JP4330439B2 - 通信線保安器 - Google Patents

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本発明は、電話線など対線による通信線を利用者宅内に接続するための引き込み点に利用する通信線保安器の改良に関する。本発明は、オフィス・ビルや集合住宅など多数対の通信線を引き込む形態の通信線保安器として、あるいは個別住宅など一対または少数対の通信線を引き込む形態の通信線保安器として利用する。本発明は、通信線引き込み工事作業の省力化をはかるものである。
一回線の電話線は、電話局の交換装置から利用者宅内まで、それぞれ個別に一対の通信線をメタリックに接続することにより構成される。通信線は利用者の宅内(ビルまたは家屋)まで、地下ケーブルあるいは屋外架空ケーブルを利用して配線される。通信線はしばしば電力線と並行して配線されるから、通信線と電力線との間に予期されない混触が生じる可能性があり、また屋外ケーブルでは誘導雷などにより、通信線にはその規格を大幅に越える異常な電圧あるいは電流が生じることがある。これらの大きい電圧や電流から、利用者宅内に接続される通信装置を保護するために、宅内への引き込み点に通信線保安装置を設ける技術が旧くから知られている。
その代表的な回路を例示すると、図1に示すように、局線側端子(L1,L2)と宅内線端子(I1,I2)との間に、大電流で溶断する一対のフューズ(F1,F2)を回線に直列に挿入するとともに、対線(L1,L2)および接地電位(E)との間に三極放電管(V)を接続して、対線間または対線の接地に対する電位が異常に大きくなったときに、これを短絡放電させる放電管(V)が挿入される。近年は、通信線が電話以外にも、たとえばインターネット接続のためにも利用されるようになり、図1に示す破線Zの位置には、このためのフィルタ回路が接続されることがある。このフィルタ回路Zは本発明には直接関係がないので、ここでは単に接続位置を表示するにとどめる。フィルタ回路が挿入されたときには、フィルタ回路の内部エレメントにフューズの役目をもたせて、フューズそのものを省略する構成もある。
オフィス・ビルや集合住宅に対する通信線引き込み点には、複数n対の通信線に対してまとめて一つの通信線保安装置が設置される。これは建造物の構造にしたがって、ビルの電気室や階段の下などの適当な空間に配置される。複数nは例示すると、5,10,25,50などである。一戸建ての住宅に対しては、軒下の壁などに一回線または二回線用の通信線保安装置が配置される。
このような通信線保安装置の設置工事には、通信線の接続および接地電位の接続のために、原則的に現場でのハンダ付け作業や、ドライバを用いるねじ止め作業を必要としていた。従来例装置には、ばね構造の電極を備えたモールド部品を用いて、接続作業のつどハンダ付けやねじ止め作業をすることなく、電線を保安器回路の基板に接続できる構造のものも知られている(例えば下記[特許文献1]の図1参照)。
従来例構造については下記特許文献に開示がある。
特開平5−234624号公報 特開平7−95134号公報 特開平10−209589号公報 特開2003−160460号公報
上記のように通信線の接続にはばね構造の電極が利用され、ハンダ付け作業およびねじ締め付けの作業を必要としないものも知られているが、接地電位の接続については従来装置はそのような構造になっていない。すなわち接地電位の接続については、回線および接地の端子となるモールド部品を回路基板に取付けた後に、回線毎に接続ピンの接地電位接続点をハンダ付けする作業またはドライバによるねじによる締め付け作業が必要である(例えば上記[特許文献1]の図5参照)。このようなハンダ付け作業またはねじ締め付け作業は、通信線引き込み工事の作業工数を大きくする原因になっていた。
