JP4335155B2 - ラベル用パレット、ラベル貼付装置、およびラベラ - Google Patents

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Description

本発明は、接着剤供給手段から接着剤を塗布されるとともに塗布された接着剤を容器に接着されるラベルに転載するラベル用パレットに関する。また本発明は、このようなラベル用パレットを備え、容器にラベルを貼り付けるラベル貼付装置およびラベラに関する。
一般に、工場等から出荷される製品には、その製品の容器に商品名や使用方法等が表示されたラベルが貼り付けられる。そして、このようなラベルの容器への貼付は、ラベル貼付装置と、容器を搬送してラベル貼付器に供給する搬送手段とを備えたラベラにより、自動的に連続して行われる。
このような装置の一例として、接着剤供給手段から糊等の接着剤を塗布されるとともに、塗布された接着剤を容器に接着されるラベルに転載するラベル用パレットを備えたラベラおよびラベル貼付装置が知られている(例えば、特許文献1)。
特開平11−29126号公報
しかしながら、ラベル用パレットを備えたラベラおよびラベル貼付装置を用いた場合、ラベルの一部分において接着剤の転載量が過少となりこの部分においてラベルが剥がれてしまうという貼付不良が生じることもある。
今般、本発明者は、このような不都合が生じてしまう原因が、接着剤供給手段から接着剤を塗布される際におけるラベル用パレットの変形によるものであるとの知見を得た。
本発明はこのような知見に基づいてなされたものであり、接着剤供給手段から接着剤を塗布される際のラベル用パレットの変形を抑制し、これにより、ラベルの貼付不良を防止することができるラベル用パレット、ラベル貼付装置、およびラベラを提供することを目的とする。
本発明による第1の態様は、接着剤供給手段に移動しながら接触して接着剤供給手段から接着剤を塗布され、塗布された接着剤を容器表面に貼り付けられるラベルに転載するラベル用パレットにおいて、接着剤供給手段に接触する接触面を有するパレット本体と、パレット本体を支持する支持部材と、支持部材に設けられ、移動方向後方側からパレット本体に当接する当接部材と、を備え、当接部材はパレット本体の移動方向後方側への変形を抑制することを特徴とするラベル用パレットである。
このようなラベル用パレットにおいて、当接部材がパレット本体を構成する材料よりも弾性率が高い材料から構成されていることが好ましく、当接部材が金属からなることがさらに好ましい。
このようなラベル用パレットにおいて、支持部材は接触面の反対側からパレット本体を支持し、当接部材は接触面よりも支持部材側に配置され、接触面から外方へ突出しないことが好ましい。
本発明による第2の態様は、上述したいずれかのラベル用パレットであって、回転自在な回転体に保持されたラベル用パレットと、ラベル用パレットに接着剤を塗布する接着剤供給手段と、接着剤を塗布されたラベル用パレットにラベルを送り込み、ラベルをラベル用パレットに貼り付けるラベル供給手段と、ラベル用パレットからラベルを剥がすとともに、ラベル用パレットから接着剤を転載されたラベルを容器表面に貼り付ける貼付手段と、を備えたことを特徴とするラベル貼付装置である。
本発明による第3の態様は、上述したラベル貼付装置と、前記ラベル貼付装置に隣接して配置され、前記ラベル貼付装置によってラベルを貼り付けられる容器を搬送する搬送手段と、を備えたことを特徴とするラベラである。
本発明によれば、当接部材が移動方向後方側からパレット本体へ当接することにより、パレット本体の移動方向後方部分が後方側へ変形することを抑制し、パレット本体の後方部分へ適量の接着剤を供給することができる。
以下添付図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1乃至図7は本発明によるラベル用パレット10、ラベル貼付装置40、およびラベラ70の一実施の形態を示す図である。
最初に、図4乃至図6を用いてラベラ70およびラベル貼付装置40の構成について説明する。
図4に示すように、ラベラ70は、容器Bを搬送する搬送手段60と、搬送手段60に隣接して配置され、搬送手段60により搬送される容器Bにラベルを貼り付けるラベル貼付装置40と、を備えている。なおここで、「容器」とは製品等を収容するものであり、本実施の形態においては、飲料用または医薬品用の壜とした例を示しているが、特にこれに限定されず、例えば、ペットボトルやボトル缶であってもよい。
