JP4334949B2 - デジタル一眼レフカメラに於けるフォーカシングスクリーンの位置調整装置及び位置調整方法 - Google Patents

デジタル一眼レフカメラに於けるフォーカシングスクリーンの位置調整装置及び位置調整方法 Download PDF

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Description

この発明は、デジタル一眼レフカメラに於けるフォーカシングスクリーンの位置調整装置及び位置調整方法に関し、より詳細には、デジタル一眼レフカメラに於ける撮像素子の結像面とフォーカシングスクリーンの合焦面との位置を調整する装置及びその位置調整方法に関するものである。
一眼レフタイプのデジタルカメラに於いては、撮像素子の結像面に相当する位置にフォーカシングスクリーンが設けられており、撮影者はこのフォーカシングスクリーン上の画像を見て、現在撮影しようとしている被写体を確認するようになっている。
このようなフォーカシングスクリーンは、カメラの製造工程に於いて、取付け位置が調整される。これは、被写体から撮像素子までの距離と被写体からフォーカシングスクリーンまでの距離は、光学的に等しくなっていなければならず、等しくない場合は両者の距離を調整しなければならない。両者の距離が異なっているままでは、例えば、フォーカシングスクリーン上でピントが合っていても、実際に得られる画像はピントが合っていないことになるからである。
そのため、従来のフィルムを使用するタイプの一眼レフカメラに於いては、以下のようにして調整していた。
つまり、製造工程に於いて、ミラーユニットのフィルムレール面に鏡を置いてピントが合うように調整用治具のレンズを調整する。次いで、フオーカシングスクリーンに代えて鏡を置き、ピントが合うように調整用治具のレンズを調整する。そして、両者のレンズ位置の差に応じて、フォーカシングスクリーンの取付け位置を、カンザと称されるスペーサを挿入することにより調整していた。
このような調整方法は、長年に渡って行われているものであり、広く周知である。
ところが、一眼レフタイプのデジタルカメラの場合は、フィルムを使用するカメラのレール面に相当する位置に撮像素子が取り付けられており、この撮像素子を取り外して鏡を置いて調整するという方法は適用できないものであった。これは、撮像素子が精密機器であり、該撮像素子を取り付けている基板を取り外して位置調整することが、非常に困難であるからである。
この発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、撮像素子が取付けられた基板を取り外すことなく、容易にフォーカシングスクリーンの位置調整が可能なデジタル一眼レフカメラに於けるフォーカシングスクリーンの位置調整装置及び位置調整方法を提供することを目的とする。
すなわち請求項1に記載の発明は、カメラ本体と、上記カメラ本体に装着可能な撮影レンズと、上記カメラ本体内にあって、上記撮影レンズを通過した被写体光束を受光する撮影用撮像素子と、上記撮影用撮像素子の撮影光路内にあって、上記被写体光束をファインダ光路に導く第1の位置と、上記撮像光路から退避した第2の位置との間で移動可能な可動ミラーと、上記撮影レンズの前方に配置された調整用チャートと、上記可動ミラーを上記第2の位置に移動させた状態で、上記調整用チャートを移動させながら上記撮影用撮像素子からの出力信号に基づくコントラスト値が最大となる位置を判定する第1の判定手段と、上記ファインダ光路側に配置された測定用撮像素子と、上記調整用チャートを上記第1の判定手段で決定された位置に固定し、かつ、上記可動ミラーを上記第1の位置に移動させた状態で、上記測定用撮像素子を移動させながら上記測定用撮像素子からの出力信号に基づくコントラスト値が最大となる位置を判定する第2の判定手段と、上記第2の判定手段で判定された位置に基づいて、フォーカシングスクリーンの調整量を決定する決定手段と、を具備することを特徴とする。
このような構成とすることにより、撮像素子が取付けられた基板を取り外すことなく、容易にフォーカシングスクリーンの位置調整が可能になる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、上記決定手段で決定された上記フォーカシングスクリーンの調整量にしたがって、上記フォーカシングスクリーンを固定する際のカンザ量を決定することを特徴とする。
このような構成とすることにより、フォーカシングスクリーンの取付け位置を、その調整量に応じて容易に調整することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明に於いて、上記カンザ量は、厚みの異なるスペーサによって調整されることを特徴とする。
このような構成とすることにより、フォーカシングスクリーンの取り付け位置を容易に調整することができる。
