JP4324493B2 - 狭隘部での探傷を行う検査装置 - Google Patents

狭隘部での探傷を行う検査装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4324493B2
JP4324493B2 JP2004047983A JP2004047983A JP4324493B2 JP 4324493 B2 JP4324493 B2 JP 4324493B2 JP 2004047983 A JP2004047983 A JP 2004047983A JP 2004047983 A JP2004047983 A JP 2004047983A JP 4324493 B2 JP4324493 B2 JP 4324493B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inspection
cylindrical portion
drive unit
inspection apparatus
base plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004047983A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005241285A (ja
Inventor
靖宏 馬渕
泰一郎 山田
典 佐々木
宏和 長岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi GE Nuclear Energy Ltd
Original Assignee
Hitachi GE Nuclear Energy Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi GE Nuclear Energy Ltd filed Critical Hitachi GE Nuclear Energy Ltd
Priority to JP2004047983A priority Critical patent/JP4324493B2/ja
Publication of JP2005241285A publication Critical patent/JP2005241285A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4324493B2 publication Critical patent/JP4324493B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Description

本発明は、検査ヘッドを狭隘部に遠隔にて挿入して検査を行う検査装置に係り、特に二重円筒構造の内側円筒部と外側円筒部の間隙部に検査ヘッドを挿入して探傷を行えるようにした検査装置に関する。
改良型沸騰水型原子炉(ABWR)は従来の沸騰水型原子炉(BWR)の外部に設置している再循環系ポンプをインターナルポンプ(RIP)として原子炉内部に設置することにより、再循環系の配管を削除して信頼性向上、検査時の被ばく低減を図っているものである。インターナルポンプは下鏡板86の外周部に複数取付けられている。
図11は従来技術におけるインターナルポンプと下鏡板の取付け部の構造を示す断面図である。図11において、下鏡板86の外周にRIPノズル92が取付けられ、また、不図示のインターナルポンプの外部にはRIPケーシング88が形成されている。RIPノズル92は、外部円筒105に上部が内部円筒106で構成された二重管構造となっており、その内部円筒106の下端部にRIPケーシング88が取付けられている。外部円筒105と内部円筒106には二重管間隙部90が存在する。
RIPノズル92とRIPケーシング88の取付けは溶接にて行われているため、RIP溶接部89の検査を行う場合、検査ヘッドをスカート開口部93より進入させて、二重管間隙部90を通過してRIP溶接部89にアクセスして検査を行う必要がある。また、RIPケーシング88は地震時等に発生する水平方向の振れを抑制するため、振れ止め部94をRIPノズル92の外側円筒部105の内面に接触するように設けている。
上述したような二重管間隙部における溶接部を点検する装置としては、特許文献1に示されるような検査装置が提案されている。この検査装置は昇降しない旋回リング内に検査ヘッドの昇降部を設け、この昇降部の駆動によって検査ヘッドを溶接部まで上昇させてアクセスし、旋回リングより上部に水を充填させて検査ヘッドを走査し溶接部を検査するものである。
特開2000−304887
しかしながら、特許文献1に示すような従来技術において、図11を参照して課題を説明すると、RIP溶接部89を検査する場合、検査ヘッドをスカート開口部93より進入させて、二重管間隙部90を通過してRIP溶接部89にアクセスして検査を行う必要があるため、狭隘な二重管間隙部90に入り込む部分の機構部をコンパクト化しなければならず、その場合に強度や検査ヘッドの位置決めに求められる剛性が低下するという課題がある。