図4に示すように、本実施の形態において、搬送手段60は、容器Bを円周上に沿って搬送するスターホイール62と、スターホイール62に容器Bを搬入する搬入スターホイール64および転送ホイール66と、スターホイール62から容器Bを搬出する搬出スターホイール68と、を有している。このラベラ70は、供給側スクリュウコンベア74を介して供給ベルトコンベア72に接続し、排出側スクリュウコンベア78を介して排出ベルトコンベア76に接続している。そして、供給ベルトコンベア72から容器Bがラベラ70に順次供給され、供給された容器Bは搬入スターホイール64および転送ホイール66を順に経由してスターホイール62へと搬送される。その後、容器Bは、搬出スターホイール68を経てラベラ70から排出され、排出ベルトコンベア76により次工程へ送り込まれるようになっている。
一方、図4に示すように、本実施の形態のラベル貼付装置40は、搬送手段60のうちのスターホイール62に隣接して設けられており、スターホイール62によって搬送されている容器Bに、商品名や使用方法等が表示されたラベルを順次貼り付けていくようになっている。図4乃至図6に示すように、ラベル貼付装置40は、接着剤を供給する接着剤供給手段42と、回転自在な回転体50に保持され、回転体50の回転にともなって移動しながら接着剤供給手段42に接触して接着剤を塗布されるラベル用パレット10と、接着剤を塗布されたラベル用パレット10にラベルを送り込み、ラベルをラベル用パレット10に貼り付けるラベル供給手段46と、ラベル用パレット10からラベルを剥がすとともに、ラベル用パレット10から接着剤を転載されたラベルを容器B表面に貼り付ける貼付手段48と、を備えている。図5に示すように、このうち接着剤供給手段42は、回転体50に隣接して設けられた回転自在なグルーローラ44と、グルーローラ44に接着剤を供給する接着剤タンク43と、供給される接着剤をグルーローラ44の外周面44aに均一に伸ばすスクレーパ45と、を有している。
このようなラベラ70においては、ラベル貼付装置40をスターホイール62に隣接して複数台配置して用いることもできる(図4)。
次に、図1乃至図3、図5および図6を用いてラベル用パレット10についてさらに詳述する。
図1乃至図3、図5および図6に示すように、ラベル用パレット10は、接着剤供給手段42に接触して接着剤を塗布される接触面22を有するパレット本体20と、パレット本体20を支持する支持部材30と、支持部材30に設けられ、移動方向後方側からパレット本体20に当接する当接部材12と、を備えている。なお、特に図3に示されているようにラベル用パレット10のパレット本体20は上面視において円弧状形状を有しているが、図2においては平面上に投影したラベル用パレット10を示している。
このようなラベル用パレット10は、接着剤供給手段42に移動しながら接触して接着剤供給手段42から接着剤を塗布され、塗布された接着剤を容器B表面に貼り付けられるラベルに転載するためのものである(図6)。ラベル用パレット10は、回転自在な回転体50上に複数設けられた回動軸52を介し、複数設けられている(図5)。なお、回動軸52は回転体50に対して回動自在となっている。したがって、ラベル用パレット10は回転体50に対して回動自在となっている。
なお、本願における移動方向とは、特に説明しない場合において、ラベル用パレット10が接着剤供給手段42に接触しながら移動する際(図6)の方向、すなわちパレット本体20の接触面22に沿った方向である。したがって、最初に接着剤供給手段42と接触する側(図2および図3における紙面の左側)が移動方向前方側であり(図6(a))、最後に接着剤供給手段42から離間する側が移動方向後方側である(図6(c))。
はじめに、パレット本体20について説明する。
パレット本体20は、例えば、ゴム等の変形しやすい弾性部材からなり厚みが一定の薄板状に形成されている。通常パレット本体20の平面視における形状は対象となるラベルの形状と略同一となっており、本実施の形態においては、略楕円状に形成した例を示している。
図1および図2に示すように、パレット本体20の接触面22には移動方向に沿った縞状の溝24が多数設けられている。この縞状溝24は、例えば、2.0mmのピッチで設けられるとともに0.5mmの深さおよび1.3mmの幅を有するようにすることができる。縞状溝24のピッチ、深さ、および幅は、ラベルの材質や大きさ等から適宜設定される。
次に、支持部材30について説明する。
図3に示すように、支持部材30は、パレット本体20を支持し上面視円弧状形状を有する支持部32と、支持部32に連結され取付ボルト36を介して回動軸52に取り付けられて固定される取付部34と、を有している。本実施の形態において、支持部32と取付部34とは金属から一体に形成されている。したがって、回転体50に対して回動軸52が回動すると、これにともなって支持部材30を介してパレット本体20も回転体50に対して回動するようになっている。
