JP4328769B2 - 文字入力装置および文字入力方法 - Google Patents

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Description

本発明は、文字の入力効率化を図ることができる文字入力装置および文字入力方法に関する。
文字を入力するデバイスとして、該当キーを押して文字を入力するキーボードが広く用いられている。テレビジョン(以下、テレビという。)やDVDレコーダに代表される情報家電用電気器具(以下、家庭用電気器具を家電という。)等においては、一般にキーボードはオプション仕様であり、情報家電には装備されていない。キーボードが装備されていない情報家電等において、文字入力を行う方式として、画面に五十音図全体を表示しリモートコントローラ(以下、リモコンという。)の方向ボタンを選んで文字を入力する方式や、画面を見ながらリモコンのボタンを何回か押して該当する文字を表示させ入力する方式が普及してきた。
情報家電にキーボードを接続することも可能であるが、キーボードを文字を入力するデバイスとして使用した場合には、キーボードの大きさと入力環境に制限がある。例えば、フルキーボードになるとかなり大きくなるので、使用者がキーボードを置いて文字入力する場所が必要になる。また、小型キーボードにしても操作性を悪化しないようにするとそれなりの大きさが必要になり、置く場所の面積が必要である。さらに、平らな面に置かないとキーボードの操作性に支障が出る。
また、キーボードを文字を入力するデバイスとして使用した場合には、使用者は、キーやボタンと画面を交互に見ながら文字を入力する必要がある。そのような入力の仕方では効率が悪い。さらに、キーボードの文字配列を理解していない人は、まずキーボードの該当文字を探し、さらに、画面に表示させて確認しながら文字を入力する必要があり、入力に時間がかかる。リモコンを使用する場合にも、ボタンと画面を交互に見ながら入力する必要があり、やはり、効率が悪い。
また、五十音図を画面に表示させて文字を選んで入力するのに時間がかかる。画面に五十音図を表示させて選んで入力する方式の場合、キーやボタンと画面を交互に見る操作は不要になり、画面を見るだけで入力を進められるが、画面に五十音図を表示するにはそれなりの大きさの画面が必要になる。また、大きくなればなるほど文字を選ぶ時のカーソルの移動量も増えるのでボタン操作等が増え、入力に時間がかかる。
さらに、リモコンに設けられているボタンの数は多くないので、リモコンを使用する場合には、リモコンの限られたボタンによって文字を入力しなければならず、効率が悪い。例えば、リモコンの各ボタンに五十音図の1列が割り当てられていて、そのボタンを押しながら該当文字を表示させる方式の場合、使用者がボタンを押す回数を間違えたりすると、使用者はボタンを押し直す必要があるので効率が悪い。
そこで、キーボードやリモコンを使用せずに、指示レバーや操作レバーを用いて文字を選択して入力する方式が提案されている(例えば、特許文献1および特許文献2参照。)。特許文献1には、指示レバーが中心軸から移動されて、方向指示点を示した時点で子音の確定を行い、次に、円周方向に移動されたとき母音の選択を行い、さらに、中心軸に戻された時点で文字を確定して入力する方式が記載されている。
特許文献2には、操作レバーの傾いた方向に対応した行座標と、傾き量に対応した列座標に対応する文字を読み出す方式が記載されている。
特開2000−148358号公報(段落0031−0038、図1) 特開2004−348608号公報(段落0018−0025、図1)
しかし、特許文献1に記載された文字入力装置では、使用者は、子音を選択するために、360度が12等分された方向に指示レバーを傾け、さらに、母音を選択するために円周方向に回転する必要がある。特に、指示レバーを前後左右に動かすのではなく、30度間隔で傾けることは、指示レバー操作に不慣れな使用者にとっては難しい操作であり、子音の選択に時間がかかり効率が悪くなるおそれがある。
特許文献2に記載された文字入力装置では、傾きの方向に対応した行座標を選択するために、360度が12等分された方向に操作レバーを傾け、さらに、傾き量に対応した列座標を選択するために、90度が6等分された方向に操作レバーを傾ける操作を行う必要がある。そのような操作も、操作レバー操作に不慣れな使用者にとっては難しい操作であり、行座標および列座標の選択に時間がかかり効率が悪くなるおそれがある。
本発明は、上記の課題を解決するための発明であって、文字の入力効率化を図ることができる文字入力装置および文字入力方法を提供することを目的とする。