また、二重管の外側円筒部105と内側円筒部106の中心位置に取付け誤差がある場合、検査装置がスムーズにRIP溶接部89までアクセスして検査が行い難いという課題がある。さらに、旋回リングより上部に水を充填させて検査ヘッドを走査する場合、スカート開口部93や旋回リングの下部へ水が出ないように密閉構造を用いる必要がある。
本発明の目的は、外側円筒と内側円筒で形成される狭隘な二重管間隙部において、円滑に検査ヘッドを検査部位までアクセスさせ、検査ヘッドを検査部位に押し当てて接触媒質(例、水)を供給充填して検査を行い、また、検査装置の同一設定箇所で検査範囲を必要に応じて拡大することのできる検査装置を提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明は主として次のような構成を採用する。
外側円筒部と内側円筒部との間に形成される二重管間隙部に検査ヘッドを昇降及び回転させて前記内側円筒部の被検査部を検査する検査装置であって、
固定基板に設置された昇降駆動部と、前記昇降駆動部の駆動によって昇降するベースプレートと、前記ベースプレートと連結して昇降する昇降テーブルと、前記ベースプレートに設けられた回転駆動部と、前記昇降テーブル上に回転自在に保持されるリング軌道と、前記リング軌道に検査アームを介し取付けられる検査ヘッドと、を備え、
前記昇降駆動部による昇降によって前記昇降テーブルと前記リング軌道とを前記二重管間隙部内で昇降させるとともに、前記回転駆動部の回転によって前記リング軌道を回転させ、前記検査ヘッドを前記二重管間隙部に沿って昇降及び回転させ、
前記外側円筒部に所定高さを有する開口部を設け、
前記開口部に前記リング軌道を回転駆動する前記回転駆動部を配置し、
前記開口部の下端と上端間の距離で前記回転駆動部の昇降の下限と上限を規定する構成とする。
また、検査装置において、前記ベースプレートは、上部ベースプレートと下部ベースプレートを有し、前記上部と下部のベースプレート間に平面上で移動自在なスライドテーブルを介在させ、前記スライドテーブルの移動自在性によって前記昇降テーブルと前記リング軌道を前記二重間隙部の形状に追従させる構成とする。
また、前記検査装置において、前記検査ヘッドは、振動波を発生する振動子を有した探触子と、前記探触子を前記内側円筒部に対向配置させるシューと、前記振動波を伝搬する接触媒質を供給する供給口と、を備え、前記シューと前記探触子と前記内側円筒部で囲まれた空間部を前記接触媒質で充満させる構成とする。
本発明によれば、RIPノズルとRIPケーシングにより構成される二重管間隙部に必要最低限の機構部及び検査ヘッドを挿入させてRIP溶接部の検査を行うことができる。
また、検査ヘッドの駆動部を二重管間隙部の外部に設けることができるので、駆動部の強度向上、メンテナンス性の向上を図ることができる。
また、駆動部に対し円筒部の位置が変化しても、円筒表面をガイドとして検査ヘッドを追従させながら動作させることができるので、RIPノズルやRIPケーシングと駆動装置との芯調整作業の低減及び検査ヘッドが安定走行して検査を行うことができる。
また、検査ヘッドをRIPノズル内側へ突張ることによりRIPケーシング外側へ押付けることができるので、検査ヘッドと検査表面の間隔を一定に保った状態で検査を行うことができる。
また、検査ヘッドより直接接触媒質が探触子に供給されるので、効率よく接触媒質を供給することができる。
また、検査ヘッドを複数配置することにより必要な点検範囲を一度の駆動装置の探傷走査により実施することができる。
本発明の実施形態に係る検査装置について、図1〜図10を参照しながら以下詳細に説明する。図1は本発明の実施形態に係る検査装置と検査対象の二重管間隙部を有する全体構造を示す斜視図であり、図2は本実施形態に係る検査装置における昇降駆動部、回転駆動部及びX−Yスライドテーブルの構造を示す斜視図であり、図3は本実施形態に係る検査装置における昇降テーブル、リング軌道及びそれらの連結構造を示す図である。また、図4はリング軌道に設けられた検査アームと検査ヘッドの全体構造を示す図であり、図5は検査ヘッドにおける探触子の構造を示す図である。
図1及び図2において、本実施形態に係る検査装置は、インターナルポンプ(RIP)ケーシング88を形成する内側円筒部106の外周に配置されるリング状の昇降テーブル1と、昇降テーブル1上に回転自在に保持されるリング軌道2と、リング軌道2上に設置され先端側に検査ヘッド7を取り付けた検査アームと3、RIPノズル92下部に設けられたねじ穴を用いてRIPノズル92へ取り付ける検査装置取付ベース4と、検査装置取付ベース4に設置する昇降駆動部5と、昇降駆動部5を平面上に移動自在に保持するX−Yスライドテーブル8と、リング軌道2に設けられたラック44とギアB76による噛みあいによりリング軌道2を回転させる回転駆動部6と、検査アーム3上に取付けられた検査ヘッド7と、を備えている。
図3において、昇降テーブル1は、スカート開口部93から挿入する分割型のリング状プレートであり、スカート開口部93から分割して挿入しながら各々をボルトで連結することにより、リング形状を形成する。また、昇降テーブル1内周には、昇降テーブル1の昇降時におけるRIPケーシング88の円周面と昇降テーブル1内周の摺動抵抗減少を目的とした小型ローラ31とを有し、昇降テーブル1下面には、振れ止め部94のテーパ上を安定して走行するための円錐状のローラ33を配し、且つ昇降テーブル1上縁部にはリング軌道2の浮上り防止用のツメ状突起32を有する。
