JP4335550B2 - 入退室管理システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、カードや指紋等により個人識別をおこない扉を制御する入退室管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のシステムでは、所定エリア内での人物の入退室を感知するセンサを設け、非接触型のカードリーダーとセンサの両方の出力信号に基づき入退室状態を判定し、これに基づき電気錠を制御していた(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−260782号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の入退室管理システムでは、扉に電気錠を取り付ける必要があり、そのために扉を取り替える必要が発生したり、また扉の種類によっては取付けができないとう問題点があった。
【0005】
この発明は上記課題を解消するためになされたもので、電気錠を用いることなく入退室管理を行う入退室管理システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的に鑑み、この発明は、扉の外側に設けられ予め登録されたカードである場合に登録確認信号を発生するカードリーダーと、入退室者の状態を把握するための予め設定された検出エリアを含む扉の外側を監視し映像信号を供給するカメラと、前記カメラからの映像信号をもとに前記検出エリアにおける画像変化を検出している間は検出信号を発生する画像変化検出器と、前記登録確認信号を受けた後所定時間経過しても前記検出信号がある場合および前記検出信号を受けた後所定時間経過しても前記登録確認信号がない場合のそれぞれにおいて警報信号を発生する制御部と、を備えた入退室管理システムにある。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明による入退室管理システムの構成を示す図である。図1に示されるように入退室管理システムは、扉の外側に設置されたカードリーダー1、扉の内側に設置されたスイッチ2、扉の外側を監視するカメラ5、カメラ5の映像信号を受信し、予め定められた検出エリアに画像変化がある間、検出信号を出力する画像変化検出器6、画像変化検出器6が変化を検出する画像範囲(検出エリア)を任意に設定する検出エリア設定部7(これはカメラ5内に設けてもよい)、カードリーダー1からのOK信号(登録確認信号)、スッイチ2からのON信号、画像変化検出器6からの検出信号の状態に従って警報信号を発生する制御部3、そして警報信号を受けて警報出力を出力するブザー8を備える。
【0008】
図2はこの発明の実施の形態1での検出エリアの設定例を示す図であり、一般には、扉の外側をカードリーダー1を含む形で検出エリアを設定する。このエリア設定の際に、できるだけ通行者(入退室者)以外の者が検出エリア内に入らないような設定が望ましい。図2では太い波線で示されている。
【0009】
図3はこの発明の実施の形態1でのタイミングチャートを示し、これに従って動作を説明すると、扉はカメラ5に映され、その映像信号は画像変化検出器6に送信され、通行者が扉に近づき、予め検出エリア設定部7で設定された検出エリアの画像範囲に入ると、画像変化検出器6は制御部3に検出信号を出力開始する(タイミング1)。通行者がカードリーダー1でカードを操作し、予め登録されたカードであると、カードリーダー1はOK信号(登録確認信号)を制御部3に出力する(タイミング2)。通行者が扉を開けて通過し、検出エリアの範囲外に出ると、画像変化検出器6は制御部3への検出信号を出力停止する(タイミング3)。ここで、タイミング2から3までの時間が所定時間Taを越える場合には、制御部3は警報信号を出力して警報出力をブザー8に出力させる(タイミング4)。
【0010】
また、通行者が扉に近づき、予め設定された検出エリアの画像範囲に入ると、画像変化検出器6は制御部3に検出信号を出力開始する(タイミング5)。その後、通行者がカードリーダー1でカードを操作しないか、カードを操作したが予め登録されたカードでないと、カードリーダー1はOK信号を制御部3に出力しない(タイミング6)。タイミング5より所定時間Tbを経過しても、OK信号の入力がないと、制御部3は警報出力をブザー8に出力させる(タイミング7)。
【0011】
また、通行者が扉内側のスイッチ2を押すと、スイッチ2はスイッチON信号を制御部3に出力する(タイミング8)。通行者は扉を開けて、外側に出ると、検出エリアの画像範囲に入り、画像変化検出器6は制御部3に検出信号を出力開始する(タイミング9)。通行者が立ち去り、検出エリアの範囲外に出ると、画像変化検出器6は制御部3への検出信号を出力停止する(タイミング10)。ここで、タイミング8から10までの時間が所定時間Tcを越える場合には、制御部3は警報出力をブザー8に出力させる(タイミング11)。
【0012】
このように、扉の外側を監視するカメラの映像信号をもとに、予め設定された検出エリアの画像変化を画像変化検出器にて検出し、制御部に送信するようにすることにより、通行者(入退室者)の通行状態(入退室状態)を把握して入退室管理が行える。
【0013】
実施の形態2.
