JP4330982B2 - ドライサンプ給油式内燃機関のブローバイガス還元装置 - Google Patents

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本発明は、ドライサンプ給油式内燃機関のブローバイガス還元装置に関する。
ブローバイガスによる潤滑油の劣化を抑制するために潤滑油タンクとクランク室とをそれぞれ吸気通路に接続したドライサンプ給油式エンジンのブローバイガス還元装置が知られている(特許文献1参照)。その他、本発明に関連する先行技術文献として特許文献2〜5が存在する。
実公平6−10110号公報 特開平11−148333号公報 実開平3−17213号公報 特開平4−246216号公報 特開平8−240113号公報
従来の装置では、気液分離が十分に行われていないブローバイガスがクランク室から吸気通路へ排出されるおそれがある。また、潤滑油タンクとクランク室とから吸気通路へ排出されるガスの流量はそれぞれ潤滑油タンクと吸気通路との圧力差、クランク室と吸気通路との圧力差によって決定されるが、これらの圧力差は内燃機関の運転状態によって変動するので、圧力差によっては潤滑油タンクやクランク室から適切にブローバイガスが排出されない可能性がある。そのため、潤滑油の劣化が促進されるおそれがある。
そこで、本発明は、ブローバイガスの気液分離を促進でき、且つクランク室及び潤滑油タンクからブローバイガスを適切に排出可能なドライサンプ給油式内燃機関のブローバイガス還元装置を提供することを目的とする。
本発明のドライサンプ給油式内燃機関のブローバイガス還元装置は、内燃機関のクランク室の底部に設けられた潤滑油溜め部から潤滑油タンクへ潤滑油を排出する排出ポンプと、前記潤滑油タンクから前記内燃機関の各部へ前記潤滑油を供給する供給ポンプと、を備えたドライサンプ給油式内燃機関に適用されるブローバイガス還元装置において、前記クランク室の前記潤滑油溜め部よりも上部の空間と前記潤滑油タンク内のヘッドスペースとを接続する接続通路と、前記ヘッドスペースと前記内燃機関の吸気通路とを接続するブローバイガス還元通路と、前記ブローバイガス還元通路を通過するガスの流量を前記ヘッドスペースと前記吸気通路との圧力差に応じて調整する流量調整手段と、前記ヘッドスペースの圧力を調整する圧力調整手段と、前記ヘッドスペースの圧力を取得するタンク内圧力取得手段と、前記吸気通路の圧力を取得する吸気圧取得手段と、前記流量調整手段により調整される前記ブローバイガス還元通路のガス流量が目標流量となるように前記タンク内圧力取得手段が取得した圧力と前記吸気圧取得手段が取得した圧力とに基づいて前記圧力調整手段を制御する圧力制御手段と、を備えたことにより、上述した課題を解決する(請求項1)。
本発明のブローバイガス還元装置によれば、クランク室内のブローバイガスは接続通路によって潤滑油タンクのヘッドスペースへ導入され、その後ブローバイガス還元通路を通って吸気通路へ導入される。このようにヘッドスペースを通過させることにより、ヘッドスペースにおいてブローバイガスの気液分離を促進させることができる。
また、本発明のブローバイガス還元装置によれば、内燃機関の運転状態の変化等によりヘッドスペースと吸気通路との圧力差が変化した場合でも、ブローバイガス還元通路のガス流量が目標流量になるように圧力制御手段がヘッドスペースの圧力を調整するので、クランク室及び潤滑油タンクから適切にブローバイガスを吸気通路へ排出することができる。従って、ブローバイガスによる潤滑油の劣化を抑制することができる。
本発明のドライサンプ給油式内燃機関のブローバイガス還元装置は、前記目標流量として、前記流量調整手段が調整できるガス流量の最大値が設定されていてもよい(請求項2)。この場合、ブローバイガス還元通路のガス流量は流量調整手段が調整できる最大のガス流量(最大調整流量)となる。これにより、クランク室及び潤滑油タンクから最大調整流量のブローバイガスを排出させることができるので、潤滑油の劣化をさらに抑制することができる。
本発明のドライサンプ給油式内燃機関のブローバイガス還元装置は、前記圧力調整手段として、前記接続通路を通過するガスの流量を調整する弁手段が設けられていてもよい(請求項3)。ヘッドスペースの圧力は、ヘッドスペースへ流入するガスの流量とヘッドスペースから流出するガスの流量の変化させることで調整することができる。例えば、ヘッドスペースへ流入するガス流量を増加させることでヘッドスペースの圧力を上昇させることができ、ガス流量を減少させることで圧力を低下させることができる。そこで、弁手段によって接続通路を通過するガスの流量を調整することでヘッドスペースの圧力を調整することができる。