本発明はこれを改良するものであって、通信用保安器回路に設けられる放電管の接地電位の配線接続に、ハンダ付け作業およびねじ締め付け作業を必要としない装置を提供することを目的とする。本発明は通信線引き込み工事、および通信用保安器装置を設置する現場作業の工数を低減することを目的とする。本発明は、部品の機械的な取付けにより接地電位の配線接続を必要としない通信用保安器を提供することを目的とする。
本発明は、保安器回路(3)が実装された回路基板(3a)の端部をモールド部品(9)に形成したスリット(10)に差し込むことにより、ばね構造の係止金具(5、6)により機械的な取付けと同時に接地電位の接続を行う構造である。さらに具体的には、モールド部品(9)を筐体の底板である回路取付板(4a)に取付けるための構造について、回路取付板(4a)となる板材から打ち抜き加工により引き起こし形成したばね構造の係止金具(5、6)を設け、この係止金具(5、6)のスナップ力またはばね作用によりモールド部品を挟持するように機械的に取付けることにより、他に接地電位の配線を行わなくとも、この係止金具(5)を介してモールド部品(9)の内部接地電極に接地電位が導入される構造とした。すなわち、本発明は、筐体(4)の回路取付板(4a)に形成された係止金具(5、6)にモールド部品(9)を機械的に差し込むことにより、モールド部品(9)内部の電極(7)に自律的に接地電位が現れる構造としたところに最大の特徴がある。
すなわち本発明は、一対の局線端子(L1,L2)と、一対の宅内線端子(I1,I2)と、接地端子(E)と、前記一対の局線端子(L1,L2)と前記一対の宅内線端子(I1,I2)との間をそれぞれフューズ(F1,F2)を介して接続するとともに前記局線端子(L1,L2)の対線を一つの三極放電素子(V)を介して前記接地端子(E)に接続する保安器回路(3)とが一つの筐体(4)に収容された通信線保安器において、前記保安器回路(3)は一枚の回路基板(3a)に実装され、前記一対の局線端子(L1,L2)および接地端子(E)はそれぞれ一つのモールド部品(9)に3個のばね構造の電極(7、8)として形成され、前記回路基板(3a)の一端をこのモールド部品(9)に形成されたスリットに嵌め込むことにより前記ばね構造の電極を介して保安器回路(3)の対応する電極がそれぞれ一対の局線および接地電位に電気的に接続される構造であり、前記筐体(4)内に固定的に接地電位に接続される回路取付板(4a)を設け、この回路取付板(4a)にはばね構造の係止金具(5)が形成され、前記モールド部品(9)をこの係止金具(5)のばね作用に抗して機械的に連結することにより前記モールド部品(9)の接地電位が供給される前記ばね構造の電極(7)に電気的に連結される構造を特徴とする。かっこ内の記号は参考までに付す図面参照記号である。
一つの筐体(4)の内部に設けられた一枚の回路取付板(4a)を共通に利用して、上記形態の通信線保安器が複数n個配列して取付けられた通信線保安装置として構成することができる。前記回路取付板(4a)は前記筐体(4)の底板とすることができる。
前記回路取付板は二枚の板状の部品(4a,4b)を含む二重構造とすることができる。
本発明の通信線保安器は、異なる観点から表現すると、一枚の金属板から打ち抜き加工されて一対の係止金具(5、6)が形成された回路取付板(4)に、保安器回路の回路基板(3)を支持するためのモールド部品(9)を差し込み、このモールド部品(9)を前記回路取付板(4b)に機械的に固定するとともに、前記モールド部品(9)の内部接地電極(7)に前記係止金具の一方を介して接地電位を導入し、前記回路取付板(4b)の端部を筐体の底板(4c)の端部折り返し構造に噛み合わせ固定し、筐体の接地電位を導入することも可能である。
本発明の保安器装置は、筐体内の回路取付板に形成したばね構造の係止金具にモールド部品を機械的に取付けることにより、モールド部品内部の接地電極にその係止金具を介して接地電位が自動的に現れるから、利用者宅内などの作業現場でハンダ付け作業およびドライバを用いるねじの締め付け作業を行うことが不要になり、通信用保安器装置の取付け作業の工数をいちじるしく小さくすることができる。
