JP4325400B2 - データ送受信システムの競合回避制御方法、データ送受信システム、およびデータ送受信システム用端末 - Google Patents

データ送受信システムの競合回避制御方法、データ送受信システム、およびデータ送受信システム用端末 Download PDF

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    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Description

本発明は、基地局と複数の端末とが接続され、各端末が該基地局からの標識信号を同時に受信してから次の標識信号を受信するまでの時間内に各端末がデータ受信の優先権を獲得する際の競合を回避するデータシステムの競合回避制御方法、データ送受信システム、およびデータ送受信システム用端末に関する。
例えば、基地局としてのアクセスポイント(以下「AP」と称す。)と複数の端末とが無線で接続された無線LANのインフラストラクチャのパワーセーブ(以下「PS」と称す。)モードにおける、ステーション(端末、以下「STA」と称す。)のデータ受信のシーケンスは図1に示す通りである。
図1は、従来のデータ送受信システムとしての無線LANの制御方法を説明するためのシーケンス図である。
図1における各STA1、2の横棒(斜線部)は消費電力を示している。
APは、周期的にビーコン(Beacon:報知情報)と呼ばれる信号を全STAに送信する。このビーコンには、各STAに対するデータの有無を示す識別信号が入っている。
図1において、各STAはビーコンを受信するために電力を消費している。STA1は2つ目のビーコンから自STA宛のデータが有ることが判ったため、APに対してPS−POLLと呼ばれるパケットを送信する。APはこのPS−POLLを受け取ることにより、STA1がデータ受信の準備が整っていることを認識し、データをSTA1へ送信する。STA1はこのデータが受信できれば、受信確認のパケットであるACKをAPへ送信する。このPS−POLLの送信・データの受信・ACKの送信全てにおいて電力が消費されている。
複数のSTAに対する従来技術の動作について図2を用いて説明する。
図2は、複数の端末に対する従来の無線LANの制御方法を説明するためのシーケンス図である。
STA1、2それぞれにデータがあった場合、各STAはビーコンを受信後、それぞれのPS−POLLをAPに送信しようとする。そのため、PS−POLLの送信権を獲得できなかったSTA(図2においてはSTA2)は、STA1のデータ受信が終わるまでPS−POLLの送信待ち状態(待機状態)になる。STA1のデータ受信が終わる時間が不明なため、STA2は、常に電波の状況監視、送信準備をしており、その分電力を消費している。
ここで、図1に、STAに対してデータがある場合を示す。
アクセスポイント(AP)にSTA1のデータが有るため、STA1はPS−POLLをビーコン受信処理直後にAPに送信する。APは、PS−POLLを受信することによりSTA1が受信可能状態にあるということを知り、PS−POLLを送信したSTAにデータを送信する。
次に図2に示すように、複数のSTAに対してデータがある場合を示す。
STA1、2両方にそれぞれデータがあるため、STAは図1と同様にビーコン受信直後にPS−POLLを送信しようとする。
しかし、無線の衝突を避けるため優先権をこれらの2つのSTA間で早い者勝ちで獲得する(競合)。
ここで、競合について述べる。
通常、STAは省電力のため、ビーコン間隔で受信モードに変わり、それ以外は受信送信回路をオフにし、極力電力を消費しないモードに入っている。すなわち、ただ一方的にAPからSTAにデータを送っても、STAは受信回路をオフにしているため受信することができない。このため、APは、STAに対しビーコンを送信して、その応答、PS−POLLを待つ。複数のSTAに送りたいデータ(データは各STAごとに送られる。同じデータでも良く、別でもよい。)がある場合、PS−POLLが返ってきたSTAの順にデータを送ることになる。因みに、STAからAPにデータを送るときは、任意である。APは常に送受信可能状態であるので、電波状況が空いていれば即座に送信できる。
STAは、PS−POLLを送信する際、まず、電波状況を見て空いている場合、PS−POLLを送信する。これが早い者勝ちでPS−POLLを送信できたSTAが勝つ理由である。
図2においては、STA1がこの優先権を勝ち取っている。優先権を取れなかったSTA2は、STA1のデータ受信処理時間が不明なため、STA1のデータ受信処理が終わるまで無線状態をモニターしながら待っている。STA2は、STA1のデータ受信処理が終わると直ちに、PS−POLLをAPに送信しデータを受信する。このSTA2が優先権を取れずPS−POLLを送信するタイミングまでの消費電力が無駄となっている。
そこで、消費電力を低減することを目的とする無線通信装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−195754号公報
しかしながら、上述した特許文献1記載の発明は、ビーコン信号を受信する度に移動局のスタンバイ時間を長く設定しているため、待機中に他の移動局に割り込まれるおそれが高くなり、ビーコン信号を受信しない時はスタンバイ時間を短く設定しているため、移動局が無駄に電力を消費するおそれがあり、スタンバイ時間が指定の長さより短くなった時にはタイマ動作を停止させるため、移動局が無駄に電力を消費するおそれがある。
本発明の目的は、PS−POLLを送信するための送信待ち状態の消費電力を低減することができるデータ送受信システムの競合回避制御方法、データ送受信システム、およびデータ送受信システム用端末を提供することにある。
前記課題を解決するために請求項1記載の発明は、基地局に複数の端末をそれぞれ接続し、各端末が該基地局からの標識信号を同時に受信してから次の標識信号を受信するまでの時間内に各端末がデータ受信の優先権を獲得する際の競合を回避するデータ送受信システムの競合回避制御方法において、前記各端末が前記基地局からデータを受信するための前記基地局への要求信号を送信する際に、前記各端末は、それぞれ所定の時間経過後に前記要求信号を送信し、前記各端末は、互いに異なるランダムな時間が経過した時刻に前記要求信号を前記基地局に送信し、前記ランダムな時間は、数式(2)