本発明による文字入力装置は、4方向に傾斜可能に形成され、複数のスイッチが設けられた選定入力部(例えば、シフトスイッチ6Lおよび選択スイッチ7L〜10L)を有するレバーである第1の操作手段(例えば、レバー5L)と、4方向に傾斜可能に形成され、複数のスイッチが設けられた選定入力部(例えば、シフトスイッチ6Rおよび選択スイッチ7R〜10R)を有するレバーである第2の操作手段(例えば、レバー5R)と、第1の操作手段における選定入力部の各スイッチおよび第2の操作手段における選定入力部の各スイッチの組合せに対応づけて文字を記憶する対応文字記憶手段(例えば、モードRAM4)と、第1の操作手段選定入力部において操作されたスイッチと第2の操作手段選定入力部において操作されたスイッチとの組合せに応じて、対応文字記憶手段から文字を選択する文字選択手段(例えば、中央演算部1)と、文字選択手段が選択しうる文字を特定可能な情報を表示する表示部と、第1の操作手段の傾きの方向を検出する第1の方向検出手段と、第2の操作手段の傾きの方向を検出する第2の方向検出手段と、第1の方向検出手段が検出する方向に応じて文字入力支援機能を実行する第1の文字入力支援手段と、第2の方向検出手段が検出する方向に応じて文字入力支援機能を実行する第2の文字入力支援手段とを備え、第1の文字入力支援手段は、第1の方向検出手段が検出する方向に応じて、文字の決定、文字の取消、文字の追加、文字の削除を実行することを特徴とする。
第1の操作手段および第2の操作手段は、それぞれ、4方向に傾斜可能に形成され、第1の操作手段の傾きの方向を検出する第1の方向検出手段(例えば、方向センサ11L〜14L)と、第2の操作手段の傾きの方向を検出する第2の方向検出手段(例えば、方向センサ11R〜14R)と、第1の方向検出手段が検出する方向に応じて文字入力支援機能を実行する第1の文字入力支援手段(例えば、中央演算部1で実現される)と、第2の方向検出手段が検出する方向に応じて文字入力支援機能を実行する第2の文字入力支援手段(例えば、中央演算部1で実現される)とを備えていることが好ましい。
第1の文字入力支援手段は、第1の方向検出手段が検出する方向に応じて、例えば、文字の決定、文字の取消、文字の追加、文字の削除を実行する。
第2の文字入力支援手段は、第2の方向検出手段が検出する方向に応じて、例えば、表示部に表示されるカーソルを移動させる。
文字データの種類を示す入力モード(例えば、ひらがな入力モード)、第1の操作手段を用いて入力可能な文字種(例えば、母音)、および第2の操作手段を用いて入力可能な文字種(例えば、子音)を表示部に表示する(図6(a)参照)モード表示制御手段(例えば、中央演算部1で実現される)を備えていてもよい。
文字データの種類を示す入力モード、第1の操作手段を用いて入力可能な文字種、および第2の操作手段を用いて入力可能な文字種に加えて、第1の文字入力支援手段および第2の文字入力支援手段が実行する機能と入力可能な文字とを表示部に表示する(図6(b)参照)ヘルプモード表示制御手段(例えば、中央演算部1で実現される)を備えていてもよい。
対応文字記憶手段に記憶されている選定入力部の組合せと文字との対応づけを変更する編集手段を備えていてもよい。そのように構成されている場合には、使用者は、文字入力装置を、使いやすいように最適化できる。
第1の操作手段および第2の操作手段は、底板プレートを取り付けた台座に取り付けられていることが好ましい。そのように構成されている場合には、使用者は、底板プレートの重量により台座を膝などに置くだけで文字入力を安定した状態で実行できる。
第1の操作手段および第2の操作手段は円筒状に形成され、第1の操作手段における上部に、選定入力部として1つのスイッチが設けられ、第1の操作手段における側部に、選定入力部として4つのスイッチが設けられ、第2の操作手段における上部に、選定入力部として1つのスイッチが設けられ、第2の操作手段における側部に、選定入力部として4つのスイッチが設けられていることが好ましい。そのように構成されている場合には、使用者が、指で操作しやすい文字入力装置が実現される。
本発明による文字入力方法は、使用者が操作する複数のスイッチが設けられた選定入力部を有するレバーである第1の操作手段と、使用者が操作する複数のスイッチが設けられた選定入力部を有するレバーである第2の操作手段と、選択しうる文字を特定可能な情報を表示する表示部とを備えた文字入力装置を用いた文字入力方法であって、第1の操作手段における選定入力部の各スイッチおよび第2の操作手段における選定入力部の各スイッチの組合せに対応づけて文字を記憶し、第1の操作手段選定入力部において操作されたスイッチと第2の操作手段選定入力部において操作されたスイッチとの組合せに応じて文字を選択し、第1の操作手段の傾きの方向を検出し、第1の操作手段の傾きの方向に応じて文字の決定、文字の取消、文字の追加、文字の削除を実行し、第2の操作手段の傾きの方向を検出し、第2の操作手段の傾きの方向に応じて表示部に表示されるカーソルを移動させることを特徴とする。
本発明によれば、第1の操作手段における選定入力部および第2の操作手段における選定入力部の組合せに対応づけて文字を記憶し、第1の操作手段における選択された選定入力部と第2の操作手段における選択された選定入力部との組合せに応じて文字を選択するので、使用者は、第1の操作手段および第2の操作手段の選定入力部を操作するだけで文字を入力することができ、文字の入力効率化を図ることができる。