(第一実施例)
図面を参照して本発明実施例装置の構成を説明する。図1はn回線用の通信線保安装置について電気的な結線を示す回路図である。図2はその実体構造を示す斜視図である。図3は一つの保安器回路3の内部に実装されているプリント回路基板3aの斜視図である。
図1を参照して、この通信線保安装置は集合住宅の階段下の空間、あるいはオフィス・ビルの電気室などに取付けて利用される。局線端子1には一対の局線(L1,L2)が接続される。局線は、一般に架空ケーブルや地下ケーブルを経由して、電話局の交換装置に接続されている。宅内線端子2には一対の宅内線(I1,I2)が接続される。宅内線(I1,I2)は建物内の通信線用配管を通る対線により、各利用者の宅内端子に接続される。保安器回路3には一対のフューズ(F1,F2)および一個の三極放電管(V)を含む。この三極放電管(V)の一対の対向電極はそれぞれ回路基板上のプリント配線により、一対の局線(L1,L2)に接続される印刷された電極に、接地電極はプリント配線により印刷された接地電極(E)にそれぞれ接続される。
この保安器回路3は通信回線の一回線毎に一個が設けられ、この実施例ではn回線分(No.1〜No.n)が一つの金属製の筐体4の内部に実装される。筐体4は太い接地線により、あるいはあらかじめ接地工事が施された架に取付けることにより、定常的に接地電位に接続されている。上記回線数nは例示するとn=10である。
図2に示すようにこの保安器回路3はほぼ直方体の形状であり、そのおおよその大きさは、長さsは76mm、幅tは12mm、高さuは14mmである。そしてこの保安器回路3の内部には図3に示すように一枚の印刷配線による回路基板3aを含み、この回路基板3aの表面に、上述の放電管(V)、一対のフューズ(F1,F2)その他回路部品が搭載される。図3では、図面が複雑になるので搭載部品および詳しい印刷パターンの表示は省略する。この回路基板3aの端部には三つの接触電極(L1,L2,E)が印刷配線により形成されている。この回路基板3aの端部が図2に示すモールド部品9に形成されたスリットに挿入されることにより、モールド部品9の内部電極と接触する。
図4はモールド部品9の斜視図である。図4に示す矢印の位置に回路基板3aが挿入される。この矢印は図3に示す矢印に対応する。そしてこの回路基板3aに外カバーを被せることにより図2に示す保安器回路3の形態となる。
内部電極の接触状態を図5および図6によりさらに詳しく説明する。図5および図6はモールド部品9の断面構造を示す。図5は図2に表示するA−A位置における断面を示す。図6は同じく図2に表示するB−B位置における断面を示す。すなわち図5(A−A断面)はちょうど図3に示す接地電極Eの位置を通る断面を表示し、図5(B−B断面)はちょうど図3に示す電極L2の位置を通る断面を表示する。図3の電極L1を通る断面図は図6に示すB−B断面と同等になり図面が重複するので表示を省略する。
すなわち図5および図6に表示する下向きの矢印の位置で、この矢印の方向に、回路基板3aの端部がモールド部品9に形成されたスリット10に挿入されると、ばね構造の電極7およびばね構造の電極8が、それぞれ回路基板3aに形成された接触電極(EおよびL2)にばね作用により強く接触する。図示を省略するが接触電極(L1)についても同様である。
ここで本発明の特徴とするところは、図5に示すモールド部品9を取付けるための係止金具5から、このモールド部品9の内部に接地電位を導入するための構造にある。すなわち回路取付板4aは、この実施例装置ではこの装置が収容される筐体4の底板である。回路取付板4aは金属製である。上述のように筐体4は金属により形成され、さらに上記したようにこの筐体4には固定的に接地電位が接続されている。この筐体4の底板から爪形状の係止金具5が引き起こされている。そしてモールド部品9の内部では、ばね構造の電極7の下部が延長され、U字形状に折り返され、壁面に沿って立ち上げられた部分で、上記係止金具5に強く接触することになる。係止金具6はこの係止金具5に対向するように、同じく筐体4の底板から引き起こされて形成されている。モールド部品9をこの対向する一対の係止金具5および6の間に挿入すると、この係止金具6の先端は、ちょうどモールド部品9のその位置に形成された穴(または凹部)に落ち込む。