Wait=(Tb−Tb2)*RND() …(2)
但し、Wait:前記端末が前記標識信号の受信処理を終了してから前記要求信号を前記基地局に送信するまでの時間、Tb:前記標識信号の周期、Tb2:前記端末が前記標識信号の受信処理を開始してから終了するまでの時間、RND():0以上1未満のランダム数を生成する関数、を満足することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、各端末がそれぞれ所定の時間経過後に要求信号を基地局に送信することにより、各端末から同時に要求信号が基地局に送信されることがほぼなくなるので、各端末が無駄に待機することがなくなり、要求信号を送信するための送信待ち状態の消費電力が低減する。尚、待機とは、電波の状況監視、送信準備をせず、端末が再起動をするのに必要な最低限度の状態、いわば仮眠状態を意味する。
請求項2記載の発明は、基地局に複数の端末をそれぞれ接続し、各端末が該基地局からの標識信号を同時に受信してから次の標識信号を受信するまでの時間内に各端末がデータ受信の優先権を獲得する際の競合を回避するデータ送受信システムの競合回避制御方法において、前記各端末が前記基地局からデータを受信するための前記基地局への要求信号を送信する際に、前記各端末は、それぞれ所定の時間経過後に前記要求信号を送信し、前記各端末は、互いに異なるランダムな時間が経過した時刻に前記要求信号を前記基地局に送信し、前記ランダムな時間は、数式(3)
Wait=(Tb−Tb2)*RND()−Td …(3)
但し、Wait:前記端末が前記標識信号の受信処理を終了してから前記要求信号を前記基地局に送信するまでの時間、Tb:前記標識信号の周期、Tb2:前記端末が前記標識信号の受信処理を開始してから終了するまでの時間、Td:前記端末が前記基地局からのデータを受信する時間、RND():0以上1未満のランダム数を生成する関数、を満足することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、基地局に複数の端末をそれぞれ接続し、各端末が該基地局からの標識信号を同時に受信してから次の標識信号を受信するまでの時間内に各端末がデータ受信の優先権を獲得する際の競合を回避するデータ送受信システムの競合回避制御方法において、前記各端末が前記基地局からデータを受信するための前記基地局への要求信号を送信する際に、前記各端末は、それぞれ所定の時間経過後に前記要求信号を送信し、前記各端末は、互いに異なるランダムな時間が経過した時刻に前記要求信号を前記基地局に送信し、前記ランダムな時間は、数式(4)
Wait=(Tb−Tb2−Td2)*RND()+Td2−Td …(4)
但し、Wait:前記端末が前記標識信号の受信処理を終了してから前記要求信号を前記基地局に送信するまでの時間、Tb:前記標識信号の周期、Tb2:前記端末が前記標識信号の受信処理を開始してから終了するまでの時間、Td:前記端末が前記基地局からデータを受信する時間、Td2:優先権を獲得した他の端末のデータ受信予想時間、RND():0以上1未満のランダム数を生成する関数、を満足することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1からのいずれか1項記載の発明において、前記各端末は、互いに異なるランダムな時間が経過した時刻に前記要求信号を前記基地局に送信することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項記載の発明において、前記疑似乱数の初期値を、前記各端末がそれぞれ有する固有の値に基づく値とすることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項記載の発明において、前記疑似乱数を、値域が0以上1未満である代数関数若しくは超越関数とすることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、基地局と、該基地局にそれぞれ接続され、該基地局からの標識信号を同時に受信してから次の標識信号を受信するまでの時間内に前記基地局から優先権を獲得できたときには前記基地局からデータを受信し、前記優先権を獲得できなかったときには待機する複数の端末とを備えたデータ送受信システムであって、 前記各端末は、前記基地局からデータを受信するための前記基地局への要求信号を送信する際に、それぞれ所定の時間経過後に前記要求信号を送信し、前記各端末は、互いに異なるランダムな時間が経過した時刻に前記要求信号を前記基地局に送信し、前記ランダムな時間は、数式(2)
Wait=(Tb−Tb2)*RND() …(2)
但し、Wait:前記端末が前記標識信号の受信処理を終了してから前記要求信号を前記基地局に送信するまでの時間、Tb:前記標識信号の周期、Tb2:前記端末が前記標識信号の受信処理を開始してから終了するまでの時間、RND():0以上1未満のランダム数を生成する関数、を満足することを特徴とする。
請求項8記載の発明は、基地局と、該基地局にそれぞれ接続され、該基地局からの標識信号を同時に受信してから次の標識信号を受信するまでの時間内に前記基地局から優先権を獲得できたときには前記基地局からデータを受信し、前記優先権を獲得できなかったときには待機する複数の端末とを備えたデータ送受信システムであって、 前記各端末は、前記基地局からデータを受信するための前記基地局への要求信号を送信する際に、それぞれ所定の時間経過後に前記要求信号を送信し、前記各端末は、互いに異なるランダムな時間が経過した時刻に前記要求信号を前記基地局に送信し、前記ランダムな時間は、数式(3)
Wait=(Tb−Tb2)*RND()−Td …(3)
但し、Wait:前記端末が前記標識信号の受信処理を終了してから前記要求信号を前記基地局に送信するまでの時間、Tb:前記標識信号の周期、Tb2:前記端末が前記標識信号の受信処理を開始してから終了するまでの時間、Td:前記端末が前記基地局からのデータを受信する時間、RND():0以上1未満のランダム数を生成する関数、を満足することを特徴とする。