図1および図3に示すように、支持部32のパレット本体20に対面する側には平滑な曲面からなる支持面32aが形成されている。この支持面32aに、パレット本体20の接触面22と反対側の面(以後、パレット本体20の裏面とも呼ぶ)が、例えば接着剤を介し、貼り付けられて固定されている。また、本実施の形態において、支持部32はパレット本体20と同形状に形成されている。
次に、当接部材12について説明する。
図1乃至図3に示すように、当接部材12は支持部材30の支持部32の移動方向後方側端面32bに、取付ねじ38を介して固定されている。上述したように、当接部材12はパレット本体20の後方側へ向けた変形を抑制するためのものであるから、パレット本体20よりも弾性率の高い材料、すなわち、より弾性変形しにくい材料からなることが好ましい。本実施の形態において、当接部材12は金属から構成されている。
図1および図3に示すように、当接部材12は、支持部材30からパレット本体20側へ延びているが、パレット本体20の接触面22から外方へ突出しないようになっている。ここで、外方とは当接部材12を固定された支持部32から見て、接着剤供給手段側へ向いた方向(回動軸52から離間する方向)を意味する。なお、当接部材12の端部12aが接触面22よりも0.5mm程度、支持部材30側に配置されるようにすることが好ましい。パレット本体20が接着剤供給手段42に接触して変形したとしても、当接部材12が接着剤供給手段42に接触しないようにするためである。さらに、パレット本体20にラベルが貼り付けられたときに、弾性率の高い当接部材12がラベルに接触してラベルを損傷してしまうことを防止するためでもある。また、本実施の形態において、当接部材12は3箇所でパレット本体20に当接することができるようになっている(図2)。
続いて、このような構成からなる本実施の形態によるラベル用パレット10、ラベル貼付装置40、およびラベラ70の、ラベルに接着剤を転載してラベルを容器Bへ貼り付ける際の作用について説明する。
まず、図5に示すように、接着剤が接着剤タンク43から回転しているグルーローラ44の外周面44aに供給される。供給された接着剤はスクレーパ45によりグルーローラ44の外周面44a上に伸ばされ、外周面44a上に接着剤が均一に塗布された状態となる。
このグルーローラ44に対して、回転体50上に回動軸52を介して保持されたラベル用パレット10が、回転体50の回転にともなって接近してくる。図6(a)に示すように、まず、パレット本体20の接触面22の移動方向前方側端部がグルーローラ44の外周面44aに接触する。そして、図6(b)に示すように、回転体50の回転にともなって、パレット本体20がその接触面22の全面に渡ってグルーローラ44に接触していく。その後、図6(c)に示すように、パレット本体20がグルーローラ44から離間する。この間、回転体50の回転にともなって回動軸52が回転体50に対して回動して、パレット本体20の接触面22とグルーローラ44とが局部的に見て略平行となるように接触していき、グルーローラ44から接触面22に設けられた縞状溝24内に接着剤が充填されていく。
ところで、図7において点線で示すように、パレット本体20の移動方向後方部分20aは、パレット本体20の他の部分に比べ、ラベル用パレット10とグルーローラ44との接触圧力、あるいはこの接触圧力とこの接触圧力を起因とした摩擦力との合力によって移動方向後方側へ変形しやすくなっている。そして、例えば当接部材12を設置していない場合には、パレット本体20の後方部分20aが図7に点線で示すように変形し、変形して移動方向後方に突出した突出部分20bはグルーローラ44と接触しないか、あるいは接触したとしても接触部分が少ないため、突出部分20bの縞状溝24内には十分な量の接着剤が充填されなくなるケースが発生する場合もある。この場合、ラベル用パレット10から接着剤を転載されるラベルの後方部分20aに対応する部分、特に後方部分20aの内の突出部分20dに対応する部分には、十分な接着剤が転載されないという不都合が生じてしまう。また、このような不都合は、粘度の高い接着剤を使用する場合、あるいは装置の運転開始時等であって接着剤の粘度が高くなっている場合等に顕著に生じる。
しかしながら、本発明によれば、ラベル用パレット10には、パレット本体20に移動方向後方側から当接する当接部材12が設けられているため、図7に実線で示すように、パレット本体20の移動方向後方部分20aが後方側へ変形してしまうことを抑制することができる。これにより、パレット本体20の移動方向後方部分20aにおける縞状溝24内にも、他の部分における縞状溝24と同様に適量の接着剤を充填すること、すなわち、ラベル用パレット10の移動方向に沿って均一に適量の接着剤を供給することができる。
