JP4327609B2 - 多層化材料の製造の1次元モデル化 - Google Patents

多層化材料の製造の1次元モデル化 Download PDF

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Description

本発明は、製造プロセスのコンピュータモデル化などのコンピュータモデル化に関する。
任意の産業の製造環境において、製造プロセスの正確な制御がきわめて重要である可能性がある。無駄なプロセス制御は、所望の収率および品質レベルを満たさない製品を生じる可能性がある。さらに、不十分なプロセス制御では、原材料の使用や人件費などが増大するために、費用が著しく嵩む可能性がある。したがって、改良したプロセス制御を得ることを目指して、多くのメーカが製造プロセスに関する計算モデルまたはシミュレーションの開発を模索している。モデル化の専門家は、たとえば、種々のツールおよび種々のモデル化技術を用いて、計算モデルを開発することができる。モデル化技術としては、たとえば、有限要素解析、有限差分解析、ニューラルネットワーク、線形回帰、部分最小二乗(PLS)、主成分分析などを挙げることができる。
一般に、本発明は、1次元計算技術を用いて、複合多層材料の製造に関する正確なモデルの作成および実行を提供する。さらに具体的に言えば、この技術を用いて、製造プロセス中の材料に関連する温度などのプロセスパラメータの変動を計算してもよい。
一実施形態において、本方法は、材料を製造するためのプロセスを分割するセグメントデータを受信して、1層以上の層を有する一連のセグメントにするステップを含み、セグメントデータが製造プロセス内で材料が通る経路に沿って、およびプロセスの少なくとも1つの構成要素の表面に沿って、製造プロセスを分割する。セグメントデータは、材料の層のほか、ローラおよびベルトなどの材料と接触する可能性があるプロセス内の構成要素の層も規定することができる。この方法は、セグメントの層の厚さに関するプロセスパラメータの計算値をさらに含む。方法は、規定されたセグメントおよび層に関する値を計算するために、1次元有限差分モデルなどの1次元モデルを呼び出すステップを含んでもよい。このような態様で、1次元モデル化技術を用いて、複合多層材料の製造をモデル化することができる。
他の実施形態において、本システムは、製造プロセスを規定し、層を有する一連のセグメントに製造プロセスを分割するセグメントデータを受信するためのユーザインターフェイスを具備し、セグメントデータは製造プロセス内で材料が通る経路に沿って、およびプロセスの少なくとも1つの構成要素の表面に沿って、製造プロセスを分割する。システムは、各層の厚さに関するプロセスパラメータに関する値を計算するために、計算エンジンをさらに具備する。
他の実施形態において、コンピュータ読取り可能媒体は、プロセッサに、製造プロセス内で材料が通る経路に沿って、およびプロセスの少なくとも1つの構成要素の表面に沿って、製造プロセスの一連のセグメントを規定するユーザからのデータを受信するためのユーザインターフェイスを提供させる命令を含み、セグメントデータがセグメントのそれぞれに関して1層以上の層を規定する。媒体は、セグメントの層の厚さに関するプロセスパラメータの計算値を計算するための命令をさらに含む。
本発明は、1つ以上の利点を提供することができる可能性がある。たとえば、本願明細書に述べるように、1次元モデル化技術を用いて、複合多層材料の製造をモデル化することができる。これらの技術は、多次元有限要素解析などのより複雑な技術より実質的に高速かつ正確である可能性がある。したがって、本技術をオフラインで用いて、製造プロセスを記述し、モデル化してもよく、または製造プロセスの実時間制御を行うために、製造環境内に本技術を組込んでもよい。
さらに、本技術を用いて、ウェブ、フィルム、シートなどのその長さおよび幅より実質的に小さい厚さの任意の材料の製造をモデル化することができる。本技術は、張力、歪み、硬化速度、溶剤比、結晶化度などの材料の厚さに関して変更することができる任意のプロセスパラメータに容易に適用されることができる。
本発明の1つ以上の実施形態に関する詳細は、添付図面および以下の説明に記載される。本発明の他の特徴、目的および利点は、説明および図面、特許請求の範囲から明白となるであろう。
図1は、プロセス管理ソフトウェア4が製造プロセス6中、材料7内のプロセスパラメータの変動を計算するための計算エンジンを組込んだ実施例のシステム2を示すブロック図である。詳細には、計算エンジン8は、1次元計算技術を用いて、複合多層材料の製造に関する正確なモデルの作成および実行を行う。