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。図1に示すように、操作部100には、例えば金属製の底板プレート16を取り付けた台座15に2個の略円筒形のレバー5R,5Lが取り付けられている。レバー5Rには、シフトスイッチ6Rと4つの選択スイッチ7R〜10Rが取りつけられている。レバー5Lには、シフトスイッチ6Lと4つの選択スイッチ7L〜10Lが取りつけられている。台座15の上部部分には、レバー5Rの前後左右の傾きを検出する4つの方向センサ11R〜14Rが設置されている。レバー5Lの前後左右の傾きを検出する4つの方向センサ11L〜14Lが設置されている。レバー5R,5Lが傾くと、方向センサ11R〜14R,11L〜14Lは、レバー5R,5Lに押されることによって、レバー5R,5Lの傾きを検出する。
シフトスイッチ6Rおよび方向センサ11R〜14Rは、それぞれ、何回押されかを計算するカウンタ回路17Rに接続される。カウンタ回路17Rは、リセット信号ライン19を経由して中央演算部1によってリセットされる。選択スイッチ7R〜10Rおよびカウンタ回路17Rは、A−D変換回路18Rに接続される。A−D変換回路18Rは、選択スイッチ7R〜10Rおよびカウンタ回路17Rから送られてくる信号をA−D変換してデジタル信号ライン20を介して中央演算部1にデータを送る。また、シフトスイッチ6Lおよび方向センサ11L〜14Lは、それぞれ、何回押されかを計算するカウンタ回路17Lに接続される。カウンタ回路17Lは、リセット信号ライン19を経由して中央演算部1によってリセットされる。選択スイッチ7L〜10Lおよびカウンタ回路17Lは、A−D変換回路18Lに接続される。A−D変換回路18Lは、選択スイッチ7L〜10Lおよびカウンタ回路17Lから送られてくる信号をA−D変換してデジタル信号ライン20を介して中央演算部1にデータを送る。
制御部110は、中央演算部1と、文字データを格納している文字ROM2と、スイッチ(シフトスイッチ6R、選択スイッチ7R〜10R、シフトスイッチ6Lおよび選択スイッチ7L〜10Lを含む)操作およびレバー操作の各モードを記憶するモードRAM4と、ディスプレイ3とを備えている。中央演算部1には、文字ROM2と、モードRAM4と、ディスプレイ3とが接続されている。本実施の形態では、中央演算部1、文字ROM2、モードRAM4およびディスプレイ3は、情報家電等に設置されている。モードRAM4として、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリが使用される。
操作部100の構造例を、図2〜図4を参照してより詳しく説明する。図2は、操作部100を示す斜視図である。図3は、レバー5R,5Lの構造を詳しく示す斜視図である。図4は、操作部100を上方から見た平面図である。なお、図3には、図2に示されているレバー5R,5Lを背面側(180度ずれた方向)から眺めた様子が示されている。
図2〜図4に示すように、シフトスイッチ6Rは、レバー5Rの上面に設けられ、選択スイッチ7R、選択スイッチ8R、選択スイッチ9Rおよび選択スイッチ10Rは、レバー5Rの側面に設けられている。方向センサ14R、方向センサ12R、方向センサ13Rおよび方向センサ11Rは、レバー5Rの下方において、レバー5Rの前後左右の傾きを検出できるようにXY軸方向に設けられている。具体的には、図4に示すように、平面図において円形になるレバー5Rの周囲に、隣接する方向センサに対して90度ずれて配置されている。
シフトスイッチ6Lは、レバー5Lの上面に設けられ、選択スイッチ7L、選択スイッチ8L、選択スイッチ9Lおよび選択スイッチ10Lは、レバー5Lの側面に設けられている。方向センサ14L、方向センサ12L、方向センサ13Lおよび方向センサ11Lは、レバー5Lの下方において、レバー5Lの前後左右の傾きを検出できるように設けられている。
図5は、レバー操作およびスイッチ操作によって入力される文字(この例では、ひらがな)の一覧表を示す説明図である。レバー操作には、レバー5Rおよびレバー5Lを前後左右に傾かせる操作が含まれる。スイッチ操作には、シフトスイッチ6R、選択スイッチ7R〜10R、シフトスイッチ6Lおよび選択スイッチ7L〜10Lを押す操作が含まれる。なお、図5に例示するシフトスイッチおよび選択スイッチの組み合わせと文字との対応を示すデータは、モードRAM4に記憶されている。
使用者は、レバ−5Lを左手で操作し、レバー5Rを右手で操作する。左手の親指は、シフトスイッチ6Lに割り当てられ、選択スイッチ7L、選択スイッチ8L、選択スイッチ9Lおよび選択スイッチ10Lは、それぞれ、人差指、中指、薬指および小指に割り当てられる。右手の親指は、シフトスイッチ6Rに割り当てられ、選択スイッチ7R、選択スイッチ8R、選択スイッチ9Rおよび選択スイッチ10Rは、それぞれ、人差指、中指、薬指および小指に割り当てられる。レバー5Lは、五十音図の母音を担当し、レバー5Rは、子音を担当する。
