JP4335483B2 - 遠隔地撮影システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、観光地等の遠隔地に設置されたデジタルカメラで撮影した画像をインターネット等の通信手段を利用して鑑賞し、かつ、画像データとして取得できる遠隔地撮影システムの技術分野に属し、詳しくは、このようなシステムにおいて、通信によるタイムラグを考慮することなく、所望するシーンの高画質画像の画像データを得ることができる遠隔地撮影システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネット等のコンピュータ通信ネットワーク等を利用して、観光地や遊園地等に設置されたデジタルカメラ(以下、カメラとする)と、自宅のパーソナルコンピュータ(以下、PCとする)等とを接続し、現地の画像をPC等で観察することができるカメラシステムが、各種、提供されている。
また、このようなカメラシステムでは、撮影を指示する所定の操作をPCで行うことにより、あたかも、現地のカメラでシャッタを切って撮影を行ったかのようにして、所望するシーンの画像データを取得することも可能である。
【0003】
しかしながら、このようなカメラシステムでは、通信による時間の遅れによって、所望するシーンにおいて、写真等に相当する高画質な画像を出力することが困難である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
周知の様に、画像は情報量(データ量)が非常に多い。また、このようなカメラシステムでは、ある程度、リアルタイムで、かつ、連続的な画像表示が要求される。従って、このようなカメラシステムにおいては、撮影した画像データを、そのまま送るのは現実的では無く、画像データを間引いて、サムネイル画像のような低密度の画像として送信するのが通常である。
カメラシステムでは、PC等で画像を観察しているユーザによる撮影指示は、実際に現地のカメラに出されている訳ではなく、PCが受け取ったサムネイルの画像データをメモリに記憶しているだけであり、従って、写真に相当するような高品位なハードコピーを出力する事はできない。
【0005】
一方で、このようなカメラシステムでは、実際に、PCから現地のカメラに撮影指示を出して、現地のカメラのシャッタを切る(撮影を行う)ようにし、その画像データを間引くことなく転送することも、可能ではある。
【0006】
しかしながら、当然のことであるが、通信ネットワークによるデータ(情報)の送信には、時間がかかり、しかも、たとえサムネイル画像であっても、画像は情報量が多い。さらに、PCからカメラへの撮影指示の転送にも、当然、ある程度の時間がかかる。
すなわち、カメラシステムのユーザがPC等で観察し、かつ、撮影の指示を出しているのは、カメラが設置された場所の現時点のシーンではなく、通信による遅れ(タイムラグ)を有する、現地では既に過去のシーンである。また、撮影指示は、さらに遅れて、現地のカメラに到達する。従って、ユーザがPCで画像を見て撮影を行っても、現地のカメラでそのシーンを撮影することはできない。
あるいは、タイムラグを考慮して撮影指示を出してもよいが、不確定な要素が多過ぎ、ユーザが所望のシーンを撮影できる可能性は、非常に低い。
【0007】
本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決することにあり、インターネット等のコンピュータ通信ネットワークを利用して、観光地、景勝地、テーマパーク等に設置されたデジタルカメラと、PC等のユーザ端末を接続し、ユーザ端末で観光地等の現地の撮影画像を鑑賞できるカメラシステムにおいて、システムのリアルタイム性を確保しながらも、ユーザがディスプレイで見た画像の高画質画像データを取得することができ、すなわち、ユーザが通信によるタイムラグを考慮することなく、あたかも、現地のカメラのシャッタを切って撮影したかのようにして、所望するシーンの高画質画像の画像データを取得することができる遠隔地撮影システムを提供することに有る。