材料7は、その長さおよび幅より実質的に小さい厚さを有する種々の異なるタイプの材料のいずれか1つを含むことができる。材料7は、たとえば、ウェブ、フィルム、シートなどを含んでいてもよい。技術は材料7の厚さに関する温度の変動のモデル化に関して、本願明細書に記載されるが、本技術は張力、歪み、硬化速度、溶剤比、結晶化度などの他のプロセスパラメータに容易に適用されることができる。
一般に、プロセス管理ソフトウェア4は、ワークステーションなどの計算装置または特定のプロセス制御ハードウェアによって提供される計算環境内部で実行する。プロセス管理ソフトウェア4は、材料7を製造するために、製造プロセス6を管理するための信号5を提供する。1つ以上のプロセスパラメータに関する計算値に基づいて、プロセス管理ソフトウェア4は、データ、閾値、目標レベル、製造プロセス6によって使用するための他の情報を制御することができる。さらに、プロセス管理ソフトウェア4は、プロセスデータ9を監視して記録することができる。プロセスデータ9は、温度、処理時間、速度、厚さ、流速、濃度、重量などの多種多様なプロセスパラメータを示すデータを含んでもよい。
以下に詳細に述べるように、ユーザインターフェイス10により、モデリングエンジニアなどのユーザ16は、1次元計算法を用いて材料7の変動をモデル化することができるように、製造プロセス6を1つ以上の個別のセグメントに分割するセグメントデータを提供することができる。詳細には、ユーザは、材料7が通る経路に沿って、および製造プロセス6内の構成要素の表面に沿って、計算エンジン8の1つ以上のルールに従って、製造プロセス6のセグメントを規定する。ユーザ16は、材料の少なくとも1つの表面に関する境界条件が変化するとき、新たなセグメントを規定するためにセグメントデータを提供してもよい。たとえば、ユーザ16は、材料7の表面が経路に沿って浴槽またはローラなどの製造プロセス6の新たな構成要素と接触するたびに、新たなセグメントを規定してもよい。別の例として、ユーザ16は、第2の材料が材料7の表面の上に積層されるときに、材料7の新たなセグメントを規定してもよい。さらに、ユーザ16は、製造プロセスの構成要素が第2の材料に接触するか、または境界条件における変化を受けるときに、新たなセグメントを規定してもよい。
各セグメントに関して、ユーザ16は、材料7の平均速度、材料の平均厚さ、材料の1つ以上の表面に関する境界条件などの種々の情報を提供することができる。さらに、ユーザ16によって与えられるセグメントデータは、セグメント内に導入され、1次元計算法によって検討しなければならない任意の層について記載する。たとえば、データは、材料7自体の層、製造プロセス6の構成要素の層またはそれらの任意の組合せについて記載してもよい。各層に関して、データは、厚さ、層の材料、初期条件などを記載してもよい。
さらに、ユーザ16は、規定される層が遭遇する任意の曲率を記載するデータを提供してもよい。一般に、曲率データは、材料7が通る経路に対する各層に関する表面外形に対する角度変化を記述する。このような態様で、曲率データは、回転構成要素に接触するときなど、材料7が方向における変化を受けるときの、層の表面外形に対する任意の変化を扱う。曲率データは、たとえば、層が通る弧の半径を特定してもよい。各層に関して、ユーザ16は、材料によって接触される回転構成要素の外形、材料7に対する構成要素の位置、巻き角、開始角度、最終角度などを与えてもよい。一部の層の場合には、曲率データは、通った経路に対する方向の変化を層が受けないという事実を反映することになる。
計算エンジン8は、示された層に関するプロセスパラメータの変動による曲率の影響を正確に計算するために、1次元計算法を適用する。計算エンジン8は、1次元計算法を適用して、温度および層の厚さなどの変動などのプロセスパラメータの変動をモデル化し、他の変動が層の境界条件において局所的なエッジ効果によって生じやすいことを認識する。言い換えれば、計算エンジン8はこの技術を用いて、各層の厚さが材料7内でプロセスパラメータのエッジ効果に対して優位を占める可能性があることを認識する。一実施形態において、計算エンジン8は、層にわたる一連の位置に関するプロセスパラメータの値を計算するために、有限差分モデルを呼び出す。