シフトスイッチ6Rが押された回数に応じて、選択可能な子音が変化する。図5(a)〜(c)には、レバー5Lとレバー5Rのスイッチ(シフトスイッチ6L、選択スイッチ7L〜10L、シフトスイッチ6Rおよび選択スイッチ7R〜10R)の組み合わせによって選ばれる文字がマトリックス状に示されている。本実施の形態では、シフトスイッチ6Rが押された回数が1回の場合、図5(a)に示すように、「か」行、「さ」行、「た」行および「な」行の文字を選択可能である。シフトスイッチ6Rが押された回数が2回の場合、図5(b)に示すように、「は」行、「ま」行、「や」行および「ら」行の文字を選択可能である。シフトスイッチ6Rが押された回数が3回の場合、図5(c)に示すように、「わ」行、「ん」行、「ぁ」行および「ゃ」行の文字を選択可能である。
図5(d)に、レバー5Lとレバー5Rを前後左右に傾かせる操作に割り当てられている機能を示す。レバー5Lとレバー5Rとは、それぞれ、台座15に接している部分を支点として少なくとも4方向(例えば、前後左右)に倒れ込む(傾く)ことが可能であるように形成されている。使用者が両手で、レバー5Lとレバー5Rを持っている場合、レバーの先端が使用者側から離れる方向を「後」として、レバーの先端が使用者側に近づく方向を「前」とする。すなわち、レバーを後方(使用者の位置と反対側)に押すと「後」操作、レバーを手前に引くと「前」操作となる。図5(d)には、レバー5Lを傾かせる操作は、決定/取消/追加/削除の動作に割り当てられ、使用者が、レバーを後方に押す操作が「決定」、レバーを手前に引く操作が「取消」、レバーを右に傾ける操作が「追加」、レバーを左に傾ける操作が「削除」という機能に割り当てられている例が示されている。なお、中央演算部1は、第1の方向検出手段が検出する方向に応じて文字入力支援機能(この例では、文字の決定、文字の取消、文字の追加、文字の削除)を実行する第1の文字入力支援手段を実現する。
また、レバー5Rを傾かせる操作には、ディスプレイ3の画面におけるカーソルの位置を、上に/下に/右に/左に移動させる操作に割り当てられる。すなわち、使用者が、レバーを後方に押すとカーソルの位置が「上に」、レバーを手前に引くとカーソルの位置が「下に」、レバーを右に傾けるとカーソルの位置が「右に」、レバーを左に傾けるとカーソルの位置が「左に」移動される。なお、中央演算部1は、第2の方向検出手段が検出する方向に応じて文字入力支援機能(この例では、カーソルの移動)を実行する第2の文字入力支援手段を実現する。
なお、使用者が、レバー5Rを前後左右に倒すと、すなわち前後左右に傾かせると、レバー5Rの下部に設けられている方向センサ11R〜方向センサ14Rのいずれかが押される。そして、押された方向センサは押されたことを示す信号(レバー5Rの傾きを検出したことを示す信号)を出力する。また、使用者が、レバー5Lを前後左右に倒すと、すなわち前後左右に傾かせると、レバー5Lの下部に設けられている方向センサ11L〜方向センサ14Lのいずれかが押される。そして、押された方向センサは押されたことを示す信号(レバー5Lの傾きを検出したことを示す信号)を出力する。また、方向センサ11R〜方向センサ14Rは、レバー5Rに付随しているものであってもよい。例えば、レバー5Rに付随している板状物が、発光体と受光体からなるセンサにおける光路を開放したり遮ったりするような構造でもよい。
図6は、ディスプレイ3に表示される入力モードを示す説明図である。通常モードでは、図6(a)に示すように、その時点において設定されている入力モード、レバー5Lおよびレバー5Rの状態がディスプレイに表示される。図6(a)には、入力モードとして、「ひらがな入力」(文字選択手段が選択しうる文字を特定可能な情報に相当)が選択されている例が示されている。また、レバー5Lは「母音」を担当し、レバー5Rは「子音(かさたな)」を担当する例が示されている。
ヘルプモードでは、図6(b)に示すように、通常モードでの表示に加え、レバー5Lおよびレバー5Rのスイッチ(シフトスイッチと選択スイッチが含まれる)の組み合わせで表示される文字の一覧表と、レバーを傾かせる操作に割り当てられている操作の説明とが表示される。
次に、動作について図1〜図4を参照して詳細に説明する。
最初に文字入力モードの確認、決定、変更、取り消しの動作について説明する。使用者が、操作部100を情報家電等に設置されている制御部110に接続すると、図6(a)に例示されたように、ディスプレイ3にモードRAM4に記憶されていた通常モードの表示を行い、使用者が、「入力モード」、「レバーL」および「レバーR」の状態を確認する。
設定(入力モード、レバー5Lおよびレバー5Rの状態)を変更しないで使用する場合は、レバー5Lを後方に傾かせる。すると、方向センサ14Lがその動作を検出し、カウンタ回路17Lにアナログ信号を送る。カウンタ回路17Lは、方向センサ14Lからの信号出力回数を積算する。A−D変換回路18Lは、カウンタ回路17Lによる積算値をA−D変換し、デジタルデータを中央演算部1に送る。中央演算部1は、デジタルデータより入力モードが確定されたことを認識し、確定したことを示す情報をディスプレイ3に表示するとともに、リセット信号ライン19にリセット信号を送り、カウンタ回路17Lおよびカウンタ回路17Rをリセットする。
