JP4325774B2 - 中詰め用カゴ構造体 - Google Patents
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Description
【発明の属する利用分野】
本発明は、河川の護岸又は宅地造成等で切土した地盤の土留用として構築される中詰め用カゴ構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、河川の護岸又は宅地造成等で切土した地盤の土留用として構築される擁壁構造が知られている。
【0003】
この種の擁壁構造としては、例えば特許登録公報第2520821号公報が周知である。この擁壁構造に使用される擁壁ブロックは、大型の積みブロックが使用されており、ほぼ正方形の前面を有する大型積みブロックは、擁壁を構築するために、互いに水平方向に隣接配置されつつ、所定勾配で積み上げられ、上下の列は個々の隣接位置が互いに水平方向にずらされて擁壁が構築されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような従来の擁壁構造では大型の積みブロックやセメント等の資材が多量に使用されているため、これら多量の積みブロックは生産工場から敷設現場まで運搬され、運搬された各資材は、資材置き場に一時的に保持されることとなる。
【0005】
このような資材は、現場での施工領域の規模によっては、大量の資材が投入されることとなり、特に大型の積みブロックは容積も大きく大きな重量を有しているため、運搬費用が嵩むとともに資材置き場においても広い面積を有する場所を確保しなければならない問題を有している。
【0006】
一方では、河川等の法面上もしくは河床に多数の石を収容した石詰め用カゴ体の敷設により河川等の護岸保護を行うだけでなく、河川の自然環境と景観の調和、及び河川の水質浄化等も強く要望されていた。
【0007】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、中詰め用カゴ構造体を構築する単位壁材を小型化することにより、運搬にかかる費用の低廉化を図るとともに、河川の護岸保護と併せて水質浄化を行い河川の環境保護を図ることができる中詰め用カゴ構造体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の中詰め用カゴ構造体は、多数の中詰め材を収容すべくグランド上に立設形成される中詰め用カゴ構造体であって、ダクタイル鋳鉄により、上方に開口する縦長の2個の保持部が離間して一体に並設され、前記保持部に挟まれた矩形状のフレームを有し、該フレームの底辺中央および上辺中央のそれぞれに貫通孔が形成され、且つ両側端に連結用の接合片が突設された単位支持枠と、前記接合片同士を互いに連結し、単位支持枠を連設延長するための連結部材とから構成されており、互いに向き合う並設された単位支持枠の保持部間を跨ぐように所定太さを有する所定長さの木材で構成された単位壁材が嵌入されるとともに、前記単位支持枠の上部に同じ前記単位支持枠を積載し、前記フレームの貫通孔を用いて当該単位支持枠同士を連結できることを特徴としている。
この特徴によれば、単位支持枠の両側端に連結用の接合片が突設されているので、接合片同士を互いに連結することで単位支持枠を順次連設延長することができ、これにより所定形状の中詰め用カゴ構造体を構築することができる。
また、単位支持枠の両端が接合片より切離し可能な構造となっているので、運搬時にはそれぞれ分解されて単位部材毎に運搬することができるため運搬費用の低廉化を図ることができ、且つ従来のように大型資材が存在しないため、施設現場に一時保持するための資材置き場の領域を広く確保する必要がなく、資材管理の簡略化を図ることができる。
更に、単位支持枠の上部に同じ単位支持枠を積載し、下側の単位支持枠の矩形状のフレームの上辺中央と上側の単位支持枠の矩形状のフレームの底辺中央の貫通孔を用いて積載の単位支持枠を連結することができる。
【0009】
また、単位支持枠がダクタイル鋳鉄により一体構成され、該単位支持枠の接合片同士を相互に連結して閉じられた所定領域の中詰め用カゴ構造体を立設形成し、互いに向き合う並設された単位支持枠の保持部間を跨ぐように所定長さの単位壁材が嵌入されるので、
このようにすることにより、単位支持枠がダクタイル鋳鉄により一体構成されるので、強度、弾性に優れ、互いに向き合う並設された単位支持枠の保持部間を跨ぐように所定太さを有する所定長さの木材で構成された単位壁材が嵌入されるので、単位壁材と平行に長手方向に連結して立設形成された複数の単位支持枠とともに中詰め用カゴ構造体を補強することができる。
【0010】
木材は山林などで不要となる間伐材を利用することができ、この所定太さを有する所定長さの木材を、単位支持枠両保持部に上方から順次差し込むだけで容易に壁面を構築することができる。
【0011】