請求項4に記載の発明は、カメラ本体と、上記カメラ本体に装着可能な撮影レンズと、上記カメラ本体内にあって上記撮影レンズを通過した被写体光束を受光する撮影用撮像素子と、上記撮影用撮像素子の撮像光路内にあって、上記被写体光束をファインダ光路に導く第1の位置と、上記撮像光路から退避した第2の位置との間で移動可能な可動ミラーと、上記撮影レンズの前方に配置された調整用チャートと、上記可動ミラーを上記第2の位置に移動させた状態で、上記調整用チャートを移動させながら合焦位置を判定する第1の判定手段と、上記ファインダ光路内に配置された測定用撮像素子と、上記調整用チャートを上記第1の判定手段で決定された位置に固定し、且つ、上記可動ミラーを上記第1の位置に移動させた状態で、上記測定用撮像素子を移動させながら合焦位置を判定する第2の判定手段と、上記第2の判定手段で判定された位置に基づいて、フォーカシングスクリーンの最適位置を決定する決定手段と、を具備することを特徴とする。
このような構成とすることにより、撮像素子が取付けられた基板を取り外すことなく、容易にフォーカシングスクリーンの位置調整が可能となる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明に於いて、上記決定手段は、上記フォーカシングスクリーンを固定する際のカンザ量を決定することを特徴とする。
このような構成とすることにより、フォーカシングスクリーンの取付け位置を、その調整量に応じて容易に調整することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明に於いて、上記カンザ量は、厚みの異なるスペーサによって調整されることを特徴とする。
このような構成とすることにより、フォーカシングスクリーンの取り付け位置を容易に調整することができる。
請求項7に記載の発明は、デジタル一眼レフカメラに於けるフォーカシングスクリーンの位置調整方法に於いて、調整用チャートを移動させながら、カメラ本体内の撮像素子に対するベストピント位置を決定する第1のステップと、上記カメラ本体のファインダ光路内に測定用の撮像素子を配置し、上記ベストピント位置に上記調整用チャートを固定した状態で、上記測定用撮像素子を移動させながら上記測定用撮像素子に対するベストピント位置を決定する第2のステップと、上記測定用撮像素子に対するベストピント位置の情報に基づいて、フォーカシングスクリーンの位置を決定する第3のステップと、を具備することを特徴とする。
このような構成とすることにより、撮像素子が取付けられた基板を取り外すことなく、容易にフォーカシングスクリーンの位置調整を行うことができる。
この発明によれば、撮像素子が取付けられた基板を取り外すことなく、容易にフォーカシングスクリーンの位置調整が可能なデジタル一眼レフカメラに於けるフォーカシングスクリーンの位置調整装置及び位置調整方法を提供することができる。
以下、図面を参照してこの発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、この発明の第1の実施形態に係るフォーカシングレンズの位置調整装置の構成を示した図である。
図1に於いて、ベンチ10上には、調整用チャート11と、後述するミラーユニット20を調整するためのユニット保持治具12とが、所定距離をおいて配置されている。
このユニット保持治具12は、上記調整用チャート11からの光をミラーユニット20に導くためのレンズ13と、該ミラーユニット20を取り付けるためのレンズマウント14とが設けられている。
上記ミラーユニット20のレンズマウント14には、ボディマウント21によってミラーユニット20が取り付けられる。このミラーユニット20は、一眼レフタイプのデジタルカメラのボディユニットに取り付けられるもので、上記ユニット保持治具12に取り付けられた状態で、後述するようにフォーカシングスクリーンの位置が調整される。
ミラーユニット20は、ユニット保持治具12内のレンズ13から入射される光を反射する回動可能なクイックリターンミラー22を有している。このクイックリターンミラー22で反射された光は、ミラーユニット20の上方に位置されるビデオマイクロスコープ30に至る。
上記クイックリターンミラー22の中央部はハーフミラーになっており、該クイックリターンミラー22がダウン(図示の位置)した際に一部の光束が透過する。そして、この透過した光束は、クイックリターンミラー22に設置されたサブミラー32で反射され、AFセンサ33に導かれる。尚、上記クイックリターンミラー22のアップ時には、サブミラー32は折り畳まれるようになっている。
上記クイックリターンミラーのアップ時(図示せず)は、ユニット保持治具12内のレンズ13を介して入射される光は、シャッタ35を介してCCD基板36に取り付けられた撮像素子であるCCD37に到達する。このCCD37で得られた信号は、カメラインターフェイス回路40内のCCDインターフェイス回路41を介して、パーソナルコンピュータ(PC)45に出力される。
