JP4338538B2 - プリズム固定方法及び立体視硬性鏡 - Google Patents

プリズム固定方法及び立体視硬性鏡 Download PDF

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Description

本発明は、立体視硬性鏡の外套管内にプリズム群をセットするためのプリズム固定方法と、このようなプリズム固定方法によって外套管内にプリズム群がセットされた立体視硬性鏡とに、関する。
周知のように、身体や機械や瓦礫のような観察対象の内部を立体視観察するための立体視硬性鏡が、各社によって開発されている(例えば特許文献1参照)。そして、このような立体視硬性鏡用の光学系の一つとして、本出願人は、光軸が互いに平行な一対の対物光学系のそれぞれから射出された光の光路を合成して一本のリレー光学系に導入するためのプリズム群を案出し、このプリズム群の構成につき、本件とは別に出願している。
特開平05−341207号公報
本出願人が案出した光路合成用のプリズム群は、一方の対物光学系の光軸を所定量だけ平行にシフトさせるとともに、その所定量と同じ量だけ他方の対物光学系の光軸を平行にシフトさせることにより、両対物光学系の光軸をともにリレー光学系の光軸と同軸にすることを、特徴としている。また、このプリズム群は、一方の対物光学系の光軸のシフト方向を、他方の対物光学系の光軸のシフト方向に対し、直角,又は、直角より数度少ない鋭角に、傾けていることを、特徴としている。
図13は、各光学系の光軸方向に視線を向けて見たときのプリズム群30の正面図である。この図13に示されるように、各光学系の光軸方向に視線を向けてこのプリズム群30を見ると、一対の対物光学系の光軸のシフト方向がなす角度を直角以下の角度にするため、第1乃至第3プリズム31〜33からなる第1プリズム群と、第4プリズム34からなる第2プリズム群とが、全体として、特殊なV字状の外形を、形成している。なお、図13中の破線の円は、第1プリズム31における第1入射面31aを通過する光の光路と、第4プリズム34における第2入射面34aを通過する光の光路とを、示しており、図13中の一点鎖線の円は、第2プリズム32における射出面を通過する光の光路を、示している。
しかしながら、このプリズム群30は、本出願人が新規に案出したものであるため、このプリズム群30を外套管内にセットするための方法や保持具が、もともと存在していなかった。然も、このプリズム群30は、前述したように特殊なV字状の外形を有しているため、台座に固定するといった通常の固定方法を採ってしまうと、立体視硬性鏡の外套管の外径を大きくしなければならなくなる。そのため、立体視硬性の外套管の外径を大きくすることなくその外套管内にプリズム群30を実際に組み込むための新たな方法や保持具を開発する必要があった。
本発明は、このような従来の事情に鑑みてなされたものであり、その課題は、一対の対物光学系の光軸をともに所定量だけ平行にシフトさせるとともに両光軸のシフト方向同士がなす角度を直角以下の角度にするプリズム群を、立体視硬性鏡の外套管内に簡単にセットでき、然も、そのようにプリズム群がセットされる外套管の外径を大きくしなくて済むプリズム固定方法を、提供することにある。また、本発明の課題は、このようなプリズム固定方法によって外套管内にプリズム群がセットされた立体視硬性鏡を、提供することにある。
上記の課題を解決するために発明されたプリズム固定方法は、光軸が互いに平行な一対の対物光学系,及び、それら対物光学系と光軸が平行なリレー光学系を共に内包する立体硬性鏡の外套管内において、前記第1対物光学系及び前記第2対物光学系の光軸を何れも所定量だけ平行にシフトさせることによって前記リレー光学系の光軸と同軸にするとともに、前記第1対物光学系の光軸のシフト方向と前記第2対物光学系の光軸のシフト方向とがなす角度を直角以下の角度にする第1プリズム群及び第2プリズム群を、固定するためのプリズム固定方法であって、前記各光学系の光軸方向と中心軸が平行な三個の円筒管を前記外套管内に組み込むとともに、前記各光学系の光軸方向に視線を向けて見た場合において、V字状をなす前記第1プリズム群と前記第2プリズム群との間に第1円筒管を配置することによって、その第1円筒管を前記第1プリズム群と前記第2プリズム群とに共に当て付け、第2円筒管を前記第1プリズム群に当接させることによって、第1円筒管と第2円筒管とにより前記第1プリズム群を挟み付け、第3円筒管を前記第2プリズム群に当接させることによって、第1円筒管と第3円筒管とにより前記第2プリズム群を挟み付けることを、特徴としている。
