JP4330130B2 - データ転送システムおよび情報処理装置、制御方法 - Google Patents

データ転送システムおよび情報処理装置、制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、データ転送を行うシステムおよびそこで用いられる情報処理装置、制御方法に関するものである。
無線通信装置において、送信側と受信側との間で通信確立し、データを送受する方法が知られている(たとえば特許文献1、特許文献2参照)。
特開2000−196597号公報 特開2001−144767号公報
しかし、上記特許文献1に記載されている従来例では、送信側と受信側との通信確立と、データ送受とに関する方法が記載されているが、通信確立時に、その確立状態をユーザへ告知する方法については記載されていないので、どの装置間で通信が確立しているかを、物理的に把握することが困難であるという問題がある。
また、上記特許文献2に記載されている従来例では、送信側でブザー音を鳴らしながら接続を確立する方法が記載されているが、接続確立対象の装置間と、接続確立期間中に接続状態を確認する方法が、記載されていないので、受信側の対象装置を物理的に把握することが困難であるという問題がある。
本発明は、ユーザに任意の再生用データを選択させ、ユーザが選択した再生用データを送信装置と受信装置とで同じように再生することで、ユーザが送信装置の通信相手である受信装置を容易に確認できるようにすることを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、通信相手に所定のデータを送信する送信手段と、複数の再生用データの中から通信相手と共に再生する再生用データをユーザに選択させる選択手段と、上記選択手段を介して選択された上記再生用データを上記通信相手に送信し、該再生用データの再生を上記通信相手に要求する要求手段と、上記送信手段により上記所望のデータを送信する際に、上記選択手段を介して選択された上記再生用データを上記通信相手と同期して、且つ、上記再生用データを再生した出力が上記通信相手と同じになるように、上記再生用データを再生する再生手段とを有する。
また、本発明の情報処理装置の制御方法は、通信相手に所定のデータを送信する送信工程と、複数の再生用データの中から通信相手に送信する再生用データをユーザに選択させる選択工程と、上記選択工程において選択された上記再生用データを上記通信相手に送信し、該再生用データの再生を上記通信相手に要求する要求工程と、上記送信工程において上記所望のデータを送信する際に、上記選択工程において選択された上記再生用データを上記通信相手と同期して、且つ、上記再生用データを再生した出力が上記通信相手と同じになるように、上記再生用データを再生するための再生工程とを有する。
本発明によれば、ユーザは再生用データを選択でき、ユーザが選択した再生用データを送信装置と受信装置とで同じように再生するので、ユーザは送信装置の通信相手である受信装置を容易に確認できるという効果を奏する。
発明を実施するための最良の形態は、次の実施例である。
図1は、本発明の実施例1である撮像装置100を示すブロック図である。
撮像装置100において、光電変換素子(ここではCCDを例に取る)1は、光を電気信号に変換する。相関二重サンプリング回路(以下、「CDS」という)2は、CCD1の出力信号を映像信号に変換するための回路。アナログデジタル変換回路(以下、「AD」という)3は、CDS出力のアナログ信号をデジタル信号に変換する回路である。デジタル信号処理回路(以下、「DSP」という)4は、色信号処理、輝度信号処理等各種信号処理を行う。CCD水平転送駆動回路(以下、「HDr」という)5は、CCD1の水平転送部を駆動する回路である。
CCD垂直転送駆動回路(以下、「VDr」という)6は、CCD1の垂直転送部を駆動する回路である。タイミングジェネレータ(以下、「TG」という)7は、基準同期信号を入力し、この基準信号によってCCD1の駆動および信号処理に必要な各種パルスを生成する回路である。CPU8は、システム全体を制御する。レンズ駆動回路9は、フォーカス用レンズ10を駆動するための回路である。