カメラインターフェース回路40は、該パーソナルコンピュータ45とミラーユニット20の間に設けられるもので、ミラーユニット20の調整を行うための種々の回路で構成されている。例えば、カメラインターフェイス回路40は、上述したCCDインターフェイス回路41の他、シャッタ35のタイミングを制御するシャッタ制御回路42と、クイックリターンミラー22の動作を制御するミラーアップ/ダウン(UP/Down)制御回路43と、後述するカメラボディ内の不揮発性メモリの読出し、書き込みを行うための不揮発性メモリリード/ライト回路44とを有して構成されている。
また、パーソナルコンピュータ45は、ステッピングモータ駆動回路(1)47でを介してステッピングモータ(1)48を駆動する。このステッピングモータ48は、移動機構49を構成するもので、調整用チャート11を光軸方向に移動させる機構を有している。
更に、パーソナルコンピュータ45には、ビデオマイクロスコープ30を鉛直方向に移動させるためのステッピングモータ(2)52を駆動するためのステッピングモータ駆動回路(2)51と、ビデオマイクロスコープ30で得られた画像をパーソナルコンピュータ45上に表示するためのビデオ信号変換回路55とが接続されている。また、ステッピングモータ(2)52は、移動機構53を構成している。
上記ミラーユニット20は、図2に示されるように構成されている。
図2に於いて、ミラーユニット20は、図示されないカメラのボディユニットに組み込まれるもので、その前面部にはボディマウント21が設けられている。そして、内部に回動可能に取り付けられているクイックリターンミラー22の上方には、スクリーンユニット25が取り付けられる。
このスクリーンユニット25は、その外部に設けられた複数個の嵌合部25aに、ミラーユニット20内に形成された複数個のボス28が嵌挿されて、ミラーユニット20に組み付けられる。そして、板バネである押え板57を介してビス58によって螺合されることにより、スクリーンユニット25がミラーユニット20に固着される。この際、ボス28にスペーサとしてのカンザ27が嵌挿されることにより、後述するように、ミラーユニット20とスクリーンユニット25との間隔が制御される。
図3は、上述したミラーユニット20が装着されたボディユニット85と交換レンズユニット60から成る電子カメラの構成を示すブロック図である。
交換レンズユニット60には、ボディユニット85に設けられたボディマウント21に、該交換レンズユニット60を装着するためのレンズマウント61が設けられている。そして、図示されない被写体からの光束が、撮影レンズ62、光量調節用の絞り63を介して、ミラーユニット20内のCCD37に導かれるように構成されている。
レンズCPU(LnsCPU)64は、交換レンズユニット60内の各部の動作制御を司るものであり、その内部には記録手段であるフラッシュ(Flush)ROM65が配置されている。このフラッシュROM65には、レンズCPU64のプログラムコード、焦点位置のずれ量等の制御パラメータが記録されている。
更に、交換レンズユニット60は、レンズモータ駆動回路67と、絞りモータ駆動回路68と、DCモータ69と、レンズ駆動機構70と、円盤71と、フォトインタラプタ(PI)72と、ステッピングモータ78と、絞り駆動機構79とを有して構成されている。
上記レンズモータ駆動回路67は、DCモータ69を駆動させて、レンズ駆動機構70を介して撮影レンズ62を光軸上で移動させる。また、DCモータ69の駆動により、所定方向に回転される円盤71をフォトインタラプタ72で検知することにより、撮影レンズ62の移動量が得られる。更に、絞りモータ駆動回路68は、ステッピングモータ78を駆動させることによって、絞り駆動機構79を介して絞り63を駆動させる。
一方、ボディユニット85に於いては、上述した交換レンズユニット60内の撮影レンズ62を介して入射される光線は、クイックリターンミラー22で反射されて、フォーカシングスクリーン26、ペンタプリズム86を介して接眼レンズ87に至る。また、図示されないが、クイックリターンミラー22が光路より退避した場合は、撮影レンズ62を通った光線は、シャッタ35を介してCCD基板36に取り付けられたCCD37に結像される。
上記クイックリターンミラー22のダウン時に該クイックリターンミラー22を透過した光束は、サブミラー32で反射されてAFセンサ33に導かれる。
画像処理回路(ASIC)、各種インターフェイスや制御回路を含む構成のシステムコントローラ90には、測光回路91と、ミラー駆動機構92と、撮像素子IF回路93と、シャッタ駆動機構94と、焦点検出回路95と、不揮発性メモリ96と、画像表示回路99と、バスを介してフラッシュ(Flush)ROM100、SDRAM101及びSRAM102と、データ記録メディア103と、操作スイッチ(SW)104とが接続されている。また、このシステムコントローラ90は、ボディマウント21、交換レンズユニット60内のレンズマウント61を介して、レンズCPU64と通信可能となっている。