本発明のドライサンプ給油式内燃機関のブローバイガス還元装置は、前記吸気通路にスロットルバルブが設けられ、前記ブローバイガス還元通路は前記スロットルバルブの下流の前記吸気通路に接続されていてもよい(請求項4)。このようにブローバイガス還元通路を接続することで、ブローバイガス還元装置から導入されるブローバイガスに含まれる煤等のスロットルバルブへの付着を抑制することができる。そのため、煤等のデポジットによるスロットルバルブの固着を防止することができる。また、スロットルバルブへのデポジットの堆積による吸入空気量の低下を抑制することができるので、空燃比のリッチ化を抑制して排気エミッション、出力及び燃費の悪化を抑制することができる。
本発明によれば、気液分離の促進によりブローバイガスによる潤滑油の持ち去りを低減させて潤滑油の減少を抑制することができる。また、クランク室及び潤滑油タンクから適切にブローバイガスが排出されるので、潤滑油の劣化を抑制することができる。そのため、潤滑油の交換頻度を抑えて、メンテナンスコストを低減することができる。さらに、ブローバイガスに含まれる燃料及び煤と潤滑油との混合が抑制されるので、潤滑油が供給される内燃機関各部の潤滑効率を向上させることができる。
図1に本発明のブローバイガス還元装置が組み込まれたドライサンプ給油式内燃機関を示す。図1の内燃機関1は、シリンダが形成されるシリンダブロック2と、シリンダブロック2の上方に取り付けられるシリンダヘッド3と、シリンダヘッド3の上面に取り付けられるヘッドカバー4と、シリンダブロック2の下方に取り付けられるクランクケース5と、クランクケース5の下面に取り付けられるオイルパン6とで構成されている。クランクケース5の内部には、シリンダブロック2と、クランクケース5と、オイルパン6とによってクランク室7が形成される。シリンダヘッド3とシリンダブロック2とクランク室7とは、シリンダヘッド3及びシリンダブロック2に形成されたブローバイガス通路(不図示)で接続されている。
内燃機関1には、吸気通路8と、給油装置9とが設けられている。吸気通路8には、吸気濾過用のエアクリーナ10と、吸気量に対応した信号を出力するエアフローセンサ11と、吸気量調整用のスロットルバルブ12と、吸気通路4の圧力(吸気圧)に対応した信号を出力する吸気圧取得手段としての吸気圧センサ13とが設けられている。給油装置9はドライサンプ式給油装置として構成され、潤滑油を貯留する潤滑油タンク14と、潤滑油タンク14内の潤滑油を内燃機関1の各部へ供給する(図1中の矢印A方向へ送る。)供給ポンプ15と、内燃機関1の各部を潤滑した後クランク室7の底部に設けられた潤滑油溜め部6aに戻ってきた潤滑油を潤滑油タンク14へ排出する(図1中の矢印B方向へ送る。)排出ポンプ16と、を備えている。供給ポンプ15及び排出ポンプ16は、ベルト17によって例えば内燃機関1の出力軸と接続され、駆動される。
内燃機関1には、内燃機関1の圧縮行程時や膨張行程時にクランク室7へ噴き抜けた燃料混合気いわゆるブローバイガスを吸気通路8へ還元するためのブローバイガス還元装置18が設けられている。ブローバイガス還元装置18は、クランク室7の潤滑油溜め部6aよりも上部の空間(上部空間)7aと潤滑油タンク14内のヘッドスペース14aとを接続する接続通路19と、ヘッドスペース14aとスロットルバルブ12よりも下流の吸気通路8とを接続するブローバイガス還元通路20と、ヘッドスペース14aの圧力(タンク内圧)に対応した信号を出力するタンク内圧力取得手段としてのタンク内圧センサ21と、吸気通路8とヘッドカバー4とを接続する新気導入通路22とを備えている。接続通路19には接続通路19を流通するガスの流量を調整する弁手段としての電磁弁23が、ブローバイガス還元通路20にはブローバイガス還元通路20を通過するガスの流量をヘッドスペース14aと吸気通路4との圧力差に応じて調整する流量調整手段としてのPCVバルブ24が、それぞれ設けられている。
内燃機関1の運転状態はエンジンコントロールユニット(ECU)25により制御される。ECU25はマイクロプロセッサ及びその主記憶装置として機能するROM、RAM等の周辺装置を組み合わせたコンピュータとして構成される。ECU25は、例えばイグニッション(IG)スイッチ26等から内燃機関1の始動信号を受信した場合、始動装置を動作させて内燃機関1を始動させる。また、ECU25には、エアフローセンサ11、吸気圧センサ13及びタンク内圧センサ21が接続される。ECU25の起動及びその停止は電源制御回路27により制御される。