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の遠隔地撮影システムは、光電的な撮影手段および画像データの記憶手段を有するカメラ部と、ディスプレイ、イネーブル信号を前記カメラ部に出力する出力手段およびユーザによる撮影指示入力のための撮影指示手段を有するユーザ端末と、前記カメラ部およびユーザ端末を接続する通信手段とを有し、前記カメラ部は、前記ユーザ端末から送られた前記イネーブル信号に応じて、画像を連続的に撮影して画像データを前記記憶手段に記憶し、表示用データを生成して前記通信手段によって表示用データをユーザ端末に送ると共に、前記ユーザ端末から送られた撮影指示情報に応じて、この撮影指示情報に対応する画像の画像データを前記記憶手段から読み出して前記ユーザ端末に送り、前記ユーザ端末は、前記カメラ部から表示用データを受信すると、この表示用データの画像を前記ディスプレイに所定時間表示し、前記所定時間内に前記撮影指示手段により撮影指示が入力されない場合には、前記所定時間の経過後に前記出力手段によりイネーブル信号を前記カメラ部に出力し、前記所定時間が経過する前に前記撮影指示手段によって撮影指示が入力されたら、表示中の画像に対する撮影指示情報を前記通信手段によってカメラ部に送り、前記カメラ部により前記記憶手段から読み出された画像データを受信した後に前記出力手段によりイネーブル信号を前記カメラ部に出力することを特徴とする遠隔地撮影システムを提供する。
【0009】
また、このような本発明の遠隔地撮影システムにおいて、前記カメラ部は、ユーザ端末から送られたイネーブル信号に応じて、更に、前記記憶手段に記憶された画像データのうち、所定回数だけ前に撮影された画像データの消去を行うのが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の遠隔地撮影システムについて、添付の図面に示される好適実施例をもとに、詳細に説明する。
【0011】
図1に、本発明の遠隔地撮影システムの一例を概念をブロック図で示す
図示例の遠隔地撮影システム10(以下、撮影システム10とする)は、基本的に、カメラ部12と、この撮影システム10を利用するユーザが用いるユーザ端末14と、カメラ部12とユーザ端末14とを接続する通信手段16とを有して構成される。
【0012】
カメラ部12は、カメラ18と、送信処理部20と、画像メモリ22とを有して構成されるものであり、観光地、景勝地、動物園、テーマパーク等の様々な位置に設置される。
なお、本発明においては、カメラ18だけを撮影現場に設置して、送信処理部20と公知の手段で接続してもよく、また、1つのカメラ部12が複数台のデジタルカメラ18を有してもよい。
【0013】
カメラ18は、設置場所の画像を光電的に連続的に撮影して、送信処理部20に送るものである。
本発明において、カメラ18は、CCDセンサ等を用いた公知のもので、デジタルのスチルカメラでも、ビデオカメラでもよい。なお、カメラ18がスチルカメラである場合には、例えばモータドライブによる連写のように、所定のタイミングで連続的に撮影を行って、画像データを送信処理部20に出力する。また、カメラ18がビデオカメラである場合には、デジタルカメラでなくてもよく、アナログのビデオカメラを利用して、例えば送信処理部20で出力信号にA/D変換等の処理を行うことにより、デジタルの画像データとしてもよい。
【0014】
カメラ18による画像の撮影は、常時であってもよく、あるいは、後述するユーザ端末14の接続に応じた一定時間でもよく、あるいは、設置場所に対応して予め決定された所定の時間(例えば、テーマパークにおけるパレードの時間や、設置位置における機関車の通過時等)に撮影を行ってもよい。
【0015】
本発明において、カメラ18は、ズーム機能を有し、また、雲台に設置されていてもよく、これらを用いて、通信手段16を用いたユーザ端末14からの指示に応じて、カメラアングルの調整やズーミングを行えるようにしてもよい。このような遠隔操作に関しては、特開平10−42185号、特開2000−113166号、同2000−197031号、同2000−253310号の各公報が参照できる。
さらに、1つのカメラ部12が複数台のカメラ18を有する場合にも、ユーザ端末14で画像を表示するカメラ18の切り替えは、これらの方法に準じて行えばよい。
【0016】
送信処理部20は、カメラ18が撮影して出力した画像データを受け取り、この画像データを画像メモリ22に記憶させ(以下、この画像データを本画像データとする)、かつ、カメラ18が撮影して出力した画像データのサムネイル画像を生成して、その画像データ(以下、サムネイル画像データとする)を通信回線16によって接続されたユーザ端末14に送信する。また、送信処理部20は、ユーザ端末14から送信されたイネーブル信号に応じて、カメラ12に次画像の撮影を行わせ、また、ユーザ端末14から送信されたシャッタ信号に応じて、対応する画像の本画像データを画像メモリ22から読み出し、対応するユーザ端末14に送信する。