絞り駆動回路11は、絞りとシャッターを駆動する回路である。絞り兼シャッター12は、CCD1への入射光量を制御するとともに露光時間を制御する。レリーズスイッチ13は、2段階ストロークで構成されている。操作部材14は、各種スイッチで構成されている。基準信号発生回路15は、水晶発振回路を有し、メインクロックおよび水平同期信号(以下、「HD」という)と垂直同期信号(以下、「VD」という)とを発生し、CPU8およびTG7を動作させる回路である。
LCDドライバ回路(以下、「LCDDr」という)16は、表示装置を駆動する回路である。表示装置(ここでは液晶表示装置とし、以下、「LCD」という)17は、被写体像をモニタする装置である。メモリ回路18は、データを一時的に記憶する回路である。外部インタフェース19は、外部メモリとデータ送受する回路である。着脱式メモリ20は、画像データを保存するメモリである。
アンテナ回路21は、無線通信のための回路である。RF送受信回路22は、無線信号を送受信する回路である。RF/IF変換回路23は、無線周波数から中間周波数へ変換し、また、中間周波数から無線周波数へ変換する回路である。ベースバンド処理回路24は、基本周波数での信号処理を行う回路である。MAC(MediaAccessControl)制御部25は、JPEG等の画像データをパケット形式データへ変換し、またはパケット形式データから画像データへ変換する回路である。
インタフェース回路26は、MAC制御部との間でデータ送受するための回路である。データバスライン27は、データの受け渡しを行う。オーディオアンプ回路28は、音声信号処理を行う。スピーカ29は、電気信号を音声信号へ変換する。LED30は、表示装置の一例である。
次に、本実施例1の動作について説明する。
被写体像は、撮影レンズ10を通し、絞り12によって光量が調節され、CCD1に結像する。CCD1は、光電変換によって、被写体像を電気信号へ変換し、CCD信号としてCDS2へ出力する。基準信号発生回路15が生成したメインクロック、HD、VDは、TG7へ出力され、これらの信号を基準に、TG7が、CCD水平転送パルス、CCD垂直転送パルス、CCDフィールドシフトパルス、電子シャッターパルス、OBクランプパルスを生成する。
そして、CCD水平転送パルスは、HDr5へ出力され、CCD垂直転送パルス、CCDフィールドシフトパルスおよび電子シャッターパルスは、VDr6へ出力され、OBクランプパルスは、CDS2へ出力される。VDr6は、TG7から出力されるCCD垂直転送用パルスおよびCCDフィールドシフトパルスを入力し、これらを組み合わせ、CCD1の垂直転送部を十分に駆動できる信号振幅と周波数特性とを保持した3値(H(高電位)、M(中電位)、L(低電位)レベル)の信号に変換し、CCD1の垂直転送駆動部へ出力する。
CCD1は、これらの信号を受け、フィールドシフトパルスに相当する“H”レベルの信号を入力したときに、CCD1のフォトダイオードに蓄積されている電荷を、垂直転送部へ出力する。垂直転送部へ出力された電荷は、CCD垂直転送パルスの4相2値(M、Lレベル)駆動によって、垂直転送路上を、順序正しく水平転送路へ転送される。また、電子シャッターパルスは、VDr6でCCD1を十分に駆動できる信号振幅に変換された後に、CCD1へ出力され、CCD1での電荷蓄積時間(露光量)を制御する。
CCD1は、電子シャッターパルスを入力している期間は、フォトダイオードの電荷をクリアーし続け、電子シャッターパルスが停止した直後から、露光状態になる。絞り兼シャッター12の閉動作によって、外光を遮断し、これによって露光終了が行われる。
HDr5は、TG7が出力したCCD水平転送パルスを入力し、CCD1の水平転送部を十分に駆動できる信号振幅と周波数特性とを保持した信号に変換し、CCD1の水平転送部へ出力する。リセットゲートパルスは、TG7から直接CCD1へ出力され、CCD1の出力ゲート部を一定電位に固定し、電荷電位変換を行う。CCD1では、これら水平転送パルス信号とリセットゲートパルス信号とを入力することによって、電荷を水平転送部から、出力アンプを介して、被写体像をCCD信号としてCDS2へ出力する。
CDS2は、CCD信号を入力し、CCD出力信号のフィードスルー部とデータ部とのレベル差から、映像信号を生成する。この過程で、CCD信号に含まれている低周波雑音を除去することができる。