電源制御回路27によりECU25が起動されると、ECU25は内燃機関1の始動のために各種の制御ルーチンを開始する。図2は、その制御ルーチンの一つとして電磁弁23を制御するためにECU25が実行する電磁弁制御ルーチンを示している。図2の制御ルーチンは、実行開始後、内燃機関1の運転中に所定の間隔で繰り返し実行される。
図2の制御ルーチンにおいて、ECU25はまずステップS11で内燃機関1が運転中であるか否かを判断する。内燃機関1が運転中であるか否かは、例えばエアフローセンサ11の出力信号を参照することで判断することができる。内燃機関1が運転中ではないと判断した場合はステップS12に進み、内燃機関1の始動要求があったか否かを判断する。
始動要求があったか否かは、例えばIGスイッチ26からの出力信号を参照することで判断することができる。始動要求がなかったと判断した場合は、今回の制御ルーチンを終了する。一方、始動要求があったと判断した場合はステップS13へ進み、ECU25は電磁弁23を開状態にする。このように内燃機関1の始動要求直後に電磁弁23を開状態にすることで、潤滑油タンク14内の圧力の低下を抑えて供給ポンプが潤滑油を内燃機関1の各部へ供給できるようにする。電磁弁23の制御としては、例えば電磁弁23に対する単位時間あたりの通電時間の割合(デューティ比)を変化させる制御いわゆるデューティ制御が適用できる。図1の電磁弁23には、通電されることで開弁する電磁弁が取り付けられている。そのため、電磁弁23を開状態にするために、ECU25はデューティ比を100%にする。
電磁弁23を開状態にした後及びステップS11で運転中と判断した場合はステップS14へ進み、ECU25は内燃機関1が全負荷で運転中であるか否かを判断する。内燃機関1が全負荷で運転中であるか否かは、例えばエアフローセンサ11の出力信号を参照することで推定することができる。内燃機関1が全負荷で運転中ではない(部分負荷で運転中である。)と判断した場合はステップS15へ進み、ECU25はタンク内圧と吸気圧とを取得する。タンク内圧及び吸気圧は、それぞれタンク内圧センサ21及び吸気圧センサ13の出力信号から取得できる。続くステップS16においてECU25は、取得したタンク内圧と吸気圧とからタンク内圧と吸気圧との圧力差Pを算出する。
次のステップS17においてECU25は、算出した圧力差Pが目標差圧になるように電磁弁23のデューティ比を変更する。その後、今回の制御ルーチンを終了する。目標差圧としては、PCVバルブ24が図3に示したような流量特性である場合、例えばPCVバルブ24の最大調整流量になる圧力差(P)を設定することができる。また、ECU25は、例えば図4に示した圧力差Pと目標差圧Pとの差ΔP(=P−P)とディーティ比を変化させる変化量との関係を示したマップを記憶しておき、このマップを参照してデューティ比を変更する。ヘッドスペース14aの圧力は、ブローバイガス還元通路20によって吸気通路8へ排出されるガス(図1の矢印C方向へ流れるガス。)の流量と、接続通路19を通ってヘッドスペース14aへ導入されるガス(図1の矢印D方向へ流れるガス。)の流量と、排出ポンプ16によって潤滑油とともに潤滑油タンク14内へ導入されるガスの流量とによってほぼ決定される。そのため、電磁弁23のデューティ比を変更して接続通路19からヘッドスペース14aへ流入するガスの流量を変化させることで、ヘッドスペース14aの圧力を調整することができる。このように接続通路19のガス流量を調整してヘッドスペース14aの圧力を変更することにより、電磁弁23は圧力調整手段として機能する。また、電磁弁23のディーティ比を変化させる処理を行うことにより、ECU25は圧力制御手段として機能する。
一方、内燃機関1が全負荷で運転中であると判断した場合はステップS18へ進み、ECU25はデューティ比を100%にして電磁弁23を開状態にする。その後、今回の制御ルーチンを終了する。内燃機関1が全負荷で運転されている場合、ブローバイガスの発生量が増加してヘッドスペース14aの圧力と吸気通路8の圧力との差が殆ど無くなる。そのため、ブローバイガス還元通路20から吸気通路8へのブローバイガスの排出量が減少し、ヘッドスペース14aからブローバイガスが排出され難くなる。一方、ヘッドスペース14aへは、排出ポンプ16によって潤滑油とともに増加したブローバイガスが導入される。このような場合は図5に示したように、電磁弁23の開状態を維持させることによりヘッドスペース14aから上部空間7aへ(図5の矢印G方向)ブローバイガスを排出し、ブローバイガス通路を介して新気導入通路22からもブローバイガスを吸気通路8へ排出(図5中の矢印H及び矢印I方向の流れ)させる。このように内燃機関1が全負荷で運転されてブローバイガスの発生量が多く、ヘッドスペース14aの圧力と吸気通路8の圧力との差が殆ど無くなる場合は電磁弁23を開状態にすることで、ブローバイガスを適切に排出することができる。