画像メモリ22は、ハードディスク等の公知のデータストレージである。
【0017】
ユーザ端末12は、CRT(Cathode-Ray Tube)や液晶ディスプレイ等のディスプレイ(表示手段)と、撮影指示情報であるシャッタ信号の入力手段を有するものであり、例えば、ワークステーション(WS)、パーソナルコンピュータ(PC)、携帯情報端末(PDA)等を利用して構成される。
【0018】
ユーザ端末12は、通信手段16によってカメラ部12(送信処理部20)に接続され、前述の送信処理部20から送信されたサムネイル画像データを受信すると、このサムネイル画像をディスプレイに表示する。
シャッタ信号とは、例えば、ユーザが、カメラ部12から送られたサムネイル画像の表示中に、例えば、マウスを用いた所定位置のクリック等の所定の撮影指示を行うことにより生じる、この表示画像に対応する信号である。前述のように、シャッタ信号は、送信処理部20に送信され、対応する本画像データが、ユーザ端末に送信される。従って、ユーザは、連続的に表示される画像を見て、その画像が欲しいと思った時点で撮影操作を行うことができ、すなわち、遠隔地に設置されたカメラ18のシャッタを、自分で押して撮影した感覚を楽しむことができる。
また、ユーザ端末12は、サムネイル画像の表示に対応する所定のタイミングでイネーブル信号を送信処理部20に送信する。
【0019】
なお、ユーザ端末14における撮影指示等の各種の処理は、キーボードやタッチパネル、表示手段などを用いて、GUI(Graphical User Interface)等の公知の手段で行うようにすればよい。
【0020】
通信手段16は、ユーザ端末12とメモリコンピュータ14とを通信回線で接続するものである。
通信手段16には、特に限定はなく、LAN(Local Area Network)やインターネット等のコンピュータ通信ネットワークを利用してもよく、あるいは、専用に設置された専用回線であってもよい。また、 有線でも無線でもよい。
さらに、帯域保証ネットワーク(Guaranteed Network)であっても、べストエフォートネットワーク(Best Effort Network) であってもよい。
【0021】
本発明の撮影システム10において、通信手段16としてインターネット等を利用して、不特定のユーザ(ユーザ端末14)に対応する場合には、画像データに圧縮処理をかけて、画像データをフォーマット化(規格化)して、転送等を行うのが通常ある(もちろん、特定ユーザに対応する場合でも可)。
この際において、利用する画像フォーマットには特に限定はなく、公知の画像フォーマットが各種利用可能である。例えば、静止画であれば、JPEG(Joint Photographic Expert Group)フォーマットの画像ファイルとして送信する方法が例示され、動画であれば、MPEG(Motion Picture Expert Group) フォーマットの画像ファイルとして送信する方法が例示される。
【0022】
なお、MPEGには、MPEG−1、MPEG−2、MPEG−4等の各種の規格が知られているが、本発明は、この全てが利用可能である。
【0023】
周知のように、MPEG−1は、GOP(Group of Pictures) 構造を利用するものであり、圧縮効率を高めるために、Iピクチャ(Intra-coded picture :フレーム内符号化画像)、Pピクチャ(Predictive-coded picture:順方向予測符号化画像)、およびBピクチャ(Bidirectionally predictive-coded picture :双方向予測符号化画像)の3種類のピクチャが用意されている。
一般的に、1つのIピクチャと、複数ずつのPピクチャおよびBピクチャとをまとめたものが、GOPである。
【0024】
Iピクチャは、フレーム間予測を使わないで、その画像内だけの情報のみを使って生成される。従って、復号するとき、Iピクチャの情報のみで画像を復元でき、ランダムアクセスや高速再生を実現する際、このピクチャを用いる。また、Iピクチャは、リフレッシュフレーム、キーフレームとも呼ばれ、データ復元次におけるエラー伝搬させない働きも有する。
Pピクチャは、IピクチャまたはPピクチャから順方向予測を行うことで作成されるピクチャである。
