JP4327839B2 - アルミニウム合金製主翼の組立方法 - Google Patents

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Description

本発明は、アルミニウム合金製主翼の組立方法の改良に関するものである。
航空機のアルミニウム合金製主翼は、外板、桁、リブをそれぞれ個別に作成し、これらをリベット締結することで組立てられている。しかしながら、上記の各部品をリベット締結する際にはリベット穴開け作業やリベット打ち作業に伴う組立工数の増大や、リベット穴における応力集中、リベット頭部での翼表面平滑さの低下は免れない。
このような課題を解決した従来のアルミニウム合金製主翼の組立方法として、主翼を溶接により接合する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
米国特許第6116539号明細書
特許文献1のFIG.2を以下の図12で説明する。なお、符号は振り直した。
図12は従来の主翼の断面図である。
航空機の前進翼構造物100は、翼上面側箱構造物101と、翼下面側箱構造物102と、中間スパー103とからなり、これらの翼上面側箱構造物101、翼下面側箱構造物102と、中間スパー103とをそれぞれレーザ溶接にて接合している。これによって、リベット締結の課題を解決している。
上記したレーザ溶接はアルミニウム合金製の材料に行われているから、溶接部の凝固割れ、ブローホール等の溶接欠陥が生じ、接合部での機械的強度が低下するおそれがある。
本発明の目的は、リベット締結による組立工数の増大、応力集中、翼表面平滑さの低下や、溶接接合による欠陥発生に起因した機械的強度の低下を改善できるアルミニウム合金製主翼の組立方法を提供することにある。
請求項1に係る発明は、接着治具における成形面側に設けられた基準部に基づき、翼外板構造物を接着治具上に位置決めする第1ステップと、基準部に基づき、翼外板構造物上に複数の中間桁を接着剤を介して位置決め・固定する第2ステップと、バックフィルムで、少なくとも翼外板構造物と中間桁との接着部位を覆う第3ステップと、オートクレーブ内で接着部位を加圧・加熱するとともにバックフィルム内の空気を抜き、接着剤を硬化させることで、翼外板構造物と中間桁とを接着接合する第4ステップと、を含み、翼外板構造物を、翼上面側構造物とし、接着剤が硬化した後に、接着接合された翼上面側構造物と中間桁とからなる翼上部構造物を接着治具から分離する第5ステップと、組立治具に設けられた基準部に基づき、組立治具上に翼上部構造物を位置決めする第6ステップと、この翼上部構造物の所定位置に複数のリブを配置し、この後に翼上部構造物とリブとをリベット締結する第7ステップと、リブがリベット締結された翼上部構造物に対して所定位置に翼下面側構造物を配置し、この後に翼上部構造物と翼下面側構造物とをリベット締結する第8ステップと、を含む。
翼外板構造物と中間桁との間に接着剤を介在させ、この翼外板構造物と中間桁との接着部位を加圧・加熱し、且つバックフィルム内の空気を抜くことでも加圧し、接着剤を硬化させて翼外板構造物と中間桁とを接着接合する。
また、翼上面側構造物と中間桁とを接着接合して出来た翼上部構造物に、リブと翼下面側構造物とをリベット締結する。
請求項2に係る発明は、中間桁の上部に桁加圧治具を固定して中間桁を保持することを特徴とする。
中間桁が桁加圧治具によって保持され、翼上面側構造物と中間桁との接着部位が加圧・加熱されて接着剤が硬化するまでの間に、中間桁の変形が抑えられる。
請求項1に係る発明では、接着治具における成形面側に設けられた基準部に基づき、翼外板構造物を接着治具上に位置決めする第1ステップと、基準部に基づき、翼外板構造物上に複数の中間桁を接着剤を介して位置決め・固定する第2ステップと、バックフィルムで、少なくとも翼外板構造物と中間桁との接着部位を覆う第3ステップと、オートクレーブ内で接着部位を加圧・加熱するとともにバックフィルム内の空気を抜き、接着剤を硬化させることで、翼外板構造物と中間桁とを接着接合する第4ステップと、を含むので、リベット締結が不要になり、組立工数が削減でき、また、応力集中が発生せず、更に、翼表面平滑さが向上し機体の抗力低減を図られて空力性能を向上させることができる。