請求項9記載の発明は、基地局と、該基地局にそれぞれ接続され、該基地局からの標識信号を同時に受信してから次の標識信号を受信するまでの時間内に前記基地局から優先権を獲得できたときには前記基地局からデータを受信し、前記優先権を獲得できなかったときには待機する複数の端末とを備えたデータ送受信システムであって、前記各端末は、前記基地局からデータを受信するための前記基地局への要求信号を送信する際に、それぞれ所定の時間経過後に前記要求信号を送信し、前記各端末は、互いに異なるランダムな時間が経過した時刻に前記要求信号を前記基地局に送信し、前記ランダムな時間は、数式(4)
Wait=(Tb−Tb2−Td2)*RND()+Td2−Td …(4)
但し、Wait:前記端末が前記標識信号の受信処理を終了してから前記要求信号を前記基地局に送信するまでの時間、Tb:前記標識信号の周期、Tb2:前記端末が前記標識信号の受信処理を開始してから終了するまでの時間、Td:前記端末が前記基地局からデータを受信する時間、Td2:優先権を獲得した他の端末のデータ受信予想時間、RND():0以上1未満のランダム数を生成する関数、を満足することを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項7から9のいずれか1項記載の発明において、前記各端末は、互いに異なるランダムな時間が経過した時刻に前記要求信号を前記基地局に送信するようにしたことを特徴とする。
請求項11記載の発明において、請求項10記載の発明において、前記疑似乱数の初期値は、前記各端末がそれぞれ有する固有の値に基づく値であることを特徴とする。
請求項12記載の発明は、請求項11記載の発明において、前記疑似乱数は、値域が0以上1未満である代数関数若しくは超越関数としたことを特徴とする。
請求項13記載の発明は、基地局にそれぞれ接続され、該基地局からの標識信号を同時に受信してから次の標識信号を受信するまでの時間内に前記基地局から優先権を獲得できたときには前記基地局からデータを受信し、前記優先権を獲得できなかったときには待機するデータ送受信システム用端末であって、前記基地局からデータを受信するための前記基地局への要求信号を送信する際に、それぞれ所定の時間経過後に前記要求信号を送信し、互いに異なるランダムな時間が経過した時刻に前記要求信号を前記基地局に送信し、前記ランダムな時間は、数式(2)
Wait=(Tb−Tb2)*RND() …(2)
但し、Wait:前記端末が前記標識信号の受信処理を終了してから前記要求信号を前記基地局に送信するまでの時間、Tb:前記標識信号の周期、Tb2:前記端末が前記標識信号の受信処理を開始してから終了するまでの時間、RND():0以上1未満のランダム数を生成する関数、を満足することを特徴とする。
請求項14記載の発明は、基地局にそれぞれ接続され、該基地局からの標識信号を同時に受信してから次の標識信号を受信するまでの時間内に前記基地局から優先権を獲得できたときには前記基地局からデータを受信し、前記優先権を獲得できなかったときには待機するデータ送受信システム用端末であって、前記基地局からデータを受信するための前記基地局への要求信号を送信する際に、それぞれ所定の時間経過後に前記要求信号を送信し、互いに異なるランダムな時間が経過した時刻に前記要求信号を前記基地局に送信し、前記ランダムな時間は、数式(3)
Wait=(Tb−Tb2)*RND()−Td …(3)
但し、Wait:前記端末が前記標識信号の受信処理を終了してから前記要求信号を前記基地局に送信するまでの時間、Tb:前記標識信号の周期、Tb2:前記端末が前記標識信号の受信処理を開始してから終了するまでの時間、Td:前記端末が前記基地局からのデータを受信する時間、RND():0以上1未満のランダム数を生成する関数、を満足することを特徴とする。
請求項15記載の発明は、基地局にそれぞれ接続され、該基地局からの標識信号を同時に受信してから次の標識信号を受信するまでの時間内に前記基地局から優先権を獲得できたときには前記基地局からデータを受信し、前記優先権を獲得できなかったときには待機するデータ送受信システム用端末であって、前記基地局からデータを受信するための前記基地局への要求信号を送信する際に、それぞれ所定の時間経過後に前記要求信号を送信し、互いに異なるランダムな時間が経過した時刻に前記要求信号を前記基地局に送信し、前記ランダムな時間は、数式(4)
Wait=(Tb−Tb2−Td2)*RND()+Td2−Td …(4)
但し、Wait:前記端末が前記標識信号の受信処理を終了してから前記要求信号を前記基地局に送信するまでの時間、Tb:前記標識信号の周期、Tb2:前記端末が前記標識信号の受信処理を開始してから終了するまでの時間、Td:前記端末が前記基地局からデータを受信する時間、Td2:優先権を獲得した他の端末のデータ受信予想時間、RND():0以上1未満のランダム数を生成する関数、を満足することを特徴とする。
請求項16記載の発明は、基地局にそれぞれ接続され、該基地局からの標識信号を同時に受信してから次の標識信号を受信するまでの時間内に前記基地局から優先権を獲得できたときには前記基地局からデータを受信し、前記優先権を獲得できなかったときには待機するデータ送受信システム用端末であって、前記基地局からデータを受信するための前記基地局への要求信号を送信する際に、それぞれ所定の時間経過後に前記要求信号を送信し、互いに異なるランダムな時間が経過した時刻に前記要求信号を前記基地局に送信し、前記ランダムな時間は、数式(11)
Wait=(Tb−Tb2−Td−Tds*m)*RND()+Td+Tds*m
…(11)
し、Tb:前記標識信号の周期、Tb2:前記端末が前記標識信号の受信処理を開始してから終了するまでの時間、RND():0以上1未満のランダム数を生成する関数、Tds:前記端末以外の他の端末の予想データ受信時間の一般化した値、を満足することを特徴とする。
請求項17記載の発明は、請求項13から16のいずれか1項記載の発明において、前記疑似乱数の初期値は、前記各端末がそれぞれ有する固有の値に基づく値としたことを特徴とする。
請求項18記載の発明は、請求項17記載の発明において、前記疑似乱数は、値域が0以上1未満である代数関数若しくは超越関数であることを特徴とする。