さらに、Bピクチャは、双方向予測によってできるピクチャである。具体的には、予測画像として時間的に前に位置する既に復号されたIピクチャまたはPピクチャと、時間的に後に位置する既にすでに復号されたIピクチャまたはPピクチャとを用いて、作成される。
【0025】
MPEG−1の符号化アルゴリズムは、動き保証予測と、2次元DCT(二次元離散コサイン変換)とを組み合わせた、ハイブリット方式である。
動画は、異なるフレームを連続して表示することによって得られるが、連続する隣接フレームは相関が高いので、フレーム間の差分をとることにより、冗長性を削減できる。さらに、動き補償予測を用いることにより、動き部分についても、差分を小さくできる。すなわち、空間方向および時間方向の画像情報圧縮が可能となる。
また、差分信号は、DCTによりフレーム内の相関を取り除かれた後、量子化される。
【0026】
MPEG−2は、MPEG−1よりも、さらに画像情報を圧縮することができ、また、放送画像品質相当のデジタル映像情報を表現することができる。
MPEG−2はMPEG−1と同様、基本的に復号器および符号化データに関して規定するもので、よって、画質やユーザー要求に関係する符号化パラメータは符号化側で自由に選択することができる。このことは、すなわち、パラメータ設定にノウハウが隠されていることを示している。利用者の画質、情報量などに代表される要求の多くは、符号化効率とトレードオフの関係にあり、要求条件を満たすようにパラメータを調整すると、一般的に所要ビットレートが上がったり、画質の低下をともなうことが多い。
MPEG−2においては、このような不都合を無くすために、各種の検討が施され、その1つとして、最大3階層の階層化(スケーラブル)が可能であることが挙げられる。
【0027】
スケーラビリティとは、解像度やエラー耐性について、その品質を可変とするための手段を意味し、符号化構造に階層化の概念を与えるものである。言い換えれば、符号化データから、データを部分的に取り出して意味のある画像を再生できることを示す。
スケーラビリティは、単一階層の動画の応用を越えた応用領域を扱うようにできている。そのため、複数の空間、時間および品質の分解能をもつ動画の階層サービスが実現可能となる。従って、これを利用することにより、本発明における前述のサムネイル画像データを生成することが可能である。
【0028】
このように、動画品質を可変的に提供する方法は、独立に符号化した複数の複製画像の伝送または蓄積による、同報(サイマルキャスト)技術であるが、より効率のよい解決法として、動画像階層符号化がある。
この符号化は、基本となる動画データを符号化し、付加データを階層的に符号化するものである。例えば、4Mdpsの符号化ビットストリームが、1.5 Mdpsの情報量をもつ下位層と、2.5Mdpsの上位層とから構成されている場合、下位層からは解像度が360画素×240ラインのMPEG−1相当の画像が再生される。また、このMPEG−1相当の画像と、上位層の情報とを用いることにより、より品質の高い720画素×480ラインの画像を得ることが可能になる。すなわち、この場合には、4Mdpsの情報で、二つの異なる解像度の画像情報を提供することが可能である。
また、下位層の情報を用いて上位層を構成するため、単純に各品質ごとに符号化データを伝送するサイマルキャスト方式に比べて、高い伝送効率で複数の品質を提供することができる。
【0029】
ここで、(デジタル)画像データの符号化を行った場合には、画質の劣化が、空間的にも時間的にも局所的に出現することが多い。この画質劣化は、劣化の種類によっては、視距離により見え方が異なり、絵柄や動く領域、文字領域など画像の内容に大きく依存する。また、当然であるが、圧縮率を上げると画質の劣化が顕著になる。
符号化に起因する画質劣化の性質は、符号化アルゴリズムによって異なる。例えば、MPEG−1やMPEG−2で利用されている、動き補償予測とDCTを組み合わせたハイブリッド方式を利用する符号化では、静的劣化として、ぼけ、ブロック歪み、モスキートノイズ等の画質劣化が生じ、動的劣化として、動物体の変形・劣化、ジャーキムーブメント、フリッカ等の画質劣化が生じる。
これらの画質劣化は、以下に示すような性質を有する。従って、これらを考慮して、画質劣化の発生を最大限に押さえるように、符号化のパラメータ等を決定することが重要である。
【0030】
[静的劣化]
<ぼけ>