昇降テーブル1は、後述する回転駆動部6の上部ベースプレート75と連結され、検査ヘッドを含むリング軌道2を昇降させる。リング軌道2は昇降テーブル1と同様に、スカート開口部93へ挿入できるように分割型のリング状形状を有しており、リング軌道2の下線部に設けた溝42と昇降テーブル1のツメ状突起32とが嵌合することにより、昇降テーブル1とリング軌道2は一体となり駆動中の分離を防止するとともに、軌道下面に設けたローラ43により、昇降テーブル1上を滑らかに走行する。
リング軌道2外周にはラック44を設け、後述する回転駆動部6のギアB76と噛合わせることにより、昇降テーブル1上を回転する。また、リング軌道2上には、軌道位置からRIP溶接部89近傍まで検査ヘッド7をオフセットさせる検査アーム3の取付用ねじ穴が設けられる。
また、図4と図5をも参照すると、検査アーム3は、二重円筒部の隙間部90の狭隘部へ挿入して、リング軌道2位置からRIP溶接部(ノズル溶接線)89の近傍まで検査ヘッド7を接近させるため、スカート開口部93(図11参照)高さ以下の長さのプレート21をレバー29の操作にてロック可能なヒンジ28で多段連結した構造を有する。即ち、図4に示すプレート21をヒンジ28で多段連結することで検査ヘッド7のリング軌道2からの高さを決めることができる。検査ヘッドはプレート21上に設置される。
また、検査ヘッド7は、検査ヘッドホルダ22と、探触子25を安定して押し付けるための水平/垂直への回転支持をするジンバル機構23を備え、さらに、探触子の音波の伝達手段としての接触媒質(例えば、水)を検査面へ供給するため、供給ホース27及び接触媒質供給出口26を有しており、検査ヘッドホルダ22の左右両端部には外側円筒部105(図11参照)内面へ押付けるためのボールプランジャ24が取り付けられ、探触子25が検査面へ押付けられる構造となっている。そして、プレート21に取り付けられた検査ヘッド7は、ヒンジ8を介し複数個連結することにより昇降方向の検査範囲を拡大できる構造であり、図4は例示として2個の検査ヘッド7を設けた構造を示している。
さらに、検査ヘッドの一構成要素である探触子とシューと水供給口の構造を図5に示しており、図示するように、シューと探触子25と検査面で囲まれた空間に水供給口から水を供給してこの空間を水密部(水溜まり部)として振動子による振動を伝達するようになっている。
翻って、図2において、昇降駆動部5は固定プレート57を介し検査装置取付ベース4へ取付けられる。昇降駆動部5は、昇降用駆動モータ52、ギア53、ナット58、及びボールネジ54を配置し、昇降駆動用モータ52を回転駆動することでギア53に回転動力を伝達し、ナット58を回転させボールネジ54を昇降させる。図示のように、昇降テーブルを昇降させる昇降駆動部を二重管の外部に設置して、外部より昇降テーブル及びリング軌道を昇降させる。
ボールネジ54の上端部は、下部ベースプレート59が取付けられる。また、固定プレート57には、昇降する下部ベースプレート59の回転を拘束し昇降をガイドするための昇降用ガイドレール51を2本設ける。このような構成によって、下部ベースプレート59は昇降駆動用モータ52の駆動により、昇降用ガイドレール51に沿って昇降する。なお、昇降駆動用モータ52には昇降駆動用モータ52の回転を検出するエンコーダ55、昇降用ガイドレール51には下部ベースプレート59のオーバーランを防止するための図示しないリミットスイッチがそれぞれ設けられている。
また、X−Yスライドテーブル8は、下部ベースプレート59及び上部べースプレー75間に前後方向スライドレール63と左右方向スライドレール64を各2本づつ十字方向に挟み込んだ構造を有している。下部プレート59と上部プレート75をX−Y方向に自由にスライド可能な状態とすることにより、上部と下部プレート間の自在な水平移動を可能とする。
上述した構成により、昇降駆動部5の位置に影響されること無く、回転駆動部6に接続される上部ベースプレート75は、外力に追従して(外側円筒部105及び内側円筒部106への当接に倣って)水平方向へ独立してシフトすることが可能となり、図6に示すようにRIPケーシング88の円筒軸心と昇降テーブル1、リング軌道2の軸心がずれていたとしても、X−Yスライドテーブル8の動作により軸心ズレを吸収して検査ヘッド7を昇降、回転させることができる。図6には、二重管間隙部を昇降テーブルが上昇する際におけるRIPケーシング(内側円筒部)外周に追従する昇降テーブル昇降状況を示す図である。
回転駆動部6は、図2に示すように、昇降テーブル1とのネジ連結により一体化するべースプレート75上にリング軌道2に設けられたラック44に噛みあうギアB76、ギアB76に噛みあうギアA72、ギアA72を回転させる回転駆動用モータ71、を備えている。なお、回転駆動モータ71には回転位置検出エンコーダ73を配置し、モータ回転数により回転角を検出すると同時に、ギアA72と噛合うギアC77を経由してリング軌道2の回転端を検出する回転端検出機構74を備える。
