JP4326896B2 - 電波修正時計 - Google Patents
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Description
例えば、指針による時刻表示を行う電波修正時計において、指針の駆動制御を行う制御回路では、時刻修正を行う際に、指針位置に関する情報を必要とする。
駆動手段では、分針および時針を連動して駆動する。
時針位置情報生成手段では、時針位置情報のみを生成する。
制御手段では、分針が正時位置に設定された状態で、時針位置情報生成手段が生成した時針位置情報および標準電波受信手段が受信した標準時刻電波信号に基づいて、駆動手段に分針および時針を早送り駆動して時刻修正を行わせる。
図1は本発明に係る電波修正時計の第1実施形態の電気的な機能ブロック図である。図2は図1に示した電波修正時計の全体構成図、図3は図2に示した電波修正時計の断面図、図4は図2示した電波修正時計を拡大した断面図である。
標準電波受信系11は本発明に係る標準電波受信手段に相当し、制御回路14は本発明に係る制御手段に相当し、時針位置情報生成部18は本発明に係る時針位置情報生成手段に相当する。
標準電波受信系11は、例えばアンテナANT、および長波電波受信回路(標準電波受信回路)1101を有する。
標準電波受信系11で受信される標準電波は、図5(a)に示すような形態で送られてくる。
図6は、標準時刻電波信号の時刻コードの一例を示している。図6(a)は毎時15,45分以外のフォーマット、図6(b)は、毎時15分,45分のフォーマットを示す。
送信情報は、分・時・1月1日からの積算日となっている。
時刻データの送信は、1bit/秒で1分間を1フレームとしており、このフレーム内に前述した分・時・1月1日からの積算日の情報がBCDコードで提供されている。また送信されるデータは、0・1の他にPコードというマーカーが含まれており、このPコードは、1フレームに数カ所あり、正分(0秒)、9秒、19秒、29秒、39秒、49秒、59秒に現れる。このPコードが続けて現れるのは1フレーム中1回で59秒、0秒の時だけで、この続けて現れる位置が正分位置となる。つまり分・時データ等の時刻データはこの正分位置を基準としてフレーム中の位置が決まっているためこの正分位置の検出を行わないと時刻データを取り出すことはできない。
例えば操作スイッチ群12は、時刻修正スイッチ1201、リセットスイッチ1202、およびキャパシタC123,124を有する。
内部時計1401は、制御回路14の内部時計1401は、クロック信号S13に基づいて時刻情報を計時する。
内部時計1401は、例えば年情報カウンタ、月情報カウンタ、日情報カウンタ、曜情報カウンタ、時情報を計時する時カウンタ、分情報を計時する分カウンタ、および秒情報を計時する秒カウンタ等を含む。
メモリ1402は、例えば、本発明に係る処理を行わせる機能を含むプログラムや、パラメータ等を記憶する。例えば制御回路14はプログラムを実行することにより本発明に係る処理を行う。また、制御回路14はハードワイヤドにより本発明に係る処理を実行してもよい。
以下、詳細に、制御回路14の機能を説明する。
制御回路14は、所定の時間、例えば本実施形態では8秒間の標準時刻電波信号のサンプリング(例えば32Hz)を行い、そのサンプリングの結果に基づいて受信状態を判定する。
詳細には、制御回路14は、例えば標準電波受信系11から入力される信号S11のサンプリング(例えば32Hz)を行い、エッジedを検出し、そのエッジedの有無や数に基いて受信状態を判定する。
時計本体100は、互いに対向して接続されて輪郭を形成する下ケース111および上ケース112と、この下ケース111および上ケース112で形成される空間内のほぼ中央部において下ケース111と連結した状態で配置される中板113とを備えており、空間内の下ケース111、中板113、上ケース112の所定の位置に対して、指針駆動系120および手動修正系150等が固定あるいは軸支されている。
図4においては、秒針車124を説明しやすいように位置をずらして、実線部分と2点鎖線部分で図示している。
図2,3に示すように、中間車129には時針パイプ128pが、回転中心軸を共通に挿通されている。中間車129の大径歯車129aに歯車130aが噛合する時打車130が設けられている。時打車130は、筐体部1000に設けられた回転中心軸130rを中心に回転可能である。
時打車130は、本発明に係る時針と連動して回転する歯車に相当する。
本実施形態では、時打車130は、時針車128と回転比1で回転可能に設けられている。
具体的には、時針位置情報生成部18は、例えば、上述した時打車130、コード板1801、および回路基板1802を有する。回路基板1802は、本発明に係る時打車の回転角度、つまり時針と連動する時針車の回転角度に応じた検出パターンを形成可能な検出基板に相当する。時針位置情報生成部18は、回路基板1802が検出した検出パターンに基づいて時針位置情報を生成する。
以下、詳細に説明する。
コード板1801は、例えば図7に示すように、回路基板1802と接触する凸部18011〜18015が設けられている。
回路基板1802の表面には、例えば図8に示すように、導電体で形成された回転角度検出のためのパターンp1802が形成されている。
また、パターンp18022〜p18025の一端T1802は制御回路14に接続されている。
パターンp18021は、基準電位GNDに接続されている。
時打車130に設けられたコード板1801の回転中心軸cnt1は、回路基板1802の中央部cnt2を通るように形成され、時打車130が回転することによりコード板1801が回転し、凸部18011〜凸部18015それぞれが、パターンp18021〜p18025と非接触または接触する。非接触および接触することにより、パターンp18021〜p18025間を非導通状態または導通状態を設定する。この非導通状態または導通状態が設定された状態により検出パターンが形成される。