空間フィルタなどで周波数の高域成分を減衰させたり、DCT係数の高域成分をカットすると、画像がぼける。このようなぼけは、特に、エッジや細かい模様の部分で生じる。また、色差信号の解像度が低下すると、このぼけが、色にじみとして見えることがある。
<ブロック歪み>
ブロック状に、もとの絵柄にない矩形状のパターンが見える歪みで、DCTでは、矩形ブロック単位で処理を行うので、ブロックの歪みが生じ易い。DCTの直流成分を極端に粗く量子化すると、輝度の違いがブロック状になる。また、高域成分を粗く量子化しても、ぼけ方やソースノイズに対する歪みが、ブロック状に見えることもある。
<モスキートノイズ>
DCTの代表的な歪みの一つで、DCTの高域成分を粗く量子化すると、エッジ部分で生じたリンギングが、あたかもエッジの周りに蚊が飛び回るように見えることから、モスキートノイズと呼ばれる。テクスチャ部分かエッジ部分かによって劣化の見え方は異なるが、一般的に、高域成分の多いテクスチャ領域に高域の歪みが重畳した場合には、視覚的に目立つことはないが、エッジ近くの平坦部分にリンギング状の歪みが生じると、顕著な劣化として見える。
【0031】
[動的劣化]
<動物体の変形・劣化>
画像中で動いている物体に対する劣化は、主に時間軸方向の予測誤差信号の歪みに起因している。予測誤差信号の直流や低域部分を粗く量子化すると、動物体が変形したり、動領域がブロック状に劣化することがあり、符号化時の動きベクトル検出の範囲を越えた、速い動きの部分で顕著な劣化となりやすい。また、同じ物体内の隣接ブロックで、大きく誤った動きベクトルで補償した場合にも、ブロック状の歪みが生じる。
<ジャーキムーブメント>
ジャーキとは、滑らかでなく、ギクシャクした動きになる劣化をいう。2フィールドをマージしたフレーム信号形式の処理において、時間軸(垂直)方向の高域成分をカットしたり、フィールドやフレームがスキップした場合に、ジャーキとなる。画像中のノイズなどによって誤検出した動きベクトルを用いて符号化した場合や、予測誤差データを閥値処理して伝送する場合にも、不自然な動きに見えることがある。
<フリッカ>
フィールドやフレームごとに輝度が変化するために、画像がちらついて見える劣化である。符号化方式によっては、予測タイプの違いによって、フレームごとに画質劣化の程度や性質が変化することがあり、一般的に、両方向予測フレームでは、他の予測タイプのフレームよりも高域成分が低下することが多い。また、画像の空間解像度の変化は、ガンマ特性によってテレビモニタ上で輝度変化になって現れる。このため、高域成分を多く含んだ画像では、両方向予測を用いた場合には周期的に画面が暗く見え、フリッカになりやすい。
【0032】
MPEG−4は、MPEG−2等よりもさらに高圧縮率を実現すると共に、より優れた機能(functionaliti)を有する規格である。この機能の一つとして、オブジェクトベースの符号化の表現が挙げられる。
オブジェクトベースの符号化とは、画像を物体毎に符号化することにより、符号化ビットストリームを対象とした動画像の編集を可能にする技術である。
【0033】
例えば、動物が存在し、かつ、テキスト(データ)が組み込まれているシーンの画像の場合には、画像を、背景、動物、およびテキストの3つに分けて処理する。例えば、背景の画像は従来どおりの長方形の動画像を対象とする符号化方式により符号化し、動物およびテキストに対しては、オブジェクトベース符号化を適用する。
オブジェクトベース符号化では、輝度と色の情報の他に、形状の情報も同時に符号化される。例えば、オブジェクトベース符号化された動物の画像は、動物の輝度と色の他に、形状の情報も符号化される。従って、この動物を画像から切り出し、拡大/縮小等の処理を加えて、他の画像に貼り付けることができる。
【0034】
従来の動画像符号化方式を使用した場合には、このような処理は、符号化画像データを復号化した後に行い、合成結果をさらに圧縮しなおす必要があった。
これに対し、MPEG−4では、符号化画像データをそのまま用いて、個々の物体単位での動画像編集を行うことが可能となる。すなわち、MPEG−4では、オブジェクトベースによって符号化された複数のオブジェクトからなるシーンを、利用者は自分の好みに応じたシーンに再生する等、オブジェクトベース符号化を行うことで、インタラクティブ性の高い処理が可能になる。
【0035】
言い換えれば、MPEG−4によれば、シーン内に存在する特定の物体を、利用者の意思で移動させたり、拡大したり、消滅させることが可能で、圧縮された情報を再生する際の再生方法が、原情報に圧縮の処理が加えられた時点で実質的に決まっていた従来の方法に比して、大幅に自由度が上がっている。