入力モードを変更する場合には、カーソルが「入力モード」の位置にあるときにレバー5Rを後方に傾けると、方向センサ14Rがその動作を検出し、カウンタ回路17Rにアナログ信号を送る。カウンタ回路17Rは、その回数を積算しA−D変換回路18Rを経由してデジタルデータを中央演算部1に送る。中央演算部1は、デジタルデータをもとにモードRAM4に記憶されている別の入力モードを読み込みディスプレイ3に表示する。使用者は、その入力モードを確認し、決定したい場合は、レバー5Lを後方に傾け、取り消したい場合は、レバー5Lを手前に傾けて取り消すことができる。なお、操作部100が情報家電等に設置されている制御部110に接続されたときには、カーソルは「入力モード」の位置に表示される、また、使用者がレバー5Rを例えば手前に傾けると、カーソルが移動する。
次に、ひらがな文字入力について図5および図6を参照して説明する。使用者は、文字入力モードの確認を終えたら、文字入力が不慣れの場合、左右のシフトスイッチ6Lおよびシフトスイッチ6Rを同時に押す。シフトスイッチ6Lおよびシフトスイッチ6Rからのアナログ信号は、カウンタ回路17Lおよびカウンタ回路17Rで積算されA−D変換回路18LおよびA−D変換回路18Rでデジタル信号に変換される。そのデジタルデータが中央演算部1に伝わると、中央演算部1は、モードRAM4に記憶されているヘルプモード(図6参照)を読み込み、ディスプレイ3に表示する。図6に例示するように、中央演算部1は、ヘルプモードでは、文字選択手段が選択しうる文字を特定可能な情報を表示する。
子音を入力するときには、使用者は、ヘルプモードを見ながら、レバー5Rを傾斜させることによってディスプレイ3の文字入力箇所にカーソルを移動させ、レバー5Rにある選択スイッチ7R〜選択スイッチ10Rのうちから該当する選択スイッチを押す。押された選択スイッチからアナログ信号がA−D変換回路18Rに伝えられる。A−D変換回路18Rは、デジタル信号に変換しデジタル信号ライン20を経由して中央演算部1に送る。
使用者が、母音の入力するときには、レバー5Lにあるシフトスイッチ6Lおよび選択スイッチ7L〜選択スイッチ10Lのうちから該当するスイッチを押す。押された選択スイッチからのアナログ信号がA−D変換回路18Lに伝えられる。A−D変換回路18Lは、デジタル信号に変換しデジタル信号ライン20を経由して中央演算部1に送る。中央演算部1では、子音のデジタルデータと母音のデジタルデータから該当するひらがなを文字ROM2から選択してディスプレイ3へ表示する。使用者は、自分が表示させたいひらがなであることをディスプレイ3で確認したら、レバー5Lを後方に傾けて決定する。
例えば、「す」を入力する場合、レバー5Rでディスプレイ3の文字入力箇所にカーソルを移動させ、選択スイッチ8Rおよび選択スイッチ8Lを押すと、ディスプレイ3に「す」が表示される。「え」を入力する場合、選択スイッチ9Lを押すと、ディスプレイ3に「え」が表示される。
次の文字を入力する際、子音の該当文字が見つからない場合、使用者は、レバー5Rのシフトスイッチ6Rを押す。すると、シフトスイッチ6Rからのアナログ信号がカウンタ回路17Rに伝わる。カウンタ回路17Rは、押された回数を積算する。A−D変換回路18Rは、カウンタ回路17Rの積算値をデジタル信号に変換してデジタル信号ライン20を経由して中央演算部1に送る。中央演算部1は、そのデジタルデータに応じて、ディスプレイ3のヘルプモード表示のレバーRの入力モードと中央の文字一覧表を変更する。具体的には、シフトスイッチ6Rを1回押すと、図5(a)に示すように、「子音(かさたな)」の表になり、シフトスイッチ6Rを2回押すと図5(b)に示すように、「子音(はまやら)」の表になり、シフトスイッチ6Rを3回押すと図5(c)の「子音(わんぁゃ)」の表になる。使用者は、入力モードが変更されていることを確認し、該当文字の選択スイッチを押す。
さらに、子音を選択し、母音を選択時にシフトスイッチ6Lおよび選択ボタン7L〜10Lを誤って押して、使用者が希望する入力文字と異なるひらがながディスプレイ3上に表示されてしまった場合には、使用者が、レバー5Lを左に傾けることによってひらがなを削除することができる。また、ひらがなを追加したい場合には、使用者が、該当箇所までレバー5Rを操作しレバー5Lを右に傾けることによって、文字を追加できるようになる。
また、ひらがなの濁音/半濁音の入力については、使用者が、子音と母音の入力の後にレバー5Rのシフトスイッチ6Rを押し、濁音/半濁音の付加文字を選択し、レバー5Lを後方に傾けて決定する。
次に、文字の配置を変更する方法およびレバーの機能を変更する方法について説明する。
最初に、文字の配置を変更する方法を、図6および図7を参照して説明する。図7は、ディスプレイ3に表示される編集モードを示す説明図である。具体的に文字の変更例として「す」を「る」に変更する方法について説明する。使用者は、左右のシフトスイッチ6Lおよびシフトスイッチ6Rを同時に押す。すると、ディスプレイ3に、図6(b)のヘルプモードが表示される。使用者が、レバー5Rおよびレバー5Lを同時に後方に傾けると、中央演算部1は、モードRAM4に保存されている文字列データを読み込み、図7に示すように、編集モードを表示する。カーソルは、「か」の文字のところに位置する。