このようにして回転体50に保持された各ラベル用パレット10に接着剤が順次供給されていく。
次に、ラベル供給手段46からラベルが順次供給され、接着剤を塗布されたラベル用パレット10の接触面22に順次貼り合わされていく。その後、ラベル貼付手段48により、ラベル用パレット10からラベルが順次剥がされていく。このとき、ラベル用パレット10の接触面22に対面していたラベルの裏面には、ラベル用パレット10から接着剤が転載されている。上述したように、ラベル用パレット10には移動方向に沿って適量の接着剤が均一に供給されているので、ラベルの裏面に適量の接着剤を均一に塗布することができる。
そしてその後、ラベル貼付手段48により接着剤を転載されたラベルが、供給ベルトコンベア72によりラベラ70に持ち込まれ、搬送手段60のスターホイール62によって搬送されている容器Bに順次貼り付けられていく。このとき、ラベルの裏面には適量の接着剤が塗布されているので、接着剤の塗布量が少なく貼付が不十分となる部分が生じてしまうことはない。したがって、容器Bの流通時または使用時にラベルが剥がれてしまうという不都合を回避することができる。
このようにしてラベルを貼り付けられた容器Bは、排出ベルトコンベア76によりラベラ70から排出され、次工程へと送られていく。
以上のように本実施の形態によれば、ラベル用パレット10が移動方向後方側からパレット本体20に当接する当接部材12を有しているので、パレット本体20の移動方向後方部分20aにおける後方側への変形を抑制することができる。したがって、パレット本体20の後方部分20aへ適量の接着剤を供給することができ、これにより、ラベルのパレット本体20の後方部分20aに対応する(貼り付けられる)部分の接着剤の供給不足を原因とした容器Bへの貼付不良を防止することができる。また、パレット本体20の変形を防止するために弾性率が高く変形しにくい材料からパレット本体20を構成した場合には、パレット本体20がラベルを損傷してしまうという不具合が生ずる場合があるが、本実施の形態によれば、弾性率が低い材料からパレット本体20を構成することができ、これによりラベルを損傷してしまうようなことはない。さらに、粘度の高い接着剤を使用する場合、あるいは装置の運転開始時等であって接着剤の粘度が高くなっている場合等においても、適量の接着剤を移動方向に沿って均一に接着剤供給手段42からラベル用パレット10に塗布することができる。
また、本実施の形態によれば、当接部材12はパレット本体20を構成する材料(ゴム等)よりも弾性率の高い材料(金属)から構成されているので、パレット本体20の後方側への変形をより確実に抑制することができ、これにより、ラベルのパレット本体20の後方部分20aに対応する部分の貼付不良をより確実に防止することができる。
さらにまた、本実施の形態によれば、支持部材30は接触面22の反対側からパレット本体20を支持し、当接部材12は接触面22よりも支持部材30側に配置され、当接部材12がパレット本体20の接触面22から接着剤供給手段42側へ突出しないようになっている。したがって、パレット本体20を接着剤供給手段42に確実に接触させることができるとともに、当接部材12が接着剤供給手段42に接触することにより接着剤供給手段42を損傷してしまうこと、および当接部材12がパレット本体20に貼り付けられたラベルを損傷してしまうことを防止することができる。
また、本実施の形態によれば、上述してきたように当接部材12を設けることにより、接着剤供給手段42からラベル用パレット10に適量の接着剤を移動方向に沿って均一に転載することができるようになっている。これは、ラベル用パレット10の接着剤供給手段42に対する角度を調整し、あるいはパレット本体20の縞状溝24の形状を部分的に変更して接着剤の転載量を均一にするよりも格段に容易な方法である。また、既存のラベル用パレット10、ラベル貼付装置40、およびラベラ70への展開も極めて容易であり、これにより、既存設備の精度を容易に向上させることができる。
なお、本実施の形態において、当接部材12が支持部材30に取付ねじ38を介して固定されている例を示したが、これに限られず、例えば、溶接による接合または接着剤を介した接着等、他の方法により固定されてもよく、あるいは当接部材12と支持部材30とが一体に形成されてもよい。また、本実施の形態において、支持部材30が3箇所においてパレット本体20に接触するようにした例を示したが、パレット本体20の後方へ向けた変形を抑制することができる限りにおいて特にこのような態様に限定されることはない。