この構造により、この二つの係止金具5および6が、そのばね作用によりモールド部品9を強く挟持し、モールド部品9は筐体4の底板に機械的に固定されることになる。それと同時に回路取付板4aの係止金具5から、接地電位がばね構造の電極7に電気的に接続されることになる。機械的な構造を支持することに利用される係止金具6は、図2に示す斜視図にも表われる。これもこの作用を理解するたすけになる。
一方、図6に示すばね構造の電極8は局線側の電線(L2)に接続される電極である。このばね構造の電極8については、モールド部品9の内部でU字形状に折り曲げ形成されているが、これは局線端子1に局線側の電線(L2)が挿入されたとき、局線L2に強く接触して局線L2の電位となる。これは絶縁体による底板11を設けて底面に表われる回路取付板4aと隔離絶縁される。図示を省略する局線側の電線(L1)についても同様である。なお、この底板11に代えて電線(L1,2)にかみ合う電極板を延長させて電線が回路取付板4aと接触しない構造としてもよい。
上記のような構造とすることにより、保安器回路3の内部に導入する接地電位については、モールド部品9を筐体4の底板に機械的に取付けることにより、なんら特別な接続作業を行う必要がなくなる。この構造により従来同種のさまざまな構造の装置で等しく必要とした工事現場でのハンダ接続作業やドライバを用いたねじ締め付け作業を省くことができる。局線端子1および宅内線端子2についても、いずれもばね構造の電極を利用することができるから、本発明により、保安器回路取付け現場でのハンダ接続作業およびねじの締め付け作業はいっさい回避することができることになった。
(第二実施例)
図7は本発明第二実施例装置の構造斜視図である。この第二実施例装置は、本発明を一戸建ての住宅用など回線数の少ない通信線保安装置に実施したものである。この実施例装置は最大2回線まで収容できる構造のものである。
この第二実施例装置は、回路取付板を実質的に二重構造に形成したところにその特徴がある。すなわち図8に示す回路取付板4bおよび図9に示す回路取付板4cを重ね合わせて用いる。はじめに上記第一実施例で説明したものと同等のモールド部品9の底部を回路取付板4bに嵌め込んでから、これを回路取付板4cに取付ける構造としたものである。この取付けの様子を図9に示す。この形態でも、係止金具5および6がモールド部品9を機械的に保持するとともに、係止金具5を介してモールド部品9の内部に設けられた接地電極に、接地電位が自律的に導入されることになる。
図8に示すように、小型の回路取付板4bは一枚の金属板から抜き打ち加工により形成される。図9に示すように、この回路取付板4bの端部は、回路取付板4cの端部折り返し構造と噛み合い、相互に機械的に保持固定されるとともに、回路取付板4cに固定的に接続された(図示せず)接地電位が、自律的に回路取付板4bに現れることになる。
回路取付板4cまたはこの類似形状の回路取付板は同業者の間で広く用いられている既存の構造のものである。したがって、既存の回路取付板4cを利用することが部品単価も安くなり簡便である。また図5(断面構造図)を用いてすでに説明したように、係止金具5および6の加工精度は、モールド部品9の形態に合わせて相応に高い加工精度を必要とするから、回路取付板4cを別部品として製作することが有利となることを期待するものである。モールド部品9と回路取付板4bを組み合わせた形態を一つの部品として販売することもできる。