また更に、従来の溶接接合のような凝固割れやブローホール等の溶接欠陥が発生せず、機械的強度を向上させることができ、信頼性の高いアルミニウム合金製主翼を製造することができる。
更に、翼外板構造物を、翼上面側構造物とし、接着剤が硬化した後に、接着接合された翼上面側構造物と中間桁とからなる翼上部構造物を接着治具から分離する第5ステップと、組立治具に設けられた基準部に基づき、組立治具上に翼上部構造物を位置決めする第6ステップと、この翼上部構造物の所定位置に複数のリブを配置し、この後に翼上部構造物とリブとをリベット締結する第7ステップと、リブがリベット締結された翼上部構造物に対して所定位置に翼下面側構造物を配置し、この後に翼上部構造物と翼下面側構造物とをリベット締結する第8ステップと、を含むので、翼下面側構造物を翼上部構造物に対してリベット締結することで、翼上部構造物と翼下面側構造物とを強固に締結することができ、主翼の剛性を向上させることができる。
請求項2に係る発明では、中間桁の上部に桁加圧治具を固定して中間桁を保持するので、接着剤が硬化中の中間桁の変形を防止することができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る航空機の主翼構造物の断面図である。図中の矢印(FRONT)は航空機前方を表す。(以下同じ。)
航空機の主翼を構成する主翼構造物10は、翼上面側構造物としてのアッパースキン11と、このアッパースキン11に接着接合された翼幅方向(紙面の表裏方向)に延びる中間桁としての一対のフロントスパー12及びリヤスパー13と、これらのアッパースキン11及びフロントスパー12、リヤスパー13にリベット締結された複数のリブ14(図では1枚のみ示す。)と、これらのフロントスパー12、リヤスパー13及びリブ14にリベット締結された翼下面側構造物としてのロアースキン16とを備える。なお、図中に太線で示された部分は、アッパースキン11と、フロントスパー12、リヤスパー13とが接着接合された接着部18,18である。
アッパースキン11は、翼上面を構成するから空気力学上、表面の精度の高い平滑さが要求されるため、本発明では、アッパースキン11と、フロントスパー12、リヤスパー13をリベット締結せずに接着接合することで精度の高い平滑性を得ている。
アッパースキン11の内面には、翼幅方向に延びる複数のストリンガー11aと、これらのストリンガー11aを繋ぐように翼幅方向に間隔を開けて並べられた複数の取付部11bとが一体に形成されている。
フロントスパー12は、断面がほぼコ字形状の部材であり、ウェブ12aと、このウェブ12aの上下端に一体に設けられたフランジ12b,12cと、これらのウェブ12a、フランジ12b,12cを接続するために翼幅方向に間隔を開けて並ぶように一体成形された複数の取付部12dとからなる。なお、12eはウェブ12aに開けられた軽量化のための肉抜き穴である。
リヤスパー13は、フロントスパー12と同一形状であり、ウェブ13aと、このウェブ13aの上下端に一体に設けられたフランジ13b,13cと、これらのウェブ13a、フランジ13b,13cを接続するために翼幅方向に間隔を開けて並ぶように一体成形された複数の取付部13dからなり、ウェブ13aに軽量化のための肉抜き穴13eが開けられている。
リブ14は、アッパースキン11の取付部11bに複数のリベット21で取付けるためのアッパ取付部14aと、フロントスパー12の取付部12dに複数のリベット22で取付けるためのフロント取付部14bと、リヤスパー13の取付部13dに複数のリベット23で取付けるためのリヤ取付部14cと、ロアースキン16に複数のリベット24で取付けるためのロアフランジ14dとを備える。なお、14eはアッパースキン11のストリンガー11aを避けるために形成された切欠き、14fは軽量化のための肉抜き穴である。
ロアースキン16は、フロントスパー12のフランジ12c、リヤスパー13のフランジ13c及びリブ14のロアフランジ14dにリベット24で取付けられている。
以上に述べた主翼構造物10の組立方法を図2〜図11で説明する。
図2(a),(b)は本発明に係る主翼構造物の組立方法を示す第1作用図であり、接着の前処理を示す。
(a),(b)において、アルミニウム合金製のアッパースキン11、フロントスパー12(不図示)及びリヤスパー13のそれぞれの表面を接着に適した状態に改良するための前処理に、例えば、硫酸−クロム酸エッチング処理又は陽極酸化処理(いわゆる、アノダイズ処理であり、クロム酸陽極酸化処理やリン酸陽極酸化処理がある。)によって表面に細かな凹凸を形成する。