詳細に述べるように、一実施形態において、計算エンジン8は、層の曲率が近似しているか、または考慮されない場合より正確に、プロセスパラメータの変動をモデル化するために、曲率データを利用する。計算エンジン8は、たとえば、曲率データによって規定される弧の半径に対する層の厚さの比を計算してもよく、モデルの呼び出し時に、計算された比を利用してもよい。以下に述べるように、一実施形態において、計算エンジン8は各セグメントを平坦なセグメントとしてモデル化するので、ユーザ16は曲率データを与える必要はない。各セグメントを平坦なセグメントとしてモデル化することは、プロセスの変動の正確さの劣る推定値を生じる可能性がある。しかし、この技術は、一部の環境では十分な推定値を提供することができ、計算リソースが少なくて済む可能性がある。
プロセスパラメータに関する計算値に基づいて、プロセス管理ソフトウェア4は製造プロセス6を制御する。さらに、ユーザインターフェイス10は、ディスプレイ12を介してユーザ16に計算したプロセスパラメータを提示してもよい。入力/出力(I/O)装置19との対話によって、ユーザ16は、モデルに対する種々の入力を調整して改良することができる。詳細には、以下に示すように、ユーザインターフェイス10は、スライドバー、トグルスイッチまたはユーザ16が曲率データ、セグメントデータ、境界条件などを調整することができるデータ入力フィールドなどの種々のI/O制御を表示してもよい。
製造プロセス6の実時間制御を行うためのプロセス管理ソフトウェア4の一部として示されているが、計算エンジン8およびユーザインターフェイス10は、製造プロセス6をモデル化するためにオフラインで容易に用いることができる。このような態様で、計算エンジン8およびユーザインターフェイス10は、製造環境内に組込む必要はない。
図2Aは、複数のセグメントへの実施例の製造プロセス6の分割を示す概略図である。詳細には、新たなセグメントは、経路Pに沿って、およびプロセス6内の構成要素の表面に沿って規定される。たとえば、新たなセグメントは、材料7の表面に関する境界条件が変化するとき、たとえば、材料7の表面がローラ18A〜18Dまたはエアジェット24などの製造プロセス6の新たな構成要素と接触するときに規定されてもよい。境界条件における変化の別の実施例は、たとえば、ラミネーションプロセスなどにおいて、ニップローラ22によって材料7上に材料23を積層またはコーティングするなどの材料7の表面の上に第2の材料を積層することである。セグメント間の変わり目は、図2Aの中では点線によって示される。
たとえば、製造プロセス6は、材料7の源で始まる第1のセグメントS1に分割され、たとえば、ダイ20からローラ18Aに材料7が適用される。材料7がローラ18Aを離れると、セグメントS2が始まり、材料7の表面に関して境界条件の変化が生じる。材料7の前縁がローラ18Bに接触するとき、セグメントS2が終わって、セグメントS3が始まる。セグメントS4は、材料7の後縁がローラ18Bから離れる点で始まる。
同様に、ローラ18Cは、2つの新たなセグメントS5、S6を導入する。セグメントS7は、材料7が液体浴槽21に接触する点で始まる。浴槽21内に位置するローラ18Dは、セグメントS8、S9を生じる。セグメントS10は、材料7が浴槽21から離れる点で始まる。材料7がニップローラ22と接触するときに、セグメントS11が始まる。さらなる材料23がニップローラ22によって材料7の上に積層されるときに、セグメントS12が始まる。最後に、材料7および材料23がエアジェット24に達するときに、セグメントS13が始まる。
さらに、セグメントは、ローラ18の非接触部分をモデル化するために規定されてもよい。たとえば、セグメントS1’は、ローラ18Aの非接触部分をモデル化するために規定される。同様に、セグメントS3’、S5’、S8’、S11’、S11”は、ローラ18B、18C、18Dおよびニップローラ22の非接触部分をそれぞれモデル化する。このような態様で、計算エンジン8は、ローラの非接触部分の状態のために生じうるプロセスパラメータの変化を考慮する。
一部の状態において、回転構成要素は、複数のセグメントに影響を及ぼしうる。したがって、より複雑な製造プロセスの場合には、1つ以上の組の循環セグメントを規定することができる。
図2Bは、複数のセグメントへの別の実施例の製造プロセス6の分割を示す概略図である。詳細には、図2Bは、複雑な組の循環セグメントを規定することができる2つの具体的な状態を示す。たとえば、セグメントS1〜S8は、一連の循環セグメントを形成する。材料7が一連のセグメントを通るとき、第1のセグメント、たとえば、S1内で温度などのプロセスパラメータが、1つ以上の他のセグメント、たとえば、S8のプロセスパラメータによって影響されるという意味では、セグメントS1〜S8は循環と見なすことができる。別の例として、材料7は、異なる直径を有する3つのローラの周囲に巻き付けるベルトと接触する。この実施例において、セグメントS11〜S20は、一連の循環セグメントを形成する。