このように構成されると、一対の対物光学系の光軸をともに所定量だけ平行にシフトさせるとともに両光軸のシフト方向同士がなす角度を直角以下にする第1プリズム群と第2プリズム群を、三本の円筒管だけで支持することができる。このため、このようなプリズム群を立体視硬性鏡の外套管内に簡単にセットすることができる。然も、三本の円筒管は、第1プリズム群と第2プリズム群と外套管とによって形成される間隙に、配置される。このため、外套管の外径を大きくしなくて済む。
また、上記の課題を解決するために発明された立体視硬性鏡は、光軸が互いに平行な一対の対物光学系,前記各対物光学系と光軸が平行なリレー光学系,前記第1対物光学系及び前記第2対物光学系の光軸を何れも所定量だけ平行にシフトさせることによって前記リレー光学系の光軸と同軸にするとともに、前記第1対物光学系の光軸のシフト方向と前記第2対物光学系の光軸のシフト方向とがなす角度を直角以下の角度にする第1プリズム群及び第2プリズム群,前記各光学系の光軸方向に視線を向けて見た場合において、V字状をなす前記第1プリズム群と前記第2プリズム群との間において、前記第1プリズム群と前記第2プリズム群とに共に当て付けられた第1円筒管,前記各光学系の光軸方向に視線を向けて見た場合において、前記第1円筒管とで前記第1プリズム群を挟み付けるようにその第1プリズム群に当接された第2円筒管,及び、前記各光学系の光軸方向に視線を向けて見た場合において、前記第1円筒管とで前記第2プリズム群を挟み付けるようにその第2プリズム群に当接された第3円筒管を備えることを、特徴としている。
従って、この立体視硬性鏡は、前述した本発明によるプリズム固定方法によって外套管内にプリズム群がセットされた立体視硬性鏡と同等なものになることとなる。
以上に説明したように、本発明によれば、一対の対物光学系の光軸をともに所定量だけ平行にシフトさせるとともに両光軸のシフト方向同士がなす角度を直角以下の角度にするプリズム群を、立体視硬性鏡の外套管内に簡単にセットでき、然も、そのようにプリズム群がセットされる外套管の外径を大きくしなくて済ますことができる。
以下、添付図面に基づいて、本発明を実施するための形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態である立体視硬性鏡の部分透視斜視図である。また、図2及び図3は、立体視硬性鏡内の光学構成図であり、図2は、図1の上方からの各光学系の平面視を示し、図3は、図1の右方からの各光学系の側面視を示している。この立体視硬性鏡は、挿入部10と撮影部20とを、備えている。
このうち、挿入部10は、その主要な構成部品として、第1対物光学系11,第2対物光学系12,光路合成素子13,リレー光学系14,第1円筒管15,第2円筒管16,第3円筒管17,ライトガイド18,及び、外套管19を、備えている。
なお、外套管19は、円筒状のパイプであり、身体や機械や瓦礫のような観察対象の内部に挿入することができるように細長く形成されている。この外套管19は、前述した各光学系11,12,14をそれぞれ内包するレンズ枠,光路合成素子13,各円筒管15〜17,及び、ライトガイド18を、その内部に固定している。
第1対物光学系11及び第2対物光学系12は、挿入部10の先端に対向する被写体の像を形成するための光学系である。これら第1対物光学系11及び第2対物光学系12は、外套管19の先端からその内部に向かって等距離の位置にそれぞれ配置されている。また、これら各対物光学系11,12の光軸は、互いに平行であり、所定の基線長をもって離間されている。
光路合成素子13は、その具体的な構成については後述するが、簡単に説明すると、第1対物光学系11及び第2対物光学系12の光軸を何れも所定量だけ平行にシフトさせることによってそれら光軸をリレー光学系14の光軸と同軸にするための光学素子である。つまり、この光路合成素子13は、第1対物光学系11の光軸を所定量だけ平行にシフトさせるとともに、それと同じ所定量だけ第2対物光学系12の光軸を平行にシフトさせる。従って、第1対物光学系11からリレー光学系14までの光路長は、第2対物光学系12のそれと揃っている。このため、前述した第1対物光学系11及び第2対物光学系12には、互いに同一の光学特性を持つ光学系が、採用されている。