尚、上記ミラー駆動機構92、撮像素子IF回路93、シャッタ駆動機構94、焦点検出回路95、不揮発性メモリ96は、図1には示されないが、ミラーユニット20内に含まれている。
上記測光回路91は、図示されない被写体の輝度を測定して露出時間を決定するための回路である。また、ミラー駆動機構92は、クイックリターンミラー22のアップダウンの駆動を行うものである。
撮像素子IF回路93は、撮像素子であるCCD37を駆動するためのインターフェイス回路である。また、シャッタ駆動機構94は、シャッタ35の動きを制御するための機構である。
更に、焦点検出回路95は、AFセンサ33に接続されて、撮影レンズ62を通って入射された光線に基づいて焦点検出を行うための回路である。上記不揮発性メモリ96は、ボディマウント21の面からCCD37の面までの距離(フランジバック)のデータの偏差量を記憶するためのもので、EEPROM等で構成されている。
画像表示回路99は、CCD37で撮像された画像データを表示するための回路であり、一般にはTFT等のカラーの液晶表示素子により構成される。
上記フラッシュROM100はシステムコントローラ90を動作させるためのプログラムが記憶されている。また、SDRAM101は、画像データ等を一時的に記憶するためのメモリであり、SRAM102は種々のワークエリアとして使用されるメモリである。データ記録メディア103は、圧縮された画像データが記録される。
更に、操作スイッチ104は、種々の動作をこの電子カメラに実行させるべく操作される多数のスイッチで構成される。
尚、ミラーユニット20は、上述した図1と同じ構成であるので、図1と同一の部分には同一の参照番号を付して、その図示及び説明は省略する。
次に、図4及び図5のフローチャートを参照して、第1の実施形態に係るフォーカシングレンズの位置調整装置の測定動作について説明する。
図4は、このフォーカシングレンズの位置調整装置を操作するオペレータの動作を説明するフローチャートである。
フォーカシングレンズの位置調整装置の操作が開始されると、先ず、ステップS1にて、ミラーユニット20が、ボディマウント21とレンズマウント14によってユニット保持治具12に取り付けられる。次いで、ステップS2にて、パーソナルコンピュータ45により、カンザ選択プログラムが実行される。このプログラムの実行により、スクリーンユニット25をミラーユニット20に組み込む際の高さ調整量が算出される。この高さ調整量が、選択されるカンザの厚みとなる。
こうしてステップS3でカンザ選択動作が終了すると、ステップS4に移行して、上述した高さ調整量に相当する厚みを有するカンザが選択される。そして、選択されたカンザ27が、ミラーユニット20のスクリーンユニット25を組み付けるためのボス28に嵌挿される。
次いで、ステップS5にて、スクリーンユニット25が、ミラーユニット20に組み付けられる。更に、ステップS6にて、組み付けられたスクリーンユニット25に、フォーカシングスクリーン26が組み付けられる。その後、ステップS7にて、ミラーユニット20がレンズ保持治具12から取り外されると、オペーレータによるフォーカシングレンズの位置調整装置が終了する。
尚、この図4のフローチャートに於いては、カンザ27がボス28に嵌挿されてからミラーユニット20をユニット保持治具12から取り外すとしているが、これに限られずに、ミラーユニット20を取り外した後にカンザ27が嵌挿されるようにしても良いのは勿論である。
図5は、フォーカシングレンズの位置調整装置を実際に実行するパーソナルコンピュータ45の動作を説明するフローチャートである。
上述した図4のフローチャートのステップS2にて、オペレータによってカンザ選択プログラムが起動されると、本フローチャートが開始される。つまり、このプログラムが開始される時点では、調整されるミラーユニット20はレンズ保持治具12に取り付けられている状態である。
そして、先ず、ステップS11にて、ステッピングモータ駆動回路(1)47を介してステッピングモータ(1)48が制御されて、調整用チャート11が初期位置(遠点)に設定される。次いで、ミラーユニット20内のクイックリターンミラー22が、カメラインターフェイス回路40内のミラーアップ/ダウン制御回路43によって、図6(a)に示されるようにアップ位置に駆動される。
ステップS13では、CCDインターフェイス回路41を介してCCD37へ露光開始信号が送られ、更にシャッタ制御回路42によってシャッタ35が所定時間だけ開かれることによって、露光が行われる。