そして、この信号の基準部(CCD1内の遮光されたフォトダイオード部分(以下OB部と呼ぶ)、フォトダイオードが形成されず、ダミー信号部分を基準部とみなす場合もある)を、新たな直流バイアスに設定し直し(直流再生、以後クランプと呼ぶ)、可変利得増幅機能によって、所望の感度が得られるように映像信号を増幅し、AD3へ出力する。
AD3は、CDS出力の映像信号を入力し、この入力した映像信号をアナログ信号からデジタル信号(たとえば10ビット信号)へ変換し、DSP4へ出力する。AD3の出力信号は、上記OB部が、常に一定の値(たとえばフルレンジ1024LSB中の32LSB)に固定するように設定する。したがって、映像信号は、32から1023LSBのなかで表現される。
DSP4は、デジタルに変換された映像信号を入力し、信号処理によって輝度信号と色信号とを再生する。また、DSP4は、映像信号を利用し、露出制御を行うための基準信号、ホワイトバランス制御を行うための基準信号、フォーカス制御を行うための基準信号を生成する。
DSP4で処理された画像データは、データバスライン27を介して、メモリ18に一時的に蓄積する。DSP4によって、この画像データは、表示装置(LCD)ヘ表示するためのデータへ変換(一般的にR、G、BまたはY、RY、BY等の形式)され、LCDDr16へ出力される。LCDDr16は、接続されている表示装置(LCD)17に合致したデータへ変換(一般的にR、G、B)するとともに、LCDを最適に駆動できる信号振幅に変換し、表示装置(LCD)17へ、この信号を出力する。
そして、レリーズスイッチ13を1段階押下することによって、フォーカス制御と露出制御とを行い、LCDファインダーにおいて、ピントと露出とが適正にあった被写体像をモニタし、構図を決める。レリーズスイッチ13を、さらに1段階押下し、その時の静止画像を取得する。
静止画像記録時には、デジタルに変換された映像信号から、DSP4が信号処理し、輝度信号と色信号とを再生し、この再生されたデータを、メモリ18に一時的に蓄積する。そして、DSP4が、メモリから取り込んだ画像データを、可逆的または非可逆的な画像符号化データ(ここでは一般的なJPEGファイル形式、以下、「JPEGデータ」という)に変換し、外部インタフェース19を介して、着脱式のメモリ20(一般的にCFカードやSDカード)に、JPEGファイルとして画像ファイルを蓄積する。
無線LANを使用し、画像ファイルを他の通信装置へ送信する場合、メモリ20へ蓄積されたJPEG画像を、外部インタフェース19、データバスライン27、外部インタフェース26を介して、MAC制御部25へ送り、IEEEstd802.11に従って、符号化されたJPEGデータ等を、パケット形式データへ変換し、無線で送信するフレームの組み立て、分解や制御フレームの生成、無線通信チャネルの獲得制御、通信速度の制御等、送信信号処理を行う。
そして、フレーム化されたデータは、ベースバンド処理回路24に送られ、変調され、RF/IF変換回路23へ送られる。ここでは、送信用中間周波数(IntermediateFrequency 以下、「IF」という)信号のフィルタリングと位相変調とを行い、信号は、RF送受信回路22へ送られる。ここで、IF信号は、無線周波数(RadioFrequency 以下、「RF」という)信号に変換され、規定の増幅率に増幅され、アンテナ回路21から無線信号を送信する。
逆に、無線LANを使用し、画像ファイルを他の通信装置から受信する場合、アンテナ回路21を介して、RF送受信回路22から無線信号を受信する。そして、RF/IF変換回路23が、RF信号をIF信号に変換し、受信用IF信号のフィルタリングと位相復調とを行う。
信号は、ベースバンド処理回路24へ送られ、復号化によって、パケット形式データを取り出し、MAC制御部25へデータが送られる。ここで、IEEEstd802.11に従って、パケット形式データからJPEGデータ等、最終的なファイル形式へ変換する。受信されたJPEG画像データは、MAC制御部25から、インタフェース回路26、データバスライン27、外部インタフェース19を介して、メモリ20へ蓄積される。
次に、本実施例1において、無線通信対象装置との間で、データを送受する動作について説明する。