例えばユーザは、秒針が00秒に対応する位置を示した時に、時刻修正スイッチ1201を操作する。こうすることで、秒針を00秒に停止させる。
この際、ユーザは、例えば指針が現在の時刻として10時10分を示す場合には、手動修正系150を操作して、分針を正時の位置、例えば9時00分や8時00分に設定する。
本実施形態では、例えば指針を早送り動作により時刻修正するために、現在時刻よりも前の正時位置、例えば9時00分や8時00分に設定することが好ましい。こうすることにより、少ない駆動時間で時刻修正を行うことができる。
詳細には、制御回路14は、時針と連動する時針車128と、中間車129を介して回転比1で回転する時打車130に形成されたコード板1801と、回路基板1802に形成されたパターンp18021〜p18025との接触により、検出される信号S18により、回転角度が検出される(ST5)。
つまり、制御回路14では、信号S18に基づいて、時針位置および分針位置が1時00分、2時00分、…、11時00分、12時00分のいずれかの位置であるかを検出する。
詳細には、制御回路14は、標準時刻電波信号に基づいて、内部時計1401が計時する時刻情報を修正し、信号S18に基づいて検出された指針位置、および内部時計1401が計時する時刻情報との差に応じた、駆動パルス信号CTL1を、駆動用モータ121に印加して、早送り駆動させて、指針位置を標準時刻に設定する。ステップST1の処理に戻る。
また、1時00分、2時00分、…、12時00分に時針および分針を設定し、その指針位置から標準時刻電波信号に基づいて、時刻修正を行うことができるので、例えば、時刻情報を手動で入力する電波修正時計や、0時00分のみを原点位置として設定し、その位置から時刻修正する電波修正時計と比べて、簡単な操作で、短時間で時刻修正を行うことができる。
第2実施形態に係る電波修正時計1aと第1実施形態に係る電波修正時計1との相違点は、分針位置検出部19を設けた点である。
例えば分針位置検出部19は、分針が正時位置、00分に位置した場合に信号S19として、制御回路14に出力する。
第1実施形態に係る電波修正時計1と同じ構成要素には同じ符号を付して説明を省略し、相違点のみ説明する。
スイッチ190は、例えば図15に示すように、端子191および端子192が固定部1901により固定されている。端子191,192は、制御回路14に接続されている。
分針車126には、凸部126dおよび凹部126eが形成された略円形状部126が設けられている。
図16に示すように、例えば分針車126が図に向かって右回りに回転することにより、凸部126と接点19aが接触し、位置19a1に接点19aを反らせる。さらに分針車126が右回りに回転することにより、接点19aが反りの反動で、接点19bに接触し、端子191と端子192が一瞬、導通状態になり、その後、接点19aと接点19bが通常時の離れた状態に戻り、端子191と端子192が非導通状態になる。
例えばユーザは、秒針が00秒に対応する位置を示した時に、時刻修正スイッチ1201を操作する。こうすることで、秒針を00秒に停止させる。
この際、ユーザは、例えば指針が現在の時刻として10時10分を示す場合には、手動修正系150を操作して、分針を正時の位置、例えば9時00分や8時00分に設定する。
詳細には、制御回路14は、標準時刻電波信号に基づいて、内部時計1401が計時する時刻情報を修正し、信号S18に基づいて検出された指針位置、および内部時計1401が計時する時刻情報との差に応じた、駆動パルス信号CTL1を、駆動用モータ121に印加して、早送り駆動させて、指針位置を標準時刻に設定する(ST7)。ステップST1の処理に戻る。
例えば、分針位置検出部19が、分針が正時を示す位置、00分を示すことを検出した場合に、標準時刻電波信号を受信し、標準時刻電波信号、および時針位置情報生成部18が生成した時針位置情報に基づいて時刻修正を行うように制御回路14を設ければ、より高速に時刻修正を行うことができる。
例えば、分針が標準時刻からずれた場合であっても、分スリップにより後で手動により微調整可能である。
Claims (4)
- 分針および時針を有し、時刻修正スイッチの操作により少なくとも前記分針を任意の位置に設定可能とし、リセットスイッチの操作により指針を早送り駆動して時刻修正を行う電波修正時計であって、
標準時刻電波信号を受信する標準電波受信手段と、
前記分針および前記時針を連動して駆動する駆動手段と、
時針位置情報のみを生成する時針位置情報生成手段と、
前記時刻修正スイッチの操作後に前記分針が正時位置に設定された状態で、前記リセットスイッチの操作によって前記時針位置情報生成手段が生成した時針位置情報および前記標準電波受信手段が受信した標準時刻電波信号に基づいて、前記駆動手段に前記分針および前記時針を早送り駆動して時刻修正を行わせる制御手段と
を有する電波修正時計。 - 前記時針位置情報生成手段は、前記時針と連動して回転する歯車と、
前記歯車の回転角度に基づいて、前記時針位置情報を生成する回転角度検出手段とを含み、
前記制御手段は、前記回転角度検出手段が生成した時針位置情報、および前記標準時刻電波信号に基づいて、前記駆動手段に前記分針および前記時針を早送り駆動して時刻修正を行わせる
請求項1に記載の電波修正時計。 - 前記回転角度検出手段は、前記歯車の回転角度に応じた検出パターンを形成可能な検出基板を含み、前記検出した検出パターンに基づいて前記時針位置情報を生成する
請求項2に記載の電波修正時計。 - 前記分針の正時位置を検出する分針位置検出手段を含み、
前記制御手段は、前記分針位置検出手段が前記正時位置を検出した場合に、前記時針位置検出手段が検出した時針位置情報、および前記標準時刻電波信号に基づいて、前記駆動手段に前記指針を早送り駆動して時刻修正を行わせる
請求項1から請求項3のいずれか一に記載の電波修正時計。
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