図2Aおよび図2Bは、材料7の経路に回転部材を導入することにより、1つ以上の新たなセグメントを規定することになるという原理を示している。しかし、新たなセグメントは、プロセスパラメータに実質的に影響を及ぼさない部材に関して規定される必要があるとは限らない。たとえば、計算エンジン8は、材料7の温度まで急速に加熱する回転部材に関して新たなセグメントを規定することなく、材料7内の温度変動を正確にモデル化してもよい。
図3は、複数の層25A〜25C(ここでは層25)を含むためにモデル化される製造プロセスの実施例のセグメント26に関して、計算エンジン8によって規定される有限差分グリッドの概略図である。詳細には、層25A、25Bを有する材料が、温度制御ローラ25Cによって移動される。したがって、セグメント26は、3つの層25A、25B、25C(ここでは層25)を含むように規定される。
具体的なセグメント26について記載するセグメントデータに関して、計算エンジン8は、層25A、25Bおよびローラ25Cの厚さによって配置される方向Zに沿って、一連の位置L1〜LJ(ここでは位置L)を含むようなグリッドを規定する。計算エンジン8が層25の境界付近でプロセスパラメータの急な勾配を捕捉し、層25内で異なる間隔を規定することができるように、位置Lは不規則に離隔されていてもよい。この実施例において、計算エンジン8は、セグメント26の層25を5箇所、3箇所および7箇所にそれぞれ再分割し、合計15箇所の位置を生じ、そのうち13箇所は唯一である。
位置Lにおけるプロセスパラメータの値を計算するために、計算エンジン8は、他の変動が層の境界条件における局所的なエッジ効果によって影響されやすいことを認識する1次元計算法を呼び出す。したがって、層にわたる熱伝導に関するエネルギ式は、
Figure 0004327609
のように書くことができる。
曲率データを利用すると、式は
Figure 0004327609
のように書くことができる。
式中、ρ、kおよびCPは、各層内の定数であり、rは材料7の経路に沿って層が通る弧の半径を表す。図3に示されているように、rは回転構成要素の外径rODに対して半径として指定されてもよい。以下の計算方法は、(1A)および(1B)が交換可能に解くことができる新たな定式化を示す。各層に関する初期条件は一定であってもよく、または個別の値が各位置に割当てられてもよい。境界条件はまた、層の第1の表面および最後の表面に割当てられてもよく、一定の表面温度、対流または灰色体放射などの複数のオプションから選択されてもよい。
surface=Twall (2)
q=h(Tsurface−T) (3)
q=εσ(T4 surface−T4 ) (4)
これらの式において、hは対流係数であり、Tは周囲の温度であり、εは放射率であり、σはボルツマン定数である。一定の表面温度境界条件は実際には対流として導入され、対流係数は、一定の表面温度を確保するために、各時間ステップに関して内部で計算される。以下は、hに関する代表的な値である。
Figure 0004327609
あるタイプのヒータでは、放射が、フィルムによって内部で吸収されるほか、表面でも吸収される。強度IS(単位面積当たりの出力)を有する放射が表面に達する場合には、強度は、層の吸収係数κに応じて指数関数的に減少する。これは、逆数の長さを単位にして
Figure 0004327609
と表現することができる。
式中、zは層の表面からの距離である。大半の材料の場合には、吸収係数は波長と共に変化するため、この平均吸収係数はある程度注意して用いなければならない。任意の位置におけるエネルギ吸収速度(単位体積当たり)は、以下の式
Figure 0004327609
によって与えられる。
図3に示されているように、この技術は、層25に対して有限差分グリッドを利用する。位置は、z方向においてj=1〜jmaxと番号をつけることができ、zj、rjとして表現される座標を有することができる。この技術は、ラグランジェ(Langrangian)のアプローチを利用し、セグメントに対する計算ステップとして、材料7に関するzj座標を移動させる。
jおよびtkを表すために、添え字jおよびkを用いると、変数の値は、Tj、k、kj、k、および(ρCp)j、kとして書くことができる。他の節点の数量は、同様の態様で書かれる。
エネルギ式は、不均等な間隔のグリッドにおいて、熱伝導の項
Figure 0004327609
または