また、本実施の形態において、図1乃至図3に示されているように、当接部材12が常にパレット本体20に移動方向後方側から当接している例を示したが、これに限られない。ラベル用パレット10が接着剤供給手段42に接触してパレット本体20が変形することによって初めて当接部材12がパレット本体20に移動方向後方側から当接するよう、当接部材12を配置してもよい。すなわち、本願における「移動方向後方側からパレット本体に当接する当接部材」とは、当接部材12がパレット本体20の後方側への変形を抑制することができる限りにおいて、常に当接している必要はない。
さらに、本実施の形態において、当接部材12がパレット本体20の移動方向後方側のみに配置されている例を示したが、これに限られず、当接部材12がパレット本体20に移動方向後方側から当接することができる限りにおいて、適宜変更することができる。例えば、当接部材20がパレット本体20の外周部のうち移動方向後方側から、パレット本体20の上方(図2における紙面の上方)および下方(図2における紙面の下方)まで延在するようにしてもよいし、さらには、当接部材20が周状からなり、パレット本体20の外周を取り囲むように配置されてもよい。
さらに、本実施の形態において、パレット本体20の接触面22が正面視略楕円形状を有し(図2)、上面視において円弧状に形成された(図3)例を示したが、これに限られず、例えば、ラベル用パレットを図8および図9に示すように変形することができる。図8においては、接触面22が正面視において略矩形状となるように形成されている。図9においては、さらに接触面22が平らに形成されている。このような変形は、ラベルの大きさや形状に合わせて適宜変更するようにすればよい。また当然に、図8および図9に示されているよう、ラベル用パレット10の変形に対応して、支持部材30および当接部材12の形状を変形することができる。
本発明によるラベル用パレットの一実施の形態を移動方向後方から示す図。 平面上に投影したラベル用パレットを正面側から示す図。 ラベル用パレットを示す上面図。 本発明によるラベル貼付装置およびラベラの一実施の形態を示す上面図。 ラベル用パレットを接着剤供給手段とともに示す斜視図。 ラベル用パレットと接着剤供給手段との接触状態を示す図。 ラベル用パレットが接着剤供給手段から離間する状態を示す詳細図。 ラベル用パレットの変形例を示す斜視図。 ラベル用パレットの変形例を示す斜視図。
符号の説明
10 ラベル用パレット
12 当接部材
20 パレット本体
20a 後方部分
22 接触面
30 支持部材
40 ラベル貼付装置
42 接着剤供給手段
46 ラベル供給手段
48 貼付手段
50 回転体
60 搬送手段
70 ラベラ
B 容器

Claims (5)

  1. 接着剤供給手段に移動しながら接触して前記接着剤供給手段から接着剤を塗布され、塗布された接着剤を容器表面に貼り付けられるラベルに転載するラベル用パレットにおいて、
    前記接着剤供給手段に接触する接触面を有するパレット本体と、
    前記パレット本体を支持する支持部材と、
    前記支持部材に設けられ、移動方向後方側から前記パレット本体に当接する当接部材と、を備え、
    前記当接部材は前記パレット本体の移動方向後方側への変形を抑制し、
    前記支持部材は前記接触面の反対側から前記パレット本体を支持し、前記当接部材は前記接触面よりも前記支持部材側に配置され、前記接触面から外方へ突出しないことを特徴とするラベル用パレット。
  2. 前記当接部材は前記パレット本体を構成する材料よりも弾性率が高い材料から構成されていることを特徴とする請求項1に記載のラベル用パレット。
  3. 前記当接部材は金属からなることを特徴とする請求項2に記載のラベル用パレット。
  4. 請求項1乃至のいずれか一項に記載したラベル用パレットであって、回転自在な回転体に保持されたラベル用パレットと、
    ラベル用パレットに接着剤を塗布する接着剤供給手段と、
    接着剤を塗布されたラベル用パレットにラベルを送り込み、ラベルをラベル用パレットに貼り付けるラベル供給手段と、
    ラベル用パレットからラベルを剥がすとともに、ラベル用パレットから接着剤を転載されたラベルを容器表面に貼り付ける貼付手段と、を備えたことを特徴とするラベル貼付装置。
  5. 請求項に記載したラベル貼付装置と、
    前記ラベル貼付装置に隣接して配置され、前記ラベル貼付装置によってラベルを貼り付けられる容器を搬送する搬送手段と、を備えたことを特徴とするラベラ。
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