この処理後、アッパースキン11の外面にマスキングを施し、アッパースキン11の内面と、フロントスパー12及びリヤスパー13(不図示)の全体とに接着プライマーをスプレーして塗布する。
接着プライマーは、凹凸が形成された表面に接着剤を付着しやすくして接着力を高めるためのものであり、例えば、エポキシプライマーが好適である。なお、主翼の製造にあたっては、接着プライマーの他に、防錆プライマーと燃料タンク用プライマー(燃料による腐食を防ぐためのものである。)を使用している。
図3(a),(b)は本発明に係る主翼構造物の組立方法を示す第2作用図であり、アッパースキン11の位置決めを示す。
(a)において、ボンディングカート31の成形面31aにアッパースキン11を内面を上にして載せるとともに、成形面31aに設けられた複数の位置決めピン32及び複数の位置決め突起33よってアッパースキン11を位置決めする。なお、11dはアッパースキン11の胴体側端部、11eはアッパースキン11の翼端側端部である。
(b)はアッパースキン11の胴体側端部11dの位置決め状態を示している。
胴体側端部11dには被位置決め部11f、11fが形成され、これらの被位置決め部11f,11fにそれぞれ位置決め穴11gが開けられ、これらの位置決め穴11g,11gが位置決めピン32,32に嵌合し、アッパースキン11の前後端が位置決め突起33,33によって位置決めされている。
図4(a)〜(c)は本発明に係る主翼構造物の組立方法を示す第3作用図であり、フロントスパー12及びリヤスパー13の位置決めを示す。
(a)において、フロントスパー12及びリヤスパー13の接着面に接着剤としてエポキシ系の接着フィルムを貼り付け、図3(b)に示されたアッパースキン11の前端及び後端に、図4(a)に示すように、フロントスパー12及びリヤスパー13を位置決めピンと複数の位置決め突起33とで位置決めしながら載せる。
接着剤としては、大きな荷重が作用したときのクリープ(即ち、接着されるもの同士の微小な滑り)が少なく、熱、水、油(ガソリンを含む)等への耐性を有するものとして、エポキシ系、フェノール系、レゾルシノール系などの熱硬化性のものが良い。
接着剤は、上記したフィルム状接着剤のように貼り付けるものの他、ペースト状接着剤のように塗布するものでも良い。
(b)は、フロントスパー12及びリヤスパー13の胴体側の端部の位置決めを示している。即ち、フロントスパー12及びリヤスパー13のそれぞれの一端に被位置決め部12f,13fが形成され、これらの被位置決め部12f,13fにそれぞれ位置決め穴12g,13gが開けられ、これらの位置決め穴12g,13gがボンディングカート13の起立プレート35,35にそれぞれ設けられた位置決めピン36に嵌合している。
(c)は、フロントスパー12及びリヤスパー13の翼端側の端部の位置決めを示している。即ち、フロントスパー12及びリヤスパー13のそれぞれの他端に被位置決め部12h,13hが形成され、これらの被位置決め部12h,13hにそれぞれ位置決め穴12j,13jが開けられ、これらの位置決め穴12j,13jがボンディングカート13の成形面31aに設けられた位置決めピン38,38に嵌合している。
図5(a)〜(c)は本発明に係る主翼構造物の組立方法を示す第4作用図であり、フロントスパー12及びリヤスパー13の保持を示す。
(a)において、フロントスパー12及びリヤスパー13に桁加圧治具41を載せて固定する。これは、アッパースキン11と、フロントスパー12及びリヤスパー13との接着部を加圧・加熱する際のフロントスパー12及びリヤスパー13の変形を抑えるためである。
桁加圧治具41は、翼幅方向に延びる長尺部43と、この長尺部43に直交するように取付けられたクロス部材44〜48と、フロントスパー12及びリヤスパー13のフランジ12b,13bに当てるためにクロス部材44〜48の端部下部に取付けられた複数の樹脂製のパッド51とからなる。
(b)はフロントスパー12への桁加圧治具41の固定状態を示している。即ち、フロントスパー12のフランジ12bに桁加圧治具41の各パッド51が締結具53で固定されている。