また、カメラ18で動画を撮影する場合に、ユーザ端末14から供給されるシャッタ信号に応じて、動画から静止画像(本画像)を切り出す本発明の撮影システムでは、MPEG−4を利用することにより、人物の顔や特定の物体に対して、より簡易に所望の処理を施し、高品位な画像を出力することが可能になる。
【0036】
以下、図2に示されるタイミンングチャートを参照して、図1に示される撮影システム10の作用を説明することにより、本発明の撮影システム10について、より詳細に説明する。
なお、以下の説明は、カメラ18が静止画を撮影するスチルカメラである場合を例に行うが、本発明は、カメラ18として、動画を撮影するビデオカメラを用い、同様の操作を行ってもよいのは、前述の通りである。
【0037】
まず、通信手段16によって、ユーザ端末14とカメラ部12(送信処理部20)とが接続される。
この状態において、先に供給されたイネーブル信号に応じて、カメラ部10のカメラ18が画像Aを撮影し、この画像データを送信処理部20に出力する。送信処理部20は、この画像データを画像Aの本画像データとして画像メモリ22に記憶させ、また、間引き等の公知の手段で、画像Aのサムネイル画像を作成し、このサムネイル画像データを、通信手段16によって(以下、この記載は省略する)、ユーザ端末14に送信する(画像A送信)。
【0038】
画像Aのサムネイル画像データは、カメラ部12とユーザ端末14との距離等に応じた不確定な送信の時間aを経過した後に、ユーザ端末14に受信され、画像Aのサムネイル画像(以下、単に画像Aとする(他も同様))がディスプレイに表示される。すなわち、カメラ部12における撮影と、ユーザ端末14における該当画像の表示までには、少なくとも、時間aのタイムラグ(時間遅れ)が有る。
また、ユーザ端末14は、画像Aを所定時間表示すると、イネーブル信号をカメラ部12の送信処理部14に送信する。
【0039】
イネーブル信号は、先の時間aを経過して送信処理部14に受信される。
イネーブル信号を受信した送信処理部14は、カメラ18に次の画像Bの撮影を行わせると共に、画像メモリ22に記憶されている、3つ前に撮影した画像の本画像データを削除する。すなわち、図示例においては、画像メモリ22には、常時、少なくとも2つの画像(本タイミングでは、画像Aと、その前に撮影した画像)の本画像データが記憶されている。
先の例と同様、カメラ18によって撮影された画像Bの画像データを受けた送信処理部14は、同様に、画像Bの本画像データを画像メモリ22に記憶させ、また、この画像Bのサムネイル画像データを作成して、ユーザ端末14に送信する。
【0040】
同様に、時間aを経過した後に、画像Bのサムネイル画像データを受信したユーザ端末14は、ディスプレイの表示画像を画像Aから、画像Bに切り換える。すなわち、図2に示される例では、ユーザ端末14を使用しているユーザは、画像Aに対しては、撮影指示を行っていない。
【0041】
ユーザ端末14を使用するユーザが、表示されたサムネイル画像を見て、表示された画像が欲しい(このシーンを撮影したい)と考えた際には、前述のようにGUI等を用いた所定の操作によって、撮影指示を行う。
図2に示される例においては、ユーザは、画像Bの表示後、イネーブル信号の送信に対応する所定時間が経過する前に、撮影指示を行ったとする。それに応じて、ユーザ端末14は、シャッタ信号をカメラ部12の送信処理部20に送信しする。また、この場合には、ユーザ端末14は、画像Bの表示後に所定時間が経過しても、イネーブル信号を送信しない。
【0042】
シャッタ信号を送信した場合には、ユーザ端末14においては、次のサムネイル画像の画像データを受信するまで、ディスプレイに表示する画像を撮影指示を行われた画像に固定してもよい。
また、ユーザ端末14は、撮影指示に対応して、あたかもカメラのシャッタを押したかのような、擬音を発生してもよい。
【0043】
シャッタ信号は、時間aを経過して、カメラ部12の送信処理部20に受信される。
シャッタ信号を受信した送信処理部20は、最新の画像Bの本画像データを画像メモリ22から読み出して、ユーザ端末14に送る。なお、カメラ18が撮影したのが動画である場合には、撮影指示が行われたフレームの情報をシャッタ信号に付加し、公知の方法で動画の画像データから対応するフレームの画像データを切り出せばよい。