また、この光路合成素子13は、第1対物光学系11から射出された光と第2対物光学系12から射出された光とを、それぞれ直線偏光する。この光路合成素子13の通過後、リレー光学系14に入射する直前においては、第1対物光学系11からの光が持つ偏光方向は、第2対物光学系12からの光が持つ偏光方向に対し、直交している。
リレー光学系14は、第1対物光学系11及び第2対物光学系12が各々その結像面に形成した像を挿入部10の基端側へリレーするための光学系であり、多数のリレーレンズから構成されている。各対物光学系11,12による像は、各リレーレンズの結像面に順次形成され、最も像側の結像面には、各対物光学系11,12が形成した像とほぼ同じ大きさの像が、形成される。
第1乃至第3円筒管15,16,17は、光路合成素子13を保持するための保持具である。第2円筒管16及び第3円筒管17は、互いに等しい直径を、有しており、第1円筒管15は、第2円筒管16及び第3円筒管17よりも大きい直径を、有している。これら第1乃至第3円筒管15,16,17については、後述する。
ライトガイド18は、可撓な多数の光ファイバからなる。このライトガイド18は、外套管19内に引き通されており、その先端は、外套管19の先端に達し、その基端は、撮影部20を介して図示せぬ光源装置に、接続されている。その光源装置は、外套管19の先端に対向する被写体を照明するための照明光を、ライトガイド18の基端面に供給する。ライトガイド18は、光源装置から供給された照明光を導いて、外套管19の先端から射出する。
他方、撮影部20は、その主要な構成部品として、第1撮像装置21及び第2撮像装置22と、光路分離素子23と、筐体24とを、備えている。なお、筐体24は、円柱状に形成されており、その底面には、挿入部10の外套管19の基端を着脱自在に装着するための機構が、備えられている。前述した各撮像装置21,22と光路分離素子23は、この筐体24内に固定される。
第1撮像装置21及び第2撮像装置22は、何れも、二次元配列された多数の画素により構成される撮像面を有するエリアイメージセンサを、有しており、その撮像面上にはカラーフィルタがオンチップされている。これら撮像装置21,22は、その撮像面上に形成された像を画像データに変換し、その画像データに各種の処理を施してモニタ等の立体表示装置へ出力する。
光路分離素子23は、リレー光学系14から射出された光を、第1対物光学系11から射出された光と第2対物光学系12から射出された光とに分離するための光学素子である。この光路分離素子23は、L字プリズム231及び三角プリズム232から構成されている。
L字プリズム231は、四角柱状の二個のプリズムで三角プリズムを挟んで一体に形成したものと等価な形状に、形成されている。その形状とは、より具体的には、四角柱状の二個のプリズムにおける正方形状の底面を、三角プリズムにおける斜面を挟む一対の正方形状の側面のそれぞれに当て付けることにより、一体に形成してなる形状である。なお、このL字プリズム231において、四角柱状のプリズムに相当する部分のそれぞれにおける三角プリズムがある側とは反対側の底面を、以下では、入射面231a及び第1射出面231cと表記する。
三角プリズム232は、上記のL字プリズム231における三角プリズムに相当する部分と同じ大きさの三角プリズムを二個組み合わせてなるプリズムである。従って、この三角プリズム232の斜面は、L字プリズム231の入射面231aと同じ大きさの正方形を二個組み合わせてなる縦横比1:2の長方形となっている。なお、この三角プリズム232における斜面を挟む一対の側面のうちの一方の側面を、以下では、反射面232bと表記する。また、その斜面を、以下では、第2射出面232cと表記する。
そして、筐体24の中では、この三角プリズム232の第2射出面232cは、L字プリズム231の第1射出面231cに対し、平行となっている。また、三角プリズム232における反射面232b及び第2射出面232c以外の側面232aは、L字プリズム231における上記三角プリズムの斜面に相当する側面231bに対し、接している。これら側面231b,232a同士は、その四辺が互いに接した状態で、且つ、s偏光成分を反射するとともにp偏光成分を透過させる偏光膜を挟んだ状態で、接着されている。この偏光膜とこれを挟んだ一対の側面231b,232aとからなる光学面を、以下では、光路分離作用面23aと表記する。