昇降テーブル1及びリング軌道2は、昇降駆動用モータ52の動作によりX−Yスライドテーブル8とともにRIPケーシング88に沿って水平自在に移動し、かつ回転駆動用モータ71の動作により、リング軌道2が回転し、上述した動作により検査ヘッド7がノズル溶接部89に沿って回転する。
次に、本発明の実施形態に係る検査装置の動作及び機能について、図7〜図10を参照しながら説明する。図7は本実施形態に係る検査装置によるRIP溶接部の検査状況を表す図である。図8は本実施形態に係る検査装置の検査ヘッドが最上部に移動した場合における検査状況を表す図であり、図9は本実施形態に係る検査装置の検査ヘッドが最下部に移動した場合における検査状況を表す図である。図10は本実施形態に係る検査装置の検査ヘッドを対向して取り付ける一探傷手法の検査状況を表す図である。
図示されていない制御装置の命令により、昇降駆動部5が動作し、昇降テーブル1及びリング軌道2が昇降する。リング軌道2は同様に回転駆動部6の動作により回転する。このような動作により、検査ヘッド7は検査アーム3とともに昇降及び回転を行う。検査ヘッド7の昇降範囲は、昇降駆動部5及び回転駆動部6が二重管間隙部90の外部に設置されているため、スカート開口部93の開口高さ100に依存する。そのため、検査ヘッド7を検査アーム3へ複数個配置することにより、必要な検査範囲をカバーすることができる。図7に示すように、開口部にリング軌道2を駆動する回転駆動部を配置し、開口部の下端と上端間の距離(開口高さ100)で回転駆動部の昇降の下限と上限を規定している。
図8にノズル溶接部89を検査し、検査ヘッド7が最上部にある場合の配置構成を示す。ノズル溶接部89について必要な体積検査範囲110を検査する場合、図8に示すような位置に検査ヘッド(1)115及び検査ヘッド(2)116を検査アーム3に設置する。図示するように昇降テーブル1がスカート開口部93(図7参照)の上端面にある場合、検査ヘッド(1)115より出される超音波ビーム(1)111が体積検査範囲110の上端部に到達する。その後、昇降駆動部5の動作により昇降テーブル1を下降させて図9に示す状態にした場合、超音波ビーム(1)111は必要な体積検査範囲110の全てを通過しないが、通過しない部分については検査ヘッド(2)116より出される超音波ビーム(2)112が通過するため、必要な体積検査範囲110をカバーすることができる。
また、図10に示すように検査ヘッド7を2つ対向して取付けた場合は(2つの検査ヘッドからの超音波ビーム111と112が検査すべき溶接部位で合わさる)、超音波探傷手法の一つであるTOFD(Time Of Flight Diffraction)として検査を行うことが可能である。
本発明の実施形態に係る検査装置と検査対象の二重管間隙部を有する全体構造を示す斜視図である。 本実施形態に係る検査装置における昇降駆動部、回転駆動部及びX−Yスライドテーブルの構造を示す斜視図である。 本実施形態に係る検査装置における昇降テーブル、リング軌道及びそれらの連結構造を示す図である。 本実施形態に関するリング軌道に設けられた検査アームと検査ヘッドの全体構造を示す図である。 本実施形態に関する検査ヘッドにおける探触子の構造を示す図である。 本実施形態に関する昇降テーブルが二重管間隙部を上昇する際におけるRIPケーシング(内側円筒部)外周に追従する昇降テーブル昇降状況を示す図である。 本実施形態に係る検査装置によるRIP溶接部の検査状況を表す図である。 本実施形態に係る検査装置の検査ヘッドが最上部に移動した場合における検査状況を表す図である。 本実施形態に係る検査装置の検査ヘッドが最下部に移動した場合における検査状況を表す図である。 図10は本実施形態に係る検査装置の検査ヘッドを対向して取り付ける一探傷手法の検査状況を表す図である。 従来技術におけるインターナルポンプと下鏡板の取付け部の構造を示す断面図である。
符号の説明
1 昇降テーブル 2 リング軌道
3 検査アーム 4 検査装置取付ベース
5 昇降駆動部 6 回転駆動部
7 検査ヘッド 8 X−Yスライドテーブル
21 プレート 22 検査ヘッドホルダ
23 ジンバル 24 ボールプランジャ
25 探触子 26 接触媒質供給出口
27 ホース 28 ヒンジ
29 レバー 31 小型ローラ
32 ツメ状突起 33 円錐状ローラ
42 溝 43 ローラ
44 ラック 51 昇降用ガイドレール
52 昇降駆動用モータ 53 ギア
54 ボールネジ 55 エンコーダ
57 固定プレート 58 ナット
59 下部べースプレート 63 前後方向スライドレール
64 左右方向スライドレール 71 回転駆動用モータ
72 ギアA 73 回転位置検出エンコーダ
74 回転端検出機構 75 上部ベースプレート
76 ギアB 77 ギアC
86 下鏡板 88 RIPケーシング
89 RIP溶接部 90 二重管間隙部
92 インターナルポンプノズル 93 スカート開口部
94 振れ止め部 100 開口高さ
105 外側円筒部 106 内側円筒部
110 体積検査範囲 111 超音波ビーム(1)
112 超音波ビーム(2) 115 検査ヘッド(1)
116 検査ヘッド(2)