Figure 0004327609
の有限差分式を必要とする。kj+1/2は温度(Tj+1+Tj-1)/2で導電率を表し、kj-1/2は同様に規定される。式は、新たな制御体積の定式化によって
Figure 0004327609
のように近似される。
式中、相対的な節点領域および要素の体積を表す3つの新たな数量が、導入される。
Figure 0004327609
Figure 0004327609
Figure 0004327609
(7a)が位置の差に関して表現されているため、zjおよびrjは式(たとえばzj−zj-1=rj−rj-1)において交換可能であることに留意されたい。このようにして、1組の式において、湾曲した層および平坦な層を継ぎ目なく結合する目的が実現されることができる。したがって、ユーザ16が曲率データを提供しない実施形態において、計算エンジン8は、各セグメントを平坦なセグメントとして、すなわち、Aj=1、Vj +=1およびVj -=1を設定することによって、容易にモデル化することができる。この態様において、各セグメントを平坦なセグメントとしてモデル化するために、(7a)は、以下のように書き直してもよい。
Figure 0004327609
導電率値を位置間で評価することができるため、境界における平均導電率を計算する必要はない。エネルギ式を用いて、時間の導関数の十分に間接的な処理を用いる。これらの特徴によって、エネルギ式は、
Figure 0004327609
となる。
したがって、境界における(ρCpjの平均値は、以下のように計算することができる。
Figure 0004327609
また、さらなる境界条件を考慮してもよい。2層が接触するとき、総エネルギが保存されるため、表面温度は平均化されることができる。2層a、bに関して、この平均接触温度は、以下のように書くことができる。
Figure 0004327609
次に、式(7a)は、伝達項に関して代入することができる。層の底部または上部表面のいずれか、またはその両方から熱発生を生じる可能性があり、以下のようにモデル化されることができる。
Figure 0004327609
Figure 0004327609
表面において、これらの式は、境界条件を含むように変更することができる。
Figure 0004327609
Figure 0004327609
類似の調整は、最後の表面(j=jmax)に関して行うことができる。灰色体放射が所望である場合には、(14)は
Figure 0004327609
となる。各セグメントを平坦なセグメントとしてモデル化するために、(16a)は、以下のように書き直してもよい。
Figure 0004327609
一定の温度境界条件は、(14)と類似の態様で実現されることができるが、対流係数に関しては局所的なビオ数300を与えるほど十分に大きく計算されなければならない。h=300sqrt(kρCp/Δt)
セグメントの各層の総エネルギの変化は、セグメントの最初および最後で熱容量を比較することによって計算することができる。表面熱伝達は、セグメント内の各ステップの終わりで計算される。したがって、計算エンジン8は、層に関するプロセスパラメータの値を正確に計算するために、上述の1次元計算技術を呼び出すことができる。このような態様で、計算エンジン8は、複合多層材料の製造を正確にモデル化することができる。
図4は、プロセス管理ソフトウェア4の動作の実施例のモードと、詳細には、上述した計算技術を適用するための計算エンジン8を示すフローチャートである。最初に、計算エンジン8は、ユーザインターフェイス10からセグメントデータを受信する(30)。セグメントデータは、製造プロセス6を1つ以上の個別のセグメントに分割し、上述したような1次元計算法を用いて、材料7内の変動をモデル化することができる。各セグメントに関して、セグメントデータは、セグメントタイプ、セグメント名、平均ライン速度、平均ライン幅、セグメントの上の温度、セグメントの上の対流係数、セグメントの下の温度、セグメントの下の対流係数、セグメントの長さをはじめとする種々の情報を記載している。さらに、セグメントデータは、セグメント内に導入され、1次元計算法によって考慮される必要がある任意の層について記述する。たとえば、セグメントデータは、1層以上の層の材料のほか、ローラなどの材料と接触しうる製造要素によって導入される層を規定してもよい。