本発明の中詰め用カゴ構造体は、前記接合片の連結部材が軸部材で構成されて成り、該接合片の上下方向に前記軸部材を挿通するための貫通孔が形成され、前記接合片が、単位支持枠の一端と他端の高さの異なる位置にそれぞれ配置されていれば好適である。
このようにすることにより、互いに連設される単位支持枠端部の上下に配置された接合片の貫通孔に、軸部材を挿通するだけで単位支持枠を同一高さに並べて連結することができ、現地でのカゴ構造体の組立作業を容易に行うことができる。
【0012】
本発明の中詰め用カゴ構造体は、前記単位支持枠の前後に並設された両保持部への嵌入によって形成される単位壁材間の空隙内に、砕石、竹、そだ等が充填収容されていれば好適である。
このようにすることにより、単位支持枠がダクタイル鋳鉄により形成されるので、鋳物に含まれる鉄分により、植物プランクトンの生成を助け、鋳鉄中の炭素成分が水質浄化の効果をもたらすだけでなく、単位壁材間に形成される空隙内に砕石、竹、そだ等が充填収容されるので、砕石、竹、そだ等に苗木等の植物を根付かせて植生させることができ、河川の護岸保護と併せて水質浄化を行い河川の環境保護を図ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に、添付図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に係る中詰め用カゴ構造体の平面図、図2は単位支持枠を示し(a)は単位支持枠の平面図、(b)は単位支持枠の正面図、図3は接合片が異なる配置となる単位支持枠の正面図、図4は単位支持枠の接合片が連結された状態を示し(a)は互いに直交する2つの単位支持枠が連結された状態の斜視図、(b)は互いに直交する3つの単位支持枠が連結された状態の斜視図であり、図5は複数の連結部材の組合せによって形成された中詰め用カゴ構造体が河川に敷設された状態を示す斜視図である。
【0014】
図1に示されるように、1は複数の石材としての例えば砕石または自然石やその他の中詰め材(例えば、そだ、竹或いは浄化材)を収容すべく、複数の単位支持枠1a、1bを連結して閉じられた所定領域の区画を構成することができる中詰め用カゴ構造体であり、中詰め用カゴ構造体1は、例えば河川等の法面(グランド)上もしくは河床(グランド)の所定領域に敷設される。
【0015】
中詰め用カゴ構造体1は、2種類の単位支持枠1a、1bの接合片同士を互いに連結することにより平面視矩形の構造体が構成され、この矩形に構成された中詰め用カゴ構造体1の内部は、単位支持枠1a、1bを適宜連結することにより、更に複数の小さい方形の区画を形成することができる。
【0016】
更に詳しくは、単位支持枠1a、1bの連結部は3種の連結形態C1〜C3をとり、連結形態C1は、2つの単位支持枠1a、1bを互いに直列に連結する形態、連結形態C2は、互いに直交するよう2つの単位支持枠1a、1bを連結する形態をとり、連結形態C3は、3方に直交する3つの単位支持枠1a、1bを連結する形態をとっている。
【0017】
すなわち、中詰め用カゴ構造体1の外枠は、単位支持枠1a、1bを互いに直交して連結して4箇所の角部を形成する4箇所の連結形態C2と、単位支持枠1a、1bを互いに直列に連結する連結形態C1とから成っている。
【0018】
次に、単位支持枠につき詳述する。図2、図3に示されるように、単位支持枠は、一端と他端の高さの異なる位置に取付けられる接合片の配置構成によって2種類に種別されている。
【0019】
ここで、単位支持枠1aは図2の(a)、(b)に示されるように、ダクタイル鋳鉄により断面矩形のフレームにより板状の枠体として一体形成され、上方に開口する縦長の保持部2a、2bが前後に離間して一体に並設されており、一方の側端には、高さ方向の略中央に上下方向に貫通孔4を形成した1個の接合片3aが取付けられ、他方の側端には、高さ方向略中央の異なる高さ位置に上下に若干離間して2つの接合片3bが取付けられている。
【0020】
また、縦長の保持部2a、2bに挟まれた矩形状に形成されたフレームの底辺中央ないし上辺の中央にはそれぞれ貫通孔5a、5bが形成されている。従って、これらの貫通孔5a、5bは、単位支持枠1a、1bの上部に同じ単位支持枠1a、1bを積載する際に、連結用の孔として使用することができる。
【0021】
また、単位支持枠1bは図3に示されるように、基本的には単位支持枠1aと同一構造として構成されているいので詳細な説明を省略するが、一方の側端には、貫通孔4を形成した2個の接合片6a、6aが、高さ方向における上下端部近傍に互いに離間して取付けられ、他方の側端には前記接合片6a、6aの間隔より狭い間隔で2個の接合片6b、6bが上下位置に離間して取付けられている。
【0022】
次に、単位支持枠における連結部の各連結形態につき、図4を基に具体的に説明する。
【0023】