(c)は(b)のc矢視図であり、締結具53は、一端部55aがパッド51の上面に掛けられたC型金具55と、このC型金具55の他端部55bにねじ結合されるとともに上端部がフロントスパー12のフランジ12bの下面に当てられたボルト部材56とからなる。
ボルト部材56は、ボルト本体57と、このボルト本体57の下部に取付けられたハンドル58と、ボルト本体57の上端に取付けられた当て具57aとからなり、ハンドル58を回すことでC型金具55の他端部55bに対してボルト本体57が上方に移動するため、C型金具55の一端部55aとボルト部材56の当て具57aとでパッド51とフランジ12bとを締め付け、フロントスパー12に桁加圧治具41を固定する。リヤスパー13側についても、上記と同様に桁加圧治具41を締結具53で固定する。
図6(a)〜(d)は本発明に係る主翼構造物の組立方法を示す第5作用図であり、(a),(c)ではフロントスパー12及びリヤスパー13の平面図を簡略化して示している。
(a)において、フロントスパー12及びリヤスパー13に想像線で示す桁加圧治具41を固定した状態で、後に述べる接着部の加圧・加熱工程で接着剤を硬化させ、この後に桁加圧治具41を外した状態でも、フロントスパー12及びリヤスパー13には変形がほとんど発生していない。
(b)は(a)のb−b線断面図であり、フロントスパー12及びリヤスパー13から想像線で示す桁加圧治具41を外した状態でもフロントスパー12及びリヤスパー13に倒れ(変形)はほとんど発生していない。
(c)はフロントスパー12及びリヤスパー13に桁加圧治具41((a)参照)を固定しない状態で加圧・加熱工程で接着剤を硬化させた後の状態を示す。フロントスパー12及びリヤスパー13には、うねり(変形)が発生している。
(d)は(c)のd−d線断面図であり、フロントスパー12及びリヤスパー13は、各フランジ12b,13b側が内側に倒れている。
図7は本発明に係る主翼構造物の組立方法を示す第6作用図である。
アッパースキン11と、フロントスパー12及びリヤスパー13との接着部の周囲を、リリースフィルム(不図示。樹脂の流出量をコントロールするフィルムである。)、ブリーダクロス(不図示。余分な接着剤を吸い取るガラスクロスである。)、ブリーザクロス(不図示。真空減圧時の通気材である。)で順に覆い、その上をバックフィルム61で覆って密閉する。
63はバックフィルム61内の空気を抜くための減圧用パイプであり、減圧用パイプ63で内部の空気を抜いて減圧することで、アッパースキン11と、フロントスパー12及びリヤスパー13との接着部を加圧することができる。
図8は本発明に係る主翼構造物の組立方法を示す第7作用図である。
桁加圧治具41と、バックフィルム61(図7参照)で接着部が覆われたアッパースキン11、フロントスパー12、リヤスパー13とをボンディングカート31ごとオートクレーブ65内に入れて加圧・加熱し、図7に示したバックフィルム61内の減圧も行い、接着剤を硬化させる。
このときの加熱温度(接着部の温度)は120〜180℃、圧力は2.8〜3.2kg/cm、硬化時間は1時間、オートクレーブ65内での昇温速度は0.2〜6.0℃/分、バックフィルム内の圧力は−1.0kg/cmである。この硬化条件によって安定した接着接合強度を得ることができる。
加熱温度が120℃未満であると、接着剤が未反応となって硬化が進行しにくく、加熱温度が180℃を越えると、接着剤が劣化する。
また、圧力が2.8kg/cm未満であると、アッパースキン11と、フロントスパー12及びリヤスパー13との間に隙間が生じやすくなり、圧力が3.2kg/cmを越えると、アッパースキン11と、フロントスパー12及びリヤスパー13との間から接着剤が流出して接着剤の厚さを確保できなくなる。
なお、大型の主翼の接着接合の場合は、オートクレーブ65内の昇温過程及び降温過程で熱歪みが発生し、接着接合部に残留応力が発生して亀裂が発生することがあるので、硬化時間として4〜8時間をかけて加熱処理を行うことが望ましい。
図9(a)〜(c)は本発明に係る主翼構造物の組立方法を示す第8作用図である。
(a)において、接着部の硬化が完了したアッパースキン11、フロントスパー12、リヤスパー13、桁加圧治具41をボンディングカート31ごとオートクレーブ65から取出し、アッパースキン11、フロントスパー12、リヤスパー13からなる翼上部構造物67から桁加圧治具41を外すとともに、バックフィルム61、リリースフィルム、ブリーダクロス、ブリーザクロスを剥がし、翼上部構造物67を組立治具71の成形面71aに載せるとともに位置決めする。