さらに、計算エンジンは、セグメントデータによって導入される層の任意の曲率を記載するデータを受信してもよい(32)。提供されるのであれば、曲率データは、材料7が通る経路に対する各層の表面外形に対する角度変化を記述する。曲率データは、たとえば、層が通る弧の半径を指定してもよい。各層に関して、ユーザ16は、材料によって接触される回転構成要素の外径、材料7に対する構成要素の位置、巻き角、開始角度、最終角度などを提供してもよい。一部の層に関して、曲率データは、通った経路に対する方向における変化を層が受けないことを反映する。以下の具体的なセグメントデータおよび曲率データは、2つのセグメントS1、S2を規定する。第1のセグメントは、材料の単独層、たとえば、ポリエステル溶融物を導入するが、第2のセグメントはポリエステル溶融物を保持するキャスティングホイールの層を導入する。キャスティングホイールの曲率データは、ホイールの外径のほか、ホイールの巻き角を表す。
セグメント1
タイプ:スパン
名前:カーテン
平均ライン速度:13.7m/分
平均ライン幅:0.747m
上の温度:23℃
上の対流係数:10W/m2
下の温度:23℃
下の対流係数:10W/m2
作図点:19
長さ:0.05m
層1:
名前:PETシート
厚さ:2.3mm
開始温度:302℃
材料:ポリエステル溶融物
セグメント2
タイプ:ローラ
ローラ位置:下
名前:キャスティングロール
平均ライン速度:13.7m/分
平均ライン幅:0.747m
上の温度:23℃
上の対流係数:10W/m2
下の温度:35℃
下の対流係数:1000W/m2
作図点:19
外径:1.0m
巻き角:90°
ローラ層:1
層1:
名前:シェル
厚さ:15.2mm
開始温度:35℃
材料:鋼
上述したデータなどのセグメントデータおよび曲率データを受信後、計算エンジン8は、層に関するセグメントデータおよび曲率データに基づいて、規定された層の厚さに関するプロセスパラメータの値を正確に計算するために、1次元計算技術を呼び出す(34)。示されているように、計算エンジンは、曲率データを利用する上述の計算方法を呼び出してもよく、または各セグメントを平坦なセグメントとしてモデル化する計算方法を呼び出してもよい。
ユーザインターフェイス10は、計算値をユーザに表示してもよい(36)。さらに、プロセス管理ソフトウェア4は、セグメントの計算値に応じて、たとえば、材料7に関する速度、圧力、体積または流速を制御することによって、製造プロセス6を制御してもよい(38)。
図5は、複合多層材料の製造をモデル化するために、1次元計算法の適用をさらに示すフローチャートである。最初に、計算エンジン8は、製造プロセスの初期条件を受信する(40)。たとえば、ユーザ16は、組のセグメントのうち、第1のセグメント内に規定される位置に関する初期入力温度を提供してもよい。計算エンジン8は、ユーザ16によって提供される初期条件に基づいて、入力ベクトルを設定することによってモデルを初期化し(42)、現在のセグメントカウンタを第1のセグメントに設定する(44)。
次に、計算エンジン8は、現在のセグメントのために規定される層に関して、温度などのプロセスパラメータの予測値の出力ベクトルを計算するために、1次元モデルを呼び出す(46)。上述したように、計算エンジン8は、層にわたる位置のグリッドにおける値を計算するために、1次元有限差分式を呼び出してもよい。
値の出力ベクトルを計算した後、計算エンジン8は、現在のセグメントに関するセグメントデータが、一連の循環セグメントの最後のセグメントを規定するかどうかを決定する(48)ことによって、安定な状態値を計算してもよい。その場合には、計算エンジン8は、終了基準が組を満たしているかどうかを設定する(50)。そうでない場合には、計算エンジン8は、組において現在のセグメントを第1のセグメントに設定し(51)、出力ベクトルに基づいて、入力ベクトルを設定する(52)。計算エンジン8は、終了基準が満たされるまで、モデルを繰り返し呼び出す。たとえば、計算エンジン8は、反復している間の予測値内の変化が所定の閾値未満に減少したかどうかを決定してもよい。別の例として、層に関する温度変動をモデル化する際に、計算エンジン8は、回転構成要素に残っている総熱量が回転構成要素に入る総熱量の所定の閾値内であるかどうかを決定してもよい。
終了基準が満たされた場合(50における「YES」の分岐)、またはセグメントがセグメントのサイクルにおける最後のセグメントでない場合(48における「NO」の分岐)には、計算エンジン8は、すべてのセグメントがモデル化されたかどうかを決定する(54)。そうでない場合には、計算エンジン8は、現在のセグメントの出力ベクトルのに基づいて、次のセグメントに関する入力ベクトルを設定し(56)、次に現在のセグメントカウンタを経路に沿って次のセグメントに更新する(58)。計算エンジン8は、セグメントのすべてがモデル化されるまで、各セグメントに関してモデル化技術を繰り返す。