なお、第一実施例は、係止金具5、6を回路取付板4aから直接引き起こす構造で説明したが、図8に示した小型の回路取付板4bを介して回路取付板4に取り付けることも可能である。この場合には、図9に示すような回路取付板4bを固定する構造を回路取付板4aに設ける。
この構造により、配線工事にはハンダ付け作業およびドライバを用いたねじ止め作業は一切不要になるから、配線工事の作業工数を小さくすることができる。
電話線に限らず対線構造のインターネット接続用の宅内配線その他にも本発明を実施することができる。その場合には必要なフィルタあるいは分離回路などを本発明の通信線保安装置の内部に実装する構成とすることができる。
本発明第一実施例通信線保安装置の電気回路図。 本発明第一実施例通信線保安器回路の斜視図。 本発明実施例装置に利用する回路基板の斜視図。 本発明実施例装置に利用するモールド部品の斜視図。 本発明実施例装置の取付け構造を説明する断面構造図。 本発明実施例装置の取付け構造を説明する断面構造図。 本発明第二実施例装置の斜視図。 本発明第二実施例装置に用いる回路取付板の斜視図。 本発明第二実施例装置の組み立て構造を説明する分解斜視図。
符号の説明
1 局線端子
2 宅内線端子
3 保安器回路
3a 回路基板
4 筐体
4a,4b,4c 回路取付板
5 係止金具(接地電位)
6 係止金具
7 ばね構造の電極(E)
8 ばね構造の電極(L2
9 モールド部品
10 スリット
11 底板(絶縁性)

Claims (5)

  1. 一対の局線端子(L1,L2)と、一対の宅内線端子(I1,I2)と、接地端子(E)と、前記一対の局線端子(L1,L2)と前記一対の宅内線端子(I1,I2)との間をそれぞれフューズ(F1,F2)を介して接続するとともに前記局線端子(L1,L2)の対線を一つの三極放電素子(V)を介して前記接地端子(E)に接続する保安器回路(3)とが一つの筐体(4)に収容された通信線保安器において、
    前記保安器回路(3)は一枚の回路基板(3a)に実装され、
    前記一対の局線端子(L1,L2)および接地端子(E)はそれぞれ一つのモールド部品(9)に3個のばね構造の電極(7、8)として形成され、
    前記回路基板(3a)の一端をこのモールド部品(9)に形成されたスリットに嵌め込むことにより前記ばね構造の電極を介して保安器回路(3)の対応する電極がそれぞれ一対の局線および接地電位に電気的に接続される構造であり、
    前記筐体(4)内に固定的に接地電位に接続される回路取付板(4a)を設け、
    この回路取付板(4a)にはばね構造の係止金具(5)が形成され、
    前記モールド部品(9)をこの係止金具(5)のばね作用に抗して機械的に連結することにより前記モールド部品(9)の接地電位が供給される前記ばね構造の電極(7)に電気的に連結される構造を特徴とする通信線保安器。
  2. 一つの筐体(4)の内部に設けられた一枚の回路取付板(4a)を共通に利用して請求項1記載の通信線保安器が複数n個配列して取付けられた通信線保安装置。
  3. 前記回路取付板(4a)は前記筐体(4)の底板である請求項2記載の通信線保安装置。
  4. 前記回路取付板は二枚の板状の部品(4a,4b)を含む二重構造とする請求項1記載の通信保安器。
  5. 一枚の金属板から打ち抜き加工されて一対の係止金具(5、6)が形成された回路取付板(4)に、保安器回路の回路基板(3)を支持するためのモールド部品(9)を差し込み、このモールド部品(9)を前記回路取付板(4b)に機械的に固定するとともに、前記モールド部品(9)の内部接地電極(7)に前記係止金具の一方を介して接地電位を導入し、前記回路取付板(4b)の端部を筐体の底板(4c)の端部折り返し構造に噛み合わせ固定し、筐体の接地電位を導入する構造を特徴とする通信線保安器。
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