また、この発明の別の実施の形態による入退室管理システムでは、図1の検出エリア設定部7が、カメラ5の検出エリアを扉の開閉状態を検出できるようなエリアに設定されている。
【0014】
図4はこの実施の形態2の検出エリアの設定例を示す図であり、一般的には、扉の外側をカードリーダー1を含む形でカメラ撮影エリアを設定する。その中で、扉の上部をカメラの検出エリアに設定する。扉の上部にカメラの検出エリアを設定することにより、通行者が扉の前を通過しても検出し難くなるので、扉の開のみを検出し易くなる。
【0015】
図5はこの発明の実施の形態2でのタイミングチャートを示し、これに従って動作を説明すると、通行者がカードリーダー1でカードを操作し、予め登録されたカードであると、カードリーダー1は、OK信号(登録確認信号)を制御部3に出力する(タイミング1)。通行者が扉を開けて通過すると、扉開により予め設定された画像範囲(検出エリア)の映像が変化するので、画像変化検出器6は制御部3に検出信号を出力開始する(タイミング2)。その後、扉が閉まり、検出エリアの変化がなくなると、画像変化検出器6は制御部3への検出信号を出力停止する(タイミング3)。ここで、タイミング1から3までの時間が所定時間Taを越える場合には、制御部3は警報信号を出力して警報出力をブザー8に出力させる(タイミング4)。
【0016】
通行者が扉内側のスイッチ2を押すと、スイッチ2はスイッチON信号を制御部3に出力する(タイミング5)。通行者は扉を開けて、外側に出ると、扉開により予め設定された画像範囲の映像が変化するので、画像変化検出器6は制御部3に検出信号を出力開始する(タイミング6)。通行者が扉を開けて通過し、扉が閉まると、予め設定された画像範囲(検出エリア)の映像が変化しなくなるので、画像変化検出器6は制御部3に検出信号の出力停止をする(タイミング7)。ここで、タイミング5から7までの時間が所定時間Tcを越える場合には、制御部3は警報出力をブザー8に出力させる(タイミング8)。また、カードリーダー1からのOK信号及び9スイッチ2からのスイッチON信号の出力がない状態で、扉が開き、検出エリアに変化があると、画像交化検出器6は検出信号を制御部3に出力し(タイミング9)、これにより制御部3は警報出力をブザー8に出力させる(タイミング10)。
【0017】
このように扉の外側を監視するカメラの映像信号をもとに、予め扉の開状態を検出できるよう設定された検出エリアの画像変化を画像変化検出器にて検出し、制御部に送信できるようにしたため、扉の開閉状態を把握して入退室管理が行える。
【0018】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、扉の外側に設けられ予め登録されたカードである場合に登録確認信号を発生するカードリーダーと、入退室者の状態を把握するための予め設定された検出エリアを含む扉の外側を監視し映像信号を供給するカメラと、前記カメラからの映像信号をもとに前記検出エリアにおける画像変化を検出している間は検出信号を発生する画像変化検出器と、前記登録確認信号を受けた後所定時間経過しても前記検出信号がある場合又は前記検出信号を受けた後所定時間経過しても前記登録確認信号がない場合には警報信号を発生する制御部と、を備えた入退室管理システムとした。また、検出エリアが扉の開閉状態を把握するためのエリアである場合には、前記登録確認信号を受けた後所定時間経過しても前記検出信号がある場合又は前記登録確認信号を受けていないのに前記検出信号がある場合には警報信号を発生する。これにより電気錠を用いることなく入退室管理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による入退室管理システムの構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1での検出エリアの設定例を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態1でのタイミングチャートを示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態2での検出エリアの設定例を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態2でのタイミングチャートを示す図である。
【符号の説明】
1 カードリーダー、2 スイッチ、3 制御部、5 カメラ、6 画像変化検出器、7 検出エリア設定部、8 ブザー。
Claims (3)
- 扉の外側に設けられ予め登録されたカードである場合に登録確認信号を発生するカードリーダーと、
入退室者の状態を把握するための予め設定された検出エリアを含む扉の外側を監視し映像信号を供給するカメラと、
前記カメラからの映像信号をもとに前記検出エリアにおける画像変化を検出している間は検出信号を発生する画像変化検出器と、
前記登録確認信号を受けた後所定時間経過しても前記検出信号がある場合および前記検出信号を受けた後所定時間経過しても前記登録確認信号がない場合のそれぞれにおいて警報信号を発生する制御部と、
を備えたことを特徴とする入退室管理システム。 - 前記検出エリアが前記カードリーダーの取り付け位置を含むことを特徴とする請求項1に記載の入退室管理システム。
- 前記カメラにおける検出エリアを設定する検出エリア設定部を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の入退室管理システム。
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