図6は、ユーザ16が1つ以上のセグメントを有する製造プロセスを規定するために対話するユーザインターフェイス10によって提示される実施例のウィンドウ60を示している。実施例において、ユーザ16は、プロセスを5つのセグメント64に分割するために、入力領域62内にセグメントデータを入力している。さらに、ウィンドウ60は、ユーザ16が材料7の1層以上の層68について記載するために対話する第2の入力領域66を含む。
図7は、ユーザ16が特定のセグメントに関してさらに詳細なデータを提供するために対話するユーザインターフェイス10によって提示される実施例のウィンドウ70を示している。示された実施例において、ユーザ16は、回転部材を含む「ローラ(ROLLER)」と名づけられた現在のセグメントに関するセグメントデータを入力している。回転部材に関してウィンドウ70によって取得されるセグメントデータは、材料7に対する回転部材の位置、部材の名前、セグメント内の材料7の平均ライン速度および幅、セグメントの上および下の境界温度および対流係数、セグメントに関する作図点の数、セグメントの長さを含むことができる。さらに、ウィンドウ70は、回転部材のシェルなどのセグメントによって導入される任意の層72について記述するセグメントデータを取得する。
さらに、ウィンドウ70は、ユーザが製造プロセス6にわたって材料7が通る経路に対して層の曲率を記載するさらなるデータを提供するために対話する入力領域74を含む。たとえば、ユーザ16は、回転部材の周囲の弧を通る層の巻き角、回転構成要素の外径、新たな層の開始角度、現在の層の最終角度などをはじめとする曲率データを入力してもよい。図8は、曲率データの一部を提供する際に、ユーザ16を支援するために、ユーザ16が「拡張(ADVANCED)」ボタン76(図6)を選択する際に、ユーザインターフェイス10によって提示される実施例のウィンドウ80を示している。
図9は、回転部材によって提供される層を記述するデータを取得するために、ユーザインターフェイス10によって提示される実施例のウィンドウ90を示している。詳細には、ウィンドウ90は層の名前、厚さ、開始温度および材料を取得する。同様に、図10は、材料7の層を記述するデータを取得するために、ユーザインターフェイス10によって提示される実施例のウィンドウ100を示している。ユーザは、開始セグメントおよび終了セグメントと層を関連付けることができる。このような態様で、層は、複数のセグメントに伸びるように記載されることができる。
図11は、ユーザ16がモデル化されるプロセスパラメータに影響を及ぼしうる製造システム6内の他の構成要素について記述するために対話するユーザインターフェイス10によって提示される実施例のウィンドウ110を示している。この実施例において、ユーザ16は、経路に沿って材料7の流れに平行に熱を導入する熱源を規定する。この構成要素に関して、ウィンドウ110は、気温、ライン速度、空気の速度などを含む種々のデータを取得する。
図12は、セグメントデータによって規定される各層の厚さに関するプロセスパラメータの具体的な計算値を示すユーザインターフェイス10によって提示されるグラフ130である。図13は、各層に関して計算エンジン8によって規定される有限差分位置に対する各セグメント内のプロセスパラメータの変動を示すユーザインターフェイス10によって生成されるグラフ140である。
本発明の種々の実施形態が記載されてきた。これらの実施形態および他の実施形態は、特許請求の範囲内にある。
プロセス管理ソフトウェアが複合多層材料内のプロセスパラメータの変動を計算するために、1次元モデルを呼び出すための計算エンジンを組込んだ実施例のシステムを示すブロック図である。 複数のセグメントに分割した実施例の製造プロセスを示す概略図である。 複数のセグメントに分割した別の実施例の製造プロセスを示す概略図である。 複数の層を有する実施例のセグメントによる有限差分グリッドを示す概略図である。 プロセス管理ソフトウェアおよび計算エンジンの動作の実施例のモードを示すフローチャートである。 複合多層材料の製造をモデル化するための1次元計算法の適用をさらに示すフローチャートである。 1つ以上のセグメントを有する製造プロセスを規定するために、ユーザが対話するユーザインターフェイスによって示される実施例のウィンドウを示す。 ユーザが特定のセグメントに関するさらに詳細なデータを提供する実施例のウィンドウを示す。 