(b)は、組立治具71に対する翼上部構造物67の翼端側の位置決めを示している。即ち、フロントスパー12及びリヤスパー13の端部に形成された被位置決め部12h,13hを、組立治具71の成形面71aに設けられた位置決めピン73,73に嵌合する。
(c)は、組立治具71に対する翼上部構造物67の胴体側の位置決めを示している。即ち、フロントスパー12及びリヤスパー13(不図示)の胴体側の端部にボンディングカート31(図5参照)に設けられていた位置決めパイプフレーム75が残され、この位置決めパイプフレーム75の下面に開けられた位置決め穴75a,75a(一方の符号75aのみ示す。)を、組立治具71に設けられた位置決めピン77,77に嵌合する。
図10(a)〜(c)は本発明に係る主翼構造物の組立方法を示す第9作用図である。
(a)において、翼上部構造物67(11k,12k,13kは予め開けられたリベット穴である。)内に、リブ14(14kは予め開けられたリベット穴である。)を挿入し、(b)において、翼上部構造物67にリブ14を複数のリベット21,22,23で締結し、(c)において、最後にフロントスパー12、リヤスパー13及びリブ14にロアースキン16を複数のリベット24で締結する。これで、主翼構造物10の組立が完了する。
以上に述べた主翼構造物10の組立要領を次にフローチャートで説明する。
図11は本発明に係る主翼構造物の組立を示すフローチャートである。STXXはステップ番号を示す。
ST01…主翼組立部品(アッパースキン、フロントスパー及びリヤスパー)に表面処理としてアノダイズ処理を施す。
ST02…アッパースキン、フロントスパー及びリヤスパーに接着プライマーを塗布する。
ST03…アッパースキンをボンディングカートに位置決めする。
ST04…フロントスパー及びリヤスパーにフィルム状接着剤を貼り付ける。
ST05…フロントスパー及びリヤスパーをアッパースキン上に位置決めしながら載置する。
ST06…フロントスパー及びリヤスパーの上に桁加圧治具を固定する。
ST07…接着部をバックフィルム等で覆い、接着部を密閉する。
ST08…接着部をオートクレーブ内の高温高圧下で硬化させる。
ST09…オートクレーブ内から取り出した翼上部構造物を組立治具に位置決めする。
ST10…複数のリブを翼上部構造物にリベットで取付ける。
ST11…翼上部構造物及び複数のリブにロアースキンをリベットで取付ける。
以上の図2〜図10に示したように、本発明は第1に、接着治具としてのボンディングカート31における成形面31a側に設けられた基準部としての位置決めピン32,32及び複数の位置決め突起33に基づき、翼外板構造物としてのアッパースキン11をボンディングカート31上に位置決めする第1ステップと、基準部としての位置決めピン36,36,38,38に基づき、アッパースキン11上に複数の中間桁としてのフロントスキン12及びリヤスキン13を接着剤を介して位置決め・固定する第2ステップと、バックフィルム61で、少なくともアッパースキン11と、フロントスパー12及びリヤスパー13との接着部18,18を覆う第3ステップと、オートクレーブ65内で接着部18,18を加圧・加熱するとともにバックフィルム61内の空気を抜き、接着剤を硬化させることで、アッパースキン11と、フロントスパー12及びリヤスパー13とを接着接合する第4ステップと、を含む。
これにより、リベット締結が不要になり、リベット穴開け作業やリベット打ち作業等の組立工数が削減でき、また、応力集中が発生せず、更に、翼表面平滑さが向上し機体の抗力低減を図られて空力性能を向上させることができる。
また更に、従来の溶接接合のような凝固割れやブローホール等の溶接欠陥が発生せず、機械的強度を向上させることができ、信頼性の高いアルミニウム合金製主翼を製造することができる。