図2、図3は、本実施例1において、無線通信対象装置との間で、データを送受する動作を示すフローチャートである。
無線通信対象装置(ここでは、プリンタを例に取るが、通信手段を備えた装置であれば、コンピュータであっても、ハードディスク等の記憶装置であってもよい)とのデータ送受手順を説明する。
無線通信の送信側と受信側との装置が、お互いに通信圏内に入り、お互いの機器を認識できるものとする。
まず、図1に示す操作部材(電源スイッチ)14によって、デジタルカメラの電源を投入する(1−1)。次に、操作部材(モード選択ダイアル)14によって、カメラのモードが選択され(1−2)、これによって、カメラ(記録)モード(1−3)、再生モード(1−4)、データ転送モード(1−5)のいずれかの処理へ移行する。
ここでは、カメラモードと再生モードとに関する説明を省略し、データ転送モードが選択された場合について説明する。
(1−6)では、操作部材(接続確認選択スイッチ)14によって、接続確認モードが選択された場合、認識フラグ(flag)が1に設定され、(1−7)の変調波選択処理へ移行する。
予め、カメラ内に用意してある複数の変調波の中から、カメラユーザが、任意に1つの変調波を選択することができる。ここでいう「変調波」は、音階で表現されるメロディであり、図1に示すスピーカ29による再生音によって、認識できるものか、図1に示す表示装置(LED)30の点滅等によって認識できるものである。
この変調波は、カメラ内のメモリに予め用意しておくか、カメラとのインタフェース(たとえば着脱式のメモリ)からカメラ内に読み出すようにしておく。たとえば、カメラ内のメモリに、メロディA、メロディB、メロディC、点滅周期A、点滅周期B、点滅周期Cを用意し、この中から、ユーザが1つの変調波を任意に選択できるようにする。そして、変調信号データには、再生時の再生周期が記述され、この周期に合わせて、変調信号が再生される。
以下では、ユーザがメロディAを選択したとして説明する。
(1−7)の変調波選択後に、または接続確認モード選択(1−6)において非確認モードが選択された(認識フラグ(flag)が0に設定された)場合に、転送画像の選択処理へ移行(1−8)し、無線LANによって、図1に示す操作部材(画像選択スイッチ)14によって、転送する画像を選択する。ユーザは、カメラ内のメモリまたは着脱式メモリに蓄積されている画像を、図1に示す表示装置(LCD)17によって、1枚づつ、またはサムネイル画像を再生しながら、転送する画像を選択し、データ転送実行操作処理(1−9)へ移行する。
図1に示す操作部材(転送実行選択スイッチまたは転送実行キャンセルスイッチ)14によって、転送実行が選択されると(1−10)、データ転送処理(2−1)へ移行し、転送キャンセルが選択されると、転送処理は中止(終了)となる(1−11)。
データ転送処理(2−1)へ移行すると、まず、送信側(カメラ)は、送信禁止期間かどうかを判断し(2−2)、送信可能期間であれば、キャリアセンスを行う(2−3)。送信側(カメラ)でキャリアを検出できた場合、送信側(カメラ)からキャリアを検出できた装置に、送信要求信号(RequestToSend:以下RTS)を送出する(2−5)。送信側(カメラ)において、キャリアを検出できなければ、周囲にデータを転送できる装置が存在しないことになり、データ転送を終了する(2−18)。
送信側(カメラ)からのRTS送信に対して、受信側(プリンタ)から送信許可信号(ClearToSend 以下、「CTS」という)が送信され、このCTSを送信側(カメラ)で受信できれば(2−6)、(2−7)へ移行し、CTSを受信できなければ(2−5)へ移行し、再びRTSを送信する。(2−7)では、ユーザが(1−6)において接続確認モードを選択していれば(flag=1)、(2−8)では、変調信号パケットデータを送信する。
この変調信号パケットデータは、(1−7)では、ユーザが選択した変調波をパケットデータへ変換したものである。この変調信号パケットデータの送出を完了した後に、送信側(カメラ)から、変調信号再生要求を受信側(プリンタ)へ送信し(2−9)、(2−10)では、ユーザが選択した変調波を送信側(カメラ)で再生する。この変調信号再生要求信号をトリガーとし、送信側(カメラ)と受信側(プリンタ)との双方で、同一の変調波を同時点から再生する。