各端末がアクセスポイントからデータを受信するためのアクセスポイントへのPS−POLL送信の際に、各端末は、アクセスポイントからのビーコン受信直後でなく、所定の時間経過後にPS−POLLを送信するので、PS−POLLを送信するための送信待ち状態の消費電力を低減することができるデータ送受信システムの競合回避制御方法、データ送受信システム、およびデータ送受信システム用端末の提供を実現することができる。
(本発明の特徴)
本発明は、データ送受信システムとしての無線LAN(IEEE802.11)システムにおいて、基地局としてのアクセスポイント(以下「AP」という。)から端末としてのステーション(以下「STA」という。)へデータを送る場合の受信待受け時の低消費電力を図ったことを特徴としている。
従来、無線LANのSTAにおいては、要求信号としてのPS−POLLは標識信号としてのビーコン受信直後に送出されるものであった。しかし、複数のSTA(STA1、STA2、…)に対してAPから送信すべきデータがあった場合、各STAは、一斉にPS−POLLを送信しようとするためPS−POLL送信待ち状態で無駄な電力を消費していた。
そこで、本発明は、このPS−POLLの送信タイミングを制御することにより、競合を回避すると共にこのPS−POLL送信待ちの消費電力を削減することを特徴としている。
すなわち、本発明は、APに複数のSTAをそれぞれ接続し、各STAがAPからのビーコンを同時に受信してから次のビーコンを受信するまでの時間内に各STAがデータ受信の優先権を獲得する際の競合を回避する競合回避制御方法において、各STAがAPからデータを受信するためのAPへのPS−POLLを送信する際に、各STAは、それぞれ所定の時間経過後にPS−POLLを送信することを特徴とする。
また、本発明は、各STAが互いに異なるランダムな時間が経過した時刻にPS−POLLをAPに送信することを特徴とする。
さらに、本発明は、ランダムな時間を、0以上1未満の乱数もしくは0以上1未満の疑似乱数に基づいて生成することを特徴とする。
また、本発明は、乱数の初期値を、各STA毎がそれぞれ有する固有の値に基づく値とすることを特徴とする(例えば、STAの製造番号、ユーザが有するIDもしくはパスワードあるいはこれらのデータをSTAの外部から入力することで設定できるようになっている。但し、IDやパスワードに数字以外の符号、例えば、アルファベットを用いる場合にはAを0、Bを1、Cを2、…、Jを9、Kを0、Lを1、Mを2、…のように0〜9の数値をとってもよく、/を0、ハイフンを1、*を2、@を3としてもよい。)。また、本発明をWLANに適用した場合にはAPにSTAを接続した場合には1〜2007の番号が各STAに割り振られるので、この番号を正規化、すなわち、各STAの番号の値kから1を引いた値を2007で除算した値を初期値とすることが挙げられる。
図3は、本発明のデータ送受信システムの競合回避制御方法を適用した無線LANの一実施の形態を説明するためのシーケンス図である。図8は本発明の競合回避制御方法を適用した端末の一実施の形態を示すブロック図であり、図9は本発明のデータ送受信システムの競合回避制御方法を適用した基地局としてのアクセスポイントの一実施の形態を示すブロック図である。尚、図8に示した要素と同様の要素は同一の符号を用いる。
図8に示す端末(STA)80は、RF(高周波)処理部81と、ベースバンド処理部82、CPU(中央演算処理部)83と、モニター84と、メモリ85と、I/O86とで構成されている。
RF処理部81は、受信した電波の検波等を行い、ベースバンド処理部82は、変調前または復調後の情報信号(音声、映像、ディジタル・データ等)の帯域の信号を処理する。メモリ85は、図示しないRAM(ランダムアクセスメモリ)およびROM(リードオンリーメモリ)を含み、ROMは制御プログラム等を格納し、RAMは受信した情報を格納する。モニター84は、操作画面や画像情報や文字情報等を表示する。CPU83は、各部の統括制御を行う。
図9に示すアクセスポイント(AP)90はSTA80と同様のRF処理部81およびベースバンド処理部82を有しており、この他にLANアダプタ91を有している。
LANアダプタ91は、AP90自体と各AP80(図8参照)とを有線のLAN92で接続するためのアダプタである。
図8に示したSTA80は、図9に示したAP90からデータを受信するためのAPにPS−POLLを送信する際に、それぞれ所定の時間経過後にPS−POLLを送信するようになっている。AP90は、各STA80からそれぞれ所定の時間経過後にデータを受信するためのPS−POLLを受信するようになっている。実際には各STA80からそれぞれPS−POLLを送信する際に競合が生じることが多発する。
そこで、本発明者は、この競合を回避させることを試みた。
次にデータ送受信システムとしての無線LANにおける競合回避制御方法について述べる。
無線LANにおける競合回避制御方法は、PS−POLLの送信タイミングをビーコン受信直後でなく、ランダムな時間を待って送信する。ランダムな時間待つため、STA1及びSTA2のPS−POLLの送信タイミングが重なる(競合する)確率が少なくなり、PS−POLL送信タイミングを待つための消費電力を低減させることができるようになる。
図3においては、1台のAPに2台(本実施の形態では2台であるが限定されない。)のSTA1、STA2が帰属している状態を表している。各STAの横棒(斜線部)は、各々の消費電力を表している。
APは周期的にビーコンを送信する。ビーコンには、各STA宛のデータの有無に関する識別子が含まれている。各STAは、この識別子からデータの有無を判断し、データがあった場合は、APに対してPS−POLLパケットを送信する。APは、このPS−POLLを受信するとSTAが受信可能状態と判断し、そのSTA宛のデータを送信する。データを受信したSTAは、データ受信完了の応答としてAPに対してACKパケットを送信する。このデータ受信のシーケンス中は、横棒(斜線部)で表されているように受信・送信に見合う消費電力がある。
本発明においては、データ受信のためのPS−POLL送信においてビーコン直後でなく、ある待ち時間後にPS−POLLを送信することにより、各々のSTAのPS−POLLが衝突する(競合する)ことが少なくなり、PS−POLL送信待ちによる消費電力を低減させることができる。
(実施の形態の動作の説明)
次に図5に、本発明のデータ送受信システムの競合回避制御方法を適用した無線LANの制御方法を説明するためのフローチャートを示す。