使用者は、レバー5Rで右方向および下方向に傾けて、変更したい「す」までカーソルを持って行く。使用者は、変更する文字であることを確定するためにレバー5Lを後方に1回傾ける。すると、カーソルが点滅し、使用者が、レバー5Rを右に傾けた回数に応じて、中央演算部1は、文字ROM2に登録されている文字を順番にディスプレイ3上に表示して行く。変更したい「る」が表示されたら、使用者は、レバー5Lを後方に傾けて決定する。すると、中央演算部1は、ディスプレイ3にカーソルを点灯し、文字列データをモードRAM4に上書保存する。編集モードを終了する場合、使用者は、再度レバー5Rおよびレバー5Lを同時に後方に傾けることにより、編集モードから入力モードに戻ることができる。
次に、レバーの機能を変更する方法を、図6および図7を参照して説明する。具体的にレバーの機能の変更例として「レバーL」の機能を変更する方法について説明する。使用者は、左右のシフトスイッチ6Lおよびシフトスイッチ6Rを同時に押す。すると、ディスプレイ3に、図6(b)のヘルプモードが表示される。使用者が、レバー5Rおよびレバー5Lを同時に後方に傾けると、中央演算部1は、モードRAM4に保存されている文字列データを読み込み、図7に示すように、編集モードを表示する。カーソルは、「か」の文字のところに位置する。
使用者は、レバー5Rを左方向に傾けると「入力モード」の項にカーソルが移動し、さらに、レバー5Rを下方向に傾ける(レバーを手前に傾ける)と「レバーL」の項にカーソルが移動する。変更する項であることを確定するために、使用者は、レバー5Lを後方に1回傾ける。すると、中央演算部1は、カーソルを点滅させ、使用者が、レバー5Rを右方向に傾けた回数に応じて、文字ROM2に登録されている項目(今回は母音、子音)を順番にディスプレイ3上に表示する。「子音」が表示されたら、使用者がレバー5Lを後方に傾けて決定すると、中央演算部1は、カーソルを点灯させ、「レバーL」のモードをモードRAM4に上書き保存する。編集モードを終了する場合、使用者が再度レバー5Rおよびレバー5Lを同時に後方に傾けることにより、編集モードから入力モードに戻ることができる。
本実施の形態によれば、台座に装着されたレバーの操作と、シフトスイッチ操作と、選択スイッチ操作とを採用することによって、フルキーボード等に比べて、操作部の占有面積を小さくすることができる。情報家電にフルキーボード等を接続して文字入力も可能であるが、フルキーボードを置く場所を確保する必要となってしまう。レバー2個分にその台座を加えただけなので、フルキーボードの場合と比較して、文字入力に必要な占有面積を削減することができる。
また、重量のある底板プレートをはめ込んだ台座を採用することによって、使用者は、フルキーボード等に比べ、安定した状態で文字入力をすることができる。フルキーボード等を置く平面の場所が確保できない場合、膝などの不安定な場所において入力するしかないが、本実施の形態では、不安定な場所でも、底板プレートの重量により台座を膝などに置くだけで文字入力を安定した状態で実行できる。
さらに、使用者は、リモコン等に比べ、ディスプレイだけを見て文字入力を行うことができる。リモコンで文字入力する場合、使用者は、ディスプレイ画面とリモコンのボタンを交互に見ながら入力することになるが、本実施の形態では、レバーと選択スイッチの操作方法を一旦覚えてしまえばディスプレイ画面だけを見て入力ができるので文字入力の時間を短縮できる。
また、使用者は、キーボードのキー配列を覚えるより、簡単に操作方法を覚えられる。キーボードのキー配列は、一般的にクアーティー(QWERTY)配列を採用していて、キーボード入力に慣れている人にはよいが、初めて入力する人には戸惑いがある。本実施の形態では、日本語の子音と母音の組み合わせをスイッチ操作で実現し、確定/取消/削除/挿入や方向をレバー操作で実現するので感覚的に覚えやすい構造になっている。したがって、使用者は、短時間で操作を覚えて、文字入力の操作が可能になる。
さらに、使用者が、自分で入力しやすいように文字やレバー5R,5Lの機能を編集した後、画面に表示しながら操作することができる。リモコンやキーボードではボタンの組み合わせにより新たな文字や入力を定義することができるが、それが取扱説明書に書かれていたり、個人の頭の中で覚えておく必要がある。本実施の形態では、使用者は、記憶させた文字や動作をヘルプモードで表示し画面を見ながら操作を行うことが可能になる。
また、使用者の利き腕がどちらでも対応可能である。キーボードやリモコンは、右利きの人用に作られていて、左利きの人は不便さを感じることがあるが、本実施の形態では、2つのレバーとして、全く同じ構造の選択スイッチ付きレバーを採用している。よって、右利き、左利きでも入力モードを切り替えるだけで操作が可能である
実施の形態2.