Claims (6)

  1. 外側円筒部と内側円筒部との間に形成される二重管間隙部に検査ヘッドを昇降及び回転させて前記内側円筒部の被検査部を検査する検査装置であって、
    固定基板に設置された昇降駆動部と、前記昇降駆動部の駆動によって昇降するベースプレートと、前記ベースプレートと連結して昇降する昇降テーブルと、前記ベースプレートに設けられた回転駆動部と、前記昇降テーブル上に回転自在に保持されるリング軌道と、前記リング軌道に検査アームを介し取付けられる検査ヘッドと、を備え、
    前記昇降駆動部による昇降によって前記昇降テーブルと前記リング軌道とを前記二重管間隙部内で昇降させるとともに、前記回転駆動部の回転によって前記リング軌道を回転させ、前記検査ヘッドを前記二重管間隙部に沿って昇降及び回転させ、
    前記外側円筒部に所定高さを有する開口部を設け、
    前記開口部に前記リング軌道を回転駆動する前記回転駆動部を配置し、
    前記開口部の下端と上端間の距離で前記回転駆動部の昇降の下限と上限を規定する
    ことを特徴とする検査装置。
  2. 請求項において、
    前記ベースプレートは、上部ベースプレートと下部ベースプレートを有し、
    前記上部と下部のベースプレート間に平面上で移動自在なスライドテーブルを介在させ、
    前記スライドテーブルの移動自在性によって前記昇降テーブルと前記リング軌道を前記二重間隙部の形状に追従させる
    ことを特徴とする検査装置。
  3. 請求項1又は2において、
    前記検査ヘッドは、振動波を発生する振動子を有した探触子と、前記探触子を前記内側円筒部に対向配置させるシューと、前記振動波を伝搬する接触媒質を供給する供給口と、を備え、
    前記シューと前記探触子と前記内側円筒部で囲まれた空間部を前記接触媒質で充満させる
    ことを特徴とする検査装置。
  4. 請求項1、2又は3において、
    前記検査ヘッドは、前記外側円筒部の内周面を押し付ける押し付け手段を備え、前記押し付け手段によって前記検査ヘッドを前記内側円筒部の外周面に常時当接させ得る
    ことを特徴とする検査装置。
  5. 請求項1又は2において、
    前記検査アームは、所定長さのプレートを連結手段で連結した多段連結する構造であり、
    前記検査ヘッドは前記プレート上に搭載される
    ことを特徴とする検査装置。
  6. 請求項1又は2において、
    前記検査アームの昇降方向に前記検査ヘッドを複数個搭載して検査範囲を拡大することを特徴とする検査装置。
JP2004047983A 2004-02-24 2004-02-24 狭隘部での探傷を行う検査装置 Expired - Lifetime JP4324493B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004047983A JP4324493B2 (ja) 2004-02-24 2004-02-24 狭隘部での探傷を行う検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004047983A JP4324493B2 (ja) 2004-02-24 2004-02-24 狭隘部での探傷を行う検査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005241285A JP2005241285A (ja) 2005-09-08
JP4324493B2 true JP4324493B2 (ja) 2009-09-02