図4に、従来の無線LANの制御方法を説明するためのフローチャートを示す。
各STA(番号k(1以上の整数)が割り振られているものとする)は、まずビーコン(Beacon)を受信する(ステップS1)。
次に各STAはビーコンの内容を解析し、自STA宛のデータの有無を判断する(ステップS2)。
ステップS2で各STAはデータが無いと判断した場合(No)は、次のビーコン受信を待つ(ステップS1)。
各STAは、ステップS2でデータがあったと判断した場合には、APにSTAがデータ受信可能状態と通知するためにPS−POLLパケットを送信し(ステップS3)、データ(Data)を受信する(ステップS4)。
従来のSTAは、図4に見られるようにデータの有無判断後(ステップS2)、すぐにPS−POLL送信処理を行っていた。そのため、図2に見られるように複数のSTAへデータがある場合、同じタイミングでPS−POLLを送信しようとする(ステップS3)。従って、送信の優先権を取ったSTAはすぐに送信し処理を終了する。
しかし、優先権を取れなかったSTA2は、STA1のデータ受信処理が終了後、優先権を勝ち取り送信する予定であるが、送信するまでの待ち時間がわからないため、常にPS−POLLを送る準備をして待機している。そのために、このPS−POLL送信待ち時間分の電力を消費してしまっていた。
本発明においては、図5に見られるようにSTA1、STA2がデータ有無を判断した後、ランダム時間待つ(電波の状況監視、送信準備を行わず再起動できるだけの最低限度の状態で待機する)処理(Wait:ステップS12)を加えている。
このように各STAにランダムな待ち時間を加えることにより、図3に示すように各STAのPS−POLL送信開始タイミングがランダムになる。従って、各STAのPS−POLLが衝突することも少なくなり、PS−POLL送信を待つための時間が少なくなるため、消費電力の低減を行うことができる。
この時のPS−POLLの待ち時間の算出の式の一例は以下の数式(3)となる。
Wait=(Tb−Tb2)*RND()−Td …(3)
但し、Wait:前記端末が前記標識信号の受信処理を終了してから前記要求信号を前記基地局に送信するまでの時間
Tb:前記標識信号の周期
Tb2:前記端末が前記標識信号の受信処理を開始してから終了するまでの時間
Td:前記端末が前記基地局からのデータを受信する時間
RND():0以上1未満のランダム数を生成する関数
を満足する。
本数式(3)において、Tdは、自STAの予想データ受信時間である。予想データ受信時間とは、例えば、データの送受信に用いられるパケットのデータ長、転送速度で決まる時間をいい、上位アプリの種類(VoIPに用いられる音声データ、Webで用いられる画像データ)によって異なる。またPS−POLLの送信タイミングが次のビーコン処理にかからないように、Tb2をTbより差し引いている。Tdに関しては、無線LANを制御するホストCPU(APのCPU)は、現在どのようなデータが流れているか判断できるため、データ量に関しても統計数学的手法(度数分布、代表値等「例えば、一松 信他著「新数学事典」大阪書籍株式会社、1998年3月30日、p.633−636参照」)を用いることで予想する事が可能である。
度数分布の場合、縦軸を度数とし、横軸をデータ量として度数分布表を作成し、最大度数をとるデータ量の幅(階級値)を用いればよく、代表値の場合には、縦軸を度数とし、横軸をデータ量とした場合の最大データ量をとる値(最頻値)や平均値を用いればよい。
このビーコン時間(標識信号をAPが受信処理を開始してから終了するまでの時間)を差し引くことにより、次のビーコン処理にかかる頻度を少なくすることができ、消費電力の低減が期待できる。
ここで、乱数としてのRND()は、1次関数、2次関数、…、n次関数等の代数関数や、無理関数、三角関数、指数関数、対数関数等の超越関数を用いて値域が0以上1未満となるような新たな関数が用いられる。この際、乱数の分布に不均一性が生じるものでもよい。この場合にもPS−POLLの競合を回避することができるので問題はない。
例えば、RND()は数式(5)〜(10)若しくは数式(4)〜(10)の組み合わせで表されてもよい。
RND()=p/10n …(5)
但し、 p:図示しない乱数表から読み出したn桁の乱数
n:乱数の桁数
を満足する。
ここで、乱数表は各STAのメモリ内に格納されているものとし、CPUが乱数を読み出すものとする。
また、RND()は、例えば数式(6)〜(10)で表されてもよい。
RND()=|sinθ| …(6)
但し、 θ:π/2+2pπを除く乱数(ラジアン)
p:整数
を満足する。
RND()=|cosθ| …(7)
但し、 θ:2qπを除く乱数(ラジアン)
q:整数
を満足する。
尚、各STAにおいてRND()の初期値はそれぞれ異なっていることを前提としている。これは、RND()の初期値が同一の場合には全てのPS−POLLが競合してしまうためである。また、RND()は、疑似乱数、例えば任意の数列の中から選択された数値からなるものであってもよく、初期値は前述した各STA固有の値に基づいて異なる値となるようにそれぞれ設定されていてもよい。
RND()=e-x …(8)
但し、 x:0以上の乱数
を満足する。
RND()=logx …(9)
但し、 x:1以上e(自然対数の底2.718281…)未満の乱数
RND()=|x| …(10)
但し、 x:0以上1未満の乱数
(効果の説明)
以上説明したように、本実施の形態においては、以下に記載するような効果を奏する。
PS−POLLの送信タイミングに待ち時間を入れることにより、PS−POLL送信タイミングの衝突が減り、PS−POLL送信待ち時間(送信準備時間)が減るため消費電力の低減が図れる。
(本発明の他の実施の形態)
図6に、本発明の他の実施の形態を説明するためのシーケンス図を示す。
また、図7に、本発明の他の実施の形態を説明するためのフローチャートを示す。
まず、STA1(2)はビーコンを受信し(ステップS20)、自STAへのデータが有るか否かを判断し(ステップS21)する。