図4の(a)に示される連結形態C2は、2つの単位支持枠1b、1bを互いに直交するように連結したもので、直交する角部では、上下に離間して配置される接合片6a、6bの貫通孔4を挿通した連結部材として上端に例えば角形の頭部が形成された所定長さの軸部材Bを介して連結することにより構成される。
【0024】
また、図4の(b)に示される連結形態C3は、3つの単位支持枠1b、1b及び1aを互いに3方に直交するように連結したもので、直交する角部では上下に離間して配置される接合片6a、6bと、それらの中間に配置される接合片3aの貫通孔4を挿通した軸部材Bとを介して連結することにより構成される。
【0025】
このように単位支持枠1a、1bを互いに連結することにより、平面視矩形の中詰め用カゴ構造体1が一体自立式の枠体として構成されると、外枠を構成する互いに向き合う単位支持枠1a、1bの保持部2a、2bがそれぞれ対応するようになっている。
【0026】
従って、適宜対応する保持部2a、2bを選択することにより、選択された保持部2a、2b間を跨ぐように単位壁材としての所定太さ、所定長さを有する複数の木材W1、W2を上方から差込み嵌入することができるようになっている。
【0027】
次に、本実施形態に係る中詰め用カゴ構造体の組立手順につき説明する。
【0028】
図1に示されるように、鋳鉄製の単位支持枠1a、1bの接合片3a、3bまたは接合片6a、6b同士を、互いに連結して順次連設延長することにより、平面視矩形の中詰め用カゴ構造体1が構築される。そして、この中詰め用カゴ構造体1は、図5に示されるように、例えば河川等の法面(グランド)上もしくは河床(グランド)の所定領域に自立状態で敷設される。
【0029】
次に、外枠を構成する互いに向き合う単位支持枠1a、1bの対応する保持部2a、2bを跨ぐように、所定長さ、所定太さを有する複数の木材W1、W2を上方から差込み嵌入し、これら複数の木材W1、W2を井桁状に組み込む。
【0030】
次いで、並設された各保持部2a、2bに跨がるように木材W1、W2を差し込み、外壁に沿って木材W1、W2を互いに交差させて積載配置して井桁状の壁面を構築することにより井桁内部に空隙が形成され、この空隙内に先ず竹、そだ等を充填し、その上部に河川等の自然石又は砕石等の充填物を充填収容する。
【0031】
このように、接合片3a、3b、6a、6bの貫通孔4に連結部材Bを挿通して複数の単位支持枠1a、1bを連結して適宜大きさのカゴ構造体1を構築し、これら単位支持枠1a、1bの前後に離間して一体に並設された上方に開口する縦長の両保持部2a、2bに跨って木材等の単位壁材W1、W2が保持されて立設状態の壁面が形成されるので、容易に所望領域の中詰め用カゴ構造体1が構築される。
【0032】
また、カゴ構造体1が、各単位支持枠1a、1bと木材等の単位壁材W1、W2によって構成されるので、運搬時にはそれぞれが分解されて単位支持枠1a、1b毎に運搬することができるため運搬費用の低廉化を図ることができ、且つ従来のように大型資材が存在しないため、施設現場に一時保持するための資材置き場の領域を広く確保する必要がなく、資材管理の簡略化を図ることができる。
【0033】
さらに、単位支持枠1a、1bが、ダクタイル鋳鉄により一体構成されるので、強度、弾性に優れ、互いに向き合う並設された単位支持枠1a、1bの保持部2a、2b間を跨ぐように木材W1、W2(例えば丸太)が嵌入されるので、少なくともこれら単位壁材W1、W2と平行に長手方向に連結して立設形成された複数の単位支持枠1a、1bとともに中詰め用カゴ構造体1を補強することができる。
【0034】
また、単位壁材W1、W2として山林などで不要となる間伐材の木材を利用することができ、この所定太さを有する所定長さの木材W1、W2を、単位支持枠1a、1bの両保持部2a、2bに上方から順次差し込むだけで容易に壁面を構築することができる。
【0035】
更に、単位支持枠1a、1b両側端の上下に配置された接合片3a、3b、6a、6bの貫通孔4に、軸部材Bを挿通するだけで単位支持枠1a、1bを同一高さに並べて連結することができ、現地でのカゴ構造体1の組立作業を容易に行うことができる。
【0036】
加えて、単位支持枠1a、1bがダクタイル鋳鉄により形成されるので、鋳物に含まれる鉄分により、植物プランクトンの生成を助け、鋳鉄中の炭素成分が水質浄化の効果をもたらすだけでなく、中詰め用カゴ構造体1を構成する互いに連結された単位支持枠1a、1b前後の両保持部2a、2bに、所定太さを有する所定長さの木材W1、W2を上方から順次差し込むだけで例えば井桁状の壁面が構築され、この井桁に囲まれた空隙内部に、竹、そだ等を充填し、その上部に河川等の自然石又は砕石等の充填物を充填収容することにより、砕石、竹、そだ等に苗木等の植物を根付かせて植生させることができ、河川の護岸保護と併せて水質浄化を行い河川の環境保護を図ることができる。
【0037】