次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参照して説明する。本実施の形態では、第1の実施の形態における「ひらがな入力」に代えて「電子式卓上計算機(電卓)」のための入力方法を使用する。図8に示すように、シフトスイッチ、選択スイッチおよびレバーに電卓の機能を割り当てて使用することができる。
図8は、電卓として使用する場合のレバー操作およびスイッチ操作を示す説明図である。図8(a)に示すように、レバー5Lのシフトスイッチ6Lと選択スイッチ7L〜選択スイッチ10Lに数字を割り当て、レバー5Rのシフトスイッチ6Rの押した回数に応じて、数字や記号を変化させる。具体的には、スイッチ6Rを1回押した場合、シフトスイッチ6Lには「1」が割り当てられ、選択スイッチ7L〜選択スイッチ10Lには「2」〜「5」が割り当てられる。スイッチ6Rを2回押した場合、シフトスイッチ6Lには「6」が割り当てられ、選択スイッチ7L〜選択スイッチ10Lには「7」、「8」、「9」および「0」が割り当てられる。スイッチ6Rを3回押した場合、シフトスイッチ6Lには「.」が割り当てられ、選択スイッチ7L〜選択スイッチ10Lには「(」、「)」、「M+」および「MR」が割り当てられる。
さらに、図8(b)に示すように、レバー5Lの前後左右方向には、「イコール(=)」、「クリア(clear)」、「左シフト(←)」および「右シフト(→)」が割り当てられ、レバー5Rの前後左右方向には、四則演算記号(+、×、/、−)が割り当てられる。ディスプレイ3には、選択スイッチとシフトスイッチで選択された数字とレバー5Rで選ばれた四則演算記号が表示され、使用者がレバー5Lを後方に傾けると、計算の結果を表示する。具体的には、使用者が、選択スイッチ7Lを押し、レバー5Rを後方に傾け、選択スイッチ8Lを押し、レバー5Lを後方に傾けると、ディスプレイには、「5」が表示される。
本実施の形態では、シフトスイッチ操作、選択スイッチ操作およびレバー操作に電卓の機能を割り当てているので、使用者は、ディスプレイだけを見ながら計算することができる。
実施の形態3.
次に、本発明の第3の実施の形態について図面を参照して説明する。本実施の形態では、第1の実施の形態における「ひらがな入力」に代えて「リモコン」のための入力方法を使用する。図9に示すように、シフトスイッチ、選択スイッチおよびレバーにリモコンの機能を割り当てて使用することができる。
図9は、リモコンとして使用する場合のレバー操作およびスイッチ操作を示す説明図である。図9に示すように、テレビ、DVDおよびビデオレコーダ(以下、ビデオという。)のリモコンの機能を実現する。レバー5Rのシフトボタン6Rの押した回数に応じてTVモードとDVD/ビデオモードを切り替える。シフトボタン6Rを1回押した場合には、TVモードになり、シフトボタン6Rを2回押した場合には、DVD/ビデオモードになる。
図9(a)に示すように、TVモードの場合、レバー5Lのシフトスイッチ6Lおよび選択スイッチ7L〜10Lと、レバー5Rの選択スイッチ7R〜10Rとの組み合わせによってチャンネル番号(具体的には、チャンネル1〜チャンネル20)を入力することができる。また、図9(b)に示すように、レバー5Lを使用した場合に、前後方向のレバー操作で「入力(enter)」と「取り消し(clear)」を、左右方向のレバー操作で「チャンネルを進める/戻す」を選択でき、レバー5Rでは、ディスプレイ3上に電子番組表等が表示できるものは、その番組を選択するための方向キーとして割り当てられている。
図9(c)に示すように、DVD/ビデオモードの場合も、レバー5Lのシフトスイッチ6Lおよび選択スイッチ7L〜10Lと、レバー5Rの選択スイッチ7R〜10Rとの組み合わせにより、DVD/ビデオの各機能を選択することができる。
また、図9(d)に示すように、レバー5Lを使用した場合に、前後方向のレバー操作で「決定」と「取消」を、左右方向のレバー操作で、「選択−」「選択+」を選択し、レバ−5Rでは、前後左右方向のレバー操作で、再生操作の「先頭」「終端」「戻る」「進む」の操作が実現される。
本実施の形態では、シフトスイッチ操作、選択スイッチ操作およびレバー操作に、テレビ、DVD/ビデオのリモコンの機能を割り当てているので、ディスプレイをみながら操作することができる。
本発明は、情報家電等に好適に適用可能であって、使用者による文字入力を容易にする用途に適用できる。
本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。 操作部を示す斜視図である。 操作部を詳しく示す斜視図である。 操作部を上方から見た平面図である。 ひらがな入力する場合のレバー操作およびスイッチ操作の一覧表を示す説明図である。 ディスプレイに表示される入力モードを示す説明図である。 ディスプレイに表示される編集モードを示す説明図である。 電卓として使用する場合のレバー操作およびスイッチ操作の一覧表を示す説明図である。 リモートコントローラとして使用する場合のレバー操作およびスイッチ操作の一覧表を示す説明図である。