図7のステップS22に示すように、PS−POLL送信の優先権獲得の有無の判断を加える。STA1(2)は優先権を獲得した場合(ステップS22/Yes)は、従来通り待ち時間無くPS−POLLを送信し(ステップS23)、データを受信する(ステップS24)。STA1(2)は優先権を獲得できなかった場合(ステップS22/No)のみに、PS−POLLの送信に所定の待ち時間を加え(ステップS25)、待ち時間経過後PS−POLLを送信し(ステップS26)、データを受信する(ステップS27)。PS−POLLを送信するまでの間、STA1(2)は待機状態にあるので、消費電力を押さえることができる。
図6においては、STA1が優先権を獲得し、STA2がPS−POLL送信まで待ち時間が挿入されている。
この時のPS−POLLの送信待ち時間Waitの算出式は、以下の数式(4)となる。
Wait=(Tb−Tb2−Td2)*RND()+Td2−Td …(4)
但し、Wait:前記端末が前記標識信号の受信処理を終了してから前記要求信号を前記基地局に送信するまでの時間
Tb:前記標識信号の周期
Tb2:前記端末が前記標識信号の受信処理を開始してから終了するまでの時間
Td:前記端末が前記基地局からデータを受信する時間
Td2:優先権を獲得した他の端末のデータ受信予想時間
RND():0以上1未満のランダム数を生成する関数
を満足する。
このように構成することにより、一つのSTAはビーコン直後に固定される。そして、そのSTAのデータ処理時間分だけ遅らせてPS−POLLを送信するため、PS−POLLの衝突する確率がより低くなる。従って、本実施の形態によれば、消費電力の低減がより効果的に行われる。ただし、Td2の予想が難しいという点がある。
尚、本実施の形態では、PS−POLLの送信待ち時間Waitの算出式が数式(3)および数式(4)の場合で説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、数式(1)や数式(2)で表されるWaitであってもよい。
Wait=Tb*RND() …(1)
但し、Wait:前記端末が前記標識信号の受信処理を終了してから前記要求信号を前記基地局に送信するまでの時間
Tb:前記標識信号の周期
RND():0以上1未満のランダム数を生成する関数
を満足する。
この数式(1)で表される送信待ち時間WaitはAPからのビーコン送信時間と重複する場合を含むが、これらが重複する場合には、再度STAは再度待機して、改めてPS−POLLを送信すればよい。また、このような場合においても消費電力の低減が期待できる。
Wait=(Tb−Tb2)*RND() …(2)
但し、Wait:前記端末が前記標識信号の受信処理を終了してから前記要求信号を前記基地局に送信するまでの時間
Tb:前記標識信号の周期
Tb2:前記端末が前記標識信号の受信処理を開始してから終了するまでの時間
RND():0以上1未満のランダム数を生成する関数
を満足する。
また、送信待ち時間Waitを数式(11)
Wait=(Tb−Tb2−Td−Tds*m)*RND()+Td+Tds*m
…(11)
但し、 Tb:前記標識信号の周期
Tb2:前記端末が前記標識信号の受信処理を開始してから終了するまでの時間
RND():0以上1未満のランダム数を生成する関数
Tds:前記端末以外の他の端末の予想データ受信時間の一般化した値
を満足する。
としてもよく、この場合においても、PS−POLLの競合の回避と消費電力の低減が期待できる。
この場合、1回目に他のSTAに優先権を獲得されたSTAは、電波状況の監視を行わず、優先権の獲得ができなかったことが分かった時点で直ちに待機状態に切り替え、最初のビーコンから、数式(12)
Wait=(Tb−Tb2−Td−Tds)*RND()+Td+Tds
…(12)
で表される時間だけ待機した後で再度PS−POLLを送信する。2回目のPS−POLLを送信しても優先権を獲得できなかったらm回目のPS−POLLの送信待機時間は前述した数式(11)となり、これなら何度でもPS−POLLを送信することができる。
さらに、本実施の形態ではWaitの算出の際に乱数としてRND()を用いているが、{RND()}の代わりに{RND()}kや{RND()}/kや{RND()}1/kを用いてもよく、これらを組み合わせてもよい。このような場合であっても、同様に、PS−POLLの競合の回避と消費電力の低減が期待できる。
ところで、本実施の形態では、無線LANの場合で説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、有線のデータ送受信システムにも適用することができ、データ送受信システム用の端末や基地局にも適用してもよい。
従来の送受信システムとしての無線LANの制御方法を説明するためのシーケンス図である。 図2は、複数の端末に対する従来の無線LANの制御方法を説明するためのシーケンス図である。 本発明のデータ送受信システムの競合回避制御方法を適用した無線LANの一実施の形態を説明するためのシーケンス図である。 従来の無線LANの制御方法を説明するためのフローチャートである。 本発明のデータ送受信システムの競合回避制御方法を適用した無線LANの制御方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の他の実施の形態を説明するためのシーケンス図である。 本発明の他の実施の形態を説明するためのフローチャートである。 本発明の競合回避制御方法を適用した端末の一実施の形態を示すブロック図である。 本発明のデータ送受信システムの競合回避制御方法を適用した基地局としてのアクセスポイントの一実施の形態を示すブロック図である。
符号の説明
AP アクセスポイント(基地局)
STA1、STA2 端末

Claims (18)

  1. 基地局に複数の端末をそれぞれ接続し、各端末が該基地局からの標識信号を同時に受信してから次の標識信号を受信するまでの時間内に各端末がデータ受信の優先権を獲得する際の競合を回避するデータ送受信システムの競合回避制御方法において、
    前記各端末が前記基地局からデータを受信するための前記基地局への要求信号を送信する際に、前記各端末は、それぞれ所定の時間経過後に前記要求信号を送信し、前記各端末は、互いに異なるランダムな時間が経過した時刻に前記要求信号を前記基地局に送信し、
    前記ランダムな時間は、数式(2)
    Wait=(Tb−Tb2)*RND() …(2)
