JP4336193B2 - バインダー用補助具 - Google Patents

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Description

この発明は、バインダー等のリング状綴じ金具に装着される補助具に係り、バインダーの綴じ金具に綴じられたリーフ類が製品搬送中に脱落しないようにするための補助具の改良に関するものである。
従来から、いわゆるルーズリーフ式として、ノートリーフやビニール製袋体等を綴じ金具に綴じるようにしたバインダーは広く使用されている。このバインダーに使用される綴じ金具は、一般に、基台に多数並設した二つ割りのリングを中央部分で開閉してリーフ類を綴じるようにしたものである。
このようなリング状の綴じ金具は、開閉を容易とするため、比較的拘束力が弱く、多量のリーフ類を綴じた状態で製品を出荷、搬送する際に、バインダーの開き側を下方に向けて搬送すると、振動、衝撃等が生じた場合、リングの接合部がリーフ類の重量等により自然に拡開し、リーフ類の一部が脱落するおそれがあった。そのため、商品価値を減じ、そのまま顧客に販売されると、商品の信頼性が低下し、ひいては企業の信用の損失の要因ともなるおそれがあった。
このようなリーフの脱落を防止するため、例えば、紙、合成樹脂などからなる帯状片を長手方向に延びる折線により下向きコ字状に折曲して左右側面と頂面とを一体に形成すると共に、前記左右両側面に夫々バインダ金具の綴杆(リング)を挿通する孔を穿設し、かつ前記頂面に、該頂面をV字状に折曲する谷折線を設けてなるリーフの抜脱防止用パッドが提案されている(特許文献1参照)。
また、バインダ用補助具において、いずれか一方の側の綴爪(リング)を同時に複数挿通係止し得る複数の長穴を形成し、これらの長穴に沿って形成される折曲部からバインダ基板と交差する位置まで延在する他側端縁に至るまでに1もしくはそれ以上の折曲部を追加形成し、さらに補助具の他側端縁に複数の舌片を突設してなるバインダ用補助具が提案されている(特許文献2参照)。
実公昭64−4537号公報 登録実用新案第2577048号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載のパッドは、帯状片の長手方向に折線を設けると共に、左右両側面に多数の孔を穿設しているので、構成が複雑であり、また、多数の孔に綴杆(リング)を挿入しなければならないので、綴じ金具への取り付け作業に手間を要するという問題がある。一方、特許文献2に記載の補助具も、長穴や舌片など、複雑な構成であると共に、特許文献1のものと同様に、穴の位置合わせなど、綴じ金具への取り付けが比較的面倒であるという問題が残されている。
また、かかる綴じ金具は、バインダー使用時には不要となり、廃棄されるものであるから、できるだけ安価に製造できることが好ましい。
本発明は、上述した問題に鑑み、この種の補助具において、極めて簡単な構造で、綴じ金具への取り付けが簡単に行える補助具を提供することを目的としたものである。
このような問題を解決するため、本発明は、複数の二つ割りのリングを並設したバインダーの綴じ金具に綴じられたリーフ類が脱落しないように当該綴じ金具に装着するバインダー用補助具であって、薄板材を長方形状に形成した基板の両長辺のそれぞれに、上記綴じ金具のリングに嵌合する凹凸形状からなる切欠部を形成すると共に、上記基板の縦長中央に基板を二分する山折線を設けて折曲可能とし、分割された基板の片方の中央から突出して設けた突出片に上記リングが挿通可能な長穴を穿設するという手段を採用した。
また、上記切欠部が、リングのピッチに応じてリング相互間に嵌入可能な幅を有する舌片と、1乃至複数本のリングが嵌入可能な長さを有する凹部とを交互に配置したものであるという手段、および、上記長穴が、リングのピッチに応じて1乃至複数本のリングが挿通可能な長さであるという手段を採用した。
上記構成によるバインダー用補助具によれば、山折線で折曲した補助具を、開いた状態の綴じ金具内に、切欠部が各リングに嵌合するように設置して、その後綴じ金具を綴じるという極めて簡単な動作で、補助具をバインダーに装着できるようになる。従って、従来面倒であった補助具の装着の手間を、大幅に削減できるようになった。また、バインダーの使用時には、綴じ金具を開き、突出片を持って引き出すだけで取り去ることができ、容易に廃棄できる。
また、本補助具を装着した状態でバインダーを搬送することにより、リーフ類が自重で下方に垂れ下がった状態でも、舌片および折線部分がリング内に当接して固定され、リーフ類を支承するので、リーフ類がリングの接合部まで移動することが無く、リングが不用意に開いた場合でも、リーフ類が脱落することが無いので、商品価値を損なうおそれが無くなった。
更に、極めて簡単な構造であると共に、綴じ金具の全長の長さを必要としないので短くでき、製造コストを削減することができるようになった。
以下、本発明に係るバインダー用補助具の好ましい実施形態を、添付した図面に従って説明する。図1は補助具の平面図、図2は組立斜視図である。また、図3は実際にバインダーの綴じ金具に装着した状態を示す使用状態説明図、図4は、使用時の補助具の位置関係を示す側面図である。