露光が終了すると、続くステップS14にて、クイックリターンミラー22が、ミラーアップ/ダウン制御回路42を介してダウン位置へ駆動される(図6(b)参照)。そして、ステップS15にて、CCD37から画像データが読み出される。更に、ステップS16では、焦点検出エリアに対応する画像データから、コントラスト値が算出されてパーソナルコンピュータ45内に記憶される。
次いで、ステップS17に於いて、調整用チャート11について、上記ステップS11で設定された初期位置から最至近位置まで移動されたか否かが判定される。ここで、調整用チャート11がまだ最至近位置に到達していない場合は、ステップS18へ移行して移動機構49によって所定量移動され、その後上記ステップS12に移行する。
図7は、こうした調整用チャート11の移動により得られた、コントラスト値とステッピングモータ(1)48の駆動回数との関係を表した特性図である。ここで、コントラスト値(C)は、隣接する画素出力の差分の和を求めることにより算出される。
C=Σ|Di −Di+1
ここで、Dは画素出力を表している。
一方、調整用チャート11が最至近位置まで到達したならば、ステップS19に移行して、上記ステップS16で算出されたコントラスト値が最大となる調整用チャート11の位置が求められる。そして、ステップS20にて、そのコントラスト値が最大となる位置へ調整用チャート11が移動される。
こうして調整用チャート11の移動が完了したならば、ステップS21にて、ステッピングモータ駆動回路(2)51を介してステッピングモータ(2)52が制御されて、ビデオマイクロスコープ30が初期位置(最至近位置)へ設定される。そして、ステップS22にて、ビデオ信号変換回路55を介してビデオ信号からチャート像のコントラスト値が算出されて、この値が記憶される。
次いで、ステップS23に於いて、図6(b)に示されるように、ビデオマイクロスコープ30が上記ステップS21で設定された初期位置から最遠点位置まで移動されたか否かが判定される。ここで、ビデオマイクロスコープ30がまだ最遠点位置に到達していない場合は、ステップS24へ移行して移動機構53によって所定量移動される。
一方、ビデオマイクロスコープ30が最遠点位置まで到達したならば、ステップS25に移行して、上記ステップS22で算出されたコントラスト値が最大となる調整用チャート11の位置が求められる。そして、ステップS26にて、予め設定されている基準値とコントラスト値が最大となるチャート像の位置との差から、嵌挿されるべくカンザの厚さが決定され、表示画面等に出力される。
このようにして、フォーカシングレンズの位置調整装置の測定動作が終了する。
(第2の実施形態)
次に、図8及び図9のフローチャートを参照して、この発明の第2の実施形態に係るフォーカシングレンズの位置調整装置の測定動作について説明する。
この第2の実施形態では、上述した第1の実施形態とは異なり、スクリーンユニット20に代えて基準ガラスを用いて基準位置を設定するようにしている。そして、この第2の実施の形態に於いて、上記基準ガラス以外の該位置調整装置の構成は、上述した第1の実施の形態と同じであるので、図1乃至図3と同一の部分には同一の参照番号を付して、その図示及び説明は省略し、異なる構成及び動作についてのみ説明する。
図8は、この発明の第2の実施形態に於けるフォーカシングレンズの位置調整装置を操作するオペレータの動作を説明するフローチャートである。
フォーカシングレンズの位置調整装置の操作が開始されると、先ず、ステップS31にて、ミラーユニット20が、ボディマウント21とレンズマウント14によってユニット保持治具12に取り付けられる。次いで、ステップS32にて、スクリーンユニット25の代わりに、基準ガラス107が上記ミラーユニット20上に載置される。
図11は、この基準ガラス107の構造例を示した図である。
この基準ガラス107は、その表面に、例えばアルミニウム(Al)蒸着線108が、複数本設けられている。尚、このアルミニウム蒸着線108を用いた調整の詳細は後述する。
次に、ステップS33では、パーソナルコンピュータ45により、カンザ選択プログラムが実行される。このプログラムの実行により、基準ガラス107をミラーユニット20に組み込んだ際の基準位置が求められる。
そして、ステップS34にてカンザ選択動作が終了すると、ステップS35に移行して、基準ガラス107がミニユニット20から取り外される。
次いで、ステップS36にて、パーソナルコンピュータ45により算出された厚みに近いカンザ27が選択される。ここで選択されたカンザ27が、ミラーユニット20のスクリーンユニット25を組み付けるためのボス28に嵌挿される。
ステップS37では、スクリーンユニット25が、ミラーユニット20に組み付けられる。更に、ステップS38にて、組み付けられたスクリーンユニット25に、フォーカシングスクリーン26が組み付けられる。その後、ステップS39にて、ミラーユニット20がレンズ保持治具12から取り外されると、オペーレータによるフォーカシングレンズの位置調整装置が終了する。