    但し、Wait:前記端末が前記標識信号の受信処理を終了してから前記要求信号を前記基地局に送信するまでの時間、
    Tb:前記標識信号の周期、
    Tb2:前記端末が前記標識信号の受信処理を開始してから終了するまでの時間、
    RND():0以上1未満のランダム数を生成する関数、
    を満足することを特徴とするデータ送受信システムの競合回避制御方法。
  2. 基地局に複数の端末をそれぞれ接続し、各端末が該基地局からの標識信号を同時に受信してから次の標識信号を受信するまでの時間内に各端末がデータ受信の優先権を獲得する際の競合を回避するデータ送受信システムの競合回避制御方法において、
    前記各端末が前記基地局からデータを受信するための前記基地局への要求信号を送信する際に、前記各端末は、それぞれ所定の時間経過後に前記要求信号を送信し、前記各端末は、互いに異なるランダムな時間が経過した時刻に前記要求信号を前記基地局に送信し、
    前記ランダムな時間は、数式(3)
    Wait=(Tb−Tb2)*RND()−Td …(3)
    但し、Wait:前記端末が前記標識信号の受信処理を終了してから前記要求信号を前記基地局に送信するまでの時間、
    Tb:前記標識信号の周期、
    Tb2:前記端末が前記標識信号の受信処理を開始してから終了するまでの時間、
    Td:前記端末が前記基地局からのデータを受信する時間、
    RND():0以上1未満のランダム数を生成する関数、
    を満足することを特徴とするデータ送受信システムの競合回避制御方法。
  3. 基地局に複数の端末をそれぞれ接続し、各端末が該基地局からの標識信号を同時に受信してから次の標識信号を受信するまでの時間内に各端末がデータ受信の優先権を獲得する際の競合を回避するデータ送受信システムの競合回避制御方法において、
    前記各端末が前記基地局からデータを受信するための前記基地局への要求信号を送信する際に、前記各端末は、それぞれ所定の時間経過後に前記要求信号を送信し、前記各端末は、互いに異なるランダムな時間が経過した時刻に前記要求信号を前記基地局に送信し、
    前記ランダムな時間は、数式(4)
    Wait=(Tb−Tb2−Td2)*RND()+Td2−Td …(4)
    但し、Wait:前記端末が前記標識信号の受信処理を終了してから前記要求信号を前記基地局に送信するまでの時間、
    Tb:前記標識信号の周期、
    Tb2:前記端末が前記標識信号の受信処理を開始してから終了するまでの時間、
    Td:前記端末が前記基地局からデータを受信する時間、
    Td2:優先権を獲得した他の端末のデータ受信予想時間、
    RND():0以上1未満のランダム数を生成する関数、
    を満足することを特徴とするデータ送受信システムの競合回避制御方法。
  4. 前記各端末は、互いに異なるランダムな時間が経過した時刻に前記要求信号を前記基地局に送信することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載のデータ送受信システムの競合回避制御方法。
  5. 前記疑似乱数の初期値を、前記各端末がそれぞれ有する固有の値に基づく値とすることを特徴とする請求項記載のデータ送受信システムの競合回避制御方法。
  6. 前記疑似乱数を、値域が0以上1未満である代数関数若しくは超越関数とすることを特徴とする請求項記載のデータ送受信システムの競合回避制御方法。
  7. 基地局と、該基地局にそれぞれ接続され、該基地局からの標識信号を同時に受信してから次の標識信号を受信するまでの時間内に前記基地局から優先権を獲得できたときには前記基地局からデータを受信し、前記優先権を獲得できなかったときには待機する複数の端末とを備えたデータ送受信システムであって、
    前記各端末は、前記基地局からデータを受信するための前記基地局への要求信号を送信する際に、それぞれ所定の時間経過後に前記要求信号を送信し、前記各端末は、互いに異なるランダムな時間が経過した時刻に前記要求信号を前記基地局に送信し、
    前記ランダムな時間は、数式(2)
    Wait=(Tb−Tb2)*RND() …(2)
    但し、Wait:前記端末が前記標識信号の受信処理を終了してから前記要求信号を前記基地局に送信するまでの時間、
    Tb:前記標識信号の周期、
    Tb2:前記端末が前記標識信号の受信処理を開始してから終了するまでの時間、
    RND():0以上1未満のランダム数を生成する関数、
    を満足することを特徴とするデータ送受信システム。
  8. 基地局と、該基地局にそれぞれ接続され、該基地局からの標識信号を同時に受信してから次の標識信号を受信するまでの時間内に前記基地局から優先権を獲得できたときには前記基地局からデータを受信し、前記優先権を獲得できなかったときには待機する複数の端末とを備えたデータ送受信システムであって、
    前記各端末は、前記基地局からデータを受信するための前記基地局への要求信号を送信する際に、それぞれ所定の時間経過後に前記要求信号を送信し、前記各端末は、互いに異なるランダムな時間が経過した時刻に前記要求信号を前記基地局に送信し、
    前記ランダムな時間は、数式(3)
    Wait=(Tb−Tb2)*RND()−Td …(3)
    但し、Wait:前記端末が前記標識信号の受信処理を終了してから前記要求信号を前記基地局に送信するまでの時間、
    Tb:前記標識信号の周期、
    Tb2:前記端末が前記標識信号の受信処理を開始してから終了するまでの時間、
    Td:前記端末が前記基地局からのデータを受信する時間、
    RND():0以上1未満のランダム数を生成する関数、
    を満足することを特徴とするデータ送受信システム。
  9. 基地局と、該基地局にそれぞれ接続され、該基地局からの標識信号を同時に受信してから次の標識信号を受信するまでの時間内に前記基地局から優先権を獲得できたときには前記基地局からデータを受信し、前記優先権を獲得できなかったときには待機する複数の端末とを備えたデータ送受信システムであって、
    前記各端末は、前記基地局からデータを受信するための前記基地局への要求信号を送信する際に、それぞれ所定の時間経過後に前記要求信号を送信し、前記各端末は、互いに異なるランダムな時間が経過した時刻に前記要求信号を前記基地局に送信し、