そして、変調信号パケットデータには、変調信号の再生周期を記述してあるので、送信側において、CPU8に接続されている基準信号発生回路15によって生成された基準クロック(時計用のクロックでもよい)によって、変調信号の再生周期を制御することができる。次に、送信側(カメラ)は、画像データパケットを受信側(プリンタ)へ送信する(2−11)。
同じく(2−7)では、ユーザが、接続確認モードを選択していない場合(flag=0)、送信側(カメラ)は、画像データパケットを受信側(プリンタ)へ送信する(2−11)。画像データを全て送信した後に、送信側(カメラ)は、転送終了処理へ移行する。(2−12)では、ユーザが、(1−6)で、接続確認モードを選択していれば(flag=1)、(2−13)で、変調信号停止要求を送出し、(2−14)で、送信側(カメラ)における変調信号の再生を停止させる。
そして、継続して送信すべきデータがないことを示す確認信号(Acknowledge 以下、「ACK」という)を送信する。同じく、(2−12)では、ユーザが接続確認モードを選択していない場合(flag=0)、上記と同様に、ACK信号を送信する。(2−15)では、受信側(プリンタ)が正しくデータを受信した場合、受信側(プリンタ)からACK信号が送信され、データ転送を終了する(2−17)。(2−5)〜(2−17)までの期間において、送信側(カメラ)が、受信側(プリンタ)に対して、データ送信権を確保しており、他の送信装置は、データ送信が禁止となる。
次に、送信側(カメラ)における変調波信号の再生について説明する。
変調波のデータは、予め格納されているメモリ18から、CPU8へ転送される。CPU8に内蔵されているDAコンバータが、デジタル信号をアナログ信号へ変換し、オーディオアンプ回路28へ出力される。
ここで、接続されるスピーカ29に適合する出力形式へ変換されるとともに、操作部材14によって設定された音量となるように、信号が増幅され、スピーカ29から音(メロディA)として出力する。また、変調波信号が光の表示によって表現される場合、CPU8が信号をデコードし、LED30から光(点滅)として出力する。
図4は、実施例1における受信装置(プリンタ)を示すブロック図である。
受信装置(プリンタ)において、エンジン部51は、プリンタへ入力されたデータを信号処理し、プリントデータへ変換するためのプリントエンジン部である。プリント出力回路52は、プリントデータを紙等の媒体へ印刷する回路である。CPU53は、システムを制御する。操作部材54は、スイッチ等で構成されている。基準信号発生回路55は、システム用の基準信号を発生する回路である。
オーディオアンプ回路56は、音声信号処理を行う。スピーカ57は、電気信号を音声信号へ変換する。LED58は、表示を行う。メモリ回路59は、データを一時的に記憶するための回路である。データバスライン60は、データの受け渡しを行う。
アンテナ回路61は、無線通信のための回路である。RF送受信回路62は、無線信号の送受信を行う回路である。RF/IF変換回路63は、無線周波数から中間周波数へ変換し、中間周波数から無線周波数へ変換する回路である。ベースバンド処理回路64は、基本周波数での信号処理を行う回路である。MAC制御部(無線で送受信するフレームの組み立て、分解や制御フレームの生成、無線通信チャネルの獲得制御、通信速度の制御等送受信信号処理全般を行う)65は、JPEG等の画像データを、パケット形式データへ変換し、またはパケット形式データから画像データへ変換する。
インタフェース回路66は、MAC制御部とデータ送受する回路である。外部インタフェース回路67は、プリンタとデジタルカメラ等の外部装置とを接続する回路である。
次に、図4に示す回路ブロックの動作について説明する。
まず、操作部材(電源スイッチ)54によって、装置の電源が投入される。外部インタフェース回路67にUSBケーブル等を接続し、外部装置(コンピュータ等)からのデータを入力する場合、入力した画像データ(またはテキストデータ等)を、メモリ59へ一時的に蓄積するとともに、このデータを、プリントエンジン部51へ出力し、プリント出力用のデータを構成する。