また、筐体24に外套管19が装着されている状態では、リレー光学系14の光軸は、L字プリズム231の入射面231aの中心を垂直に貫き、光路分離作用面23aの中心においてこの面23aに対して45°傾いて交差する。さらに、光路分離素子23は、第1対物光学系11からの光が持つ直線偏光の方向が光路分離作用面23aにおけるs偏光方向に一致し、且つ、第2対物光学系12からの光が持つ直線偏光の方向が光路分離作用面23aにおけるp偏光方向に一致するように、配置されている。このため、第1対物光学系11からの光は光路分離作用面23aによって反射され、第2対物光学系12からの光は光路分離作用面23aを透過する。つまり、この光路分離作用面23aは、偏光ビームスプリッタとして機能する。従って、第1対物光学系11の光軸は、この光路分離作用面23aによって直角に折り曲げられ、第2対物光学系12の光軸は、この光路分離作用面23aを貫くこととなる。
第1対物光学系11の光軸は、この光路分離作用面23aで直角に折り曲げられた後、L字プリズム231の第1射出面231cの中心を垂直に貫いて、第1撮像装置21の撮像面に達する。一方、第2対物光学系12の光軸は、この光路分離作用面23aを通過した後、三角プリズム232の反射面232bの中心で直角に折り曲げられ、第2射出面232cを垂直に貫いて、第2撮像装置22の撮像面に達する。なお、第1撮像装置21及び第2撮像装置22の筐体24内での取り付け位置は、リレー光学系14から各々の撮像面に至るまでの光路長が互いに等しくなるように、調整されている。
光路分離素子23が、以上に説明したように構成されていることにより、第1撮像装置21が、第1対物光学系11によって形成されてリレー光学系14によってリレーされた像を撮影することとなり、第2撮像装置22が、第2対物光学系12によって形成されてリレー光学系14によってリレーされた像を撮影することとなる。従って、光路分離素子23は、像分離手段として機能する。
なお、本実施形態の立体視硬性鏡は、一対の対物光学系11,12を有していることから、立体視のための視差のある二つの画像の画像データをモニタ等に出力することができる。但し、実際にこの立体視硬性鏡により観察対象を観察する者に対してより快適に立体視させるためには、モニタ等の立体表示装置に出力された一対の画像を観察する者の輻輳点(視線の交点)と調節点(ピントの合う点)とを一致させるようにすることが望ましい。このような輻輳点と調節点との一致は、第1対物光学系11の光軸と第2対物光学系12の光軸とをリレー光学系14の光軸を挟んで対称に傾けることによって、行っても良い。しかし、そうすると、互いの光軸が平行な状態にある一対の対物光学系11,12を近接させる場合に比べて、外套管19の径を太くしなければならなくなる。そのため、本実施形態においては、一対の対物光学系11,12の光軸は、リレー光学系14の光軸と平行に配置しておき、輻輳一致は、第1撮像装置21及び第2撮像装置22の各々の撮像面に直交する中心軸を第1対物光学系11及び第2対物光学系12の光軸に対してシフトさせることにより、或いは、第1撮像装置21及び第2撮像装置22によって取得された画像データの中から画像処理装置が一部を選択して出力することによって、行っている。
次に、光路合成素子13について、より詳しく説明する。
図4及び図5は、何れも、光路合成素子13の斜視図である。なお、図4は、図1の下方からみたときの状態を示し、図5は、図1の上方から見たときの状態を示している。これら図4及び図5に示されるように、光路合成素子13は、第1乃至第4プリズム131〜134から構成されている。
第1プリズム131は、立方体状のプリズムである。第2プリズム132は、平行四辺形の底面を有する四角柱の形状に、形成されている。その形状は、より具体的には、第1プリズム131を二等分してできる二個の三角プリズムを、各々の斜面同士が互いに平行となる状態で、一方の側面同士を向かい合わせるとともに、その互いに向かい合う側面の間に、それら側面と同じ大きさの正方形の平板状のプリズムを挿入し、これらプリズムを一体に形成したものと等価な形状である。この第2プリズム132における平行四辺形状の底面の一方の短辺に接する側面のうち、上記三角プリズムの側面に相当する正方形状の領域には、第1プリズム131の一つの側面が接着されている。
ここで、この第1プリズム131における第2プリズム132がある側とは反対側の側面を、以下では、第1入射面131aと表記する。また、第2プリズム132における平行四辺形状の底面の一対の長辺に接する側面のうち、第1プリズム131が接着された側面に対して45°傾いている側面を、以下では、第1反射面132aと表記する。