このように電磁弁23の動作を制御することで、内燃機関1が部分負荷で運転されている場合は、最大調整流量のブローバイガスがブローバイガス還元通路20を介して吸気通路8へ排出させることができる。そのため、図1に示したように新気導入通路22及びブローバイガス通路を介して(図1の矢印E及び矢印F方向への流れ)最大調整流量に対応した空気をクランク室7へ導入することができる。そのため、クランク室7の換気性を向上させ、潤滑油の劣化を抑制することができる。また、内燃機関1の部分負荷運転時、ブローバイガスはヘッドスペース14aを通過して吸気通路8へ排出されるので、ヘッドスペース14aで潤滑油とブローバイガスとの気液分離を促進させることが出来る。そのため、潤滑油の減少を抑制することができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、種々の形態にて実施してよい。例えば、接続通路に設けられる弁は電磁弁に限定されない。例えば、接続通路のガス流量を連続的に変化させることのできる弁を設けてもよい。
本発明のブローバイガス還元装置が組み込まれたドライサンプ給油式内燃機関を示す図。 図1のECUが実行する電磁弁制御ルーチンを示すフローチャート。 図1のPCVバルブの流量特性の一例を示す図。 図2の制御ルーチンでECUが電磁弁を制御するために参照するマップの一例を示した図。 図1の内燃機関が全負荷で運転されている場合のブローバイガスの流れを示す図。
符号の説明
1 内燃機関
6a 潤滑油溜め部
7 クランク室
7a クランク室の潤滑油溜め部よりも上部の空間
8 吸気通路
12 スロットルバルブ
13 吸気圧センサ(吸気圧取得手段)
14 潤滑油タンク
14a ヘッドスペース
15 供給ポンプ
16 排出ポンプ
18 ブローバイガス還元装置
19 接続通路
20 ブローバイガス還元通路
21 タンク内圧センサ(タンク内圧力取得手段)
23 電磁弁(圧力調整手段、弁手段)
24 PCVバルブ(流量調整手段)
25 エンジンコントロールユニット(圧力制御手段)

Claims (4)

  1. 内燃機関のクランク室の底部に設けられた潤滑油溜め部から潤滑油タンクへ潤滑油を排出する排出ポンプと、前記潤滑油タンクから前記内燃機関の各部へ前記潤滑油を供給する供給ポンプと、を備えたドライサンプ給油式内燃機関に適用されるブローバイガス還元装置において、
    前記クランク室の前記潤滑油溜め部よりも上部の空間と前記潤滑油タンク内のヘッドスペースとを接続する接続通路と、前記ヘッドスペースと前記内燃機関の吸気通路とを接続するブローバイガス還元通路と、前記ブローバイガス還元通路を通過するガスの流量を前記ヘッドスペースと前記吸気通路との圧力差に応じて調整する流量調整手段と、前記ヘッドスペースの圧力を調整する圧力調整手段と、前記ヘッドスペースの圧力を取得するタンク内圧力取得手段と、前記吸気通路の圧力を取得する吸気圧取得手段と、前記流量調整手段により調整される前記ブローバイガス還元通路のガス流量が目標流量となるように前記タンク内圧力取得手段が取得した圧力と前記吸気圧取得手段が取得した圧力とに基づいて前記圧力調整手段を制御する圧力制御手段と、を備えたことを特徴とするドライサンプ給油式内燃機関のブローバイガス還元装置。
  2. 前記目標流量として、前記流量調整手段が調整できるガス流量の最大値が設定されていることを特徴とする請求項1に記載のドライサンプ給油式内燃機関のブローバイガス還元装置。
  3. 前記圧力調整手段として、前記接続通路を通過するガスの流量を調整する弁手段が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のドライサンプ給油式内燃機関のブローバイガス還元装置。
  4. 前記吸気通路にスロットルバルブが設けられ、前記ブローバイガス還元通路は前記スロットルバルブの下流の前記吸気通路に接続されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のドライサンプ給油式内燃機関のブローバイガス還元装置。
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