ユーザが選択した層に関するさらなる曲率データを提供することができる実施例のウィンドウを示す。 回転部材によって形成される層を示すデータを捕捉するための実施例のウィンドウを示す。 材料の層を示すデータを捕捉するための実施例のウィンドウを示す。 ユーザがモデル化されるプロセスパラメータに影響を及ぼす可能性がある製造プロセス内の他の構成要素を示す実施例のウィンドウを示す。 1次元計算法による各セグメント内のプロセスパラメータに関する計算値を示すユーザインターフェイスによって作成されるグラフである。 1次元計算法による各セグメント内のプロセスパラメータに関する計算値を示すユーザインターフェイスによって作成されるグラフである。

Claims (7)

  1. 1次元計算技術を用いて、複合多層材料の製造に関するモデルの作成の方法において、
    ユーザからのセグメントデータを受信するステップであって、前記セグメントデータは造プロセスを一連のセグメントに分割し、かつセグメント各々を複数の層を有するように形成しており、前記製造プロセスには多層の材料を製造することが含まれていて、そして前記セグメントデータは、前記製造プロセス内で前記材料が通る経路に沿っておよび前記プロセスの少なくとも1つの構成要素の表面に沿って、前記製造プロセスを分割する、ユーザからのセグメントデータを受信するステップと;
    前記セグメントデータの関数として、該セグメント各々の層の寸法に関するプロセスパラメータの値を計算するステップであって、計算エンジンが前記プロセスパラメータの値の計算を実行し、そして前記セグメントデータが前記多層の材料の層又は前記製造プロセスにおける前記多層の材料に接触する一つ以上の構成要素の層、又はそれらの組合わせを規定するようになっている、プロセスパラメータの値を計算するステップと、を含む方法。
  2. 前記プロセスパラメータの値を計算する段階が、前記複数の層に関する位置のグリッドの有限差分式を評価するステップを含んでいて、前記有限差分式が、
    Figure 0004327609
    を含み、
    式中、
    Figure 0004327609
    Figure 0004327609
    Figure 0004327609
    である、請求項1に記載の方法。
  3. さらに、前記複数の層に関する曲率のデータを受信するステップと、
    前記プロセスパラメータにもとづいて前記製造プロセスを制御する段階であって、前記プロセスパラメータの値は1次元の有限差分モデルを用いて、前記曲率の逆数として前記複数の層に関するプロセスパラメータに対して計算される、請求項1又は2に記載の方法。
  4. コンピュータ読取り可能媒体が命令を含んでいて、
    該命令は、プロセッサに対して:
    製造プロセス内で多層の材料が通る経路に沿って、および前記プロセスの少なくとも1つの構成要素の表面に沿って、製造プロセスの一連のセグメントを規定するユーザからのデータを受信するためのユーザインターフェイスを提供させ、前記セグメントの前記データが前記セグメントのそれぞれに関して前記多層の材料の層又は前記プロセスにおける前記多層の材料に接触する一つ以上の構成要素の層、又はそれらの組合わせを規定することと;
    前記セグメントの前記層の厚さに関するプロセスパラメータの値を計算させることと;を行なわせるようになっている、
    コンピュータ読取り可能媒体。
  5. 前記プロセスパラメータの値は1次元計算モデル前記セグメントデータに適用することにより、各セグメントの層の厚さに関するプロセスパラメータに対して計算される、請求項4に記載のコンピュータ読取り可能媒体。
  6. システムが:
    製造プロセスを規定し、前記製造プロセスを複数の層を有する一連のセグメントに分割するセグメントデータであって、前記製造プロセス内で前記材料が通る経路に沿って、および前記プロセスの少なくとも1つの構成要素の表面に沿って、前記製造プロセスを分割するセグメントデータを受信するためのユーザインターフェイスと;
    前記一連のセグメントの前記複数の層の厚さに関するプロセスパラメータの値を計算するために、1次元モデルを呼び出すための計算エンジンと;
    を含むシステム。
  7. 前記計算エンジンにより適用された前記1次元モデルは、前記一連のセグメントの前記複数の層の厚さに関してプロセスパラメータの値を計算するために前記セグメントに適用された1次元計算モデルである、請求項6に記載のシステム。
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