第3プリズム133は、第1プリズム131を二等分してできる二個の三角プリズムと同じ大きさの三角柱の形状に、形成されている。この第3プリズム133における斜面以外の一対の側面のうちの一方の側面は、上記の第2プリズム132における第1プリズム131がある側とは反対側にある側面と、平行となっている。
ここで、第2プリズム132における第1プリズム131がある側とは反対側にある側面を、以下では、射出面132cと表記する。また、第3プリズム133においてこの射出面132cと平行な側面を、以下では、第2透過面133aと表記する。
また、第3プリズム133の斜面133bは、第2プリズム132における第1反射面132aに対向する側面132bに対し、接している。これら斜面133b及び側面132b同士は、その四辺が互いに接した状態で、且つ、s偏光成分を反射するとともにp偏光成分を透過させる偏光膜を挟んだ状態で、接着されている。この偏光膜とこれを挟んだ斜面133b及び側面132bとからなる光学面を、以下では、光路合成作用面13aと表記する。
第4プリズム134は、第2プリズム132と同じ形状に、形成されている。この第4プリズム134における平行四辺形状の底面の一対の短辺に接する側面を、以下では、第2入射面134a及び第1透過面134dと、それぞれ表記する。また、この第4プリズム134における平行四辺形状の底面の一対の長辺に接する側面のうち、第2入射面134aに対して45°傾いている側面を、以下では、第2反射面134bと表記する。さらに、第2反射面134bに対向する側面を、以下では、第3反射面134cと表記する。
そして、この第4プリズム134の第1透過面134dのうち、上記三角プリズムの側面に相当する正方形状の領域には、第3プリズム133の第2透過面133aが、接着されている。このような接着状態において、第1透過面134d中の正方形状の領域の中心は、第2透過面133aの中心に一致している。
第1乃至第4プリズム131〜134がこのような相対位置関係にある状態において、外套管19の中では、第1対物光学系11の光軸Ax1が、第1プリズム131の第1入射面131aの中心を垂直に貫いている。このため、第1対物光学系11の光軸Ax1は、第1プリズム131の第1入射面131aの中心を垂直に貫いた後、第2プリズム132の第1反射面132aによって直角に折り曲げられ、光路合成作用面13aの中心においてこの面13aに対して45°傾いて交差する。
一方、外套管19の中では、第2対物光学系12の光軸Ax2が、第4プリズム134の第2入射面134aにおける上記三角プリズムの側面に相当する正方形状の領域の中心を、垂直に貫いている。このため、第2対物光学系12の光軸Ax2は、第2入射面134a中の正方形状の領域の中心を垂直に貫いた後、第2反射面134b及び第3反射面134cによってクランク状に折り曲げられ、第1透過面134d中の正方形状の領域の中心を垂直に貫く。さらに、第2対物光学系12の光軸Ax2は、第3プリズム133の第2透過面133aの中心を垂直に貫き、光路合成作用面13aの中心においてこの面13aに対して45°傾いて交差する。
ここで、この光路合成作用面13aは、第1対物光学系11を透過して第1反射面132aで反射された光のうち、この面13aにおけるs偏光方向を持つ成分を、反射するとともに、第2対物光学系12を透過して第2反射面134b及び第3反射面134cで反射された光のうち、この面13aにおけるp偏光方向を持つ成分を、透過させる。つまり、この光路合成作用面13aは、偏光ビームコンバイナとして機能する。これにより、第1対物光学系11の光軸Ax1は、この光路合成作用面13aで直角に折り曲げられるとともに、第2対物光学系12の光軸Ax2は、この光路合成作用面13aを真っ直ぐに貫通することによって、光路合成作用面13aを通過後の第1対物光学系11の光軸Ax1と同軸になる。
この光路合成作用面13aによって互いに同軸とされた一対の対物光学系11,12の光軸Ax1,Ax2は、その後、第2プリズム132の射出面132cにおける上記三角プリズムの側面に相当する正方形状の領域の中心を、垂直に貫くこととなる。
そして、外套管19の中では、リレー光学系14の光軸Ax0が、第2プリズム132の射出面132c中の正方形状の領域の中心を、垂直に貫いている。この結果、一対の対物光学系11,12の光軸Ax1,Ax2は、光路合成素子13によって、リレー光学系14の光軸Ax0と同軸にされることとなる。