本発明は第2に、翼外板構造物を、翼上面側構造物としてのアッパースキン11とし、接着剤が硬化した後に、接着接合されたアッパースキン11と、フロントスパー12及びリヤスパー13とからなる翼上部構造物67をボンディングカート31から分離する第5ステップと、組立治具71に設けられた基準部としての位置決めピン73,73,77,77に基づき、組立治具71上に翼上部構造物67を位置決めする第6ステップと、この翼上部構造物67の所定位置に複数のリブ14を配置し、この後に翼上部構造物67と複数のリブ14とをリベット締結する第7ステップと、複数のリブ14がリベット締結された翼上部構造物67に対して所定位置に翼下面側構造物としてのロアースキン16を配置し、この後に翼上部構造物67及びリブ14とロアースキン16とをリベット締結する第8ステップと、を含む。
これにより、ロアースキン16を翼上部構造物67に対してリベット締結することで、翼上部構造物67とロアースキン16とを強固に締結することができ、主翼の剛性を向上させることができる。
本発明は第3に、フロントスパー12及びリヤスパー13の上部に桁加圧治具41を固定してフロントスパー12及びリヤスパー13を保持することを特徴とする。
これにより、接着剤が硬化中のフロントスパー12及びリヤスパー13の変形を防止することができる。
尚、本実施形態では、図1に示したように、アッパースキン11とロアースキン16との間に2本のフロントスパー12及びリヤスパー13を配置したが、これに限らず、これらのフロントスパー12とリヤスパー13との間にもう1本のスパーを配置し、このスパーとアッパースキン11とを接着接合し、このスパーとロアースキン16とをリベット締結してもよい。
本発明のアルミニウム合金製主翼の組立方法は、主翼構造物を構成する翼上面側構造物と中間桁との結合に好適である。
本発明に係る航空機の主翼構造物の断面図である。 本発明に係る主翼構造物の組立方法を示す第1作用図である。 本発明に係る主翼構造物の組立方法を示す第2作用図である。 本発明に係る主翼構造物の組立方法を示す第3作用図である。 本発明に係る主翼構造物の組立方法を示す第4作用図である。 本発明に係る主翼構造物の組立方法を示す第4作用図である。 本発明に係る主翼構造物の組立方法を示す第6作用図である。 本発明に係る主翼構造物の組立方法を示す第7作用図である。 本発明に係る主翼構造物の組立方法を示す第8作用図である。 本発明に係る主翼構造物の組立方法を示す第9作用図である。 本発明に係る主翼構造物の組立を示すフローチャートである。 本発明に係る主翼の断面図である。
10…主翼構造物、11…翼外板構造物、翼上面側構造物(アッパースキン)、12,13…中間桁(フロントスパー、リヤスパー)、14…リブ、16…翼下面側構造物(ロアースキン)、21,22,23,24…リベット、31…接着治具(ボンディングカート)、31a…成形面、32,36,38,73,77…基準部(位置決めピン)、33…基準部(位置決め突起)、41…桁加圧治具、61…バックフィルム、65…オートクレーブ、67…翼上部構造物、71…組立治具。

Claims (2)

  1. 接着治具における成形面側に設けられた基準部に基づき、翼外板構造物を接着治具上に位置決めする第1ステップと、
    前記基準部に基づき、翼外板構造物上に複数の中間桁を接着剤を介して位置決め・固定する第2ステップと、
    バックフィルムで、少なくとも前記翼外板構造物と前記中間桁との接着部位を覆う第3ステップと、
    オートクレーブ内で前記接着部位を加圧・加熱するとともに前記バックフィルム内の空気を抜き、前記接着剤を硬化させることで、前記翼外板構造物と前記中間桁とを接着接合する第4ステップと、
    を含み、
    前記翼外板構造物は、翼上面側構造物であって、
    前記接着剤が硬化した後に、接着接合された翼上面側構造物と前記中間桁とからなる翼上部構造物を前記接着治具から分離する第5ステップと、
    組立治具に設けられた基準部に基づき、組立治具上に前記翼上部構造物を位置決めする第6ステップと、
    この翼上部構造物の所定位置に複数のリブを配置し、この後に翼上部構造物と前記リブとをリベット締結する第7ステップと、
    前記リブがリベット締結された翼上部構造物に対して所定位置に翼下面側構造物を配置し、この後に前記翼上部構造物と前記翼下面側構造物とをリベット締結する第8ステップと、を含むアルミニウム合金製主翼の組立方法。
  2. 前記中間桁の上部に桁加圧治具を固定して中間桁を保持することを特徴とする請求項1記載のアルミニウム合金製主翼の組立方法。
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