図9は、第2の実施形態に於けるフォーカシングレンズの位置調整装置を実際に実行するパーソナルコンピュータ45の動作を説明するフローチャートである。
尚、この図9に示されるフローチャートに於いて、ステップS41〜S51の処理動作は、上述した第1の実施形態に於ける図5のフローチャートのステップS11〜S21と同様であるので、ここでは説明を省略する。
また、上記ステップS41〜S50の処理動作中のミラーユニット20等は、図10(a)の概念図に示されるような構成となっている。
ステップS51では、ステッピングモータ駆動回路(2)51を介してステッピングモータ(2)52が制御され、ビデオマイクロスコープ30が初期位置(最至近位置)へ設定される。このステップS51〜S63の処理動作中のミラーユニット20等は、図10(b)の概念図に示されるような構成となっている。
ステップS52では、ビデオ信号の画像取り込みエリアが、ミラーユニット20に載置された基準ガラス107に設けられた蒸着線108の位置に合わせられる。次いで、ステップS53にて、ビデオ信号変換回路55を介してビデオ信号から上記基準ガラス107の蒸着線108のコントラスト値が算出されて、この値が記憶される。
そして、ステップS54に於いて、ビデオマイクロスコープ30が上記ステップS51で設定された初期位置から最遠点位置まで移動されたか否かが判定される。ここで、ビデオマイクロスコープ30がまだ最遠点位置に到達していない場合は、ステップS55へ移行して移動機構53によって所定量移動される。その後、上記ステップS53に移行する。
一方、上記ステップS54にて、ビデオマイクロスコープ30が最遠点位置まで到達したならば、ステップS56に移行して、上記ステップS53で記憶されたコントラスト値の最大値から、基準ガラス107の蒸着線108の位置が算出される。
この後、ステップS57にて、ステッピングモータ駆動回路(2)51を介してステッピングモータ(2)52が制御され、再びビデオマイクロスコープ30が初期位置(最至近位置)へ設定される。そして、ステップS58にて、基準ガラス107の蒸着線108からずらした位置に、ビデオ信号の画像取り込みエリアが設定される。すなわち、図11に示されるように設けられている、隣接する蒸着線108の間隙等、この基準ガラス107を介しても調整用チャート11のみが見える(蒸着線108は見えない)位置に、上記画像取り込みエリアが設定される。
次いで、ステップS59では、ビデオ信号変換回路55を介してビデオ信号からチャート像のコントラスト値が算出されて、この値が記憶される。
そして、ステップS60に於いて、ビデオマイクロスコープ30が上記ステップS57で設定された初期位置から最遠点位置まで移動されたか否かが判定される。ここで、ビデオマイクロスコープ30がまだ最遠点位置に到達していない場合は、ステップS61へ移行して移動機構53によって所定量移動された後、上記ステップS59に移行する。
一方、ビデオマイクロスコープ30が最遠点位置まで到達したならば、ステップS62に移行して、上記ステップS22で算出されたコントラスト値が最大となる調整用チャート11の位置が求められる。
そして、ステップS63にて、上記ステップS53で記憶された蒸着線108の位置と上記ステップS59で記憶されたチャート像の位置との差から、嵌挿されるべくカンザの厚さが決定され、表示画面等に出力される。この差が、図10(b)に示されるδである。この場合、基準ガラス107の屈折率とフォーカシングスクリーン26の材質の屈折率との差が補正されることによって、カンザの厚さが算出される。
このようにして、フォーカシングレンズの位置調整装置の測定動作が終了する。
(第3の実施形態)
ところで、上述した第1及び第2の実施形態では、フォーカシングレンズの位置調整装置について述べたが、この装置の位置調整動作にいくつかの動作を加えることによって、フランジバックのズレを測定する装置として使用することができる。以下に述べる第3の実施形態は、こうしたフランジバックのズレを測定する装置として使用した例である。
尚、この第3の実施の形態に於いて、位置調整装置の構成は、上述した第1及び第2の実施の形態と同じであるので、図1乃至図3と同一の部分には同一の参照番号を付して、その図示及び説明は省略し、異なる構成及び動作についてのみ説明する。
図12は、フランジバックのずれ測定を説明するための図である。
同図に於いて、fはレンズ13の焦点距離、xはこのレンズ13の焦点から基準位置までの距離、Δxは調整用チャート11と基準位置との差、Cは設計上のボディマウント21からCCD37の取付け位置までの距離(フランジバック)、δxはこの設計上の位置と実際のCCDの位置との差(ズレ量)である。
基準位置に於ける縦の倍率(μ)は、図式により求められる。
μ=f2 /x2