然も、第2プリズム132と第4プリズム134とが、互いに同じ大きさであることから、第2プリズム132の第1反射面132a及び光路合成作用面13aによる第1対物光学系11の光軸Ax1のシフト量は、第4プリズム134の第2反射面134b及び第3反射面134cによる第2対物光学系12の光軸Ax2のシフト量と、同じである。従って、第1対物光学系11からリレー光学系14までの光路長は、第2対物光学系12のそれと揃うこととなる。
さらに、この光路合成素子13においては、第2プリズム132の第1反射面132aと光路合成作用面13aによる第1対物光学系11の光軸Ax1のシフト方向は、第4プリズム134の第2反射面134b及び第3反射面134cによる第2対物光学系12の光軸Ax2のシフト方向に対し、直角,又は、直角より数度少ない鋭角に、傾いている。
図6は、光路合成素子13の直前で先端が切り落とされている状態の挿入部10を正面視したときの断面図である。この図6に示されるように、各光学系11,12,14の光軸方向から光路合成素子13を見ると、第1乃至第3プリズム131〜133からなる第1プリズム群と、第4プリズム134からなる第2プリズム群とが、特殊なV字状の外形を、形成している。光路合成素子13がこのような特殊なV字状の外形を有するため、この光路合成素子13を用いれば、各光学系11,12,14を外套管19内で密に配置することができ、その結果として、外套管19をできるだけ細くすることができる。
次に、この光路合成素子13の外套管19内での固定手順について、説明する。なお、以下では、各光学系11,12,14の光軸方向に視線を向けて見た場合を前提に、説明する。
作業者は、まず、第1乃至第3円筒管15〜17を外套管19内に固定するための台座を、用意する。図7は、この台座19aの外観図である。台座19aは、円柱状に形成されている。この台座19aの一方の底面は、四つの貫通孔191〜194が穿たれた平坦面195となっており、この平坦面195は、後述するように、光路合成素子13の当付面として機能する。また、四つの貫通孔191〜194のうち、第1貫通孔191は、第1円筒管15を挿入するためのものであり、第1円筒管15の外径と等しい内径を有している。また、第2貫通孔192及び第3貫通孔193は、第2円筒管16及び第3円筒管17を挿入するためのものであり、第2円筒管16及び第3円筒管17の外径と等しい内径を有している。第4貫通孔194は、リレー光学系14を収容している鏡筒を挿入するためのものであり、この鏡筒の外径と等しい内径を有している。また、この台座19a自体は、外套管19の内径と等しい直径を有しているため、外套管19内に挿入することができるようになっている。
図7に示されるような台座19aを用意した後、作業者は、この台座19aの第1貫通孔191に第1円筒管15を挿入し、この台座19aの当付面195から第1円筒管15の先端部を突出させた状態で、第1円筒管15を接着剤にて台座19aに接着する。また、第2貫通孔192に第2円筒管16を、第3貫通孔193に第3円筒管17を、それぞれ挿入し、第1円筒管15と同様に、台座19aの当付面195から第2円筒管16及び第3円筒管17のそれぞれの先端部を突出させた状態で、第2円筒管16及び第3円筒管17を接着剤にて台座19aに接着する。
接着剤を乾燥させて各円筒管15〜17を台座19aに固定した後、作業者は、V字状をなすようにして互いに固定された第1プリズム群と第2プリズム群とからなる光路合成素子13を用意する。そして、作業者は、台座19aの当付面195から突出する各円筒管15〜17の先端部によって囲まれる空間内へ、この光路合成素子13を挿入し、第2プリズム132の射出面132cを、台座19aの当付面195に当て付ける。このとき、射出面132における正方形状の領域の中心が、第4貫通孔194の当付面195側の開口の中心に一致する。図8は、各円筒管15〜17と光路合成素子13とが取り付けられた台座19aの斜視図である。
図8に示されるようにして光路合成素子13が台座19aに取り付けられた際、第1円筒管15は、第1プリズム群の側面(第1プリズム131の側面,及び、第2プリズム132における平行四辺形状の底面)と第2プリズム群の側面(第4プリズム134における平行四辺形状の底面)とに当て付けられる。また、第2円筒管16は、第1プリズム群における第1円筒管15がある側とは反対側の側面に当て付けられることにより、第1円筒管15とともに第1プリズム群を挟み付ける。また、第3円筒管17は、第2プリズム群における第1円筒管15がある側とは反対側の側面に当て付けられることにより、第1円筒管15ととともに第2プリズム群を挟み付ける。