図1において、1は、厚紙又は合成樹脂板等の薄板材を略長方形状に形成した基板で、その二つの長辺のそれぞれに、バインダーの綴じ金具のリングに嵌合する凹凸形状からなる切欠部2を形成したものである。この切欠部2は、舌片3と凹部4を交互に配してなり、舌片3は隣接するリングの相互間に嵌入可能な幅を有し、一方、凹部4は、その長さをリングのピッチの整数倍として、複数のリングが嵌入可能な長さを有するものとする。本実施形態では、基板長辺の両端と中央に舌片3、3、3を配し、その間にリングが4本嵌入可能な凹部4、4を設けている。なお、上記舌片3および凹部4は、リングのピッチに応じてリングに嵌合するように交互に配置されていればよく、図示したように、3つの舌片とその間の2つの凹部から形成されるものに限定されるものではない。例えば、4つの舌片と3つの凹部で形成してもよく、また、必ずしも端部に舌片を配するものでなくてもよい。
また、基板1の縦長方向の中央部には基板1を左右片(1a、1b)に二分するように山折線5を設けて折曲可能とすると共に、基板中央をコの字状に切欠して、基板を折曲したときに分割された基板の片方1bから突出する突出片6を形成し、さらに、この突出片6に複数本のリングが挿通可能な長さ(リングのピッチの整数倍となる)の長穴7を穿設している。本実施形態では、この長穴に2本のリングが挿通可能としているが、これに限定されるものではない。この基板1を上記山折線5で折曲することによって、図2に示す補助具が完成する。
上記構成のバインダー用補助具は、図3に示すように、リーフ(L)と共にバインダー(B)の綴じ金具8に装着して使用する。即ち、本実施形態では、綴じ金具8の互いに隣接する10本のリング(8a〜8j)に対し、8aと8b、8eと8f、8iと8jの間に舌片3を嵌入させると共に、8b〜8eの4本を手前の凹部に、8f〜8iの4本を奥の凹部にそれぞれ対応、嵌入させる、さらに、中央の8e、8fの2本を突出片6の長穴7に挿通させて装着する。具体的には、リング8を開いた状態で補助具の舌片3および凹部4を各リング8と対応させ、その状態でリングを閉じれば、中央のリングは自動的に長穴7に挿通される。これによって、本補助具は綴じ金具に簡単な操作で確実に固定されることになる。なお、図3では、綴じ金具の下端部に装着した態様を図示しているが、実際には、綴じ金具の中央部分に装着することが好ましい。
上述のようにバインダー用補助具を装着したバインダー(B)を搬送状態、即ち、バインダーの開き側を下方に向けると、図4に示すように、リーフ(L)が自重によって下方に垂れ下がる。このとき、リーフが補助具を押し下げようとするが、綴じ金具のリング内で、二つ折りになった基板の片方(1a)の切欠部2がリーフを支承すると共に、折線部分がリングの内側に当接し、更に基板の他方(1b)の切欠部2がリングの基部に当接して支持されるので、基板を構成する薄板材の性質により補助具は綴じ金具内に弾性的に固定される。そのため、リーフの落下はリングの途中で阻止され、リーフがリングの接合部9まで移動することがない。これにより、不意の衝撃等によりリングの接合部が僅かに拡開したとしても、該部からリーフが落下することが確実に防止されるのである。なお、この補助具を左右逆向きに装着しても、全く同様の効果が得られる。
従って、本発明に係るバインダー用補助具によれば、この補助具を商品の出荷時にリーフと共に綴じ込むだけで、搬送時にリーフの移動が規制され、リーフの脱落を確実に防止できるようになって、商品価値を損なうことがないのである。その場合、補助具をリング内に位置させてリングを閉じるだけで装着できるから、従来に比して、極めて簡単に補助具を装着できる。
本発明に係るバインダー用補助具の平面図である。 バインダー用補助具の組立斜視図である。 バインダーの綴じ金具に装着した状態を示す使用状態説明図である。 使用時の補助具の位置関係を示す側面図である。
符号の説明
1 基板
2 切欠部
3 舌片
4 凹部
5 山折線
6 突出片
7 長穴

Claims (3)

  1. 複数の二つ割りのリングを並設したバインダーの綴じ金具に綴じられたリーフ類が脱落しないように当該綴じ金具に装着するバインダー用補助具であって、薄板材を長方形状に形成した基板の両長辺のそれぞれに、上記綴じ金具のリングに嵌合する凹凸形状からなる切欠部を形成すると共に、上記基板の縦長中央に基板を二分する山折線を設けて折曲可能とし、分割された基板の片方の中央から突出して設けた突出片に上記リングが挿通可能な長穴を穿設したことを特徴とするバインダー用補助具。
  2. 上記切欠部は、リングのピッチに応じてリング相互間に嵌入可能な幅を有する舌片と、1乃至複数本のリングが嵌入可能な長さを有する凹部とを交互に配置したものである請求項1記載のバインダー用補助具。
  3. 上記長穴は、リングのピッチに応じて1乃至複数本のリングが挿通可能な長さである請求項1又は請求項2記載のバインダー用補助具。
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