Family

ID=35023184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004047983A Expired - Lifetime JP4324493B2 (ja) 2004-02-24 2004-02-24 狭隘部での探傷を行う検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4324493B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7421915B2 (en) * 2006-03-24 2008-09-09 The Tokyo Electric Power Company, Incorporated Nondestructive inspection apparatus
JP2008175551A (ja) * 2007-01-16 2008-07-31 Tokyo Electric Power Co Inc:The 配管点検システム及び方法
US9181465B2 (en) 2009-11-20 2015-11-10 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Temperature change compositions and tissue products providing a cooling sensation
HUE035015T2 (en) * 2014-11-08 2018-03-28 Westinghouse Electric Germany Thin screening system
CN107344662A (zh) * 2017-08-04 2017-11-14 宁波天伟汽车部件有限公司 一种汽车零部件仓库码垛的移动式高空升降操作平台

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005241285A (ja) 2005-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109358115B (zh) 核主泵法兰螺栓在线超声检测装置及检测方法
US5586155A (en) Narrow access scanning positioner for inspecting core shroud in boiling water reactor
CN108269626B (zh) 核反应堆蒸汽发生器竖直接管内壁的超声检查系统
US5028381A (en) Device for the ultrasonic non-destructive testing of a circular weld inside a steam generator tube
TWI702616B (zh) 檢查核反應器之裝置及其方法
JP4324493B2 (ja) 狭隘部での探傷を行う検査装置
JP2002311183A (ja) 原子炉ジェットポンプのディフューザの遠隔自動検査具
US4158309A (en) Variable mounting assembly for transducers employed in nuclear reactor vessel inspection apparatus
JP7389196B2 (ja) 往復移動装置
JPH08240690A (ja) シュラウド検査装置
KR100915719B1 (ko) 소형 노즐의 내표면 클래딩 장치, 그것을 이용한 내표면클래딩 방법 및 소형 노즐의 접합 구조
JP5090952B2 (ja) 超音波探傷装置
US9318226B2 (en) Apparatus and method to inspect, modify, or repair nuclear reactor core shrouds
EP2492918A1 (en) In-reactor piping work device and in-reactor piping work method
US4149935A (en) Pressurized cabling and junction boxes for nuclear reactor vessel inspection apparatus
CN111430053B (zh) 用于反应堆压力容器上螺栓孔的自动检测装置
JP2007155402A (ja) 炉内構造物点検装置
JP3710539B2 (ja) 遠隔炉内作業装置およびその作業方法
US4165254A (en) Pulley system including emergency locking means for nuclear reactor vessel inspection apparatus
KR200216705Y1 (ko) 원자로 클로우저 헤드의 검사장치
JP2005227020A (ja) 原子炉圧力容器内の点検・補修装置及び方法
JP4987388B2 (ja) アニュラス部への機器アクセス装置
JPH07209261A (ja) 原子炉圧力容器の検査装置
JP4000032B2 (ja) 炉底部作業装置および作業方法
JP3288924B2 (ja) 原子炉の炉内検査装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060220

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20071207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080811

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090326

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090526

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090608

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4324493

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120612

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120612

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130612

Year of fee payment: 4

EXPY Cancellation because of completion of term