このようにして当該空間内に光路合成素子13を挿入した後、作業者は、第1プリズム群及び第2プリズム群と第1乃至第3円筒管15〜17とが接している箇所を中心に、接着剤を塗り付けて、光路合成素子13を第1乃至第3円筒管15〜17に固定する。
接着剤が乾いた後、作業者は、各円筒管15〜17と光路合成素子13とが取り付けられた台座19aの第4貫通孔194に対してリレー光学系14の鏡筒を挿入しつつ、この台座19a自体を外套管19内に挿入する。台座19aを外套管19内に組み込んだ後、作業者は、第1乃至第3円筒管15〜17の内部に、ライトガイド18を引き通す。
以上に説明したように、本実施形態によれば、一対の対物光学系11,12の光軸Ax1,Ax2をともに所定量だけ平行にシフトさせるとともに両光軸Ax1,Ax2のシフト方向同士がなす角度を直角以下の角度にする第1プリズム群と第2プリズム群を、三本の円筒管15〜17だけで支持することができる。このため、このような光路合成素子13を立体視硬性鏡の外套管19内に簡単にセットすることができる。然も、三本の円筒管15〜17は、図6に示されるように、第1プリズム群と第2プリズム群と外套管19とによって形成される間隙に、配置される。このため、外套管19の外径を大きくしなくて済む。
ところで、本実施形態では、一対の対物光学系11,12の光軸Ax1,Ax2の光路合成素子13によるシフト方向同士がなす角度θを変更したときには、この変更に合わせて、三本の円筒管15〜17の直径を変更する必要がある。図9乃至図11は、角度θの変更に応じて三本の円筒管15〜17の直径が変化する様子を示す断面図である。なお、図9は角度θが75°である状態を示し、図10は、角度θが80°である状態を示し、図11は、角度θが85°である状態を示している。
これら図9乃至図11を比較して明らかなように、角度θを大きくした場合には、第1プリズム群と第2プリズム群との間隙が広がるので、その間隙を埋めるためには、第1円筒管15の直径を大きくせねばならない。逆に、角度θを小さくした場合には、第1プリズム群と外套管19との間隙,並びに、第2プリズム群と外套管19との間隙は、何れも、狭まるので、その間隙を埋めるためには、第2円筒管16及び第3円筒管17の直径を小さくしなければならない。
また、本実施形態においては、光路合成素子13の各プリズム131〜134の一部が、必要に応じて面取りされる。例えば、各光学系11,12,14の光軸方向に視線を向けて見ると、第2プリズム群は、長方形状の外形を有しているが、その四つの角のうち、第1プリズム群の中央部に位置する角が、面取りによって切り落とされていなければならない。角度θが90°以下であるため、第1プリズム群におけるこの角が面取りされていないと、第2円筒管16に干渉することとなるためである。
これと同様に、第1プリズム群も、長方形状の外形を有しているが、その四つの角のうち、第2プリズム群の中央部に位置する角が、面取りによって切り落とされていなければならない。
さらに、図9乃至図11に示されるように、第1プリズム群と第2プリズム群とにおいて、四つの角のうち、外套管19に干渉することとなる角が存在する場合には、その角も、面取りによって切り落とされていなければならない。
但し、前述したような面取りを施すことによって角を切り落とす際には、その面取りにより形成される断面が、正方形状の第1入射面131a(或いは、第2入射面134a中の正方形状の領域)を通過する光の光路(例えば、その正方形に内接する円形の領域を光が通過する場合にはこの円形領域)に対し、掛からないようにせねばならない。
以上に説明した本実施形態では、撮影部20の筐体24が円柱状であるとしたが、これに限定されるものではない。例えば、筐体24の外径形状が、直方体状であっても良い。また、筐体24内においては、その側面に装着された外套管19内のリレー光学系14から射出された光が、本実施形態のように、光路分離素子23に直接入射するようであっても良いが、そうでなくてもよい。例えば、図12に示されるように、リレー光学系14から射出された光が、筐体24内に備えられたプリズム又はミラーによって反射された後に、光路分離素子23に入射するようであっても良い。