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、本発明の具体的な構成はこれに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
【0038】
【発明の効果】
本発明は次の効果を奏する。
【0039】
(a)請求項1の発明によれば、単位支持枠の両側端に連結用の接合片が突設されているので、接合片同士を互いに連結することで単位支持枠を順次連設延長することができ、これにより所定形状の中詰め用カゴ構造体を構築することができる。
また、単位支持枠の両端が接合片より切離し可能な構造となっているので、運搬時にはそれぞれ分解されて単位部材毎に運搬することができるため運搬費用の低廉化を図ることができ、且つ従来のように大型資材が存在しないため、施設現場に一時保持するための資材置き場の領域を広く確保する必要がなく、資材管理の簡略化を図ることができる。
更に、単位支持枠の上部に同じ単位支持枠を積載し、下側の単位支持枠の矩形状のフレームの上辺中央と上側の単位支持枠の矩形状のフレームの底辺中央の貫通孔を用いて積載の単位支持枠を連結することができる。
【0040】
また、単位支持枠がダクタイル鋳鉄により一体構成されるので、強度、弾性に優れ、互いに向き合う並設された単位支持枠の保持部間を跨ぐように単位壁材が嵌入されるので、少なくとも単位壁材と平行に長手方向に連結して立設形成された複数の単位支持枠を補強することができる。
【0041】
更に、単位壁材として、山林などで不要となる間伐材の木材を利用するので、この所定太さを有する所定長さの木材を、単位支持枠両保持部に上方から順次差し込むだけで容易に壁面を構築することができる。
【0042】
(b)請求項2の発明によれば、上下に配置された接合片の貫通孔に軸部材を挿通するだけで単位支持枠を同一高さに並べて連結することができ、現地でのカゴ構造体の組立作業を容易に行うことができる。
【0043】
(c)請求項3の発明によれば、単位壁材間に形成される空隙内に砕石、竹、そだ等が充填収容されるので、砕石、竹、そだ等に苗木等の植物を根付かせて植生させることができ、河川の護岸保護と併せて水質浄化を行い河川の環境保護を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る中詰め用カゴ構造体の平面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る単位支持枠を示し(a)は単位支持枠の平面図、(b)は単位支持枠の正面図である。
【図3】接合片が異なる配置となる単位支持枠の正面図である。
【図4】単位支持枠の接合片が連結された状態を示し(a)は互いに直交する2つの単位支持枠が連結された状態の斜視図、(b)は互いに直交する3つの単位支持枠が連結された状態の斜視図である。
【図5】複数の連結部材の組合せによって形成された中詰め用カゴ構造体が河川に敷設された状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 中詰め用カゴ構造体
1a、1b 単位支持枠
2a、2b 保持部
3a、3b 接合片
4 貫通孔
5a、5b 貫通孔
6a、6b 接合片
B 軸部材(連結部材)
C1、C2、C3 連結形態
W1、W2 木材(単位壁材)
Claims (3)
- 多数の中詰め材を収容すべくグランド上に立設形成される中詰め用カゴ構造体であって、
ダクタイル鋳鉄により、上方に開口する縦長の2個の保持部が離間して一体に並設され、前記保持部に挟まれた矩形状のフレームを有し、該フレームの底辺中央および上辺中央のそれぞれに貫通孔が形成され、且つ両側端に連結用の接合片が突設された単位支持枠と、前記接合片同士を互いに連結し、単位支持枠を連設延長するための連結部材とから構成されており、
互いに向き合う並設された単位支持枠の保持部間を跨ぐように所定太さを有する所定長さの木材で構成された単位壁材が嵌入されるとともに、前記単位支持枠の上部に同じ前記単位支持枠を積載し、前記フレームの貫通孔を用いて当該単位支持枠同士を連結できることを特徴とする中詰め用カゴ構造体。 - 前記接合片の連結部材が軸部材で構成されて成り、該接合片の上下方向に前記軸部材を挿通するための貫通孔が形成され、前記接合片が、単位支持枠の一端と他端の高さの異なる位置にそれぞれ配置されている請求項1に記載の中詰め用カゴ構造体。
- 前記単位支持枠の前後に並設された両保持部への嵌入によって形成される単位壁材間の空隙内に、砕石、竹、そだ等が充填収容されている請求項1に記載の中詰め用カゴ構造体。
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CN105064276A (zh) * | 2015-09-04 | 2015-11-18 | 中科路域(北京)生态投资有限公司 | 一种组合式生态驳岸结构及其施工方法 |
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