設計上の位置にCCDが存在する状態のとき、調整用チャート11を基準位置に設定すれば、この調整用チャート11のチャート像はCCD37上にピントが合う。上述した縦の倍率(μ)とΔx、δxとは、以下の関係式が成立する。
δx=μ×Δx
図13は、この第3の実施形態に於けるフォーカシングレンズの位置調整装置の動作を説明するフローチャートである。
尚、この図13に示されるフローチャートに於いて、ステップS71〜S80、及びステップS84〜S89の処理動作は、上述した第1の実施形態に於ける図5のフローチャートのステップS11〜S20、及びステップS21〜26と同様であるので、ここでは説明を省略する。
ステップS80にて調整用チャート11が移動されると、続くステップS81にて、該調整用チャート11の基準位置と現在のチャート位置との差(Δx;図12参照)が検出される。次いで、ステップS82にて、縦の倍率(μ)とΔxから、フランジバックの長さのズレ量(δx)が算出される。
そして、ステップS83にて上記ズレ量が、ミラーユニット20内の不揮発性メモリ96に記録される。その後、ステップS84に移行してビデオマイクロスコープ30が移動される。
このようにして、フランジバックのズレを測定することができる。
図14は、第3の実施形態に於けるフォーカシングレンズの位置調整装置の別の動作例を説明するフローチャートである。
尚、この図14に示されるフローチャートに於いて、ステップS91〜S100、及びステップS104〜S116の処理動作は、上述した第2の実施形態に於ける図9のフローチャートのステップS41〜S50、及びステップS51〜63と同様であるので、ここでは説明を省略する。
ステップS100にて調整用チャート11が移動されると、続くステップS101にて、該調整用チャート11の基準位置と現在のチャート位置との差(Δx;図12参照)が検出される。次いで、ステップS102にて、縦の倍率(μ)とΔxから、フランジバックの長さのズレ量(δx)が算出される。
そして、ステップS103にて上記ズレ量が、ミラーユニット20内の不揮発性メモリ96に記録される。その後、ステップS104に移行してビデオマイクロスコープ30が移動される。
このようにして、フランジバックのズレを測定することができる。
尚、上述した実施形態に於いては、何れも調整用チャート11を移動させた例について述べたが、これに限られるものではない。例えば、調整用チャート11を固定して、ミラーユニット20を取り付けたレンズ保持治具12を光軸方向に移動させるようにしても良い。
この発明の第1の実施形態に係るフォーカシングレンズの位置調整装置の構成を示した図である。 図1に示されるミラーユニット20の構造を示した斜視図である。 ミラーユニット20が装着されたボディユニット85と交換レンズユニット60から成る電子カメラの構成を示すブロック図である。 この発明の第1の実施形態に係るフォーカシングレンズの位置調整装置の測定動作について説明するもので、オペレータの動作を説明するフローチャートである。 この発明の第1の実施形態に係るフォーカシングレンズの位置調整装置の測定動作について説明するもので、フォーカシングレンズの位置調整装置を実際に実行するパーソナルコンピュータ45の動作を説明するフローチャートである。 第1の実施形態に係るフォーカシングレンズの位置調整装置の測定動作を説明する図である。 調整用チャート11の移動により得られた、コントラスト値とステッピングモータ(1)48の駆動回数との関係を表した特性図である。 この発明の第2の実施形態に係るフォーカシングレンズの位置調整装置の測定動作について説明するもので、オペレータの動作を説明するフローチャートである。 この発明の第2の実施形態に係るフォーカシングレンズの位置調整装置の測定動作について説明するもので、フォーカシングレンズの位置調整装置を実際に実行するパーソナルコンピュータ45の動作を説明するフローチャートである。 第2の実施形態に係るフォーカシングレンズの位置調整装置の測定動作を説明する図である。 第2の実施形態に係るフォーカシングレンズの位置調整装置で使用される基準ガラス107の構造例を示した図である。 この発明の第3の実施形態に係るフォーカシングレンズの位置調整装置の測定動作について説明するもので、フランジバックのずれ測定を説明するための図である。 この発明の第3の実施形態に於けるフォーカシングレンズの位置調整装置の動作を説明するフローチャートである。 この発明の第3の実施形態に於けるフォーカシングレンズの位置調整装置の別の動作例を説明するフローチャートである。
符号の説明