このデータを、プリント出力回路52へ転送し、紙へ印刷することによって、信号処理が終了する。プリンタがインクジェット式である場合、プリント出力回路52は、プリントヘッド、インクカートリッジ、紙送り機構、排紙機構、プリント用紙検出機構、エラー検出機構等を備える。プリント形式は、レーザービームプリンタ(LBP)であってもよく、バブルジェット(登録商標)プリンタ(BJ)であってもよい。
無線LANを使用し、画像ファイルを他の通信装置から受信する場合、アンテナ回路61を介して、RF送受信回路62が、無線周波数帯の信号を受信する。そして、RF/IF変換回路63が、RF信号をIF信号に変換する。受信用IF信号のフィルタリングと位相復調とを行う。信号は、ベースバンド処理回路64へ送られ、復号化によってパケット形式データを取り出し、MAC制御部65へデータが送られる。
ここで、IEEEstd802.11に従って、パケット形式データからJPEGデータ等、最終的なファイル形式へ変換する。受信したJPEG画像データは、MAC制御部65から、インタフェース回路66、データバスライン60を介して、メモリ59へ一時的に蓄積される。
プリント処理は、外部インタフェース回路67からデータを入力する場合の処理と同じである。メモリ59へ蓄積したデータを、プリントエンジン部51へ出力し、プリント出力用のデータを構成するするとともに、このデータを、プリント出力回路52へ転送し、紙へ印刷することによって信号処理が終了する。
次に、本実施例1において、データ受信モード時の処理動作について図5を用いて説明する。
まず、図1に示す操作部材(モードスイッチ)14によって受信側(プリンタ)をデータ受信モードに設定する(3−1)。(3−2)では、送信側(デジタルカメラ)からRTS信号が送信されていないかどうかをモニタし、RTS信号を受信した場合、キャリアセンスを行い(3−3)、キャリアを検出できなければ、一定間隔をおいて、再度RTS信号を検出する(3−2)。(3−4)でキャリア信号を検出した場合、受信側(プリンタ)からCTS信号を送信し、RTS信号を送信した装置に、通信権を確保する。
キャリア信号を検出することができない場合、一定間隔をおいて、再度RTS信号を検出する(3−2)。CTS信号を送信した後に、通信権を確保した送信側(デジタルカメラ)からデータを受信し、接続確認モードの確認をする(3−6)。接続確認モードに設定されている場合(flag=1)、変調信号のパケットデータを受信し(3−7)、変調信号を再生する準備を整える。次に、変調信号の再生要求信号が送信側(カメラ)から送られてくるのを待ち(3−8)、再生要求信号を受信すると、この受信した信号を、トリガーとして変調信号を再生し始める(3−9)。
変調信号データには、再生時の再生周期が記述され、この周期に合わせて、変調信号を再生する。すなわち受信側において、図4に示すCPU53に接続されている基準信号発生回路55が生成した基準クロック(時計用のクロックでもよい)によって、変調信号の再生周期を制御する。したがって、この変調信号再生要求信号をトリガーとして、また、変調信号パケットデータに記述してある変調信号の再生周期によって、送信側(カメラ)と受信側(プリンタ)との双方が、同一の変調波を、同時点から同期を取りながら再生することができる。
次に、送信側(カメラ)からの画像データパケットを受信する(3−10)。同じく(3−6)では、送信側(カメラ)が接続確認を要求していない場合(flag=0)、受信側(プリンタ)は、画像データパケットを送信側(カメラ)から受信する(3−10)。全ての画像データパケットを受信した後に、接続確認(flag=1)が選択されている場合、変調信号停止要求信号を待ち、この信号を受信すると、この信号をトリガーとして、変調信号の再生を停止する(3−13)。
したがって、送信側と受信側とにおいて、同時点に変調信号の再生を停止することができる。そして、送信側(カメラ)からACK信号が送信されるのを待ち、同じく(3−11)において、接続確認モードが選択されていない場合(flag=0)、ACK信号の受信待ちとなる(3−14)。ACK信号を受信すると、受信側(プリンタ)から、全てのデータ受信完了信号となるACK信号を送出し(3−15)、データの受信を終了する(3−16)。