【0044】
画像Bの本画像データは、同様に、時間aを経過して、ユーザ端末14に受信される。また、本例のように、イネーブル信号の送信前に撮影操作が行われた場合(すなわち、イネーブル信号の送信前にシャッタ信号を送信した場合)には、ユーザ端末14は、対応する本画像データを受信した後に、イネーブル信号を送信処理部20に送信する。
送信処理部20は、同様に、このイネーブル信号を受信した後に、カメラ18に次画像の撮影を行わせ、また、画像Aの前に撮影した画像の本画像データを画像メモリ22から消去する。
【0045】
一方、図示例の撮影システム10においては、ユーザ端末14がイネーブル信号を発信した後で、次画像に画像表示を切り換える前に、ユーザによって撮影指示が行われる場合も有る。
例えば、ユーザ端末14における画像Aの表示において、イネーブル信号を送信した後に、ユーザによって撮影指示が行われ、例えば、点線で示されるタイミングでシャッタ信号をカメラ部12(送信処理部20)送信したとする。この際には、ユーザ端末14は、シャッタ信号に、イネーブル信号送信後に発生したシャッタ信号であることを示す信号を付加する。
【0046】
カメラ部12においては、先の例と同様に、イネーブル信号の受信に応じて、カメラ18によって次画像の撮影を行い、また、画像メモリ22から、3つ前に撮影した画像の本画像データを削除する。
当然のことであるが、シャッタ信号は、イネーブル信号よりも遅れてカメラ部12に受信される。イネーブル信号送信後である信号を付加されたシャッタ信号を受け取ったカメラ部12においては、送信処理部20が、最後に撮影した画像の1つ前に撮影した画像の本画像データを画像メモリ22から読み出し、ユーザ端末14に送信する。すなわち、この例では、最後に撮影したのが画像Bであるので、その1つ前に撮影した画像Aの本画像データを読み出し、送信する。
【0047】
以上の説明より明らかなように、本発明の撮影システム10によれば、ユーザは、タイムラグを考慮することなく、自宅でPC等のユーザ端末14で画像を見ながら、撮影指示に対応する所定の操作を行うことにより、遠隔地に設置されたカメラ18のシャッタを押した感覚で、カメラ18が撮影した対応画像の画像データ(本画像データ)を得ることができる。
また、本例においては、画像メモリ22に2画像の本画像データを記憶しておくことにより、イネーブル信号の迅速な送信による連続的な画像撮影と、撮影操作(シャッタ信号の送信)タイミングによらない、リアルタイムでの画像撮影感覚を実現している。
【0048】
以上の例においては、ユーザ端末14から送信されたイネーブル信号に応じて、カメラ18による撮影等を行っているが、本発明は、これに限定はされず、イネーブル信号を用いずに、カメラ18が、所定のタイミングで撮影を行い、所定のタイミングでサムネール画像をユーザ端末14に送信してもよい。
この際には、サムネイル画像データ、本画像データ、およびシャッタ信号を対応付けしておき、ユーザの撮影指示(すなわち、シャッタ信号)に対応する本画像データをユーザ端末14に送信すればよい。また、先の例と同様に、ユーザ端末14が、イネーブル信号を送信して、これ受信したカメラ部12が、3つ前に撮影した画像の本画像データを消去するようにしてもよい。
【0049】
また、画像メモリ22に十分な容量が有る場合には、先に、カメラ18によって、例えば100コマ等の所定コマ数の画像を撮影してしまい、サムネイル画像を作成して、本画像データとサムネイル画像とを対応付けしてから、100コマ分の本画像データを画像メモリ22に記憶して、その後、接続されたユーザ端末14に、サムネイル画像の画像データを、順次、送信して、同様の操作を行ってもよい。なお、この際には、シャッタ信号あるいはさらにイネーブル信号も、サムネイル画像と対応付けするのが好ましい。
この方法では、カメラ18による撮影に対して、ユーザがリアルタイムで画像を観察して撮影ということはできないが、ユーザ側から見た際には、やはり連続的に変化する画像を見ながらシャッタを切った雰囲気を味わう事ができ、十分な娯楽性は確保できる。
【0050】
さらに、GPS等を利用することにより、カメラ部12における撮影時間を電波時計から受信させ、他方、ユーザ端末14にも、同様に電波時計から時刻。を受信させ、両者の時間差を知見すると共に、カメラ部12と、ユーザ端末14が接続するプロバイダとの間に、PPP(Point to Point Protcol)を確率しておき、サムネイル画像データ、イネーブル信号、シャッタ信号、本画像データ等の送受信を行ってもよい。