10…ベンチ、11…調整用チャート、12…ユニット保持治具、13…レンス図、14…レンズマウント、20…ミラーユニット、21…ボディマウント、22…クイックリターンミラー、25…スクリーンユニット、25a…嵌合部、26…フォーカシングスクリーン、27…カンザ、28…ボス、30…ビデオマイクロスコープ、33…AFセンサ、36…CCD基板、37…CCD、40…カメラインターフェイス回路、41…CCDインターフェイス回路、45…パーソナルコンピュータ(PC)、48…ステッピングモータ(1)、52…ステッピングモータ(2)、60…交換レンズユニット、62…撮影レンズ、63…絞り、64…レンズCPU(LnsCPU)、85…ボディユニット、90…システムコントローラ、91…測光回路、92…ミラー駆動機構、93…撮像素子IF回路、94…シャッタ駆動機構、95…焦点検出回路、96…不揮発性メモリ、104…操作スイッチ、107…基準ガラス、108…アルミニウム(Al)蒸着線。

Claims (7)

  1. カメラ本体と、
    上記カメラ本体に装着可能な撮影レンズと、
    上記カメラ本体内にあって、上記撮影レンズを通過した被写体光束を受光する撮影用撮像素子と、
    上記撮影用撮像素子の撮影光路内にあって、上記被写体光束をファインダ光路に導く第1の位置と、上記撮像光路から退避した第2の位置との間で移動可能な可動ミラーと、
    上記撮影レンズの前方に配置された調整用チャートと、
    上記可動ミラーを上記第2の位置に移動させた状態で、上記調整用チャートを移動させながら上記撮影用撮像素子からの出力信号に基づくコントラスト値が最大となる位置を判定する第1の判定手段と、
    上記ファインダ光路側に配置された測定用撮像素子と、
    上記調整用チャートを上記第1の判定手段で決定された位置に固定し、かつ、上記可動ミラーを上記第1の位置に移動させた状態で、上記測定用撮像素子を移動させながら上記測定用撮像素子からの出力信号に基づくコントラスト値が最大となる位置を判定する第2の判定手段と、
    上記第2の判定手段で判定された位置に基づいて、フォーカシングスクリーンの調整量を決定する決定手段と、
    を具備することを特徴とするデジタル一眼レフカメラに於けるフォーカシングスクリーンの位置調整装置。
  2. 上記決定手段で決定された上記フォーカシングスクリーンの調整量にしたがって、上記フォーカシングスクリーンを固定する際のカンザ量を決定することを特徴とする請求項1に記載のデジタル一眼レフカメラに於けるフォーカシングスクリーンの位置調整装置。
  3. 上記カンザ量は、厚みの異なるスペーサによって調整されることを特徴とする請求項2に記載のデジタル一眼レフカメラに於けるフォーカシングスクリーンの位置調整装置。
  4. カメラ本体と、
    上記カメラ本体に装着可能な撮影レンズと、
    上記カメラ本体内にあって上記撮影レンズを通過した被写体光束を受光する撮影用撮像素子と、
    上記撮影用撮像素子の撮像光路内にあって、上記被写体光束をファインダ光路に導く第1の位置と、上記撮像光路から退避した第2の位置との間で移動可能な可動ミラーと、
    上記撮影レンズの前方に配置された調整用チャートと、
    上記可動ミラーを上記第2の位置に移動させた状態で、上記調整用チャートを移動させながら合焦位置を判定する第1の判定手段と、
    上記ファインダ光路内に配置された測定用撮像素子と、
    上記調整用チャートを上記第1の判定手段で決定された位置に固定し、且つ、上記可動ミラーを上記第1の位置に移動させた状態で、上記測定用撮像素子を移動させながら合焦位置を判定する第2の判定手段と、
    上記第2の判定手段で判定された位置に基づいて、フォーカシングスクリーンの最適位置を決定する決定手段と、
    を具備することを特徴とするデジタル一眼レフカメラに於けるフォーカシングスクリーンの位置調整装置。
  5. 上記決定手段は、上記フォーカシングスクリーンを固定する際のカンザ量を決定することを特徴とする請求項4に記載のデジタル一眼レフカメラに於けるフォーカシングスクリーンの位置調整装置。
  6. 上記カンザ量は、厚みの異なるスペーサによって調整されることを特徴とする請求項5に記載のデジタル一眼レフカメラに於けるフォーカシングスクリーンの位置調整装置。
  7. デジタル一眼レフカメラに於けるフォーカシングスクリーンの位置調整方法に於いて、
    調整用チャートを移動させながら、カメラ本体内の撮像素子に対するベストピント位置を決定する第1のステップと、
    上記カメラ本体のファインダ光路内に測定用の撮像素子を配置し、上記ベストピント位置に上記調整用チャートを固定した状態で、上記測定用撮像素子を移動させながら上記測定用撮像素子に対するベストピント位置を決定する第2のステップと、
    上記測定用撮像素子に対するベストピント位置の情報に基づいて、フォーカシングスクリーンの位置を決定する第3のステップと、
    を具備することを特徴とするデジタル一眼レフカメラに於けるフォーカシングスクリーンの位置調整方法。
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