    前記ランダムな時間は、数式(4)
    Wait=(Tb−Tb2−Td2)*RND()+Td2−Td …(4)
    但し、Wait:前記端末が前記標識信号の受信処理を終了してから前記要求信号を前記基地局に送信するまでの時間、
    Tb:前記標識信号の周期、
    Tb2:前記端末が前記標識信号の受信処理を開始してから終了するまでの時間、
    Td:前記端末が前記基地局からデータを受信する時間、
    Td2:優先権を獲得した他の端末のデータ受信予想時間、
    RND():0以上1未満のランダム数を生成する関数、
    を満足することを特徴とするデータ送受信システム。
  10. 前記各端末は、互いに異なるランダムな時間が経過した時刻に前記要求信号を前記基地局に送信するようにしたことを特徴とする請求項7から9のいずれか1項記載のデータ送受信システム。
  11. 前記疑似乱数の初期値は、前記各端末がそれぞれ有する固有の値に基づく値であることを特徴とする請求項10記載のデータ送受信システム。
  12. 前記疑似乱数は、値域が0以上1未満である代数関数若しくは超越関数としたことを特徴とする請求項11記載のデータ送受信システム。
  13. 基地局にそれぞれ接続され、該基地局からの標識信号を同時に受信してから次の標識信号を受信するまでの時間内に前記基地局から優先権を獲得できたときには前記基地局からデータを受信し、前記優先権を獲得できなかったときには待機するデータ送受信システム用端末であって、
    前記基地局からデータを受信するための前記基地局への要求信号を送信する際に、それぞれ所定の時間経過後に前記要求信号を送信し、互いに異なるランダムな時間が経過した時刻に前記要求信号を前記基地局に送信し、
    前記ランダムな時間は、数式(2)
    Wait=(Tb−Tb2)*RND() …(2)
    但し、Wait:前記端末が前記標識信号の受信処理を終了してから前記要求信号を前記基地局に送信するまでの時間、
    Tb:前記標識信号の周期、
    Tb2:前記端末が前記標識信号の受信処理を開始してから終了するまでの時間、
    RND():0以上1未満のランダム数を生成する関数、
    を満足することを特徴とするデータ送受信システム用端末。
  14. 基地局にそれぞれ接続され、該基地局からの標識信号を同時に受信してから次の標識信号を受信するまでの時間内に前記基地局から優先権を獲得できたときには前記基地局からデータを受信し、前記優先権を獲得できなかったときには待機するデータ送受信システム用端末であって、
    前記基地局からデータを受信するための前記基地局への要求信号を送信する際に、それぞれ所定の時間経過後に前記要求信号を送信し、互いに異なるランダムな時間が経過した時刻に前記要求信号を前記基地局に送信し、
    前記ランダムな時間は、数式(3)
    Wait=(Tb−Tb2)*RND()−Td …(3)
    但し、Wait:前記端末が前記標識信号の受信処理を終了してから前記要求信号を前記基地局に送信するまでの時間、
    Tb:前記標識信号の周期、
    Tb2:前記端末が前記標識信号の受信処理を開始してから終了するまでの時間、
    Td:前記端末が前記基地局からのデータを受信する時間、
    RND():0以上1未満のランダム数を生成する関数、
    を満足することを特徴とするデータ送受信システム用端末。
  15. 基地局にそれぞれ接続され、該基地局からの標識信号を同時に受信してから次の標識信号を受信するまでの時間内に前記基地局から優先権を獲得できたときには前記基地局からデータを受信し、前記優先権を獲得できなかったときには待機するデータ送受信システム用端末であって、
    前記基地局からデータを受信するための前記基地局への要求信号を送信する際に、それぞれ所定の時間経過後に前記要求信号を送信し、互いに異なるランダムな時間が経過した時刻に前記要求信号を前記基地局に送信し、
    前記ランダムな時間は、数式(4)
    Wait=(Tb−Tb2−Td2)*RND()+Td2−Td …(4)
    但し、Wait:前記端末が前記標識信号の受信処理を終了してから前記要求信号を前記基地局に送信するまでの時間、
    Tb:前記標識信号の周期、
    Tb2:前記端末が前記標識信号の受信処理を開始してから終了するまでの時間、
    Td:前記端末が前記基地局からデータを受信する時間、
    Td2:優先権を獲得した他の端末のデータ受信予想時間、
    RND():0以上1未満のランダム数を生成する関数、
    を満足することを特徴とするデータ送受信システム用端末。
  16. 基地局にそれぞれ接続され、該基地局からの標識信号を同時に受信してから次の標識信号を受信するまでの時間内に前記基地局から優先権を獲得できたときには前記基地局からデータを受信し、前記優先権を獲得できなかったときには待機するデータ送受信システム用端末であって、
    前記基地局からデータを受信するための前記基地局への要求信号を送信する際に、それぞれ所定の時間経過後に前記要求信号を送信し、互いに異なるランダムな時間が経過した時刻に前記要求信号を前記基地局に送信し、
    前記ランダムな時間は、数式(11)
    Wait
    =(Tb−Tb2−Td−Tds*m)*RND()+Td+Tds*m
    …(11)
    但し、 Tb:前記標識信号の周期、
    Tb2:前記端末が前記標識信号の受信処理を開始してから終了するまでの時間、
    RND():0以上1未満のランダム数を生成する関数、
    Tds:前記端末以外の他の端末の予想データ受信時間の一般化した値、
    を満足することを特徴とするデータ送受信システム用端末。
  17. 前記疑似乱数の初期値は、前記各端末がそれぞれ有する固有の値に基づく値としたことを特徴とする請求項13から16のいずれか1項記載のデータ送受信システム用端末。
  18. 前記疑似乱数は、値域が0以上1未満である代数関数若しくは超越関数であることを特徴とする請求項17記載のデータ送受信システム用端末。
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