次に、受信側(プリンタ)における変調信号の再生について説明する。
送信側から送信された変調波データは、一時的にメモリ59へ格納され、ここからCPU53へ転送される。この変調信号は、CPU53に内蔵されているDAコンバータが、デジタル信号をアナログ信号へ変換し、オーディオアンプ回路56へ出力する。
ここにおいて、接続されるスピーカ57に適合する出力形式へ変換され、また、操作部材54によって設定された音量になるように、信号が増幅され、スピーカ57から音(メロディA)として出力する。また、変調波信号が光の表示によって表現される場合、信号をCPU53でデコードし、LED58から光(点滅)として出力する。
したがって、上記実施例によれば、送信側(カメラ)と受信側(プリンタ)との間で、通信状態が確立している期間は、送信側と受信側との双方で、同一の変調波(ここではメロディA)を再生することができる。
さらに、上記実施例によれば、送信側と受信側との双方で、同一の変調波(ここではメロディA)を、同期を取りながら再生することができる。
本発明の実施例1である撮像装置100を示すブロック図である。 実施例1において、無線通信対象装置との間で、データを送受する動作を示すフローチャートである。 実施例1において、無線通信対象装置との間で、データを送受する動作を示すフローチャートである。 実施例1における受信装置(プリンタ)を示すブロック図である。 上記実施例1において、データ受信モード時の処理動作を示すフローチャートである。
符号の説明
100…撮像装置、
1…CCD、
2…CDS、
3…AD、
4…DSP、
5…HDr、
6…VDr、
7…TG、
8…CPU、
9…レンズ駆動回路、
10…撮影レンズ、
11…絞り駆動回路、
12…絞り兼シャッター、
13…レリーズスイッチ、
14…操作部材、
15…基準信号発生回路、
16…LCDドライブ回路、
17…表示装置、
18…メモリ、
30…LED。

Claims (5)

  1. 通信相手に所定のデータを送信する送信手段と、
    複数の再生用データの中から、通信相手と共に再生する再生用データをユーザに選択させる選択手段と、
    上記選択手段を介して選択された上記再生用データを、上記通信相手に送信し、該再生用データの再生を、上記通信相手に要求する要求手段と、
    上記送信手段により上記所定のデータを送信する際に、上記選択手段を介して選択された上記再生用データを上記通信相手と同期して、且つ、上記再生用データを再生した出力が上記通信相手と同じになるように、上記再生用データを再生する再生手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1であって、
    上記再生手段は、メロディまたは光の点滅を再生することを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項1または請求項2であって、
    上記情報処理手段は、更に撮像機能を有し、
    上記所定のデータは、撮像画像であることを特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項であって、
    上記送信手段が、上記通信相手に上記所定のデータを送信し終えた場合、上記通信相手に上記再生用データの再生の停止を指示する指示手段をさらに有することを特徴とする情報処理装置。
  5. 情報処理装置の制御方法において、
    通信相手に所定のデータを送信する送信工程と、
    複数の再生用データの中から、通信相手に送信する再生用データをユーザに選択させる選択工程と、
    上記選択工程で選択された上記再生用データを、上記通信相手に送信し、該再生用データの再生を、上記通信相手に要求する要求工程と、
    上記送信工程で上記所望のデータを送信する際に、上記選択工程で選択された上記再生用データを上記通信相手と同期して、且つ、上記再生用データを再生した出力が上記通信相手と同じになるように、上記再生用データを再生する再生工程と、
    を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
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