本発明の実施形態である立体視硬性鏡の部分透明斜視図 図1の上方から見たときの立体視硬性鏡の光学構成図 図1の右方から見たときの立体視硬性鏡の光学構成図 光路合成素子の斜視図 光路合成素子の斜視図 光路合成素子の直前で先端が切り落とされている状態の挿入部を正面視したときの断面図 台座の斜視図 各円筒管と光路合成素子とが取り付けられた台座の斜視図 光路合成素子による一対の対物光学系の光軸のシフト方向がなす角度が75°である場合の光路合成素子の正面図 光路合成素子による一対の対物光学系の光軸のシフト方向がなす角度が80°である場合の光路合成素子の正面図 光路合成素子による一対の対物光学系の光軸のシフト方向がなす角度が85°である場合の光路合成素子の正面図 撮影部の変形例を概略的に示す断面図 各光学系の光軸方向に視線を向けて見たときの従来のプリズム群の正面図
符号の説明
10 挿入部
11 第1対物光学系
12 第2対物光学系
13 光路合成素子
131 第1プリズム
132 第2プリズム
132a 第1反射面
133 第3プリズム
134 第4プリズム
134b 第2反射面
134c 第3反射面
13a 光路合成作用面
14 リレー光学系
15 第1円筒管
16 第2円筒管
17 第3円筒管
18 ライトガイド
19 外套管
19a 台座
191 第1貫通孔
192 第2貫通孔
193 第3貫通孔
194 第4貫通孔
195 当付面
20 撮影部
21 第1撮像装置
22 第2撮像装置
23 光路分離素子
231 L字プリズム
232 三角プリズム
23a 光路分離作用面
24 筐体

Claims (5)

  1. 光軸が互いに平行な一対の対物光学系,及び、それら対物光学系と光軸が平行なリレー光学系を共に内包する立体硬性鏡の外套管内において、前記第1対物光学系及び前記第2対物光学系の光軸を何れも所定量だけ平行にシフトさせることによって前記リレー光学系の光軸と同軸にするとともに、前記第1対物光学系の光軸のシフト方向と前記第2対物光学系の光軸のシフト方向とがなす角度を直角以下の角度にする第1プリズム群及び第2プリズム群を、固定するためのプリズム固定方法であって、
    前記各光学系の光軸方向と中心軸が平行な三個の円筒管を前記外套管内に組み込むとともに、
    前記各光学系の光軸方向に視線を向けて見た場合において、V字状をなす前記第1プリズム群と前記第2プリズム群との間に第1円筒管を配置することによって、その第1円筒管を前記第1プリズム群と前記第2プリズム群とに共に当て付け、第2円筒管を前記第1プリズム群に当接させることによって、第1円筒管と第2円筒管とにより前記第1プリズム群を挟み付け、第3円筒管を前記第2プリズム群に当接させることによって、第1円筒管と第3円筒管とにより前記第2プリズム群を挟み付ける
    ことを特徴とするプリズム固定方法。
  2. 前記第1プリズム群及び前記第2プリズム群と、これらプリズム群を挟み付ける三本の円筒管との間に、更に、接着剤を注入する
    ことを特徴とする請求項1記載のプリズム固定方法。
  3. 前記第1プリズム群及び前記第2プリズム群とを挟み付ける三本の円筒管のそれぞれの内部に、更に、照明光を導く光ファイバを、引き通す
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のプリズム固定方法。
  4. 前記各対物光学系の光軸同士のシフト方向がなす角度を変更するために、前記第1プリズム群及び前記第2プリズム群を交換する場合には、前記三本の円筒管を、その角度の大きさに応じた外径を有する三本の円筒管に変更する
    ことを特徴とする請求項1,2又は3記載のプリズム固定方法。
  5. 光軸が互いに平行な一対の対物光学系,
    前記各対物光学系と光軸が平行なリレー光学系,
    前記第1対物光学系及び前記第2対物光学系の光軸を何れも所定量だけ平行にシフトさせることによって前記リレー光学系の光軸と同軸にするとともに、前記第1対物光学系の光軸のシフト方向と前記第2対物光学系の光軸のシフト方向とがなす角度を直角以下の角度にする第1プリズム群及び第2プリズム群,
    前記各光学系の光軸方向に視線を向けて見た場合において、V字状をなす前記第1プリズム群と前記第2プリズム群との間において、前記第1プリズム群と前記第2プリズム群とに共に当て付けられた第1円筒管,
    前記各光学系の光軸方向に視線を向けて見た場合において、前記第1円筒管とで前記第1プリズム群を挟み付けるようにその第1プリズム群に当接された第2円筒管,及び、
    前記各光学系の光軸方向に視線を向けて見た場合において、前記第1円筒管とで前記第2プリズム群を挟み付けるようにその第2プリズム群に当接された第3円筒管
    を備えることを特徴とする立体視硬性鏡。
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