属板42の取り付け構造を説明する図。
符号の説明
8…攪拌翼、3a…ステンレス胴板、30a,30b,42…金属板、31,40…補強板、33…攪拌軸、35…金属キャップ。

Claims (2)

  1. 筒形状を有する金属製の胴板と静電気の流れを阻害する材料で形成され前記胴板の下側に取り付けられた底部材とを含んで構成される洗濯槽と、前記洗濯槽を回転駆動する駆動装置とを備え、洗濯、脱水及び乾燥工程を実行する洗濯乾燥機において、
    洗濯機外枠本体の内側にオシバネを介在した4本の吊棒にて支持された外槽と、外槽の内側に回転自在に支持した洗濯槽とその洗濯槽の中央底部に洗濯物を攪拌する攪拌翼を位置させ、前記洗濯槽や攪拌翼を駆動する駆動手段と、前記洗濯槽内に洗濯物を乾燥するための乾燥用温風を供給する手段と、前記温風供給手段と、洗濯物を洗濯乾燥する、洗い、すすぎ、排水、脱水、乾燥の各手段を制御する制御手段とを備え、
    前記洗濯槽の胴板を複数個の穴を空けた筒状の金属製とし、前記胴板の下方部に合成樹脂製の底部材を取り付け、前記底部材に前記駆動手段の回転軸が結合される金属製の結合部材を設け、前記結合部材と導通する導通部材を前記胴板又は前記胴板と導通する部分に微小間隙を設けて対向配置し、
    前記微小間隙を洗濯物が帯電することにより前記胴板に発生する電位と前記駆動装置側の電位との電位差で放電可能な間隙にしたことを特徴とする洗濯乾燥機。
  2. 請求項に記載の洗濯乾燥機において、前記導通部材の先端を尖鋭形状としたことを特
    徴とする洗濯乾燥機。
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