【0051】
以上の説明は、カメラ部12に、1つのユーザ端末が接続された例を用いて、本発明の撮影システムを説明したが、本発明は、これに限定されず、複数のユーザが、同時にカメラ部12に接続した場合(マルチユーザ)にも、好適に対応できるのは、もちろんである。
【0052】
マルチユーザの場合には、例えば、カメラ部12が接続されたユーザ端末14の数を知見し、受信したイネーブル信号の数をカウントして、全てのユーザ端末14からイネーブル信号を受け取った後に、カメラ18によって次画像の撮影等を行うようにしてもよい。
また、前述のように、イネーブル信号によらず、順次、撮影およびサムネイル画像の送信を行う場合であっても、同様に、サムネイル画像と、本画像と、シャッタ信号とを、互いに対応づけしておけば、マルチユーザにも、好適に対応可能である。なお、この際には、同様に、ユーザ端末14からイネーブル信号を送信して、カメラ部12で数をカウントし、接続された全ユーザ端末14からイネーブル信号を受け取った後に、同様に、対応画像の3画像前の本画像データを削除するようにしておけば、画像メモリ22の容量を節約することができる。
【0053】
さらに、イネーブル信号を用いずに、最も時間がかかると想定されるユーザ端末14における転送時間に対応して、カメラ18による撮影、サムネイル画像データの送信等を行って、同様の処理をしてもよい。
【0054】
以上、本発明の遠隔地撮影システムについて、詳細に説明したが、本発明は上述の例に限定はされず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変更を行ってもよいのは、もちろんである。
【0055】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明の遠隔地撮影システムによれば、データ通信時間等によるタイムラグを考慮することなく、観光地等の遠隔地に設置したカメラで撮影した画像をユーザが所持するPC等で観察すると共に、ユーザ自身がシャッタを押した感触を楽しみ、かつ、リアルタイムな感覚でカメラによる撮影画像を取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の遠隔地撮影システムの一例を概念的に示すブロック図である。
【図2】 図1に示される遠隔地撮影システムにおける作用の一例を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
10 (遠隔地)撮影システム
12 カメラ部
14 ユーザ端末
16 通信手段
18 カメラ
20 送信処理部
22 画像メモリ
Claims (2)
- 光電的な撮影手段および画像データの記憶手段を有するカメラ部と、
ディスプレイ、イネーブル信号を前記カメラ部に出力する出力手段およびユーザによる撮影指示入力のための撮影指示手段を有するユーザ端末と、
前記カメラ部およびユーザ端末を接続する通信手段とを有し、
前記カメラ部は、前記ユーザ端末から送られた前記イネーブル信号に応じて、画像を連続的に撮影して画像データを前記記憶手段に記憶し、表示用データを生成して前記通信手段によって表示用データをユーザ端末に送ると共に、前記ユーザ端末から送られた撮影指示情報に応じて、この撮影指示情報に対応する画像の画像データを前記記憶手段から読み出して前記ユーザ端末に送り、
前記ユーザ端末は、前記カメラ部から表示用データを受信すると、この表示用データの画像を前記ディスプレイに所定時間表示し、前記所定時間内に前記撮影指示手段により撮影指示が入力されない場合には、前記所定時間の経過後に前記出力手段によりイネーブル信号を前記カメラ部に出力し、前記所定時間が経過する前に前記撮影指示手段によって撮影指示が入力されたら、表示中の画像に対する撮影指示情報を前記通信手段によってカメラ部に送り、前記カメラ部により前記記憶手段から読み出された画像データを受信した後に前記出力手段によりイネーブル信号を前記カメラ部に出力することを特徴とする遠隔地撮影システム。 - 前記カメラ部は、前記ユーザ端末から送られたイネーブル信号に応じて、更に、前記記憶手段に記憶された画像データのうち、所定回数だけ前に撮影された画像データの消去を行う請求項1に記載の遠隔地撮影システム。
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