符号の説明
1 中央演算部
2 文字ROM
3 ディスプレイ
4 モードRAM
5L,5R レバー
6L,6R シフトスイッチ
7L〜10L,7R〜10R 選択スイッチ
11L〜14L,11R〜14R 方向センサ
15 台座
16 底板プレート
17L,17R カウンタ回路
18L,18R A−D変換回路
19 リセット信号ライン
20 デジタル信号ライン
100 操作部
110 制御部

Claims (8)

  1. 4方向に傾斜可能に形成され、複数のスイッチが設けられた選定入力部を有するレバーである第1の操作手段と、
    4方向に傾斜可能に形成され、複数のスイッチが設けられた選定入力部を有するレバーである第2の操作手段と、
    前記第1の操作手段における選定入力部の各スイッチおよび前記第2の操作手段における選定入力部の各スイッチの組合せに対応づけて文字を記憶する対応文字記憶手段と、
    前記第1の操作手段選定入力部において操作されたスイッチと前記第2の操作手段選定入力部において操作されたスイッチとの組合せに応じて、前記対応文字記憶手段から文字を選択する文字選択手段と、
    前記文字選択手段が選択しうる文字を特定可能な情報を表示する表示部と
    前記第1の操作手段の傾きの方向を検出する第1の方向検出手段と、
    前記第2の操作手段の傾きの方向を検出する第2の方向検出手段と、
    前記第1の方向検出手段が検出する方向に応じて文字入力支援機能を実行する第1の文字入力支援手段と、
    前記第2の方向検出手段が検出する方向に応じて文字入力支援機能を実行する第2の文字入力支援手段とを備え、
    前記第1の文字入力支援手段は、第1の方向検出手段が検出する方向に応じて、文字の決定、文字の取消、文字の追加、文字の削除を実行する
    ことを特徴とする文字入力装置。
  2. 第2の文字入力支援手段は、第2の方向検出手段が検出する方向に応じて、表示部に表示されるカーソルを移動させる
    請求項記載の文字入力装置。
  3. 文字データの種類を示す入力モード、第1の操作手段を用いて入力可能な文字種、および第2の操作手段を用いて入力可能な文字種を表示部に表示するモード表示制御手段を備えた
    請求項1または請求項記載の文字入力装置。
  4. 文字データの種類を示す入力モード、第1の操作手段を用いて入力可能な文字種、および第2の操作手段を用いて入力可能な文字種に加えて、第1の文字入力支援手段および第2の文字入力支援手段が実行する機能と入力可能な文字とを表示部に表示するヘルプモード表示制御手段を備えた
    請求項から請求項のうちのいずれか1項に記載の文字入力装置。
  5. 対応文字記憶手段に記憶されている選定入力部の組合せと文字との対応づけを変更する編集手段を備えた
    請求項1から請求項のうちのいずれか1項に記載の文字入力装置。
  6. 第1の操作手段および第2の操作手段は、底板プレートを取り付けた台座に取り付けられている
    請求項1から請求項のうちのいずれか1項に記載の文字入力装置。
  7. 第1の操作手段および第2の操作手段は円筒状に形成され、
    第1の操作手段における上部に、選定入力部として1つのスイッチが設けられ、第1の操作手段における側部に、選定入力部として4つのスイッチが設けられ、
    第2の操作手段における上部に、選定入力部として1つのスイッチが設けられ、第2の操作手段における側部に、選定入力部として4つのスイッチが設けられている
    請求項1から請求項のうちのいずれか1項に記載の文字入力装置。
  8. 使用者が操作する複数のスイッチが設けられた選定入力部を有するレバーである第1の操作手段と、使用者が操作する複数のスイッチが設けられた選定入力部を有するレバーである第2の操作手段と、選択しうる文字を特定可能な情報を表示する表示部とを備えた文字入力装置を用いた文字入力方法であって、
    前記第1の操作手段における選定入力部の各スイッチおよび前記第2の操作手段における選定入力部の各スイッチの組合せに対応づけて文字を記憶し、
    前記第1の操作手段選定入力部において操作されたスイッチと前記第2の操作手段選定入力部において操作されたスイッチとの組合せに応じて文字を選択し、
    前記第1の操作手段の傾きの方向を検出し、
    前記第1の操作手段の傾きの方向に応じて文字の決定、文字の取消、文字の追加、文字の削除を実行し、
    前記第2の操作手段の傾きの方向を検出し、
    前記第2の操作手段の傾きの方向に応じて表示部に表示されるカーソルを移動させる
    ことを特徴とする文字入力方法。
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